JP2009001172A - ハイブリッド車両の駆動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 EVモード時においてエンジン−モータジェネレータ間のクラッチ引きずりが発生した場合であっても、駆動力不足を解消したハイブリッド車両の駆動制御装置を提供する。
【解決手段】 エンジンとモータジェネレータとの間に設けられ、油圧によって締結・解放されるクラッチと、エンジン、モータジェネレータ、およびクラッチを制御する制御手段とを備えるハイブリッド車両の駆動制御装置において、クラッチは油圧の供給を受けて解放するノーマルクローズの油圧クラッチであって、制御手段は、クラッチの引きずりが検出された場合、クラッチに対する油圧を増大させることとした。
【選択図】 図7
【解決手段】 エンジンとモータジェネレータとの間に設けられ、油圧によって締結・解放されるクラッチと、エンジン、モータジェネレータ、およびクラッチを制御する制御手段とを備えるハイブリッド車両の駆動制御装置において、クラッチは油圧の供給を受けて解放するノーマルクローズの油圧クラッチであって、制御手段は、クラッチの引きずりが検出された場合、クラッチに対する油圧を増大させることとした。
【選択図】 図7
Description
本発明は、エンジンおよびモータジェネレータにより駆動力を得るハイブリッド車両の駆動制御装置に関する。
従来ハイブリッド車両においては、エンジンとモータジェネレータとを直列接続し、モータジェネレータを駆動輪に接続するものがある。この技術にあっては、エンジンとモータジェネレータ間にクラッチを設け、このクラッチを締結することにより、エンジンのトルクを駆動輪に伝達するHEVモードとし、クラッチを解放する場合はモータジェネレータのトルクのみによって駆動するEVモードとなる(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−82260号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、EVモード時においてクラッチに引きずりが生じた場合、モータジェネレータのトルクがこのクラッチを介してエンジンに伝達されてしまう。そのため、EVモード時にモータジェネレータのトルクによってエンジンが回され、またはクラッチのすべりによりモータジェネレータのトルクが消費され、駆動力が不足するという問題があった。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、EVモード時においてエンジン−モータジェネレータ間のクラッチ引きずりが発生した場合であっても、駆動力不足を解消したハイブリッド車両の駆動制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、エンジンとモータジェネレータとの間に設けられ、油圧によって締結・解放されるクラッチと、エンジン、モータジェネレータ、およびクラッチを制御する制御手段とを備えるハイブリッド車両の駆動制御装置において、クラッチは油圧の供給を受けて解放するノーマルクローズの油圧クラッチであって、制御手段は、クラッチの引きずりが検出された場合、クラッチに対する油圧を増大させることとした。
よって、EVモード時におけるエンジン−モータジェネレータ間のクラッチ引きずりが生じた場合であっても、駆動力不足を解消したハイブリッド車両の駆動制御装置を提供できる。
以下、本発明のハイブリッド車両の駆動制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
[システム構成]
図1は本願ハイブリッド車両のシステム図である。本願ハイブリッド車両は、エンジンE、モータジェネレータMG、第1、第2クラッチCL1,CL2、自動変速機AT、左後輪RL(駆動輪)、右後輪RR(駆動輪)を有する。なお、FLは左前輪、FRは右前輪である。
図1は本願ハイブリッド車両のシステム図である。本願ハイブリッド車両は、エンジンE、モータジェネレータMG、第1、第2クラッチCL1,CL2、自動変速機AT、左後輪RL(駆動輪)、右後輪RR(駆動輪)を有する。なお、FLは左前輪、FRは右前輪である。
第1クラッチCL1はエンジンEとモータジェネレータMGとの間に介装され、第1クラッチコントローラ5からの制御指令に基づき第1クラッチ油圧ユニット6によって締結・開放制御される。
ここで、第1クラッチCLはクラッチを締結する方向に付勢力を与えるダイヤフラムを備え、油圧をかけることによって解放し、油圧を抜くとダイヤフラムの付勢力によって締結するノーマルクローズ型のクラッチである。
モータジェネレータMGは、ロータに永久磁石を埋設しステータにステータコイルが巻き付けられた同期型モータジェネレータであり、出力軸であるロータは、自動変速機ATの入力軸に連結されている。駆動の際はモータコントローラ2からの制御指令に基づき、パワーコントロールユニット3のインバータ3aによって制御される。
このモータジェネレータMGは、バッテリ4(蓄電装置)からの電力の供給を受けて回転駆動する電動機として機能する。また、外力により回転している際には発電機として機能し、バッテリ4を充電することも可能である。
パワーコントロールユニット3は、インバータ3a、強電回路3b、DC/DCコンバータ3cから構成される。インバータ3aは半導体スイッチング素子であり、バッテリ4の直流を三相交流に変換してモータジェネレータMGへ出力するとともに、モータジェネレータMGからの三相交流を直流に変換してバッテリ4へ出力する。
強電回路3bは、バッテリ4、インバータ3a、DC/DCコンバータ3cとの間に配設され、内部に備えたリレーにより電力の流通を遮断する。DC/DCコンバータ3cは、バッテリ4の電圧を降圧して補機バッテリ25(照明、表示、補機類等の電源)に電力を供給する。
第2クラッチCL2は自動変速機AT内に設けられたクラッチであり、ATコントローラ7からの制御指令に基づいて締結・開放制御される。
自動変速機ATは車速やアクセル開度等に応じて変速段を自動的に変更する有段変速機であり、入力側は第2クラッチCL2を介してモータジェネレータMGのロータと接続し、出力側は左右後輪RL,RRに接続される。
電動オイルポンプO/Pは、統合コントローラ10からの指令に基づき図外のモータによって駆動され、第1クラッチCL1に油圧を供給して締結・解放を制御するとともに、自動変速機ATに油圧を供給する。
[走行モード]
本願ハイブリッド車両は第1クラッチCL1の締結・開放状態に応じてEVモード(モータジェネレータMGの駆動力のみで走行)、およびHEVモード(モータジェネレータMGおよびエンジンEの駆動力を併用)の2走行モードを有する。
本願ハイブリッド車両は第1クラッチCL1の締結・開放状態に応じてEVモード(モータジェネレータMGの駆動力のみで走行)、およびHEVモード(モータジェネレータMGおよびエンジンEの駆動力を併用)の2走行モードを有する。
(EVモード)
第1クラッチCL1が開放状態にある場合、エンジンEの駆動力は自動変速機ATには伝達されず、車両はモータジェネレータMGの動力のみを動力源として走行するEVモードとなる。
第1クラッチCL1が開放状態にある場合、エンジンEの駆動力は自動変速機ATには伝達されず、車両はモータジェネレータMGの動力のみを動力源として走行するEVモードとなる。
(HEVモード)
第1クラッチCL1が締結状態にある場合、エンジンEの駆動力はモータジェネレータMGおよび第2クラッチCL2を介して自動変速機ATに伝達され、モータジェネレータMGに加えてエンジンEの駆動力を併用するHEVモードとなる。
第1クラッチCL1が締結状態にある場合、エンジンEの駆動力はモータジェネレータMGおよび第2クラッチCL2を介して自動変速機ATに伝達され、モータジェネレータMGに加えてエンジンEの駆動力を併用するHEVモードとなる。
なお、HEVモードにあっては、モータジェネレータMGが発生する駆動力T(MG)の大小および符号によってさらにモードが細分化される。
(エンジン走行モード)
駆動力T(MG)がゼロであればエンジンEの駆動力によってのみ走行するエンジン走行モードとなる。
駆動力T(MG)がゼロであればエンジンEの駆動力によってのみ走行するエンジン走行モードとなる。
(モータアシスト走行モード)
モータジェネレータMGから自動変速機ATに入力される駆動力T(MG)が正の値であれば、モータジェネレータMGとエンジンEの駆動力を併用して走行するモータアシスト走行モードとなる。
モータジェネレータMGから自動変速機ATに入力される駆動力T(MG)が正の値であれば、モータジェネレータMGとエンジンEの駆動力を併用して走行するモータアシスト走行モードとなる。
(走行発電モード)
モータジェネレータMGから自動変速機ATに入力される駆動力T(MG)が負の値、すなわちモータジェネレータMGがトルクを発生せずエンジンEまたは車両イナーシャによって回され、外部のトルクを消費している場合、モータジェネレータMGは発電機として機能する。これによりバッテリ4を充電する。
車両が加速状態または定速走行状態にあればモータジェネレータMGはエンジンEによって回され、車両が減速状態にあればモータジェネレータMGは車両イナーシャによって回され、発電を行う。
モータジェネレータMGから自動変速機ATに入力される駆動力T(MG)が負の値、すなわちモータジェネレータMGがトルクを発生せずエンジンEまたは車両イナーシャによって回され、外部のトルクを消費している場合、モータジェネレータMGは発電機として機能する。これによりバッテリ4を充電する。
車両が加速状態または定速走行状態にあればモータジェネレータMGはエンジンEによって回され、車両が減速状態にあればモータジェネレータMGは車両イナーシャによって回され、発電を行う。
[制御構成]
本願ハイブリッド車両はエンジンコントローラ1、モータコントローラ2、パワーコントロールユニット3、バッテリ4、ATコントローラ7、統合コントローラ10を有し、それぞれ情報交換可能なCAN通信線11を介して接続されている。
本願ハイブリッド車両はエンジンコントローラ1、モータコントローラ2、パワーコントロールユニット3、バッテリ4、ATコントローラ7、統合コントローラ10を有し、それぞれ情報交換可能なCAN通信線11を介して接続されている。
エンジンコントローラ1にはエンジン回転数センサ12からのエンジン回転数情報が入力され、統合コントローラ10からの目標エンジントルク指令等に応じてエンジン動作点(Ne:エンジン回転数,Te:エンジントルク)を制御する。エンジン回転数NeはCAN通信線11を介して統合コントローラ10へ出力される。
モータコントローラ2はモータジェネレータMGのロータ回転位置(レゾルバ13により検出)、および目標モータジェネレータトルク指令(統合コントローラ10において演算)等に基づき、モータジェネレータMGのモータ動作点(モータジェネレータ回転数N、モータジェネレータトルクTm)を制御する指令をパワーコントロールユニット3へ出力する。
また、モータコントローラ2はバッテリ4の充電状態を示すバッテリSOCを監視する。このバッテリSOCはモータジェネレータMGの制御情報に用いられるとともに、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給される。
ATコントローラ7は、アクセル開度センサ16、車速センサ17と第2クラッチ油圧センサ18からのセンサ情報、および統合コントローラ10からの第2クラッチ制御指令に基づき、第2クラッチCL2の締結・開放制御指令を出力する。なお、アクセル開度APOと車速VSPの情報は、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給する。
統合コントローラ10は車両全体の消費エネルギーを管理し、最高効率で車両を走らせるための機能を担うものである。モータ回転数センサ21、第2クラッチ出力回転数センサ22、第2クラッチトルクセンサ23からそれぞれモータ回転数Nm、第2クラッチ出力回転数N2out、第2クラッチトルクTCL2が入力されるとともに、CAN通信線11を介して得られた情報が入力される。また、車速センサ24から車速,ブレーキストロークセンサ26からブレーキストロークが入力される。
これらの入力情報に基づき、統合コントローラ10はエンジンコントローラ1、モータコントローラ2、第1クラッチコントローラ5、およびATコントローラ7へ指令を出力し、それぞれエンジンE、モータジェネレータMG、第1、第2クラッチCL1,CL2を制御する。
[駆動制御ブロック]
図2は統合コントローラ10で実行される駆動制御ブロック図である。車速VSP、アクセル開度APO、およびバッテリ4の残容量(バッテリSOC)に基づき、EV−HEVモードの選択、第1クラッチCL1の締結・解放、および自動変速機ATの制御を行う。
図2は統合コントローラ10で実行される駆動制御ブロック図である。車速VSP、アクセル開度APO、およびバッテリ4の残容量(バッテリSOC)に基づき、EV−HEVモードの選択、第1クラッチCL1の締結・解放、および自動変速機ATの制御を行う。
目標駆動力tFo0演算部100は、目標駆動力tFo0マップ(図3参照)を用いて車速VSPおよびアクセル開度APOに基づき目標駆動力tFo0を演算し、動作点司令部400へ出力する。
モード選択部200はEV−HEV切替マップ(図4参照)を用いてEVモードとHEVモードのいずれかを選択し、目標モードとして動作点指令部400へ出力する。
目標充放電演算部300は車速VSP、バッテリSOCに基づき目標充放電電力マップ(図5参照)を用いて目標充放電電力tPを演算し、動作点指令部400へ出力する。
動作点指令部400は、アクセル開度APO、目標モード、車速VSPに基づき、目標駆動力tFo0、目標充放電電力tPを動作点到達目標として過渡的な目標エンジントルク、目標モータジェネレータトルク、目標第1クラッチソレノイド電流指令、目標第2クラッチ締結トルク、目標変速段を演算する。
変速制御部500は目標第2クラッチ締結トルク、目標変速段に基づき自動変速機ATを制御する。
[第1クラッチ引きずり回避制御処理]
図6は、第1クラッチ引きずり回避制御処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、第1クラッチ引きずり回避制御処理の流れを示すフローチャートである。
EVモード走行中は第1クラッチCL1を解放してモータジェネレータMGのトルクのみで走行する。その際、第1クラッチCL1の引きずりが発生してモータジェネレータMGのトルクがエンジンEに伝達してトルク不足に陥ることを回避するため、第1クラッチCL1の引きずりの可能性がある場合はトルク不足を解消する制御を行う。
ステップS1ではモータ走行中(EVモード)であるかどうかが判断され、YESであればステップS2へ移行し、NOであれば制御を終了する。
ステップS2では第1クラッチCL1の制御油圧≦引きずり油圧閾値Paであるかどうかが判断され、YESであればステップS4へ移行し、NOであればステップS3へ移行する。
ステップS3では第1クラッチCL1のストローク値が引きずり判断位置Laよりも結合側にあるかどうかが判断され、YESであればステップS5へ移行し、NOであればステップS7へ移行する。
ステップS4では第1クラッチCL1の引きずり発生の可能性があると判断し、ステップS6へ移行する。第1クラッチ油圧が引きずり油圧閾値Pa以上であるため、第1クラッチCL1は締結状態(トルク伝達状態)であって引きずりの可能性ありと判断される。
ステップS5では引きずり発生と判断し、ステップS7へ移行する。第1クラッチストローク値が引きずり判断位置Laよりも締結側に位置すれば、第1クラッチCL1はトルク伝達状態であって引きずり発生と判断される。
ステップS6では電動オイルポンプO/Pの回転数を増加させるとともに、自動変速機ATにおける変速を禁止する。
電動オイルポンプO/Pの回転数増加によって油圧を増大させ、第1クラッチCL1のストロークを解放側に移動するよう促す。また、変速は油圧を消費するため、変速を禁止して発生油圧をできるだけ第1クラッチCL1のストロークに振り向ける。
電動オイルポンプO/Pの回転数増加によって油圧を増大させ、第1クラッチCL1のストロークを解放側に移動するよう促す。また、変速は油圧を消費するため、変速を禁止して発生油圧をできるだけ第1クラッチCL1のストロークに振り向ける。
ステップS7ではエンジン回転数が引きずり回転数閾値Nea以上であるかどうかが判断され,YESであればステップS8へ移行し、NOであれば制御を終了する。
EVモード中でエンジン回転数が引きずり回転数閾値Nea以上であれば、エンジンEは第1クラッチCL1を介してモータジェネレータMGによって回されており、引きずり発生と判断する。
EVモード中でエンジン回転数が引きずり回転数閾値Nea以上であれば、エンジンEは第1クラッチCL1を介してモータジェネレータMGによって回されており、引きずり発生と判断する。
ステップS8ではモータジェネレータ回転数とエンジン回転数の差分が第1クラッチ結合判定閾値Nb以下かどうかが判断され、YESであればステップS9へ移行し、NOであればステップS10へ移行する。
差分が第1クラッチ結合判定閾値Nb以下であれば、第1クラッチCL1は締結状態であってエンジンEはモータジェネレータMGによって回されていると判断される。
一方、差分が第1クラッチ結合判定閾値Nb以上であれば、モータジェネレータMGからエンジンEへのトルク伝達量は小さく、第1クラッチCL1はスリップ状態であってスリップによりモータジェネレータトルクが消費されていると判断される。
差分が第1クラッチ結合判定閾値Nb以下であれば、第1クラッチCL1は締結状態であってエンジンEはモータジェネレータMGによって回されていると判断される。
一方、差分が第1クラッチ結合判定閾値Nb以上であれば、モータジェネレータMGからエンジンEへのトルク伝達量は小さく、第1クラッチCL1はスリップ状態であってスリップによりモータジェネレータトルクが消費されていると判断される。
ステップS9では、エンジン回転数Neに基づきエンジンEを回転させるために消費されるモータジェネレータMGの損失トルク量を推定し、モータジェネレータMGのトルク指令値に加算して駆動輪RL,RRへの伝達トルクを確保し、制御を終了する。
ステップS10では、第1クラッチCL1のストローク量と制御油圧に基づき、第1クラッチCL1のスリップで消費される損失トルク量をモータジェネレータMGの指令値に加算し、駆動力を確保して制御を終了する。
[第1クラッチ引きずり回避制御の経時変化]
図7は第1クラッチ引きずり回避制御のタイムチャートである。時刻t1以前に車両はEVモードにあるものとする。
図7は第1クラッチ引きずり回避制御のタイムチャートである。時刻t1以前に車両はEVモードにあるものとする。
(時刻t1)
時刻t1において第1クラッチCL1の制御油圧およびストロークが引きずり検出閾値Paを下回り(ステップS2、S3)、電動オイルポンプO/Pの回転数が上昇する(ステップS6)。
時刻t1において第1クラッチCL1の制御油圧およびストロークが引きずり検出閾値Paを下回り(ステップS2、S3)、電動オイルポンプO/Pの回転数が上昇する(ステップS6)。
(時刻t2)
時刻t2においてエンジン回転数が引きずり回転数閾値Nea以上となる。
この時点ではモータジェネレータ回転数とエンジン回転数の差分は第1クラッチ結合判定閾値Nb以上であるため、第1クラッチCL1のスリップで消費される損失トルク量をモータジェネレータMGの指令値に加算し、駆動力を確保する(ステップS7→S8→S10)。
時刻t2においてエンジン回転数が引きずり回転数閾値Nea以上となる。
この時点ではモータジェネレータ回転数とエンジン回転数の差分は第1クラッチ結合判定閾値Nb以上であるため、第1クラッチCL1のスリップで消費される損失トルク量をモータジェネレータMGの指令値に加算し、駆動力を確保する(ステップS7→S8→S10)。
(時刻t3)
時刻t3において第1クラッチCL1の制御油圧が極小となる。
時刻t3において第1クラッチCL1の制御油圧が極小となる。
(時刻t4)
時刻t4においてモータジェネレータ回転数Nmとエンジン回転数Neの差分=第1クラッチ結合判定閾値Nb(第1クラッチCL1結合判定閾値)となり、第1クラッチCL1のストロークがゼロとなって第1クラッチCL1の結合判定がなされる(ステップS8)。
したがって、エンジンEを回転させるために消費されている損失トルク量を推定し、モータジェネレータMGのトルク指令値に加算して駆動輪RL,RRへの伝達トルクを確保する(ステップS9)。
時刻t4においてモータジェネレータ回転数Nmとエンジン回転数Neの差分=第1クラッチ結合判定閾値Nb(第1クラッチCL1結合判定閾値)となり、第1クラッチCL1のストロークがゼロとなって第1クラッチCL1の結合判定がなされる(ステップS8)。
したがって、エンジンEを回転させるために消費されている損失トルク量を推定し、モータジェネレータMGのトルク指令値に加算して駆動輪RL,RRへの伝達トルクを確保する(ステップS9)。
(時刻t5)
時刻t5においてモータジェネレータMGの回転数が回復し、駆動力が確保される。
時刻t5においてモータジェネレータMGの回転数が回復し、駆動力が確保される。
[実施例1の効果]
(1)エンジンEとモータジェネレータMGとの間に設けられ、油圧によって締結・解放される第1クラッチCL1と、エンジンE、モータジェネレータMG、および第1クラッチCL1を制御する統合コントローラ10とを備えるハイブリッド車両の駆動制御装置において、第1クラッチCL1はノーマルクローズであって、統合コントローラ10は、第1クラッチCL1の引きずりが検出された場合、第1クラッチCL1に対する油圧を増大させることとした。
(1)エンジンEとモータジェネレータMGとの間に設けられ、油圧によって締結・解放される第1クラッチCL1と、エンジンE、モータジェネレータMG、および第1クラッチCL1を制御する統合コントローラ10とを備えるハイブリッド車両の駆動制御装置において、第1クラッチCL1はノーマルクローズであって、統合コントローラ10は、第1クラッチCL1の引きずりが検出された場合、第1クラッチCL1に対する油圧を増大させることとした。
これにより、第1クラッチCL1の引きずり発生時であっても、モータジェネレータトルクを増大させて駆動力不足を解消したハイブリッド車両の駆動制御装置を提供することができる。
(2)統合コントローラ10は、第1クラッチCL1に対し保持または解放指令が出力されている際に第1クラッチCL1のストロークが結合側に位置する場合、第1クラッチCL1の引きずりを検出することとした。
クラッチストロークが結合側に変化した場合に引きずり判断を行うことで、第1クラッチCL1が実際に引きずりを開始する前に引きずり判断を行うことが可能となり、引きずりを事前に検出して速やかに駆動力不足を解消することができる。
(3)統合コントローラ10は、電動オイルポンプO/Pの生成するライン圧が引きずり油圧閾値Pa以下となった場合、第1クラッチCL1の引きずりを検出することとした。
第1クラッチCL1は、電動オイルポンプO/Pの生成するライン圧に基づき制御されるため、ライン圧の低下を検出することにより、第1クラッチCL1が実際に引きずりを開始する前に引きずり検出を行うことができる。
(4)統合コントローラ10は、第1クラッチCL1の解放制御中にエンジンEの回転数が引きずり回転数閾値Nea以上となった場合、第1クラッチCL1の引きずりを検出することとした。
エンジン回転数Neが上昇した場合、第1クラッチCL1を介してモータジェネレータMGの回転がエンジンEに伝達していると判断可能である。したがって、エンジン回転数Neが引きずり回転数閾値Nea以上となった場合は第1クラッチCL1の引きずり発生と判断することで、引きずり判定を速やかに行うことができる。
(5)第1クラッチCL1の油圧を増加させる電動オイルポンプO/Pをさらに備え、統合コントローラ10は、第1クラッチCL1の引きずりが検出された場合、電動オイルポンプO/Pを回転させることにより、第1クラッチCL1に対する油圧を増大させることとした。
引きずり検出時のみ電動オイルポンプO/Pの回転を増加させることで、必要油圧を必要な量だけ確保することができる。
(6)モータジェネレータMGと駆動輪RL,RRの間に自動変速機ATをさらに設け、統合コントローラ10は、第1クラッチCL1の引きずりが検出された場合、自動変速機ATにおける変速動作を禁止することとした。
変速は油圧を消費するため、変速を禁止して発生油圧をできるだけ第1クラッチCL1のストロークに振り向けることにより、第1クラッチCL1のストロークに必要な油圧を確保することができる。
(7)統合コントローラ10は、第1クラッチCL1の引きずりが検出された場合、この第1クラッチCL1の引きずりによって消費される損失トルク量を演算し、この損失トルク量をモータジェネレータMGの駆動トルク指令値に加算することとした。
第1クラッチCL1の引きずり量に応じた損失トルク量を加算することで、駆動力の低下や応答遅れを抑制することができる。
(8)統合コントローラ10は、第1クラッチCL1の引きずり状態が検出され、かつ第1クラッチCL1がスリップ状態にある場合、第1クラッチCL1のストロークと制御油圧の値に基づき、損失トルク量を算出することとした。
これにより、第1クラッチCL1のスリップ時であっても駆動力を確保することができる。
(9)統合コントローラ10は、第1クラッチCL1の引きずり状態が検出され、かつ第1クラッチCL1が結合状態にある場合、エンジンEの回転数に基づき損失トルク量を算出することとした。
これにより、第1クラッチCL1の結合時であっても駆動力を確保することができる。
以上、本発明のハイブリッド車両の制御装置を実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
E エンジン
CL1 第1クラッチ
MG モータジェネレータ
CL2 第2クラッチ
AT 自動変速機
1 エンジンコントローラ
2 モータコントローラ
3 パワーコントロールユニット
4 バッテリ
6 第1クラッチ油圧ユニット
7 ATコントローラ
8 第2クラッチ油圧ユニット
10 統合コントローラ
AT 自動変速機
O/P 電動オイルポンプ
CL1 第1クラッチ
MG モータジェネレータ
CL2 第2クラッチ
AT 自動変速機
1 エンジンコントローラ
2 モータコントローラ
3 パワーコントロールユニット
4 バッテリ
6 第1クラッチ油圧ユニット
7 ATコントローラ
8 第2クラッチ油圧ユニット
10 統合コントローラ
AT 自動変速機
O/P 電動オイルポンプ
Claims (9)
- エンジンと、
モータジェネレータと、
前記エンジンと前記モータジェネレータのいずれか一方または両方によって駆動される駆動輪と、
前記エンジンと前記モータジェネレータとの間に設けられ、油圧によって締結・解放されるクラッチと、
前記エンジン、前記モータジェネレータ、および前記クラッチを制御する制御手段と
を備えるハイブリッド車両の駆動制御装置において、
前記クラッチは油圧の供給を受けて解放するノーマルクローズの油圧クラッチであって、
前記制御手段は、前記クラッチの引きずりが検出された場合、前記クラッチに対する油圧を増大させること
を特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。 - 請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
前記制御手段は、前記クラッチに対し保持または解放指令が出力されている際に前記クラッチのストロークが結合側に位置する場合、前記クラッチの引きずりを検出すること
を特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。 - 請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
前記クラッチに油圧を供給する油圧供給手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記油圧供給手段の生成する油圧が引きずり油圧閾値以下となった場合、前記クラッチの引きずりを検出すること
を特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。 - 請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
前記制御手段は、前記クラッチの解放制御中に前記エンジンの回転数が引きずり回転数閾値以上となった場合、前記クラッチの引きずりを検出すること
を特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。 - 請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
前記クラッチの油圧を増加させる電動オイルポンプをさらに備え、
前記制御手段は、前記クラッチの引きずりが検出された場合、前記電動オイルポンプを回転させることにより、前記クラッチに対する油圧を増大させること
を特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。 - 請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
前記モータジェネレータと前記駆動輪の間に変速機をさらに設け、
前記制御手段は、前記クラッチの引きずりが検出された場合、前記変速機における変速動作を禁止すること
を特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。 - 請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
前記制御手段は、前記クラッチの引きずりが検出された場合、このクラッチの引きずりによって消費される損失トルク量を演算し、この損失トルク量を前記モータジェネレータの駆動トルク指令値に加算すること
を特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。 - 請求項7に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
前記制御手段は、前記クラッチの引きずり状態が検出され、かつ前記クラッチがスリップ状態にある場合、前記クラッチのストロークと制御油圧の値に基づき、前記損失トルク量を算出すること
を特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。 - 請求項7に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置において、
前記制御手段は、前記クラッチの引きずり状態が検出され、かつ前記クラッチが結合状態にある場合、前記エンジンの回転数に基づき前記損失トルク量を算出すること
を特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
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