JP2009012304A - 樹脂封止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの高精度な受け渡しと、のワークの受け渡し場所(例えば複数の金型)間の傾き等の調整作業の簡略化を可能とする。
【解決手段】所定のワークを保持して複数の金型106から搬送するアンローダ140を備えた樹脂封止装置100であって、アンローダ140が、アーム部142と、該アーム部142に支持され且つワークを保持可能なチャック部146と、を備え、複数の金型106には、ワークの受け渡し時におけるチャック部146の高さ方向の位置を管理するために規定の高さに管理された複数の基準面106Dがそれぞれ設けられ、チャック部146が、ワークの受け渡し時に基準面106Dに当接可する複数の当接部147Bを備え、且つ、アーム部142に対して傾くことが可能に構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体チップ等を樹脂にて封止する樹脂封止装置の技術分野に関する。
樹脂封止前の被成形品、樹脂、更には樹脂封止後の成形品などのワークをある場所からその他の場所へと搬送するローダ、アンローダ等の搬送機構を備えた樹脂封止装置として特許文献1に記載される樹脂封止装置が公知である。
この樹脂封止装置では、金型をユニット単位で増設可能として構成されており、適宜増減された金型ユニットに対して、ローダやアンローダがワークを搬送している。
特開2001−300975号公報
特許文献1に記載される樹脂封止装置では、それぞれ1つのローダが複数の金型に対してワークを搬入し、また、1つのアンローダが複数の金型からワークを搬出している。
しかしながら、搬送機構によるワークの受け渡し場所の数が多くなるに従って、それぞれの受け渡し場所における調整作業が困難となるという問題点がある。例えば、ユニット単位で構成された金型は、ユニット毎に微妙に異なる傾きを有している場合がある。これらの傾きを全て統一する(例えば全て同じ高さで水平に調整する)のは非常に困難且つ手間がかかる。一方、ある程度まで金型側を調整し、残りの誤差分をローダやアンローダ等の搬送機構側で吸収するべく中立位置となるように調整すれば、調整の時間や手間はある程度低減できるものの、「ワークの高精度な受け渡し」という観点からは必ずしも満足できるレベルに達していなかった。
本発明は、このような問題点を解決するべくなされたものであって、樹脂封止装置において、ワークの高精度な受け渡しと、受け渡し場所(例えば複数の金型)間の傾き等の調整作業の簡略化の両立を可能とすることをその課題としている。
本発明は、所定のワークを保持して第1の場所から第2の場所へと搬送する搬送機構を備えた樹脂封止装置であって、前記搬送機構が、アーム部と、該アーム部に支持され且つ前記ワークを保持可能な保持部と、を備え、前記第1の場所および第2の場所には、前記ワークの受け渡し時における前記保持部の高さ方向の位置を管理するために規定の高さに管理された複数の基準面がそれぞれ設けられ、前記保持部が、前記ワークの受け渡し時に前記基準面に当接する複数の当接部を備え、且つ、前記アーム部に対して傾くことを可能
とすることにより上記課題を解決するものである。
また本発明は、所定のワークを保持して第1、第2の場所(例えば第1、第2の金型)から他の場所(例えば冷却部)へと、または、他の場所(例えばプレヒート部)から第1、第2の場所(例えば第1、第2の金型)へと搬送する搬送機構を備えた樹脂封止装置であって、前記搬送機構が、アーム部と、該アーム部に支持され且つ前記ワークを保持可能な保持部と、を備え、前記第1の場所および第2の場所には、前記ワークの受け渡し時における前記保持部の高さ方向の位置を管理するために規定の高さに管理された複数の基準面がそれぞれ設けられ、前記保持部が、前記ワークの受け渡し時に前記基準面に当接する複数の当接部を備え、且つ、前記アーム部に対して傾くことを可能とすることにより上記課題を解決するものである。
このような構成を採用したことによって、ワークの受け渡し場所の傾きがそれほど厳密に調整されていない場合でも、ワークの高精度が受け渡しが可能となる。即ち、単に搬送機構側を誤差の「中立位置」に調整して設置するのではなく、ワークを保持可能な保持部が積極的に傾くことで傾きの誤差を吸収すると共に、ワークに対しては常に決められた姿勢を保ちつつ、保持部によるワークの受け渡し(ワークのキャッチアンドリリース)をすることを可能としている。
また、前記保持部が、前記アーム部に垂設され且つ該アーム部に対して昇降可能な昇降部を介して支持されているように構成すれば、例えば金型等の受け渡し場所側が昇降しない場合においても、搬送機構による搬送が可能となる。
なお、前記保持部の傾きは、例えば、前記保持部を前記昇降部に対してフロート支持したり、前記昇降部に対してボールジョイントにより結合することにより実現可能である。
また、前記第1の場所が、樹脂封止前の前記ワークがプレヒートされるプレヒート部、封止が行われる金型、樹脂封止後の前記ワークが冷却される冷却部、樹脂封止後の前記ワークの不要部分が取り除かれるゲートブレーク部、樹脂封止後の前記ワークが収納されるワーク収納部のいずれかであり、前記第2の場所が、樹脂封止前の前記ワークがプレヒートされるプレヒート部、封止が行われる金型、樹脂封止後の前記ワークが冷却される冷却部、樹脂封止後の前記ワークの不要部分が取り除かれるゲートブレーク部、樹脂封止後の前記ワークが収納されるワーク収納部のいずれかであるような構成とすれば、樹脂封止装置内でワークの受け渡しが行われる場所の調整作業を広範囲に渡って軽減できると共に、これら全ての場所において高精度なワークの受け渡しが可能となる。
本発明を適用することにより、ワークの受け渡し場所の傾き調整作業が簡略化できると共に、ワークの高精度な受け渡しが可能となる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例である樹脂封止装置100の概略構成図である。図2は、アンローダ140の側断面図である。図3は、図2における矢示IV‐IV線に沿う断面図である。図4は、チャック部(保持部)の拡大図である。図5は、アンローダ140のアーム部が伸びた状態の側断面図である。図6は、アンローダ140のアーム部が最大に伸びた状態の側断面図である。図7は、金型の平面図である。
なお説明の都合上、図1における左右方向をX方向、同上下方向をY方向、これらX方向及びY方向のいずれにも直交する方向をZ方向(高さ方向)として説明する。
<樹脂封止装置の構成>
樹脂封止装置100は、当該装置の基台となるベース部101上に、樹脂封止前の被成形品(例えば基板やリードフレーム:ワーク)が供給される基板供給部(ワーク供給部)102と、樹脂封止後の成形品が収納される成形品収納部104と、これら基板供給部102及び成形品収納部(ワーク収納部)104との間に並んで配置される2つの金型106(図1においては下型106Bが現れている)とが直線的に配置されている。更に基板供給部102の近傍には、基板供給部102から取り出された被成形品を旋回させて向きを整える旋回テーブル103、旋回テーブル103によって向きが整えられた後に被成形品を所定の温度にまで加熱し保温するプレヒータ部105が配置されている。更にこれら旋廻テーブル103およびプレヒータ部105と並んで、封止材料としての樹脂タブレットが供給される樹脂タブレット供給部109が配置されている。一方、成形品収納部104の近傍には、樹脂封止後の成形品(ワーク)が冷却される冷却ステージ(冷却部)107、冷却ステージ107にて冷却された成形品の不要部分(カル部)が取り出されるゲートブレーク部108が配置されている。
また、ベース部101には基板供給部102、成形品収納部104、金型106の並びと平行して、X方向ガイド120が設置されている。このX方向ガイド120上には、ローダ130及びアンローダ140が当該ガイドに沿って自由に移動することが可能に配置されている。これらローダ130及びアンローダ140は、複数配置された金型106に対する搬送機構として機能する。即ち、ローダ130は、基板供給部102から供給される樹脂封止前の被成形品を所定のタイミングで金型106へと搬入する。一方、アンローダ140は、それぞれの金型106にて樹脂封止された成形品を搬出し成形品収納部104へと収納する機能を有している。
また、略矩形の下型106Bは、その各辺の中央部分にそれぞれ凸部106Cが設けられている。この凸部106Cの上面は規定の高さに管理されており基準面106Dとして機能する。
なお、本実施形態においては、前述したように金型106が2つ配置されているが、必ずしも2つに限定されるものではなく、1つまたは3つ以上の金型が配置されていてもよい。更に、基板供給部102と成形品収納部104とが同じ側に配置されていたり、更にローダ130及びアンローダ140が単一の搬送機構によって実現されていても良い。
次に、図2乃至図4を用いて搬送機構としてのアンローダ140について詳細に説明する。なお、ここではアンローダ140について説明するが、ローダ130についても同様の機構が採用されている。
アンローダ140は、ベース部101に設けられた2本のX方向ガイド120の上に配置されている。即ち、このアンローダ140は、X方向ガイド120に沿ってベース部101上を自在に移動することが可能とされている。アンローダ140のアンローダ本体(本体部)141は、側面(X方向)から見ると略L字形状に構成されている。このL字形状の長辺部分(図2において左右方向)に沿って、アンローダ本体141にはスライドレール(ガイド部)144が設けられている。このスライドレール144には、1本のスライドレール144に対して2つのスライド体143が嵌合している。更にこの2つのスライド体143は、アーム部142に連結固定されている。即ち、アンローダ本体141内に収容されているアーム部142は、このスライドレール144及びスライド体143を介してアンローダ本体141に対してスライド可能に支持されている。なお、本実施形態ではアーム部142がアンローダ本体141に対してスライド可能に構成されているが、スライドすること自体は本発明の必須の構成要素ではない。更に、アーム部142におけるスライド体143の連結位置よりも金型106側(即ちスライド先側)には、スライドレール144に当接するように1つのスライドレール144に対して4つの支持ローラ145が設けられている。更にこの支持ローラ145よりも金型106側(即ちスライド先側)には上下機構147を介してチャック部(保持部)146が垂設されている。なお、図2、図3ではチャック部146を簡略化して示しているため、図4を参照しつつその構造を詳細に説明する。
チャック部146は、アーム部147からシリンダ等の上下機構147を介して垂設されており、この上下機構147の作動によって所定のタイミングでアーム部142に対して上下動することが可能とされている。チャック部146は、上下機構147に固定された上下プレート150と該上下プレート150に対してフロート指示されている傾きプレート157を備えている。上下プレート150は、アーム部142から垂設されるスライドポール151に嵌合し、当該スライドポール151に沿って上下動する。上下プレート150には第1ストッパ152が設けられており、上下プレート150の動きを規制している。また、スライドポール151の先端付近には第2ストッパ153が設けられ、上下プレート150の抜け落ちを防止している。
上下プレート150からは複数のピン154が垂設されている。当該ピン154は、傾きプレート157に設けられた貫通孔157Aを遊嵌する態様で配置される。また、ピン154の先端には第3ストッパ156が設けられており、傾きプレート157の抜け落ちを防止している。更に、ピン154を内包するようにバネ155が配設されており、当該バネ155によって、上下プレート150と傾きプレート157とを常時引き離す方向に付勢している。このような構成によって、傾きプレート157が、上下プレート150更にはアーム部142に対して傾くことが可能とされている。
また、傾きプレート157の下面には、チャック爪158が形成されており、所定のタイミングで開閉し、ワーク180をキャッチし且つリリースすることが可能とされている。また、当該傾きプレート157は、平面視すると略矩形に構成されており、各辺の略中央部下面側に1対の(即ち計4対の)チャックローラ148が設けられている(図9参照)。更にこの1対のチャックローラ148は、下型106Bに備わる凸部106Cに嵌合可能とされており、当該1対のローラ148におけるローラとローラの間の部分に凸部106Cの上面(基準面106D)が当接可能とされている。即ち、計4対のローラ148がそれぞれ下型106Bに備わる4つの凸部106Cに嵌合することにより、金型106に対するチャック部146の位置決め(XY方向の位置決め)が可能な構成とされている。
また、アーム部142の最も先端には、金型106の表面を清掃可能なクリーナ部149が設けられている。このクリーナ部149は本実施形態においては回転するブラシによって実現されている。
<樹脂封止装置全体の作用>
続いて樹脂封止装置100の作用について説明する。
最初に、基板供給部102から樹脂封止前の一枚のワーク(基板やリードフレーム)が旋廻テーブル103へと搬送される。この搬送は図示せぬ搬送ハンドによって行われる。旋廻テーブル103に一枚のワークが搬送されると旋廻テーブル103が回転する。その後もう1枚のワークが旋廻テーブル103へと搬送され、計2枚のワークが旋廻テーブル103上に配置される。その後ローダ130によって2枚のワークが同時にプレヒータ105部に搬送される。ここでワークが所定の温度にまで加熱され保温される。プレヒータ105部は本実施形態では2つ設けられており、そのうちのいずれか(空いている側)に搬送される。一方樹脂タブレット供給部109からは、封止材料としての樹脂タブレットが供給される。その後、プレヒータ部105にて保温されているワークおよび樹脂タブレットが、ローダ130によって、金型106へと搬送される。
金型106において樹脂封止が完了すると、今後はアンローダ140によって樹脂封止後のワークが冷却ステージ107へと搬送される。冷却ステージ107では、樹脂封止後のワークが所定の温度にまで冷却される。その後再びアンローダ140によって、ワークが冷却ステージ107からゲートブレーク部108へと搬送される。ここではワークの不要部分、即ち、カル部に相当する樹脂がゲートブレークされて取り除かれる。不要部分は破棄され、残ったワークが製品収納部104へとアンローダ140によって搬送される。
このような手順が繰り返されることによって樹脂封止が連続して行われる。
ここでアンローダ140の作用に着目してより詳細に説明する。
金型106において樹脂封止が完了すると、上型106Aおよび下型106Bが図示せぬプレス機構によって開いた状態とされる(図5参照)。このタイミングで搬送機構であるアンローダ140のアーム部142がスライドし、上型106Aおよび下型106Bの間に進入する。アーム部142は、当該アーム部142に連結されるスライド体143および支持ローラ145の存在によってスライドレール144に沿って金型106側へとスライドする。かかるスライドは、2つのスライド体143及び4つの支持ローラ145によって支持された状態でスライドするため、当該スライドによってアンローダ本体141から突出した状態の(オーバーハングした状態の)アーム部142を確実に支持することが可能となっている。
次に図6に示すように、更にアーム部142がスライドし、チャック部146が下型106Bの真上に来た段階でアーム部142のスライドが停止する。
続いて、アーム部142からチャック部146を支持する上下機構147の作用により、チャック部146を下型106B側へと移動(下降)させる。このとき、略矩形の傾きプレート157の4辺のそれぞれの中央下面側に備わる1対の(計4対の)チャックローラ148が下型106Bの表面に備わる4つの凸部106Cにそれぞれ嵌合することによって下型106Bに対するチャック部146の正確な位置決め(XY方向の位置決め)がなされる(図9参照)。この位置決め機構であるチャックローラ148の存在によって、アンローダ140自身のX方向ガイド120上の位置およびアーム部142のスライド量を過度に精緻に制御しなくとも、下型106B表面に存在する樹脂封止後の成形品を正確に保持して搬出することが可能となっている。また、傾きプレート157は所謂「フロート」状態で支持されているため、下型106Bの高さ方向の誤差が存在する場合でも当該誤差を吸収することができる。即ち、上下機構147の動作範囲が固定されているような場合でも、高さ方向の誤差に対応することが可能となっている。
また、凸部106Cの上面(基準面106D)は傾きプレート157の当接部157B(1対のチャックローラ148におけるローラとローラの間の部分)に当接する。凸部106Cの上面(基準面106D)は規定の高さに管理されているため、この当接によって、下型106Bに対する傾きプレート157の高さ方向(Z方向)の位置が決定される。また図8に示したように、下型106B全体が水平でなく傾きθを有している場合でも、傾きプレート157が傾くことによって、下型106Bに対する傾きプレート157の姿勢が保たれる。その結果、ワークを確実に保持することが可能となっている。その後、保持爪158によってワークが保持される。
保持爪148によって樹脂封止後のワークが保持された後、上下機構147によってチャック部146が上昇し、更に、アーム部142がアンローダ本体141側へと戻される。なお、アーム部142がアンローダ本体141側へと戻る際に、アーム部142の先端に配置されるクリーナ部149によって上型106A及び下型106Bのそれぞれの表面が清掃される。
アンローダ140は2つの金型106(第1の場所、第2の場所)からワークを取り出し他の場所へと搬送する必要があるが、これら2つの金型106がそれぞれ異なる傾きを有している場合でも、傾きプレート157がそれぞれの金型106の傾きに併せて傾くことで正確なワークの保持が可能となっている。
なお、ローダ130についても、上記説明したアンローダ140と略同様の作用によって、旋廻ステージ103からプレヒータ部105へのワークの搬送、プレヒータ部105から金型106へのワークの搬送を行っている。
また旋廻ステージ103、プレヒータ部105、冷却ステージ107、ゲートブレーク部109および成形品収納部104においても、金型106と同様に、規定の高さに管理された複数の凸部を設け、チャック部146のXY方向の位置決めおよび、傾きプレート157の傾きを調整可能としてもよい。そのように構成すれば、金型106のみならず、搬送機構であるローダ130やアンローダ140がワークの受け渡しを行う場所全てにおいて、傾きの調整作業を簡略化でき、更に、ワークの搬送精度を向上させることも可能となる。
また、上述したチャック部146においては、傾きプレートが傾く構造が、所謂「フロート構造」であった。しかしこの構造に限られるものではない。例えば図10に示したように、上下プレート250と傾きプレート257とがボールジョイント259で連結されている構造を採用しても傾きを吸収するという点において同様の効果を発揮させることが可能である。
トランスファ成形、圧縮成形等の封止形式を問わず、広く樹脂封止装置に利用することが可能である。特に、複数の金型を並列的に配置した複数プレス型の樹脂封止装置に好適である。
本発明の実施形態の一例である搬送機構を備えた樹脂封止装置100の概略構成図 搬送機構としてのアンローダ140の側断面図 図2における矢示IV‐IV線に沿う断面図 チャック部(保持部)の拡大図 アンローダ140のアーム部が伸びた状態の側断面図 アンローダ140のアーム部が最大に伸びた状態の側断面図 金型の平面図 チャック部による金型へのワークの受け渡し時の状態図 チャック部と金型に備わる凸部(基準部材)との当接状態を示した図 チャック部のその他の構成例を示した図
符号の説明
100…樹脂封止装置
101…ベース部
102…基板供給部
103…旋回テーブル
104…成形品収納部
105…プリヒータ
106…金型
106A…上型
106B…下型
106C…凸部
106D…基準面
107…冷却ステージ
108…ゲートブレーク
109…樹脂タブレット供給部
120…X方向ガイド
130…ローダ
140…アンローダ
141…アンローダ本体
142…アーム部
143…スライド体
144…スライドレール
145…ローラ
146…チャック部
147…上下機構
148…チャックローラ
149…クリーナ部
150…上下プレート
151…スライドポール
152…第1ストッパ
153…第2ストッパ
154…ピン
155…バネ
156…第3ストッパ
157…傾きプレート
157A…貫通孔
157B…当接部
158…チャック爪
160…キャビティ
170A…上型プラテン
170B…下型プラテン
180…ワーク

Claims (6)

  1. 所定のワークを保持して第1の場所から第2の場所へと搬送する搬送機構を備えた樹脂封止装置であって、
    前記搬送機構が、アーム部と、該アーム部に支持され且つ前記ワークを保持可能な保持部と、を備え、
    前記第1の場所および第2の場所には、前記ワークの受け渡し時における前記保持部の高さ方向の位置を管理するために規定の高さに管理された複数の基準面がそれぞれ設けられ、
    前記保持部が、前記ワークの受け渡し時に前記基準面に当接する複数の当接部を備え、且つ、前記アーム部に対して傾くことが可能とされている
    ことを特徴とする樹脂封止装置。
  2. 所定のワークを保持して第1、第2の場所から他の場所へと、または、他の場所から第1、第2の場所へと搬送する搬送機構を備えた樹脂封止装置であって、
    前記搬送機構が、アーム部と、該アーム部に支持され且つ前記ワークを保持可能な保持部と、を備え、
    前記第1の場所および第2の場所には、前記ワークの受け渡し時における前記保持部の高さ方向の位置を管理するために規定の高さに管理された複数の基準面がそれぞれ設けられ、
    前記保持部が、前記ワークの受け渡し時に前記基準面に当接する複数の当接部を備え、且つ、前記アーム部に対して傾くことが可能とされている
    ことを特徴とする樹脂封止装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記保持部が、前記アーム部に垂設され且つ該アーム部に対して昇降可能な昇降部を介して支持されている
    ことを特徴とする樹脂封止装置。
  4. 請求項3において、
    前記保持部が、前記昇降部に対してフロート支持されていることにより、前記アーム部に対して傾くことが可能とされている
    ことを特徴とする樹脂封止装置。
  5. 請求項3において、
    前記保持部が、前記昇降部に対してボールジョイントにより結合されていることにより、前記アーム部に対して傾くことが可能とされている
    ことを特徴とする樹脂封止装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記第1の場所が、樹脂封止前の前記ワークがプレヒートされるプレヒート部、封止が行われる金型、樹脂封止後の前記ワークが冷却される冷却部、樹脂封止後の前記ワークの不要部分が取り除かれるゲートブレーク部、樹脂封止後の前記ワークが収納されるワーク収納部のいずれかであり、
    前記第2の場所が、樹脂封止前の前記ワークがプレヒートされるプレヒート部、封止が行われる金型、樹脂封止後の前記ワークが冷却される冷却部、樹脂封止後の前記ワークの不要部分が取り除かれるゲートブレーク部、樹脂封止後の前記ワークが収納されるワーク収納部のいずれかである
    ことを特徴とする樹脂封止装置。
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