JP2009002014A - スイッチアジャスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】トングレール間の構造物を小型化(コンパクトに)することができ、間隔の狭い基本レールの間での取付、交換を容易に行うことのできるスイッチアジャスタを提供する。
【解決手段】電気転てつ機の動作かん23に接続されたロッド27に、このロッド27の軸方向の遊びを持たせてブラケット30が取り付けられ、このブラケット30に、一対のトングレールが取り付けられた転てつ棒40が固定された構成とされ、動作かん23を作動させることにより、ロッド27を介してトングレールを移動させ、トングレールを基本レールに接離させるスイッチアジャスタ26において、ロッド27とブラケット30との間の遊びを少なくし、動作かん23とロッド27との間に遊びBを設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、鉄道の分岐器を転換、鎖錠する転てつ装置のスイッチアジャスタに関するものである。
図4は転てつ装置のスイッチアジャスタの設置状態を示す平面図に相当する説明図である。
図4において、分岐器11は、枕木12に固定された一対(2本)の基本レール13A,13Bと、可動式の一対(2本)のトングレール14A,14Bとで構成され、基本レール13A,13Bのいずれかにトングレール14A,14Bのいずれかを密着、圧接させることにより、基本レール13A,13Bに沿って軌道上の車両を基準線または分岐線に導くものである。
この分岐器11を作動させる転てつ装置21は、枕木12に固定され、動作かん23および差込かん(図示省略)を備えた電気転てつ機22と、この電気転てつ機22に取り付けられ、動作かん23および差込かんを作動させる電動モータ25と、この電動モータ25で駆動されるスイッチアジャスタ26と、このスイッチアジャスタ26に取り付けられたトングレール14A,14Bの移動に伴って移動するフロントロッド42と、このフロントロッド42に一端が取り付けられた接続かん43と、この接続かん43の他端に一端が接続され、差込かんによってロックされるロックロッド44とで構成されている。
なお、フロントロッド42は、トングレール14A,14B同士を絶縁するため、例えば、トングレール14Aとフロントロッド42との接続部分と、トングレール14Bとフロントロッド42との接続部分との少なくとも一方が絶縁処理されている。
上記したスイッチアジャスタ26は、電気転てつ機22の動作かん23に、取付ピンと止めピン、ボルトとナットなどの接続具29(図5参照)で一端が接続されたロッド27と、このロッド27に軸方向の遊びA(図5参照)を持たせて取り付けられたブラケット30と、このブラケット30に固定された転てつ棒40と、この転てつ棒40にトングレール14A,14Bを取り付ける連結板41A,41Bとで構成されている。
なお、トングレール14A,14B同士を絶縁するため、例えば、連結板41Aとトングレール14Aとの接続部分と、連結板41Bとトングレール14Bとの接続部分との少なくとも一方が絶縁処理されている。
図5(a),(b)は従来のスイッチアジャスタの一部を省略した正面図と、ロッドと動作かんとの接続部分を示す分解平面図である。
図5において、動作かん23には、例えば、上下方向に貫通する円形の取付孔23aが設けられている。
そして、ロッド27は、一端の動作かん23との接続部分が、動作かん23の一部を挿入できる二股部27aとされ、この二股部27aに、例えば、上下方向に貫通し、動作かん23の取付孔23aと連通するとともに、接続具29の一部、例えば、軸部が挿通される円形の取付孔27bが設けられ、二股部27aと反対側に雄ねじ部27dが設けられている。
そして、ブラケット30は、ブラケット本体31と、このブラケット本体31に連設または連接されたスリーブ32とで構成され、ブラケット本体31が取付ねじ33で転てつ棒40に固定されている。
上記したスリーブ32は、ロッド27の雄ねじ部27dに螺合させた締付ナット34と、ロッド27の雄ねじ部27dに螺合し、締付ナット34によって固定されるナット35と、スリーブ32内を貫通させたナット35よりも先のロッド27の雄ねじ部27dに、スリーブ32を介してナット35と対向するとともに、ナット35との間隔をスリーブ32の長さよりも長くして螺合させたナット36と、ロッド27の雄ねじ部27dに螺合し、ナット36を固定する締付ナット37とにより、ロッド27の雄ねじ部27dに、ロッド27の軸方向に遊びAを持たせて取り付けられている。
なお、各ナット34〜37は、例えば、スリーブ32に取り付けられた回り止め39によって回るのを阻止されている。
次に、動作について説明する。
まず、電動モータ25を作動させることにより、差込かんによるロックロッド44のロックを解除した後、動作かん23を基本レール13A,13Bに近づく方向へ所定ストローク移動させると、動作かん23に接続されたロッド27が基本レール13A,13Bに近づく方向へ移動する。
このように、ロッド27が基本レール13A,13Bに近づく方向へ移動することにより、ナット35がスリーブ32を押すことにより、転てつ棒40が移動してトングレール14A,14Bも移動し、図4に示すように、トングレール14Aが基本レール13Aに密着、圧接する。
そして、フロントロッド42、接続かん43およびロックロッド44はトングレール14A,14Bの移動に伴って移動し、ロックロッド44が差込かんによってロックされ、その位置に止まる。
次に、上記した状態において、電動モータ25を作動させることにより、差込かんによるロックロッド44のロックを解除した後、動作かん23を基本レール13A,13Bから遠ざかる方向へ所定ストローク移動させると、この動作かん23に取り付けられたロッド27が基本レール13A,13Bから遠ざかる方向へ移動する。
このように、ロッド27が基本レール13A,13Bから遠ざかる方向へ移動することにより、ナット36がスリーブ32を押すことにより、転てつ棒40が移動してトングレール14A,14Bも移動し、トングレール14Bが基本レール13Bに密着、圧接する。
そして、フロントロッド42、接続かん43およびロックロッド44はトングレール14A,14Bの移動に伴って移動し、ロックロッド44が差込かんによってロックされ、その位置に止まる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−265934号公報
従来、転てつ棒40の移動ストロークは、例えば、160mmとされ、また、動作かん23の移動ストロークは、電動モータ25に汎用性を持たせるため、例えば、185mmとされているので、両者の移動ストロークの差を、ロッド27とブラケット30との間の遊びAとして吸収している。
しかしながら、トングレール14A,14Bの間隔は狭いので、この狭い間隔の中でスイッチアジャスタ26を取り付けたり、交換したり、トングレール14A,14Bを移動させて軌道を切り替えなければならないため、ロッド27とブラケット30との間の遊びを少なく(短く)し、取付、交換を容易に行えるようにスイッチアジャスタ26のトングレール14A,14B間の構造物を小型化(コンパクトに)することが要望されている。
この発明は、上記した要望に応えるためになされたもので、トングレール間の構造物を小型化(コンパクトに)することができ、間隔の狭いトングレールの間での取付、交換を容易に行うことのできるスイッチアジャスタを提供するものである。
この発明は、以下のような発明である。
(1)転てつ機の動作かんに接続されたロッドに、このロッドの軸方向の遊びを持たせてブラケットが取り付けられ、このブラケットに、トングレールが取り付けられた転てつ棒が固定された構成とされ、前記動作かんを作動させることにより、前記ロッドを介して前記トングレールを移動させ、前記トングレールを基本レールに接離させるスイッチアジャスタにおいて、前記ロッドと前記ブラケットとの間の遊びを少なくし、前記動作かんと前記ロッドとの接続部分に遊びを設けたことを特徴とする。
(2)(1)に記載のスイッチアジャスタにおいて、前記動作かんと前記ロッドとの接続を、前記動作かんに接続される第1二股部を一端部に有し、前記ロッドに接続される第2二股部を他端部に有したスライドかんを介して行い、前記第1二股部と前記第2二股部とは前記スライドかんの周方向へ90度回転させた位置関係にあり、前記第2二股部と前記ロッドとを2つ以上の接続具で接続して前記第2二股部と前記ロッドとの間に遊びを設けたことを特徴とする。
この発明によれば、ロッドとブラケットとの間の遊びを従来よりも少なくし、動作かんとロッドとの接続部分に遊びを設けたので、ロッドの移動ストロークを短くすることができる。
したがって、スイッチアジャスタのトングレール間の構造物を小型化(コンパクトに)することができ、間隔の狭い基本レールの間でのスイッチアジャスタの取付、交換を容易に行うことができる。
そして、動作かんとロッドとの接続を、動作かんに接続される第1二股部を一端部に有し、ロッドに接続される第2二股部を他端部に有したスライドかんを介して行い、第1二股部と第2二股部とをスライドかんの周方向へ90度回転させた位置関係にし、第2二股部とロッドとを2つ以上の接続具で接続して第2二股部とロッドとの間に遊びを設けたので、動作かんとスライドかんとの接続部分に余分な力が加わることがなくなるとともに、スライドかんに対してロッドが首を振らなくなってスライドかんとロッドとを接続する接続具の耐久性を向上させることができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1(a),(b)はこの発明の第1実施例であるスイッチアジャスタの一部を省略した正面図と、動作かんとロッドとの接続部分を示す分解平面図であり、図4および図5と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図1において、27cは長円形のスライド取付孔を示し、ロッド27の二股部27aに上下方向に貫通させてロッド27の軸方向へ設けられ、ロッド27を動作かん23に接続する接続具29がロッド27の長手方向へ移動可能に挿通され、動作かん23とロッド27との接続部分に遊びBが設けられている。
この遊びBは、動作かん23に設けた取付孔23aの公差と、二股部27aに設けた取付孔27b(図5参照)の公差とに基づくものではなく、スライド取付孔27cを二股部27aに設けることにより、積極的に設けたものである。
なお、ロッド27とブラケット30(スリーブ32)との間の遊びCは、動作かん23とロッド27との間に設けた従来の遊びA(図5参照)から遊びB(C=A−B)の分だけ短くしてある。
そして、動作かん23の移動ストロークとロッド27の移動ストロークとの差を、動作かん23とロッド27との接続部分の遊びBと、ロッド27とブラケット30との間の遊びCとで吸収する構成とされている。
この実施例のスイッチアジャスタ26の動作は、先に説明した従来例の動作と同様になるので、説明を省略する。
上述したように、この発明の一実施例によれば、ロッド27とブラケット30との間の遊びを従来よりも少なくし、動作かん23とロッド27との接続部分に遊びBを設けたので、ロッド27の移動ストロークを短くすることができる。
したがって、スイッチアジャスタ26のトングレール間の構造物を小型化(コンパクトに)することができ、間隔の狭いトングレールの間でのスイッチアジャスタ26の取付、交換を容易に行うことができる。
図2(a),(b)はこの発明の第2実施例であるスイッチアジャスタのロッドと動作かんとの接続部分を示す正面図と、ロッドと動作かんとの接続部分を示す分解平面図であり、図1、図4および図5と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図2において、28はスライドかんを示し、一端部の動作かん23との接続部分が、動作かん23の一部を挿入できる第1二股部28aとされ、この第1二股部28aに、例えば、上下方向に貫通し、動作かん23の取付孔23aと連通するとともに、接続具29の一部、例えば、軸部が挿通される円形の取付孔28bが設けられ、また、他端部のロッド27との接続部分が、ロッド27の一部を挿入できる第2二股部28cとされ、この第2二股部28cに、例えば、左右方向に貫通し、ロッド27の2つのスライド取付孔27cと連通するとともに、接続具29の一部、例えば、軸部が挿通される円形の取付孔28dが2つ設けられている。
上記した第1二股部28aと第2二股部28cとは、スライドかん28の周方向へ90度回転させた位置関係にある。
そして、ロッド27に2つのスライド取付孔27cが設けられ、動作かん27とスライドかん28との接続部分に遊びBが設けられている。
この実施例のスイッチアジャスタ26の動作は、先に説明した従来例の動作と同様になるので、説明を省略する。
この実施例においても、ロッド27とブラケット30との間の遊びとの間の遊びを従来よりも少なくし、ロッド27とスライドかん28との接続部分に遊びBを設けたので、ロッド27の移動ストロークを短くすることができる。
したがって、スイッチアジャスタ26のトングレール間の構造物を小型化(コンパクトに)することができ、間隔の狭いトングレールの間でのスイッチアジャスタ26の取付、交換を容易に行うことができる。
そして、動作かん23とロッド27との接続を、動作かん23に接続される第1二股部28aを一端部に有し、ロッド27に接続される第2二股部28cを他端部に有したスライドかん28を介して行い、第1二股部28aと第2二股部28cとをスライドかん28の周方向へ90度回転させた位置関係にし、第2二股部28cとロッド27とを2つ以上の接続具29で接続して第2二股部28cとロッド27との間に遊びBを設けたので、動作かん23とスライドかん28との接続部分に余分な力が加わることがなくなるとともに、スライドかん28に対してロッド27が首を振らなくなってスライドかん28とロッド28とを接続する接続具29の耐久性を向上させることができる。
図3はこの発明の第3実施例であるスイッチアジャスタの設置状態を示す平面図に相当する説明図であり、図1、図2、図4および図5と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図3において、分岐器11は、枕木に固定された二対(4本)の基本レール13A,13B,13C,13Dと、可動式の二対(4本)のトングレール14A,14B,14C,14Dとで構成され、基本レール13A,13Bのいずれかにトングレール14A,14Bのいずれかを密着、圧接させたり、基本レール13C,13Dのいずれかにトングレール14C,14Dのいずれかを密着、圧接させることにより、基本レール13A,13Bまたは基本レール13C,13Dに沿って軌道上の車両を基準線または分岐線に導くものである。
そして、スイッチアジャスタ26は、電気転てつ機の動作かん23に、スライドかん28および接続具29で一端部が遊び(図示省略)を持たせて接続されたロッド27と、このロッド27に軸方向の遊びCを持たせて取り付けられたブラケット30と、このブラケット30に固定された転てつ棒40と、この転てつ棒40にトングレール14A,14Bを取り付ける連結板41A,41Bと、ロッド27の他端に一端が連結された延長用のロッド27Aと、このロッド27Aに軸方向の遊びCを持たせて取り付けられたブラケット30Aと、このブラケット30Aに固定された転てつ棒40Aと、この転てつ棒40Aにトングレール14C,14Dを取り付ける連結板41C,41Dとで構成されている。
なお、トングレール14A,14B同士を絶縁するため、例えば、連結板41Aとトングレール14Aとの接続部分と、連結板41Bとトングレール14Bとの接続部分との少なくとも一方が絶縁処理され、また、トングレール14C,14D同士を絶縁するため、例えば、連結板41Cとトングレール14Cとの接続部分と、連結板41Dとトングレール14Dとの接続部分との少なくとも一方が絶縁処理されている。
上記したロッド27Aは、一端部のロッド27との接続部分が、ロッド27の雄ねじ部27dが螺合する雌ねじ部とされ、この雌ねじ部と反対側に雄ねじ部27dが設けられている。
そして、ブラケット30Aは、ブラケット本体31Aと、このブラケット本体31Aに取り付けられたスリーブ32Aとで構成され、ブラケット本体31Aが取付ねじ33Aで転てつ棒40Aに固定されている。
上記したスリーブ32Aは、ロッド27Aの雄ねじ部27dに螺合させた締付ナット34Aと、ロッド27Aの雄ねじ部27dに螺合し、締付ナット34Aによって固定されるナット35Aと、スリーブ32A内を貫通させたナット35Aよりも先のロッド27Aの雄ねじ部27dに、スリーブ32Aを介してナット35Aと対向するとともに、ナット35Aとの間隔をスリーブ32Aの長さよりも長くして螺合させたナット36Aと、ロッド27Aの雄ねじ部27dに螺合し、ナット36Aを固定する締付ナット37Aとにより、ロッド27Aの雄ねじ部27dに、ロッド27Aの軸方向に遊びCを持たせて取り付けられている。
なお、各ナット34A〜37Aは、例えば、スリーブ32Aに取り付けられた回り止め39Aによって回るのを阻止されている。
上記したロッド27とブラケット30との間の遊びCと、ロッド27Aとブラケット30Aとの間の遊びCとは、ほぼ同じとされている。
この実施例のスイッチアジャスタ26の動作は、先に説明した従来例の動作と同様になるので、説明を省略する。
なお、トングレール14Aが基本レール13Aに密着、圧接するときはトングレール14Cも基本レール13Cに密着、圧接し、また、トングレール14Bが基本レール13Bに密着、圧接するときは、トングレール14Dも基本レール13Dに密着、圧接する。
この実施例においても、ロッド27とブラケット30との間の遊びC、および、ロッド27Aとブラケット30Aとの間の遊びCを従来よりも少なくし、動作かん23とロッド27との間に遊びを設けたので、ロッド27,27Aの移動ストロークを短くすることができる。
したがって、スイッチアジャスタ26のトングレール14A〜14D間の構造物を小型化(コンパクトに)することができ、間隔の狭いトングレール14A〜14Dの間でのスイッチアジャスタ26の取付、交換を容易に行うことができる。
そして、動作かん23とロッド27との接続を、動作かん23に接続される第1二股部28aを一端部に有し、ロッド27に接続される第2二股部28cを他端部に有したスライドかん28を介して行い、第1二股部28aと第2二股部28cとをスライドかん28の周方向へ90度回転させた位置関係にし、第2二股部28cとロッド27とを2つ以上の接続具29で接続して第2二股部28cとロッド27との間に遊びBを設けたので、動作かん23とスライドかん28との接続部分に余分な力が加わることがなくなるとともに、スライドかん28に対してロッド27が首を振らなくなってスライドかん28とロッド28とを接続する接続具29の耐久性を向上させることができる。
また、この実施例の場合、分岐器11を弾性分岐器にすると、トングレール14A〜14Dが電動モータの作動によらずに遊びCの間においては自身の弾性力によっても移動し、トングレール14A,14Bとトングレール14C,14Dとが摩擦などによって一様に移動しないが、遊びBを設けることによって遊びCを従来よりも短く(少なく)したので、トングレール14A,14D同士が接触するのを防止することができ、誤検出を防止することができる。
上記した実施例で、転てつ機を動力で転換する電気転てつ機22とした例で説明したが、転てつ機は、人力で転換する転てつ機であってもよい。
また、第2実施例および第3実施例で、ロッド27にスライド取付孔27cを設けた例を示したが、スライドかん28の第2二股部28cにスライド取付孔を設けても、同様な効果を得ることができる。
(a),(b)はこの発明の第1実施例であるスイッチアジャスタの一部を省略した正面図と、動作かんとロッドとの接続部分を示す分解平面図である。 (a),(b)はこの発明の第2実施例であるスイッチアジャスタのロッドと動作かんとの接続部分を示す正面図と、ロッドと動作かんとの接続部分を示す分解平面図である。 この発明の第3実施例であるスイッチアジャスタの設置状態を示す平面図に相当する説明図である。 転てつ装置のスイッチアジャスタの設置状態を示す平面図に相当する説明図である。 (a),(b)は従来のスイッチアジャスタの一部を省略した正面図と、ロッドと動作かんとの接続部分を示す分解平面図である。
符号の説明
11 分岐器
12 枕木
13A,13B 基本レール
13C,13D 基本レール
14A,14B トングレール
14C,14D トングレール
21 転てつ装置
22 電気転てつ機
23 動作かん
23a 取付孔
25 電動モータ
26 スイッチアジャスタ
27,27A ロッド
27a 二股部
27b 取付孔
27c スライド取付孔
27d 雄ねじ部
28 スライドかん
28a 第1二股部
28b,28d 取付孔
28c 第2二股部
29 接続具
30,30A ブラケット
31,31A ブラケット本体
32,32A スリーブ
33,33A 取付ねじ
34,34A 締付ナット
35,35A ナット
36,36A ナット
37,37A 締付ナット
39,39A 回り止め
40,40A 転てつ棒
41A,41B 連結板
41C,41D 連結板
42 フロントロッド
43 接続かん
44 ロックロッド
A,B,C 遊び

Claims (2)

  1. 転てつ機の動作かんに接続されたロッドに、このロッドの軸方向の遊びを持たせてブラケットが取り付けられ、このブラケットに、トングレールが取り付けられた転てつ棒が固定された構成とされ、
    前記動作かんを作動させることにより、前記ロッドを介して前記トングレールを移動させ、前記トングレールを基本レールに接離させるスイッチアジャスタにおいて、
    前記ロッドと前記ブラケットとの間の遊びを少なくし、前記動作かんと前記ロッドとの接続部分に遊びを設けた、
    ことを特徴とするスイッチアジャスタ。
  2. 請求項1に記載のスイッチアジャスタにおいて、
    前記動作かんと前記ロッドとの接続を、前記動作かんに接続される第1二股部を一端部に有し、前記ロッドに接続される第2二股部を他端部に有したスライドかんを介して行い、
    前記第1二股部と前記第2二股部とは前記スライドかんの周方向へ90度回転させた位置関係にあり、
    前記第2二股部と前記ロッドとを2つ以上の接続具で接続して前記第2二股部と前記ロッドとの間に遊びを設けた、
    ことを特徴とするスイッチアジャスタ。
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