JP2009008738A - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

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豊 千秋
Yoshiaki Takada
佳明 高田
Nobuhiro Fukuda
伸宏 福田
Yasuhiro Akiyama
靖浩 秋山
Hideharu Hattori
英春 服部
Masahiro Ogino
昌宏 荻野
Yuichiro Kimura
雄一郎 木村
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Abstract

【課題】動きベクトルのエッジ部における映像の不連続やノイズ等を防止することができる表示装置を提供することを課題とする。
【解決手段】入力画像信号を基に複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータに変換するサブフィールド変換手段(2a3)と、前記入力画像信号内の画像の動きベクトルを検出する動き検出手段(2a5)と、前記動きベクトルのエッジ部を補正して補正動きベクトルを出力する動きベクトル補正手段(2a7)と、前記補正動きベクトルに応じた、複数画素の前記サブフィールド間の位置に画像が移動するように、前記サブフィールド変換手段により変換された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを補正するサブフィールド視向整列手段(2a4)と、前記補正された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを基に表示手段に表示させる駆動制御手段とを有する表示装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置及び表示方法に関する。
近年、表示装置の大型化に伴って薄型の表示装置が要求され、各種類の薄型の表示装置が提供されている。例えば、ディジタル信号のままで表示するマトリックスパネル、すなわち、プラズマディスプレイパネル(PDP)等のガス放電パネルや、DMD(Digital Micromirror Device)、EL表示素子、蛍光表示管、液晶表示素子等が提供されている。このような薄型の表示装置のうち、PDP等のガス放電パネルは、大画面化が容易であること、自発光タイプで表示品質が良いこと、並びに、応答速度が速いこと等の理由から、大画面で直視型のHDTV(高品位テレビ)用表示デバイスとして実用化に至っている。
上記表示装置、例えばPDP装置において、入力画像(映像)信号を基に、サブフィールド法を用いて、パネルに対し多階調の動画像を表示している。サブフィールド法では、パネル画面(表示領域)への映像表示単位となる1フィールド(フレーム)が、時間的な発光ブロックである複数(Nとする)のサブフィールド(サブフレーム)に分割され、その夫々が、階調表現のために発光時間により所定の輝度(明るさ)の重み付けで制御される構成である。その構成において、フィールドの表示セル(セル)毎に、サブフィールドの点灯(オン)または非点灯(オフ)の状態を組み合わせ選択すること(サブフィールド変換)により、多階調の表示を行っている。各フィールド内の各サブフィールドは、セルの選択のためのアドレスパルスと、セルの放電発光のための複数のサステインパルスとを有して構成される。
上記複数のサブフィールドのオン/オフを制御する多階調表示装置において、静止画像を表示した場合、人間は画面垂直面から映像をみるので同一画素のサブフィールドについて視線が通過するが、動画像を表示した場合、人間は動いている目標物に合わせて視線を追従するので、視線は複数の画素のサブフィールドに渡って貫くので、静止画とは異なる明るさが感知される。この現象により動画像において、擬似輪郭が感知されたり、目標物のエッジ部分のぼやけが感知される。
以上に述べた擬似輪郭とぼやけを軽減する手法として、下記の特許文献1には、ディスプレイパネルの単位表示画面をNビット(Nは2以上の整数)の表示階調に対応したN枚のサブフィールド画面に分割し、各サブフィールド画面の表示パルス数に各ビットに対応した重み付けをすることによって入力映像信号の中間調画像を表示する方法において、前記ディスプレイパネルの表示画面における動画と背景画の境界に生じる偽イメージ領域を検出し、この偽イメージ領域の輝度が前記入力映像信号を忠実に表示したときの輝度より明るいか否かを判別し、この判別結果に基づいて前記偽イメージ領域の画素の点灯を制御してなることを特徴とするディスプレイパネルの中間調画像表示方法が記載されている。
特許第3246217号公報
画像の動きベクトルを使用して偽イメージ領域を制御すると、検出された動きベクトルのエッジ部で映像の不連続やノイズ等の不具合が発生する場合がある。
本発明の目的は、動きベクトルのエッジ部における映像の不連続やノイズ等を防止することができる表示装置及び表示方法を提供することである。
本発明の表示装置は、1フィールドを重み付けされた複数のサブフィールドに分割し、前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯の組み合わせによって階調表示する表示装置であって、入力画像信号を基に前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータに変換するサブフィールド変換手段と、前記入力画像信号内の画像の動きベクトルを検出する動き検出手段と、前記動きベクトルのエッジ部を補正して補正動きベクトルを出力する動きベクトル補正手段と、前記補正動きベクトルに応じた、複数画素の前記サブフィールド間の位置に画像が移動するように、前記サブフィールド変換手段により変換された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを補正するサブフィールド視向整列手段と、前記補正された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを基に表示手段に表示させる駆動制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の表示方法は、1フィールドを重み付けされた複数のサブフィールドに分割し、前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯の組み合わせによって階調表示する表示方法であって、入力画像信号を基に前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータに変換するサブフィールド変換ステップと、前記入力画像信号内の画像の動きベクトルを検出する動き検出ステップと、前記動きベクトルのエッジ部を補正して補正動きベクトルを出力する動きベクトル補正ステップと、前記補正動きベクトルに応じた、複数画素の前記サブフィールド間の位置に画像が移動するように、前記サブフィールド変換ステップにより変換された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを補正するサブフィールド視向整列ステップと、前記補正された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを基に表示手段に表示させる駆動制御ステップとを有することを特徴とする。
動きベクトルの急激な変化を抑制することができるので、動きベクトルのエッジ部における映像の不連続やノイズ等を防止し、画質を向上させることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態によるプラズマ表示装置の構成例を示すブロック図である。プラズマ表示装置1は、制御回路部2、駆動回路部3及び表示部(PDP)4を有する。制御回路部2は、タイミング生成部2d、多階調化処理部2a、駆動シーケンス生成部2e、フレームメモリ部2b及びアドレス生成部2cを有する。制御回路部2は、駆動回路部3を含むプラズマ表示装置1全体を制御する。駆動回路部3は、表示部4に電圧を印加することにより駆動して、表示部4に映像表示させる。
表示部4は、画素に対応付けられる表示セルのマトリックスが構成された表示パネル、例えば三電極・交流駆動型のPDPである。表示部(PDP)4は、セル群を構成する電極群、例えば、X(サステイン放電)電極、Y(サステイン放電・走査)電極及びA(アドレス)電極を備える。駆動回路部3は、表示部(PDP)4の電極群に対応する各種駆動回路として、X電極駆動回路3b、Y電極駆動回路3a及びA(アドレス)電極駆動回路3c等を含み、それぞれ対応する電極に電圧を印加することにより駆動する。スキャンドライバ3dは、表示させたい表示セルを選択するためのスキャンパルスを複数のY電極に順次印加する。
制御回路部2において、タイミング生成部2dは、水平同期信号H、垂直同期信号V、表示期間信号DEN及びクロック信号CLK等の同期信号を入力し、多階調化処理部2a、フレームメモリ部2b、駆動シーケンス生成部2e及びアドレスデータ生成部2c等の各部を制御するために必要なタイミング信号を生成及び出力する。
多階調化処理部2aは、ディジタルの映像信号(入力映像信号又は画像信号)VDINを入力し、表示部4での多階調の動画像の表示のために必要な、サブフィールド(SF)変換処理を含む信号処理(多階調化処理)を行う。そして、多階調化処理部2aは、フレームメモリ部2bに、信号処理したデータ、即ちフィールド及びサブフィールドのデータ(駆動制御信号)SFOUTを出力する。多階調化処理部2aの詳細は、後に図7及び図8を参照しながら説明する。
フレームメモリ(フィールドメモリ)部2bは、多階調化処理部2aの出力SFOUTを、フィールド単位で一旦記憶し、次のフィールド表示の時に、全画面(フィールド)分をサブフィールド毎に順次、アドレスデータ生成部2cへ出力する。
駆動シーケンス生成部2eは、タイミング生成部2dの出力を基に、駆動回路部3を制御するために必要なタイミング信号を出力する。
駆動回路部3は、制御回路部2からデータを入力して、表示部4における表示を駆動制御する。
図2は、表示部(PDP)4のパネル構造例(三電極、ストライプ状リブの場合)を示す分解斜視図である。画素に対応した一部分を示している。表示部4は、主に発光ガラスで構成される前面基板211及び背面基板212の構造体が対向して組み合わされ、その周囲部が封止され、その空間に放電ガスが封入されることにより構成される。
前面基板211上には、サステイン放電を行うための複数のX電極201及びY電極202が、横(行)方向に平行に伸びて縦(列)方向に交互に形成されている。これらの電極群は、誘電体層203及び更にその表面が保護層204により覆われている。背面基板212上には、縦方向に、複数のアドレス(A)電極205が平行に伸びて形成されており、更に誘電体層206に覆われている。誘電体層206上、アドレス電極205の両側には、縦方向に伸びる隔壁207が形成され、列方向に区分けしている。更に、誘電体層206上、隔壁207間には、紫外線により励起されて赤(R),緑(G),青(B)の各色の可視光を発生する蛍光体208が塗布されている。
X電極201とY電極202の対に対応して表示の行(ライン)が構成され、更にアドレス電極205との交差に対応して表示の列及びセルが構成される。R,G,Bのセルのセットにより画素が構成される。セルの行列により表示部4の表示領域が構成される。PDPは、駆動方式などに応じて各種構造が存在する。
図3は、プラズマ表示装置の表示方法を示す駆動シーケンスであるフィールドの構成例を示す図である。表示部(PDP)4の駆動制御の基本として、フィールド及びサブフィールドの駆動シーケンスを説明する。フィールドは、第nのフィールドnF及びその次の第n+1のフィールドn+1F等を有する。1つのフィールドは、例えば1/60秒で表示される。各フィールドは、階調表現のために時間的に分割された例えば8個のサブフィールドSF1〜SF8により構成される。各サブフィールドは、リセット期間TR、アドレス期間TA及びサステイン期間TSを有する。各サブフィールドは、サステイン期間TSの長さ(サステイン放電回数)による重み付けが与えられており、各サブフィールドのオン/オフの組み合わせによって階調が表現される。
アドレス期間TAでは、アドレス電極及びY電極間の放電により、サブフィールドのセル群におけるオン/オフのセルを選択するアドレス動作を行う。次のサステイン期間TSでは、直前のアドレス期間TAでアドレスされた選択セルにおいて、X電極及びY電極間のサステイン放電を実施して表示する動作を行う。
図7は、図1の多階調化処理部2aの構成例を示すブロック図である。参照符号2a0及び2a6は1垂直走査期間(1V)遅延手段、参照符号2a1はゲイン手段、参照符号2a2は誤差拡散手段、参照符号2a3はサブフィールド(SF)変換手段、参照符号2a4はサブフィールド(SF)視向整列手段、参照符号2a5は動き検出手段を示している。
ディジタルの入力画像信号VDINは、1V遅延手段2a0、ゲイン手段2a1、誤差拡散手段2a2、SF変換手段2a3から構成されるパスと、動き検出手段2a5、1V遅延手段2a6からなるパスに入力される。
前者のパスに入力された画像信号VDINは、1フィールド分だけ1V遅延手段2a0に保持された後、次のフィールド期間でゲイン手段2a1に入力される。ゲイン手段2a1は、1V遅延手段2a0の出力信号をSF変換手段2a3の実階調数に合わせ込む。例えば、画像信号VDINが10ビットの1024階調で、SF変換手段2a3の実階調数の最大値が256の場合、ゲイン手段2a1は256/1024のゲインを画像信号VDINにかける。このときゲイン手段2a1の出力が10ビットの場合、上位8ビットは整数で、下位2ビットは小数として扱われる。さらに、ゲイン手段2a1から出力された信号は、誤差拡散手段2a2に入力される。誤差拡散手段2a2は、注目画素の信号に対して、4個の周辺画素の信号の小数部を加算することにより、画像信号の小数部の誤差を空間的に拡散し、階調表現する。
SF変換手段2a3は、誤差拡散手段2a2の出力画像信号が表現する輝度値に対応するサブフィールド点灯パターンSFDをサブフィールド(SF)視向整列手段2a4に出力する。サブフィールド点灯パターンSFDは、サブフィールド毎のサブフィールドの画素の点灯又は非点灯を表すデータである。
図4は、SF変換手段2a3のサブフィールド変換テーブルを示す図である。8個のサブフィールドSF1〜SF8の重みは、例えば、それぞれ1、2、4、8、12、16、20及び24である。変換テーブルは、各階調値におけるサブフィールドSF1〜SF8の点灯パターンを示す。○印が点灯を示し、空欄が非点灯を示す。SF変換手段2a3は、画素信号の階調値を入力し、それに対応するサブフィールドSF1〜SF8の点灯パターンSFDを出力する。
また、図7において、画像信号VDINは、動き検出手段2a5にも入力される。動き検出手段2a5は、まず、入力された画像信号VDINを1フィールド分だけ1V遅延手段2a6に保持させ、次に、1V遅延手段2a6に保持された画像信号と現在入力された画像信号VDINとのパターンマッチング等による比較により、フィールド間の画像の動き、つまり動きベクトルVCTを画素毎に検出し、SF視向整列手段2a4に出力する。
SF視向整列手段2a4は、動きベクトルVCTに応じて画像が複数のサブフィールド間で順次移動するように、SF変換手段2a3により変換されたサブフィールド点灯パターンSFDを補正し、サブフィールド点灯パターンSFOUTを出力する。
図5(A)及び(B)は、サブフィールドの時間的及び空間的配置を示す図であり、動画ぼやけの発生原理を示している。横軸は水平画素位置を示し、縦軸は時間を示す。まず第nのフィールドが表示され、次に第n+1のフィールドが表示される。各フィールドは、第1のサブフィールドSF1、第2のサブフィールドSF2、第3のサブフィールドSF3、第4のサブフィールドSF4、第5のサブフィールドSF5、第6のサブフィールドSF6、第7のサブフィールドSF7、第8のサブフィールドSF8の順で表示される。図5(A)は、1画素の点を静止画で表示した場合を示す。図5(B)は、1画素の点を5画素/フィールドで右に移動表示した場合を示す。図5(A)の静止画においては、同一画素について各サブフィールドの画素を視線600が通過する。そのため人間に感知される画像の幅は1画素である。しかし、図5(B)の動画の場合では、複数の隣接する画素について各サブフィールドの画素を視線601が通過する。そのため、画像は1画素よりも幅広く感知されて、ぼやけと認識される。
図6は、視向整列を行った場合のサブフィールドの時間的及び空間的配置を示す図であり、図7のSF視向整列手段2a4で行う動き適応SF視向整列法の原理を示している。横軸及び縦軸は図5(B)と同じである。SF視向整列手段2a4は、図5(B)のサブフィールド点灯パターンSFDを補正し、図6のサブフィールド点灯パターンSFOUTを生成する。SF視向整列手段2a4は、動きベクトルVCTが表す画像の動きが視線700の動きと一致するとし、視線700が通過する経路上にサブフィールドの画像を整列させる。すなわち、SF視向整列手段2a4は、動きベクトルVCTに応じて画像のサブフィールドが周辺の画素に順次移動するように、サブフィールド点灯パターンSFDを補正し、サブフィールド点灯パターンSFOUTを出力する。サブフィールドの画像の整列により、感知される画像の幅は、輝度の重み付けが最大であるサブフィールドSF8のみを視線700が通過する幅程度に抑えられる。以上の処理により画像のぼやけは低減する。
図9は、図7の多階調化処理部2aのSF視向整列法によるサブフィールドの再配置を示す図である。図の下段は、動きベクトルを示す。図の中段は、SF視向整列手段2a4のSF視向整列前のサブフィールド配置を示す。図の上段は、SF視向整列手段2a4のSF視向整列後のサブフィールド配置を示す。SF視向整列手段2a4は、図の中段のサブフィールド点灯パターンSFDを入力し、図の上段のサブフィールド点灯パターンSFOUTを出力する。図の中段及び上段において、同じハッチは同じ明るさを示している。画像の中央部分は明るさが変化して(つまり絵柄部分)、その両脇は明るさの変化がない。動きベクトルは、この明るさが変化している領域において検出される。この動きベクトルを用いて、SF視向整列を行うと、図の中段のSF視向整列前の点線の明るさが変化している部分のサブフィールドは、図の上段のSF視向整列後では欠落される。すなわち、SF視向整列によりサブフィールド情報が欠落し、画質が劣化する。
図8は、本実施形態による多階調化処理部2aの構成例を示すブロック図であり、図7に対してベクトル補正手段2a7を追加したものである。以下、図8が図7と異なる点を説明する。ベクトル補正手段2a7は、動き検出手段2a5により検出された動きベクトルVCTを補正し、補正動きベクトルVCCをSF視向整列手段2a4に出力する。SF視向整列手段2a4は、補正動きベクトルVCCに応じて画像のサブフィールドが周辺の画素に順次移動するように、SF変換手段2a3により変換されたサブフィールド点灯パターンSFDを補正し、サブフィールド点灯パターンSFOUTを出力する。その詳細は、図10を参照しながら説明する。
図10は、図8の多階調化処理部2aのSF視向整列法によるサブフィールドの再配置を示す図である。以下、図10が図9と異なる点を説明する。図9及び図10の中段のサブフィールド点灯パターンSFDは同じである。ベクトル補正手段2a7は、図9の動きベクトルと同様に、点線で示す動きベクトルを入力し、その動きベクトルを空間的に広げる補正を行い、図10の実線の動きベクトルを出力する。SF視向整列手段2a4は、その補正された動きベクトルを用いて、図の中段のサブフィールド点灯パターンSFDを図の上段のサブフィールド点灯パターンSFOUTに変換する。これにより、図10の点線のサブフィールドの欠落はあるが、明るさの変化のない領域なので映像の劣化を防止でき、図9の点線の明るさ変化領域のサブフィールドの欠落を防止することができる。明るさ変化領域の映像の欠落がなく、SF視向整列され、明るさ変化領域の不連続を防止することができる。
なお、図の中段のSF視向整列前の図の右側の明るさに変化がない部分の映像が広い範囲で(動きベクトルを広げた部分で)欠落する。動き検出手段2a5は、回路規模を小さく抑えるためRGB信号を輝度信号に変換して動きベクトルを検出しており、明るさには変化がないが、色が変化する場合があり、そのような映像の場合は色情報の欠落により、違和感を感じる。その解決策を、後に、第2の実施形態で説明する。
図11は、図8の多階調化処理部2aのSF視向整列法による他のサブフィールドの再配置を示す図である。以下、図11が図10と異なる点を説明する。動き検出手段2a5が、点線で示す動きベクトル(図9の下段の動きベクトルの半分の大きさの動きベクトル)VCTを検出した場合を説明する。ベクトル補正手段2a7は、動きベクトルVCTの大きさに応じて、動きベクトルの空間的拡大範囲を変える。動きベクトルVCTが大きい場合には、図10のように動きベクトルの拡大範囲を広くし、動きベクトルVCTが小さい場合には、図11のように動きベクトルの拡大範囲を狭くする。例えば、図11の動きベクトルの拡大範囲は、図10の動きベクトルの拡大範囲の半分である。動きベクトルVCTが小さく、画像の動きが小さい場合には、動きベクトルの拡大範囲が狭くても、明るさの変化領域の明るさ情報の欠落を防止することができる。
図21は、動きベクトルの探索範囲を示す図である。動きベクトルの探索範囲は、中央の着目画素に対して、水平方向に±7画素、垂直方向に±3画素である。
図20は、図8のSF視向整列手段2a4の構成例を示すブロック図である。書き込みカウンタ2a40は、水平同期信号H、垂直同期信号V及び表示期間信号DENを入力し、カウントを行う。書き込みアドレス生成回路2a44は、書き込みカウンタ2a40のカウント値を基に書き込みアドレスを生成する。ラインメモリ2a41は、補正動きベクトルVCCを3ライン分記憶し、補正動きベクトルVCTLDを出力する。読み出しカウンタ2a42は、水平同期信号H、垂直同期信号V及び表示期間信号DENを入力し、カウントを行う。演算係数選択回路2a43は、サブフィールドの期間を制御するための演算係数Kを選択して出力する。2a49〜2a52は、サブフィールド毎のラインメモリで、7ライン分(探索範囲+注目ライン分)記憶する。ラインメモリはSFDを順次書き込みアドレスに書き込み3ライン遅延後に後で述べる読み出しアドレスに従い読み出しを行う。
第1のサブフィールドの読み出しアドレス生成回路2a45は、補正動きベクトルVCTLD、読み出しカウンタ2a42の出力信号及び演算係数Kを入力し、第1のサブフィールドの読み出しアドレスを生成する。第2のサブフィールドの読み出しアドレス生成回路2a46は、補正動きベクトルVCTLD、読み出しカウンタ2a42の出力信号及び演算係数Kを入力し、第2のサブフィールドの読み出しアドレスを生成する。第3のサブフィールドの読み出しアドレス生成回路2a47は、補正動きベクトルVCTLD、読み出しカウンタ2a42の出力信号及び演算係数Kを入力し、第3のサブフィールドの読み出しアドレスを生成する。同様に、第8のサブフィールドの読み出しアドレス生成回路2a48は、補正動きベクトルVCTLD、読み出しカウンタ2a42の出力信号及び演算係数Kを入力し、第8のサブフィールドの読み出しアドレスを生成する。
第1のサブフィールドのメモリ2a49は、書き込みアドレスに第1のサブフィールド点灯パターンSFDを書き込み、第1のサブフィールドの読み出しアドレスから第1のサブフィールド点灯パターンSFDを読み出し、第1のサブフィールド点灯パターンSFDOUT1を出力する。第2のサブフィールドのメモリ2a50は、書き込みアドレスに第2のサブフィールド点灯パターンSFDを書き込み、第2のサブフィールドの読み出しアドレスから第2のサブフィールド点灯パターンSFDを読み出し、第2のサブフィールド点灯パターンSFDOUT2を出力する。第3のサブフィールドのメモリ2a51は、書き込みアドレスに第3のサブフィールド点灯パターンSFDを書き込み、第3のサブフィールドの読み出しアドレスから第3のサブフィールド点灯パターンSFDを読み出し、第3のサブフィールド点灯パターンSFDOUT3を出力する。同様に、第8のサブフィールドのメモリ2a52は、書き込みアドレスに第8のサブフィールド点灯パターンSFDを書き込み、第8のサブフィールドの読み出しアドレスから第8のサブフィールド点灯パターンSFDを読み出し、第8のサブフィールド点灯パターンSFDOUT8を出力する。
図15は、図8のベクトル補正手段2a7の構成例を示すブロック図である。ベクトル遅延手段2a10は、動きベクトルVCTをm画素遅延し、動きベクトルDVCTを出力する。mは、探索範囲の数である。ベクトルエッジ検出手段2a11は、動きベクトルのエッジを検出し、エッジ検出信号VEGを出力する。ベクトルエッジ量検出手段2a12は、動きベクトルVCTのエッジ量VVを検出する。ベクトルエッジ方向検出手段2a13は、動きベクトルVCTの立ち上がりエッジか立ち下がりエッジかのエッジ方向VDを検出する。ベクトル立ち下がり処理手段2a14は、動きベクトルVCT、エッジ検出信号VEG、エッジ量VV及びエッジ方向VDを基に動きベクトルDVを出力する。ベクトル立ち上がり処理手段2a15は、動きベクトルVCT、エッジ検出信号VEG、エッジ量VV及びエッジ方向VDを基に動きベクトルUVを出力する。遅延判定手段2a16は、エッジ量VV及びエッジ方向VDを基に遅延判定を行う。ベクトルパス選択手段2a17は、遅延判定手段2a16の判定結果に応じて、動きベクトルDVCT、DV又はUVを選択し、補正動きベクトルVCCを出力する。
図16は、図15のベクトル立ち上がり処理手段2a15の構成例を示すブロック図である。ベクトルラッチ2a20は、動きベクトルVCT、エッジ検出信号VEG及びエッジ方向VDを入力し、動きベクトルが立ち上がりエッジを形成する場合には、動きベクトルVCTをラッチする。2a25は、エッジ量ラッチで、ベクトルエッジ量VV、エッジ検出信号VEG及びエッジ方向VDを入力し、動きベクトルが立ち上がりエッジを形成する場合にはベクトルエッジ量VVをラッチし、ラッチ信号VVMを出力する。1画素遅延手段2a21は、ベクトルラッチ2a20がラッチしている動きベクトルVCTを1画素遅延し、選択手段2a24に出力する。2画素遅延手段2a22は、ベクトルラッチ2a20がラッチしている動きベクトルVCTを2画素遅延し、選択手段2a24に出力する。同様に、n画素遅延手段2a23は、ベクトルラッチ2a20がラッチしている動きベクトルVCTをn画素遅延し、選択手段2a24に出力する。選択手段2a24は、エッジ量ラッチ信号VVMに応じて、上記の遅延した動きベクトルVCTを選択し、動きベクトルUVを出力する。すなわち、動きベクトルVCTのエッジ量のラッチ信号VVMに応じて、動きベクトルの遅延量が変わる。なお、動きベクトルが立ち下がりエッジを形成する場合には、ベクトルラッチ2a20はクリアする。
また、図16は、図15のベクトル立ち下がり処理手段2a14の構成例を示すブロック図でもある。ベクトル立ち下がり処理手段2a14の場合、ベクトルラッチ2a20とエッジ量ラッチ2a25は、動きベクトルが立ち下がりエッジを形成する場合にそれぞれラッチし、選択手段2a24はエッジ量ラッチ信号VVMに応じて、遅延した動きベクトルVCTを選択し、動きベクトルDVを出力する。
(第2の実施形態)
図12は、本発明の第2の実施形態のSF視向整列法によるサブフィールドの再配置を示す図である。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。図12が図10と異なる点を説明する。動き検出手段2a5は、図の下段の点線で示す動きベクトルVCTを検出した場合を説明する。ベクトル補正手段2a7は、動きベクトルVCTに対してローパルスフィルタリング処理を行い、動きベクトルのエッジ部において段階的に徐々に大きさが変化するような動きベクトルに補正する。図の下段において、補正後の動きベクトルVCCを実線で示す。補正後の動きベクトルVCCは、動きベクトルVCTのエッジ部の内側及び外側に跨るように動きベクトルの大きさが徐々に変化する。本実施形態(図12)は、第1の実施形態(図10)に比べて、図の右側の明るさに変化がない部分の映像の色情報の欠落を防止することができる。ただし、本実施形態(図12)は、第1の実施形態(図10)に比べて、図の中央部の明るさに変化がある部分の映像の輝度情報がわずか欠落する。動き検出手段2a5は、回路規模を小さく抑えるためRGB信号を輝度信号に変換して動きベクトルを検出しており、明るさには変化がないが、色が変化する場合があり、そのような映像の色情報の欠落を防止することができる。
図17は、図8のベクトル補正手段2a7の構成例を示すブロック図である。ベクトル遅延手段2a25は、動きベクトルVCTを入力し、任意の画素数遅延した信号EVCTを出力する。本実施形態では、遅延は0でよい。ベクトルフィルタ手段2a26は、EVCTを入力し、ローパスフィルタリング処理を施されたベクトル信号VCCを出力する。
図19は、図17のベクトルフィルタ手段2a26の構成例を示すブロック図である。2a30〜2a33は、1画素遅延手段である。2a34は、1画素遅延手段2a33の出力を入力し、係数K5をかける。2a35は、1画素遅延手段2a32の出力を入力し、係数K4をかける。2a36は、1画素遅延手段2a31の出力を入力し、係数K3をかける。2a37は、1画素遅延手段2a30の出力を入力し、係数K2をかける。2a38は、信号EVCTを入力し、係数K1をかける。2a39は、加算手段で、係数演算手段2a34〜2a38の出力を入力し、加算し、VCCを出力する。図12の場合、係数K1からK5までが全て1/5の場合である。全て1/5でなくても良<、同様の効果は得られる。
(第3の実施形態)
図13は、本発明の第3の実施形態のSF視向整列法によるサブフィールドの再配置を示す図である。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。図13が図12と異なる点を説明する。動き検出手段2a5が、図の下段の点線で示す動きベクトルVCTを検出した場合を説明する。ベクトル補正手段2a7は、動きベクトルVCTに対してローパルスフィルタリング処理を行い、動きベクトルのエッジ部において段階的に徐々に大きさが変化するような動きベクトルに補正する。図の下段において、補正後の動きベクトルVCCを実線で示す。補正後の動きベクトルVCCは、動きベクトルVCTのエッジ部の外側にのみ拡大するように動きベクトルの大きさが徐々に変化する。本実施形態(図13)は、第1の実施形態(図10)に比べて、図の右側の明るさに変化がない部分の映像の色情報の欠落を防止することができる。ただし、本実施形態(図13)は、第1の実施形態(図10)に比べて、図の中央部の明るさに変化がある部分の映像の輝度情報がわずか欠落する。動き検出手段2a5は、回路規模を小さく抑えるためRGB信号を輝度信号に変換して動きベクトルを検出しており、明るさには変化がないが、色が変化する場合があり、そのような映像の色情報の欠落を防止することができる。本実施形態は、第2の実施形態に比べ、図の中央部の明るさに変化がある部分の映像の輝度情報の欠落を防止することができる。
図18は、本実施形態を実現するための図17のベクトル遅延手段2a25の構成例を示すブロック図である。2a60は、ベクトルエッジ量VV、ベクトルエッジ検出信号VEGを入力し、エッジを形成する場合、ベクトル量VVをラッチし、ベクトル量VVNを出力する。1画素遅延手段2a61は、動きベクトルVCTを入力し、1画素遅延して、選択手段2a64に出力する。1画素遅延手段2a62は、動きベクトルVCTを入力し、2画素遅延して、選択手段2a64に出力する。1画素遅延手段2a63は、動きベクトルVCTを入力し、n画素遅延して、選択手段2a64に出力する。選択手段2a64は、エッジ量ラッチ手段2a60の出力エッジ量VVNに従って遅延した動きベクトルVCTを選択し、動きベクトルEVCTを出力する。つまり、動きベクトルのエッジ量VVNに応じて、動きベクトルVCTの立ち上がりエッジではエッジの前に、立ち下がりエッジではエッジの後に延ばす。
図14は、本実施形態のSF視向整列法による他のサブフィールドの再配置を示す図である。以下、図14が図13と異なる点を説明する。動き検出手段2a5が、図の下段の点線で示す動きベクトルVCTを検出した場合を説明する。図13では、図の右側及び左側の明るさに変化がない部分の動きベクトルVCTが0である場合を示した。これに対し、図14では、図の右側及び左側の明るさに変化がない部分の動きベクトルVCTが小さな値である場合を示す。この場合も、図13の場合と同様に、動きベクトルVCTにエッジ部が生じる。ベクトル補正手段2a7は、動きベクトルVCTに対してローパルスフィルタリング処理を行い、動きベクトルVCTのエッジ部において段階的に徐々に大きさが変化するような動きベクトルに補正する。
以上のように、第1〜第3の実施形態によれば、1フィールドを重み付けされた複数のサブフィールドに分割し、前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯の組み合わせによって階調表示する表示装置が提供される。
サブフィールド変換手段2a3は、入力画像信号VDINを基に前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータSFDに変換する。動き検出手段2a5は、前記入力画像信号VDIN内の画像の動きベクトルVCTを検出する。動きベクトル補正手段2a7は、前記動きベクトルVCTのエッジ部を補正して補正動きベクトルVCCを出力する。サブフィールド視向整列手段2a4は、前記補正動きベクトルVCCに応じた、複数画素の前記サブフィールド間の位置に画像が移動するように、前記サブフィールド変換手段2a3により変換された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータSFDを補正し、データSFOUTを出力する。駆動回路部3は、前記補正された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータSFOUTを基に表示手段4に表示させる駆動制御手段である。
前記動きベクトル補正手段2a7は、前記動きベクトルVCTのエッジ部を検出するエッジ検出手段2a11を有し、前記検出されたエッジ部の動きベクトルを補正する。また、前記動きベクトル補正手段2a7は、前記動きベクトルVCTを空間的に拡大するように前記動きベクトルVCTのエッジ部を補正する。
また、前記動きベクトル補正手段2a7は、前記動きベクトルVCTのエッジ部のエッジ量VVに応じて異なる補正を行う。図10のようにエッジ量VVが多いときには、動きベクトルを空間的に広く拡大する補正を行い、図11のようにエッジ量VVが少ないときには、動きベクトルを空間的に狭く拡大する補正を行う。
また、前記動きベクトル補正手段2a7は、前記動きベクトルVCTのエッジ部のエッジ方向VDに応じて異なる補正を行う。例えば、図12において、エッジ方向が立ち上がりエッジである場合には徐々に動きベクトルが大きくなるように補正し、エッジ方向が立ち下がりエッジである場合には徐々に動きベクトルが小さいくなるように補正する。また、図12〜図14では、前記動きベクトル補正手段2a7は、前記動きベクトルVCTのエッジ部を平滑化するように補正する。
上記実施形態のディジタル表示装置は、プラズマ表示装置等の各種の表示装置に利用可能であり、表示部に対して多階調の映像(動画像)を表示することができる。特に、プラズマディスプレイパネル(PDP)の表示部を備えるプラズマ表示装置等におけるサブフィールド法を用いた表示駆動制御を行う表示装置に適用することができる。
上記実施形態は、動画映像のノイズやぼやけを改善することができる。また、動きベクトルのエッジ部を補正することにより、動きベクトルの急激な変化を抑制することができるので、動きベクトルのエッジ部における映像の不連続やノイズ等を防止し、画質を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態によるプラズマ表示装置の構成例を示すブロック図である。 表示部のパネル構造例を示す分解斜視図である。 プラズマ表示装置の表示方法を示す駆動シーケンスであるフィールドの構成例を示す図である。 SF変換手段のサブフィールド変換テーブルを示す図である。 図5(A)及び(B)はサブフィールドの時間的及び空間的配置を示す図である。 視向整列を行った場合のサブフィールドの時間的及び空間的配置を示す図である。 多階調化処理部の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態による多階調化処理部の構成例を示すブロック図である。 図7の多階調化処理部のSF視向整列法によるサブフィールドの再配置を示す図である。 図8の多階調化処理部のSF視向整列法によるサブフィールドの再配置を示す図である。 図8の多階調化処理部のSF視向整列法による他のサブフィールドの再配置を示す図である。 本発明の第2の実施形態のSF視向整列法によるサブフィールドの再配置を示す図である。 本発明の第3の実施形態のSF視向整列法によるサブフィールドの再配置を示す図である。 第3の実施形態のSF視向整列法による他のサブフィールドの再配置を示す図である。 図8のベクトル補正手段の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態によるベクトル立ち上がり処理手段の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態による図8のベクトル補正手段の構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態による図17のベクトル遅延手段の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態による図17のベクトルフィルタ手段の構成例を示すブロック図である。 図8のSF視向整列手段の構成例を示すブロック図である。 動きベクトルの探索範囲を示す図である。
符号の説明
1 プラズマ表示装置
2 制御回路部
3 駆動回路部
4 表示部
2a 多階調化処理部
2b フレームメモリ部
2c アドレスデータ生成部
2d タイミング生成部
2e 駆動シーケンス生成部
3a Y電極駆動回路
3b X電極駆動回路
3c アドレス電極駆動回路
3d スキャンドライバ
2a0 1V遅延手段
2a1 ゲイン手段
2a2 誤差拡散手段
2a3 サブフィールド変換手段
2a4 サブフィールド視向整列手段
2a5 動き検出手段
2a6 1V遅延手段
2a7 ベクトル補正手段

Claims (12)

  1. 1フィールドを重み付けされた複数のサブフィールドに分割し、前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯の組み合わせによって階調表示する表示装置であって、
    入力画像信号を基に前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータに変換するサブフィールド変換手段と、
    前記入力画像信号内の画像の動きベクトルを検出する動き検出手段と、
    前記動きベクトルのエッジ部を補正して補正動きベクトルを出力する動きベクトル補正手段と、
    前記補正動きベクトルに応じた、複数画素の前記サブフィールド間の位置に画像が移動するように、前記サブフィールド変換手段により変換された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを補正するサブフィールド視向整列手段と、
    前記補正された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを基に表示手段に表示させる駆動制御手段と
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記動きベクトル補正手段は、前記動きベクトルのエッジ部を検出するエッジ検出手段を有し、前記検出されたエッジ部の動きベクトルを補正することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記動きベクトル補正手段は、前記動きベクトルを空間的に拡大するように前記動きベクトルのエッジ部を補正することを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 前記動きベクトル補正手段は、前記動きベクトルのエッジ部のエッジ量に応じて異なる補正を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記動きベクトル補正手段は、前記動きベクトルのエッジ部のエッジ方向に応じて異なる補正を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記動きベクトル補正手段は、前記動きベクトルのエッジ部を平滑化するように補正することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 1フィールドを重み付けされた複数のサブフィールドに分割し、前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯の組み合わせによって階調表示する表示方法であって、
    入力画像信号を基に前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータに変換するサブフィールド変換ステップと、
    前記入力画像信号内の画像の動きベクトルを検出する動き検出ステップと、
    前記動きベクトルのエッジ部を補正して補正動きベクトルを出力する動きベクトル補正ステップと、
    前記補正動きベクトルに応じた、複数画素の前記サブフィールド間の位置に画像が移動するように、前記サブフィールド変換ステップにより変換された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを補正するサブフィールド視向整列ステップと、
    前記補正された前記複数のサブフィールドの画素の点灯又は不点灯のデータを基に表示手段に表示させる駆動制御ステップと
    を有することを特徴とする表示方法。
  8. 前記動きベクトル補正ステップは、前記動きベクトルのエッジ部を検出するエッジ検出ステップを有し、前記検出されたエッジ部の動きベクトルを補正することを特徴とする請求項7記載の表示方法。
  9. 前記動きベクトル補正ステップは、前記動きベクトルを空間的に拡大するように前記動きベクトルのエッジ部を補正することを特徴とする請求項7又は8記載の表示方法。
  10. 前記動きベクトル補正ステップは、前記動きベクトルのエッジ部のエッジ量に応じて異なる補正を行うことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の表示方法。
  11. 前記動きベクトル補正ステップは、前記動きベクトルのエッジ部のエッジ方向に応じて異なる補正を行うことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の表示方法。
  12. 前記動きベクトル補正ステップは、前記動きベクトルのエッジ部を平滑化するように補正することを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の表示方法。
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WO2010089956A1 (ja) * 2009-02-04 2010-08-12 パナソニック株式会社 映像処理装置及び映像表示装置
US9185431B2 (en) 2011-02-16 2015-11-10 Mitsubishi Electric Corporation Motion detection device and method, video signal processing device and method and video display device

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