JP2009009817A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】色温度を異ならせた照明光を容易に得ることができるLED点灯装置を提供する。
【解決手段】LED16を有する第1発光モジュール13と、LED16と色温度が異なるLED21を有する第2発光モジュール14とを定電流電源12に並列に接続する。トランジスタ18に、制御部15からPWM制御信号を供給するとともに、トランジスタ23にPWM制御信号を反転させた反転信号を供給することで、各トランジスタ18,23のそれぞれを選択的に動作させる。PWM制御信号のデューティ比に応じてLED16の発光量とLED21の発光量とを相補的に可変でき、出力を一定としつつ色温度を異ならせた照明光を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の発光モジュールを有する照明装置に関する。
従来、例えば光源として発光ダイオード(LED)を、複数種類、例えばRGB3色有する照明装置が知られている。この照明装置では、各LEDに対して定電流電源を含む光束設定回路をそれぞれ有するとともに、この光束設定回路のそれぞれに調光回路が接続された制御部を備え、各LEDでの光量を制御して照明光の色温度と光量とを設定可能としている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−363061号公報(第4−5頁、図1)
しかしながら、上述の照明装置では、制御が複雑であり、また、構成部品が多数となってコストが高くなるなどの問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、色温度を異ならせた照明光を容易に得ることができる照明装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の照明装置は、1つ以上の第1光源と、この第1光源に流れる電流を制御する第1スイッチング素子とを備え、定電流電源に接続される第1発光モジュールと;前記第1光源と異なる色温度を有する1つ以上の第2光源と、この第2光源に流れる電流を制御する第2スイッチング素子とを備え、前記定電流電源に対して前記第1発光モジュールと並列に接続される第2発光モジュールと;前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との一方にPWM制御信号を供給するとともに、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との他方に前記PWM制御信号を反転させた反転信号を供給することで、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とのそれぞれの動作を選択的に制御する制御部と;を具備しているものである。
各発光モジュールは、例えば、1つ以上の光源を所定の配列で配置した各光源部を有するユニットである。
各光源は、例えば、LEDが好ましいが、LEDに限定されるものではない。
各スイッチング素子は、例えば、バイポーラトランジスタなどが用いられる。
そして、第1光源を有する第1発光モジュールと、第1光源と色温度が異なる第2光源を有する第2発光モジュールとを定電流電源に並列に接続し、第1発光モジュールの第1スイッチング素子と第2発光モジュールの第2スイッチング素子とのいずれか一方に、制御部からPWM制御信号を供給するとともに、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との他方にPWM制御信号を反転させた反転信号を供給することで各スイッチング素子のそれぞれを選択的に動作させることにより、PWM制御信号のデューティ比に応じて第1光源の発光量と第2光源の発光量とが相補的に可変され、出力を一定としつつ色温度を異ならせた照明光を得ることが可能になる。
請求項2記載の照明装置は、請求項1記載の照明装置において、第1光源および第2光源のそれぞれが発光する点灯電圧よりも低い電圧を出力する状態で立ち上がり、制御部が立ち上がった後に、前記点灯電圧以上の電圧を出力する状態になる定電流電源を具備しているものである。
そして、定電流電源が、第1光源および第2光源のそれぞれが発光する点灯電圧よりも低い電圧を出力する状態で立ち上がり、制御部が立ち上がった後に、点灯電圧以上の電圧を出力する状態になることで、各光源の点灯電流が遮断されて出力に大きな電圧が印加されたり、制御部の動作が安定するまでの間に各光源が点灯して所望の色温度の照明光を得られなかったりすることが防止される。
請求項3記載の照明装置は、請求項1記載の照明装置において、制御部よりも後に立ち上がる定電流電源を具備しているものである。
そして、定電流電源が、制御部よりも後に立ち上がることで、各光源の点灯電流が遮断されて出力に大きな電圧が印加されたり、制御部の動作が安定するまでの間に各光源が点灯して所望の色温度の照明光を得られなかったりすることが防止される。
請求項4記載の照明装置は、請求項1ないし3いずれか記載の照明装置において、制御部は、定電流電源に対して着脱可能なユニットであり、前記定電流電源の出力側から電力を得るものである。
そして、制御部を定電流電源に対して着脱可能なユニットとし、この制御部が、定電流電源の出力側から電力を得ることで、制御部を定電流電源に取り付けて各発光モジュールに接続するだけで、色温度を変化させた照明光を得ることができる照明装置に容易に対応可能になる。
請求項5記載の照明装置は、請求項1ないし3いずれか記載の照明装置において、第1光源部は、互いに直列に接続された複数の第1光源を有し、制御部は、複数の前記第1光源の間のいずれかの位置から電力の一部を得るものである。
そして、直列に接続された複数の第1光源の間のいずれかの位置から制御部の電力の一部を得ることで、制御部に安定した電力を容易に供給することが可能になる。
請求項6記載の照明装置は、請求項1ないし5いずれか記載の照明装置において、制御部、第1発光モジュールおよび第2発光モジュールは、それぞれ定電流電源に対して着脱可能なユニットであり、前記第1発光モジュールは、第1スイッチング素子の動作を外部から制御可能な制御端子を有し、前記第2発光モジュールは、第2スイッチング素子の動作を外部から制御可能な制御端子を有しているものである。
そして、制御部および各発光モジュールを定電流電源に対して着脱可能なユニットとし、各発光モジュールに、各スイッチング素子の動作を外部から制御可能な制御端子を設けることで、外部機器への接続が容易になるとともに、制御部および各発光モジュールの組み合わせにより、色温度を変化させた照明光を得ることができる照明装置に容易に対応可能になる。
請求項7記載の照明装置は、1つ以上の第1光源を有する第1光源部と、この第1光源部に接続されこの第1光源に流れる電流を制御するスイッチング素子とを備え、定電流電源に接続される第1発光モジュールと;前記第1光源と異なる色温度を有する1つ以上の第2光源を有し前記第1光源部よりもインピーダンスが高い第2光源部を備え、前記定電流電源に対して前記第1発光モジュールと並列に接続される第2発光モジュールと;前記スイッチング素子にPWM制御信号を供給することでこのスイッチング素子の動作を制御する制御部と;を具備しているものである。
スイッチング素子は、例えば、バイポーラトランジスタなどが用いられる。
そして、第1光源を有する第1発光モジュールと、第1光源と色温度が異なる第2光源を有し第1光源部よりもインピーダンスが高い第2発光モジュールとを定電流電源に並列に接続し、第1発光モジュールのスイッチング素子に、制御部からPWM制御信号を供給することにより、PWM制御信号に応じたスイッチング素子のスイッチング動作によって第1光源部の第1光源と第2光源部の第2光源とが選択的に点灯され、かつ、第1光源の発光量と第2光源の発光量とがPWM制御信号のデューティ比に応じて相補的に可変されるので、出力を一定としつつ色温度を異ならせた照明光を得ることが可能になる。
請求項8記載の照明装置は、請求項7記載の照明装置において、第2光源は、第1光源と略等しいインピーダンスを有し、第2光源部は、前記第2光源の数が、第1光源部の前記第1光源の数よりも多いものである。
そして、第2光源のインピーダンスを、第1光源のインピーダンスと略等しくし、第2光源部の第2光源の数を、第1光源部の第1光源の数よりも多くすることで、第2光源部のインピーダンスが、第1光源部のインピーダンスよりも容易に大きくなり、各発光モジュールでの電流調整が容易になる。
請求項9記載の照明装置は、請求項8記載の照明装置において、第1光源は、第2光源よりも発光効率が高いものである。
そして、スイッチング素子を接続する第1発光モジュールの第1光源の発光効率を、第2光源の発光効率よりも高くすることで、第1発光モジュール側での第1光源の性能による光束の低下が抑制される。
請求項10記載の照明装置は、請求項1ないし9いずれか記載の照明装置において、出力電流を調整可能な定電流電源を具備しているものである。
そして、出力電流を調整可能な定電流電源を備えることで、色温度を可変させた照明光を得つつ調光することが可能になる。
請求項1記載の照明装置によれば、第1光源を有する第1発光モジュールと、第1光源と色温度が異なる第2光源を有する第2発光モジュールとを定電流電源に並列に接続し、第1発光モジュールの第1スイッチング素子と第2発光モジュールの第2スイッチング素子とのいずれか一方に、制御部からPWM制御信号を供給するとともに、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との他方にPWM制御信号を反転させた反転信号を供給することで各スイッチング素子のそれぞれを選択的に動作させることにより、PWM制御信号のデューティ比に応じて第1光源部での第1光源の発光量と第2光源部での第2光源の発光量とが相補的に可変され、出力を一定としつつ色温度を異ならせた照明光を得ることができる。
請求項2記載の照明装置によれば、請求項1記載の照明装置の効果に加えて、定電流電源が、第1光源および第2光源のそれぞれが発光する点灯電圧よりも低い電圧を出力する状態で立ち上がり、制御部が立ち上がった後に、点灯電圧以上の電圧を出力する状態になることで、各光源の点灯電流が遮断されて出力に大きな電圧が印加されたり、制御部の動作が安定するまでの間に各光源が点灯して所望の色温度の照明光を得られなかったりすることを防止できる。
請求項3記載の照明装置によれば、請求項1記載の照明装置の効果に加えて、定電流電源が、制御部よりも後に立ち上がることで、各光源の点灯電流が遮断されて出力に大きな電圧が印加されたり、制御部の動作が安定するまでの間に各光源が点灯して所望の色温度の照明光を得られなかったりすることを防止できる。
請求項4記載の照明装置によれば、請求項1ないし3いずれか記載の照明装置の効果に加えて、制御部を定電流電源に対して着脱可能なユニットとし、この制御部に、定電流電源の出力側から電力を得る制御部電源を備えることで、制御部を定電流電源に取り付けて各発光モジュールに接続するだけで、色温度を変化させた照明光を得ることができる照明装置に容易に対応できる。
請求項5記載の照明装置によれば、請求項1ないし3いずれか記載の照明装置の効果に加えて、直列に接続された複数の第1光源の間のいずれかの位置から制御部の電力の一部を得ることで、制御部に安定した電力を容易に供給できる。
請求項6記載の照明装置によれば、請求項1ないし5いずれか記載の照明装置の効果に加えて、制御部および各発光モジュールを定電流電源に対して着脱可能なユニットとし、各発光モジュールに、各スイッチング素子の動作を外部から制御可能な制御端子を設けることで、外部機器へ容易に接続できるとともに、制御部および各発光モジュールの組み合わせにより、色温度を変化させた照明光を得ることができる照明装置に容易に対応できる。
請求項7記載の照明装置によれば、第1光源を有する第1発光モジュールと、第1光源と色温度が異なる第2光源を有し第1光源部よりもインピーダンスが高い第2発光モジュールとを定電流電源に並列に接続し、第1発光モジュールのスイッチング素子に、制御部からPWM制御信号を供給することにより、PWM制御信号に応じたスイッチング素子のスイッチング動作によって第1光源部の第1光源と第2光源部の第2光源とが選択的に点灯され、かつ、第1光源の発光量と第2光源の発光量とがPWM制御信号のデューティ比に応じて相補的に可変されるので、出力を一定としつつ色温度を異ならせた照明光を得ることができる。
請求項8記載の照明装置によれば、請求項7記載の照明装置の効果に加えて、第2光源のインピーダンスを、第1光源のインピーダンスと略等しくし、第2光源部の第2光源の数を、第1光源部の第1光源の数よりも多くすることで、第2光源部のインピーダンスを、第1光源部のインピーダンスよりも容易に大きくでき、各発光モジュールでの電流調整を容易にできる。
請求項9記載の照明装置によれば、請求項8記載の照明装置の効果に加えて、スイッチング素子を接続する第1発光モジュールの第1光源の発光効率を、第2光源の発光効率よりも高くすることで、第1発光モジュール側での第1光源の性能による光束の低下を抑制できる。
請求項10記載の照明装置によれば、請求項1ないし9いずれか記載の照明装置の効果に加えて、出力電流を調整可能な定電流電源を備えることで、色温度を可変させた照明光を得つつ調光できる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2に第1の実施の形態を示し、図1は照明装置の回路図、図2は照明装置の制御を示すタイミングチャートである。
図1に示すように、照明装置であるLED点灯装置11は、一定電流を供給する定電流電源12の出力端子に、第1発光モジュール13と第2発光モジュール14とが互いに並列に接続されているとともに、これら発光モジュール13,14に対して、制御部15が接続されている。
定電流電源12は、商用交流電源eに対して整流部であるダイオードブリッジDBを介して接続されている。
第1発光モジュール13は、1つ、あるいは複数の第1光源であるLED16が互いに直列に接続された第1光源部17を有するとともに、この第1光源部17に第1スイッチング素子としての第1半導体スイッチであるトランジスタ18が直列に接続されている。
同様に、第2発光モジュール14は、1つ、あるいは複数の第2光源であるLED21が互いに直列に接続された第2光源部22を有するとともに、この第2光源部22に第2スイッチング素子としての第2半導体スイッチであるトランジスタ23が直列に接続されている。
LED16,21は、互いに色温度が異なる白色系の光源であり、例えばLED16が6500K、LED21が2700Kの色温度を有している。
トランジスタ18,23は、各発光モジュール13,14に流れる電流値を制御する例えばNPN型のバイポーラトランジスタであり、これらトランジスタ18,23の入力端子であるコレクタは、LED16,21に接続され、制御端子であるベースは、制御部15とそれぞれ接続されている。
そして、制御部15は、各発光モジュール13,14の駆動を制御することでこれら発光モジュール13,14から発光する光の混合比を制御して、LED点灯装置11に所望の色の白色光を発光させるもので、制御部電源25と、制御部本体であるPWM制御部26と、このPWM制御部26からのPWM制御信号を反転させる反転部である反転素子27とを備えている。
制御部電源25は、例えば直流電源であり、定電圧をPWM制御部26に供給している。
PWM制御部26は、例えばマイコンなどであり、第1発光モジュール13のトランジスタ18のベースに直接接続されているとともに、反転素子27を介して、第2発光モジュール14のトランジスタ23のベースに接続されており、図2に示すように、PWM制御信号として、任意のデューティ比のパルス信号を出力している。したがって、第1発光モジュール13のトランジスタ18のベースには、通常のPWM制御信号が入力されるとともに、第2発光モジュール14のトランジスタ23のベースには、PWM制御信号を反転素子27により反転させた反転信号が入力され、図2に示すように、第1発光モジュール13のLED16に流れる点灯電流IL1のオン期間とオフ期間とが、それぞれ第2発光モジュール14のLED21に流れる点灯電流IL2のオフ期間とオン期間とにそれぞれ対応している。
反転素子27は、例えばロジックICのNOTゲート(インバータ)などである。
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。
制御部電源25から給電されたPWM制御部26の動作により、トランジスタ18のベースにPWM制御信号が供給されることで、このPWM制御信号のオン期間のみトランジスタ18が通電動作し、この通電時に第1発光モジュール13のLED16に点灯電流IL1が流れ、PWM制御信号のオンデューティに対応した発光量で各LED16が発光する。
一方、トランジスタ23のベースには、PWM制御部26からのPWM制御信号を反転素子27で反転させた反転信号が供給されることで、この反転信号のオン期間(PWM制御信号のオフ期間)のみトランジスタ23が通電動作し、この通電時に第2発光モジュール14のLED21に点灯電流IL2が流れ、反転信号のオンデューティ(PWM制御信号のオフデューティ)に対応した発光量で各LED21が発光する。
そして、上記トランジスタ18,23の切り換えが肉眼で認識できない程度のサイクルで行われることにより、LED16からの発光とLED21からの発光とが観測者の目で合成されて、LED16の色温度とLED21の色温度との中間の色温度を有する照明光を得ることができる。
すなわち、PWM制御部26からのPWM制御信号のオンデューティを可変させることで、このPWM制御信号のデューティ比に応じて各LED16の発光量と、各LED21の発光量とが相補的に可変されるので、出力を一定としつつ、色温度の混合比が変化し、色温度を異ならせた照明光を容易に得ることができる。
しかも、トランジスタ18,23と制御部電源25およびPWM制御部26を追加するだけで上記制御が可能となるので、構成部品が少なく、LED点灯装置11の小型化および低コスト化が可能になる。
次に、図3に第2の実施の形態を示し、図3は照明装置の制御を示すタイミングチャートである。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態において、定電流電源12が、制御部15のPWM制御部26よりも先に立ち上がるものの、このPWM制御部26が立ち上がるまでは、LED16,21の点灯電圧よりも小さい電圧で立ち上がり、PWM制御部26が立ち上がって動作が安定すると、LED16,21の点灯電圧よりも大きい電圧に移行するものである。
すなわち、定電流電源12は、図3に示すように、LED点灯装置11の電源投入などのシステムスタートのタイミングTの後の所定のタイミングt1で、LED16,21の点灯電圧VLよりも小さい出力電圧V1で立ち上がり、PWM制御部26からのPWM制御信号が最初に出力されるタイミングt2よりも後のタイミングt3以降から、LED16,21の点灯電圧VLよりも大きい出力電圧V2を出力するように構成されている。
このため、LED点灯装置11の動作初期に、LED16,21の点灯電流IL1,IL2が遮断されて出力に大きな電圧が印加されたり、制御部15の動作が安定するまでの間に各LED16,21が点灯して所望の色温度の照明光を得られなかったりすることを防止し、商品性の低下を防止できる。
次に、図4に第3の実施の形態を示し、図4は照明装置の制御を示すタイミングチャートである。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第3の実施の形態は、上記第1の実施の形態において、定電流電源12が、制御部15のPWM制御部26の動作が安定するよりも後に立ち上がるものである。
すなわち、定電流電源12は、図4に示すように、LED点灯装置11の電源投入などのシステムスタートのタイミングTの後、PWM制御部26からのPWM制御信号が最初に出力されるタイミングt2よりも後のタイミングt4以降からLED16,21の点灯電圧VLよりも大きい出力電圧V3を出力するように構成されている。
このため、LED点灯装置11の動作初期に、LED16,21の点灯電流IL1,IL2が遮断されて出力に大きな電圧が印加されたり、制御部15の動作が安定するまでの間に各LED16,21が点灯して所望の色温度の照明光を得られなかったりすることを防止し、商品性の低下を防止できる。
また、定電流電源12の出力電圧V3の出力のタイミングを遅らせるだけで対応できるので、定電流電源12の起動時の動作制御が容易になる。
次に、図5に第4の実施の形態を示し、図5は照明装置の回路図である。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第4の実施の形態は、上記第1の実施の形態ないし第3の実施の形態において、各発光モジュール13,14が、主端子13a,13bおよび主端子14a,14bを有し定電流電源12に着脱可能なユニットに形成されているとともに、制御部15が、出力端子15a,15bおよび接続端子15cを有し定電流電源12に対して着脱可能なユニットに形成されているものである。
すなわち、制御部15は、PWM制御部26の出力側が、出力端子15aに接続されているとともに反転素子27を介して出力端子15bに接続されている。
また、第1発光モジュール13は、主端子13a,13b間に第1光源部17とトランジスタ18とが接続されているとともに、トランジスタ18のベースが制御端子13cおよび出力端子15aを介してPWM制御部26に接続されている。
同様に、第2発光モジュール14は、主端子14a,14b間に第2光源部22とトランジスタ23とが接続されているとともに、トランジスタ23のベースが制御端子14c、出力端子15bおよび反転素子27を介してPWM制御部26に接続されている。
そして、制御部電源25から給電されたPWM制御部26が、所定のPWM制御信号を出力すると、このPWM制御信号は、出力端子15aおよび制御端子13cを経由して第1発光モジュール13のトランジスタ18のベースに供給され、このトランジスタ18を動作させることで、トランジスタ18の通電時に第1発光モジュール13のLED16に点灯電流IL1が流れ、PWM制御信号のオンデューティに対応した発光量で各LED16が発光する。
また、PWM制御信号は、反転素子27により反転されて反転信号となって出力端子15bおよび制御端子14cを経由して第2発光モジュール14のトランジスタ23のベースに供給され、この反転信号のオン期間(制御信号のオフ期間)のみトランジスタ23が通電動作し、この通電時に第2発光モジュール14のLED21に点灯電流IL2が流れ、反転信号のオンデューティ(制御信号のオフデューティ)に対応した発光量で各LED21が発光する。
この結果、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、各発光モジュール13,14および制御部15を、定電流電源12に対して着脱可能なユニットとし、各発光モジュール13,14に、各トランジスタ18,23の動作を外部から制御可能な制御端子13c,14cを設けることで、外部機器に容易に接続できるとともに、制御部15と各発光モジュール13,14とを組み合わせることで、定電流電源12の性能によらず、色温度を変化させた照明光を得ることができるLED点灯装置11に容易に対応でき、かつ、各発光モジュール13,14が破損した場合などでも、それぞれの発光モジュール13,14のみを交換すればよく、メンテナンス性も向上する。
なお、上記第4の実施の形態において、制御部および各発光モジュールのユニット内の構成は、例えば上記第1の実施の形態ないし第3の実施の形態と同様の構成など、複数の発光モジュールを、PWM制御信号と反転信号とにより各スイッチング素子によって選択的に動作させる任意の構成とすることが可能である。
次に、図6に第5の実施の形態を示し、図6は照明装置の回路図である。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第5の実施の形態は、上記第4の実施の形態において、制御部15が、制御部電源25に代えて、定電流電源12の出力側から電源を得るものである。
制御部15は、定電流電源12の出力側に接続される接続端子15dに対して、スイッチング素子であるNチャネルMOSFET31のソースが接続され、このMOSFET31のドレインにダイオード32のアノードが接続され、このダイオード32のカソードと接続端子15cとの間にPWM制御部26と電解コンデンサ33との並列回路が接続されている。また、MOSFET31には、ソース−ゲート間にバイアス抵抗34が接続され、かつ、接続端子15cとの間にツェナダイオード35が接続されている。これらMOSFET31、ダイオード32、電解コンデンサ33、バイアス抵抗34およびツェナダイオード35などにより、制御部15の制御部電源36が構成されている。ここで、定電流電源12の出力電圧は、負荷のインピーダンスによって異なるため、制御部15は、定電圧生成手段として、PWM制御部26に定電圧を供給可能に構成されている。なお、この制御部15は、例えば各発光モジュール13,14の1/10程度の電流により駆動するように構成されている。
そして、LED点灯装置11の電源を投入すると、制御部15では、MOSFET31の動作により定電流電源12からの電流の一部が電解コンデンサ33にチャージされる。このとき、電解コンデンサ33は、ツェナダイオード35の降伏電圧と略等しい所定の電圧となるまでチャージ可能である。そして、PWM制御部26が、チャージされた電解コンデンサ33から定電圧を給電されて動作し、所定のPWM制御信号を出力する。
このPWM制御信号は、出力端子15aおよび制御端子13cを経由して第1発光モジュール13のトランジスタ18のベースに供給され、このトランジスタ18を動作させることで、トランジスタ18の通電時に第1発光モジュール13のLED16に点灯電流IL1が流れ、PWM制御信号のオンデューティに対応した発光量で各LED16が発光する。
同時に、PWM制御信号は、反転素子27により反転されて反転信号となって出力端子15bおよび制御端子14cを経由して第2発光モジュール14のトランジスタ23のベースに供給され、この反転信号のオン期間(制御信号のオフ期間)のみトランジスタ23が通電動作し、この通電時に第2発光モジュール14のLED21に点灯電流IL2が流れ、反転信号のオンデューティ(制御信号のオフデューティ)に対応した発光量で各LED21が発光する。
この結果、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、制御部15は、定電流電源12と独立してLED点灯装置11などの機器に搭載されることが想定されるので、制御部15を定電流電源12に対して着脱可能なユニットとし、定電流電源12の出力側から電力を得る制御部電源36を備えることにより、制御部15を定電流電源12に取り付けて発光モジュール13,14に接続するだけで、色温度を変化させた照明光を得ることができるLED点灯装置11に容易に対応できるとともに、LED点灯装置11の仕様の変更などへの対応も容易になる。
なお、上記第5の実施の形態において、制御部15の接続端子15d,15cを、例えば第1発光モジュール13の主端子13a,13bあるいは第2発光モジュール14の主端子14a,14bに直接接続するように構成すれば、端子数を最小限とすることができ、構成をより簡略化できる。
次に、図7に第6の実施の形態を示し、図7は照明装置の回路図である。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第6の実施の形態は、上記第1の実施の形態ないし第4の実施の形態において、制御部15が、第1発光モジュール13の第1光源部17の複数のLED16の間のいずれかの位置から電力を得るものである。
第1発光モジュール13は、第1光源部17と定電流電源12の出力側との間に、スイッチング素子としての半導体スイッチであるトランジスタ41が接続されている。このトランジスタ41は、例えばPNP型のバイポーラトランジスタであり、このトランジスタ41のベースには、エミッタとの間に抵抗42が接続されているとともに、この抵抗42に対して並列に抵抗43が接続されている。そして、この抵抗43は、第1スイッチング素子としてのトランジスタ44のコレクタに接続されている。
同様に、第2発光モジュール14は、第2光源部22と定電流電源12の出力側との間に、スイッチング素子としての半導体スイッチであるトランジスタ46が接続されている。このトランジスタ46は、例えばPNP型のバイポーラトランジスタであり、このトランジスタ46のベースには、エミッタとの間に抵抗47が接続されているとともに、この抵抗47に対して並列に抵抗48が接続されている。そして、この抵抗48は、第2スイッチング素子としてのトランジスタ49のコレクタに接続されている。
さらに、制御部15は、PWM制御部26の出力側がトランジスタ44のベースに接続されているとともに反転素子27を介してトランジスタ49のベースに接続されている。また、PWM制御部26は、直流電源51に接続されているとともに、第1光源部17のLED16の間の位置に接続されている。
ここで、LED16の順方向電圧は、電流や温度に対して概ね一定であるから、PWM制御部26の両端間に接続されるLED16の個数により、PWM制御部26に供給される電圧が略一定に設定される。例えば、PWM制御部26に供給する必要電圧をV、LED16の順方向電圧をVfとすると、PWM制御部26の両端間に接続されるLED16の必要数は、V/Vfにより求めることができる。
そして、直流電源51により給電されてPWM制御部26が動作し、このPWM制御部26が所定のPWM制御信号を出力すると、このPWM制御信号は、トランジスタ44のベースに供給され、このトランジスタ44を動作させることで、トランジスタ44の通電時に第1発光モジュール13のLED16に点灯電流IL1が流れ、PWM制御信号のオンデューティに対応した発光量で各LED16が発光するとともに、この点灯電流IL1が流れることにより、PWM制御部26の両端間に接続されたLED16の順方向電圧分の電圧がPWM制御部26に供給される。
同時に、PWM制御信号は、反転素子27により反転されて反転信号となって第2発光モジュール14のトランジスタ49のベースに供給され、この反転信号のオン期間(制御信号のオフ期間)のみトランジスタ49が通電動作し、この通電時に第2発光モジュール14のLED21に点灯電流IL2が流れ、反転信号のオンデューティ(制御信号のオフデューティ)に対応した発光量で各LED21が発光する。
この結果、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、定電流電源12は、負荷の状態に対して出力電圧が変動することから、制御部15へと安定した電圧を直接的には供給することができず、また、出力電圧が高い場合には、制御部15に必要な電圧まで降圧するための手段が必要になり、電力損が発生するのに対して、上記のようにLED16の間の位置から制御部15の電源を得ることで、電流や温度の変動に殆ど影響を受けることなく制御部15に安定した電圧を容易に供給することが可能になるとともに、仮に降圧手段を設ける場合でも、降圧電圧差が小さいため、電力損を抑制できる。
なお、上記各実施の形態において、PWM制御信号を反転させる構成は、反転素子27を用いる他にも、例えばスイッチング素子の組み合わせなどにより、任意に構成できる。
次に、図8に第7の実施の形態を示し、図8は照明装置の回路図である。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第7の実施の形態は、第2発光モジュール14の第2光源部22のインピーダンスを、第1発光モジュール13の第1光源部17のインピーダンスよりも大きくし、かつ、スイッチング素子としてのトランジスタ53を、第1発光モジュール13に設け、各発光モジュール13,14をユニット化するものである。
ここで、第2光源部22でのインピーダンスを第1光源部17でのインピーダンスよりも大きくする場合には、本実施の形態では、LED16,21のインピーダンスを略等しくし、かつ、第2光源部22のLED21の個数を、第1光源部17のLED16の個数よりも多くしている。
また、LED16は、LED21よりも発光効率が高いものとしている。
そして、PWM制御部26の動作により、トランジスタ53のベースにPWM制御信号が供給されることで、このPWM制御信号のオン期間のみトランジスタ53が通電動作する。
このとき、第1発光モジュール13の第1光源部17のインピーダンスが第2光源部22のインピーダンスよりも小さいことにより、この通電時に第1発光モジュール13のLED16に点灯電流IL1が流れ、PWM制御信号のオンデューティに対応した発光量で各LED16が発光する。
一方、PWM制御信号のオフ期間には、トランジスタ53の通電動作が停止することで、第1発光モジュール13側に流れる電流が停止し、代わりに第2発光モジュール14のLED21に点灯電流IL2が流れ、PWM制御信号のオフデューティに対応した発光量で各LED21が発光する。
すなわち、トランジスタ53のスイッチング動作により、第1発光モジュール13のLED16と第2発光モジュール14のLED21とに選択的に点灯電流が流れる。
そして、上記PWM制御信号によるトランジスタ53のスイッチング動作が肉眼で認識できない程度のサイクルで行われることにより、LED16からの発光とLED21からの発光とが観測者の目で合成されて、LED16の色温度とLED21の色温度との中間の色温度を有する照明光を得ることができる。
すなわち、PWM制御部26からのPWM制御信号のオンデューティを可変させることで、このPWM制御信号のデューティ比に応じて各LED16の発光量と、各LED21の発光量とが相補的に可変されるので、出力を一定としつつ、色温度の混合比が変化し、色温度を異ならせた照明光を容易に得ることができる。
したがって、PWM制御部26およびトランジスタ53を第1発光モジュール13に組み込むだけで、各発光モジュール13,14を容易に制御でき、LED点灯装置11を、より小型化および低コスト化できる。
また、LED21のインピーダンスを、LED16のインピーダンスと略等しくし、第1光源部17のLED16の個数よりも第2光源部22のLED21の個数を多くすることで、第2光源部22のインピーダンスを、第1光源部17のインピーダンスよりも容易に大きくでき、トランジスタ53だけで各発光モジュール13,14での電流調整を容易にできる。
さらに、トランジスタ53を接続する第1発光モジュール13のLED16の発光効率を、LED21の発光効率よりも高くすることで、第1発光モジュール13側でのLED16の性能による光束の低下を抑制できる。
そして、各発光モジュール13,14をユニット化することにより、第1発光モジュール13を、第1光源部17よりもインピーダンスが高い他の任意の発光モジュールと組み合わせて定電流電源12に並列に接続するだけで、色温度を可変させた照明光を得ることができるLED点灯装置に容易に対応できるとともに、各発光モジュール13,14が破損した場合などでも、それぞれの発光モジュール13,14のみを交換すればよく、メンテナンス性も向上する。
なお、上記第7の実施の形態において、例えばLED21を、LED16のインピーダンス16よりも大きいインピーダンスを有するものとすれば、例えばLED16,21を同数設けてもよく、第2光源部22でのインピーダンスを第1光源部17でのインピーダンスよりも大きくすれば、LED16,21の個数やそれぞれのインピーダンスは任意に設定できる。
また、上記各実施の形態において、各光源としてはLED16,21以外のものを用いることも可能であり、また、LED16,21の色温度などは、上記構成に限定されるものではない。
さらに、各スイッチング素子としては、例えばFETなどを用いることも可能である。
そして、定電流電源12は、出力電流Iを調整可能としてもよい。この場合には、色温度を可変させた照明光を得つつ調光できる。
本発明の第1の実施の形態を示す照明装置の回路図である。 同上照明装置の制御を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態を示す照明装置の制御を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施の形態を示す照明装置の制御を示すタイミングチャートである。 本発明の第4の実施の形態を示す照明装置の回路図である。 本発明の第5の実施の形態を示す照明装置の回路図である。 本発明の第6の実施の形態を示す照明装置の回路図である。 本発明の第7の実施の形態を示す照明装置の回路図である。
符号の説明
11 照明装置であるLED点灯装置
12 定電流電源
13 第1発光モジュール
13c,14c 制御端子
14 第2発光モジュール
15 制御部
16 第1光源としてのLED
17 第1光源部
18,44 第1スイッチング素子としてのトランジスタ
21 第2光源としてのLED
22 第2光源部
23,49 第2スイッチング素子としてのトランジスタ
53 スイッチング素子としてのトランジスタ

Claims (10)

  1. 1つ以上の第1光源と、この第1光源に流れる電流を制御する第1スイッチング素子とを備え、定電流電源に接続される第1発光モジュールと;
    前記第1光源と異なる色温度を有する1つ以上の第2光源と、この第2光源に流れる電流を制御する第2スイッチング素子とを備え、前記定電流電源に対して前記第1発光モジュールと並列に接続される第2発光モジュールと;
    前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との一方にPWM制御信号を供給するとともに、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との他方に前記PWM制御信号を反転させた反転信号を供給することで、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とのそれぞれの動作を選択的に制御する制御部と;
    を具備していることを特徴とした照明装置。
  2. 第1光源および第2光源のそれぞれが発光する点灯電圧よりも低い電圧を出力する状態で立ち上がり、制御部が立ち上がった後に、前記点灯電圧以上の電圧を出力する状態になる定電流電源
    を具備していることを特徴とした請求項1記載の照明装置。
  3. 制御部よりも後に立ち上がる定電流電源
    を具備していることを特徴とした請求項1記載の照明装置。
  4. 制御部は、定電流電源に対して着脱可能なユニットであり、前記定電流電源の出力側から電力を得る
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか記載の照明装置。
  5. 第1光源部は、互いに直列に接続された複数の第1光源を有し、
    制御部は、複数の前記第1光源の間のいずれかの位置から電力の一部を得る
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか記載の照明装置。
  6. 制御部、第1発光モジュールおよび第2発光モジュールは、それぞれ定電流電源に対して着脱可能なユニットであり、
    前記第1発光モジュールは、第1スイッチング素子の動作を外部から制御可能な制御端子を有し、
    前記第2発光モジュールは、第2スイッチング素子の動作を外部から制御可能な制御端子を有している
    ことを特徴とした請求項1ないし5いずれか記載の照明装置。
  7. 1つ以上の第1光源を有する第1光源部と、この第1光源部に接続されこの第1光源に流れる電流を制御するスイッチング素子とを備え、定電流電源に接続される第1発光モジュールと;
    前記第1光源と異なる色温度を有する1つ以上の第2光源を有し前記第1光源部よりもインピーダンスが高い第2光源部を備え、前記定電流電源に対して前記第1発光モジュールと並列に接続される第2発光モジュールと;
    前記スイッチング素子にPWM制御信号を供給することでこのスイッチング素子の動作を制御する制御部と;
    を具備していることを特徴とした照明装置。
  8. 第2光源は、第1光源と略等しいインピーダンスを有し、
    第2光源部は、前記第2光源の数が、第1光源部の前記第1光源の数よりも多い
    ことを特徴とした請求項7記載の照明装置。
  9. 第1光源は、第2光源よりも発光効率が高い
    ことを特徴とした請求項8記載の照明装置。
  10. 出力電流を調整可能な定電流電源
    を具備していることを特徴とした請求項1ないし9いずれか記載の照明装置。
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