JP2009000470A - トイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 トイレットペーパーの引き出しの際に、カバーを持ち上げることなしで容易にペーパーを引き出せるトイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具を提供する。
【解決手段】 折り曲げた薄い金属板の下側部分の上面先端部に折り曲げた細い金属丸棒を取り付け、この用具をホルダーカバーの裏側に取り付けることでカバーとペーパーの間に隙間を作り、ペーパーカット時に生じる金属板の反発力を、金属丸棒を介してペーパーロールの引き出し方向への回転に結びつけ、この結果、カバーを持ち上げることなく、ペーパーの容易な引き出しを可能にさせることを特徴とするトイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具。
【選択図】図1
【解決手段】 折り曲げた薄い金属板の下側部分の上面先端部に折り曲げた細い金属丸棒を取り付け、この用具をホルダーカバーの裏側に取り付けることでカバーとペーパーの間に隙間を作り、ペーパーカット時に生じる金属板の反発力を、金属丸棒を介してペーパーロールの引き出し方向への回転に結びつけ、この結果、カバーを持ち上げることなく、ペーパーの容易な引き出しを可能にさせることを特徴とするトイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具。
【選択図】図1
Description
本発明は、ペーパー引き出しを容易にするため工夫したもので、折り曲げた薄い金属板の下側部分の上面先端部に折り曲げた細い金属丸棒を取り付け、トイレットペーパーホルダーカバーとペーパーの間に設置して使用する、トイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具に関するものである。
従来、トイレットペーパー引き出しの時には、カバーを片手で持ち上げながら、もう一方の手でペーパーを引き出していた。
また、ホテルなどでは、ペーパーの先端を折り曲げて、カバーを持ち上げなくてもペーパー引き出しが出来るようになっていることが多いが、2回目以降は、従来どおりのカバー持ち上げが必要となる。
なお、カバー自体の先端近くにペーパーを通す隙間をあけ、その最先端部に切断用の鋸歯状のカッターを取り付けることで、カバーを持ち上げることなくペーパーの先端部分を引き出せる発明が知られ、商品化もされている。
また、本発明と同様の基本着想と異なる機構をもつ発明が既に公開されている。
特許公開2006−141921号公報 特許公開2005−312874号公報 特許公開平10−80377号公報 特許公開平7−171067号公報 特許公開2005−144112号公報
また、ホテルなどでは、ペーパーの先端を折り曲げて、カバーを持ち上げなくてもペーパー引き出しが出来るようになっていることが多いが、2回目以降は、従来どおりのカバー持ち上げが必要となる。
なお、カバー自体の先端近くにペーパーを通す隙間をあけ、その最先端部に切断用の鋸歯状のカッターを取り付けることで、カバーを持ち上げることなくペーパーの先端部分を引き出せる発明が知られ、商品化もされている。
また、本発明と同様の基本着想と異なる機構をもつ発明が既に公開されている。
そのために、次のような問題点があった。
(イ)ペーパー引き出しという動作に入る前段階として、カバー持ち上げという準備動作が常に必要とされていた。
(ロ)カバー自体の先端近くにペーパーを通す隙間をあけられた器具の場合は、ペーパー交換の都度、その隙間に通すという操作が必要であった。
(ハ)また、上記の器具では、切断用の鋸歯状のカッターが上向きに取り付けられているため、ペーパーを引き出す際に鋸歯状の刃が直接指に当たりやすいという欠点があった。
(ニ)さらに、同器具では、鋸歯状の刃が常に上向きで使用者の方に向いているため、使用状況によっては使用者を負傷させる危険性を有し、特に、幼児・学童や高齢者には危険であった。
(イ)ペーパー引き出しという動作に入る前段階として、カバー持ち上げという準備動作が常に必要とされていた。
(ロ)カバー自体の先端近くにペーパーを通す隙間をあけられた器具の場合は、ペーパー交換の都度、その隙間に通すという操作が必要であった。
(ハ)また、上記の器具では、切断用の鋸歯状のカッターが上向きに取り付けられているため、ペーパーを引き出す際に鋸歯状の刃が直接指に当たりやすいという欠点があった。
(ニ)さらに、同器具では、鋸歯状の刃が常に上向きで使用者の方に向いているため、使用状況によっては使用者を負傷させる危険性を有し、特に、幼児・学童や高齢者には危険であった。
(イ)トイレットペーパーホルダーカバーの裏側に弾力性のある弾性緩衝用具を取り付け、カバーとペーパーの間に隙間を作り、カバーを持ち上げることなく、ペーパーの引き出しが可能となる。
(ロ)次に、従来の操作と同様にカバー表面の手前部分を押し下げ、カバー先端部分でペーパーをカットしてカバーから手を離すと、押し下げられたカバーが上方に跳ね上がる際に金属丸棒を介してペーパーロールに掛かる力により、ペーパーロールが引き出し方向に少し回される。
以上を特徴とするトイレットペーパーホルダーの弾性緩衝用具である。
(ロ)次に、従来の操作と同様にカバー表面の手前部分を押し下げ、カバー先端部分でペーパーをカットしてカバーから手を離すと、押し下げられたカバーが上方に跳ね上がる際に金属丸棒を介してペーパーロールに掛かる力により、ペーパーロールが引き出し方向に少し回される。
以上を特徴とするトイレットペーパーホルダーの弾性緩衝用具である。
(イ)本発明は、カバー持ち上げという準備動作なしで、ペーパーの引き出しが出来る。
(ロ)また、カッター部分を鋸歯状の刃にした場合でも、ペーパー引き出しの際に指が触れる恐れが大幅に減少する。
(ハ)さらに、本発明は、現在一般的なペーパーホルダーの多くに取り付けが可能と考えられる。
(ニ)このため、ホルダー本体を、本発明を組み込んだ新しいホルダーに交換することなく、使用中のホルダーを生かしたまま、経済的に本発明の効果を利用できる。
(ロ)また、カッター部分を鋸歯状の刃にした場合でも、ペーパー引き出しの際に指が触れる恐れが大幅に減少する。
(ハ)さらに、本発明は、現在一般的なペーパーホルダーの多くに取り付けが可能と考えられる。
(ニ)このため、ホルダー本体を、本発明を組み込んだ新しいホルダーに交換することなく、使用中のホルダーを生かしたまま、経済的に本発明の効果を利用できる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
(イ)折り曲げた薄い金属板(1)の下側部分の上面先端部に折り曲げた細い金属丸棒(2)を取り付ける。
(ロ)(イ)で作った用具を、図3のように、トイレットペーパーホルダーのカバー(3)の 裏側に取り付ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明の使い方を説明する。
(ハ)上記の弾性緩衝用具をトイレットペーパーホルダーのカバー(3)の裏側に、図3のように取り付けた後、従来どおりトイレットペーパー(4)のセットと最初のペーパー引き出しを行う。
(ニ)次にペーパーをカットする際は、カバー(3)表面の手前部分を押し下げることで折り曲げた金属板(1)が圧縮され、カバー(3)の先端部分がトイレットペーパー(4)に圧着し、従来どおりカットすることが出来る。
(ホ)次にカバー(3)から手を離すと、カット時に押し下げられたカバー(3)が、金属板(1)の反発力のため上方に跳ね上がる際の反動で、金属丸棒(2)がトイレットペーパー(4)を引き出し方向に少し回転させるため、トイレットペーパー(4)の切断面が少し引き出された状態となり、次のペーパー引き出しが容易になる。
この結果、以降に続く反復操作では、カバー持ち上げという準備動作なしでペーパー引き出しが出来る。
(イ)折り曲げた薄い金属板(1)の下側部分の上面先端部に折り曲げた細い金属丸棒(2)を取り付ける。
(ロ)(イ)で作った用具を、図3のように、トイレットペーパーホルダーのカバー(3)の 裏側に取り付ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明の使い方を説明する。
(ハ)上記の弾性緩衝用具をトイレットペーパーホルダーのカバー(3)の裏側に、図3のように取り付けた後、従来どおりトイレットペーパー(4)のセットと最初のペーパー引き出しを行う。
(ニ)次にペーパーをカットする際は、カバー(3)表面の手前部分を押し下げることで折り曲げた金属板(1)が圧縮され、カバー(3)の先端部分がトイレットペーパー(4)に圧着し、従来どおりカットすることが出来る。
(ホ)次にカバー(3)から手を離すと、カット時に押し下げられたカバー(3)が、金属板(1)の反発力のため上方に跳ね上がる際の反動で、金属丸棒(2)がトイレットペーパー(4)を引き出し方向に少し回転させるため、トイレットペーパー(4)の切断面が少し引き出された状態となり、次のペーパー引き出しが容易になる。
この結果、以降に続く反復操作では、カバー持ち上げという準備動作なしでペーパー引き出しが出来る。
1 金属板
2 金属丸棒
3 カバー
4 トイレットペーパー
5 保持部材
2 金属丸棒
3 カバー
4 トイレットペーパー
5 保持部材
Claims (5)
- 折り曲げた薄い金属板の下側部分の上面先端部に折り曲げた細い金属丸棒を取り付け、この用具をトイレットペーパーホルダーのカバーの裏側に取り付けることでカバーとペーパーの間に隙間を作り、カバーを持ち上げることなく、ペーパーの容易な引き出しを可能にさせることを特徴とするトイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具。
- ペーパーカット後にカバーから手を離した際、折り曲げた薄い金属板に生じる反発力を利用して、金属丸棒がペーパーロールを引き出し方向に少し回す機能を持つ請求項1のトイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具。
- 請求項1の折り曲げた薄い金属板の内側にバネなどの弾力補強部品を装着した請求項1のトイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具。
- 請求項1の金属丸棒のペーパーとの接触部分にローラー機能を付加させた請求項1のトイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具。
- 請求項1〜4の部材の全部又は一部を他の部材に置き換えた請求項1のトイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007188804A JP2009000470A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | トイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007188804A JP2009000470A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | トイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009000470A true JP2009000470A (ja) | 2009-01-08 |
Family
ID=40317501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007188804A Pending JP2009000470A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | トイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009000470A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3179677U (ja) * | 2012-08-16 | 2012-11-15 | 光明 斎田 | トイレットペーパーホルダー |
-
2007
- 2007-06-22 JP JP2007188804A patent/JP2009000470A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3179677U (ja) * | 2012-08-16 | 2012-11-15 | 光明 斎田 | トイレットペーパーホルダー |
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