JP2011162033A - スイッチアジャスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 スイッチアジャスタの調整作業の安全性を高める。
【解決手段】 ロッド9と、アジャスタ部10とを有するスイッチアジャスタである。ロッド9は、ポイントの対をなすトングレール8a,8bをつなぐ転てつ棒4に取り付けられた腕金具5の軸筒7内に挿込まれ、腕金具5を支え、電気転てつ機1の動作かん11のストロークを受けてトングレール8a,8bを定位から反位へ、あるいは反位から定位へ転換させるものであり、アジャスタ部10は、電気転てつ機1の動作かん11と、ロッド9とにつながれ、調整操作部を有している。調整操作部は、トングレール8a,8bの定位、反位転換時におけるトングレール8a,8bと、基本レール3a,3b間の密着力を調整するものであり、少なくともその一部が軌間外に配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、転てつ装置におけるスイッチアジャスタに関する。
鉄道線路のポイントは、図7に示すように基本レール31、トングレール32、転てつ棒(タイバー)33、床板などで構成され、転換装置(図示略)によって基準線側及び分岐線側にそれぞれ転換できる構造になっている。ポイントは、常時開通している方向を定位といい、その反対方向を反位という。
転換装置は、トングレール32を転換し、基本レール31に密着させる装置であり、また密着状態のトングレール32を、その位置に保持する装置を鎖錠装置(図示略)という。転てつ装置の役目は、ポイントのトングレール32を定位から反位へ、また、反位から定位へ移動(転換)させ、転換終了時に、トングレール32の状態を照査、確認をしてその状態のまま維持(鎖錠)することである。
ポイントの転換には、電気転てつ機、スイッチアジャスタ、エスケープクランク、転てつ減摩器などが使用され、ポイントの鎖錠には、電気転てつ機、フロントロッド、ロックロッド、転てつ鎖錠器などが使用されるが、スイッチアジャスタ以外の機器は、本願発明の構成に直接関係がないので、明細書ではそれらの説明を省略する。
スイッチアジャスタ34は、転換機(電気転てつ機、エスケープクランク、転てつ棒など)から伝達されるストロークを、ポイントストロークに変え、ポイントを転換し、トングレール32を基本レール31に密着させるためのものである。ポイントストロークをSP、転換機のストローク(電気転てつ機の動作かんのストローク)をSM、スイッチアジャスタの間隙をDとすると、SM=SP+Dの関係があり、スイッチアジャスタの間隙Dの範囲で定位、反位転換時におけるトングレールと、基本レールとの密着調整ができるようになっている。
従来のスイッチアジャスタ34の構成を図8に示す。図8において、スイッチアジャスタ34は、ロッド35と、筒ナット36及びナット37と、これらの締付ナット38a,38bと、腕金具39と、回り止め金具40との組み合わせである。
筒ナット36は、締付ナット38aで固定してロッド35のロッドねじ部41にねじ込まれ、図7の転てつ棒(タイバー)33に固定された腕金具39の軸筒42内に差し込まれ、ナット37は、腕金具39の一端から、間隙Dの間隔を置き、締付ナット38bで固定してロッドのねじ部41にねじ込まれたものである。
回り止め金具40は、対の二叉部43間に筒ナット36と、ナット37をそれぞれはさみ、両ナット36、37の自由回転を阻止して腕金具39に取り付けられるものであり、回り止め金具40の二叉部43には、断面コ形の鋼板を用い、対の二叉部43を一枚のプレート44の両端に溶接し、このプレート44を腕金具39に保持させていた。
スイッチアジャスタは、間隙Dの範囲内でロッドねじ部41に対する筒ナット36及びナット37のねじ込み量を調整することによって行われるが、基本レールと、トングレールとの接触箇所における密着力を十分に保持させるためにコイルバネが組み込まれる。特許文献1には、全体の大型化を避け、併せて密着力調整を容易に行い得る転てつ機のスイッチアジャスタにおける軌条密着力調節装置が記載されている。
特許文献1に記載されたスイッチアジャスタは、図9に示すように転てつ棒を固定する腕金具Bの下側両端にそれぞれ係合子、バネ受けねじ45を設け、これら係合子、ばね受けねじ45のそれぞれに可動自在に嵌合した一対の対抗するバネ座金46、46間にコイルバネ47を張設し、該コイルバネ47の内側を貫通するロッド48のばね座金のそれぞれの側に長尺状の筒ナット49と締付ナット50を固定し、必要に応じ筒ナット49、締付けナット50のロッド48への締付け位置の選定で軌条密着力を容易かつ適正に調節可能としたというものである。
しかし、特許文献1に記載されたスイッチアジャスタによっても、その調整作業は、保安作業員が鉄道線路の軌間内に入り込んで行わなければならならず、スイッチアジャスタの調整作業中に列車が誤って作業中の区間に差し掛かった時には、保守作業員は、十分な時間を確保して軌間内から退避しなければならないことには変わりはない。
もちろん、列車が調整作業中の区間内に進入した場合でも、保守作業員が安全に退避できれば問題は生じることはないが、鉄道線路の軌間内には、砂利が敷かれて足場が悪く、保守作業員が軌間内から退避の際に砂利に足元を取られあるいはレールにつまずいて転倒し、保安作業員が怪我するだけにとどまらず、これが人身事故、列車事故の原因になる危険は避けられない。そもそも、保守作業員が退避する際に、レールをまたいで軌間内から脱出しなければならないというところに根本的な欠陥がある。
スイッチアジャスタの態様は多様であるが、鉄道が日本に敷設されて以来、この問題は何ら改善されていないのが実情である。しかも実際の調整作業においては、スイッチアジャスタの間隙D(D=SM―SP)を見ながら保守作業員が2人掛りで作業を行わなければならなかった。また、スイッチアジャスタには、定位又は反位転換後、トングレールが基本レールに密着したことを確認をするための目印が設けられているが、従来は、2つの目印を一致させる方法によって確認を行っていたので、必ずしもレールの密着力の確認が容易であることになっていなかった。
実開平5−89501号
(社)日本鉄道電気技術協会 「転てつ装置」 平成4年5月10日 P9〜P21
解決しようとする問題点は、従来、スイッチアジャスタを調整するときには、保守作業員が鉄道線路の軌間内に入り込んで作業しなければならず、その作業はきわめて危険を伴っていたという点である。
本発明によるスイッチアジャスタにおいては、スイッチアジャスタの調整を鉄道線路の軌間内で行う必要をなくした点を最大の特徴とする。
本発明によるスイッチアジャスタによれば、スイッチアジャスタの調整操作部を軌間外(基本レール外)に移したため、保安作業員はスイッチアジャスタの調整に際して軌間内に入る必要がなく、したがって保安作業者の触車事故の危険性を格段に減少することができる。
本発明によるスイッチアジャスタを設置したポイントの平面図である。 本発明のスイッチアジャスタのロッドと腕金具との関係を示す図である。 (a)は、本発明によるスイッチアジャスタのアジャスタ部の構造を示す平面図、(b)は同断面側面図、(c)は(b)のC−C線断面図である。 バネ箱のフレームと、可動軸受との関係を示す、図3のE部拡大図である。 (a)は、本発明によるスイッチアジャスタを用いたポイントの定位反転時を示す図、(b)はポイントの反位転換時の様子を示す図である。 可動軸受に付された第1の標識と第2の標識が外部に露出している状態を示す図であり、(a)は図3のA部拡大図、(b)は図3のB部拡大図である。 従来のスイッチアジャスタを用いたポイントを示す図である。 従来のスイッチアジャスタの構造を示す図である。 特許文献1に記載されたスイッチアジャスタの構造を示す図である。
スイッチアジャスタの密着力調整作業を軌間内で行う必要をなくすという目的を、スイッチアジャスタの調整操作部を電気転てつ機と、腕金具間をつなぐロッドの軌間外の位置に配置することによって実現した。
図1は、本発明によるスイッチアジャスタを装備した転てつ装置の1例を示す図である。停車場内には、1つの線路から他の線路へ列車または車両を移動させる必要がある場合に備えて分岐器が敷設されている。分岐器は、1つの線路から他の線路へ列車または車両を移動させる場合に、分岐器のトングレールは、左右いずれかの基本レールに密着し、列車または車両の通路を形成する。
トングレールを転換し、基本レールに密着させる装置を転換装置、密着状態のトングレールをその位置に保持する装置を鎖錠装置といい、転換装置と、鎖錠装置とを総称して転てつ装置という。ポイントの転換には電気転てつ機、スイッチアジャスタなどが使用され、ポイントの鎖錠には、電気転てつ機、フロントロッドのほか、ロックロッド、転てつ鎖錠器(いずれも図示略)などが使用される。
(スイッチアジャスタの構成)
図1において、本発明は、ロッド9と、アジャスタ部10とを有するスイッチアジャスタ6である。ロッド9は、ポイントの対をなすトングレール8a,8bをつなぐ転てつ棒4に取り付けられた腕金具5の軸筒7内に、軸方向を摺動可能に挿込まれ、電気転てつ機1の動作かん11のストロークを受けて腕金具5をロッド9の軸方向に押し、あるいは逆に軸方向に引くことによってトングレール8a、8bを定位から反位へ、あるいは反位から定位へ転換させるものである。本発明において、ロッド9の長さは、基本レール3a、3bの間隔、すなわち、軌間の少なくとも1/2以上の長さに設定されている。アジャスタ部10は、電気転てつ機1の動作かん11と、ロッド9の端末間につながれ、後述するようにスイッチアジャスタの調整操作部を有している。調整操作部はトングレールの定位、反位転換時におけるトングレールと、基本レール間の密着力を調整するものであり、ロッド9の端末に軌間外に配置されるものである。
図1において、電気転てつ機1は、枕木2の一端に据え付けられ、対をなすトングレール8a、8bは、転てつ棒4で連結されている。図示は略すが、転てつ棒4には、長さ方向に10mm〜15mmの長穴が開口され、トングレール8a、8bはこの長穴内に差し込んだピンによって転てつ棒4に連結されているものである。転てつ棒4は、上方から見て中央板面が水平方向に湾曲する細長い平板であり、前記腕金具5は、中央板面に取り付けられたものである。腕金具5には、湾曲した板面の中央凹部の空間に伸びてスイッチアジャスタ6のロッド9を挿入する軸筒7を備えている。本発明において、軸筒7は、角孔を有する筒である。
スイッチアジャスタ6は、腕金具5と組み合わされて電気転てつ機1の動作かん11から伝達されるストロークを、ポイントストロークに変え、ポイントを反位から定位へ、あるいは逆に定位からから反位に転換し、定位側トングレール8aを基本レール3aに、あるいは逆に反位側トングレール8bを基本レール3bに密着させるものであり、ロッド9と、アジャスタ部10との組み合わせによって構成されている。
ロッド9は、腕金具5を介して電気転てつ機1の動作かん11のストロークをトングレール8に伝えるものであり、アジャスタ部10は、その一端がロッド9と一体につながれ、他端に取り付けられた二叉部10aは、電気転てつ機エスケープメントクランクを含む駆動機構(図示略)の動作かん11につながれている。一方、図2に示すようにアジャスタ部10に一端がつながれたロッド9の他端に角軸部9aを備え、この角軸部9aが腕金具5に開口された軸筒7の角孔内に差し込まれ、軸筒7からの突出端のねじ軸9bには、間隙調整ナット12と、締付けナット13とがねじ込まれている。ロッド9は、その角軸部9aが腕金具5の軸筒7内に差し込まれることによって自由回転が阻止され、アジャスタ部10を一定の姿勢に保つ。
(アジャスタ部の構成)
図3において、アジャスタ部10は、ねじ軸14と、対をなす筒ナット15a,15bと、コイルバネ16と、可動軸受17a,17bとの組み合わせからなり、これらの組み合わせが、バネ箱18内に収容されたものである。筒ナット15a,15bは、それぞれの一端周上にフランジ19a,19bを有し、それぞれフランジのない側の端面を互いに向き合わせてねじ軸14にねじ込んで左右対称に配設されている。可動軸受17a,17bは、それぞれ筒ナット15a,15bの周上に外装されたものである。
本発明において、筒ナット15a,15bおよび可動軸受17a,17bの対は、左右対称に配列されたものであるため、以下主として筒ナット15aおよび可動軸受17aについて説明し、筒ナット15bおよび可動軸受17bについては必要により括弧を付して示す。可動軸受17a(17b)は、それぞれの筒ナット15a(15b)の周上をそれぞれ一定の範囲内で軸方向を摺動可能に向き合わせに外装されたものである。
バネ箱18の両端には、バネ箱18の一部としてそれぞれの可動軸受17a,17bの周面を覆うアーチ状のフレーム21a(21b)を有し、それぞれのフレーム21a(21b)およびバネ箱18の要所には、図4に示すように、一定長さのピン挿入孔22aが開口され、それぞれのピン挿入孔22a内には、フレーム21aの外周面から差し込んだピン23aが嵌合されている。図示は略すが、可動軸受17bについても同様にフレーム21bにピンで支持されている。これによって、可動軸受17a(17b)は、ピン挿入孔22a(22b)の長さの範囲内でねじ軸14に対して相対的に移動可能となっているものである。
可動軸受17a(17b)は、それぞれの筒ナット15a(15b)に外装されたバネ受け24a(24b)の背面を支え、コイルバネ16は、軸方向に押し縮めた状態で両筒ナット15a(15b)のバネ受け24a(24b)間に介装され、ねじ軸14に対するねじ込み量によって規制された両筒ナット15a、15bの間隔内でバネ受け24a、24bに支えられる。なお、両筒ナット15a(15b)の頭部の両外方のねじ軸14上には回り止めナット25a(25b)がねじ込まれ、ねじ軸14に対する両筒ナット15a(15b)の間隔の変動を阻止している。筒ナット15a、15bは、スイッチアジャスタの調整操作部である。筒ナット15a又は15bを回転し、ねじ軸14に沿って変位させることによって、筒ナット15aと15bとの間隔が変わり、コイルバネ16のバネ力が変化してて定位、反位転換時におけるトングレールと基本レール間の密着調整が実施される。
一方、腕金具5の方向に延びるねじ軸14の軸端は、バネ箱18内の軸受け26に摺動可能に保持され、前記ロッド9は、バネ箱18と一体的に固定されている。図2において、ロッド9の軸上には、位置規制用ストッパー20を有し、調整ナット12aが軸筒7の一端に押し付けられている場合に、軸筒7の他端と、ストッパー20の端縁間の間隙はD1に保たれる。
図5(a)は、ポイントが定位密着(鎖錠)時の状態、図5(b)は、反位密着(鎖錠)時の状態を示している。定位密着時においては、ロッド9が電気転てつ機側に引かれ、スイッチアジャスタの調整操作部である筒ナット15aおよび15bのいずれもが基本レール3aの外側、すなわち軌間外に位置している。
したがって、この状態では筒ナット15aおよび15bのいずれも軌間外でその調整操作が可能である。また反位密着時においては、電気転てつ機側の筒ナット15aのみが軌間外に位置し、保安作業員は軌間外でその調整操作が可能となる。これに対して腕金側の筒ナット15bは、軌間内に位置することになるが、後述するように筒ナット15aが実質的に保守管理用の調整操作部であるため、保守管理用の調整作業は軌間外で行うことができる。もっとも、この実施例は、設置上の制約から反位密着時においては、筒ナット15bが軌間内に位置せざるを得ないことになっているだけであって、ロッドに十分な長さを確保できれば、筒ナット15aおよび15bを軌間外に設置することは可能である。
(転換動作の要領)
以下にポイントの転換動作の要領を説明する。この実施例では、トングレールを電気転てつ機側に引いて定位鎖錠され、基準線側を開通させている。図5(a)において、ポイントを定位から反位に転換するときには、電気転てつ機1を駆動し、その動作かん11を押し出すと、そのストロークを受けてスイッチアジャスタ6が同方向に移動してポイントを定位から反位方向に転換させるが、この場合にまず、スイッチアジャスタ6の軸方向に作用する負荷が小さい間はアジャスタ部10と、ロッド9とが一体に距離D1を移動し、ロッド9のストッパー20が腕金具5の軸筒7の一端開口縁に当接する。
その後、ロッド9に加わる負荷によって、アジャスタ部10のねじ軸14が押され、コイルバネ16を押し縮めながら転てつ棒4を一体に移動させ、図5(b)のように定位側トングレール8aを基本レール3aから引き離し、反位側トングレール8bを反位側基本レール3bに押しつけ、押し縮められたコイルバネ16の反発力で反位側トングレール8bを基本レール3bに密着させてポイントを定位から反位に転換させ、反位鎖錠によって分岐線側を開通させる。
なお、この実施例では、定位鎖錠(または反位鎖錠)の状態において、電気てんてつ機側の筒ナット15aのフランジ19a(又は19b)と、可動軸受17a(又は17b)との間には間隙D2が確保されており、したがって、スイッチアジャスタの間隙Dは、D1+D2となる。この実施例において、スイッチアジャスタの間隙DをD1+D2に分割しているのは、電気転てつ機1と、基本レール3a間の距離が決まっており、D2にDの間隔を確保できないからである。D2に十分な間隔を確保できる条件であれば間隙D1の確保は不要である。
(転換時の密着確認要領)
次に、ポイントの定位又は反位転換時における密着確認の要領を説明する。本発明において、バネ箱18の両端の可動軸受17a(17b)の周面にポイント取付時における定位密着および反位密着操作時の目印となる標識を有している。
以下の説明では、定位密着時の目印としての標識について説明する。標識は、図6(a)に示すように安全標識28aと、注意標識29aとからなり、安全標識28aは、可動軸受17aの外端縁から一定の幅(たとえば1mmの幅)でたとえば緑に着色され、注意標識29aは、安全標識28aに隣接して一定の幅(たとえば3mm)で、たとえば赤色に着色されている。図6(a)においては、スイッチアジャスタを電気転てつ機側に引いてトングレールを定位で基本レールに密着をかけている状態を示している。反位密着の場合に対応して他方の可動軸受17bには、図6(b)に示すように外側には幅1mmの安全標識(緑色)28bと、幅3mmの注意標識(赤色)29bが付されている。図6(b)は、安全標識28bが外部に現れ、注意標識29bは、フレーム21bに覆われている状態である。
定位又は反位転換時に確保すべき密着力が正しく調整されていたときの転換動作は以下の通りである。すなわち、図5(a)において、スイッチアジャスタ6を「引いて密着」の定位の状態から図5(b)の「押して密着」の反位に転換する場合に、電気転てつ機1の動作かん11のストロークを222mmとしたときに、動作かん11が定位方向より反位方向に向けて3mm動いてくると、アジャスタ部10のねじ軸14、筒ナット15aおよび可動軸受17aは、コイルバネ16に押される。
これによって、定位側可動軸受(図上左側の可動軸受)17aに付された両標識のうち、もともと外部に現れていた安全標識(緑色)28aに加えて、図6(a)に示すように注意標識(赤色)29aまでも外部に現れてくる。一方、反位側可動軸受(図上右側の可動軸受)17bに付された両標識のうち、安全標識28bは、図6(b)に示すように外部に現れているが、注意標識29bは、バネ箱18の一部であるフレーム21bに覆われたままである。
筒ナット15aがD2の距離(10mm)を移動するまで、バネ箱18は定位置にとどまっている。筒ナット15aが最初からD2の距離(10mm)を移動してそのフランジ19aが可動軸受17aの端面を押すと、可動軸受17a、コイルバネ16を通じて反対側の可動軸受17bが押され、以後スイッチアジャスタ6は、反位側に移動を開始する。なお、弾性ポイントの場合に特定はできないが定位から反位への転換時にある位置まではトングレールの反力によってスイッチアジャスタが反位方向に引っ張られる場合がある。
今、仮に動作かんストロークSM=222mm、ポイントストロークSP=170mmとしたときに、SMとSPとの差=52mmは、間隙D2=10mm、転てつ棒の長穴=15mmと、ロッド9のストッパー20と腕金具の軸筒7の端縁との間の間隙D1=29mmとによって吸収され、その差が0になったときに電気転てつ機の動作かんのストロークが転換力となり、トングレールが定位から反位への転換が完了する。
これに先立ち動作かんストロークが219mmのときに実質的に反位側トングレール8bは基本レール3bに密着する。なお、この状態では、定位側可動軸受17aの安全標識(緑色)28a、注意標識(赤色)29aは外部に露出したままであり、さらにスイッチアジャスタを3mm押し出し、動作かんストロークSM=222mmとなったときに、注意標識(赤色)29aがフレーム21a内に隠れ、外部に露出しているのは1mmの安全標識(緑色)28aだけとなって定位から反位への転換は終了となる。
これは、図5(b)に示すスイッチアジャスタ6を「押して密着」の反位の状態から図5(a)の「引いて密着」の定位に転換する場合においても、その動作要領は同じである。すなわち、この場合には、動作かんが引かれるにしたがって、図6(b)に示す反位側可動軸受(図上右側の可動軸受)17bに付された両標識のうち、もともと外部に現れていた安全標識(緑色)28bに加えて、注意標識(赤色)29bまでも外部に現れてくるが、動作かんストロークSM=222mmとなったときに、注意標識(赤色)29bがフレーム21b内に隠れ、外部に露出しているのは1mmの安全標識(緑色)28bだけとなって反位から定位への転換は終了となる。
正しく調整されているときには、ポイントは、定位から反位への転換あるいは反位から定位に正規に転換して一定の密着力(約2.2kN)が確保される。本発明において、ポイントが一定の密着力を保って定位から反位へあるいは反位から定位に正規に転換されたかどうかは、標識の色によって容易に確認できる。転換後、露出している安全標識(緑色)の幅が1mm以内のときには、密着力が大きすぎる場合であり、安全標識(緑色)とともに注意標識(赤色)の少なくとも一部が露出しているときには密着力が不足する場合である。いずれも筒ナット15a又は15bを扱い、ねじ軸14上を10mmの範囲内(ピン挿入孔22a又は22bの長さの範囲内)で変位させ、コイルバネ16のバネ圧を変化させることによって転換時の密着力を正しく調整する。
(スイッチアジャスタの取付要領)
次に、ポイントが仕様どおりに組上げられている状態において、スイッチアジャスタをポイントに取り付ける要領を説明する。
1)定位側セット
定位側トングレール8aを基本レール3aに接着させる。腕金具5は予め転てつ棒4に組み付けておく。
出荷時に予め所定寸法に組上げられたスイッチアジャスタ6を電気転てつ機の動作かん11と、腕金具5とに取り付ける。スイッチアジャスタを構成するすべての部品が公差内の精度で組み立てられているとすれば、腕金具5と、ロッド9のストッパー20間の間隙D1=29mmは一定の範囲内、この実施例では±2mmの誤差の範囲内に収まっているはずである。
もし、この範囲内に収まっていないときには、可動軸受17aの調整幅10mmを利用してアジャスタ部の調整操作部である筒ナット15aを前後動させ、D1=29mmに収める。次に電気転てつ機側の筒ナット15aを緩めて注意標識(赤色)29をフレーム21a内に収め、安全標識(緑色)28だけが外部に現出するように調整する。これによって定位側セットの作業は完了する。
2)反位側セット
定位側セット完了後、手動操作によってポイントを定位から反位に転換する。この操作によって、反位側トングレール8bが基本レール3bに密着したときに以下の調整を行う。
(イ)反位側可動軸受17b側の注意標識(赤色)29bが1mm〜3mm見えているときには、アジャスタ部の調整操作部である定位側筒ナット15aを締め込み、安全標識(緑色)だけが現れるようにする。
(ロ)フレーム21bから露出する反位側の安全標識(緑色)の幅が1mmより少ないときには、1mm(緑色の全部)がフレーム21bの外に出るまで定位側筒ナット15aを緩める。以上の操作によって、反位側セット(反位密着)は完了する。
本発明において、スイッチアジャスタをポイントに取り付けるに際し、腕金具5と、ロッド9のストッパー20間の間隙D1が一定の範囲内、実施例では±2mmの誤差の範囲内に収まっていれば、反位側の筒ナット15bを扱う必要はないが、万一誤差の範囲内をこえているときには、図5(b)に明らかなように軌間内で反位側の筒ナット15bを扱って調整を行わなければならない。しかしながら、この作業は、最初のセットだけでよく、列車運行後の調整業務は、もっぱら電気転てつ機側の筒ナット15aを扱うことによって足りる。その意味で、筒ナット15aがスイッチアジャスタの保守管理用の調整操作部である。
以上実施例では、定位を「引いて密着」、反位を「押して密着」の例で説明したが、「引いて密着」、「押して密着」のいずれの側を定位、反位に設定してもかまわないのは言うまでもない。また、上面開放のバネ箱を図示した、実際の装置においては、コイルバネの収納部分は、水密に保つ必要があり、バネ箱の上面はカバー(図示略)で密閉される。バネ箱を密閉するに際しては、フレームから露出する可動軸受17a、17bに付された標識の視認が妨げられてはならない。もっとも、可動軸受17aの標識はバネ箱の端縁より外側に表示されるため、問題はないが、可動軸受17bの標識がカバーにふさがれるときには、カバーの一部に透視用の窓などを設けることによって対応する。
本発明は、次世代分岐器のスイッチアジャスタに適用することによって、保安作業員の触車事故の危険性を減じてその安全を確保し、また定位、反位転換時におけるトングレールと基本レールとの密着確認作業を容易ならしめたものであり、次世代分岐器・転てつ機の開発のコンセプトである「故障を起こしにくい」、「メンテナンスが少ない」分岐器・転てつ機の実現に大きく貢献できるものである。
1 電気転てつ機、2 枕木、3a,3b 基本レール、4 転てつ棒、5 腕金具、6 スイッチアジャスタ、7 軸筒、8a,8b トングレール、9 ロッド、9a 角軸部、9b ねじ軸、10 アジャスタ部、10a 二叉部、11 動作かん、12 間隙調整ナット、13 締付けナット、14 ねじ軸、15a,15b 筒ナット、16 コイルバネ、17a,17b可動軸受、18バネ箱、19a,19b フランジ、20 位置規制用ストッパー、21a,21b フレーム、22a,22b ピン挿入孔、23a,23b ピン、24a,24b バネ受け、25a,25b 回り止めナット、26 軸受け、28a 28b 安全標識、29a、29b 注意標識

Claims (7)

  1. ロッドと、アジャスタ部とを有するスイッチアジャスタであって、
    ロッドは、ポイントの対をなすトングレールをつなぐ転てつ棒に取り付けられた腕金具の軸筒内に挿込まれ、腕金具を支え、電気転てつ機の動作かんのストロークを受けてトングレールを定位から反位へ、あるいは反位から定位へ転換させるものであり、軌間の少なくとも1/2以上の長さに設定され、
    アジャスタ部は、電気転てつ機の動作かんと、ロッドの端末間につながれ、調整操作部を有し、
    調整操作部は、軌間外に配置され、トングレールの定位、反位転換時におけるトングレールと、基本レール間の密着力を調整するものであることを特徴とするスイッチアジャスタ。
  2. 前記アジャスタ部は、ねじ軸と、対をなす筒ナットと、対をなす可動軸受と、コイルバネとの組み合わせからなり、これらの組み合わせが、バネ箱内に収容されたものであり、
    前記ねじ軸は、前記ロッドと、電気転てつ機の動作かんとをつなぐものであり、
    前記各筒ナットは、それぞれ周上にフランジを有し、ねじ軸にねじ込んで向き合わせに配設されたものであり、
    対をなす前記可動軸受は、バネ箱に対し、それぞれの筒ナットの周上に一定の範囲内で軸方向を摺動可能に向き合わせに外装されたものであり、
    前記コイルバネは、両可動軸受間に介装され、ポイントの転換時に、電気転てつ機の動作かんのストロークを受けてねじ軸とともに変位する筒ナットのフランジに押されて圧縮され、基本レールに対するトングレールの密着力を生じさせるものであり、
    調整操作部は、対をなす筒ナットであることを特徴とする請求項1に記載のスイッチアジャスタ。
  3. 前記アジャスタ部の調整操作部である対の筒ナットは、定位又は反位転換後のいずれか一方の状態でいずれもが軌間外に位置して軌間外で両筒ナットの操作が可能であり、他方の状態では、一方の筒ナットのみが軌間外に位置して軌間外でその調整操作が可能となるものであることを特徴とする請求項2に記載のスイッチアジャスタ。
  4. 反位又は定位の状態で軌間外に位置する前記筒ナットは、列車運行中における調整操作部となるものであることを特徴とする請求項3に記載のスイッチアジャスタ。
  5. ポイントの定位密着時又は反位密着時において、前記ロッドは、前記腕金具に対して間隙D1の範囲にわたって相対移動が可能であり、一方の前記筒ナットのフランジが、当該筒ナットに外装した可動軸受の外端に押し付けられた状態で、他方の筒ナットのフランジと、当該筒ナットに外装した可動軸受の外端とは、間隙D2を置いて向き合されており、
    間隙D1+D2は、スイッチアジャスタの間隙を形成するものであることを特徴とする請求項2に記載のスイッチアジャスタ。
  6. 前記バネ箱は、前記筒ナットに外装された可動軸受の上周面を被うとともに、軸方向の一定の範囲内で可動軸受を移動可能に保持するものであり、
    前記可動軸受の周面には、外端から一定の範囲にわたって標識が付され、
    前記標識は、ポイント取付時における定位密着および反位密着操作時の目印となるものであることを特徴とする請求項2に記載のスイッチアジャスタ。
  7. 前記ロッドは、角軸部を有し、
    角軸部は、前記腕金具の軸筒に開口された角穴内に挿入され、取付時の不用意な回転を阻止するものであることを特徴とする請求項1に記載のスイッチアジャスタ。
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