JP2003000473A - タッチレス・ロールペーパーホルダー - Google Patents
タッチレス・ロールペーパーホルダーInfo
- Publication number
- JP2003000473A JP2003000473A JP2001228736A JP2001228736A JP2003000473A JP 2003000473 A JP2003000473 A JP 2003000473A JP 2001228736 A JP2001228736 A JP 2001228736A JP 2001228736 A JP2001228736 A JP 2001228736A JP 2003000473 A JP2003000473 A JP 2003000473A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- roll
- cutting
- cutter
- roll paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ロールペーパーホルダーは、先ずカッターを持
ち上げ、ペーパーを引き出し、次に上ぶたを押さえロー
ルの回転を止め、ペーパー切断をしていた。この一連の
作業を一切無くして単純にペーパーを引き切るだけで目
的を達すること。また、そのためのコストを最小限に抑
えることの２点を課題とする。 【解決手段】ペーパー先端を掴み易い位置に置くため
に、符号３のカッターの刃を長くしてペーパーの引きし
ろを取った。加えて、符号５の枠を設け、ペーパーがエ
プロンのような状態で垂れ下がるようにした。ペーパー
の切断を容易にするにはロールの回転を止めなくてはな
らない。本発明はこれに「てこ」を応用した。図３のカ
ッター兼ペーパー押さえでペーパーを上方に引き切る力
をペーパー押さえの下方への力に変えた。ペーパーの断
裂強度が大きい程ペーパー押さえの圧力は大きくなり、
的確にペーパーを切断出来る。
ち上げ、ペーパーを引き出し、次に上ぶたを押さえロー
ルの回転を止め、ペーパー切断をしていた。この一連の
作業を一切無くして単純にペーパーを引き切るだけで目
的を達すること。また、そのためのコストを最小限に抑
えることの２点を課題とする。 【解決手段】ペーパー先端を掴み易い位置に置くため
に、符号３のカッターの刃を長くしてペーパーの引きし
ろを取った。加えて、符号５の枠を設け、ペーパーがエ
プロンのような状態で垂れ下がるようにした。ペーパー
の切断を容易にするにはロールの回転を止めなくてはな
らない。本発明はこれに「てこ」を応用した。図３のカ
ッター兼ペーパー押さえでペーパーを上方に引き切る力
をペーパー押さえの下方への力に変えた。ペーパーの断
裂強度が大きい程ペーパー押さえの圧力は大きくなり、
的確にペーパーを切断出来る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はロールペーパーホル
ダーのブラケットを枠状にして且つ、カッター部分を可
動式したロールペーパーホルダーに関するものである。
ダーのブラケットを枠状にして且つ、カッター部分を可
動式したロールペーパーホルダーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】単純にロールペーパーホルダーの上ぶた
を押さえペーパーを上方に引き切るものが一般的。これ
を改良したもので、上ぶたに設けたスリットの間にペー
パーを通してスリット下部のカッターで引き下げたペー
パーを切断するトイレ用ワンハンドカッターが商品化さ
れているが、ペーパーの引きしろがカッター上にあり、
その隙間に指を入れつまむ方式なので引きしろの余裕が
無い。また、これはロールペーパー本体がフリーに回転
してしまうので上ぶたを押さえなければならずホルダー
に無接触でペーパーを引き出すことは出来ない。上ぶた
を重くしたトイレ用ワンハンドカッターも商品化されて
いるが、ペーパーが一重の薄いものならば切断出来ても
二重のペーパーになると切れにくくロールペーパー本体
が回転してしまい切断不可能になり、やはり上ぶたを押
さえつけなければ切断出来ない。
を押さえペーパーを上方に引き切るものが一般的。これ
を改良したもので、上ぶたに設けたスリットの間にペー
パーを通してスリット下部のカッターで引き下げたペー
パーを切断するトイレ用ワンハンドカッターが商品化さ
れているが、ペーパーの引きしろがカッター上にあり、
その隙間に指を入れつまむ方式なので引きしろの余裕が
無い。また、これはロールペーパー本体がフリーに回転
してしまうので上ぶたを押さえなければならずホルダー
に無接触でペーパーを引き出すことは出来ない。上ぶた
を重くしたトイレ用ワンハンドカッターも商品化されて
いるが、ペーパーが一重の薄いものならば切断出来ても
二重のペーパーになると切れにくくロールペーパー本体
が回転してしまい切断不可能になり、やはり上ぶたを押
さえつけなければ切断出来ない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】（イ）ペーパーの引き
しろを出すために上ぶたをその都度持ち上げなければな
らない。又は、現存する改良型でもスリットにペーパー
を通さなくてはならないし、ペーパー引きしろがカッタ
ー上に乗る仕組みのためにつまみにくい。 （ロ）ペーパーホルダーの上ぶたを手で押さえないとロ
ールペーパー本体が回転してペーパーが出続け、ペーパ
ーが切断出来ない。
しろを出すために上ぶたをその都度持ち上げなければな
らない。又は、現存する改良型でもスリットにペーパー
を通さなくてはならないし、ペーパー引きしろがカッタ
ー上に乗る仕組みのためにつまみにくい。 （ロ）ペーパーホルダーの上ぶたを手で押さえないとロ
ールペーパー本体が回転してペーパーが出続け、ペーパ
ーが切断出来ない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】（イ）切断されたあとの
ペーパー先端の引きしろが、ホルダー手前に垂れるよう
に台を付ける。 （ロ）ペーパーを切断するために引っ張る力を応用し
て、ロールペーパー本体を回転しないようにする。
ペーパー先端の引きしろが、ホルダー手前に垂れるよう
に台を付ける。 （ロ）ペーパーを切断するために引っ張る力を応用し
て、ロールペーパー本体を回転しないようにする。
【０００５】
【発明の実施の形態】当出願の添付図面１，６，７にお
いて、符号１のブラケットに符号２の上ぶたが、符号７
を支点として浮かんでいるように見えるが、これは図面
の煩雑さを避けるために互いを固定する固定具の表示を
省略したものである。実際には、両者をクランプなどに
よる固定、またはマグネット吸着などによる半固定が出
来る状態に部品加工を施すものである。従って使用時の
上ぶたは、上に開かない状態にある。ペーパーの交換時
にはクランプなどを外し、又、マグネットの場合にはあ
る程度の力で上ぶたを持ち上げ上に開くものである。ま
た、符号７を支点として図１，６，７のように符号２と
符号５のある程度の間隔を保つために両者間に突起など
のセパレーターを設ける必要がある。以上のことがらを
前提として実施の形態を記述する。 （イ）ペーパーの引きしろはカッターを手前に長くする
ことでその長さの分だけ引きしろが出来る。また、ペー
パー切断後、この引きしろがロールペーパー本体側に戻
り、垂れ下がらぬように従来型のブラケットを改造し
て、符号１のブラケットに符号５の枠を設ければロール
ペーパーと引きしろの間に隙間が出来、エプロンのよう
に垂れ下がる（符号８）。この隙間に手が入るので容易
にペーパーが引き出せる。図７がその構造である。 （ロ）ホルダー本体に手を触れずにペーパーを切断する
ための構造は図６を参照。符号３，４の斜視図が図３で
ある。図３のカッターは符号３が刃の部分で符号４はペ
ーパー押さえである。ペーパー押さえの部分は大根おろ
しのおろし金のような加工でも良し、樹脂、ゴム系の弾
性体でも良い。摩擦係数が大きく磨耗しにくい材質を選
ぶこと。また、貼り付けでもカッターとの一体加工でも
良い。刃とペーパー押さえの間に符号６のピンが入り符
号２の上ぶたと図６のように連結されるが符号８のペー
パーを切断しようとペーパーを引き上げると、符号６の
ピンが支点になり符号４のペーパー押さえが下方に移
動、符号５のブラケット枠上のペーパーを押さえ込む状
態になる。ペーパーの強度があるほどペーパー押さえの
圧力も上がるので厚いペーパーも容易に切断出来る。ま
た、符号６のピン位置により「てこ」の応用で、押さえ
る力の比率も調整出来る。ペーパー押さえによりペーパ
ーが図６のように少なくなっても切断に際してペーパー
が出過ぎることがなく、最後までスムーズな使用が出来
る。切断が終了すると符号６のピン位置からみてペーパ
ー押さえの部分より刃の部分が長いので重さのために刃
の部分の方が下方に下がり、ペーパー押さえの部分が上
方に上がる。この結果、次にペーパーを引き出すときに
は何の抵抗もなくペーパーが引き出せる。 （ハ）従来のブラケットに符号５の枠が追加されたこと
とペーパー交換時に上ぶたのストッパーである当項の
（イ）で述べたクランプ、マグネット等を外す手間があ
るだけで全体として電池を用いるような複雑な使用方法
に変わったものではなく、非常にシンプルな構造であ
る。そのために単体での使用の他、トイレタリー商品と
しての各種ユニットに組み込んでみても後日のメンテナ
ンスがほとんど不要で簡便である。
いて、符号１のブラケットに符号２の上ぶたが、符号７
を支点として浮かんでいるように見えるが、これは図面
の煩雑さを避けるために互いを固定する固定具の表示を
省略したものである。実際には、両者をクランプなどに
よる固定、またはマグネット吸着などによる半固定が出
来る状態に部品加工を施すものである。従って使用時の
上ぶたは、上に開かない状態にある。ペーパーの交換時
にはクランプなどを外し、又、マグネットの場合にはあ
る程度の力で上ぶたを持ち上げ上に開くものである。ま
た、符号７を支点として図１，６，７のように符号２と
符号５のある程度の間隔を保つために両者間に突起など
のセパレーターを設ける必要がある。以上のことがらを
前提として実施の形態を記述する。 （イ）ペーパーの引きしろはカッターを手前に長くする
ことでその長さの分だけ引きしろが出来る。また、ペー
パー切断後、この引きしろがロールペーパー本体側に戻
り、垂れ下がらぬように従来型のブラケットを改造し
て、符号１のブラケットに符号５の枠を設ければロール
ペーパーと引きしろの間に隙間が出来、エプロンのよう
に垂れ下がる（符号８）。この隙間に手が入るので容易
にペーパーが引き出せる。図７がその構造である。 （ロ）ホルダー本体に手を触れずにペーパーを切断する
ための構造は図６を参照。符号３，４の斜視図が図３で
ある。図３のカッターは符号３が刃の部分で符号４はペ
ーパー押さえである。ペーパー押さえの部分は大根おろ
しのおろし金のような加工でも良し、樹脂、ゴム系の弾
性体でも良い。摩擦係数が大きく磨耗しにくい材質を選
ぶこと。また、貼り付けでもカッターとの一体加工でも
良い。刃とペーパー押さえの間に符号６のピンが入り符
号２の上ぶたと図６のように連結されるが符号８のペー
パーを切断しようとペーパーを引き上げると、符号６の
ピンが支点になり符号４のペーパー押さえが下方に移
動、符号５のブラケット枠上のペーパーを押さえ込む状
態になる。ペーパーの強度があるほどペーパー押さえの
圧力も上がるので厚いペーパーも容易に切断出来る。ま
た、符号６のピン位置により「てこ」の応用で、押さえ
る力の比率も調整出来る。ペーパー押さえによりペーパ
ーが図６のように少なくなっても切断に際してペーパー
が出過ぎることがなく、最後までスムーズな使用が出来
る。切断が終了すると符号６のピン位置からみてペーパ
ー押さえの部分より刃の部分が長いので重さのために刃
の部分の方が下方に下がり、ペーパー押さえの部分が上
方に上がる。この結果、次にペーパーを引き出すときに
は何の抵抗もなくペーパーが引き出せる。 （ハ）従来のブラケットに符号５の枠が追加されたこと
とペーパー交換時に上ぶたのストッパーである当項の
（イ）で述べたクランプ、マグネット等を外す手間があ
るだけで全体として電池を用いるような複雑な使用方法
に変わったものではなく、非常にシンプルな構造であ
る。そのために単体での使用の他、トイレタリー商品と
しての各種ユニットに組み込んでみても後日のメンテナ
ンスがほとんど不要で簡便である。
【０００６】
【発明の効果】ホルダー本体に一切手を触れる事が無い
ので、不特定多数の人が使う場所では大変清潔である。
手に障害がある人や高齢者の使用に際しても最適であ
る。構造が単純であるために製造するに際しても極端な
コスト高にならず、使用者側の使い勝手もほとんど変わ
らず、従来型のホルダーから本発明に取り替えてもほと
んど違和感が無い。また、電池や複雑な構造ではないの
で、水濡れやその他の故障が無く、管理の行き届かない
公園などの場所でも従来どおり安心して設置出来る。
ので、不特定多数の人が使う場所では大変清潔である。
手に障害がある人や高齢者の使用に際しても最適であ
る。構造が単純であるために製造するに際しても極端な
コスト高にならず、使用者側の使い勝手もほとんど変わ
らず、従来型のホルダーから本発明に取り替えてもほと
んど違和感が無い。また、電池や複雑な構造ではないの
で、水濡れやその他の故障が無く、管理の行き届かない
公園などの場所でも従来どおり安心して設置出来る。
【図１】上ぶたの一部を切り欠いた本発明の斜視図であ
る。
る。
【図２】上ぶたの斜視図。
【図３】カッター兼ペーパー押さえの斜視図。
【図４】上ぶたにカッターとブラケットを連結するため
のピンの斜視図。
のピンの斜視図。
【図５】ブラケットの斜視図。
【図６】ペーパー切断時の本発明の側面図。
【図７】ペーパー切断後の本発明の側面図。
１ ブラケット ２ 上ぶた
３ カッター ４ ペーパー押さえ
５ ブラケットの枠 ６，７ ピン
８ ペーパー
Claims (2)
- 【請求項１】ロールペーパー先端の引きしろが常時、ロ
ールより離れて手前に垂れ下がって出ているロールペー
パーホルダー - 【請求項２】ペーパーをカットするときに刃にかかる力
を「てこ」として利用、ロール側のペーパーの出を抑
え、薄物から厚物まで容易にペーパーが切断出来るよう
にしたロールペーパーホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001228736A JP2003000473A (ja) | 2001-06-23 | 2001-06-23 | タッチレス・ロールペーパーホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001228736A JP2003000473A (ja) | 2001-06-23 | 2001-06-23 | タッチレス・ロールペーパーホルダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003000473A true JP2003000473A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=19061192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001228736A Pending JP2003000473A (ja) | 2001-06-23 | 2001-06-23 | タッチレス・ロールペーパーホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003000473A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4768884B1 (ja) * | 2011-01-05 | 2011-09-07 | 豊 田内 | ロールペーパーホルダ |
| JP2012131567A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-07-12 | Daio Paper Corp | ペーパーディスペンサー |
| WO2024049031A1 (ko) * | 2022-08-29 | 2024-03-07 | 진동호 | 한 손으로 절단 가능한 롤 페이퍼 거치대 |
-
2001
- 2001-06-23 JP JP2001228736A patent/JP2003000473A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012131567A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-07-12 | Daio Paper Corp | ペーパーディスペンサー |
| JP4768884B1 (ja) * | 2011-01-05 | 2011-09-07 | 豊 田内 | ロールペーパーホルダ |
| WO2024049031A1 (ko) * | 2022-08-29 | 2024-03-07 | 진동호 | 한 손으로 절단 가능한 롤 페이퍼 거치대 |
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