JP2000303906A - 動弁駆動装置 - Google Patents
動弁駆動装置Info
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- JP2000303906A JP2000303906A JP11117193A JP11719399A JP2000303906A JP 2000303906 A JP2000303906 A JP 2000303906A JP 11117193 A JP11117193 A JP 11117193A JP 11719399 A JP11719399 A JP 11719399A JP 2000303906 A JP2000303906 A JP 2000303906A
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- Japan
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- cam chain
- drive sprocket
- crankshaft
- guide plate
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Abstract
がり軸受を介して回転自在に軸支されるOHC型内燃機
関において、簡単な構造で組付け時のカムチェーンの外
れを防止できる動弁駆動装置を安価に供する。 【解決手段】 クランクシャフト25がクランクケース
26にころがり軸受を介して回転自在に軸支されたOHC
型内燃機関において、動弁伝達系のカムチェーン72のド
ライブスプロケット70がクランクシャフト25に嵌着さ
れ、ドライブスプロケット70の周囲にボルト81又はピン
がドライブスプロケット70に巻き掛けられたカムチェー
ン72に近接して配設された動弁駆動装置。
Description
ッドカムシャフト)型内燃機関の動弁駆動装置に関す
る。
のクランクシャフトの回転駆動力をシリンダブロックを
経てシリンダヘッドに配置される吸排気弁に伝達して所
定タイミングで駆動する必要があり、伝達手段としてカ
ムチェーンを用いた例がある。
れたドライブスプロケットとカムシャフトに嵌着された
ドリブンスプロケットに架渡される。内燃機関の組付け
時には、クランクケース内でドライブスプロケットに掛
けられたカムチェーンをシリンダブロック内を通して外
に引き出しておき、シリンダヘッドを取り付けドリブン
スプロケットにカムチェーンを掛け渡す。
ェーンをシリンダブロックから外に引き出して作業する
ときに、カムチェーンがドライブスプロケットから外れ
易く、一度外れてしまうとまたシリンダブロックを外さ
なければならず面倒となる。そこで実開昭63−205
58号公報に記載された例では、クランクケースのカム
チェーンライン上にリブを形成しており、ドライブスプ
ロケットに掛けられたカムチェーンがリブに規制されて
ドライブスプロケットから外れないようにしている。
タル軸受に支持されていれば、同メタル軸受を嵌合する
クランクケース側の加工孔の内径はカムチェーン外径よ
り小さく、したがって加工孔を加工形成するのにリブが
邪魔することはない。
支持される場合は、このころがり軸受自体が外径が大き
く、クランクケースの加工孔もカムチェーン外径より大
きくなり、よって加工孔の加工形成時にリブが邪魔にな
り、リブを削り取ってしまう。
で、その目的とする処は、クランクシャフトがクランク
ケースにころがり軸受を介して回転自在に軸支されるO
HC型内燃機関において、簡単な構造で組付け時のカム
チェーンの外れを防止できる動弁駆動装置を安価に供す
る点にある。
達成するために、本発明は、クランクシャフトがクラン
クケースにころがり軸受を介して回転自在に軸支された
OHC型内燃機関において、動弁伝達系のカムチェーン
のドライブスプロケットが前記クランクシャフトに嵌着
され、前記ドライブスプロケットの周囲にボルト又はピ
ンが前記ドライブスプロケットに巻き掛けられたカムチ
ェーンに近接して配設された動弁駆動装置とした。
がり軸受を介して回転自在に軸支されたOHC型内燃機
関において、ドライブスプロケットに巻き掛けられたカ
ムチェーンに近接してボルト又はピンを配設する簡単な
構成で、クランクケースの軸受加工孔をリブ等に邪魔さ
れることなく容易に加工できるとともに、ボルト又はピ
ンによりカムチェーンがドライブスプロケットから外れ
るのを容易に防止することができる。
がクランクケースにころがり軸受を介して回転自在に軸
支されたOHC型内燃機関において、動弁伝達系のカム
チェーンのドライブスプロケットが前記クランクシャフ
トに嵌着され、前記ドライブスプロケットの周囲に前記
カムチェーンのガイドプレートとその取付ボルトとがカ
ムチェーンライン上に並んで前記ドライブスプロケット
に巻き掛けられたカムチェーンに近接して配設された動
弁駆動装置である。
付ボルトにより取り付けておき、ドライブスプロケット
にカムチェーンを掛けたクランクシャフトを該クランク
ケースに組付けることにより、以後の組付け作業中にカ
ムチェーンが外れるのをガイドプレート及び取付ボルト
がより確実に防止することができる。クランクシャフト
がクランクケースにころがり軸受を介して回転自在に軸
支されたOHC型内燃機関において、クランクケースに
ガイドプレートを取付ボルトにより取り付ける簡単な構
造であり低コストであるとともに、クランクケースの軸
受加工孔を容易に加工できる。
ついて図1ないし図9に図示し説明する。図1は、本実
施の形態に係るスクータ型自動二輪車1の全体側面図で
ある。走向ハンドル5により操舵される前輪6とスイン
グ式のパワーユニット20により駆動される後輪7を備え
たスクータ型自動二輪車1である。
ンタフレーム3,リヤフレーム4の3つの部分を順に連
結したものである。フロントフレーム2は、ヘッドパイ
プ2aから下方へダウンチューブ2bが延出し下端で後
方へ屈曲してステップフロア部2cを一体に形成してい
る。
の後端に連結して上方へ立ち上がったのち斜め後方へ延
出してヘルメットボックス11を支持するとともに、その
屈曲部に突設したブラケットにパワーユニット20をピボ
ット10を介して上下に揺動自在に支持している。
端から後方へ延びたパイプ材であり、燃料タンク12を支
持している。ヘルメットボックス11と燃料タンク12の上
方を開閉自在にシート13が覆っている。
に向け略水平に配置したOHC型の単気筒4サイクル内
燃機関21と、内燃機関21の左側から車体後方に延びるベ
ルト式無段変速機22とを一体に形成してなり、ベルト式
無段変速機22の後部とセンタフレーム3の後端との間に
リヤクッション14が介装されている。ベルト式無段変速
機22の上面にはエアクリーナ15が支持され、右側面には
マフラー16が支持され、内燃機関21の下面にはスタンド
17が支持される。
シャフト25を境にした割り面を合わせてクランクケース
26とシリンダブロック27が合体され、シリンダブロック
27にシリンダヘッド28が重なり、シリンダヘッド28の端
面をシリンダヘッドカバー29が覆う。
30が、その前部を合体させて後方へ延びており、図2に
示すように変速機ケース30の左方へ突出したクランクシ
ャフト25に設けられた遠心ウエイトにより径を可変とす
るドライブプーリ31と出力シャフト34に設けられたドリ
ブンプーリ32との間にVベルト33が巻き掛けられてベル
ト式無段変速機22を構成している。
側に設けられた交流発電機35は発電機カバー36により覆
われ、その発電機カバー36の右側にラジエータ37が設け
られる。ラジエータ37に冷却風を供給すべくクランクシ
ャフト25の右端に固定された冷却ファン38が交流発電機
35とラジエータ37間に配置されている。
イト25aの両側をころがり軸受40,40により回転自在に
支持されており、同ころがり軸受40,40はクランクケー
ス26とシリンダブロック27のそれぞれ半円弧状の加工孔
に挟まれて嵌着される。シリンダブロック27に内装され
たシリンダ41の内部に摺動自在に嵌合するピストン42
は、コネクティングロッド43を介してクランクシャフト
25のクランクピンに連接される。
転自在に支持されており、図4に示すようにカムシャフ
ト45の斜め前方に上下にロッカシャフト46,47が配置さ
れ、各ロッカシャフト46,47にロッカアーム48,49が揺
動自在に軸支されている。シリンダヘッド28にバルブガ
イド50,50を介して摺動自在に吸気バルブ51と排気バル
ブ52が、それぞれ吸気ポート28a,排気ポート28bを貫
通してポート開口を開閉可能に支持されている。
部にはバルブスプリング53,54の一端を押さえるスプリ
ングリテーナ53a,54aが取り付けられ、その中央凹部
にタペットシム55,56が納められ、その上にロッカアー
ム48,49の作用点が作用し、ロッカアーム48,49の力点
はカムシャフト45の各カムロブ45a,45bに接してい
る。したがってカムシャフト45の回転でロッカアーム4
8,49が揺動して吸気バルブ51と排気バルブ52を所定の
タイミングで摺動させバルブの開閉を行う。
構造が異なり、上側のロッカシャフト46は給油通路46a
が形成されているが、下側のロッカシャフト47は斯かる
給油通路が形成されていない低コストのものを使用して
おり、互いに間違って組付けるのを防止するためにシリ
ンダヘッド28の側方に露出した端面の形状も異なり、上
側のロッカシャフト46の端面は凹部46bが形成され、下
側のロッカシャフト47の端面は凸部47aが形成されてい
る。
ら押え板58が押さえ、押え板58はボルト59によりシリン
ダヘッド28に螺着される。この押え板58のロッカシャフ
ト46,47の端面をそれぞれ押さえる端部は、各端面の凹
部46bと凸部47aを考慮した形状をして(図2参照)、
ロッカシャフト46,47が誤組みされた場合は、押え板58
の端部が合致しないようになっている。
ようにシリンダヘッド28の左側壁28aと内壁28bとの間
に架設されるように挿入されており、両壁28a,28b間
の空間28cに吸気バルブ51及び排気バルブ52が突出して
いて、同空間28cにおいてロッカアーム48,49がそれぞ
れロッカシャフト46,47に揺動かつ軸方向に摺動自在に
軸支されている。
に軸支されたロッカアーム48は、左側壁28aとの間に介
装されたスプリング60により右方(図5において左方)
に付勢されて内壁28bに当接しており、同状態でロッカ
アーム48は力点がカムシャフト45の所定カムロブ45aに
当接し、作用点が吸気バルブ51の端部をタペットシム55
を介して押さえている。
たロッカアーム49は、内壁28aとの間に介装されたスプ
リング61により左方(図5において右方)に付勢されて
左側壁28aに当接しており、同状態でロッカアーム49は
力点がカムシャフト45の所定カムロブ45bに当接し、作
用点が排気バルブ52の端部をタペットシム56を介して押
さえている。ロッカアーム48,49の各力点は、互いに軸
方向にオフセットして所定のカムロブ45a,45bに接し
ている。
上側のロッカアーム48をスプリング60に抗して右方向に
移動すると、図5に2点鎖線で示すようにロッカアーム
48の作用点が吸気バルブ51の端部から外れ、タペットシ
ム55の交換ができ、ロッカアーム48を取り外すことなく
タペットクリアランス調整を簡単に行うことができる。
に図5に2点鎖線で示す位置に移動して排気バルブ52の
タペットシム56の交換が可能で、タペットクリアランス
調整を簡単に行うことができる。
向と反対方向にオフセットしていて、この力点が互いに
近づく方向にロッカアーム48,49が移動してタペットク
リアランス調整を行うので、左側壁28aと内壁28bとの
間の幅の狭い空間28cがあれば十分タペットクリアラン
ス調整を行うことができスペース効率が良い。
アームを取り外す等の作業が面倒であったので、一般的
にバルブクリアランス調整は、実公昭57−39531
号公報等に開示されているようにロッカアームの端部に
取り付けられたアジャストスクリュ及びナットによって
行われているが、動弁系等価質量が大きく、フリクショ
ン及び燃費に不利である。
ス調整であって、ロッカアーム48,49の作用点にアジャ
ストスクリュ及びナットを有せず、動弁系等価質量が小
さく、フリクション及び燃費に有利であるとともに、タ
ペットクリアランス調整が格段に簡単になった。
フト45は、図3に示すように内壁28bを貫通して右方に
延びその右端に冷却水ポンプ65が設けられ、冷却水ポン
プ65はサーモスタット66のサーモスタットケース67に覆
われている。
いてカムシャフト45にドリブンスプロケット71が嵌着さ
れている(図3参照)。一方ドリブンスプロケット71に
対応してクランクシャフト25に嵌着されたドライブスプ
ロケット70は、図3に示すように右側のころがり軸受40
と交流発電機35との間にあってオイルポンプに動力を伝
達するギヤ69と一体に形成されている。
ケット70とシリンダヘッド28側のドリブンスプロケット
71との間にサイレントチェーンであるカムチェーン72が
掛け渡され、カムチェーン72を通すためのチェーン通路
27a,28dがシリンダブロック27及びシリンダヘッド28
に形成されている(図3、図6参照)。
ット71と後側のドライブスプロケット70との間に架渡さ
れたカムチェーン72の上側掛け渡し部分をカムチェーン
テンショナ73により付勢されたカムチェーンガイド74が
下方へ押さえ、下側掛け渡し部分をカムチェーンガイド
75が支えガイドしている。
下をガイドされドライブスプロケット70とドリブンスプ
ロケット71との間に架渡されたカムチェーン72によりク
ランクシャフト25の回転がカムシャフト45に伝達される
動弁駆動機構が構成される。
スプロケット70の周囲でカムチエーンライン上にガイド
プレート80が取付ボルト81により固着されている(図6
参照)。
するようにボルト孔80aが形成された固着部80bから同
一面で延出し先端が一方に曲がった係止部80cと反対方
向で垂直に屈曲したのちさらに斜めに屈曲し延出したガ
イド部80dとが形成されている。
ランクケース26は、図9に図示するように内側に互いに
平行な3つのリブ26a,26b,26cが図9において右か
ら順に突出形成されており、右2つのリブ26a,26bに
形成された半円形状の加工孔26a’,26b’にクランク
シャフト25を回転自在に支持する一対のころがり軸受4
0,40が嵌合支持される。
スプロケット70が、納まりカムチェーン72が巻き掛けら
れる。同リブ26bとリブ26cとの間に取付ボス部26dが
形成されていて、同取付ボス部26dにガイドプレート80
が取付ボルト81により固着される。
プレート80を取付ボス部26dに取付ボルト81により取り
付ける。すなわちガイドプレート80の係止部80cのリブ
26b側に曲がった先端縁をリブ26bに当接して取付ボル
ト81による螺着時にガイドプレート80が追随して回らな
いようにガイドプレート80を取り付ける。
ると、図6に示すようにガイドプレート80のガイド部80
dと取付ボルト81の頭部81aがカムチェーンライン上に
並んで配設される。
カムチェーン72とガイドプレート80のガイド部80dとの
間隔及び取付ボルト81の頭部81aとの間隔は僅かで近接
しており、カムチェーン72が軸方向にずれて外れること
を防止することができる。
からローラチェーンに比べて横にずれて外れ易いが、本
ガイドプレート80と取付ボルト81により外れを容易に防
止することができる。
ト81の代わりに初めからリブを突出させておくことも考
えられるが、クランクシャフト25をころがり軸受40で支
持する構造のものではクランクケースの加工が困難であ
る。
のころがり軸受40を嵌合支持する半円形状の加工孔26
b’の内径Dが、カムチェーン外径dより大きく、した
がってカムチェーン72に近接するまで突出したリブを有
すると、加工孔26b’を加工するのにリブが邪魔して加
工が極めて困難となる。
は、斯かるリブを廃止して加工を容易にするとともに、
ガイドプレート80を取付ボルト81により固着する簡単な
構造でコストの低減を図ることができる。
の組付け時に問題となるが、本カムチェーン外れ防止構
造はその際にもカムチェーンの外れを確実に防止するこ
とができる。
と、予めクランクケース26の取付ボス部26dにガイドプ
レート80を取付ボルト81により取り付けておく。カムチ
ェーン72をクランクシャフト25のドライブスプロケット
70に巻き掛けた状態で、クランクシャフト25をクランク
ケース側を上にしたシリンダブロック27にころがり軸受
40,40を介して載せ、カムチェーン72をチェーン通路27
aを通しシリンダヘッド側(下側)に引き出す。
合わせ面に先のガイドプレート80と取付ボルト81を取り
付けておいたクランクケースを被せボルトにより合体さ
せる。シリンダヘッド側に引き出されたカムチェーン72
を保持して合体したクランクケース26とシリンダブロッ
ク27とを上下反転させる。
ロケット70から外れ易いが、本実施の形態ではガイドプ
レート80と取付ボルト81によりカムチェーン72の外れが
防止される。そしてカムチェーンガイド74,75を取り付
けてヘッドガスケットを挟んでシリンダヘッド28を取り
付け、カムチェーン72をドリブンスプロケット71に巻き
掛ける。
に、先にドライブスプロケット70に巻き掛けたカムチェ
ーン72が組付け途中で外れることがなく、作業を円滑に
進めることができる。
付ボルト81で固着してガイドプレート80と取付ボルト81
とによってカムチェーン72のドライブスプロケット70か
らの外れを防止したが、ガイドプレートを使わずにボル
トの頭部だけであるいはノックピン等でカムチェーンの
外れを防止することも可能である。
す。図10乃至図13に示すガイドプレート90は、前記
ガイドプレート80と概ね同じ形状をなしてボルト孔90a
が形成された固着部90b,係止部90c,ガイド部90dを
有するとともに、ガイド部90dの斜めに屈曲した部分の
一側縁から上方に爪部90eが延出している。
よりクランクケース26の取付ボス部26dに固着すると、
図13に示すようにドライブスプロケット70に巻き掛け
られたカムチェーン72の左側面に沿って爪部90eが近接
して位置している。
90dに加えて、爪部90eがカムチェーン72の左方向のず
れを規制してドライブスプロケット70からカムチェーン
72が外れるのを確実に防止することができる。なおカム
チェーン72の右方向のずれは、ギヤ69に規制されてカム
チェーン72が外れることはない。
ついて図14乃至図18に示し説明する。ボルト孔95a
が形成された水平板部95bの両端部が垂直に屈曲して垂
直板部95c,95dがそれぞれ形成されており、垂直板部
95c,95dの上端が同心円弧状に展開してガイド部95
e,95fが形成されている。
よりクランクケース26の取付ボス部26dに固着すると、
図17及び図18に示すように同心円弧状のガイド部95
e,95fはクランクシャフト25を中心とした円弧をな
し、カムチェーンライン上にあり、ドライブスプロケッ
ト70に巻き掛けられたカムチェーン72に近接している。
組付けにおいて、シリンダヘッド側に引き出されたカム
チェーン72を保持して合体したクランクケース26とシリ
ンダブロック27とを上下反転させたときに、カムチェー
ン72の保持が緩むと、図18に2点鎖線で示すようにド
ライブスプロケット70に巻き掛けられたカムチェーン72
の両側部がガイド部95e,95fに掛かり,中央のドライ
ブスプロケット70に巻き掛けられた部分は維持されてカ
ムチェーン72が外れることがない。
0について図19乃至図22に示し説明する。本ガイド
プレート100は、前記ガイドプレート90に近似してお
り、ボルト孔100aが形成された固着部100b,ガイド部
100d及び爪部100eは同じであるが、係止部90cは備え
ておらず、その代わりガイド部100dの先端が屈曲して
係止部100cを形成している。
ス26の取付ボス部26dに取付ボルト101により固着する
際に、図22に示すようにガイドプレート100のガイド
部100dから屈曲した係止部100cが、カムチェーンガイ
ド75の端部を係止するクランクケース26の係止溝26eに
挿入されて係止されるので、取付ボルト101を取付ボス
部26dに螺合し締め付けるときにガイドプレート100の
回り止めとなり、ガイドプレート100のガイド部100dの
カムチェーンラインに対する位置精度を向上させること
ができる。
ガイドプレート100は、取付ボルト101の頭部とガイド部
100dに加えて、爪部100eがカムチェーン72の左方向の
ずれを規制してドライブスプロケット70からカムチェー
ン72が外れるのを確実に防止することができる。
輪車の全体側面図である。
ニットの側面図である。
図である。
る。
た正面図である。
る。
ある。
図である。
…センタフレーム、4…リヤフレーム、10…ピボット、
11…ヘルメットボックス、12…燃料タンク、13…シー
ト、14…リヤクッション、15…エアクリーナ、16…マフ
ラー、17…スタンド、20…パワーユニット、21…内燃機
関、22…ベルト式無段変速機、25…クランクシャフト、
26…クランクケース、27…シリンダブロック、28…シリ
ンダヘッド、29…シリンダヘッドカバー、30…変速機ケ
ース、31…ドライブプーリ、32…ドリブンプーリ、33…
Vベルト、34…出力シャフト、35…交流発電機、36…発
電機カバー、37…ラジエータ、38…冷却ファン、40…こ
ろがり軸受、41…シリンダ、42…ピストン、43…コネク
ティングロッド、45…カムシャフト、46,47…ロッカシ
ャフト、48,49…ロッカアーム、50…バルブガイド、51
…吸気バルブ、52…排気バルブ、53,54…バルブスプリ
ング、55,56…タペットシム、58…押え板、60,61…ス
プリング 65…冷却水ポンプ、66…サーモスタット、67…サーモス
タットケース、69…ギヤ、70…ドライブスプロケット、
71…ドリブンスプロケット、72…カムチェーン、73…カ
ムチェーンテンショナ、74,75…カムチェーンガイド、
80…ガイドプレート、81…取付ボルト、90…ガイドプレ
ート、91…取付ボルト、95…ガイドプレート、96…取付
ボルト、100…ガイドプレート、101…取付ボルト。
Claims (2)
- 【請求項1】 クランクシャフトがクランクケースにこ
ろがり軸受を介して回転自在に軸支されたOHC型内燃
機関において、 動弁伝達系のカムチェーンのドライブスプロケットが前
記クランクシャフトに嵌着され、 前記ドライブスプロケットの周囲にボルト又はピンが前
記ドライブスプロケットに巻き掛けられたカムチェーン
に近接して配設されたことを特徴とする動弁駆動装置。 - 【請求項2】 クランクシャフトがクランクケースにこ
ろがり軸受を介して回転自在に軸支されたOHC型内燃
機関において、 動弁伝達系のカムチェーンのドライブスプロケットが前
記クランクシャフトに嵌着され、 前記ドライブスプロケットの周囲に前記カムチェーンの
ガイドプレートとその取付ボルトとがカムチェーンライ
ン上に並んで前記ドライブスプロケットに巻き掛けられ
たカムチェーンに近接して配設されたことを特徴とする
動弁駆動装置。
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