JP2009006432A - 回路基板外形打抜き金型 - Google Patents

回路基板外形打抜き金型 Download PDF

Info

Publication number
JP2009006432A
JP2009006432A JP2007169158A JP2007169158A JP2009006432A JP 2009006432 A JP2009006432 A JP 2009006432A JP 2007169158 A JP2007169158 A JP 2007169158A JP 2007169158 A JP2007169158 A JP 2007169158A JP 2009006432 A JP2009006432 A JP 2009006432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
circuit board
plate
outer shape
punching die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007169158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4910912B2 (ja
Inventor
Hirotoshi Kawakami
裕寿 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP2007169158A priority Critical patent/JP4910912B2/ja
Publication of JP2009006432A publication Critical patent/JP2009006432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4910912B2 publication Critical patent/JP4910912B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】作業効率を低下させることなく、また、製品歩留を損なうことのない回路基板外形打抜き金型を提供すること。
【解決手段】押さえプレート150と、ダイプレート130とが設けられた第一の型100と、ダイパンチ240と、ストリッパープレート250とが設けられた第二の型200とを備えた回路基板外形打抜き金型12であって、ストリッパープレート250上には、ストリッパープレート250の一辺310に固定され、辺310を軸として稼動する取り出しプレート500が設けられていることを特徴とする回路基板外形打抜き金型12である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回路基板外形打抜き金型に関する。
近年、携帯電話、パソコンを代表として電子機器の高密度化が進み、それによって、用いられる回路基板の要求品質も千差万別となってきている。
回路基板の一般的な製造方法は、基材の少なくとも一方の面に金属層を形成した金属張積層板を用い、金属層に配線回路を形成した後、電気検査を行い、外形打抜きを行って回路基板が完成する。製品仕様により、異種の複数の被覆層を形成や、電磁波遮断層の形成、補強板の貼り付けなどの工程が適宜追加される。
また製造中には、1枚の金属張積層板もしくはロール状の金属張積層板に、複数個の製品を配置し、途中工程で適宜最適な大きさに裁断し、最終的に外形加工工程にて製品の個片となる。部品実装などを行う場合には、製品を完全に個片とするのではなく、複数個の製品を繋げた状態としておき、部品実装後に個片に加工することもある。
このような製造工程の中で、回路基板の打抜き用金型には、外形を加工するための金型、回路基板内に部分的に穴をあける金型だけでなく、被覆層や、両面テープ、補強板、電磁波遮断層など、フィルム状の被加工物を所望の形状に加工するための金型など、様々な形状および仕様の打抜き金型が用いられている(例えば特許文献1)。
従来の打ち抜き金型の一例を図6を参照して説明する。打ち抜き金型12は第一の型100と第二の型200を有する。第一の型100は雄型といわれるダイプレート130と、ダイプレート130の上端を固定するパンチプレート120と、パンチプレート120を固定するパンチホルダー110と、ダイプレート130内に取り付けられ、、パンチプレート120と弾性体140の弾性付勢により離間状態にある押さえプレート150を備える。押さえプレート150は、打抜かれる回路基板300の打ち抜き時、予め回路基板300を押さえることにより打ち抜き効率を高めると共に、回路基板の前後左右の移動を抑えるものである。第二の型200は、雌型と言われているダイパンチ240を備える。そして、ダイパンチの240の周囲には、ストリッパープレート250がダイホルダー260と弾性体230の弾性付勢により離間状態にある。ストリッパープレート250は、第一の型100に備えられている押さえプレート150と雄雌の関係にありおなじ機能を有する。打ち抜き金型12には上記構成部品の他、第一の型100と第二の型200の位置決めを行うガイドピン、ガイドブッシュ及びダイパンチ240上の回路基板300の位置きめを行うローケーションピン242などがある。
このような打ち抜き金型12を用いて回路基板300を打ち抜くには、図6(a),(b)に示すように、先ず、ダイパンチ240上に長尺状の回路基板300が送り込まれる。ダイパンチ240上の所定位置に回路基板300が設置された後、パンチホルダ110に対して、図中の下方向にプレス圧を作用させる。これにより、パンチホルダ110と一体構造にあるダイプレート130と押さえプレート150が下降すると共に、弾性体140の弾性付勢に抗して押さえプレートが150が回路基板300を予め押さえる。ダイプレート130は回路基板300に到達し、ダイプレート130とダイパンチ240のエッジで強大なせん断が生じ、回路基板300の外形が切断され個片310となる。このとき、図6(c)に示すように、打抜かれた個片310は、周辺の回路基板に乗り上げるように落下する。そのため、打抜き加工をするたびに、周辺の回路基板300に乗り上げた個片310を取り除く必要があり作業効率が低下する。また、手作業で取り除く際、打抜かれた個片310に折れやシワを発生させてしまうことがあった。
特開平09−064512号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、作業効率を低下させることなく、また、製品歩留を損なうことのない回路基板外形打抜き金型を提供すること。
このような目的は、下記(1)〜(3)に記載の本発明により達成される。
(1)押さえプレートと、ダイプレートとが設けられた第一の型と、ダイパンチと、ストリッパープレートとが設けられた第二の型とを備えた回路基板外形打抜き金型であって、前記ストリッパープレート上には、前記ストリッパープレートの一辺に固定され、前記辺を軸として稼動する取り出しプレートが設けられていることを特徴とする回路基板外形打抜き金型。
(2)前記取り出しプレートには、前記ダイパンチの外形より大きい孔が設けられている上記(1)に記載の回路基板外形打抜き金型。
(3)前記孔は、前記外形打抜き金型で打抜かれた外形形状と略相似形である上記(2)に記載の回路基板外形打抜き金型。
本発明によれば、作業効率を低下させることなく、また、製品歩留を損なうことのない回路基板外形打抜き金型を提供することができる。
以下、本発明の回路基板外形打抜き金型の好適な一実施形態について図面を用いて説明する。なお、すべての図面に置いて、共通する構成要素には同一符号を付し、以下の説明に置いて詳細な説明を適宜省略する。
回路基板外形打抜き金型12は、押さえプレート150と、ダイプレート130とが設けられた第一の型100と、ダイパンチ240と、ストリッパープレート250とが設けられた第二の型200とを備える。図1は、本発明による回路基板外形打抜き金型の一実施例を示す第二の型200の概略平面図である。図2は、ストリッパープレート250上に備える取り出しプレート500の概略平面図である。図3は、ストリッパープレート250上の一辺510に固定された状態を示したもので、図5は、その一辺510を軸として稼動した状態を示す、概略側面図である。図4は、回路基板300を、取り出しプレート250上に載置した状態を示す概略平面図である。
図1に示すように、ダイパンチ240が、雌型と言われている部分で、この形状に加工される。回路基板300の位置きめを行うローケーションピン242が設けられている。ロケーションピン242の設置数は、特に限定はされないが、少なくとも二個所のロケーションピン242が必要となる。また、回路基板300の間違った位置決め防止のため、三個所以上設けることがより好ましい。
次に、取り出しプレート500は、図2に示すように、ダイパンチ240およびロケーションピン242を避けるように孔243、244が設けられている。孔243、244の大きさは、特に限定はされないが、一辺510を軸として開閉させるときロケーションピン242と接触しない大きさに加工することが好ましい。孔243は、個片310のサイズよりも、片側2mm以上、5mm以下大きくすることが好ましい。この範囲にあると、打抜き加工された個片310が、確実に取り出しプレート500の上に取り出すことができる。取り出しプレート500の材質としては、特に限定はされないが、例えば、金属としては、鉄、アルミ、ステンレス、銅などの板状のものを用いることができる。また、エポキシ樹脂積層板、コンポジット積層板、フェノール樹脂積層板などの熱硬化性樹脂を基材に含浸させたもの、熱可塑性の樹脂の厚手のシートなどを用いることができる。使用する厚さについては、一般に入手可能なものを適宜選択すればいいが、0.5〜2mmの範囲がより好ましい。孔243、244の加工は、ドリル、ルータなどを用いることができる。また、打抜きプレス機に、回路基板外形打抜き金型12を取り付けたとき、作業をする側の取り出しプレート500の両端部に張り出し部501を設けることにより、取り出しプレート500を、把持するきっけかとなるため、より作業効率が向上する。
図3は、ストリッパープレート250上の一辺510に固定された状態を示したもので、押さえプレート150、ロケーションピン242がそれぞれ、取り出しプレート500に設けられた孔243、244に邪魔されることなく露出している。そして、一辺510で第二の型200と固定されている。固定の方法としては、打抜き作業が終了した後、簡単に着脱可能なようにすることが好ましく、セロハンテープ、あるいは、ガムテープなどで固定することが好ましい。取り出しプレート500の面上に回路基板300を載置したのが図4である。ことあと、上述した図6の工程に基づいて打抜き加工を行う。打抜かれた個片310は、回路基板300の上面に落下し、張り出し部501を把持して、持ち上げることにより個片310は、滑るようにして回路基板300より取り除かれる。これによって、作業効率が向上するのと、手作業で個片310を取り除く必要がなくなるので、折れやシワの防止につながる。
弾性体140、230の材質としては、特に限定はされないが、数万回の圧縮に耐えるクッション材であればよく、一般に用いられているウレタンゴムが好適である。
本発明による回路基板外形打抜き金型の一実施例を示す第二の型200の概略平面図である。 取り出しプレート500の概略平面図である。 ストリッパープレート250上の一辺510に固定された状態を示す概略平面図である。 回路基板300を、取り出しプレート250上に載置した状態を示す概略平面図である。 取り出しプレート500を、一辺510を軸として稼動した状態を示す概略側面図である。 従来の打ち抜き金型の一例を示す概略工程図である。
符号の説明
12 回路基板打抜き金型
100 第一の型
110 パンチホルダー
120 パンチプレート
130 ダイプレ−ト
140 クッション材
150 押さえプレート
200 第二の型
210 ポスト
220 クッション材
230 クッション材
240 ダイパンチ
242 ロケーションピン
243 孔
244 孔
250 ストリッパープレート
260 ダイホルダー
300 回路基板
310 個片
500 取り出しプレート
501 張り出し部

Claims (3)

  1. 押さえプレートと、ダイプレートとが設けられた第一の型と、
    ダイパンチと、ストリッパープレートとが設けられた第二の型と
    を備えた回路基板外形打抜き金型であって、
    前記ストリッパープレート上には、前記ストリッパープレートの一辺に固定され、前記辺を軸として稼動する取り出しプレートが設けられていることを特徴とする回路基板外形打抜き金型。
  2. 前記取り出しプレートには、前記ダイパンチの外形より大きい孔が設けられている
    請求項1に記載の回路基板外形打抜き金型。
  3. 前記孔は、前記外形打抜き金型で打抜かれた外形形状と略相似形である請求項2に記載の回路基板外形打抜き金型。
JP2007169158A 2007-06-27 2007-06-27 回路基板外形打抜き金型 Active JP4910912B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169158A JP4910912B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 回路基板外形打抜き金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169158A JP4910912B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 回路基板外形打抜き金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009006432A true JP2009006432A (ja) 2009-01-15
JP4910912B2 JP4910912B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=40322062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007169158A Active JP4910912B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 回路基板外形打抜き金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4910912B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5060771A (ja) * 1973-09-29 1975-05-24
JPH02205497A (ja) * 1989-02-03 1990-08-15 Sony Corp ディスク状記録媒体の打抜き装置
JPH0326497A (ja) * 1989-06-26 1991-02-05 Teijin Ltd フイルムの切断方法
JPH11179444A (ja) * 1997-12-15 1999-07-06 Pascal Kk プリント基板打抜き加工装置
JP2000317892A (ja) * 1999-05-10 2000-11-21 Kyanon Pack Kk 打抜き屑除去装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5060771A (ja) * 1973-09-29 1975-05-24
JPH02205497A (ja) * 1989-02-03 1990-08-15 Sony Corp ディスク状記録媒体の打抜き装置
JPH0326497A (ja) * 1989-06-26 1991-02-05 Teijin Ltd フイルムの切断方法
JPH11179444A (ja) * 1997-12-15 1999-07-06 Pascal Kk プリント基板打抜き加工装置
JP2000317892A (ja) * 1999-05-10 2000-11-21 Kyanon Pack Kk 打抜き屑除去装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4910912B2 (ja) 2012-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101618555B (zh) 冲型模具
JP2007305931A (ja) 回路基板外形打抜き金型
JP2005349578A (ja) 板紙及び段ボール用打ち抜き機
JP2006261390A (ja) 回路形成基板の製造方法
JP4455659B2 (ja) 順送り金型装置及びこれを用いたプレス加工方法
JP4910912B2 (ja) 回路基板外形打抜き金型
KR101841162B1 (ko) 연성 회로기판용 부자재의 성형 금형 장치
JP2008290222A (ja) プレス用コンビネーション金型
JP2006198738A (ja) プリント基板打抜き用金型
KR100615074B1 (ko) 비연속 컴파운드금형을 이용한 에프피씨 외형의 타발방법
CN113179595B (zh) 软硬结合板一次性铣板成型加工工艺
JP4692317B2 (ja) 粘着基板、回路基板の製造方法および回路板
JP2018083220A (ja) 順送金型、および、リードフレームの製造方法
JP2007185729A (ja) 基板打抜き金型
KR100585514B1 (ko) 프레스 금형 조립체
JP4042693B2 (ja) 回路基板の製造装置およびそれを用いた回路基板の製造方法
KR100646452B1 (ko) Fpc 칼날금형
JP2006224250A (ja) 穿孔方法及び穿孔装置
JP2012114385A (ja) 回路基板の製造装置およびそれを用いた回路基板の製造方法
JP2006269589A (ja) フレキシブル回路基板の製造方法
KR100584986B1 (ko) 리지드 플렉시블 인쇄회로기판의 외형 가공 방법
JP2007273321A (ja) 可動接点体の製造方法
KR101590356B1 (ko) 반도체 패키지 제조용 금형의 세정용 더미 제조방법
KR200355328Y1 (ko) 프레스 금형 조립체
JP2005101045A (ja) 回路基板とその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4910912

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250