JP2008545793A5 - - Google Patents

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JP2008545793A5
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  1. TrkB受容体に接触し、それを活性化し又はそれを抑止することにより治療できる疾患の治療を必要とする患者の疾患を治療するため又は神経細胞若しくはその他の細胞の生存を促進するための薬剤であって、有効量の、TrkB受容体分子に結合特異性及び/又は調節特異性を持つ化合物から成り、該化合物が脳由来神経栄養因子(BDNF)のβ−ターンループの類似体である薬剤
  2. 前記疾患が、アルツハイマー病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、レット症候群、てんかん、パーキンソン病、脊髄損傷、脳梗塞、低酸素症、虚血症、脳損傷、糖尿病性神経障害、末梢性神経障害、神経移植合併症、運動ニューロン病、多発性硬化症、HIV痴呆症、末梢神経障害、聴力損失、鬱病、肥満症、メタボリックシンドローム、痛み、癌、及びその他のTrkBを発現する細胞の変性又は機能不全を含む病気からなる群から選択される請求項1に記載の薬剤
  3. 前記化合物が下記化学式(I)
    Figure 2008545793
    (式中、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群から選択され;X及びXは、独立して、CH基及びNR基(式中、Rは水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;Dは水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、水酸基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基及び下式の基
    Figure 2008545793
    (式中、各R及びRは水素原子、アルキル基、アラルキル基又はアリール基である。)からなる群から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  4. 前記化合物が下記構造
    Figure 2008545793
    の化合物又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネート又はその立体異性体である請求項1〜3のいずれか一項に記載の薬剤。
  5. 前記化合物が下記化学式(II)
    Figure 2008545793
    (式中、L及びLは、独立して、C〜Cのアルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基及び置換アリーレン基からなる群から選択され;Lは、C〜Cのアルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基、置換アリーレン基、
    Figure 2008545793
    からなる群から選択され;Lは、C〜Cのアルキレン基であり;Z、Z及びZは、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基及びアラルキル基から選択され;X、X、X及びXは、独立して、N又はCH基であり;Y、Y及びYは、独立して、カルボニル基、スルホニル基又はメチレン基であり;D、D、D及びDは、独立して、水素原子、アルキル基、ハロ基、水酸基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基、アシルオキシ基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  6. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    から成る群から選択される化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネート請求項1、2又は5に記載の薬剤。
  7. 前記化合物が下記化学式(III)
    Figure 2008545793
    (式中、Lは、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X及びXは、独立して、N又はCH基であり;R10及びR11は、独立して、水素原子、ハロ基、アルキル基及びシアノ基から成る群から選択され;D、D及びDは、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  8. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    の化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1、2又は7に記載の薬剤。
  9. 前記化合物が下記化学式(IV)
    Figure 2008545793
    (式中、X及びX10は、独立して、CH基又はNR基(式中、Rは水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)であり;R12は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群から選択され;R13は、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群から選択され;R14及びR15は、独立して、水素原子、アルキル基、置換アルキル基及びアラルキル基からなる群から選択され;R16は、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、水酸基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基、及び
    Figure 2008545793
    (式中、R及びRは水素原子、アルキル基、アラルキル基又はアリール基から選択される。)からなる群から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  10. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    の化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネート又はその立体異性体である請求項1、2又は9に記載の薬剤。
  11. 前記化合物が下記化学式(V)
    Figure 2008545793
    (式中、L及びLは、独立して、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X11は、O、S、CH基又はNR17基であり(式中、R17は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。);X12、X13及びX14は、独立して、N又はCH基であり;X15は、O、S及びNR18基(式中、R18は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から成る群から選択され;D、D10、D11及びD12は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、アシルオキシ基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  12. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    の化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネート又はその立体異性体である請求項1、2又は11に記載の薬剤。
  13. 前記化合物が下記化学式(VI)
    Figure 2008545793
    (式中、Lは、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X16は、O、S及びNR19基(式中、R19は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X17は、O、S、CH基及びNR20基(式中、R20は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X18及びX19は、独立して、N及びCH基から選択され;D13及びD14は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  14. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    の化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1、2又は13に記載の薬剤。
  15. 前記化合物が下記化学式(VII)
    Figure 2008545793
    (式中、m及びnは、独立して、1又は2であり;各L及びL10は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X20及びX21は、独立して、CH基、CH基、N及びNR基(式中、Rは水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X22は、水素原子及びハロ基から選択され;各D15及びD16は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  16. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    の化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1、2又は15に記載の薬剤。
  17. 前記化合物が下記化学式(VIII)
    Figure 2008545793
    (式中、L11は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X23は、N又はCH基を表し;R21及びR22は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ基から成る群から選択され;D17、D18及びD19は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  18. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    の化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートから成る群から選択される請求項1、2又は17に記載の薬剤。
  19. 前記化合物が下記化学式(IX)
    Figure 2008545793
    (式中、L12は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X24は、N又はCH基を表し;R23は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ基から成る群から選択され;D20、D21、D22、D23及びD24は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  20. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    の化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1、2又は19に記載の薬剤。
  21. 前記化合物が下記化学式(X)
    Figure 2008545793
    (式中、tは1又は2であり;各L13は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X25及びX26は、N及びCH基から選択され;X27は、N、CH基、CH基及びNR25基(式中、R25は水素原子又はアルキル基を表す。)から選択され;R24は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ基から選択され;D25及び各D26は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  22. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    の化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1、2又は21に記載の薬剤。
  23. 前記化合物が下記化学式(XI)
    Figure 2008545793
    (式中、X28は、CH基、O、S及びNR26基(式中、R26は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X29は、N又はCH基を表し;X30は、CH基又はNR27基を表し(式中、R27は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。);X31は、N又はCH基を表し;D27、D28及び各D29は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1又は2に記載の薬剤。
  24. 前記化合物が下
    Figure 2008545793
    の化合物、又はその医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートである請求項1、2又は23に記載の薬剤。
  25. TrkB受容体に結合特異性及び/又は調節特異性を持つ親化合物であって、該化合物が化学式(I)〜(XI)のいずれか1つの構造を有し、該化学式(I)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群から選択され;X及びXは、独立して、CH基及びNR基(式中、Rは水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;Dは水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、水酸基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基及び下式の基
    Figure 2008545793
    (式中、各R及びRは水素原子、アルキル基、アラルキル基又はアリール基である。)からなる群から選択される。)で表される構造を持ち、
    該化学式(II)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L及びLは、独立して、C〜Cのアルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基及び置換アリーレン基からなる群から選択され;Lは、C〜Cのアルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基、置換アリーレン基、
    Figure 2008545793
    からなる群から選択され;Lは、C〜Cのアルキレン基であり;Z、Z及びZは、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基及びアラルキル基から選択され;X、X、X及びXは、独立して、N又はCH基であり;Y、Y及びYは、独立して、カルボニル基、スルホニル基又はメチレン基であり;D、D、D及びDは、独立して、水素原子、アルキル基、ハロ基、水酸基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基、アシルオキシ基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(III)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、Lは、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X及びXは、独立して、N又はCH基であり;R10及びR11は、独立して、水素原子、ハロ基、アルキル基及びシアノ基から成る群から選択され;D、D及びDは、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(IV)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、X及びX10は、独立して、CH基又はNR基(式中、Rは水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)であり;R12は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群から選択され;R13は、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群から選択され;R14及びR15は、独立して、水素原子、アルキル基、置換アルキル基及びアラルキル基からなる群から選択され;R16は、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、水酸基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基、及び
    Figure 2008545793
    (式中、R及びRは水素原子、アルキル基、アラルキル基又はアリール基から選択される。)からなる群から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(V)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L及びLは、独立して、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X11は、O、S、CH基又はNR17基であり(式中、R17は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。);X12、X13及びX14は、独立して、N又はCH基であり;X15は、O、S及びNR18基(式中、R18は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から成る群から選択され;D、D10、D11及びD12は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、アシルオキシ基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(VI)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、Lは、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X16は、O、S及びNR19基(式中、R19は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X17は、O、S、CH基及びNR20基(式中、R20は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X18及びX19は、独立して、N及びCH基から選択され;D13及びD14は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(VII)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、m及びnは、独立して、1又は2であり;各L及びL10は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X20及びX21は、独立して、CH基、CH基、N及びNR基(式中、Rは水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X22は、水素原子及びハロ基から選択され;各D15及びD16は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(VIII)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L11は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X23は、N又はCH基を表し;R21及びR22は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ基から成る群から選択され;D17、D18及びD19は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(IX)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L12は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X24は、N又はCH基を表し;R23は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ基から成る群から選択され;D20、D21、D22、D23及びD24は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(X)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、tは1又は2であり;各L13は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C〜Cのアルキレン基を表し;X25及びX26は、N及びCH基から選択され;X27は、N、CH基、CH基及びNR25基(式中、R25は水素原子又はアルキル基を表す。)から選択され;R24は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ基から選択され;D25及び各D26は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(XI)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、X28は、CH基、O、S及びNR26基(式中、R26は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X29は、N又はCH基を表し;X30は、CH基又はNR27基を表し(式中、R27は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。);X31は、N又はCH基を表し;D27、D28及び各D29は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R、R、R、R及びRは、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    又はこれらの医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートであり、
    ただし、化学式(I)〜(XI)で表される化合物が下記
    Figure 2008545793
    Figure 2008545793
    Figure 2008545793
    から成る群から選択される化合物ではない化合物。
  26. TrkB受容体が存在する環境で用いるための医療機器の製法であって、該医療機器を、TrkB受容体分子に結合特異性及び/又は調節特異性を持つ化合物から成る組成物で被覆することからなり、該化合物が脳由来神経栄養因子(BDNF)のβ−ターンループの類似体であ製法
  27. 下記(a)及び(b)から成るTrkB受容体を有する細胞を描写する方法。
    (a)該細胞に、TrkB受容体分子に結合特異性及び/又は調節特異性を持つ化合物を接触させる段階であって、該化合物が脳由来神経栄養因子(BDNF)のβ−ターンループの類似体であり、該化合物が更に検出可能なラベルを含む段階、及び
    (b)該検出可能なラベルを検出し、それにより該細胞を描写する段階
  28. 活性成分と医薬グレードの担体との単位投与量から成る医薬組成物であって、該活性成分が化学式(I)〜(XI)のいずれか1つの構造を有する化合物から選択される化合物、又はこれらの医薬的に許容されうる塩、エステル、アミド若しくはカーボネートであり、該化学式(I)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群から選択され;X 及びX は、独立して、CH 基及びNR 基(式中、R は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;D は水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、水酸基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基及び下式の基
    Figure 2008545793
    (式中、各R 及びR は水素原子、アルキル基、アラルキル基又はアリール基である。)からなる群から選択される。)で表される構造を持ち、
    該化学式(II)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L 及びL は、独立して、C 〜C のアルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基及び置換アリーレン基からなる群から選択され;L は、C 〜C のアルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基、置換アリーレン基、
    Figure 2008545793
    からなる群から選択され;L は、C 〜C のアルキレン基であり;Z 、Z 及びZ は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基及びアラルキル基から選択され;X 、X 、X 及びX は、独立して、N又はCH基であり;Y 、Y 及びY は、独立して、カルボニル基、スルホニル基又はメチレン基であり;D 、D 、D 及びD は、独立して、水素原子、アルキル基、ハロ基、水酸基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基、アシルオキシ基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(III)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C 〜C のアルキレン基を表し;X 及びX は、独立して、N又はCH基であり;R 10 及びR 11 は、独立して、水素原子、ハロ基、アルキル基及びシアノ基から成る群から選択され;D 、D 及びD は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(IV)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、X 及びX 10 は、独立して、CH 基又はNR 基(式中、R は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)であり;R 12 は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群から選択され;R 13 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群から選択され;R 14 及びR 15 は、独立して、水素原子、アルキル基、置換アルキル基及びアラルキル基からなる群から選択され;R 16 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、水酸基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルコキシ基、及び
    Figure 2008545793
    (式中、R 及びR は水素原子、アルキル基、アラルキル基又はアリール基から選択される。)からなる群から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(V)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L 及びL は、独立して、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C 〜C のアルキレン基を表し;X 11 は、O、S、CH 基又はNR 17 基であり(式中、R 17 は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。);X 12 、X 13 及びX 14 は、独立して、N又はCH基であり;X 15 は、O、S及びNR 18 基(式中、R 18 は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から成る群から選択され;D 、D 10 、D 11 及びD 12 は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、アシルオキシ基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(VI)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C 〜C のアルキレン基を表し;X 16 は、O、S及びNR 19 基(式中、R 19 は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X 17 は、O、S、CH 基及びNR 20 基(式中、R 20 は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X 18 及びX 19 は、独立して、N及びCH基から選択され;D 13 及びD 14 は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(VII)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、m及びnは、独立して、1又は2であり;各L 及びL 10 は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C 〜C のアルキレン基を表し;X 20 及びX 21 は、独立して、CH基、CH 基、N及びNR 基(式中、R は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X 22 は、水素原子及びハロ基から選択され;各D 15 及びD 16 は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(VIII)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L 11 は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C 〜C のアルキレン基を表し;X 23 は、N又はCH基を表し;R 21 及びR 22 は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ基から成る群から選択され;D 17 、D 18 及びD 19 は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(IX)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、L 12 は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C 〜C のアルキレン基を表し;X 24 は、N又はCH基を表し;R 23 は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ基から成る群から選択され;D 20 、D 21 、D 22 、D 23 及びD 24 は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(X)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、tは1又は2であり;各L 13 は、存在してもしなくてもよく、存在する場合には、C 〜C のアルキレン基を表し;X 25 及びX 26 は、N及びCH基から選択され;X 27 は、N、CH基、CH 基及びNR 25 基(式中、R 25 は水素原子又はアルキル基を表す。)から選択され;R 24 は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基及びハロ基から選択され;D 25 及び各D 26 は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持ち、
    化学式(XI)が下記
    Figure 2008545793
    (式中、X 28 は、CH 基、O、S及びNR 26 基(式中、R 26 は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択され;X 29 は、N又はCH基を表し;X 30 は、CH 基又はNR 27 基を表し(式中、R 27 は水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。);X 31 は、N又はCH基を表し;D 27 、D 28 及び各D 29 は、独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロ基、水酸基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリールオキシ基、メルカプト基、メルカプトアルキル基、カルボキシル基、アシルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルコキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、
    Figure 2008545793
    (式中、R 、R 、R 、R 及びR は、独立して、水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される。)から選択される。)で表される構造を持つ医薬組成物。
  29. 前記活性成分が下記
    Figure 2008545793
    Figure 2008545793
    Figure 2008545793
    から成る群から選択される請求項28に記載の医薬組成物。
  30. 前記組成物が経口又は非経口投与のための組成物である請求項28又は29に記載の医薬組成物。
  31. 前記組成物が更に第2の活性成分を含む請求項28〜30のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  32. TrkB受容体に接触し、それを活性化し又はそれを抑止することにより治療できる疾患の治療を必要とする患者の疾患を治療するため又は神経細胞若しくはその他の細胞の生存を促進するための薬剤であって、有効量の、下記
    Figure 2008545793
    Figure 2008545793
    Figure 2008545793
    のいずれかの化合物から成る薬剤。
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