JP2004261553A - 片手で切れるトイレットペーパーカッター - Google Patents
片手で切れるトイレットペーパーカッター Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004261553A JP2004261553A JP2003103397A JP2003103397A JP2004261553A JP 2004261553 A JP2004261553 A JP 2004261553A JP 2003103397 A JP2003103397 A JP 2003103397A JP 2003103397 A JP2003103397 A JP 2003103397A JP 2004261553 A JP2004261553 A JP 2004261553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet paper
- cutting blade
- shape
- arbitrary shape
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Knives (AREA)
Abstract
【解決手段】既存のトイレットペーパーホルダー上ブタ(9)に取りつけるための構造を持つ任意形状(1)の両端、または片端に少なくともトイレットペーパーが通るほどの大きさをもった切断刃保持部(2)を設け、切断刃保持部(2)に、波刃付き切断刃(3)を、外側に回動または擺動する様に、枢設または固設し、切断刃保持部(2)か、波刃付き切断刃(3)のどちらか、またはその両方に、元の形に戻る為の復元機能を有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、従来のトイレットペーパーホルダーの上ブタに取り付ける、ペーパーが片手でカットできるトイレットペーパーカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のトイレットペーパーカッターは、トイレットペーパーホルダーに直接枢設されており、その機能もトイレットペーパーカッターたる上ブタの先端を片方の手でトイレットペーパーに押し当て、もう片方の手で引き上げるようにカットする方法であり、両手を使うものであった。
また、上ブタに穴を開け、そこにトイレットペーパーを通し上ブタ先端に設けた波刃でカットするトイレットペーパーホルダーもあったが、片手でトイレットペーパーをカットできるものの、片手で上ブタの穴にトイレットペーパーを通す事が非常に困難であった。
特に多数の人が使用する場合、常にトイレットペーパーが上ブタの穴に通っていない場合が多く、使用する毎、上ブタの穴にトイレットペーパーを通す作業が発生し、使いづらいものであった。
その上、上ブタを交換したり、トイレットペーパーホルダーそのものを交換する作業や工具を必要とし、設置する事が非常にめんどうくさいものであった。
また、現在設置されているトイレットペーパーホルダーを取り外さなければならず、気に入った意匠のもの等は、取り外す事に抵抗があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はその欠点を除いて、トイレットペーパーが簡単に片手でカットできるトイレットペーパーカッターを開発しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
いまその解決手段を図面に追いながら説明すれば
(イ) 既存製品であるところの任意形状のトイレットペーパーホルダー上ブタ(9)に取りつけるための所要構造を持つ任意形状(1)の両端、または片端に少なくともトイレットペーパーが通るほどの大きさをもった任意形状の切断刃保持部(2)を設ける。
(ロ) 任意形状の切断刃保持部(2)に、任意形状の波刃付き切断刃(3)を、外側に回動または擺動する様に、枢設または固設する。
(ハ) 任意形状の切断刃保持部(2)か、任意形状の波刃付き切断刃(3)のどちらか、またはその両方に、元の形に戻る為の所要構造の復元機能を有する。以上の構成からなるトイレットペーパーカッターである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は、以上のような構造であるから、既存製品であるところの任意形状のトイレットペーパーホルダーを取り外さずに、トイレットペーパーホルダー上ブタ(9)に取り付けられる。
トイレットペーパー(8)は通常のように、トイレットペーパーホルダーに取り付けて使用し、その使用手順は、トイレットペーパーの先端(10)の内側に指を入れ、そのまま任意形状の波刃付き切断刃(3)を、外側に開くように手前上方向に押しながらトイレットペーパーの先端(10)を、波刃付き切断刃(3)の上を通る様に引っぱり出します。
適量のトイレットペーパー(10)を引っぱり出したあと、下方向にひっぱると、任意形状(1)や、任意形状の切断刃保持部(2)、任意形状の波刃付き切断刃(3)の一部がトイレットペーパー(8)を押さえて回転を止め、切断刃(3)の波刃部分でカットされる。
カットされた残りのトイレットペーパーの先端(10)は、任意形状の波刃付き切断刃(3)上にとどまり、次に引っぱり出すときにもつまみ易い。
もし、トイレットペーパーの先端(10)といっしょに、任意形状の波刃付き切断刃(3)をつまんでしまっても、任意形状の波刃付き切断刃(3)は外側に開くので、トイレットペーパーの先端(10)を、容易につまみ出せる。
【0006】
なお、本発明の実施にあたって、次のごとき事ができる。
(イ) 既存製品であるところの任意形状のトイレットペーパーホルダー上ブタ(9)に取りつけるための所要構造を、任意形状(1)の上面または下面に、粘着両面テープ・ベルクロテープ・マグネット等のテープ類(5)を貼付ける事で、簡単に設置する事ができ、ベルクロテープ等は、布やタオル地でできた既存のトイレットペーパーホルダーカバーにも取り付けられるし、特に上ブタやトイレットペーパーホルダーカバーの表に取り付けるタイプは、上面が広告面等に使用できる。
(ロ) 既存製品であるところの任意形状のトイレットペーパーホルダー上ブタ(9)に取りつけるための所要構造を、任意形状(1)の上面または下面に、吸盤(6)を任意数設ける事で、簡単に設置する事ができ、特に上ブタの表に取り付けるタイプは上面が広告面等に使用できる。
(ハ) 既存製品であるところの任意形状のトイレットペーパーホルダー上ブタ(9)に取りつけるための所要構造を、任意形状(1)の上面または下面に、上ブタ(9)をはさむ構造の任意形状のクリップ(7)を任意数設ける事で、簡単に設置する事ができ、特に上ブタの表に見えるクリップ(7)部分は上面が広告面等に使用できる。
(ニ) 任意形状の波刃付き切断刃(3)部分全体を板バネ状で構成すると、構造を簡素化でき、低い生産コストが見込める。
(ホ) 任意形状(1)および、任意形状の切断刃保持部(2)と、任意形状の波刃付き切断刃(3)がつながった一体構造にすると、開口部(11)にトイレットペーパーは通しにくくなるが、片手でカットする機能や、既存製品であるところの任意形状のトイレットペーパーホルダー上ブタ(9)に、簡単に設置することができる機能はそのままで、構造を簡素化でき、低い生産コストが見込める。
(ヘ) 任意形状(1)や、任意形状の切断刃保持部(2)が従来のトイレットペーパーホルダーの上ブタ(9)と一体構造にすることで、この構造をもつトイレットペーパーホルダーを最初から設置しておけば、なお面倒が無い。
(ト) 任意形状(1)や、任意形状の切断刃保持部(2)を従来のトイレットペーパーホルダーカバーに付設しておけば、本考案の機能と同時に従来のトイレットペーパーホルダーカバーの機能も得られる。
(チ) 任意形状(1)や、任意形状の切断刃保持部(2)が従来のトイレットペーパーホルダーの上ブタ(9)と一体構造で、任意形状の波刃付き切断刃(3)部分全体を板バネ状で構成すると、構造を簡素化でき、低い生産コストが見込める。
(リ) 任意形状(1)や、任意形状の切断刃保持部(2)が従来のトイレットペーパーホルダーカバーに付設されており、任意形状の波刃付き切断刃(3)部分全体を板バネ状で構成しても、同様の効果が得られる。
(ヌ) 任意形状の切断刃保持部(2)か、任意形状の波刃付き切断刃(3)のどちらか、またはその両方に、元の形に戻る為の復元機能として、スプリングや板バネ、ゼンマイ、等々のバネ構造や、ゴム等が考えられるが、その形状や素材を問わず、機能及び効果は変わらない。
(ル) 任意形状の切断刃保持部(2)か、任意形状の波刃付き切断刃(3)のどちらか、またはその両方に、トイレットペーパーを押さえる為の任意形状の突起(4)、または同じ機能がある板面を設けると、トイレットペーパーをカットする際、さらに確実にトイレットペーパーを押さえることができる。
(ヲ) 任意形状の波刃付き切断刃(3)を、上方向に開く様、任意形状の切断刃保持部(2)に付設しても機能及び効果は変わらない。
【0007】
【発明の効果】
したがって、既存トイレットペーパーホルダー上ブタのほとんど全てに、工具も使わず簡単に設置でき、片手でトイレットペーパーを引き出しカットできるトイレットペーパーカッターである。
さらに、片手でトイレットペーパーを取り付けられる既存のトイレットペーパーホルダーに取り付ければ、トイレットペーパーの取り付けからカットまで、その全てを片手で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の使用斜視図1
本発明を、既存のトイレットペーパーホルダーに設置したところ。
【図3】本発明の使用斜視図2
トイレットペーパーの先端を、指1本で引き出そうとしたところ。
【図4】本発明の使用斜視図3
トイレットペーパーの先端が、切断刃(3)の上に出たところで、待機状態。
【図5】本発明の使用斜視図4
トイレットペーパーをカットしようとしたところ。
【図6】本発明の他の実施例の斜視図1
【図7】本発明の使用断面図1
トイレットペーパーの使いはじめの状態。
【図8】本発明の使用断面図2
トイレットペーパーの使い終わり(少ない)の状態。
【図9】本発明の他の実施例の斜視図2
【図10】本発明の他の実施例の斜視図3
【図11】本発明の他の実施例の斜視図4
【図12】本発明の他の実施例の斜視図5
【図13】本発明の他の実施例の斜視図6
【図14】本発明の他の実施例の斜視図7
【図15】本発明の他の実施例の斜視図8
【符号の説明】
1はトイレットペーパーホルダー上ブタに取りつけるための所要構造を持つ任意形状部
2は切断刃保持部
3は波刃付き切断刃
4は突起
5は粘着両面テープ・ベルクロテープ・マグネット等のテープ類
6は吸盤
7は上ブタをはさむ構造のクリップ
8はトイレットペーパー
9は既存のトイレットペーパーホルダーの上ブタ
10はトイレットペーパーの先端
11は開口部
12は従来のトイレットペーパーホルダーカバー
Claims (5)
- (イ) 既存製品であるところの任意形状のトイレットペーパーホルダー上ブタ(9)に取りつけるための所要構造を持つ任意形状(1)の両端、または片端に少なくともトイレットペーパーが通るほどの大きさをもった任意形状の切断刃保持部(2)を設ける。
(ロ) 任意形状の切断刃保持部(2)に、任意形状の波刃付き切断刃(3)を、外側に回動または擺動する様に、枢設または固設する。
(ハ) 任意形状の切断刃保持部(2)か、任意形状の波刃付き切断刃(3)のどちらか、またはその両方に、元の形に戻る為の所要構造の復元機能を有する。以上のごとく構成された、トイレットペーパーカッター。 - 任意形状の波刃付き切断刃(3)部分が板バネ状で構成された、請求項1のトイレットペーパーカッター。
- 任意形状(1)および、任意形状の切断刃保持部(2)と、任意形状の波刃付き切断刃(3)がつながって一体である、(ロ)(ハ)を除く請求項1のトイレットペーパーカッター。
- 任意形状(1)が従来のトイレットペーパーホルダーの上ブタ(9)と一体になった請求項1のトイレットペーパーカッター。
- 任意形状(1)や、任意形状の切断刃保持部(2)が従来のトイレットペーパーホルダーカバーに付設された請求項1のトイレットペーパーカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003103397A JP2004261553A (ja) | 2003-03-02 | 2003-03-02 | 片手で切れるトイレットペーパーカッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003103397A JP2004261553A (ja) | 2003-03-02 | 2003-03-02 | 片手で切れるトイレットペーパーカッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004261553A true JP2004261553A (ja) | 2004-09-24 |
Family
ID=33127745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003103397A Pending JP2004261553A (ja) | 2003-03-02 | 2003-03-02 | 片手で切れるトイレットペーパーカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004261553A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314412A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Yasuhiko Sakaki | トイレットペーパーホルダー |
JP2013111224A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Uchie Kk | トイレットペーパーホルダー |
-
2003
- 2003-03-02 JP JP2003103397A patent/JP2004261553A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314412A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Yasuhiko Sakaki | トイレットペーパーホルダー |
JP4670117B2 (ja) * | 2005-05-10 | 2011-04-13 | 泰彦 榊 | トイレットペーパーホルダー |
JP2013111224A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Uchie Kk | トイレットペーパーホルダー |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1880386A1 (en) | Apparatus and method for displaying an item | |
JP2004261553A (ja) | 片手で切れるトイレットペーパーカッター | |
JP5187986B1 (ja) | トイレットペーパー切断端部の分離装置 | |
JP4149454B2 (ja) | ロールペーパー用ホルダ、およびそれを用いたロールペーパーの切断方法 | |
JP5714150B1 (ja) | 折り返しテープカッター | |
JP2003000473A (ja) | タッチレス・ロールペーパーホルダー | |
JP3097798U (ja) | 片手で簡単カットペーパーホルダー | |
JP2005279156A (ja) | ペーパー切口整形カッター | |
JP2006326059A (ja) | 片手操作用トイレットペーパーホルダー及びその片手操作用具 | |
JP2009000470A (ja) | トイレットペーパーホルダー用の弾性緩衝用具 | |
JPH03141Y2 (ja) | ||
JP2006280892A (ja) | トイレットペーパーホルダー用ペーパーカッター | |
KR200270900Y1 (ko) | 메모지 세트 | |
JP2006176201A (ja) | 詰替え式ロールホルダー | |
JP2004249055A (ja) | トイレットペーパーホルダーの補助切断具 | |
JP2004255126A (ja) | トイレットペーパーホルダー等の簡易カッター | |
JP3074056U (ja) | ロールペーパーカッター | |
JPH10146297A (ja) | トイレットペーパーの切断器 | |
JP2004174172A (ja) | トイレットペーパーホルダー | |
JP2008001421A (ja) | 巻き戻り防止用具 | |
JP3051983U (ja) | 片手で引き出せカット出来るトイレット ペーパーホルダー上ブタ | |
JP3189828U (ja) | トイレットペーパーホルダ | |
JP3104305U (ja) | ペーパー切口整形カッター | |
JP2003165091A (ja) | ペーパーカッター | |
JPH08173346A (ja) | トイレットペーパーホルダー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080802 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090308 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090519 |