JP2009011545A - 脚部保護具 - Google Patents

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Abstract

【課題】競技中であっても脚部に安定して装着され、脚周り方向のズレを容易に防止できると共に、確実に脚部を保護できる脚部保護具を提供する。
【解決手段】下腿部に装着される下腿保護部22を備え、下腿保護部22の内面側に、脛骨の前端縁部を嵌め込むための上下方向の凹溝2を、左右2本の凸条部3,3によって形成する。また、未装着状態における横断面形状を、積層される複数の構成部材の上下方向縫製によって、C字型巻き込み状に形成した下腿保護部22を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、球技に用いられる脚部保護具に関する。
球技用の脚部保護具は、競技中に球が身体に直接あたらないようにして衝撃を緩和するものや、転倒や他者との接触プレーによって怪我を防止するものである。そのため、従来の保護具は怪我をしやすい箇所をできる限り覆うと共に、競技中に外れない(ズレない)ようにする必要があった。
特に、他の選手と接触する機会の多い脚部を保護する保護具を、身体からはずれない(ズレない)ようにする必要があった。例えば、特許文献1記載のように、競技中に保護具がズレないように巻ベルト等で脚部に巻きつけるように装着して保護するものが知られている。
実開平7−13380号公報
しかし、保護具のベルト等をきつく締め付けなければ他者との接触プレー等で脚部を軸心とした回転方向に保護具がズレてしまっていた。また、きつく締めても、筋肉の動きによってベルト位置がズレてベルトが弛み保護具がズレることがあった。更に、巻き付けベルトによる局部的な圧迫は、使用者に不快感や違和感を与え、プレーの邪魔にもなっていた。
解決しようとする課題は、使用者に違和感や不快感を与えずに脚部を確実に保護すると共に、脚部保護具のズレを容易に防止できない点である。
そこで、本発明は、競技中であっても脚部に安定して装着され、脚周り方向のズレを容易に防止できると共に、確実に脚部を保護できる脚部保護具の提供を目的とする。
上記目的を達成させるために本発明に係る脚部保護具は、下腿部に装着される下腿保護部を備え、該下腿保護部の内面側に、脛骨の前端縁部を嵌め込むための上下方向の凹溝を、左右2本の凸条部によって形成したものである。
また、未装着状態における横断面形状を、積層される複数の構成部材の上下方向縫製によって、C字型巻き込み状に形成した下腿保護部を備えたものである。
また、下腿保護部を備えた脚部保護具において、構成部材として、少なくとも外皮部材と内皮部材とを、積層して、上下方向縫製によって、未装着状態における上記下腿保護部の横断面形状を、C字型巻き込み状に形成したものである。
また、下腿側面部乃至脹脛部を覆う左右被覆可撓片部を有する下腿保護部を備えた脚部保護具において、構成部材として、少なくとも外皮部材と内皮部材とを、積層して、上記左右被覆可撓片部を構成し、かつ、該左右被覆可撓片部の各々に於ける上記内皮部材の幅寸法を上記外皮部材の幅寸法よりも小さく設定し、上下方向縫製によって、未装着状態における上記左右被覆可撓片部の横断面形状を、円弧型巻き込み状に形成したものである。
本発明の脚部保護具によれば、内面側に上下方向の凹溝を、左右2本の凸条部によって形成したので、脚部を軸とした回転方向のズレを防止できる。また、上下方向縫製によって、横断面形状をC字型巻き込み状に形成したので、容易に装着ができる。また、外皮部材と内皮部材とを積層しているので、下腿部に適度な圧迫をあたえて確実に脚部を保護できる。また、下腿側面部乃至脹脛部を覆う左右被覆可撓片部を円弧型巻き込み状に形成したものなので、より確実に密着して脚部を保護できる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1は本発明の脚部保護具の第1の実施の形態を示す正面図であり、図2はその背面図であり、図3は、図2のA−A簡略断面図である。
20は、使用者の足首の付け根から大腿部の(起立姿勢状態で)下部迄を保護する脚部保護具である。脚部保護具20は、足首の付け根を保護する足首保護部21と、下腿部Aを保護する下腿保護部22と、膝部の下部と脛部の上部の間を保護する隙間保護部23と、膝部を保護する膝保護部24と、膝部上部の大腿部を保護する大腿保護部25と、を連結している。また、脚部保護具20の長手方向の一側辺側に、複数のバックル雄部材41が各々に付設された複数の脚用のベルト部材40を有し、長手方向の他側辺側に、複数のバックル雌部材42が付設されている。脚用のベルト部材40を脚に巻き付けてバックル雄部材41をバックル雌部材42に離脱自在に係止させることで、脚部保護具20を脚に着脱自在に装着可能に構成している。
また、下腿保護部22を装着した際に、身体に接触する側を脚部保護具20の内面側(又は裏面側)とし、他者からクロスプレー等で接触される側を脚部保護具20の外面側(又は表面側)とする。また、使用者の胸面側を正面側とし、背中側を背面側とし、起立状態の頭部乃至足首部方向を上下方向とする。
足首保護部21は、外側に足首用被覆壁部材21aを、内面側(裏面側)に足首用緩衝パッド21bを、配設して一体状に縫製している。足首用被覆保護壁部材21aは、ショアーD65〜95の硬度を有する硬質合成樹脂で成形されている。足首用緩衝パッド21bは、3層の、表面側の(ナイロン系やポリエステル系の)表皮部材7と、裏面側の(ナイロン系やポリエステル系の)裏生地8と、表皮部材7と裏生地8に挟まれた中間層の(PE,PU等の)板状の発泡プラスチック部体9と、から成っている。さらに、足首用緩衝パッド21bの外周縁部を縁巻部材5にて挟むようにして3層の剥離を防止するように縫製している。
隙間保護部23と、膝保護部24と、大腿保護部25と、は、足首保護部21と同様の硬質合成樹脂で成形された、隙間用被覆部材23aと、膝用被覆壁部材24aと、大腿用被覆壁部材25aと、を各々有している。さらに、足首保護部21と同様の3層から成り外周縁部を縁巻部材5にて縫製された、隙間用緩衝パッド23bと、膝用緩衝パッド24bと、大腿用緩衝パッド25bと、を各々有している。そして、隙間用被覆部材23aと隙間用緩衝パッド23bとを一体状に縫製している。膝用被覆壁部材24aと膝用緩衝パッド24bとを一体状に縫製している。また、大腿用被覆壁部材25aと大腿用緩衝パッド25bとを一体状に縫製している。
下腿保護部22は、シュアーD65〜95の硬度を有する硬質合成樹脂で成形されている被覆保護壁部材4と、内部に下腿部Aへの衝撃を緩和する発泡プラスチック部材9を有する被覆部材6と、で形成されている。被覆部材6は、外面側に露出される(ナイロン系やポリエステル系の)表皮部材7と、下腿部Aへの衝撃を緩和する発泡プラスチック部材9と、装着状態で身体に接触する裏生地8と、を順次積層して周縁部を帯状の縁巻部材5によって一体状に縫製したものである。また、表皮部材7に被覆保護壁部材4をミシン糸51によって縫着している。
下腿保護部22は、内面側の被覆部材6に2本の横断面半円弧状(蒲鉾形状)の凸条部3,3を形成している。2本の凸条部3,3は、上下方向に並列している。即ち、左右2本の凸条部3,3の間隙が谷間となって凹溝2を形成している。凹溝2は、装着状態で、下腿部Aの脛部Bを形成する脛骨部Eの正面側先端縁部eが嵌まるように形成されている。言い換えると、装着状態で2本の凸条部3,3が先端縁部eの左右を挟むように形成している。
被覆部材6は、表皮部材7と(ナイロン系やポリエステル系の)当て生地11とで、厚板状発泡プラスチック部材9aをサンドイッチ状に挟んで接着している外皮部材12を有している。また、裏生地8と薄板状発泡プラスチック部材9bを接着して形成した内皮部材13を有している。また、上下方向を長手方向とした2本の半円弧状発泡プラスチック部材9c,9cを有している。そして、当て生地11と薄板状発泡プラスチック部材9bで2本の半円弧状発泡プラスチック部材9c,9cを各々サンドイッチ状に挟んで縫製し2本の凸条部3,3を形成している。
また、外皮部材12を内皮部材13で内面側に引っ張り込んで丸め込むように上下方向に縫製して、下腿側面部D乃至脹脛部Fを覆う左右被覆可撓片部6a,6aの横断面形状を円弧型巻き込み状に形成している。言い換えると、被覆部材6は複数の構成部材(表皮部材7,発泡プラスチック部材9,当て生地11,裏生地8)の上下方向の縫製によって、横断面形状を、脛部B乃至脹脛部Fを(その後の装着時に)スムーズに巻き付くように、C字型巻き込み状に(左右被覆可撓片部6a,6aを円弧型巻き込み状に)形成している。
次に、図4に、被覆部材6の縫製工程を説明する図を示す。
また、縫製工程から被覆部材6の形状を説明する。図4(a)のように、外皮部材12の当て生地11と内皮部材13の薄板状発泡プラスチック部材9bとで2本の半円弧状発泡プラスチック部材9c,9cを挟むように配設する。つまり、被覆部材6は、表皮部材7と裏生地8とで発泡プラスチック部材9をサンドイッチ状に配設したものである。ここで、表皮部材7の左右幅寸法は、厚板状発泡プラスチック部材9b及び表皮部材7よりも短く(小さく)設定している。言い換えると、左右被覆可撓片部6a,6aの各々に於ける内皮部材13の幅寸法を外皮部材12の幅寸法よりも小さく設定している。
次に図4(b)のように、内皮部材13と外皮部材12の左右両端部に縁巻部材5を巻き付けミシン糸51によって縫着している。そして、図4(c)のように、内皮部材13で、外皮部材12を内面側に引き込むようにしてミシン糸51で上下方向に縫着する。つまり、外皮部材12は、外面側に膨らむように縫着されると共に、横断面視で内面側に起き上がるように(又は、内傾するように)引き込まれ、さらに、内皮部材13と外皮部材12とで中空部15を形成しているものである。
そして、図4(d)のように、内皮部材13で、外皮部材12を内面側にさらに引き込むようにミシン糸51で縫製すると共に、2本の半円弧状発泡プラスチック部材9c,9cを内皮部材13と外皮部材12とで各々挟んで所定位置に固定するように上下方向に縫着する。つまり、内皮部材13で、外皮部材12を内面側にさらに引き込むように縫製して左右両側に被覆可撓片部6a,6aを形成すると共に、内面側に2本の半円弧状発泡プラスチック9c,9cを詰物とした2本の凸条部3,3を形成し凹溝2を形成したものである。言い換えると、被覆部材6は、未装着状態で、横断面形状を脛部B乃至脹脛部Fを囲むC字型巻き込み状に形成したものである。さらに、言い換えると、左右被覆可撓片部6a,6aは、未装着状態で、横断面形状を円弧型巻き込み状に形成したものである。その後、この左右被覆可撓片部6a,6aは、下腿側面部D乃至脹脛部Fの外面に沿って円滑に接触できる。
また、内皮部材13の左右方向の幅寸法を、内皮部材13に縫製される対面(縫製の際に内皮部材13の対面側の部材である半円弧状発泡プラスチック部材9cと外皮部材12との内皮部材13に向かい合っている面)の横断面における外殻線(又は幅)寸法よりも短かく(小さく)設定し、左右の両端部から中央部へ順次縫製することで、内面側へ引っ張れるようにして、被覆部材6の横断面形状をC字型巻き込み状に形成したものである。
次に、第2の実施の形態を説明する。図5は、第2の実施の形態の縫製前の被覆部材6の要部断面図である。
第2の実施の形態の被覆部材6は、厚板状発泡プラスチック部材9aに表皮部材7と当て生地11とを接着した外皮部材12を、2つ凹溝部を有する上金型と平面状の下金型とで、熱圧縮成形(又はコールドプレス成形)し、厚板状発泡プラスチック部材9aに2本の発泡凸条部9d,9dを形成している。そして、裏生地8に薄板状発泡プラスチック部材9aを接着した内皮部材13と、2本の発泡凸条部9d,9dを形成した外皮部材12とを縫着して、左右2本の凸条部3,3の谷間から成る凹溝2を形成したものである。他の構成は第1の実施の形態と同様である。
次に、第3の実施の形態を説明する。図6は、第3の実施の形態の縫製前の被覆部材6の要部断面図である。
第3の実施の形態の被覆部材6は、裏生地8に薄板状発泡プラスチック部材9bを接着することでコシを付与し金型成形可能にした内皮部材13を、2つの凹溝部を有する雌金型と、2つの凸部を有する雄金型とで熱圧縮成形(又はコールドプレス成形)し、裏生地8方向に突出させた2本の内皮凸条部13aを形成すると共に、2本の内皮凸条部13a,13aの裏側の薄板状発泡プラスチック部材9bに凹溝状の内皮凹条部13b,13bを形成している。そして、厚板状発泡プラスチック部材9aを表皮部材7と当て生地11とでサンドイッチ状に接着した外皮部材12と、内皮凸・凹条部13a,13bを形成した内皮部材13と、で、2本の内皮凹条部13b,13bに2本の半円弧状発泡プラスチック部材9c,9cを各々嵌め込むようにして縫着し、左右2本の凸条部3,3の谷間から成る凹溝2を形成したものである。他の構成は第1の実施の形態と同様である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、裏生地8に薄板状発泡プラスチック部材9bを縫製により取着させても良い。また、表皮部材7に厚板状発泡プラスチック部材9aを縫製により取着させても良い。
また、第1・第2・第3の実施の形態の厚板状発泡プラスチック部材9aに接着されている当て生地11を省略しても良い。また、第1・第2の実施の形態の裏生地8に接着されている薄板状発泡プラスチック部材9bを省略しても良い。また、第3の実施の形態の厚板状発泡プラスチック部材9aは省略しても良い。また厚板状発泡プラスチック部材9aの厚みと薄板状発泡プラスチック部材9bの厚みを同等としても良い。
上述した実施の形態の使用方法(作用)について説明する。
まず、使用者は、脚部保護具20の内面側を各々所定位置に当接させる。この際、下腿保護部22に形成された左右被覆可撓片部6a,6aが、被覆部材6が使用者の下腿部A(下腿側面部D乃至脹脛部F)を覆うように囲む。そして、脚用のベルト40部材を脚に巻き付けバックル雄部材41をバックル雌部材42に差し込み装着する。この際、ベルト部材40が脚部に直接触れる接触面は少ない。また、ベルト部材40による局部的な圧迫を抑制すると共に、内皮部材13と外皮部材12を積層しているので適度に圧迫され密着されている。また、下腿保護部22の内面側に2本の凸条部3,3の谷間から成る凹溝2を形成しているので、脛部Bは、凹溝2に誘導されるかのようにスムーズに装着される。また、2本の凸条部3,3によって、脛骨Eの前端縁部eの左右側部が発泡プラスチック部材9によって適度に圧迫されながら包み込むように当接されて、凹溝2に脛骨Eの前端縁部eが上下方向にわたって嵌まり込む。言い換えると、凸条部3,3が脛骨Eの左右側部に当接されると共に脛骨Eの前端縁部eが凹溝2に嵌まり込んで下腿保護部22の(脚部を軸とした)回転方向のズレを防止している。
そして、競技中に他者との接触プレーやボールによって、下腿部に衝撃が与えられても、被覆保護壁部材4が衝撃を受け止め、さらに被覆部材6の内部の発泡プラスチック部材9が衝撃を緩和する。そして、下腿保護部22に(脚部を軸とした)回転方向にズレる力が加わった際は、2本の凸条部3,3が上下方向にわたって脛部Bに当接されると共に、脛骨Eの前端縁部eが凹溝2に嵌まり込むように装着されているので、回転方向のズレを抑制している。また、左右の凸条部3,3を上下方向へ形成しているので、脛部Bを適度に圧迫する接触面が広く、摩擦を大きくし上下方向及び回転のズレを抑制している。
以上のように、本発明は、下腿部Aに装着される下腿保護部22を備え、下腿保護部22の内面側に、脛骨Eの前端縁部eを嵌め込むための上下方向の凹溝2を、左右2本の凸条部3,3によって形成したので、接触プレーや激しい動き、又は、ボール等によってズレるのを防止できる。また、脛骨Eの前端縁部eを嵌め込むための上下方向の凹溝2を形成しているので、脛骨Eを包み込むように密着して装着でき、確実に保護できる。また、発泡プラスチック部材9から成る左右2本の凸条部3,3によって脛骨Eへの左右方向からの衝撃をより緩和できる。また、脛骨Eの前端縁部eが凹溝2に嵌まり込むように装着されているので、回転方向のズレを防止できる。また、左右の凸条部3,3を上下方向へ形成しているので、脛部Bを適度に圧迫する接触面が広く、摩擦を大きくし上下方向及び回転のズレを防止できる。
また、未装着状態における横断面形状を、積層される複数の構成部材の上下方向縫製によって、C字型巻き込み状に形成した下腿保護部22を備えたので、下腿部Aへの装着を容易にできる。また、下腿部Aに沿うように密着させて装着することができ、保護具がズレることを防止して、より脚部を保護できる。また、ベルト部材40が下腿部Aを直接圧迫する面を減少させて装着できるので、装着の際の不快感や違和感を軽減できる。
また、下腿保護部22を備えた脚部保護具において、構成部材として、少なくとも外皮部材12と内皮部材13とを、積層して、上下方向縫製によって、未装着状態における上記下腿保護部22の横断面形状を、C字型巻き込み状に形成したので、容易に下腿部Aに装着できる。また、外皮部材12と内皮部材13を積層して縫製しているので、下腿部Aへのベルト部材40等の締付による圧迫を抑制できる。また、ベルト部材40が下腿部Aを直接圧迫する面を減少させて装着できるので、装着の際の不快感や違和感を軽減できる。
また、下腿側面部D乃至脹脛部Fを覆う左右被覆可撓片部6a,6aを有する下腿保護部22を備えた脚部保護具において、構成部材として、少なくとも外皮部材12と内皮部材13とを、積層して、左右被覆可撓片部6a,6aを構成し、かつ、左右被覆可撓片部6a,6aの各々に於ける内皮部材13の幅寸法を外皮部材12の幅寸法よりも小さく設定し、上下方向縫製によって、未装着状態における左右被覆可撓片部6a,6aの横断面形状を、円弧型巻き込み状に形成したので、下腿部Aを囲むように保護できる。また、前面からの衝撃だけでなく左右方向からの衝撃を緩和できる。また、未装着状態で横断面円弧状に形成されているので、内皮部材13(裏生地8)を下腿部Aに沿うように容易に密着させて装着することができる。また、ベルト部材40が下腿部Aに直接触れる面を少なくして装着できるので、局部的な圧迫を少なくし、装着の際の不快感や違和感を軽減できる。
第1の実施の形態を示す正面図である。 第1の実施の形態を示す背面図である。 第1の実施の形態を示す断面図である。 第1の実施の形態を説明する説明図である。 第2の実施の形態を説明する要部断面説明図である。 第3の実施の形態を説明する要部断面説明図である。
符号の説明
2 凹溝
3 凸条部
6a 被覆可撓片部
12 外皮部材
13 内皮部材
22 下腿保護部
A 下腿部
F 脹脛部
D 下腿側面部
E 脛骨
e 前端縁部

Claims (4)

  1. 下腿部(A)に装着される下腿保護部(22)を備え、該下腿保護部(22)の内面側に、脛骨(E)の前端縁部(e)を嵌め込むための上下方向の凹溝(2)を、左右2本の凸条部(3)(3)によって形成したことを特徴とする脚部保護具。
  2. 未装着状態における横断面形状を、積層される複数の構成部材の上下方向縫製によって、C字型巻き込み状に形成した下腿保護部(22)を備えたことを特徴とする脚部保護具。
  3. 下腿保護部(22)を備えた脚部保護具において、
    構成部材として、少なくとも外皮部材(12)と内皮部材(13)とを、積層して、上下方向縫製によって、未装着状態における上記下腿保護部(22)の横断面形状を、C字型巻き込み状に形成したことを特徴とする脚部保護具。
  4. 下腿側面部(D)乃至脹脛部(F)を覆う左右被覆可撓片部(6a)(6a)を有する下腿保護部(22)を備えた脚部保護具において、
    構成部材として、少なくとも外皮部材(12)と内皮部材(13)とを、積層して、上記左右被覆可撓片部(6a)(6a)を構成し、かつ、該左右被覆可撓片部(6a)(6a)の各々に於ける上記内皮部材(13)の幅寸法を上記外皮部材(12)の幅寸法よりも小さく設定し、上下方向縫製によって、未装着状態における上記左右被覆可撓片部(6a)(6a)の横断面形状を、円弧型巻き込み状に形成したことを特徴とする脚部保護具。
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