JP2009008092A - 4サイクルエンジンの動弁装置 - Google Patents
4サイクルエンジンの動弁装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009008092A JP2009008092A JP2008214758A JP2008214758A JP2009008092A JP 2009008092 A JP2009008092 A JP 2009008092A JP 2008214758 A JP2008214758 A JP 2008214758A JP 2008214758 A JP2008214758 A JP 2008214758A JP 2009008092 A JP2009008092 A JP 2009008092A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker arm
- rocker
- valve
- roller
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
【解決手段】動弁装置30は、バルブステム16a,18aを有するバルブ16,18と、バルブを開閉するカム38,39を有するカム軸31と、カム軸と平行に配置されたロッカー軸41,55と、ロッカー軸に支持されたロッカーアーム32,33を備えている。ロッカーアームは、ローラ61とバルブステムの先端と向かい合う押圧部49,62とを有している。ロッカーアームの押圧部とバルブステムの先端との間にタペットクリアランス調整用のシム50,63が介在されている。ロッカーアームは、押圧部がシムに接する第1の位置と、押圧部がシムから離脱する第2の位置との間でロッカー軸の軸方向にスライド可能であるとともに、スプリングを介して第1の位置に保持されている。
【選択図】図2
Description
上記バルブを開閉するカムを有するカム軸と、
上記カム軸と平行に配置されたロッカー軸と、
上記カムに転がり接触するローラと上記バルブステムの先端と向かい合う押圧部とを有し、上記ロッカー軸に揺動可能に支持されたロッカーアームと、
上記ロッカーアームの押圧部と上記バルブステムの先端との間に選択的に取り外し可能に介在され、タペットクリアランスを調整するためのシムとを備えている。
Claims (10)
- シリンダヘッドに支持されたバルブステムを有するバルブと、
上記バルブを開閉するカムを有するカム軸と、
上記カム軸と平行に配置されたロッカー軸と、
上記カムに転がり接触するローラと上記バルブステムの先端と向かい合う押圧部とを有し、上記ロッカー軸に揺動可能に支持されたロッカーアームと、
上記ロッカーアームの押圧部と上記バルブステムの先端との間に選択的に取り外し可能に介在され、タペットクリアランスを調整するためのシムと、を具備し、
上記ロッカーアームは、上記押圧部が上記シムに接する第1の位置と、上記押圧部が上記シムから離脱する第2の位置との間で上記ロッカー軸の軸方向にスライド可能であるとともに、スプリングを介して上記第1の位置に保持されていることを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。 - 請求項1の記載において、上記ロッカーアームは、上記ロッカー軸が貫通するボス部と上記ローラを支持するローラ支持部とを有し、上記ローラ支持部は上記ボス部から上記バルブステムの先端に向けて突出するとともに、上記ロッカーアームの押圧部は上記ローラ支持部に対し上記ボス部を間に挟んだ反対側に位置することを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。
- 請求項2の記載において、上記ロッカーアームのボス部は、上記ロッカーアームの押圧部が上記第1の位置に保持されている時に、上記スプリングを介して上記シリンダヘッドに押し付けられていることを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。
- シリンダヘッドと、
上記シリンダヘッドに支持され、ボア中心線を間に挟んで向かい合う吸気バルブおよび排気バルブと、
上記吸気バルブのバルブステムと上記排気バルブのバルブステムとの間に配置され、互いに隣り合う吸気カムおよび排気カムを有するカム軸と、
上記カム軸の軸方向に沿って互いに平行に配置された第1および第2のロッカー軸と、
上記第1のロッカー軸に揺動可能に支持され、一端に上記吸気カムに転がり接触するローラを有するとともに、他端に上記吸気バルブのバルブステムの先端と向かい合う押圧部を有する第1のロッカーアームと、
上記第2のロッカー軸に揺動可能に支持され、一端に上記排気カムに転がり接触するローラを有するとともに、他端に上記排気バルブのバルブステムの先端と向かい合う押圧部を有する第2のロッカーアームと、
上記第1のロッカーアームの押圧部と上記吸気バルブのバルブステムの先端との間および上記第2のロッカーアームの押圧部と上記排気バルブのバルブステムの先端との間に夫々選択的に取り外し可能に介在され、タペットクリアランスを調整するためのシムと、を具備し、
上記第1および第2のロッカーアームは、夫々上記押圧部が上記シムに接する第1の位置と、上記押圧部が上記シムから離脱する第2の位置との間で上記第1および第2のロッカー軸の軸方向にスライド可能であるとともに、コイルスプリングを介して上記第1の位置に保持されていることを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。 - 請求項4の記載において、上記第1のロッカーアームのローラと上記第2のロッカーアームのローラは、上記第1および第2のロッカーアームが上記第1の位置に保持されている時に、上記第1および第2のロッカー軸の軸方向に離れているとともに、上記第1又は第2のロッカーアームを上記第2の位置にスライドさせた時に互いに近接することを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。
- 請求項5の記載において、上記第1のロッカーアームを上記第1の位置に保持するコイルスプリングは、上記第1のロッカー軸上に装着されているとともに、上記第2のロッカーアームを上記第1の位置に保持するコイルスプリングは、上記第2のロッカー軸上に装着され、
上記第1のロッカーアームのローラは、上記第1のロッカーアームが上記第1の位置に保持されている時に上記第2のロッカー軸上のコイルスプリングと向かい合い、上記第2のロッカーアームのローラは、上記第2のロッカーアームが上記第1の位置に保持されている時に上記第1のロッカー軸上のコイルスプリングと向かい合うことを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。 - 請求項4の記載において、上記第1のロッカーアームは、上記第1のロッカー軸が摺動可能に貫通するボス部を有するとともに、上記第2のロッカーアームは、上記第2のロッカー軸が摺動可能に貫通するボス部を有し、
上記第1のロッカーアームのボス部に、上記第1のロッカーアーム又は上記第2のロッカーアームを上記第2の位置にスライドさせた時に、上記第2のロッカーアームのローラとの干渉を避ける切り欠きを形成するとともに、
上記第2のロッカーアームのボス部に、上記第1のロッカーアーム又は上記第2のロッカーアームを上記第2の位置にスライドさせた時に、上記第1のロッカーアームのローラとの干渉を避ける切り欠きを形成したことを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。 - 請求項4の記載において、上記第1のロッカーアームは、上記ローラを支持して上記第2のロッカー軸に向けて突出するローラ支持部を有するとともに、上記第2のロッカーアームは、上記ローラを支持して上記第1のロッカー軸に向けて突出するローラ支持部を有し、
上記第1のロッカーアームのローラ支持部に、上記第1のロッカーアーム又は上記第2のロッカーアームを上記第2の位置にスライドさせた時に、上記第2のロッカーアームのローラ支持部との干渉を避ける逃げ部を形成するとともに、
上記第2のロッカーアームのローラ支持部に、上記第1のロッカーアーム又は上記第2のロッカーアームを上記第2の位置にスライドさせた時に、上記第1のロッカーアームのローラ支持部との干渉を避ける逃げ部を形成したことを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。 - 動弁室を形成する外壁と、上記動弁室の底から突出するとともに上記外壁と向かい合う支持壁を有するシリンダヘッドと、
上記シリンダヘッドに支持され、ボア中心線を間に挟んで向かい合う吸気バルブおよび排気バルブと、
上記外壁と上記支持壁との間に跨って配置され、上記吸気バルブのバルブステムと上記排気バルブのバルブステムとの間に位置するとともに、互いに隣り合う吸気カムおよび排気カムを有するカム軸と、
上記外壁と上記支持壁との間に跨って互いに平行に配置された第1および第2のロッカー軸と、
上記第1のロッカー軸に揺動可能に支持され、一端に上記吸気カムに転がり接触するローラを有するとともに、他端に上記吸気バルブのバルブステムの先端と向かい合う押圧部を有する第1のロッカーアームと、
上記第2のロッカー軸に揺動可能に支持され、一端に上記排気カムに転がり接触するローラを有するとともに、他端に上記排気バルブのバルブステムの先端と向かい合う押圧部を有する第2のロッカーアームと、
上記第1のロッカーアームの押圧部と上記吸気バルブのバルブステムの先端との間および上記第2のロッカーアームの押圧部と上記排気バルブのバルブステムの先端との間に夫々選択的に取り外し可能に介在され、タペットクリアランスを調整するためのシムと、
上記支持壁の突出端と上記外壁との間を連結し、上記支持壁を補強するための補強板と、を具備し、
上記第1および第2のロッカーアームは、夫々上記押圧部が上記シムに接する第1の位置と、上記押圧部が上記シムから離脱する第2の位置との間で上記第1および第2のロッカー軸の軸方向にスライド可能であり、
上記補強板は、上記第1のロッカー軸に対応した位置で上記支持壁と上記外壁との間に跨る第1の縁部と、上記第2のロッカー軸に対応した位置で上記支持壁と上記外壁との間に跨る第2の縁部とを有し、上記補強板の第1の縁部と第2の縁部との間に上記第1および第2のロッカーアームを露出させる開口部を形成したことを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。 - 請求項9の記載において、上記第1および第2のロッカーアームは、夫々上記補強板の開口部に向けて突出する凸部を有し、この凸部は上記第1および第2のロッカーアームのスライド方向と交差する方向に延びていることを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008214758A JP4818333B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 4サイクルエンジンの動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008214758A JP4818333B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 4サイクルエンジンの動弁装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003330046A Division JP4361772B2 (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 4サイクルエンジンの動弁装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011017870A Division JP5147957B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | 4サイクルエンジン |
JP2011017869A Division JP5147956B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | 4サイクルエンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009008092A true JP2009008092A (ja) | 2009-01-15 |
JP4818333B2 JP4818333B2 (ja) | 2011-11-16 |
Family
ID=40323384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008214758A Expired - Fee Related JP4818333B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 4サイクルエンジンの動弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4818333B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3225798A1 (en) * | 2016-03-28 | 2017-10-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Valve operating apparatus for internal combustion engine |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11166449A (ja) * | 1997-12-02 | 1999-06-22 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 4サイクルエンジン |
JPH11166406A (ja) * | 1997-12-02 | 1999-06-22 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 4サイクルエンジン |
JP2000303906A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-10-31 | Honda Motor Co Ltd | 動弁駆動装置 |
-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008214758A patent/JP4818333B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11166449A (ja) * | 1997-12-02 | 1999-06-22 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 4サイクルエンジン |
JPH11166406A (ja) * | 1997-12-02 | 1999-06-22 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 4サイクルエンジン |
JP2000303906A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-10-31 | Honda Motor Co Ltd | 動弁駆動装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3225798A1 (en) * | 2016-03-28 | 2017-10-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Valve operating apparatus for internal combustion engine |
US10287928B2 (en) | 2016-03-28 | 2019-05-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Valve operating apparatus for internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4818333B2 (ja) | 2011-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4361772B2 (ja) | 4サイクルエンジンの動弁装置 | |
US7252058B2 (en) | Lift-variable valve-operating system for internal combustion engine | |
JP2010084635A (ja) | 可変動弁装置を備えた内燃機関及び自動二輪車 | |
EP2169188B1 (en) | Internal combustion engine equipped with variable valve controlling system | |
EP1683944A1 (en) | Valve operating mechanism with roller rocker arm, 4-cycle engine, and motorcycle having 4-cycle engine mounted thereon | |
JP5147957B2 (ja) | 4サイクルエンジン | |
JP6539244B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP4818333B2 (ja) | 4サイクルエンジンの動弁装置 | |
JP5147956B2 (ja) | 4サイクルエンジン | |
EP2053207B1 (en) | Lubricating system for valve operating system | |
JP2010048206A (ja) | エンジンの動弁装置 | |
JP6058158B2 (ja) | 単気筒sohcエンジン及び単気筒sohcエンジン用ロッカーアーム | |
JP2010053748A (ja) | 自動二輪車用エンジンのカムハウジング構造 | |
US6098582A (en) | Four-stroke cycle internal combustion engine | |
JP2006328989A (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
JP5315166B2 (ja) | エンジンにおける給油構造 | |
JP6007052B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP3919017B2 (ja) | スクータ用エンジン | |
KR20090098659A (ko) | 엔진의 가변 밸브 기구 | |
JP5113007B2 (ja) | 可変動弁装置を備えた内燃機関 | |
WO2015174519A1 (ja) | 内燃機関のシリンダヘッド | |
JP3156645U (ja) | エンジンおよび車両 | |
JP2009057914A (ja) | エンジンおよび車両 | |
JP2018197498A (ja) | 鞍乗型車両用エンジン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110830 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110830 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4818333 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |