JP2009005332A - 固体撮像装置及びカメラ - Google Patents

固体撮像装置及びカメラ Download PDF

Info

Publication number
JP2009005332A
JP2009005332A JP2008050800A JP2008050800A JP2009005332A JP 2009005332 A JP2009005332 A JP 2009005332A JP 2008050800 A JP2008050800 A JP 2008050800A JP 2008050800 A JP2008050800 A JP 2008050800A JP 2009005332 A JP2009005332 A JP 2009005332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
signal
voltage signal
voltage
held
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008050800A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4909924B2 (ja
Inventor
Shigetaka Kasuga
繁孝 春日
Takahiko Murata
隆彦 村田
Takayoshi Yamada
隆善 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008050800A priority Critical patent/JP4909924B2/ja
Publication of JP2009005332A publication Critical patent/JP2009005332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4909924B2 publication Critical patent/JP4909924B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/50Control of the SSIS exposure
    • H04N25/57Control of the dynamic range
    • H04N25/571Control of the dynamic range involving a non-linear response
    • H04N25/575Control of the dynamic range involving a non-linear response with a response composed of multiple slopes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】ダイナミックレンジが広い固体撮像装置を提供する。
【解決手段】 画素90は、入射光の強度に応じて電荷を生成するフォトダイオード(1)と、フォトダイオード(1)により露光期間T1に生成された電荷量に応じて第1の電圧レベルを生成するとともにフォトダイオード1により露光期間T2に生成された電荷量に応じて第2の電圧レベルを生成する信号生成部(2、4、6、7)と、信号生成部(2、4、6、7)により生成された第1及び第2の電圧レベルを合成する信号合成部(M1〜Mn、9、11、13、14)を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルカメラ等に用いられる固体撮像装置に関し、特に、ダイナミックレンジを広げる技術に関する。
従来の固体撮像装置のダイナミックレンジは、60dBから80dB程度であり、肉眼や銀塩フィルムに匹敵する100dBから120dB程度、あるいは車載カメラや監視カメラ等の用途によってはそれ以上のレベルにまで向上させることが望まれている。そこで特許文献1は、露光期間の長さを異ならせて複数のフレームを撮像し、撮像された複数のフレームを合成する技術を開示している。ひとつのフレームで撮影可能な輝度域は、露光期間の長さに応じて変化する。特許文献1の技術では、撮影可能な輝度域が異なる複数のフレームを合成することにより、ダイナミックレンジを広げることができる。
特開2004-15298号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、複数のフレームを記憶するためのフレームメモリや複数のフレームを合成するための信号合成部を固体撮像装置の外部に設けることとしているため、チップ面積や消費電力が増大してしまうという問題がある。また、ひとつのフレームを作成するために複数フレームの画素信号を固体撮像装置から読み出す必要があるため、読み出し速度に余裕がなければフレームレートが低減してしまうという問題もある。
そこで本発明は、上記問題の発生を最小限に抑えつつダイナミックレンジを広げることができる固体撮像装置及びカメラを提供することを目的とする。
本発明に係る固体撮像装置は、複数の画素を備えた固体撮像装置であって、各画素は、入射光の強度に応じて電荷を生成するフォトダイオードと、ソースフォロワを含む回路構成を有し、前記フォトダイオードにより第1の露光期間に生成された電荷量に応じた第1の電圧信号と前記フォトダイオードにより前記第1の露光期間と長さが異なる第2の露光期間に生成された電荷量に応じた第2の電圧信号とを1フレーム期間に前記ソースフォロワから出力する信号生成部と、前記ソースフォロワから出力された前記第1及び第2の電圧信号を保持する少なくともひとつのキャパシタを含む回路構成を有し、前記キャパシタに保持された第1及び第2の電圧信号を合成する信号合成部とを含む。
本発明に係るカメラは、固体撮像装置を備えたカメラであって、前記固体撮像装置は、複数の画素を備え、各画素は、入射光の強度に応じて電荷を生成するフォトダイオードと、ソースフォロワを含む回路構成を有し、前記フォトダイオードにより第1の露光期間に生成された電荷量に応じた第1の電圧信号と前記フォトダイオードにより前記第1の露光期間と長さが異なる第2の露光期間に生成された電荷量に応じた第2の電圧信号とを1フレーム期間に前記ソースフォロワから出力する信号生成部と、前記ソースフォロワから出力された前記第1及び第2の電圧信号を保持する少なくともひとつのキャパシタを含む回路構成を有し、前記キャパシタに保持された第1及び第2の電圧信号を合成する信号合成部とを含む。
上記構成によれば、第1の電圧信号及び第2の電圧信号を合成するので、ダイナミックレンジを広げることができる。また第1の電圧信号及び第2の電圧信号は、画素内で合成されるので、固体撮像装置の外部にフレームメモリや信号合成部を設ける必要がない。さらに合成後の画素信号が読み出されることになるので、フレームレートの低減を抑制することができる。
また、第1の電圧信号及び第2の電圧信号はソースフォロアから出力されるため、画素内のキャパシタ間あるいは画素間でのキャパシタ間に容量のばらつきが存在していたとしても、保持された電圧信号のレベルにはばらつきが生じないという効果も併せ持つ。
また、前記信号合成部は、第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタと同一容量の第2のキャパシタとを含んでおり、前記第1の電圧信号を第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを並列に接続することとしてもよい。
上記構成によれば、第1のキャパシタと第2のキャパシタとで容量が同一なので、第1の電圧信号の寄与率と第2の電圧信号の寄与率とを同じにすることができる。
また、前記信号合成部は、前記第1の電圧信号と前記第2の電圧信号とをそれぞれ所定の重み付けを施して合成することとしてもよい。
上記構成によれば、合成後の画素信号における第1及び第2の画素信号の寄与率をそれぞれ所望の寄与率にすることができる。したがって、例えば、高輝度域のコントラストを高めたり、低輝度域のコントラストを高めたりすることができる。
また、前記信号合成部は、第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタと異なる容量の第2のキャパシタとを含んでおり、前記第1の電圧信号を第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを並列に接続することとしてもよい。
上記構成によれば、第1のキャパシタと第2のキャパシタとで容量が異なるので、第1の電圧信号の寄与率と第2の電圧信号の寄与率とを異ならせることができる。
また、前記信号合成部は、同一容量の複数のキャパシタを含んでおり、前記第1のキャパシタは前記複数のキャパシタのうちの第1の個数のキャパシタを並列に接続したものであり、前記第2のキャパシタは前記複数のキャパシタのうち前記第1の個数と異なる第2の個数のキャパシタを並列に接続したものであることとしてもよい。
上記構成によれば、第1のキャパシタと第2のキャパシタとで容量が異なるので、第1の電圧信号の寄与率と第2の電圧信号の寄与率とを異ならせることができる。
また、前記信号合成部は、前記第1の電圧信号の重み付けと前記第2の電圧信号の重み付けを任意に切り替え可能なこととしてもよい。
上記構成によれば、第1の電圧信号の寄与率と第2の電圧信号の寄与率とを動的に変更することができる。したがって、例えば、撮影条件に応じて高輝度域のコントラストを高めたり、低輝度域のコントラストを高めたりすることができる。
また、前記信号合成部は、第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタよりも小さな容量の第2のキャパシタとを含んでおり、第1のモードでは前記第1の電圧信号を第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを並列に接続し、第2のモードでは前記第1の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第1の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを並列に接続することとしてもよい。
上記構成によれば、第1及び第2の電圧信号を保持させるキャパシタを入れ替えるだけで、第1の電圧信号の寄与率と第2の電圧信号の寄与率とを動的に変更することができる。
また、前記信号合成部は、同一容量の複数のキャパシタを含んでおり、第1のモードでは前記第1の電圧信号を前記複数のキャパシタのうちの第1の個数のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記複数のキャパシタのうちの前記第1の個数よりも少ない第2の個数のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1の個数のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2の個数のキャパシタとを並列に接続し、第2のモードでは前記第1の電圧信号を前記複数のキャパシタのうちの第3の個数のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記複数のキャパシタのうちの前記第3の個数よりも多い第4の個数のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第3の個数のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第4の個数のキャパシタとを並列に接続することとしてもよい。
上記構成によれば、第1及び第2の電圧信号を保持させるキャパシタの個数を異ならせるだけで、第1の電圧信号の寄与率と第2の電圧信号の寄与率とを動的に変更することができる。
また、前記信号合成部は、信号保持用のキャパシタと信号合成用のキャパシタとを含んでおり、前記第1の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、第1の充電期間に前記信号保持用のキャパシタに保持された第1の電圧信号に応じた第1の電流により前記信号合成用のキャパシタを充電し、前記第1の充電期間の経過後に前記第2の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、前記第1の充電期間と同じ長さの第2の充電期間に前記第2の電圧信号に応じた第2の電流により前記信号合成用のキャパシタをさらに充電することとしてもよい。
上記構成によれば、第1の電圧信号及び第2の電圧信号を信号合成用のキャパシタを用いて逐次合成するため、第1及び第2の電圧信号を保持するための信号保持用のキャパシタをひとつ設けるだけでよく、その結果、画素の小型化を図ることができる。また、第1の充電時間と第2の充電時間とが同じなので、第1の電圧信号の寄与率と第2の電圧信号の寄与率とを同じにすることができる。
また、前記信号合成部は、信号保持用のキャパシタと信号合成用のキャパシタとを含んでおり、前記第1の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、第1の充電期間に前記信号保持用のキャパシタに保持された第1の電圧信号に応じた第1の電流により前記信号合成用のキャパシタを充電し、前記第1の充電期間の経過後に前記第2の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、前記第1の充電期間と異なる長さの第2の充電期間に前記第2の電圧信号に応じた第2の電流により前記信号合成用のキャパシタをさらに充電することとしてもよい。
上記構成によれば、第1の電圧信号及び第2の電圧信号を信号合成用のキャパシタを用いて逐次合成するため、第1及び第2の電圧信号を保持するための信号保持用のキャパシタをひとつ設けるだけでよく、その結果、画素の小型化を図ることができる。また、第1の充電時間と第2の充電時間とが異なるので、第1の電圧信号の寄与率と第2の電圧信号の寄与率とを異ならせることができる。
また、前記信号合成部は、信号保持用のキャパシタと信号合成用のキャパシタとを含んでおり、前記第1の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、前記信号合成用のキャパシタと前記第1の電圧信号が保持されている信号保持用のキャパシタとを並列に接続してから切り離し、その後、前記第2の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号に基づく電圧信号が保持されている信号合成用のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている信号保持用のキャパシタとを並列に接続することとしてもよい。
上記構成によれば、第1の電圧信号及び第2の電圧信号を信号合成用のキャパシタを用いて逐次合成するため、第1及び第2の電圧信号を保持するための信号保持用のキャパシタをひとつ設けるだけでよく、その結果、画素の小型化を図ることができる。
また、前記信号合成部は、第1のキャパシタと第2のキャパシタとを含んでおり、前記第1の電圧信号を前記第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを直列に接続することとしてもよい。
上記構成によれば、第1の電圧信号の寄与率と第2の電圧信号の寄与率とを同じにしつつ、合成後の電圧信号の信号レベルを高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るMOS型固体撮像装置100の構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るMOS型固体撮像装置100では、マトリクス状に(L×M)の撮像画素90(11)〜90(LM)が設けられている。各撮像画素はMOSトランジスタ91(11)〜91(LM)を介して共通垂直信号線92(1)〜92(L)にそれぞれ接続されている。
共通垂直信号線92(1)〜92(L)は、それぞれノイズキャンセル回路93(1)〜93(L)及びMOSトランジスタ94(1)〜94(L)を介して共通信号線95に接続されている。
また、MOS型固体撮像装置100においては、マトリクス状に配された(L×M)の撮像画素90(11)〜90(LM)の周辺部分に垂直走査回路96および水平走査回路98が設けられている。この内、垂直走査回路96からは、X軸方向に延伸する信号出力線97(1)〜97(M)が延出されている。信号出力線97(1)〜97(M)は、MOSトランジスタ91(11)〜91(LM)のゲートに接続されている。
一方、水平走査回路98からは、Y軸方向に延伸する信号出力線99(1)〜99(L)が延出されている。信号出力線99(1)〜99(L)は、MOSトランジスタ94(1)〜94(L)のゲートに接続されている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る撮像画素90の構成を示す図である。
撮像画素90は、フォトダイオード1、信号生成部及び信号合成部を備えている。
信号生成部は、MOSトランジスタ2、4、6、7及びフローティングディフュージョンFを含む。MOSトランジスタ2は、フォトダイオード1とフローティングディフュージョンFとを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ4は、フローティングディフュージョンFと基準電圧電源とを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ6、7は、ソースフォロワを構成している。MOSトランジスタ6のゲートにはフローティングディフュージョンFの電圧VFが供給され、MOSトランジスタ6のドレインには電源電圧VDDが供給されている。MOSトランジスタ7のゲートにはバイアス電圧が供給されており、MOSトランジスタ7のソースにはグラウンド電圧が供給されている。MOSトランジスタ6、7により構成されるソースフォロワは、フローティングディフュージョンFの電圧VFにゲインを乗じて得られる電圧信号を出力する。
信号合成部は、MOSトランジスタ9、11、13、14及びメモリM1〜Mn、信号合成用のキャパシタC0を含む。MOSトランジスタ9は、MOSトランジスタ7のドレインとM点とを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ11は、M点と基準電圧電源とを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ13、14は、ソースフォロワを構成している。MOSトランジスタ13のドレインには電源電圧VDDが供給され、MOSトランジスタ13のゲートにはM点の電圧VMが供給される。MOSトランジスタ14のゲートにはバイアス電圧が供給されており、MOSトランジスタ14のソースにはグラウンド電圧が供給されている。MOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワは、M点の電圧VMにゲインを乗じて得られる電圧V16を出力する。メモリM1は、キャパシタ19(1)とMOSトランジスタ17(1)とを含む。MOSトランジスタ17(1)は、キャパシタ19(1)とM点とを結ぶ経路に挿設されている。メモリM2〜Mnは、メモリM1と同様の構成を有しており、キャパシタ19(1)〜19(n)の容量は同一である。信号合成用のキャパシタC0は、浮遊容量である。
図3は、本発明の実施の形態1に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。
図3において期間Aは読出時の電圧信号をメモリに保持させる期間、期間Bはメモリに保持させた読出時の電圧信号を出力する期間、期間Cはリセット時の電圧信号をメモリに保持させる期間、期間Dはメモリに保持させたリセット時の電圧信号を出力する期間である。
駆動信号S10はMOSトランジスタ9のゲート10に供給される信号、駆動信号S12はMOSトランジスタ11のゲート12に供給される信号、駆動信号S5はMOSトランジスタ4のゲート5に供給される信号、駆動信号S3はMOSトランジスタ2のゲート3に供給される信号、駆動信号S18(1)はMOSトランジスタ17(1)のゲート18(1)に供給される信号、駆動信号S18(2)はMOSトランジスタ17(2)のゲート18(2)に供給される信号、駆動信号S18(3)はMOSトランジスタ17(3)のゲート18(3)に供給される信号である。
電圧信号VFはフローティングディフュージョンFに現れる信号、電圧信号V19(1)はキャパシタ19(1)に現れる信号、電圧信号V19(2)はキャパシタ19(2)に現れる信号、電圧信号V19(3)はキャパシタ19(3)に現れる信号、電圧信号VMはM点に現れる信号、電圧信号V16はMOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワの出力ノードに現れる信号である。
時刻t2でMOSトランジスタ2はオフ状態のまま、MOSトランジスタ4が所定期間だけオン状態になる。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは基準レベルVRになる。
時刻t3から時刻t4まで、MOSトランジスタ4はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2がオン状態になる。そうすると露光期間T1にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T1に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF1になる。このとき、MOSトランジスタ11、17(2)、17(3)はオフ状態、MOSトランジスタ9、17(1)はオン状態である。そのためM点の電圧VMは、読出レベルVF1にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルVM1になり、キャパシタ19(1)の電圧V19(1)は、レベルVM1と略同じレベルV19(1)1になる。時刻t4を過ぎてMOSトランジスタ17(1)がオフ状態になれば、キャパシタ19(1)にレベルV19(1)1が保持される。
次に時刻t5でMOSトランジスタ2はオフ状態のまま、MOSトランジスタ4が所定期間だけオン状態になる。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは基準レベルVRになる。
時刻t6から時刻t7まで、MOSトランジスタ4はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2がオン状態になる。そうすると露光期間T2にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T2に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF2になる。このとき、MOSトランジスタ11、17(1)、17(3)はオフ状態、MOSトランジスタ9、17(2)はオン状態である。そのためM点の電圧VMは、読出レベルVF2にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルVM2になり、キャパシタ19(2)の電圧V19(2)は、レベルVM2と略同じレベルV19(2)1になる。時刻t7を過ぎてMOSトランジスタ17(2)がオフ状態になれば、キャパシタ19(2)にレベルV19(2)1が保持される。
次に時刻t8でMOSトランジスタ2はオフ状態のまま、MOSトランジスタ4が所定期間だけオン状態になる。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは基準レベルVRになる。
時刻t9から時刻t10まで、MOSトランジスタ4はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2がオン状態になる。そうすると露光期間T3にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T3に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF3になる。このとき、MOSトランジスタ11、17(1)、17(2)はオフ状態、MOSトランジスタ9、17(3)はオン状態である。そのためM点の電圧VMは、読出レベルVF3にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルVM3になり、キャパシタ19(3)の電圧V19(3)は、レベルVM2と略同じレベルV19(3)1になる。時刻t10を過ぎてMOSトランジスタ17(3)がオフ状態になれば、キャパシタ19(3)にレベルV19(3)1が保持される。
次に時刻t12でMOSトランジスタ9はオフ状態のまま、MOSトランジスタ11が所定期間だけオン状態になる。これによりM点の電圧VMは基準レベルVBになる。
時刻t13から時刻t14まで、MOSトランジスタ9、11はオフ状態のまま、MOSトランジスタ17(1)、17(2)、17(3)がオン状態になる。このときキャパシタ19(1)、19(2)、19(3)、C0が並列に接続されることになる。この結果、M点の電圧VMは、レベルV19(1)1、V19(2)1、V19(3)1、VBの平均電圧VM4になる。
次に時刻t16から時刻t17まで、MOSトランジスタ2はオフ状態のまま、MOSトランジスタ4がオン状態になる。そのためフローティングディフュージョンFの電圧VFは基準レベルVRになる。またこのとき、MOSトランジスタ11はオフ状態であり、MOSトランジスタ9、17(1)、17(2)、17(3)がオン状態である。そのためM点の電圧VMは、基準レベルVRにソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルVM5になり、キャパシタ19(1)の電圧V19(1)、キャパシタ19(2)の電圧V19(2)、キャパシタ19の電圧V19(3)は、いずれもレベルVM5と略同じレベルV19(1)3、V19(2)3、V19(3)3になる。時刻t17を過ぎてMOSトランジスタ17(1)、17(2)、17(3)がオフ状態になれば、キャパシタ19(1)、19(2)、19(3)にそれぞれレベルV19(1)3、V19(2)3、V19(3)3が保持される。
次に時刻t19でMOSトランジスタ9はオフ状態のまま、MOSトランジスタ11が所定期間だけオン状態になる。これによりM点の電圧VMは基準レベルVBになる。
時刻t20から時刻t21まで、MOSトランジスタ9、11はオフ状態のまま、MOSトランジスタ17(1)、17(2)、17(3)がオン状態になる。このときキャパシタ19(1)、19(2)、19(3)、C0が並列に接続されることになる。この結果、M点の電圧VMは、レベルV19(1)3、V19(2)3、V19(3)3、VBの平均電圧VM6になる。
MOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワは、M点の電圧VMにゲインを乗じて得られる電圧V16を出力する。電圧V16は、時刻t16及び時刻t21にノイズキャンセル回路93によりサンプリングされる。ノイズキャンセル回路93は、時刻t16におけるレベルV161と時刻t21におけるレベルV162との差分を画素信号として得る。
図4は、本発明の実施の形態1に係る撮像画素90の蓄積電荷と露光時間との関係を示す図である。
撮像画素90の蓄積電荷の上限dは、フォトダイオード1あるいはフローティングディフュージョンFの容量により定まる。直線aの傾きは、露光期間T1で電荷が飽和しない光強度の上限を示す。同様に、直線b、cの傾きは、露光期間T2、T3で電荷が飽和しない光強度の上限を示す。このように、露光期間が短いほど、光強度が強くても電荷が飽和しにくくなる。
図5は、本発明の実施の形態1に係る撮像画素90の信号レベル(合成前)と光強度との関係を示す図である。
撮像画素90の信号レベルの上限hは、蓄積電荷の上限dに対応して定まる。直線eは、露光期間T1の場合の光強度に対する信号レベルを示す。同様に、直線f、gは、露光期間T2、T3の場合の光強度に対する信号レベルを示す。このように、露光期間が短いほど、光強度が強くても信号レベルが飽和しにくくなる。
図6は、本発明の実施の形態1に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。
曲線iは、露光期間T1、T2、T3の信号レベルを合成した場合の光強度に対する信号レベルを示す。このように、露光期間が異なる信号レベルを合成することにより、光強度が弱くてもある程度の信号レベルを確保しつつ光強度が強くても信号レベルの飽和を防止することができる。これはダイナミックレンジが広くなることを意味する。なお実施の形態1では、キャパシタ19(1)〜19(n)の容量は同一である。そのため、合成後の信号レベルにおける露光期間T1、T2、T3の信号レベルの寄与率はいずれも等しくなる。
本発明の実施の形態1に係る構成では、露光期間T1、T2、T3の各画素信号は、ソースフォロアから出力されて各キャパシタ19に保持される。このため、各キャパシタ19間に容量のばらつきが存在したとしても、保持された画素信号の電圧レベルにはばらつきが生じない。すなわちキャパシタ間の容量のばらつきに起因する固定パターンノイズの発生を防止することができる。したがってダイナミックレンジを広げる効果に加えて、画像ザラつきが抑制された良質な画像の取得という優れた効果が得られる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、AMI(Amplified MOS Imager)型の固体撮像装置について説明する。
図7は、本発明の実施の形態2に係る撮像画素90の構成を示す図である。
撮像画素90は、フォトダイオード1、信号生成部及び信号合成部を備えている。信号合成部の構成は、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
信号生成部は、MOSトランジスタ4、6、7を含む。MOSトランジスタ4は、フォトダイオード1と基準電圧電源とを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ6、7は、ソースフォロワを構成している。MOSトランジスタ6のゲートにはフォトダイオード1の電圧V1が供給され、MOSトランジスタ6のドレインには電源電圧VDDが供給されている。MOSトランジスタ7のゲートにはバイアス電圧が供給されており、MOSトランジスタ7のソースにはグラウンド電圧が供給されている。MOSトランジスタ6、7により構成されるソースフォロワは、フォトダイオード1の電圧V1に応じた電圧信号を出力する。
図8は、本発明の実施の形態2に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。
図8において期間Aは読出時の電圧信号をメモリに保持させる期間、期間Bはメモリに保持された読出時の電圧信号を出力する期間、期間Cはリセット時の電圧信号をメモリに保持させる期間、期間Dはメモリに保持されたリセット時の電圧信号を出力する期間である。
駆動信号S10はMOSトランジスタ9のゲート10に供給される信号、駆動信号S12はMOSトランジスタ11のゲート12に供給される信号、駆動信号S5はMOSトランジスタ4のゲート5に供給される信号、駆動信号S18(1)はMOSトランジスタ17(1)のゲート18(1)に供給される信号、駆動信号S18(2)はMOSトランジスタ17(2)のゲート18(2)に供給される信号、駆動信号S18(3)はMOSトランジスタ17(3)のゲート18(3)に供給される信号である。
電圧信号V1はフォトダイオード1に現れる信号、電圧信号V19(1)はキャパシタ19(1)に現れる信号、電圧信号V19(2)はキャパシタ19(2)に現れる信号、電圧信号V19(3)はキャパシタ19(3)に現れる信号、電圧信号VMはM点に現れる信号、電圧信号V16はMOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワの出力ノードに現れる信号である。
時刻t2でMOSトランジスタ4が所定期間だけオン状態になる。これによりフォトダイオード1の電圧V1は基準レベルVRになる。
時刻t3から時刻t4まで、MOSトランジスタ11はオフ状態のまま、MOSトランジスタ9、17(1)がオン状態になる。フォトダイオード1の電圧V1は、基準レベルVRから露光期間T1に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルV11になる。このときM点の電圧VMは、読出レベルV11にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルVM1になり、キャパシタ19(1)の電圧V19(1)は、レベルVM1と略同じレベルV19(1)1になる。時刻t4を過ぎてMOSトランジスタ17(1)がオフ状態になれば、キャパシタ19(1)にレベルV19(1)1が保持される。
次に時刻t5から時刻t6まで、MOSトランジスタ11はオフ状態のまま、MOSトランジスタ9、17(2)がオン状態になる。フォトダイオード1の電圧V1は、基準レベルVRから露光期間T2に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルV12になる。このときM点の電圧VMは、読出レベルV12にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルVM2になり、キャパシタ19(2)の電圧V19(2)は、レベルVM2と略同じレベルV19(2)1になる。時刻t6を過ぎてMOSトランジスタ17(2)がオフ状態になれば、キャパシタ19(2)にレベルV19(2)1が保持される。
次に時刻t7から時刻t8まで、MOSトランジスタ11はオフ状態のまま、MOSトランジスタ9、17(3)がオン状態になる。フォトダイオード1の電圧V1は、基準レベルVRから露光期間T3に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルV13になる。このときM点の電圧VMは、読出レベルV13にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルVM3になり、キャパシタ19(3)の電圧V19(3)は、レベルVM3と略同じレベルV19(3)1になる。時刻t8を過ぎてMOSトランジスタ17(3)がオフ状態になれば、キャパシタ19(3)にレベルV19(3)1が保持される。
次に時刻t10でMOSトランジスタ9はオフ状態のまま、MOSトランジスタ11が所定期間だけオン状態になる。これによりM点の電圧VMは基準レベルVBになる。
時刻t11から時刻t12まで、MOSトランジスタ9、11はオフ状態のまま、MOSトランジスタ17(1)、17(2)、17(3)がオン状態になる。このときキャパシタ19(1)、19(2)、19(3)、C0が並列に接続されることになる。この結果、M点の電圧VMは、レベルV19(1)1、V19(2)1、V19(3)1、VBの平均電圧VM4になる。
次に時刻t14から時刻t15まで、MOSトランジスタ11がオン状態のまま、MOSトランジスタ4、9がオン状態になる。そのためフォトダイオード1の電圧V1は基準レベルVRになる。さらにM点の電圧VMは基準レベルVRにソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルVM5になり、キャパシタ19(1)の電圧V19(1)、キャパシタ19(2)の電圧V19(2)、キャパシタ19の電圧V19(3)は、いずれもレベルVM5と略同じレベルV19(1)3、V19(2)3、V19(3)3になる。時刻t15を過ぎてMOSトランジスタ17(1)、17(2)、17(3)がオフ状態になれば、キャパシタ19(1)、19(2)、19(3)にそれぞれレベルV19(1)3、V19(2)3、V19(3)3が保持される。
次に時刻t17でMOSトランジスタ9はオフ状態のまま、MOSトランジスタ11が所定期間だけオン状態になる。これによりM点の電圧VMは基準レベルVBになる。
時刻t18から時刻t19まで、MOSトランジスタ9、11はオフ状態のまま、MOSトランジスタ17(1)、17(2)、17(3)がオン状態になる。このときキャパシタ19(1)、19(2)、19(3)、C0が並列に接続されることになる。この結果、M点の電圧VMは、レベルV19(1)3、V19(2)3、V19(3)3、VBの平均電圧VM6になる。
ノイズキャンセル回路93は、時刻t12におけるレベルV161と時刻t19におけるレベルV162との差分を画素信号として得る。
図9は、本発明の実施の形態2に係る撮像画素90の蓄積電荷と露光時間との関係を示す図である。
撮像画素90の蓄積電荷の上限dは、フォトダイオード1の容量により定まる。直線aの傾きは、露光期間T3で電荷が飽和しない光強度の上限を示す。同様に、直線b、cの傾きは、露光期間T2、T1で電荷が飽和しない光強度の上限を示す。実施の形態1では露光期間の長さがT1、T2、T3の順に短くなるが、実施の形態2では露光期間の長さがT1、T2、T3の順に長くなる。そのため、直線a、b、cと露光期間T1、T2、T3との対応関係が実施の形態2と実施の形態1とで異なる。しかしながら、露光期間が短いほど、光強度が強くても電荷が飽和しにくくなることについては、どちらの実施の形態でも同様である。
(実施の形態3)
実施の形態3では、メモリM1に含まれるキャパシタ19(1)の容量と、メモリM2〜Mnに含まれるキャパシタ19(2)〜19(n)の容量とが異なる。
これ以外の点については実施の形態1と同様なので説明を省略する。
図10は、本発明の実施の形態3に係る撮像画素90の構成を示す図である。
メモリM1に含まれるキャパシタ19(1)の容量は2pFであり、メモリM2〜Mnに含まれるキャパシタ19(2)〜19(n)の容量はいずれも1pFである。このように、キャパシタ19(1)の容量をキャパシタ19(2)〜19(n)の容量よりも大きくすることで、露光期間T1、T2、T3にそれぞれ対応する電圧信号を合成したときに、露光期間T1に対応する電圧信号の寄与率を露光期間T2、T3にそれぞれ対応する電圧信号の寄与率よりも大きくすることができる。
図11は、本発明の実施の形態3に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。
曲線jは、露光期間T1、T2、T3の信号レベルを合成した場合の光強度に対する信号レベルを示す。実施の形態3では、キャパシタ19(1)、19(2)、19(3)の容量比は2:1:1である。そのため、合成後の信号レベルにおける露光期間T1、T2、T3の信号レベルの寄与率も2:1:1となる。このようにすることで、光強度が弱い領域(低輝度域)のコントラストを高めることができる。
なお、キャパシタ19(1)、19(2)、19(3)の容量比を1:2:1とすることにより、合成後の信号レベルにおける露光期間T1、T2、T3の信号レベルの寄与率を1:2:1とすることができる(図12参照)。このようにすることで、中輝度域のコントラストを高めることができる。また、キャパシタ19(1)、19(2)、19(3)の容量比を1:1:2とすることにより、合成後の信号レベルにおける露光期間T1、T2、T3の信号レベルの寄与率を1:1:2とすることができる(図13参照)。このようにすることで、高輝度域のコントラストを高めることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4では、露光期間T1に対応する電圧信号を保持させるキャパシタの個数と、露光期間T2、T3に対応する電圧信号を保持させるキャパシタの個数とが異なる。これ以外の点については実施の形態1と同様なので説明を省略する。
図14は、本発明の実施の形態4に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。
駆動信号S18(1)はMOSトランジスタ17(1)のゲート18(1)に供給される信号、駆動信号S18(2)はMOSトランジスタ17(2)のゲート18(2)に供給される信号、駆動信号S18(3)はMOSトランジスタ17(3)のゲート18(3)に供給される信号、駆動信号S18(4)はMOSトランジスタ17(4)のゲート18(4)に供給される信号である。
電圧信号V19(1)はキャパシタ19(1)に現れる信号、電圧信号V19(2)はキャパシタ19(2)に現れる信号、電圧信号V19(3)はキャパシタ19(3)に現れる信号、電圧信号V19(4)はキャパシタ19(4)に現れる信号である。
実施の形態4では、露光期間T1の信号レベルはキャパシタ19(1)及び19(2)に保持され、露光期間T2の信号レベルはキャパシタ19(3)に保持され、露光期間T3の信号レベルはキャパシタ19(4)に保持される。このように露光期間T1、T2、T3の信号レベルを保持させるキャパシタの個数を2:1:1とすることにより、合成後の信号レベルにおける露光期間T1、T2、T3の信号レベルの寄与率を2:1:1とすることができる(図11参照)。
なお、露光期間T1、T2、T3に対応するキャパシタの個数を1:2:1とすることにより、合成後の信号レベルにおける露光期間T1、T2、T3の信号レベルの寄与率を1:2:1とすることができる(図12参照)。また、露光期間T1、T2、T3に対応するキャパシタの個数を1:1:2とすることにより、合成後の信号レベルにおける露光期間T1、T2、T3の信号レベルの寄与率を1:1:2とすることができる(図13参照)。
なお固体撮像装置の用途によっては、例えば、高輝度撮影モードでは高輝度域のコントラストを高め、低輝度撮影モードでは低輝度域のコントラストを高めるというように、撮像条件に応じてコントラストを高める輝度域を動的に変更したい場合がある。このような場合、高輝度撮影モードのときに露光期間T1、T2、T3に対応するキャパシタの個数が2:1:1となるように駆動信号S18(1)〜S18(4)を供給し、低輝度撮影モードのときに露光期間T1、T2、T3に対応するキャパシタの個数が1:1:2となるように駆動信号S18(1)〜S18(4)を供給することとしてもよい。以下に、撮像条件に応じてコントラストを高める輝度域を動的に変更するための構成を示す。
図15は、本発明の実施の形態4に係るカメラの構成を示す図である。
カメラは、撮像チップ102、信号処理チップ103及び光学系105を備える。撮像チップ102には、MOS型固体撮像装置100及びタイミング生成部101が搭載されている。信号処理チップ103には、モード選択部104が搭載されている。タイミング生成部101は、モード選択部104により選択されたモードに応じた駆動信号を生成する。生成された駆動信号はMOS型固体撮像装置100に供給される。このような構成により、撮像条件に応じてコントラストを高める輝度域を動的に変更することができる。
(実施の形態5)
実施の形態5では、露光期間T1、T2、T3の信号レベルを逐次合成するMOS型固体撮像装置について説明する。
図16は、本発明の実施の形態5に係る撮像画素90の構成を示す図である。
実施の形態5では信号合成部の構成が実施の形態1と異なる。これ以外の構成については実施の形態1と同様なので説明を省略する。
信号合成部は、MOSトランジスタ13、14、21、23、25、27、30、キャパシタ29、32、33を含む。MOSトランジスタ25のゲート26にはバイアス電圧が供給され、MOSトランジスタ25のドレインには電源電圧VDDが供給される。MOSトランジスタ27、30のドレインは、いずれもMOSトランジスタ25のソースに接続され、MOSトランジスタ27のソースはグラウンドに接続され、MOSトランジスタ30のソースはキャパシタ33に接続されている。MOSトランジスタ25、27、30により差動増幅回路が構成される。MOSトランジスタ21は、MOSトランジスタ6、7により構成されるソースフォロワの出力ノードとMOSトランジスタ27のゲート28とを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ23は、MOSトランジスタ6、7により構成されるソースフォロワの出力ノードとMOSトランジスタ30のゲート31とを結ぶ経路に挿設されている。キャパシタ33はMOSトランジスタ30のソースとグラウンドとを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ13、14は、ソースフォロワを構成している。MOSトランジスタ13のドレインには電源電圧VDDが供給され、MOSトランジスタ13のゲートにはキャパシタ33の電圧V33が供給される。MOSトランジスタ14のゲートにはバイアス電圧が供給されており、MOSトランジスタ14のソースにはグラウンド電圧が供給されている。MOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワは、キャパシタ33の電圧V33にゲインを乗じて得られる電圧V16を出力する。キャパシタ29、32は、いずれも浮遊容量である。
図17は、本発明の実施の形態5に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。
駆動信号S5はMOSトランジスタ4のゲート5に供給される信号、駆動信号S24はMOSトランジスタ23のゲート24に供給される信号、駆動信号S3はMOSトランジスタ2のゲート3に供給される信号、駆動信号S22はMOSトランジスタ21のゲート22に供給される信号、駆動信号S26はMOSトランジスタ25のゲート26に供給される信号である。
電圧信号VFはフローティングディフュージョンFに現れる信号、電圧信号V32はキャパシタ32に現れる信号、電圧信号V29はキャパシタ29に現れる信号、電圧信号V33はキャパシタ33に現れる信号、電圧信号V16はMOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワの出力ノードに現れる信号である。
時刻t1から時刻t2まで、MOSトランジスタ2はオフ状態のまま、MOSトランジスタ4、21、23、25がオン状態になる。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは基準レベルVRになる。キャパシタ29の電圧V29及びキャパシタ32の電圧V32は、いずれも基準レベルVRにソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV291、V321になる。MOSトランジスタ27、30のゲートには、それぞれレベルV291、V321が供給されるので、MOSトランジスタ27、30はいずれもオン状態になる。これによりキャパシタ33の電圧V33は初期レベルV331になる。時刻t2を過ぎてMOSトランジスタ21、23がオフ状態になれば、キャパシタ29、32にレベルV291、V321がそれぞれ保持される。
次に時刻t3から時刻t4まで、MOSトランジスタ4、23、25はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2、21がオン状態になる。そうすると露光期間T1にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T1に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF2になる。このとき、MOSトランジスタ21はオン状態である。そのためキャパシタ29の電圧V29は、読出レベルVF2にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV292になる。時刻t4を過ぎてMOSトランジスタ21がオフ状態になればキャパシタ29にレベルV292が保持される。
次に時刻t5から時刻t6まで、MOSトランジスタ2、4、21、23はオフ状態のまま、MOSトランジスタ25がオン状態になる。このときMOSトランジスタ27のゲート28にはキャパシタ29に保持されているレベルV292が供給され、MOSトランジスタ30のゲート31にはキャパシタ32に保持されているレベルV321が供給される。そのためMOSトランジスタ30にレベルV321とレベルV292との差分に応じた電流が流れ、この電流によりキャパシタ33が充電される。キャパシタ33の電圧V33は、初期レベルV331から充電電流の大きさ及び充電時間T4に応じた分だけ上昇し、レベルV332になる。
次に時刻t7から時刻t8まで、MOSトランジスタ2、21、25はオフ状態のまま、MOSトランジスタ4、23がオン状態になる。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは基準レベルVRになる。キャパシタ32の電圧V32は、基準レベルVRにソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV322になる。時刻t8を過ぎてMOSトランジスタ23がオフ状態になれば、キャパシタ32にレベルV322が保持される。
次に時刻t9から時刻t10まで、MOSトランジスタ4、23、25はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2、21がオン状態になる。そうすると露光期間T2にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T2に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF3になる。このとき、MOSトランジスタ21はオン状態である。そのためキャパシタ29の電圧V29は、読出レベルVF3にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV293になる。時刻t10を過ぎてMOSトランジスタ21がオフ状態になればキャパシタ29にレベルV293が保持される。
次に時刻t11から時刻t12まで、MOSトランジスタ2、4、21、23はオフ状態のまま、MOSトランジスタ25がオン状態になる。このときMOSトランジスタ27のゲート28にはキャパシタ29に保持されているレベルV293が供給され、MOSトランジスタ30のゲート31にはキャパシタ32に保持されているレベルV322が供給される。そのためMOSトランジスタ30にレベルV322とレベルV293との差分に応じた電流が流れ、この電流によりキャパシタ33が充電される。キャパシタ33の電圧V33は、レベルV332から充電電流の大きさ及び充電時間T5に応じた分だけ上昇し、レベルV333になる。
次に時刻t13から時刻t14まで、MOSトランジスタ2、21、25はオフ状態のまま、MOSトランジスタ4、23がオン状態になる。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは基準レベルVRになる。キャパシタ32の電圧V32は、基準レベルVRにソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV323になる。時刻t14を過ぎてMOSトランジスタ23がオフ状態になれば、キャパシタ32にレベルV323が保持される。
次に時刻t15から時刻t16まで、MOSトランジスタ4、23、25はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2、21がオン状態になる。そうすると露光期間T3にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T3に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF4になる。このとき、MOSトランジスタ21はオン状態である。そのためキャパシタ29の電圧V29は、読出レベルVF4にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV294になる。時刻t16を過ぎてMOSトランジスタ21がオフ状態になればキャパシタ29にレベルV294が保持される。
次に時刻t17から時刻t18まで、MOSトランジスタ2、4、21、23はオフ状態のまま、MOSトランジスタ25がオン状態になる。このときMOSトランジスタ27のゲート28にはキャパシタ29に保持されているレベルV294が供給され、MOSトランジスタ30のゲート31にはキャパシタ32に保持されているレベルV323が供給される。そのためMOSトランジスタ30にレベルV323とレベルV294との差分に応じた電流が流れ、この電流によりキャパシタ33が充電される。キャパシタ33の電圧V33は、レベルV333から充電電流の大きさ及び充電時間T6に応じた分だけ上昇し、レベルV334になる。
MOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワは、キャパシタ33の電圧V33にゲインを乗じて得られる電圧V16を出力する。電圧V16は、時刻t2及び時刻t18にノイズキャンセル回路93によりサンプリングされる。ノイズキャンセル回路93は、時刻t2におけるレベルV161と時刻t18におけるレベルV162との差分を画素信号として得る。
図18は、本発明の実施の形態5に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。
曲線iは、露光期間T1、T2、T3の信号レベルを合成した場合の光強度に対する信号レベルを示す。実施の形態5では、充電時間T4、T5、T6の長さは同一である。そのため、合成後の信号レベルにおける露光期間T1、T2、T3の信号レベルの寄与率はいずれも等しくなる。
(実施の形態6)
実施の形態6では、充電時間T4、T5、T6の長さが異なる。これ以外については実施の形態5と同様なので説明を省略する。
図19は、本発明の実施の形態6に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。
実施の形態6では、充電時間T4、T5、T6の長さが異なる。このように充電時間の長さを異ならせることにより、合成後の信号レベルにおける露光期間T1、T2、T3の信号レベルの寄与率を異ならせることができる(図20参照)。
(実施の形態7)
図21は、本発明の実施の形態7に係る撮像画素90の構成を示す図である。
実施の形態7では信号合成部の構成が実施の形態1と異なる。これ以外の構成については実施の形態1と同様なので説明を省略する。
信号合成部は、MOSトランジスタ13、14、41、44、キャパシタ43、46を含む。MOSトランジスタ41及びキャパシタ43は、MOSトランジスタ6、7により構成されるソースフォロワの出力ノードとグラウンドとを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ44及びキャパシタ46は、MOSトランジスタ41及びキャパシタ43の接続ノードとグラウンドとを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ13、14は、ソースフォロワを構成している。MOSトランジスタ13のドレインには電源電圧VDDが供給され、MOSトランジスタ13のゲートにはキャパシタ46の電圧V46が供給される。MOSトランジスタ14のゲート15にはバイアス電圧が供給されており、MOSトランジスタ14のソースにはグラウンド電圧が供給されている。MOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワは、キャパシタ46の電圧V46にゲインを乗じて得られる電圧V16を出力する。
図22は、本発明の実施の形態7に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。
駆動信号S5はMOSトランジスタ4のゲート5に供給される信号、駆動信号S3はMOSトランジスタ2のゲート3に供給される信号、駆動信号S42はMOSトランジスタ41のゲート42に供給される信号、駆動信号S45はMOSトランジスタ44のゲート45に供給される信号である。
電圧信号VFはフローティングディフュージョンFに現れる信号、電圧信号V43はキャパシタ43に現れる信号、電圧信号V46はキャパシタ46に現れる信号、電圧信号V16はMOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワの出力ノードに現れる信号である。
時刻t1から時刻t2まで、MOSトランジスタ2はオフ状態のまま、MOSトランジスタ4、41、44がオン状態になる。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは基準レベルVRになる。このときキャパシタ43の電圧V43及びキャパシタ46の電圧V46は、いずれも基準レベルVRにソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV431、V461になる。時刻t2を過ぎてMOSトランジスタ44がオフ状態になれば、キャパシタ46にレベルV461が保持される。
次に時刻t3から時刻t4まで、MOSトランジスタ4、44はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2、41がオン状態になる。そうすると露光期間T1にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T1に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF2になる。このとき、MOSトランジスタ41はオン状態である。そのためキャパシタ43の電圧V43は、読出レベルVF2にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV432になる。
次に時刻t5から時刻t6まで、MOSトランジスタ2、4、41はオフ状態のまま、MOSトランジスタ44がオン状態になる。このときキャパシタ43、46が並列に接続されることになる。この結果、キャパシタ46の電圧V46は、レベルV432とレベルV461との平均レベルV462になる。時刻t6を過ぎてMOSトランジスタ44がオフ状態になれば、キャパシタ46にレベルV462が保持される。
次に時刻t7から時刻t8まで、MOSトランジスタ4、44はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2、41がオン状態になる。そうすると露光期間T2にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T2に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF3になる。このとき、MOSトランジスタ41はオン状態である。そのためキャパシタ43の電圧V43は、読出レベルVF3にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV433になる。
次に時刻t9から時刻t10まで、MOSトランジスタ2、4、41はオフ状態のまま、MOSトランジスタ44がオン状態になる。このときキャパシタ43、46が並列に接続されることになる。この結果、キャパシタ46の電圧V46は、レベルV433とレベルV462との平均レベルV463になる。時刻t10を過ぎてMOSトランジスタ44がオフ状態になれば、キャパシタ46にレベルV463が保持される。
次に時刻t11から時刻t12まで、MOSトランジスタ4、44はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2、41がオン状態になる。そうすると露光期間T3にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T3に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF4になる。このとき、MOSトランジスタ41はオン状態である。そのためキャパシタ43の電圧V43は、読出レベルVF4にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV434になる。
次に時刻t13から時刻t14まで、MOSトランジスタ2、4、41はオフ状態のまま、MOSトランジスタ44がオン状態になる。このときキャパシタ43、46が並列に接続されることになる。この結果、キャパシタ46の電圧V46は、レベルV434とレベルV463との平均レベルV464になる。時刻t14を過ぎてMOSトランジスタ44がオフ状態になれば、キャパシタ46にレベルV464が保持される。
MOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワは、キャパシタ46の電圧V46にゲインを乗じて得られる電圧V16を出力する。電圧V16は、時刻t2及び時刻t14にノイズキャンセル回路93によりサンプリングされる。ノイズキャンセル回路93は、時刻t2におけるレベルV161と時刻t14におけるレベルV162との差分を画素信号として得る。
図23は、露光期間T1、T2、T3の信号レベルV1、V2、V3の寄与率を示す図である。
信号レベルV1、V2、V3の寄与率は、キャパシタ43とキャパシタ46との容量比Nに応じて異なる。例えばNが2のとき、すなわちキャパシタ46の容量がキャパシタ43の容量の2倍であるとき、信号レベルV1、V2、V3の寄与率は、21:32:47になる(図24参照)。
(実施の形態8)
実施の形態8では、露光期間T1、T2、T3の信号レベルを足し合せて合成するMOS型固体撮像装置について説明する。
図25は、本発明の実施の形態8に係る撮像画素90の構成を示す図である。
実施の形態8では信号合成部の構成が実施の形態1と異なる。これ以外の構成については実施の形態1と同様なので説明を省略する。
信号合成部は、MOSトランジスタ13、14、51、54、57、59、キャパシタ53、56を含む。MOSトランジスタ51及びキャパシタ53は、MOSトランジスタ6、7により構成されるソースフォロワの出力ノードとグラウンドとを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ54、キャパシタ56、MOSトランジスタ57は、MOSトランジスタ6、7により構成されるソースフォロワの出力ノードとグラウンドとを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ59は、キャパシタ53の電源側端子とキャパシタ56のグラウンド側端子とを結ぶ経路に挿設されている。MOSトランジスタ13、14は、ソースフォロワを構成している。MOSトランジスタ13のドレインには電源電圧VDDが供給され、MOSトランジスタ13のゲートにはキャパシタ56の電圧V56が供給される。MOSトランジスタ14のゲートにはバイアス電圧が供給されており、MOSトランジスタ14のソースにはグラウンド電圧が供給されている。MOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワは、キャパシタ56の電圧V56にゲインを乗じて得られる電圧V16を出力する。
図26は、本発明の実施の形態8に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。
駆動信号S5はMOSトランジスタ4のゲート5に供給される信号、駆動信号S3はMOSトランジスタ2のゲート3に供給される信号、駆動信号S52はMOSトランジスタ51のゲート52に供給される信号、駆動信号S55はMOSトランジスタ54のゲート55に供給される信号、駆動信号S58はMOSトランジスタ57のゲート58に供給される信号、駆動信号S60はMOSトランジスタ59のゲート60に供給される信号である。
電圧信号VFはフローティングディフュージョンFに現れる信号、電圧信号V53はキャパシタ53に現れる信号、電圧信号V56はキャパシタ56に現れる信号、電圧信号V16はMOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワの出力ノードに現れる信号である。
時刻t1から時刻t2まで、MOSトランジスタ2、59はオフ状態のまま、MOSトランジスタ4、51、54、57がオン状態になる。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは基準レベルVRになる。このときキャパシタ53の電圧V53及びキャパシタ56の電圧V56は、いずれも基準レベルVRにソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV531、V561になる。時刻t2を過ぎてMOSトランジスタ51、54がオフ状態になれば、キャパシタ53にレベルV531が保持され、キャパシタ56にレベルV561が保持される。
次に時刻t3から時刻t4まで、MOSトランジスタ2、4、51、54、57はオフ状態のまま、MOSトランジスタ59がオン状態になる。このときキャパシタ53、56が直列接続されることになる。そのためキャパシタ56の電圧V56は、レベルV531、V561を足し合せたレベルV562になる。
次に時刻t5から時刻t6まで、MOSトランジスタ4、51、59はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2、54、57がオン状態になる。そうすると露光期間T1にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T1に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF2になる。このとき、MOSトランジスタ54はオン状態である。そのためキャパシタ56の電圧V56は、読出レベルVF2にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV563になる。時刻t6を過ぎてMOSトランジスタ54がオフ状態になれば、キャパシタ56にレベルV563が保持される。
次に時刻t7から時刻t8まで、MOSトランジスタ4、54、57、59はオフ状態のまま、MOSトランジスタ2、51がオン状態になる。そうすると露光期間T2にフォトダイオード1で生成された電荷がフローティングディフュージョンFに転送される。これによりフローティングディフュージョンFの電圧VFは、基準レベルVRから露光期間T2に生成された電荷量に応じた分だけ低下し、読出レベルVF3になる。このとき、MOSトランジスタ51はオン状態である。そのためキャパシタ53の電圧V53は、読出レベルVF3にソースフォロワのゲインを乗じて得られるレベルV532になる。時刻t8を過ぎてMOSトランジスタ51がオフ状態になれば、キャパシタ53にレベルV532が保持される。
次に時刻t9から時刻t10まで、MOSトランジスタ2、4、51、54、57はオフ状態のまま、MOSトランジスタ59がオン状態になる。このときキャパシタ53、56が直列接続されることになる。そのためキャパシタ56の電圧V56は、レベルV532、V563を足し合せたレベルV564になる。
MOSトランジスタ13、14により構成されるソースフォロワは、キャパシタ56の電圧V56にゲインを乗じて得られる電圧V16を出力する。電圧V16は、時刻t3及び時刻t9にノイズキャンセル回路93によりサンプリングされる。ノイズキャンセル回路93は、時刻t3におけるレベルV161と時刻t9におけるレベルV162との差分を画素信号として得る。
本発明は、デジタルカメラ、携帯電話機内蔵カメラ、車載カメラ、監視カメラ等に利用することができる。
本発明の実施の形態1に係るMOS型固体撮像装置100の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る撮像画素90の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。 本発明の実施の形態1に係る撮像画素90の蓄積電荷と露光時間との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る撮像画素90の信号レベル(合成前)と光強度との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る撮像画素90の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。 本発明の実施の形態2に係る撮像画素90の蓄積電荷と露光時間との関係を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る撮像画素90の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。 本発明の変形例に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。 本発明の変形例に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。 本発明の実施の形態4に係るカメラの構成を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る撮像画素90の構成を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。 本発明の実施の形態5に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。 本発明の実施の形態6に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。 本発明の実施の形態6に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。 本発明の実施の形態7に係る撮像画素90の構成を示す図である。 本発明の実施の形態7に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。 露光期間T1、T2、T3の信号レベルV1、V2、V3の寄与率を示す図である。 本発明の実施の形態7に係る撮像画素90の信号レベル(合成後)と光強度との関係を示す図である。 本発明の実施の形態8に係る撮像画素90の構成を示す図である。 本発明の実施の形態8に係る撮像画素90を駆動するための駆動信号及び、当該駆動信号により撮像画素90を駆動したときに撮像画素90の各部に現れる電圧信号を示すタイミング図である。
符号の説明
90 撮像画素
91 MOSトランジスタ
92 共通垂直信号線
93 ノイズキャンセル回路
94 MOSトランジスタ
95 共通信号線
96 垂直走査回路
97 信号出力線
98 水平走査回路
99 信号出力線
100 MOS型固体撮像装置
101 タイミング生成部
102 撮像チップ
103 信号処理チップ
104 モード選択部
105 光学系

Claims (13)

  1. 複数の画素を備えた固体撮像装置であって、
    各画素は、
    入射光の強度に応じて電荷を生成するフォトダイオードと、
    ソースフォロワを含む回路構成を有し、前記フォトダイオードにより第1の露光期間に生成された電荷量に応じた第1の電圧信号と前記フォトダイオードにより前記第1の露光期間と長さが異なる第2の露光期間に生成された電荷量に応じた第2の電圧信号とを1フレーム期間に前記ソースフォロワから出力する信号生成部と、
    前記ソースフォロワから出力された前記第1及び第2の電圧信号を保持する少なくともひとつのキャパシタを含む回路構成を有し、前記キャパシタに保持された第1及び第2の電圧信号を合成する信号合成部と
    を含むことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記信号合成部は、
    第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタと同一容量の第2のキャパシタとを含んでおり、
    前記第1の電圧信号を第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを並列に接続すること
    を特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記信号合成部は、
    前記第1の電圧信号と前記第2の電圧信号とをそれぞれ所定の重み付けを施して合成すること
    を特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記信号合成部は、
    第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタと異なる容量の第2のキャパシタとを含んでおり、
    前記第1の電圧信号を第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを並列に接続すること
    を特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記信号合成部は、
    同一容量の複数のキャパシタを含んでおり、
    前記第1のキャパシタは前記複数のキャパシタのうちの第1の個数のキャパシタを並列に接続したものであり、前記第2のキャパシタは前記複数のキャパシタのうち前記第1の個数と異なる第2の個数のキャパシタを並列に接続したものであること
    を特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 前記信号合成部は、
    前記第1の電圧信号の重み付けと前記第2の電圧信号の重み付けを任意に切り替え可能なこと
    を特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  7. 前記信号合成部は、
    第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタよりも小さな容量の第2のキャパシタとを含んでおり、
    第1のモードでは前記第1の電圧信号を第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを並列に接続し、
    第2のモードでは前記第1の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第1の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを並列に接続すること
    を特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置。
  8. 前記信号合成部は、
    同一容量の複数のキャパシタを含んでおり、
    第1のモードでは前記第1の電圧信号を前記複数のキャパシタのうちの第1の個数のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記複数のキャパシタのうちの前記第1の個数よりも少ない第2の個数のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1の個数のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2の個数のキャパシタとを並列に接続し、
    第2のモードでは前記第1の電圧信号を前記複数のキャパシタのうちの第3の個数のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記複数のキャパシタのうちの前記第3の個数よりも多い第4の個数のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第3の個数のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第4の個数のキャパシタとを並列に接続すること
    を特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置。
  9. 前記信号合成部は、
    信号保持用のキャパシタと信号合成用のキャパシタとを含んでおり、
    前記第1の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、第1の充電期間に前記信号保持用のキャパシタに保持された第1の電圧信号に応じた第1の電流により前記信号合成用のキャパシタを充電し、前記第1の充電期間の経過後に前記第2の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、前記第1の充電期間と同じ長さの第2の充電期間に前記第2の電圧信号に応じた第2の電流により前記信号合成用のキャパシタをさらに充電すること
    を特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  10. 前記信号合成部は、
    信号保持用のキャパシタと信号合成用のキャパシタとを含んでおり、
    前記第1の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、第1の充電期間に前記信号保持用のキャパシタに保持された第1の電圧信号に応じた第1の電流により前記信号合成用のキャパシタを充電し、前記第1の充電期間の経過後に前記第2の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、前記第1の充電期間と異なる長さの第2の充電期間に前記第2の電圧信号に応じた第2の電流により前記信号合成用のキャパシタをさらに充電すること
    を特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  11. 前記信号合成部は、
    信号保持用のキャパシタと信号合成用のキャパシタとを含んでおり、
    前記第1の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、前記信号合成用のキャパシタと前記第1の電圧信号が保持されている信号保持用のキャパシタとを並列に接続してから切り離し、その後、前記第2の電圧信号を前記信号保持用のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号に基づく電圧信号が保持されている信号合成用のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている信号保持用のキャパシタとを並列に接続すること
    を特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  12. 前記信号合成部は、
    第1のキャパシタと第2のキャパシタとを含んでおり、
    前記第1の電圧信号を前記第1のキャパシタに保持し、前記第2の電圧信号を前記第2のキャパシタに保持し、前記第1の電圧信号が保持されている第1のキャパシタと前記第2の電圧信号が保持されている第2のキャパシタとを直列に接続すること
    を特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  13. 固体撮像装置を備えたカメラであって、
    前記固体撮像装置は、複数の画素を備え、
    各画素は、
    入射光の強度に応じて電荷を生成するフォトダイオードと、
    ソースフォロワを含む回路構成を有し、前記フォトダイオードにより第1の露光期間に生成された電荷量に応じた第1の電圧信号と前記フォトダイオードにより前記第1の露光期間と長さが異なる第2の露光期間に生成された電荷量に応じた第2の電圧信号とを1フレーム期間に前記ソースフォロワから出力する信号生成部と、
    前記ソースフォロワから出力された前記第1及び第2の電圧信号を保持する少なくともひとつのキャパシタを含む回路構成を有し、前記キャパシタに保持された第1及び第2の電圧信号を合成する信号合成部と
    を含むことを特徴とするカメラ。
JP2008050800A 2007-05-23 2008-02-29 固体撮像装置及びカメラ Expired - Fee Related JP4909924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008050800A JP4909924B2 (ja) 2007-05-23 2008-02-29 固体撮像装置及びカメラ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007136921 2007-05-23
JP2007136921 2007-05-23
JP2008050800A JP4909924B2 (ja) 2007-05-23 2008-02-29 固体撮像装置及びカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009005332A true JP2009005332A (ja) 2009-01-08
JP4909924B2 JP4909924B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=40072020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008050800A Expired - Fee Related JP4909924B2 (ja) 2007-05-23 2008-02-29 固体撮像装置及びカメラ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080291305A1 (ja)
JP (1) JP4909924B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018088717A (ja) * 2018-02-28 2018-06-07 株式会社Jvcケンウッド 固体撮像装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9826214B2 (en) * 2014-09-08 2017-11-21 Microsoft Technology Licensing, Llc. Variable resolution pixel
CN114205543A (zh) 2020-09-18 2022-03-18 三星电子株式会社 图像传感器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05130519A (ja) * 1991-11-05 1993-05-25 Canon Inc 固体撮像装置
JP2000165754A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Canon Inc 固体撮像装置および固体撮像装置の信号読出し方法
JP2002077737A (ja) * 2000-06-14 2002-03-15 Nec Corp イメージセンサ
JP2003046873A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の駆動方法および電子機器
JP2006217548A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6078037A (en) * 1998-04-16 2000-06-20 Intel Corporation Active pixel CMOS sensor with multiple storage capacitors
US6850278B1 (en) * 1998-11-27 2005-02-01 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state image pickup apparatus
US7050094B2 (en) * 2000-10-26 2006-05-23 Micron Technology, Inc. Wide dynamic range operation for CMOS sensor with freeze-frame shutter
US7091531B2 (en) * 2004-04-07 2006-08-15 Micron Technology, Inc. High dynamic range pixel amplifier

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05130519A (ja) * 1991-11-05 1993-05-25 Canon Inc 固体撮像装置
JP2000165754A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Canon Inc 固体撮像装置および固体撮像装置の信号読出し方法
JP2002077737A (ja) * 2000-06-14 2002-03-15 Nec Corp イメージセンサ
JP2003046873A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の駆動方法および電子機器
JP2006217548A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018088717A (ja) * 2018-02-28 2018-06-07 株式会社Jvcケンウッド 固体撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20080291305A1 (en) 2008-11-27
JP4909924B2 (ja) 2012-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10771718B2 (en) Imaging device and imaging system
JP6809462B2 (ja) 固体撮像装置およびその制御方法、並びに電子機器
JP4539924B2 (ja) 撮像装置及びその信号読み出し方法
US8553101B2 (en) Solid-state image sensing device and image sensing system
US10498979B2 (en) Image pickup apparatus, method for controlling image pickup apparatus, and image pickup system
JP6740067B2 (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
JP6011546B2 (ja) 撮像素子および撮像装置
JP2016092661A (ja) 撮像素子および駆動方法、並びに電子機器
CN107018296B (zh) 摄像装置
JP2009077381A (ja) 固体撮像素子
JP4558216B2 (ja) Cmosイメージセンサーのアクティブピクセル回路
JP2006128704A (ja) 横線ノイズを改善可能なイメージセンサ
JP2007013756A (ja) 固体撮像装置
JP2011171950A (ja) 信号処理装置、半導体装置、固体撮像装置、撮像装置、電子機器、ノイズ抑制方法
JP4909924B2 (ja) 固体撮像装置及びカメラ
JP2002033962A (ja) 撮像装置及びその駆動制御方法
JP2015002415A (ja) 光電変換装置、光電変換システム、光電変換装置の駆動方法
JP2010130254A (ja) 固体撮像素子、固体撮像装置及びその駆動方法
JP2006115547A (ja) 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法
JP2009005072A (ja) 固体撮像装置及びカメラ
JP2009004834A (ja) 固体撮像装置及びカメラ
JP2004023380A (ja) 固体撮像装置
US20230079653A1 (en) Photoelectric conversion device and method of driving photoelectric conversion device
US11843880B2 (en) Photoelectric conversion device
JP4551935B2 (ja) 固体撮像装置および撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120116

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees