JP2008537309A - 棒型イオナイザ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の他の目的と長所は下記の発明の詳細な説明を読んで添付した図面を参照するとさらに明白になる。
バーのアドレス、周波数、デューティ比、アラーム、ラン/ストップ状態を含んだバー情報をユーザーが見るのが便利なようにバー自体に装着されたFND部、前記バー情報をユーザーが容易に調節するようにするための別途のボタン、エア噴射ソケットの内部針周辺に円柱型で設置されてエアを送りだすための第1エア供給手段及び針の先に付着される塵埃を除去するために断面が円形である針周囲に形成されて針の先方向にエアを送りだすための第2エア供給手段を具備しており、前記イオナイザの断面が流線形になるようにして内部空気の流れが円滑なようにすることを特徴とする。
従来にはバーにLEDが付着されていてこれを介してバーのアドレス、周波数、デューティ比、アラーム、ラン/ストップ状態等に対する情報をユーザーが見るのが非常に不便であったが、この発明ではバー自体にFNDを装着してこのような情報をユーザーが見るのに楽なようにした。そしてバーにこのような情報を調節するのが容易なように別途のボタンPOS、ICC、NEG、H/Vを具備している。POSはバーで正常に+電圧が出力されているのか確認するためのことであって、NEGはバーで正常に電圧が出力されているのか確認する時使われ、H/Vは内部のH/V出力に異常があるのか確認する時用いられる。高電圧出力に異常があればイオナイザの動作が停止する。ICC(Ion Current Control)はイオン電流を調節する時に用いられる。
図9はこの発明によるFNDの例示図(周波数設定の場合)を示して、図10はこの発明によるFNDの例示図(デューティ比設定の場合)を、そして図11はこの発明によるFNDの例示図(アドレス設定の場合)を示す。
この発明では図1でのようなエアソケットが利用されている。従来ではエアソケット特に針に塵埃が付着されてしまい、イオンの発生に問題点があった。そこでこの発明では図1で見るようにエアソケットの内部針周囲四方でエアが出てきて中心の針ではイオンが出る構造になっている。そして針の先に付着される塵埃を除去するために針周囲に溝を掘ってここでもエアが出てくるようにして、このエアが針の先方に向けるようにして針の先に付着される塵埃を除去する役割をする。これにより針からイオンが正常に放出される。
また一般的にエアクリーンルームでは天井で風が出て天井は一種のエアフィルター役割を遂行するが、この過程で天井に設置された棒型イオナイザの空気の流れが影響を受けるようになる。それでこの発明ではバーの断面を流線形に設計して空気の流れが良いようにした。そのようにすることによって間接的にイオンの放出が円滑になる効果がある。
この発明の特徴はイオン発生方式がコロナ放電方式であって、印加電源は交流110〜240V、50〜60Hz、周波数は1〜60Hz、デューティ比は30〜70%、残留電圧は±50V以内、アラーム設定は高電圧が低くなる場合警報音を鳴らして、イオン発生量が少ない場合にも警報音を鳴らす。
これと共に、操作者のために非常に鮮明な視覚表示が行われるように設計されていて、電極のX−材質は電極チップ上の反粒子(anti−particle)付着を著しく減少させる。
5.RMSシステムの改善
これからこの発明のイオナイザデータを読んで監視するシステム(RMS:Read Monitoring System)に対して説明する。イオンバータイプのイオナイザは通常的に大規模生産ラインに多く設置されている。その例は図2でのように一つの制御器で2個のイオンバーを連結している。したがってこの発明によるそれぞれの制御器は2個のイオンバーを連結していて、図2の一番上の線には5台の制御器があるので10個のイオンバーを制御することになる。これら制御器はRS−485により互いに直列に連結していて一番終端にはハブが設置される。この実施例ではそれぞれのハブが5台ずつの制御器を担当してこれら四つのハブは互いに専用線(RMS LAN)により直列に連結して一番前のハブは再び現場を管理するShop PC(クリーンルーム内に設置されたコンピュータ)に連結されて前記PC情報は再びLANのような内部通信回線を通じてクリーンルーム外部PCと連結されている。この時一つの制御器で最大16個のイオンバーを制御することができて、一つのハブは普通8〜32チャネルを利用して、一つのチャネル当たり32個の制御器を担当するのでハブ1台が担当することができるイオナイザは32チャネルの場合32×32×16=16、384個である。したがって四台のハブを利用すると全て65、536個のイオナイザを制御できる計算になる。そしてこのような多くのイオナイザを1台の現場PCで簡便にモニタリングすることができる。
一方この発明のバータイプイオナイザと従来技術によるバータイプイオナイザの技術的構成を表で整理すれば表1のようだ。そして図12はこの発明による棒型イオナイザのFND部の一実施例を示す。
イオンバーを設定する方法は次のようである。第一に、イオンバーを正常に動作させる。第二に、アドレス、周波数及びデューティ比を変更したい場合設定ボタンを押すことによって設定モードを実行する。第三に、アドレスを設定する。例として、FNDウィンドウに“A−xx”という表示になれば、UPボタンまたはDOWNボタンを押してアドレスを設定する。設定後CONFIRM(確定)ボタンを押せば、設定されたアドレスが指定になる。第四に、周波数を設定する。FNDウィンドウに“F−xx”と表示になればアップボタンとダウンボタンを使って周波数を設定する。この時もやはりCONFIRMボタンで設定を完了する。終わりにデューティ比を設定する。FNDウィンドウに“d−xx”と表示になればやはりアップまたはダウンボタンを使ってデューティ比を設定する。この時はCONFIRMボタンで設定を完了する。設定が完全に終わればFINISH(完了)ボタンを押す。そうすればイオンバーが動作を開始する。
Claims (8)
- 放電電極、接地電極、高電圧発生部及び制御器を具備しておりコロナ放電方式静電気除去技術を利用する棒型イオナイザにおいて、
バーのアドレス、周波数、デューティ比、アラーム、ラン/ストップ状態を含んだバー情報を視認に便利なようにバー自体に装着されたFND部と、
前記バー情報を容易に調節するための別途のボタンと、
エア噴射ソケットの内部針周辺に円柱型で設置されてエアを送りだすための第1エア供給手段と、
前記針の先に付着される塵埃を除去するために断面が円形である前記針周囲に形成されて前記針の先方向にエアを送りだすための第2エア供給手段と、を具備しており、
前記イオナイザの断面を流線形にして内部空気の流れを円滑化することを特徴とする、棒型イオナイザ。 - 前記第1エア供給手段は、エアが通過するように形成された円柱型溝であることを特徴とする、請求項1に記載の棒型イオナイザ。
- 前記第2エア供給手段は楕円形であり、前記楕円形の直径が前記針の直径よりも小さく、前記針はこの楕円形溝の中心に位置して、前記針はこの楕円形溝により固定されることを特徴とする、請求項1に記載の棒型イオナイザ。
- イオン発生方式がコロナ放電方式であって、印加電源は交流110〜240V、50〜60Hz、周波数は1、3、5、8、10、20、30Hz、デューティ比は40〜60%、残留電圧は±50V以内、アラーム設定は高電圧が低くなる場合に警報音を鳴らし、さらにイオン発生量が少ない場合にも警報音を鳴らすようにし、オゾン生成率は0.004〜0.005ppm、空気圧と空気消耗量はCDA、最大5kgf/cm2のN2、8Φ、3kgf/cm2−210min/L、5kgf/cm2−350min/Lであって、本体材質は不燃性ABSであって、カバー材質はSUS−304、電極の材質は純度99.99%のタングステン、使用環境は温度0〜50℃、湿度35〜85%RHであることを特徴とする、請求項1に記載の棒型イオナイザ。
- 前記バーの両端にはスロットホールが設置されていて、前記バーの下方にはイオンが出る複数個のチップが形成されていて、帯電物体の位置にしたがって前記イオンが出るチップの方向を調節して設置可能とされ、前記チップは所定の間隔に離れていて、バーの一番先で所定の間隔だけ離れた所からチップが設置されることを特徴とする、請求項1に記載の棒型イオナイザ。
- 前記FND部は、
バーの情報を文字で表示するためのFNDウィンドウと、
バーで正常に正の電圧が出力されているのか確認するためのPOS LEDと、
バーで正常に負の電圧が出力されているのか確認するためのNEG LEDと、
内部のH/V出力に異常があるのか確認するためのH/V LEDと、
イオン電流を調節するためのICC LEDと、
イオナイザの設定時に用いるためのディップスイッチと、
送受信状態を表示するためのLEDと、
リモコン信号受信部と、
設定値を調節するためのアップ/ダウンボタンと、
設定した値を確定するための確定ボタンと、を備えて構成されることを特徴とする、請求項1に記載の棒型イオナイザ。 - 請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の棒型イオナイザのデータを読んで監視するためのシステムにおいて、
複数個の棒型イオナイザを連結する制御器と、
一つのチャネル当たり複数個の制御器を直列に連結する複数チャンネル構成の複数のハブと、
前記複数のハブを直列に連結してシステム全体のイオナイザを監視するための現場に設置された第1PC、及び
前記第1PCとLANを介して連結されていて現場外部に設置された第2PCを備えて構成されて、
前記RMSシステムのディスプレイモードの表示画面では監視ビュー、データビュー、設定ビューが含まれて、前記ディスプレイモードの各表示画面はメニューバーにディスプレイ、エグジット及びヘルプメニューが具備されていて、モニター、データニュー、セットアップ及びエグジットボタンが具備されており、前記イオンバーはエアフロー方式のイオンバーであることを特徴とする、棒型イオナイザデータ監視システム。 - 請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の棒型イオナイザのイオンバーを設定する方法において、
イオンバーを正常に動作させる段階と、
アドレス、周波数及びデューティ比のうちいずれかひとつを変更するときに押下された設定ボタンによって設定モードを実行する段階と、
ユーザーがアドレス値を設定することを希望する場合にFNDウィンドウにアドレス設定モード表示になったときに押下されたアップボタンまたはダウンボタンによってアドレスを設定する段階と、
アドレス設定後に押下された確定ボタンによって、設定されたアドレスを指定する段階と、
ユーザーが周波数値を設定することを希望する場合FNDウィンドウに周波数設定モード表示になったときに押下されたアップボタンまたはダウンボタンによって周波数を設定する段階と、
周波数設定後に押下された確定ボタンによって設定された周波数値を指定する段階と、
ユーザーがデューティ比を設定することを希望する場合にFNDウィンドウにデューティ比設定モード表示になったときに押下されたアップボタンまたはダウンボタンによってデューティ比を設定する段階と、
デューティ比設定後に押下された確定ボタンによって設定されたデューティ比を指定する段階と、
押下された完了ボタンによって、希望するバー情報の設定を終了する段階と、
前記イオンバーを再び動作させる段階と、を含んで構成される、棒型イオナイザのイオンバー設定方法。
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