JPH11166406A - 4サイクルエンジン - Google Patents

4サイクルエンジン

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Publication number
JPH11166406A
JPH11166406A JP33190497A JP33190497A JPH11166406A JP H11166406 A JPH11166406 A JP H11166406A JP 33190497 A JP33190497 A JP 33190497A JP 33190497 A JP33190497 A JP 33190497A JP H11166406 A JPH11166406 A JP H11166406A
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JP
Japan
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rocker
valve
rocker shaft
cylinder
shaft
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Pending
Application number
JP33190497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Watanabe
芳男 渡辺
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11166406A publication Critical patent/JPH11166406A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/20SOHC [Single overhead camshaft]

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カム軸等の位置をあまり変更することなく点
火プラグを適切に配置することによってロッカーアーム
をコンパクトに構成した4バルブ・SOHC型式の多気
筒4サイクルエンジンを提供する。 【解決手段】 4バルブ・SOHC型式の多気筒エンジ
ンにおいて、a)点火プラグ50をシリンダー1の中心線
から傾け、電極51が燃焼室5内の上部中央に突出する
とともに芯体が二つの排気バルブ42とそのバルブ寄り
のロッカーシャフト25との間を通るように配置し、b)
点火プラグ50が通る側のロッカーシャフト25につい
て、点火プラグ50の軸線に近い部分に切欠き25aを
形成するとともに、c)カムブラケット31と一体に形成
された支持部36によって、ロッカーシャフト25のう
ちその切欠き25aに隣接する箇所を支持させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】請求項に係る発明は、自動二
輪車用等として好適な4バルブ・SOHC型式の多気筒
4サイクルエンジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】1気筒あたり四つのバルブを有する4バ
ルブ型式の4サイクルエンジンは、各バルブの慣性重量
が小さいうえ、バルブによる総開口面積を大きくして吸
排気効率を高くすることが可能であるため、近年、高出
力のエンジンとして自動二輪車等に搭載されることが多
くなっている。4バルブ型式とする際には、動弁機構と
燃焼室形状とを同時に高速回転向きにしやすいDOHC
型式(ダブルオーバーヘッドカムシャフト。バルブを駆
動するためのカム軸がシリンダーヘッド上に2本あるも
の)の採用されることが多いが、コスト的に有利なSO
HC型式(カム軸がシリンダーヘッド上に1本のみある
もの)が採用されることも多い。
【0003】しかし、SOHC型式の場合、シリンダー
の中心線の真上(つまり燃焼室の真上)にカム軸が配置
されるのが普通であるため、点火プラグの取り付けが容
易でない。燃焼室内での火炎の伝播性を良くしてノッキ
ングを防止するために点火プラグの電極は燃焼室内の上
部中央に突出させるのが好ましいが、その真上にはカム
軸があるため、芯体(絶縁碍子や端子が軸状に延びた部
分)を真っすぐ上には向けられないからである。シリン
ダーヘッド上には、カム軸とともに動弁機構を構成する
ロッカーアームやそれを支持するロッカーシャフト、吸
気バルブ、排気バルブ等があり、また点火プラグの芯体
には動弁機構との仕切りとして筒状のプラグホールを設
ける必要もあるので、点火プラグを適切に配置すること
は容易でない。多気筒(つまり気筒数が2以上)のエン
ジンであれば、隣接の気筒の側へ点火プラグの芯体を向
けることはできない(その場合には点火プラグの取り付
け・取り外しが困難になる)という事情も加わるため、
点火プラグの配置は一層に難しい。
【0004】4バルブ・SOHC型式に構成された従来
の4サイクルエンジンでは、上記のような点から、カム
軸やロッカーシャフトを本来の位置から側方へずらした
りカム軸を短くしたりすることによって、点火プラグの
配置を可能にしている。たとえば特公平8−33145
号公報に記載の例では、カム軸の位置をシリンダーの中
心線上から側方(つまり吸気バルブか排気バルブに近い
側)へずらし、二本のロッカーシャフトも同じ側へずら
して、ずらした側とは反対の側に点火プラグを設けてい
る。また実開平7−30302号公報には、カム軸を、
シリンダーの真上に届かないほど短くした例が記載され
ている。
【0005】図9は、後者の公報に記載されたSOHC
エンジンについて動弁機構10’を示す平面図である。
シリンダー1’(燃焼室)の真上にまで達しない程度に
カム軸11’を短くすることによってシリンダー1’の
真上に空きスペースを確保し、そこに点火プラグ50’
を配置している。シリンダー1’の上部には吸気バルブ
41’と排気バルブ42’があり、それらは、カム軸1
1’にて揺動させられるロッカーアーム21’・22’
によりそれぞれ駆動されて開閉される。ロッカーアーム
21’・22’はロッカーシャフト(図示せず。下記の
カムブラケット31’の下にある)上に揺動自在に支持
されたもので、そのロッカーシャフトの両端部は、カム
軸11’の軸受等を構成するカムブラケット31’に取
り付けられている。この例では、上記のとおりカム軸1
1’がシリンダー1’上にないため、ロッカーシャフト
に沿って各ロッカーアーム21’・22’を長くするこ
とにより対応している。つまり、ロッカーシャフト2
1’・22’のうち図示左方の端部をカム12’・1
3’に接触させ、右方の離れた位置に形成した二箇所の
端部を吸気バルブ41’または排気バルブ42’に接触
させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の4
サイクルエンジンには、つぎのような課題が存在する。
すなわち、イ ) カム軸の位置をシリンダーの中心線上から側方(つ
まり吸気バルブか排気バルブに近い側)へずらした場合
には、吸気側か排気側かのいずれかにおいてロッカーア
ームの腕(アーム)が相当に長くなってしまう。たとえ
ば前掲の公報(特公平8−33145号)のようにカム
軸の位置を排気側へずらした場合には、吸気バルブがカ
ムから遠くなるために吸気側のロッカーアームが腕の長
いものになってしまう。ロッカーアームの腕が長いとそ
の質量が増し、慣性モーメントも増大するため、その長
さの程度によってはエンジンの高速性能が低下する。
【0007】ロ) 図9のようにカム軸11’を短くした
場合は、ロッカーシャフト上で、カム軸11’に沿う方
向にロッカーアーム21’・22’を長くしなければな
らないという不都合がある。そのようにするする場合に
もロッカーアームは重くなって慣性モーメントを増すた
め、エンジンの高速性能について不利が生じる。ロッカ
ーシャフトに沿って長いロッカーアームは、形状が複雑
で製作が容易でないという面もある。
【0008】請求項の発明は上記の点に鑑みてなしたも
ので、カム軸の位置をあまりずらすことなく点火プラグ
を適切に配置することによってロッカーアームをコンパ
クトに構成した4バルブ・SOHC型式の多気筒4サイ
クルエンジンを提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の4サイ
クルエンジンは、シリンダーヘッド上にある1本のカム
軸や、カムブラケットに取り付けられたロッカーシャフ
ト上に揺動自在に支持されたロッカーアームによって気
筒あたり各二つの吸気・排気バルブを駆動する多気筒の
4サイクルエンジン(つまり2気筒以上の4バルブ・S
OHCエンジン)において、 a) 点火プラグをシリンダーの中心線から傾け、電極が
燃焼室内の上部中央に突出するとともに芯体が吸気また
は排気のいずれか二つのバルブとそのバルブ寄りのロッ
カーシャフトとの間を通るように配置し、 b) 点火プラグが通る側の上記ロッカーシャフトについ
て、点火プラグの軸線に近い部分を細くする(たとえば
その部分の直径を小さくしたり、その部分に切欠きを形
成したりする)とともに、 c) カムブラケットと一体に形成された支持部によって
(つまり支持部の穴に通すことにより)、ロッカーシャ
フトのうちその細くした部分に隣接する箇所を支持させ
た− ことを特徴とする。
【0010】請求項1のこの4サイクルエンジンは、い
わゆる4バルブのSOHCエンジンであり、前述したよ
うに、吸気・排気のバルブが気筒あたり二つずつあって
各バルブの慣性重量が小さいうえ吸排気効率を高くする
ことが可能であるため、効率的に高出力を発揮すること
ができる。SOHCすなわちカム軸が1本のみの型式で
あるから、DOHC型式のものに比べて軽量でコスト的
に有利だというメリットもある。
【0011】この4サイクルエンジンではとくに、吸気
側・排気側ともロッカーアームを小型化・軽量化するこ
とによりエンジンの高速性能を向上させることができ
る。それは第一に、上記のa)のとおり点火プラグを傾け
て二つのバルブ等の間に配置するため、カム軸を、本来
の位置であるシリンダーの中心線の真上付近に設け得る
からである。カム軸をそのような位置に配置すると、吸
気側・排気側のうち一方のロッカーアームについてとく
に腕を長くする必要は生じないため、いずれのロッカー
アームをも腕の短いコンパクトなものにして高速・高加
速度の運動をさせることが可能になる。各ロッカーアー
ムが接触するカムの部分を、そのカム軸上においてシリ
ンダーの上部に形成することにより、カム軸に沿う方向
にロッカーアームを長くする必要もなくなるので、やは
り小型化が可能になる。ロッカーアームを小型化・軽量
化できる第二の理由は、上記b)のとおりロッカーシャフ
トの一部を細くすることに基づき、ロッカーシャフトを
カム軸とバルブの頂部との中間点からあまり移動させな
くても点火プラグを配置できることである。カム軸とバ
ルブの頂部との中間位置付近にロッカーシャフトを配置
すると、それが支持するロッカーアームについて前後の
腕の長さ(カム軸までの腕の長さとバルブまでの腕の長
さ)をほぼ等しくすることができ、慣性モーメントが小
さくなって高速運動しやすくなるのである。
【0012】ロッカーシャフトを上記b)のように細くす
るとしても、この4サイクルエンジンにおいてはそのシ
ャフトの剛性を維持できる。なぜなら、その細くした部
分に隣接する箇所を上記c)のとおりカムブラケットの支
持部にて支持させているからである。ロッカーシャフト
にはロッカーアームを介してバルブスプリングの反力等
がはたらくが、そのような力が当該支持部により支えら
れるため、細くなった部分に作用する荷重負担は極めて
小さくなるのである。なお、カムブラケットとは、シリ
ンダーヘッドとの間でカム軸を回転自在に支持するとと
もに、ロッカーシャフトの両端部を固定するブラケット
である。
【0013】請求項2に記載の4サイクルエンジンは、
さらに、 d) シリンダーの中心線の真上にカム軸を通したうえ、
二つの排気バルブと排気側のロッカーシャフトとの間を
通るように点火プラグの芯体(および後述するプラグホ
ール)を配置し、 e) 排気バルブ用のロッカーアームを点火プラグの芯体
の両側(したがってプラグホールの両側)に一つずつ配
置し、 f) カムブラケットの上記支持部は、当該二つのロッカ
ーアームの間でロッカーシャフトを支持する位置に形成
するとともに、点火プラグの軸線に近い部分を切り欠い
てロッカーシャフトのうち細くした上記部分を露出させ
た− ことを特徴とする。なお、排気バルブについてのみ
でなく、吸気バルブについて上記d)・e)・f)と同様の構
成をとる(上記の「排気バルブ」を「吸気バルブ」に読
み換える)ことも可能である。
【0014】この請求項2の4サイクルエンジンでは、
上記d)のように排気側の二つの排気バルブの間に点火プ
ラグを配置する関係で、排気バルブ用に設けるロッカー
アームを上記e)のとおり点火プラグの芯体の両側に一つ
ずつ配置する。点火プラグの両側に位置する排気バルブ
を、点火プラグの両側に配置したロッカーアームによっ
て駆動するのであるから、ロッカーアームを含む動弁機
構は構成が簡単で、運動特性の面でも好ましい。ただし
そうした構成のゆえに、ロッカーシャフトのうち二つの
ロッカーアームがある付近では、点火プラグの芯体に近
いため前記b)のとおり細くなっているにもかかわらず、
二つのロッカーアームから大きな力を受けることとな
る。
【0015】しかしながらこの請求項2の4サイクルエ
ンジンでは、上記f)のとおり、まさにそれら二つのロッ
カーアームの間において前記c)の支持部によりロッカー
シャフトを支持するため、ロッカーシャフトの剛性は通
常どおり維持できる。二つのロッカーアームの間には点
火プラグの芯体(およびプラグホール)があるが、それ
にごく近い部分では支持部を切り欠くため、ロッカーシ
ャフトを本来の位置からあまり移動させなくても点火プ
ラグを配置できるという、請求項1のエンジンにおける
メリットは失われない。なお、一般的な自動二輪車用エ
ンジンにおいては、排気バルブのある側は車体の前方に
あたるため、同バルブ等の間に設けた点火プラグはその
着脱が容易である。
【0016】請求項3の4サイクルエンジンはさらに、 g) 排気バルブとその側のロッカーアームとの間にバル
ブクリアランスの調整のためにシムを装着し、 h) 排気バルブ用のロッカーアームを、支持用のロッカ
ーシャフトに沿ってスライド可能なように配置したう
え、 i) そのロッカーアームを、ロッカーシャフトに取り付
けたスプリングにより上記支持部の端面に押し当ててそ
の位置を定めた− ことを特徴とする。なお、排気バルブについてのみ
でなく、吸気バルブについて上記g)・h)・i)と同様の構
成をとることも可能である。
【0017】上記g)のようにシムを用いるこの4サイク
ルエンジンでは、厚さの異なる何種類かのシムのうちか
ら適切な厚さのシムを選んで排気バルブとロッカーアー
ムとの間に装着することにより、バルブクリアランスを
適切にすることができる。バルブクリアランスの調整
は、ロッカーアームの先端にアジャストスクリューを設
けて行うことも可能である(前掲の特公平8−3314
5号公報を参照)が、シムの方が無駄な部分を含まない
ために小さく、またナットを付属させる必要もないため
質量が格段に小さい。バルブの質量やロッカーアームの
先端の質量がこのように小さいと、バルブスプリングを
軟らかいものにすることによりメカニカルロスを減ら
し、また騒音を低減させることができる。
【0018】この4サイクルエンジンではまた、上記h)
のようにロッカーアームがスライド可能であるため、バ
ルブクリアランスの調整、すなわち排気バルブとロッカ
ーアームとの間に装着したシムの交換作業が簡単であ
る。上記f)の構成に基づいて、各ロッカーアームをスラ
イドさせ各バルブから離れた位置にまで移動することに
より、ロッカーアームやロッカーシャフトをシリンダヘ
ッドから取り外さなくても、当該シムが交換可能な状態
になるからである。
【0019】上記のようにロッカーアームをロッカーシ
ャフト上でスライド可能に配置するためには、両者を隙
間ばめによって嵌め合わせるとともに、ロッカーシャフ
ト上でのロッカーアームの位置を移動可能に固定する必
要がある。この請求項3のエンジンでは、そのような移
動可能な固定を上記i)のとおりスプリングと前記支持部
とによって行っている。すなわち、スプリングの弾性力
にてロッカーアームを前記支持部の端面に押し付けるこ
とにより位置ぎめをする一方、シム交換の際には、その
スプリングを圧縮変形させることによりロッカーシャフ
トに沿ってロッカーアームをスライドさせる。したがっ
てこのエンジンでは、前記の支持部が、ロッカーシャフ
トを支持するだけでなくロッカーアームの位置ぎめ手段
としても機能することになる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜図7に発明の実施について
一形態を示す。図1は、自動二輪車用の4バルブ・SO
HC型式の2気筒4サイクルエンジンについて、シリン
ダーヘッド3や動弁機構10等を示す縦断面図である。
図2は、そのエンジンの動弁機構10を示す平面図であ
って図1におけるII−II断面図である。図3は、同じエ
ンジンについてロッカーアーム21・22・23等を下
から見た図面であり、図1におけるIII−III矢視図であ
る。図4は、図1におけるIV−IV矢視図(バルブ41・
42や点火プラグ50等を除いて示すもの)である。図
3と図4とは、図3の下部が図4の上部に重なり合う関
係となる向きに描いてある。そのように重ね合わせた図
3・図4中の部品等を図3および図4中のV−Vにおい
て見た断面図が図5、また図3および図4中のVI−VIに
おいて見た断面図が図6である。図7(a)はカムブラケ
ット31についての平面図であり、同(b)は同(a)にお
けるb−b断面図である。図8(a)は排気側のロッカー
シャフト25の平面図で、同(b)は同(a)におけるb−
b断面図である。なお、図1・図2と図5〜図8には、
この2気筒のエンジンのうちの第1気筒について示して
いる。他方の第2気筒については、第1気筒中の同じ部
分と同一の符号(ただし末尾に「A」を追加する)を付
けて図3および図4に示し、以下では説明を省略する。
【0021】図1に基づいてこのエンジンの概略構成を
説明すると、つぎのとおりである。まず、内部にピスト
ン2を有するシリンダー1の上部にシリンダーヘッド3
が取り付けられていて、同ヘッド3内には、吸気ポート
4・燃焼室5・排気ポート6が形成されている。同ヘッ
ド3には吸気バルブ41と排気バルブ42とが1気筒あ
たり二つずつ取り付けられており、やはり二つずつある
吸気ポート4および排気ポート6の各入口は、それらに
よって開閉される。各バルブ41・42の上部は、取付
け穴45・46を通ってそれぞれシリンダーヘッド3の
上に突出し、コイルばね43・44によって各ポート4
・6を閉じる向き(上向き)の力を受けている。シリン
ダーヘッド3にはさらに点火プラグ50が取り付けられ
ており、その先端の電極51が燃焼室5内の上部中央に
突出している。
【0022】シリンダーヘッド3の上部には、上記した
バルブ41・42を駆動するための動弁機構10が配置
されている。図1によってその概略を述べると、まず、
2気筒の双方の真上を通るようにカム軸11が架け渡さ
れ(図4を参照)、また、カム軸11と平行に設けられ
たロッカーシャフト24・25を介してロッカーアーム
21・22・23が取り付けられている。ロッカーシャ
フト24・25を支える部品としてカムブラケット31
がシリンダーヘッド3上にかぶせられ、カム軸11は、
そのカムブラケット31とシリンダーヘッド3との間に
形成された軸受部によって回転自在に支持されている。
ロッカーシャフト24を介して揺動自在に取り付けられ
たロッカーアーム21は、カム12により揺動させられ
ると、コイルばね43の力に抗して吸気バルブ41を押
し下げる(つまり開く)。一方、ロッカーシャフト25
を介して揺動自在に配置されたロッカーアーム22・2
3は、カム13・14によって揺動させられ、コイルば
ね44の力に抗して排気バルブ42を押し下げて開く。
そしてこれら動弁機構10は、シリンダーヘッド3の上
部にかぶせられたシリンダーヘッドカバー8により覆わ
れている。
【0023】このエンジンは、気筒数を複数にするとと
もに高速時の出力特性を向上させるよう構成したもので
あるが、それに関連してつぎのような構成を採用してい
る。
【0024】1) 上記のとおり電極51を燃焼室5の上
部中央に突出させた点火プラグ50について、図1や図
4・図6に示すように、その芯体52およびそれを囲う
プラグホール55を、カム軸11と二つの排気バルブ4
2との間を通る方向に配置した。つまり、図4のように
排気バルブ42用の取付け穴46の間に点火プラグ50
用の取付け穴53を設けるとともに、図6のようにその
プラグ50の芯体52等を傾けてカム軸11等との接触
を避けている。このエンジンでは、上記のように各気筒
の真上を通るようにカム軸11が架け渡されているた
め、点火プラグ50の芯体52を真上に向けることはで
きない。また、2気筒を有するこのエンジンの第1気筒
では、図4のように左側には第2気筒があり右側にはカ
ム軸11への動力伝達機構(図示しないクランク軸の駆
動力をカム軸11に伝える傘歯車17等)があるため、
カム軸11の端部の方にプラグ50の芯体52を向ける
ことはできない。しかし、排気バルブ42に近い方向な
ら、ロッカーシャフト25との接触を避ける限りはプラ
グホール55(図1)の配置が可能であり、またその方
向は気筒間の配列方向と直角であるため、気筒数にかか
わらず点火プラグ50の芯体52を配置でき、そのメン
テナンスも円滑に行える。
【0025】2) 点火プラグ50を二つの排気バルブ4
2の間に配置することとの関係で、ロッカーアーム21
・22・23を図2のように構成し配置した。まず、排
気用のロッカーアーム22・23としては、点火プラグ
50の両側に離して直線的な(図2のように、上から見
ていわばIの字状の)ものを一つずつ配置している。そ
して吸気用ロッカーアーム21については、カム軸11
に接する側のアーム部分を排気用のロッカーアーム22
・23の間に延ばすとともに他方のアーム部分を二つの
吸気バルブ41の上に延ばした、いわばYの字状の形状
(図3参照)のもの(一体で二つの吸気バルブ41を駆
動できるもの)を一つ配置している。そしてカム軸11
には、ロッカーアーム22・23のアーム部分と接する
カム13・14と、それらの間でロッカーアーム21の
アーム部分と接するカム12とを形成する。このような
構成により、点火プラグ50の両側でカム13・14に
接するように排気用ロッカーアーム22・23を設ける
とともに、それらの間でカム12に接するように吸気用
ロッカーアーム21を設け、各ロッカーアーム21・2
2・23やバルブ41・42を円滑に機能させることが
できる。
【0026】3) 図1・図4等のように、点火プラグ5
0の芯体52等をカム軸11およびロッカーシャフト2
5と二つの排気バルブ42との間に設けた(上記1))こ
とから、図6のように、ロッカーシャフト25の一部に
切欠き部(細くした部分)25aを形成するとともに、
その切欠き部25aの付近をカムブラケット31におけ
る中央の支持部36によって支えることとした。まず、
ロッカーシャフト25の一部に切欠き部25aを形成し
たのは、図1・図4・図6などから分かるように、カム
軸11と排気バルブ42との間のできるだけ中間に近い
位置にロッカーシャフト25を配置しながら、二つのバ
ルブ41・42とロッカーシャフト25との間に点火プ
ラグ50を設けることはスペース的に困難であるからで
ある。つまり、バルブ41・42との接触を避けるべく
点火プラグ50のプラグホール55をやや上方に配置す
ると、そのプラグホール55がロッカーシャフト25に
極めて接近するため、一部に切欠き部25aを形成しな
い限りそのロッカーシャフト25とプラグホール55と
が接触してしまうのである。ロッカーシャフト25をカ
ム軸11の近くへ移動するなら切欠き部25aを不要に
できる可能性もあるが、その場合にはロッカーアーム2
2・23の腕の長さがアンバランスになりがちである。
図8(a)・(b)は、そのように切欠き部25aを形成し
たロッカーシャフト25の詳細図である。つぎに、カム
ブラケット31に中央支持部36を設けてロッカーシャ
フト25の切欠き部25a付近を支持させるのは、ロッ
カーシャフト25に切欠き部25aを形成したことによ
る。その付近では、二つのロッカーアーム22・23に
よって大きな力がロッカーシャフト25に作用する。そ
こで、図7(a)や図3のようにカムブラケット31を矩
形枠状に形成したうえ、図7(b)や図3のとおり中央付
近に支持部36を設け、その支持部36内のボス穴にロ
ッカーシャフト25を通すことにより、当該シャフト2
5を支えることとしたのである。その支持部36は、二
つのロッカーアーム22・23の間にあって点火プラグ
50のプラグホール55に近いため、図のように切欠き
部36aを含んでいてロッカーシャフト25(の切欠き
部25a)を露出させるものであるが、その切欠き部3
6aが支持部36の全長(軸長方向の全長)には及ばな
いため、十分な強さでロッカーシャフト25を保持し、
そのたわみと応力とを低減する。
【0027】4) バルブクリアランスの調整のため、図
5のとおり、各ロッカーアーム21・22・23の先端
部(カム12・13・14と接触する側とは反対側の先
端部)と吸気・排気の各バルブ41・42の上端部との
間に、シム47を装着した。厚さの異なる複数種類のシ
ム47を準備しておき、その中から適切な厚さのものを
選んで、各バルブ41・42の上端部に設けた凹部内に
交換可能に取り付けることによってバルブクリアランス
を調整するのである。同様の調整のために従来一般的に
使用しているアジャストスクリュー(図示せず)に比べ
ると、シム47はかなり小さく、またナット(図示せ
ず)等を付属させる必要もないため極めて軽量である。
したがってエンジンが高速回転するのに適している。
【0028】5) 図3等に示す各ロッカーアーム21・
22・23を、その支持用のロッカーシャフト24・2
5に対して隙間ばめすることにより軸長方向にもスライ
ド可能なように取り付け、かつ、それらの位置ぎめのた
めに、各ロッカーシャフト24・25とカムブラケット
31との間にコイルスプリング26・27・28を圧縮
して装着した。つまり、シャフト24上でスライド可能
なロッカーアーム21は、図3のようにスプリング26
によりカムブラケット31の端部寄りのボス部に押し付
けることにより運転のための正規の位置に保ち、シャフ
ト25上でスライド可能なロッカーアーム22・23に
ついては、それぞれスプリング27・28によりカムブ
ラケット31の中央の支持部36に押し付けることによ
り運転のための正規の位置に保つ。このように各ロッカ
ーアーム21・22・23を配置したのは、上記したバ
ルブクリアランスの調整を簡単化するためである。つま
りこのような構成をとったことにより、シム47(図
5)の交換は、各ロッカーアーム21・22・23を、
それぞれスプリング26・27・28に抗しロッカーシ
ャフト24・25に沿って各バルブ41・42から離れ
た位置にまでスライドさせることにより行うことがで
き、ロッカーアーム21・22・23を取り外して上方
へ移動する必要はなくなる。なお、プラグホール55の
ある方を独立したロッカーアーム22・23にしている
ので、シム47の交換も、ロッカーアーム21と同様に
可能である。
【0029】6) 図6のように点火プラグ50の芯体5
2を囲うプラグホール55は、円筒形状のアルミ製パイ
プによって形成し、シリンダーヘッド3とシリンダーヘ
ッドカバー8との間に密に組み付けた。シリンダーヘッ
ドカバー8は、動作部分であり潤滑油を使用する部分で
もある動弁機構10を外部と隔絶すべく覆うものであ
り、プラグホール55は、保守・交換等を要する点火プ
ラグ50を外部に露出させるとともにそのプラグ50と
動弁機構10との間を仕切るものである。シリンダーヘ
ッドカバー8とプラグホール55とを一体に成形できれ
ば部品数が削減できて好ましいが、このエンジンでは、
点火プラグ50を上記のようにシリンダー軸線から傾け
て配置する関係で、鋳造により両者を一体に成形するの
は型構成上きわめて難しい。そこで、上記のとおりプラ
グホール55をパイプによってシリンダーヘッドカバー
8とは別に形成し、製造を容易にしたのである。そうし
て形成したプラグホール55を、図6のようにシリンダ
ーヘッドカバー8と連結し、さらに、シリンダーヘッド
3にシリンダーヘッドカバー8をかぶせるときにプラグ
ホール55とシリンダーヘッド3との間の接続をも行う
こととした。プラグホール55とシリンダーヘッドカバ
ー8との間、およびプラグホール55とシリンダーヘッ
ド3との間には、図のようにそれぞれシール部材56・
57を装着しているので、動弁機構10に使用する潤滑
油がプラグホール55内に入ることはない。
【0030】以上、発明の実施について一形態を紹介し
たが、発明がこの例に限られるものでないことはもちろ
んである。たとえば、上に示したエンジンは2気筒であ
ったが、前記1)や2)にしたがって点火プラグ50等の配
置を適切に定める以上、3気筒以上のエンジンを構成す
ることも可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載した4サイクルエンジン
にはつぎのような効果がある。すなわち、イ ) いわゆる4バルブのSOHCエンジンであって、各
バルブの慣性重量が小さいうえ吸排気効率を高くできる
ことから、高効率・高出力化が可能である。またDOH
C型式のものに比べて軽量で、コスト的にも有利であ
る。
【0032】ロ) カム軸をシリンダーの中心線の真上付
近に設けること、およびロッカーシャフトをカム軸とバ
ルブの頂部との中間点付近に設けることを、点火プラグ
の配置との関係で可能にするため、すべてのロッカーア
ームをコンパクトに構成してエンジンの高速性能を向上
させることができる。
【0033】ハ) 点火プラグの配置との関係でロッカー
シャフトの一部を細くするにもかかわらず、その細くし
た部分に近い箇所をカムブラケットの支持部に支持させ
るため、当該ロッカーシャフトにおいて通常どおりの剛
性が維持される。
【0034】請求項2に記載の4サイクルエンジンの場
合は、さらに、ニ ) ロッカーシャフトのうち力学的負担がとくに大きな
部分をカムブラケットの支持部にて支えるため、ロッカ
ーシャフトの剛性が適切に維持される。
【0035】請求項3の4サイクルエンジンではさら
に、ホ ) 排気バルブにおけるバルブクリアランスを軽量なシ
ムによって調整するため、メカニカルロスを減らし、騒
音を低減させることができる。
【0036】ヘ) ロッカーアームがロッカーシャフトに
沿ってスライド可能であるため、上記シムの交換による
バルブクリアランスの調整作業を簡単に行える。
【0037】ト) 上記のようにロッカーシャフトに沿っ
てスライド可能なロッカーアームについて、運転中の位
置を、前記したカムブラケット内の支持部とロッカーシ
ャフト上のスプリングとによって適切に定めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施について一形態を示す図であり、自
動二輪車用の4バルブ・SOHC型式の2気筒4サイク
ルエンジンについて、シリンダーヘッド3付近の要部を
示す縦断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図であって、上記エン
ジンの動弁機構10を示す平面図である。
【図3】図1におけるIII−III矢視図であって、上記エ
ンジンについてロッカーアーム21・22・23等を下
から見た図面である。なお、図3における下部が図4内
の上部に重なり合う関係にある。
【図4】図1におけるIV−IV矢視図であって、バルブ4
1・42や点火プラグ50等を除いてシリンダー3等を
示す平面図である。なお、図3における下部が図4内の
上部に重なり合う関係にある。
【図5】上記のように重ね合わせた図3・図4中の部品
等を、図3および図4におけるV−Vにおいて見た断面
図である。
【図6】上記のように重ね合わせた図3・図4中の部品
等を、図3および図4におけるVI−VIにおいて見た断面
図である。
【図7】図7(a)はカムブラケット31についての平面
図であり、同(b)は同(a)におけるb−b断面図であ
る。
【図8】図8(a)は排気側のロッカーシャフト25の平
面図であり、同(b)は同(a)におけるb−b断面図であ
る。
【図9】従来の4バルブ・SOHC型式の4サイクルエ
ンジンについて動弁機構10’等の概要を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
3 シリンダーヘッド 10 動弁機構 11 カム軸 12・13・14 カム 21・22・23 ロッカーアーム 24・25 ロッカーシャフト 25a 切欠き部 31 カムブラケット 36 支持部 41 吸気バルブ 42 排気バルブ 47 シム 50 点火プラグ 51 電極 52 芯体 55 プラグホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダーヘッド上にある1本のカム軸
    や、カムブラケットに取り付けられたロッカーシャフト
    上に揺動自在に支持されたロッカーアームによって気筒
    あたり各二つの吸気・排気バルブを駆動する多気筒の4
    サイクルエンジンにおいて、 点火プラグをシリンダーの中心線から傾け、電極が燃焼
    室内の上部中央に突出するとともに芯体が吸気または排
    気のいずれか二つのバルブとそのバルブ寄りのロッカー
    シャフトとの間を通るように配置し、 点火プラグが通る側の上記ロッカーシャフトについて、
    点火プラグの軸線に近い部分を細くするとともに、その
    細くした部分に隣接する箇所を、カムブラケットと一体
    に形成された支持部によって支持させたことを特徴とす
    る4サイクルエンジン。
  2. 【請求項2】 シリンダーの中心線の真上にカム軸を通
    したうえ、二つの排気バルブと排気側のロッカーシャフ
    トとの間を通るように点火プラグの芯体を配置し、 排気バルブ用のロッカーアームを点火プラグの芯体の両
    側に一つずつ配置し、カムブラケットの上記支持部は、
    当該二つのロッカーアームの間でロッカーシャフトを支
    持する位置に形成するとともに、点火プラグの軸線に近
    い部分を切り欠いてロッカーシャフトのうち細くした上
    記部分を露出させたことを特徴とする請求項1に記載の
    4サイクルエンジン。
  3. 【請求項3】 排気バルブとその側のロッカーアームと
    の間にバルブクリアランスの調整のためにシムを装着
    し、 排気バルブ用のロッカーアームを、支持用のロッカーシ
    ャフトに沿ってスライド可能なように配置したうえ、ロ
    ッカーシャフトに取り付けたスプリングにより上記支持
    部の端面に押し当ててその位置を定めたことを特徴とす
    る請求項2に記載の4サイクルエンジン。
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