JP6711147B2 - エンジンのチェーンカバー構造 - Google Patents

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本発明は、エンジンの動弁機構を駆動するためのカムタイミングチェーンを覆うチェーンカバーの構造に関するものである。
この種の車両のエンジンにおいて、その動弁機構にはその運転条件によってバルブの開閉位相を変更するようにする機構、即ち可変バルブタイミング装置(VVT;Variable Valve Timing)が普及している。このVVTは、バルブを駆動するためのカムシャフトの軸端部に装着され、チェーンカバーにより覆われる。
一方、カムシャフトを回転駆動するカムタイミングチェーンを覆うチェーンカバーとして、例えば特許文献1に開示されるエンジンでは、フロントカバーには、マウント部材が固定されるマウント部材取付座部が形成される。このマウント部材取付座部は、エンジン本体前面側から見た場合、エンジン本体の幅方向の一方側に突出した状態でフロントカバーに形成されている。
特開2010−14001号公報
VVTは、エンジン本体からオーバハングする方向に装着されることがある。このような取付方法で装着されるVVTはそのままでは、その駆動部の装着等により構造が複雑化することで、メンテナンス時等における部品の取付け及び取外しにはかなりの手間がかからざるを得ない。また、エンジンの車両への搭載性、車両のコンパクト化を損なう要因となる。
また、チェーンカバーにマウント部材取付部を設ける場合、エンジンをマウントするための大きな荷重を支える必要があるため、それに対応する剛性強度が要求される。チェーンカバーにおけるVVTの駆動部との配置関係等を考慮すると、チェーンカバーの剛性確保が必ずしも容易ではない。
本発明はかかる実情に鑑み、メンテナンス性等に優れたエンジンのチェーンカバー構造を提供することを目的とする。
本発明のエンジンのチェーンカバー構造は、それぞれ軸端部にカムスプロケットが取り付けられる吸気側及び排気側のカムシャフトと、これらのカムシャフトを駆動するカムタイミングチェーンと、前記吸気側及び排気側のカムシャフトの少なくともどちらか一方側のカムシャフトにおける軸端部に装着されてカムタイミングを変更する可変バルブタイミング装置と、前記カムタイミングチェーンを覆うチェーンカバーとを有するエンジンのチェーンカバー構造であって、前記チェーンカバーは、外方に膨出される膨出部と、前記エンジンのマウント部材を取り付けるマウント部材取付部とが形成され、前記膨出部は、その内側に前記可変バルブタイミング装置を収容して、外方から前記可変バルブタイミング装置にアクセス可能な開口部が形成され、前記マウント部材取付部は、前方から見て、前記可変バルブタイミング装置の装着されていないカムシャフトに対応する前記チェーンカバーの領域に形成され、前記可変バルブタイミング装置の装着されていないカムシャフトは、前記カムスプロケットに圧入される圧入部が設けられ、前記マウント部材取付部は、前記膨出部に連結するとともに前記チェーンカバーからの突出量が前記膨出部よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、吸気側及び排気側のカムシャフトのいずれか一方側に可変バルブタイミング装置が装着され、他方側にてチェーンカバーにマウント取付部が設けられる。メンテナンス時等において、可変バルブタイミング装置の外方からアクセスしてカムシャフトから取り外すことができ、メンテナンス性等の点で効果的に優れている。
本発明の適用例として自動車用のエンジンを右斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施形態におけるチェーンカバーが取り外されたエンジンを前方から見た状態を示す図である。 本発明の実施形態におけるシリンダヘッドカバーが取り外されたエンジンを上方から見た図である。 本発明の実施形態におけるシリンダヘッドカバーが取り外されたシリンダヘッドまわりを前方から見た図である。 本発明の実施形態におけるシリンダヘッドカバーが取り外されたシリンダヘッドまわりを右斜め上前方から見た図である。 本発明の実施形態におけるシリンダヘッドカバーが取り外され、モータユニットが装着されたシリンダヘッドまわりを斜め上前方から見た図である。 本発明の実施形態におけるシリンダヘッドカバーが取り外され、モータユニットが装着されたシリンダヘッドまわりを左斜め上前方から見た図である。 本発明の実施形態における排気側のカムシャフトに対するカムスプロケットの圧入構造の例を示す断面図である。 本発明の実施形態におけるタペット式動弁機構の概略構造を示す断面図である。 本発明の比較例として排気側のカムシャフトからのカムスプロケットの取外し工程を示す斜視図である。
以下、図面に基づき、本発明によるエンジンのチェーンカバー構造における好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明の適用例として自動車用のエンジン10を右斜め前方から見た状態を示す斜視図である。先ず、図1を用いて、内燃機関であるエンジン10の概略構成について説明する。なお、図1を含め、以下の説明で用いる図においては必要に応じて、クランクシャフトの軸線方向に沿ってトランスミッションからエンジンに向かう方向を前方(矢印Frで示す)とし、その逆の方向を後方(矢印Rrで示す)とする。また、シリンダの軸線及びクランクシャフトの軸線に垂直な方向を、後方から見て右側を右方(矢印Rで示す)、左側を左方(矢印Lで示す)とする。なお、エンジン10の配置方向は図示例の場合に限定されず、車種等に応じて適宜選択可能である。
エンジン10は本実施形態において例えば多気筒、典型的には3気筒DOHCガソリンエンジン等であってよい。エンジン10において、シリンダブロック11の上部に順次、シリンダヘッド13及びシリンダヘッドカバー14が一体的に結合してなり、直列に配置された各気筒(ここでは例えば、1番(♯1、以下同様)〜♯3とする)のそれぞれシリンダ軸線が略鉛直方向を指向する。本実施形態では図1に図示のように♯1〜♯3気筒が前後方向に沿って列設されるが、左右方向に沿って列設される場合であってもよい。また、シリンダブロック11の下部には潤滑油(エンジンオイル)を貯留するオイルパン15が一体的に結合する。エンジン10のエンジン本体の前面側には後述するカムタイミングチェーンが装架され、チェーンカバー16がカムタイミングチェーンを前方から覆っている。
エンジン10には、なお図示等を省略するが、外気から空気を吸入して清浄な空気(吸気)を燃焼室に供給する吸気系部品、燃料を供給する燃料系部品、シリンダ内での燃焼後の排気ガスをエンジン10から排出する排気系部品を有する。また、吸気バルブ及び排気バルブを駆動制御する動弁系部品、エンジン10を冷却する冷却系部品及びエンジン10の可動部を潤滑する潤滑系部品を有する。更に、それらの各部品を所定のシーケンスに沿って適正に作動制御する制御系部品(ECU;Engine Control Unit)が付属する。制御系部品の制御により複数の機能系部品が上述の補機類等と協働し、これによりエンジン10全体として円滑作動が遂行される。
また、図1において、エアクリーナからスロットルバルブを介して、浄化された空気がインテークマニホールドへ送給される。その空気は更にインテークマニホールドから各気筒のインテークポート17(図1においてその一部が図示される)に供給される。また、燃料タンクの燃料が燃料ポンプによりデリバリパイプに供給され、燃料は更にデリバリパイプから各気筒のインジェクタに供給される。
エンジン10は複数のエンジンマウント(なお、図1においてそのうちの1つのマウント部材1を図示する)を介して、図示しない当該自動車の車体フレームに懸架されることで、車体フレームに一体的に結合支持され、車両のエンジンルームに搭載される。エンジンルームにはエンジン10が搭載されると共にボンネットが蓋着し、エンジン10の周囲には上述したような複数の補機類等を始め、それらに関連する多数の装置もしくは部品等が配設される。このようにエンジン10は、エンジンルームにおける極めて狭小スペースに配置される。限られたスペース内でエンジン10及びその周辺装備品等をスペース効率よく配置するのはレイアウト上極めて重要である。
また、図1のようにシリンダブロック11のクランク室にはクランクシャフト18(図1において一点鎖線により略記する)が回転自在に軸支される。一方、図示等を省略するが、シリンダブロック11の各気筒のシリンダボア内にはピストンがシリンダ軸線方向に移動可能に嵌装される。クランクシャフト18のクランクピンと各気筒のピストンのピストンピンは、コネクティングロッドを介して相互に連結され、ピストンがシリンダボア内でシリンダ軸線方向に沿って往復運動することで、クランクシャフト18が回転駆動されるようになっている。
図2は、チェーンカバー16が取り外されたエンジン10を前方から見た状態を示す図である。エンジン10のエンジン本体の前面側においてシリンダブロック11からシリンダヘッド13までの領域に亘って形成された周縁部10a(図2において、ハッチングにより示す。この領域は基本的にチェーンカバーとの合わせ面である。)にチェーンカバー16が接合するようになっている。チェーンカバー16とエンジン前面に囲まれてカムタイミングチェーン室19が形成される。ここで、エンジン10の動弁系においてシリンダヘッド13には、各気筒の吸気バルブ及び排気バルブをそれぞれ駆動するためのカムを備えたカムシャフトを有する。本実施形態では図2に示されるようにシリンダヘッド13において回転可能に軸支され、気筒の配列方向に沿って配置される吸気側及び排気側のカムシャフト20,21を備える。これらのカムシャフト20,21は後述のようにカムタイミングチェーン25を介してクランクシャフト18と連結される。
更に図3は、シリンダヘッドカバー14が取り外されたエンジン10を上方から見た図である。吸気側及び排気側のカムシャフト20,21のそれぞれ軸端部はカムタイミングチェーン室19に突出し、これらの軸端部に動力伝達部材としてのカムスプロケット22,23が取り付けられる。一方、クランクシャフト18の軸端部には図2に示されるようにクランクスプロケット24が取り付けられ、クランクスプロケット24とカムスプロケット22,23との間にカムタイミングチェーン25が巻回装架される。図2のようにカムタイミングチェーン25はクランクスプロケット24及びカムスプロケット22,23に沿って、前方から見て時計回り(右回り)に回転して走行する。
カムタイミングチェーン室19内には更に、カムタイミングチェーン25の張力を調整するチェーンテンショナ及びテンショナアジャスタ26やチェーンガイド27等が付帯して配置される。これらを含めて、カムタイミングチェーン25、クランクスプロケット24及びカムスプロケット22,23等のカムシャフト20,21の駆動系は、チェーンカバー16によって覆われるカムタイミングチェーン室19内に収容配置される。
なお、本実施形態ではクランクスプロケット24及びカムスプロケット22,23がカムタイミングチェーン25を介して連結されるが、カムタイミングチェーン25の代替としてタイミングベルト、更にこれに付随するタイミングプーリ等を用いることも可能である。
吸気側のカムシャフト20及び排気側のカムシャフト21は、シリンダヘッド13において同一高さ位置に支持され、それぞれ気筒毎にバルブを開閉駆動するためのタペットを付勢する、本実施形態では一対のカム28及び一対のカム29が設けられる。なお、本実施形態のタペットは、厚さの異なる複数のシムの中から適切な厚さのものを選択して装着することで、バルブクリアランスを調整するシム交換式のタイプである。上記のようにカムタイミングチェーン室19においてカムタイミングチェーン25を介してクランクシャフト18及びカムスプロケット22,23が連結される。カムタイミングチェーン25がエンジンの始動により走行することにより、シリンダヘッド13においてクランクシャフト18の回転によりカムシャフト20,21が回転駆動される。これによりカムシャフト20のカム28及びカムシャフト21のカム29がそれぞれ吸気バルブ及び排気バルブを所定のタイミングで開閉駆動する。
エンジン10は更に、カム28,カム29によって駆動されるバルブの開閉タイミングを変更して、クランク角度に対する開閉時の位相を制御させる可変バルブタイミング装置30を備える。この可変バルブタイミング装置30は、吸気側のカムシャフト20及び排気側のカムシャフト21の少なくともどちらか一方側のカムシャフト20,21における軸端部に取り付けられた被駆動部と、チェーンカバー16側に固定され、被駆動部を駆動させる駆動部と、を含んで構成され、これら被駆動部及び駆動部が協働することによりカムタイミングを変更させる。本実施形態では吸気側のカムシャフト20に可変バルブタイミング装置30を装着する例とするが、排気側のカムシャフト21に装着することも可能である。
可変バルブタイミング装置30において吸気側のカムシャフト20の軸端部には、クランク角度に対するカム28の開閉時の位相を制御する、被駆動部であるカム位相変換部31が取り付けられる。このカム位相変換部31が駆動されることで、カムシャフト20がクランクシャフト18の回転角度に対して遅角側又は進角側に回転角度を相対的に変化させることでカムタイミングを変更する。なお、後述するように可変バルブタイミング装置30に対するアクセス性との関係では、被駆動部であるカム位相変換部31自体が可変バルブタイミング装置30を意味する場合も含まれる。
ここで、可変バルブタイミング装置30、特にその駆動部の作動方式は本発明の一態様によれば、例えば油圧式であり、即ちエンジン10のオイルポンプにて発生した油圧で作動する。この場合、可変バルブタイミング装置30の駆動部においてECUの指令に基づき、カムシャフト作動制御用の油圧回路による油圧制御によって、カムシャフト21のカム29のカム位相を進角あるいは遅角させることができる。
また、可変バルブタイミング装置30における駆動部の作動方式は本発明の他の態様によれば、例えば電動式であり、即ち車載のバッテリの電力で作動する。この場合、駆動部には電動モータを備え、この電動モータによりカムシャフト20の回転速度をカムスプロケット22の回転速度よりも速く又は遅く回転させ、同様にカム位相を進角あるいは遅角させることができる。
本発明において、それら油圧式及び電動式の可変バルブタイミング装置30のどちらも採用可能であり、例えばエンジン仕様等に応じて油圧式及び電動式のいずれかを適宜使い分けることができる。以下では電動式の可変バルブタイミング装置30の実施例として説明するが、その代替として油圧式の可変バルブタイミング装置30も本発明の範囲に含まれる。
チェーンカバー16には、カム位相変換部31に連結してこれを駆動する駆動部であるモータユニット32が装着される。モータユニット32は駆動用の電動モータ及び減速機構を有しており、カム位相変換部31はモータユニット32と協働して、その電動モータの回転数に応じてカム28のカム位相を進角又は遅角させる機能を備える。可変バルブタイミング装置30の動作の一例として、ECUの指令に基づき、例えばモータユニット32の電動モータによりカムシャフト20の回転速度をカムスプロケット22の回転速度よりも速く回転させることで、カム28のカム位相が進角される。また、これとは逆にカムシャフト20の回転速度を減速することでカム28のカム位相が遅角される。
このように可変バルブタイミング装置30は、被駆動部であるカム位相変換部31と駆動部であるモータユニット32とから構成され、電動モータ及び減速機構を持つ駆動部から被駆動部に駆動力を伝達する電動式である。
可変バルブタイミング装置30が装着されるチェーンカバー16において、図4〜図7を参照してカム位相変換部31を内側に収容する膨出部33が、チェーンカバー16から前方へ膨出して形成される。図4はシリンダヘッドカバー14が取り外されたシリンダヘッド13まわりを前方から見た図である。図5はシリンダヘッドカバー14が取り外されたシリンダヘッド13まわりを右斜め上前方から見た図である。図6はシリンダヘッドカバー14が取り外され、モータユニット32が装着されたシリンダヘッド13まわりを斜め上前方から見た図である。図7はシリンダヘッドカバー14が取り外され、モータユニット32が装着されたシリンダヘッド13まわりを左斜め上前方から見た図である。
ここでチェーンカバー16は図3等を参照して、シリンダブロック11からシリンダヘッド13までの領域に亘ってエンジン本体の前面側に形成された周縁部10aに接合する周縁部16aと、この周縁部16aの内側にカムタイミングチェーン室19を形成するカバー部16bとを有する(図3参照)。チェーンカバー16は図3において太破線により併記するように、シリンダ軸線と直交方向に沿う一般断面が概して浅い凹状を呈する。周縁部16aはカバー部16bの左右両側において略上下方向に沿って設けられる。膨出部33は吸気側のカムシャフト20に対応して、排気側のカムシャフト21に対応するカバー部16bから一段高くなるように前方へ突出する。なお、図3において膨出部33のカバー部16bからの突出量Aとする。このように膨出部33が突出することでカム位相変換部31及びモータユニット32を装着可能とし、可変バルブタイミング装置30の装着部として機能する。
膨出部33には図4及び図5に示されるように、モータユニット32が嵌着する開口34が形成された円環部35を有する。開口34は吸気側のカムシャフト20と同軸の円筒面として形成され、モータユニット32は開口34に挿入される円筒部を持ち、即ち円環部35は内側の開口34でモータユニット32を保持する。チェーンカバー16の上端縁16cとシリンダヘッド13の上端縁13aは面一であり、また、吸気側のカムシャフト20と同軸の開口34の中心が上下方向でチェーンカバー16の上端縁16cと一致する。円環部35の上半部が、チェーンカバー16の上端縁16cから上方へ突出するかたちで形成される。なお、シリンダヘッドカバー14は、円環部35の上半部を含めてチェーンカバー16の上端縁16c及びシリンダヘッド13の上端縁13aと隙間なく接合するように形成される。この場合、チェーンカバー16の上端縁16cに接合するシリンダヘッドカバー14がカムタイミングチェーン室19の上部を形成し、即ちチェーンカバーとして機能する。本実施形態ではシリンダヘッドカバー14は典型的には合成樹脂製とするが、アルミニウム合金等で形成することも可能である。
エンジン10を車体フレームに搭載するための複数のマウント部材が使用され、チェーンカバー16にはそのうちの一つのマウント部材が取り付けられるマウント部材取付部36が設けられる。ここで、図1を参照して、図示例のようにマウント部材1がマウント部材取付部36に取り付けられ、このマウント部材1を介してエンジン10が車体フレームと結合する。このマウント部材1の他にトランスミッション等を含めて複数のエンジンマウントが設定される。マウント部材取付部36は前方から見て、可変バルブタイミング装置30が装着されていないカムシャフト20,21に対応するチェーンカバー16の領域に形成される。この例ではマウント部材取付部36はエンジン10の排気側に配置され、排気側におけるカバー部16bから膨出部33と同一方向(即ち前方)へ突出し、その突出量A′は膨出部33の突出量Aよりも適度に小さく設定される。図4等に示されるようにマウント部材取付部36はチェーンカバー16の左右方向幅の1/2程度を占め、周縁部16aと膨出部33との間を連結するように左右方向に延設される。マウント部材取付部36の上面はマウント部材1を締結させるための平坦な締結座面36aとして形成され、締結座面36aにてマウント部材1を固定する締結ボルトが螺合するネジ部37(雌ネジ)が形成されている。
また、マウント部材取付部36は図4等に示されるように、上下方向で円環部35よりも低い高さ位置に形成される。この例では図4あるいは図6のようにマウント部材取付部36の締結座面36aは、チェーンカバー16の上端縁16cよりも下方に設定され、円環部35の開口34を形成する円筒面の中心(吸気側のカムシャフト20の軸心)よりも低い位置に形成される。つまりマウント部材取付部36の右端部は、円環部35の開口34の中心よりも低い高さ位置で膨出部33と繋がり、チェーンカバー16の上端縁16cから上方へ突出する円環部35の上半部側とは繋がらない。
また、図5及び図6等に示されるように円環部35に対して左右方向でマウント部材取付部36と反対側に、円環部35から周縁部16aに接続するリブ38が設けられる。リブ38は、周縁部16aにおけるチェーンカバー16の上端縁16cとは面一であり、このリブ38に対してもシリンダヘッドカバー14が隙間なく接合する。
上記の場合、可変バルブタイミング装置30をエンジン10に装着する際、膨出部33において図4あるいは図5に示されるように開口34が開設されている円環部35に対して、モータユニット32を前方から開口34に挿入する。モータユニット32の固定方法としては例えば、開口34に嵌着されたモータユニット32を図示しない複数の締結ボルトによって、円環部35に締結することでモータユニット32を固定することができる。なお、円環部35にはそれらの締結ボルトが螺合する図示しない複数のネジ部(雌ネジ)が形成される。図3等に示されるようにモータユニット32の出力軸32aがカム位相変換部31側へ延設して、これに接続される。
ここで、膨出部33は、吸気側のカムシャフト20の軸端部に装着された可変バルブタイミング装置30、即ちこの場合にはカム位相変換部31に対して、該軸端部の外方、即ち前方からアクセス可能となるように構成される。つまり例えば図4のようにモータユニット32が装着されていない状態では、膨出部33は可変バルブタイミング装置30のカム位相変換部31に対して、その対応部位である開口34を介して開放状態となる。
図4に示されるようにカム位相変換部31は、吸気側のカムシャフト20の軸端部に対して、締結ボルト41により固定される。この締結ボルト41を取り外すことで、カム位相変換部31及びカムスプロケット22が一体的にユニット化したもの(カム位相変換部ユニットという)をカムシャフト20から取り外すことができる。チェーンカバー16の膨出部33には、締結ボルト41を前方から臨むように開口部34が開設されているため、カム位相変換部ユニットを取り外す際には、開口部34を介して、例えば図3に示すように工具2等を矢印Bのように挿入することを可能にする。
一方、本実施形態では吸気側及び排気側のカムシャフト20,21のうち可変バルブタイミング装置30が装着されない、他方の排気側のカムシャフト21の軸端部における外周面には、図8を参照してカムスプロケット23に圧入される圧入部21aが設けられる。カムスプロケット23には、圧入部21aが圧入される嵌合孔23aが形成される。
排気側のカムシャフト21の圧入部21aをカムスプロケット23に圧入する場合、両者を剛固に固定することができる。
更に、本実施形態において動弁機構はタペット式とする。図9に概略図示したように吸気側及び排気側のカムシャフト20,21のそれぞれ下方には、それらに設けられたカム28,29の回転により往復動するタペット42,43が、シリンダヘッド13に支持されている。
吸気側の例で説明すると、吸気バルブ44はそのバルブステム44aがバルブガイドによってガイドされることで、バルブステム44aと共にその軸方向に往復動する。バルブステム44aの端部に取り付けられたスプリングリテーナ45とスプリングシート46の間にバルブスプリング47が装着され、このバルブスプリング47の弾力によりバルブステム44aは常時上方へ付勢される。また、タペット42の上部にはシム48が装着され、カム28がバルブスプリング47の弾力に抗してタペット42を押し下げることで、バルブステム44aが下方へ付勢され、即ち吸気バルブ44が開くようになっている。本実施形態の動弁機構において、シム48の交換によりバルブクリアランスを調整することができる。
上記の場合、タペット42は、タペットガイドにより往復動可能にガイドされる。シリンダヘッド13の所定部位にはタペットガイドが形成されており、タペット42はそのタペットガイド内側に収容されるかたちで浮動保持される。
なお、シリンダブロック12の各気筒のシリンダボア49内にはピストン50がシリンダ軸線方向に移動可能に嵌装される。ピストン50がシリンダボア49内でシリンダ軸線方向に沿って往復運動することで、クランクシャフト18が回転する。
排気側の排気バルブ44′及びそのバルブステム44′aにおいても吸気側と同様なタペット式動弁機構を持ち、ここでは排気側についての説明を省略する。このように吸気側及び排気側ともに直打タペット式の動弁機構を備えている。
本実施形態に係るエンジン10において、カムタイミングチェーン25が走行することにより、シリンダヘッド13においてクランクシャフト18の回転に同期してカムシャフト20,21が回転駆動される。これによりカムシャフト20のカム28及びカムシャフト21のカム29がそれぞれ吸気バルブ及び排気バルブを所定のタイミングで開閉駆動する。
可変バルブタイミング装置30は、エンジン10の運転状態に応じて本実施形態では吸気側のカムシャフト20のカム28の位相を変更する。即ち、モータユニット32の電動モータがカム位相変換部31を駆動して、カム28の開閉位相を適宜、進角又は遅角させる。なお、モータユニット32の駆動電源として車載のバッテリ等の電力を利用することができる。可変バルブタイミング装置30は電動式であるため、その動作がスピーディ且つ的確である等の利点がある。
次に、本発明のエンジンのチェーンカバー構造の主要な作用効果について説明する。本実施形態ではエンジン10の吸気側に可変バルブタイミング装置30が装着されると共に、可変バルブタイミング装置30を収容する膨出部33が設けられる。膨出部33の排気側のスペースにはマウント部材取付部36が配置される。
先ず、膨出部33は、軸端部の外方から可変バルブタイミング装置30にアクセス可能に開口されている。
カム位相変換部ユニットをカムシャフト20から取り外す際、工具2等を開口部34からアクセスさせることができる。図3に示すように工具2等を挿入し、締結ボルト41を緩めてカム位相変換部ユニットをカムシャフト20から取り外すことができる。
また、上記のようにチェーンカバー16の前方空間の吸気側には、可変バルブタイミング装置30が装着され、排気側には、マウント部材取付部36が配置される。このように部品又は構成の配置を行うことで、チェーンカバー16の前方空間をスペース効率よく利用することができる。
この場合、マウント部材取付部36はエンジン10の排気側に配置され、チェーンカバー16のカバー部16bから膨出部33と同一方向へ突出する。マウント部材取付部36は、チェーンカバー16の周縁部16aと膨出部33との間を連結するように左右方向に延設される。つまりマウント部材取付部36はチェーンカバー16のカバー部16bの表面から単に突出するのではなく、その左右方向に延設された一端側で膨出部33と、また他端側で周縁部16aとそれぞれ結合し、膨出部33と相俟ってカバー部16bにおいて立体構造を構築する。これによりチェーンカバー16の特に面剛性が大幅に向上することで、マウント部材1(図1)を介してエンジン10を支持するために必要となる大きな荷重を確実に受け止めることができる。そして、エンジン10の振動時の荷重によるチェーンカバー16の変形等を有効に防止することができる。これに対して従来では、チェーンカバーでエンジンの振動時の荷重を受ける場合、チェーンカバーの面剛性等の確保が容易でなかった。更に、チェーンカバー16の面剛性等が向上することで、エンジン10の稼動時等の面振動を抑制し、それに起因する騒音防止効果に優れている。
上記のようにカム位相変換部ユニットをカムシャフト20から取り外し、そしてカムタイミングチェーン25や吸気側及び排気側のカムシャフト20,21等の取外し作業が可能になる。
ここで、本実施形態では排気側のカムシャフト21の周面に設けられた圧入部21aには、カムスプロケット23が圧入されている。カム位相変換部31等をカムシャフト20から取り外しておけば、カムスプロケット23が圧入されたままで排気側のカムシャフト21等の取外し等の作業が可能になり、メンテナンス性等の点で効果的に優れている。
本実施形態に対する比較例として、仮に例えば図10に示されるように排気側のカムシャフト21に軸端部に取り付けるカムスプロケット23を、締結ボルト42により固定する場合の例で説明する。この場合、排気側のカムシャフト21の所定部位にスパナ3を係合させ、レンチ5により締結ボルト42を緩めてカムスプロケット23を取り外すこととなる。このように締結ボルト42でカムスプロケット23を固定する構造では良好なメンテナンス性が得られない。また、排気側のカムシャフト21に軸端部に締結ボルト42を設けると、少なくともその分だけチェーンカバー16が前方へ突出し、寸法(特に前後方向)及び重量増加を余儀なくされる。
本発明では排気側のカムシャフト21の外周面に、カムスプロケット23に圧入される圧入部21aを設け、この圧入部21aをカムスプロケット23に圧入・固定する。つまりカムスプロケット23を固定するための締結ボルト42等を用いないため、チェーンカバー16等のコンパクト化を図り、且つよりメンテナンス性の向上にも寄与する。
また、吸気側及び排気側のカムシャフト20,21のそれぞれ下方にタペット42,43が配置される直打タペット式の動弁機構を備えている。
直打タペット式の動弁機構においてシム48のシム厚さを選択嵌合して所定のバルブクリアランスにするバルブクリアランス調整を実施するために、吸気側及び排気側のカムシャフト20,21を取外しが容易なり、バルブクリアランス調整をより円滑且つ的確に行うことができる。
なお、上記に加えて、膨出部33は、可変バルブタイミング装置30の駆動部であるモータユニット32を保持する円環部35を有し、モータユニット32が吸気側のカムシャフト20の軸端部の外方から円環部35に挿入可能である。
可変バルブタイミング装置30をエンジン10に組み込む際、円環部35の開口34に対してモータユニット32を開口34の前方からに容易且つ的確に挿入することができ、組付性等に優れている。その場合、締結ボルトにより円環部35に対してモータユニット32を締結固定することによって、円環部35の剛性を高めることができる。
また、マウント部材1のマウント部材取付部36は、上下方向で円環部35よりも低い高さ位置に形成される。
上述のようにマウント部材取付部36は左右方向の一端側で膨出部33、従って円環部35と結合し、マウント部材取付部36が受けるエンジン10の振動時の荷重は間接的にではあるが、円環部35に対しても伝達される。また、円環部35はその上半部がチェーンカバー16の上端縁16cから上方へ突出し、一方、円環部35の下半部はチェーンカバー16のカバー部16bと一体的に形成されている。マウント部材取付部36を少なくとも円環部35の中心よりも低い位置で結合させ、円環部35における剛性がより高い部位でマウント部材取付部36と結合させる。これによりマウント部材取付部36を介しての円環部35に対するエンジン10の振動時の荷重の影響を小さくする。そして、円環部35の変形等を抑制し、円環部35はモータユニット32の適正作動を確保しながらモータユニット32を保持することができ、ひいては可変バルブタイミング装置30の適正且つ円滑を実現することができる。
また、円環部35を挟んでマウント部材取付部36とは反対側(この例では右側)に、円環部35から周縁部16aに接続するリブ38を設けている。
チェーンカバー16がエンジン10のエンジン本体に結合されることで、剛性が強化される周縁部16a(右側)と円環部35との間をリブ38により連結し、その結合剛性をより高めることができる。また、円環部35には左右方向両側でマウント部材取付部36及びリブ38と結合することで、この点でもチェーンカバー16の面剛性等の向上に寄与する。
また、マウント部材取付部36は、チェーンカバー16からの突出量A′が膨出部33(突出量A)よりも小さく設定される。
マウント部材取付部36は、チェーンカバー16の面剛性を向上しながら、チェーンカバー16から突出するのをできるだけ抑え、コンパクト化を図っている。
ここで、本発明は上記実施形態における変形例として、例えば円環部35をチェーンカバー16と一体形成する場合の他に、シリンダヘッドカバー14及びチェーンカバー16で上下半割りの構成で形成することも可能である。
また、排気側のカムシャフト21に可変バルブタイミング装置30を装着することも可能である。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば、上記実施形態では3気筒ガソリンエンジンの例を説明したが、2気筒あるいは4気筒以上のエンジン等であってよい。
10 エンジン、11 シリンダブロック、13 シリンダヘッド、14 シリンダヘッドカバー、15 オイルパン、16 チェーンカバー、17 インテークポート、18 クランクシャフト、19 カムタイミングチェーン室、20 吸気側のカムシャフト、21 排気側のカムシャフト、22,23 カムスプロケット、24 クランクスプロケット、25 カムタイミングチェーン、26 チェーンテンショナ及びテンショナアジャスタ、27 チェーンガイド、28,29 カム、30 可変バルブタイミング装置、31 カム位相変換部、32 モータユニット、33 膨出部、34 開口、35 円環部、36 マウント部材取付部、38 リブ、41 締結ボルト、42,43 タペット、44 吸気バルブ、45 スプリングリテーナ、46 スプリングシート、47 バルブスプリング、48 シム、49 シリンダボア、50 ピストン。

Claims (4)

  1. それぞれ軸端部にカムスプロケットが取り付けられる吸気側及び排気側のカムシャフトと、これらのカムシャフトを駆動するカムタイミングチェーンと、前記吸気側及び排気側のカムシャフトの少なくともどちらか一方側のカムシャフトにおける軸端部に装着されてカムタイミングを変更する可変バルブタイミング装置と、前記カムタイミングチェーンを覆うチェーンカバーとを有するエンジンのチェーンカバー構造であって、
    前記チェーンカバーは、外方に膨出される膨出部と、前記エンジンのマウント部材を取り付けるマウント部材取付部とが形成され、
    前記膨出部は、その内側に前記可変バルブタイミング装置を収容して、外方から前記可変バルブタイミング装置にアクセス可能な開口部が形成され、
    前記マウント部材取付部は、前方から見て、前記可変バルブタイミング装置の装着されていないカムシャフトに対応する前記チェーンカバーの領域に形成され
    前記可変バルブタイミング装置の装着されていないカムシャフトは、前記カムスプロケットに圧入される圧入部が設けられ、
    前記マウント部材取付部は、前記膨出部に連結するとともに前記チェーンカバーからの突出量が前記膨出部よりも小さいことを特徴とするエンジンのチェーンカバー構造。
  2. 前記チェーンカバーは可変バルブタイミング装置をカムシャフトに締結する締結手段を前方から臨むように前記開口部が形成されることを特徴とする請求項に記載のエンジンのチェーンカバー構造。
  3. 前記吸気側カムシャフト及び前記排気側カムシャフトのそれぞれ下方には、前記吸気側カムシャフト及び前記排気側カムシャフトに設けられたカムの回転により往復動するタペットが当該エンジンのシリンダヘッドに支持され、前記タペットには、バルブクリアランス調整用の交換式シムを着脱自在に嵌合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンのチェーンカバー構造。
  4. 前記可変バルブタイミング装置は、前記チェーンカバーの開口部を覆うように取り付けられた駆動部によって回転駆動され、カムの開閉位相を変更するカム位相変換部を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のエンジンのチェーンカバー構造。
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