JP2009001159A - 電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構 - Google Patents

電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構 Download PDF

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Abstract

【課題】軸受のガタを除去して異音の発生を抑えることができる、電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構を提供すること。
【解決手段】出力軸27をハウジング25に対して回動自在に支持する転がり軸受47,49を、ウォームホイール65の軸方向両側に配置した構成で、軸受47の外輪79をギヤハウジング37に固定し、軸受49の外輪85をカバー39に固定し、軸受47,49の内輪77,83により芯金69を挟持し、カバー39を組み付けて軸受47,49に軸方向予圧を掛けている。
【選択図】図2

Description

本発明は、検知した操舵トルクに応じて操舵補助トルクを出力軸に伝達する電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構に関し、詳しくは、電動アシスト機構内部の軸受のガタを除去する技術に関する。
電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構において、運転者がステアリングホイールを回動することにより発生した操舵トルクを、トルク検知機構により検知し、検知した操舵トルクに応じて制御装置により電動モータを駆動させて操舵補助トルクを発生させ、ウォームギヤ減速機構を介して出力軸に伝達するようにしたものがある。このような電動アシスト機構を組み込んだ電動パワーステアリング装置では、運転者がステアリングホイールを回動すると、発生した操舵トルクは、ステアリングシャフト、ステアリングシャフトとトーションバーを介して連結された出力軸、出力軸と自在継手を介して連結されたロアステアリングシャフト、ラックアンドピニオン式のステアリングギヤへと伝達され、走行輪を転舵する。
電動アシスト機構の一例として、特許文献1には、出力軸が一対の軸受を介してハウジングに回動自在に支持されているものが記載されている。出力軸にはウォームギヤのウォームホイールが外嵌しており、電動モータを駆動して発生させた操舵補助トルクが、ウォーム及びウォームホイールを介して出力軸に伝達されるようになっている。
特開2006−96209号公報
ところで、このような電動アシスト機構においては、出力軸を支持する軸受のガタ成分により、悪路走行時に異音が発生してドライバーに不快感を与えてしまうことがある。これを防ぐため、出力軸を支持する軸受にガタ成分の小さい4点接触軸受を採用する等の対策を行っているが、4点接触軸受は構造上高価であり、尚且つ出力軸のこじれ等に対してフリクションの増加や伝達効率の低下を招くため、電動アシスト機構の高精度加工が求められていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、軸受のガタを除去して異音の発生を抑えることができる、電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構は、ハウジングと、該ハウジングに収納され、ステアリングホイールの回動により発生した操舵トルクに応じて電動モータから発生させる操舵補助トルクを、前記ハウジング内部を貫いて延びる出力軸に伝達するウォームギヤとを有し、前記ハウジングは、ギヤハウジングと、該ギヤハウジングに組み付けられ、中央の貫通孔に前記出力軸を挿通すると共に前記出力軸の径方向外方に延在するカバーとから成り、前記ウォームギヤは、前記電動モータに連結されたウォームと、該ウォームに噛合するウォームホイールとから成り、前記出力軸は、前記ウォームホイールの中央に形成されたボス部に圧入されると共に、前記ウォームホイールの軸方向両側において前記出力軸に外嵌した一対の軸受を介して前記ハウジングに回動自在に支持されている電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構において、
一方の前記軸受の外輪は前記ギヤハウジングに固定され、他方の前記軸受の外輪は前記カバーに固定されており、前記一対の軸受の内輪は前記ウォームホイールを挟持しており、前記カバーは前記一対の軸受に軸方向予圧を掛けていることを特徴とする。
また、本発明に係る電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構においては、前記カバーの外周部は所定のインロー径で前記ギヤハウジングに嵌合し、前記カバーの内周部は前記他方の軸受の外輪を固定し、前記カバーの前記外周部と前記内周部との間の部分には、前記カバーに弾性機能を持たせる薄肉部が形成されていることが好ましい。
また、本発明に係る電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構においては、前記カバーは板金をプレス加工することにより成形されていることが好ましい。
本発明によれば、軸受のガタを除去して異音の発生を抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構を組み込んだ、電動パワーステアリング装置の全体的な構成について図1を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構を組み込んだ、電動パワーステアリング装置の車室側部分の一例を示す側面図である。
電動パワーステアリング装置1は、後端部にステアリングホイール3を取り付けたステアリングシャフト5と、内側でステアリングシャフト5を回動自在に支持する中空のステアリングコラム7と、ステアリングコラム7の前端部に設けられ、ステアリングホイール3の操舵力を補助する電動アシスト機構9等を有する。車室側において、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングコラム7を支持する公知のブラケット機構11と、電動アシスト機構9に設けられたピボットピン13とを介して車体側構造部材15、17に取り付けられている。なお、本明細書中の説明における各部材の前後方向は、車両の前後方向に対応するものとする。
ブラケット機構11は、車体側構造部材15に固定された車体側ブラケット19とステアリングコラム7に固設された図示しないコラム側ブラケットとから成る。ブラケット機構11には、調整用レバー21を操作してコラム側ブラケットを車体側ブラケット19に対してロックまたはアンロックすることで、ステアリングホイール3のチルト位置を調整可能とする図示しない公知の機構が設けられている。またピボットピン13は、ステアリングホイール3のチルト位置調整の際に揺動支点となるチルトピボットを形成するものである。チルト位置調整の際には、調整用レバー21をアンロック操作してから、ステアリングホイール3をステアリングコラム7等と共に揺動させ、所望の位置で調整用レバー21をロック操作してステアリングホイール3のチルト位置を固定する。
電動アシスト機構9は電動モータ23やハウジング25、ハウジング25内部を貫いて延びる出力軸27等を有し、詳細な構成については後述するが、ハウジング25内で入力軸であるステアリングシャフト5と出力軸27とがトーションバーを介して連結され、両軸の周りにトルク検知機構やウォームギヤが設けられている。出力軸27は前端部で自在継手29を介してロアステアリングシャフト31に連結され、さらにロアステアリングシャフト31は図示しない車両前方のラックアンドピニオン式のステアリングギヤに連結されている。また、符号33は電動パワーステアリング装置1を覆うコラムカバー、符号35は車室とエンジンルームとを区画するダッシュボードをそれぞれ示す。
運転者がステアリングホイール3を回動することにより発生した操舵トルクは、ステアリングシャフト5から電動アシスト機構9に入力され、電動アシスト機構9内部で増大されて操舵補助トルクとして出力軸27に伝達され、さらに出力軸27から自在継手29、ロアステアリングシャフト31を介してステアリングギヤに伝達される。このようにして運転者は走行輪を転舵することができる。
次に、電動アシスト機構の構成について図2を参照して説明する。
図2は、図1の電動パワーステアリング装置の電動アシスト機構を拡大して示す断面図である。なお、電動モータ及びピボットピンの図示は省略している。また、チルトピボットの位置は、図1の配置に特に限定されるものではなく、例えば電動アシスト機構のハウジングから外れた位置にしても良い。
電動アシスト機構9のハウジング25は、ギヤハウジング37とその前側に固設されたカバー39とから成る。ギヤハウジング37は、前側でカバー39と共に画成する空間に後述するウォームギヤ41を収納し、後側には後述するトルク検知機構43を収納している。ギヤハウジング37の後端部には、ステアリングコラム7の前端部が外嵌して固定されている。また、ギヤハウジング37の後端部付近には、ステアリングコラム7内部を延びるステアリングシャフト5の前端部があり、ステアリングシャフト5は操舵トルクを電動アシスト機構9に入力する入力軸となっている(以下、ステアリングシャフトを入力軸と呼ぶ)。また、符号44で示す部材はダストシールである。
ギヤハウジング37内部を中空の出力軸27が延在しており、出力軸27の前端部はハウジング25の外に出ている。出力軸27の前後端間の略中央部分には、出力軸外周面部を径方向に若干拡径した環状拡径段部45が形成されており、軸方向に幅を持つ環状拡径段部45の外周面とギヤハウジング37との径方向の間には転がり軸受47が介装されている。また、環状拡径段部45よりも前方の出力軸27の外周面とカバー39との径方向の間には転がり軸受49が介装されている。これら一対の転がり軸受47,49を介して、出力軸27がハウジング25に対して回動自在に、かつ入力軸5と同軸に支持されている。
入力軸5の前端部には、前端面側が開放された孔51と、この孔51に連続して軸線方向後方に穿設された有底孔53とが形成されている。孔51に出力軸27の後端部が挿入されている。出力軸27後端部外周と孔51の内周は、それぞれ複数の軸方向溝を有すると共に、互いに所定の径方向・周方向の隙間を開けて対向しており、操舵トルクが一定値を越えた際に入出力軸5,27が一体的に回動するようになっている。有底孔53にはトーションバー55の基端部が圧入固定してあり、トーションバー55は、中空に形成された出力軸27の内部空間を前方へ延び、その先端部が出力軸の前端部に固定ピン57により固定してある。
転がり軸受47よりも後側においてギヤハウジング37に設けられたトルク検知機構43は、環状拡径段部45よりも後側において出力軸27の外周面部に等間隔で形成された、軸方向に延びる図示しないトルク検知用溝と、これらトルク検知用溝の径方向外方に配置され、入力軸5の前端部外周に加締め等により外嵌固設された窓付のスリーブ59と、スリーブ59の径方向外方に配置されたトルク検知用のコイル61と、ギヤハウジング37に固定され、コイル61を包囲する略円筒状のコイル収納部62と、コイル61に接続されたトルク検知用の回路基板63と、外部との電気的接続用の図示しないハーネス等から構成されている。
出力軸27には、転がり軸受47と49との間の位置においてウォームホイール65が外嵌している。ウォームホイール65は、中央に出力軸27を圧入するためのボス部67を一体に有する略円板状の芯金69と、芯金69の外周部分に固着した樹脂ギヤ71とから成っている。芯金69のボス部67は、その外周の芯金69の部分より軸方向に肉厚に形成され、内側に円筒孔73を有している。この円筒孔73に出力軸27を圧入し、出力軸27の環状拡径段部45の軸方向前端面を、ボス部67の軸方向後端面に当接させる。また、ボス部67の軸方向前端面には、後述のように転がり軸受49の内輪を当接させる。出力軸27とウォームホイール65とはこのようにして固定され、トルク伝達時、一体的に回動する。なお、出力軸27とウォームホイール65との固定をより強固にするため、環状拡径段部45の軸方向前端面とボス部67の軸方向後端面に互いに噛合する種々の形状の凹凸部を形成し、これらを回転止め手段としても良い。
ウォームホイール65の樹脂ギヤ71は、電動モータ23の駆動軸に連結したウォーム75に噛合している。ウォーム75及びウォームホイール65が、電動アシスト機構9の減速機構であるウォームギヤ41を構成している。
電動アシスト機構9は以上のように構成されており、運転者がステアリングホイール3を回動することにより発生した操舵トルクは、入力軸5からトーションバー55、出力軸27へと伝達される。この際、トルク検知機構43により操舵トルクを検知し、これに応じて図示しない制御装置により適切な駆動信号を出力して電動モータ23を回転駆動させ、電動モータ23の回転力を、ウォームギヤ41を介して出力軸27に操舵補助トルクとして伝達する。電動モータ23の回転力及び回転方向を適宜制御することにより、適切な操舵補助トルクを出力軸27に伝達することができる。
次に、出力軸を支持する転がり軸受と周辺部材との関係を中心に、より詳細に説明する。
転がり軸受47は、内輪77、外輪79、及び転動体である複数の玉(同一の符号81で表す)を有する。同様に、転がり軸受49は、内輪83、外輪85、及び転動体である複数の玉87を有する。また、転がり軸受49には、軸受内部から潤滑剤が漏洩したり、軸受内部に異物が入り込んだりすることを防ぐため、シールやシールド等の密封部材89が設けられている。転がり軸受47,49は以上のように構成されており、それぞれの内外輪が相対回転自在になっている。
転がり軸受47とコイル収納部62との間には、皿バネ90が設けられている。皿バネ90は、中央に出力軸27を挿通する孔を有する円板状で、且つ断面でみて軸方向後方に湾曲した形状であり、外周部が転がり軸受47の外輪79後端面に接触し、内周部がコイル収納部62前端面に接触している。
転がり軸受47の外輪79は、ギヤハウジング37に形成された環状の座部91に内嵌しており、径方向外方の動きが抑止されると共に、皿バネ90を介して軸方向後方の動きが抑止されている。外輪79の外周面は、軸方向幅の半分以上に亘り座部91に接触して支持されている。
転がり軸受47の内輪77と転がり軸受49の内輪83は、ウォームホイール65の芯金69を挟み込んでいる。ここで、ボス部67の軸方向後端面には、上述した環状拡径段部45との当接箇所よりも径方向外側の部分において、軸方向後方に突出する環状突出部93が形成されており、この環状突出部93が転がり軸受47の内輪77の軸方向前端面に当接している。また、ボス部67の軸方向前端面が転がり軸受49の内輪83の軸方向後端面に当接している。
カバー39は板金をプレス成形加工したものであり、中央に出力軸27を挿通する貫通孔を有し、貫通孔の周縁が、転がり軸受49に嵌合して外輪85を固定する軸受外輪固定部95となっている。軸受外輪固定部95は、軸方向後方に突出して外輪85に外嵌し、外輪85の径方向外方の動きを抑止する環状の径方向抑止部95aと、径方向抑止部95aの前端から一体的に径方向内方に延び、その後端面を外輪85の軸方向前端面に当接させて、外輪85の軸方向前方の動きを抑止する環状の軸方向抑止部95bとから成る。外輪85外周面は、略全体に亘り径方向抑止部95aの内周面に接触して支持されており、外輪85の軸方向前端面は、略全体に亘り軸方向抑止部95bの後端面に接触して支持されている。
カバー39の外周部97は、所定のインロー径でギヤハウジング37に嵌め合わせることが可能な形に成形されており、ギヤハウジング37に内嵌すると共にギヤハウジング37の前端面に当接している。カバー39の軸受外輪固定部95と外周部97との間の部分には、例えば前記軸方向抑止部95bの軸方向の厚さよりも薄い円板状の薄肉部99を形成している。
転がり軸受47,49と出力軸27、ウォームホイール65、ハウジング25とは上述のように構成されており、転がり軸受自体のガタ成分を除去するために、座部91と軸受外輪固定部95にそれぞれ固定された外輪79,85の外輪間距離に対し、芯金69を挟んだ内輪77,83の内輪間距離をある設定値だけ大きくし、カバー39を組み付けることで、転がり軸受2個とも同時に軸方向予圧を掛けている。ここで、ギヤハウジング37と板金プレスカバー39の剛性が大きいと、予圧荷重が転がり軸受に及ぼす影響が大きくなり、軸受フリクションが増加してしまう。そこで、本実施形態においては、上述のようにカバー39の軸受外輪固定部95と外周部97との間の部分を薄肉構造とすることで、カバー39の剛性を下げ、弾性を持たせている。カバー39の弾性機能によりアキシャル予圧荷重の影響を緩和し、軸受フリクションの増加を抑えることができる。
また、ウォームホイール65の芯金69は両軸受の内輪77,83に挟持され、出力軸27に強固に固定されているため、芯金69と出力軸27との圧入幅を短くしても充分な剛性を保つことができる。従って、電動アシスト機構9をコンパクト化することができ、例えば、二次衝突時に衝撃を緩和する公知のエネルギー吸収機構のエネルギー吸収ストロークを長く取ることができる。
以上のように、本実施形態によれば、転がり軸受に軸方向予圧を与えることにより、転がり軸受のガタを除去して異音の発生を抑えることができる。また、転がり軸受に予圧を掛けても、フリクションを増加させることがない。さらに、電動アシスト機構をコンパクト化してエネルギー吸収ストロークを長く取ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々変形可能である。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構を組み込んだ、電動パワーステアリング装置の車室側部分の一例を示す側面図である。 図1の電動パワーステアリング装置の電動アシスト機構を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1・・・・電動パワーステアリング装置
3・・・・ステアリングホイール
9・・・・電動アシスト機構
23・・・・電動モータ
25・・・・ハウジング
27・・・・出力軸
37・・・・ギヤハウジング
39・・・・カバー
41・・・・ウォームギヤ
47,49・・・・転がり軸受
65・・・・ウォームホイール
67・・・・ボス部
75・・・・ウォーム
77,83・・・・内輪
79,85・・・・外輪
95・・・・軸受外輪固定部
97・・・・外周部
99・・・・薄肉部

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    該ハウジングに収納され、ステアリングホイールの回動により発生した操舵トルクに応じて電動モータから発生させる操舵補助トルクを、前記ハウジング内部を貫いて延びる出力軸に伝達するウォームギヤとを有し、
    前記ハウジングは、ギヤハウジングと、該ギヤハウジングに組み付けられ、中央の貫通孔に前記出力軸を挿通すると共に前記出力軸の径方向外方に延在するカバーとから成り、
    前記ウォームギヤは、前記電動モータに連結されたウォームと、該ウォームに噛合するウォームホイールとから成り、
    前記出力軸は、前記ウォームホイールの中央に形成されたボス部に圧入されると共に、前記ウォームホイールの軸方向両側において前記出力軸に外嵌した一対の軸受を介して前記ハウジングに回動自在に支持されている電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構において、
    一方の前記軸受の外輪は前記ギヤハウジングに固定され、他方の前記軸受の外輪は前記カバーに固定されており、前記一対の軸受の内輪は前記ウォームホイールを挟持しており、前記カバーは前記一対の軸受に軸方向予圧を掛けていることを特徴とする電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構。
  2. 前記カバーの外周部は所定のインロー径で前記ギヤハウジングに嵌合し、前記カバーの内周部は前記他方の軸受の外輪を固定し、
    前記カバーの前記外周部と前記内周部との間の部分には、前記カバーに弾性機能を持たせる薄肉部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構。
  3. 前記カバーは板金をプレス加工することにより成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置用の電動アシスト機構。
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