JP2008536823A - ヒドロフルオロカーボンへのヒドロクロロフルオロカーボンまたはクロロフルオロカーボンの変換における選択的還元剤としてのメタンおよび塩化メチル - Google Patents
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Abstract
ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物からヒドロフルオロカーボンを製造するための気相反応法であって、メタン、塩化メチルおよびそれらの混合物から選択された還元剤にヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物を触媒の存在下で接触させて、ヒドロフルオロカーボンを製造することによる方法。
Description
本発明は、還元されたヒドロフルオロカーボン生成物への高い選択率をもたらす選択的還元剤を用いてヒドロクロロフルオロカーボンまたはクロロフルオロカーボンからヒドロフルオロカーボンを製造する方法に関する。
冷媒液を用いる機械的冷凍システムとヒートポンプおよびエアーコンディショナーなどの関連伝熱装置は、工業用途、商業用途および家庭用途のための技術分野において周知である。クロロフルオロカーボン(CFC)は、こうしたシステムのための冷媒として1930年代に開発された。しかし、1980年代以来、成層圏オゾン層に及ぼすCFCの影響は多大な注目の的になってきた。1987年に多くの政府はCFC製品を段階的に廃止するためのタイムテーブルを規定している、地球規模の環境を保護するためのモントリオール議定書に調印した。その後、この議定書に対する修正案は、これらのCFCの段階的廃止を加速し、HCFCの段階的廃止もスケジュール化した。従って、これらのCFCおよびHCFCを置き換える不燃性で非毒性の代替品が必要とされている。こうした要求に答えて、産業界は、零オゾン層破壊係数を有する多くのヒドロフルオロカーボン(HFC)を開発してきた。
ジフルオロメタン(HFC−32)、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)および1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタン(HFC−125a)などのヒドロフルオロカーボンはオゾン層破壊係数(ODP)を本質的にもたず、従って、それらは許容できる冷媒であると見られ、場合によって、プラスチック発泡体の製造における潜在的発泡剤として、クリーニング溶媒として、およびエアゾールスプレーのための噴射剤として見られてきた。
所望のHFC化合物を製造するための多くのプロセスが知られている。こうした1つのプロセスは水素ガスの存在下でのCFC化合物の触媒水素添加を含む。しかし、大規模生産における水素ガスの取り扱いに付随した安全関連問題は常に主たる懸念事項である。更に、HFCへのCFCの水素添加は、フッ素基と水素の反応性のゆえにしばしば非常に非選択的反応である。こうしたプロセスは毒性塩素化副生物の産出も含み得る。その上、こうした反応は、高価な触媒、例えば、銀触媒または金触媒などの第IB族触媒、白金触媒またはパラジウム触媒などの第VIII族触媒、あるいはランタン元素触媒またはランタニド元素触媒の使用を一般に必要としてきた。こうしたプロセスの例は、例えば、欧州特許公報第0347830号明細書および同第0508660号明細書、PCT特許公報国際公開第9212113号パンフレット、国際公開第9411328号パンフレット、国際公開第9617683A1号パンフレットおよび国際公開第9616009A2号パンフレットならびに米国特許出願公開第2004167366A1号明細書で見られる。
HCFCまたはCFCからHFCを製造するための改善された方法または合成方法であって、水素ガスの使用を必要とせず、所望のHFCのために高い選択率である方法が必要とされている。実施するのが比較的単純であり、HCFC反応物またはCFC反応物の100%転化率に至る高い転化率をもたらし得る改善された方法または合成方法が更に必要とされている。高価な金属触媒を使用できるが、こうした触媒の使用を必要とせず、代わりに比較的安価な金属触媒を用いることができるHFCへのHCFCまたはCFCの転化のためにこうした方法を有することも望ましいであろう。
本発明の方法は、ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物からヒドロフルオロカーボンを製造する方法であって、気相反応においてメタン、塩化メチルおよびそれらの混合物からなる群から選択された還元剤にヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物を触媒の存在下で接触させて、ヒドロフルオロカーボンを製造することを含む方法を含む。反応は、触媒促進剤ありまたは触媒促進剤なしで適するいずれかの触媒の存在下で行ってもよく、適する時間および温度で適する反応容器内で行われる。
本発明の新規方法は、ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物からヒドロフルオロカーボンを製造する方法であって、気相反応または蒸気相反応においてメタン、塩化メチルおよびそれらの混合物からなる群から選択された還元剤にヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物を触媒の存在下で接触させて、ヒドロフルオロカーボンを製造することを含む方法を含む。本方法は反応機構
によって例示されるが、その反応機構によって限定されない。式中、RFはフッ素化アルキル基であり、nは1〜3の整数である。反応はC−Cl結合の異種開裂、その後のCH4またはCH3Clからの水素引き抜きによって開始されるラジカル機構であると考えられる。
メタンおよび塩化メチルがHCFCまたはCFCからHFCを製造するための選択的還元剤であることを発見した。還元されたHFCにHCFCまたはCFCを還元する選択率は、100%のHCFCまたはCFC転化率レベルで95%以上ほどに高いことが可能である。
本発明の方法は、適するあらゆるHCFCまたはCFCから還元されたHFCを製造するために適する。HCFC反応物またはCFC反応物は、好ましくは式RFClnの1つであり、ここで、RFはフッ素化アルキル基であり、nは1〜3の整数である。HCFC反応物またはCFC反応物は、より好ましくはジクロロジフルオロメタン(R12)、クロロトリフルオロメタン(R13)、クロロジフルオロメタン(R22)、1,1,1,2−テトラフルオロ−2,2−ジクロロエタン(R114a)、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−2−クロロエタン(R115)および1,1,1,2−テトラフルオロ−1−クロロエタン(R124)から選択される。
適するいかなる還元触媒も本発明の方法において用いてもよい。本発明の新規方法は、アルカリ金属触媒などの比較的安価な触媒の使用を可能にする。アルカリ金属触媒またはニッケルメッシュのいずれかを反応のための触媒として用いることが好ましい。しかし、白金触媒およびパラジウム触媒などの第VIII族触媒、銀触媒および金触媒などの第1B族触媒ならびにランタン触媒およびランタニド触媒に限定されないが、それらを含む適するいかなる還元触媒も用いてよい。マグネシウム触媒、カルシウム触媒、バリウム触媒およびストロンチウム触媒などの適するいかなるアルカリ金属触媒も用いてよい。Ba(NO3)2およびニッケルメッシュも反応のために触媒として特に好ましい。触媒は、好ましくは担持触媒であり、例えばアルミナ、活性炭およびBaO、MgO、CaO、酸化Cu(II)および酸化Co(III)などの塩基性金属酸化物などの適するいかなる触媒担体も用いてよい。適する触媒の更なる例には、Pd/CおよびPd/アルミナ、ならびに担体上のCuおよびCsが挙げられる。例えば、CsNO3、Cu(NO3)2、Co(NO3)2およびPd(NO3)2などの適するいかなる触媒促進剤を用いることも望ましい。CsNO3触媒促進剤と合わせたアルミナ担持Ba(NO3)2触媒を用いることは特に好ましい。好ましい触媒は、「スタイル(Style)」412としてニュージャージー州パーシパニーのコッホ・オット・ヨーク(Koch−Otto York,Parsippany,NJ)から入手できるものなどのニッケルメッシュ、1100m2/グラム、メッシュサイズ0.011インチ(0.028cm)は好ましい触媒である。
本発明の方法によるヒドロクロロフルオロカーボンまたはクロロフルオロカーボンからのヒドロフルオロカーボンの製造の例として、ジクロロジフルオロメタン(R12)からのジフルオロメタン(R32)、クロロトリフルオロメタン(R13)からのトリフルオロメタン(R23)、クロロジフルオロメタン(R22)からのジフルオロメタン(R32)、1,1,1,2−テトラフルオロ−2,2−ジクロロエタン(R114a)からの1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R134a)、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−2−クロロエタン(R115)からの1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタン(R125)および1,1,1,2−テトラフルオロ−1−クロロエタン(R124)からの1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R134a)を挙げてもよい。
反応は、好ましくは生成物としての炭素の生成を防ぎ、よって触媒表面を炭素沈着からきれいに保つために空気または多少の酸素の存在下で行われる。
反応は適するいずれかの温度、一般には約200℃〜約800℃の範囲内の温度で、より好ましくは約250℃〜約725℃の範囲内の温度で、なおより好ましくは約400℃〜約650℃の範囲内の温度で行ってもよい。
反応は適するいずれかの温度、一般には約200℃〜約800℃の範囲内の温度で、より好ましくは約250℃〜約725℃の範囲内の温度で、なおより好ましくは約400℃〜約650℃の範囲内の温度で行ってもよい。
反応は適するいずれかの圧力、一般には約1psig〜約300psig(703.07〜210,921kg/m2)の圧力で、好ましくは約1psig〜約100psig(703.07〜70,307kg/m2)の圧力で、より好ましくは約1psig〜約10psig(703.07〜7030.7kg/m2)の圧力で行ってもよい。
反応物のための反応接触時間は適するいずれかの接触時間、一般には約1秒〜約120秒の時間、好ましくは約1秒〜約60秒の時間、最も好ましくは約1秒〜約30秒の時間であってもよい。
例えば、約10cm3/分(sccm)〜約5000cm3/分の流速、好ましくは約15cm3/分〜約1000cm3/分の流速、より好ましくは約20cm3/分〜約100cm3/分の流速などの反応物の適するいずれかの流速を用いてもよい。
反応は、例えば、「ハステロイ(Hastelloy)」(登録商標)、「インコネル(Inconel)」(登録商標)、「モネル(Monel)」(登録商標)、ステンレススチールなどの適するいずれかの反応容器または反応槽、スチール槽あるいはテフロン内張反応槽内で行ってもよい。
以下の例示的であるが非限定的な実施例によって本発明を説明する。
触媒の調製
以下は本発明の方法で用いられる触媒の調製の例示である。
触媒−SMH1
25グラムのBaNO3を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃で48時間にわたり真空下で乾燥させた。その後、調製したばかりの50ccの触媒を「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)に投入し、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で450℃で4時間にわたり乾燥させた。その後、温度を550℃に上げ、2時間にわたり保った。その後、触媒を600℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により450℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により450℃で30分にわたり酸化させた。
触媒−SMH2
25グラムのBaNO3および2グラムのCsNO3を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃の「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)で乾燥させ、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で450℃で4時間にわたり乾燥させた。その後、温度を550℃に上げ、2時間にわたり保った。その後、触媒を600℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により450℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により450℃で30分にわたり酸化させた。
触媒−SMH3
25グラムのBaNO3と2グラムのCsNO3と1グラムのCu(NO3)2を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃で48時間にわたり真空下で乾燥させた。その後、調製したばかりの50ccの触媒を「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)に投入し、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で450℃で4時間にわたり乾燥させた。その後、温度を550℃に上げ、2時間にわたり保った。その後、触媒を550℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により400℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により450℃で30分にわたり酸化させた。
触媒−SMH4
25グラムのBaNO3と2グラムのCsNO3と1グラムのCo(NO3)2を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃で48時間にわたり真空下で乾燥させた。その後、調製したばかりの50ccの触媒を「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)に投入し、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で400℃で4時間にわたり乾燥させた。その後、温度を550℃に上げ、2時間にわたり保った。その後、触媒を575℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により400℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により475℃で30分にわたり酸化させた。
触媒−SMH5
25グラムのBaNO3と2グラムのCsNO3と1グラムのPd(NO3)2を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃で48時間にわたり真空下で乾燥させた。その後、調製したばかりの50ccの触媒を「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)に投入し、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で350℃で2時間にわたり乾燥させた。その後、温度を500℃に上げ、30分にわたり保った。その後、触媒を575℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により300℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により350℃で30分にわたり酸化させた。
以下は本発明の方法で用いられる触媒の調製の例示である。
触媒−SMH1
25グラムのBaNO3を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃で48時間にわたり真空下で乾燥させた。その後、調製したばかりの50ccの触媒を「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)に投入し、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で450℃で4時間にわたり乾燥させた。その後、温度を550℃に上げ、2時間にわたり保った。その後、触媒を600℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により450℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により450℃で30分にわたり酸化させた。
触媒−SMH2
25グラムのBaNO3および2グラムのCsNO3を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃の「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)で乾燥させ、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で450℃で4時間にわたり乾燥させた。その後、温度を550℃に上げ、2時間にわたり保った。その後、触媒を600℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により450℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により450℃で30分にわたり酸化させた。
触媒−SMH3
25グラムのBaNO3と2グラムのCsNO3と1グラムのCu(NO3)2を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃で48時間にわたり真空下で乾燥させた。その後、調製したばかりの50ccの触媒を「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)に投入し、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で450℃で4時間にわたり乾燥させた。その後、温度を550℃に上げ、2時間にわたり保った。その後、触媒を550℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により400℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により450℃で30分にわたり酸化させた。
触媒−SMH4
25グラムのBaNO3と2グラムのCsNO3と1グラムのCo(NO3)2を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃で48時間にわたり真空下で乾燥させた。その後、調製したばかりの50ccの触媒を「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)に投入し、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で400℃で4時間にわたり乾燥させた。その後、温度を550℃に上げ、2時間にわたり保った。その後、触媒を575℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により400℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により475℃で30分にわたり酸化させた。
触媒−SMH5
25グラムのBaNO3と2グラムのCsNO3と1グラムのPd(NO3)2を一定攪拌下で60〜80℃で200ccのDI水に溶解させた。透明溶液を得た後、100グラムの無水γ−アルミナ(200℃で60時間にわたり真空下で乾燥させたもの)を60℃で高温溶液に攪拌下でゆっくり(5グラム/分)添加した。100グラムのアルミナの添加後、混合物を60℃で更に45分にわたり攪拌した。その後、過剰の水を60℃で真空下で蒸発させ、その後、触媒を180℃で48時間にわたり真空下で乾燥させた。その後、調製したばかりの50ccの触媒を「モネル(Monel)」(登録商標)反応器(直径:1インチ、長さ:22インチ)に投入し、40SCCM(標準立方センチメートル)のN2下で350℃で2時間にわたり乾燥させた。その後、温度を500℃に上げ、30分にわたり保った。その後、触媒を575℃で1時間にわたり焼成した。最後に、触媒を20SCCMの空気により300℃で30分にわたり、そして40SCCMの空気により350℃で30分にわたり酸化させた。
表1において、本発明の方法による1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R134a)への1,1,1,2−テトラフルオロ−2,2−ジクロロエタン(R114a)の10の触媒還元(実施例1〜10)の結果を提示している。
a:反応条件:圧力2.2〜2.8psig、触媒50cc、b:転化率は、最初に取った全モルに対する反応したCF3CFHClのモルの比率×100である。c:%選択率は、反応したCF3CFHClの全モルに対するCF3CFH2に転化したCF3CFHClのモルの比率×100である。d:メタンを用いる代わりに還元剤として塩化メチルを用いている。
表1は、CF3CFHCl(R124)とメタン(実施例番号1〜9)または塩化メチル(実施例番号10)との間の反応の結果を示している。主たる生成物はCF3CFH2(R134a)であった。少量であったけれどもCO2およびCF3Clを副生物として生成した。この反応のために用いられた幾つかの触媒の中で、SMH2は最高活性を示している。R134aへの92%選択率を95%のR124転化率レベルで得た(実施例番号2)。
以下の表2において、異なるクロロフルオロカーボン(CFC)と塩化メチルとの間の反応(実施例番号11〜15)の結果を提示している。出発材料としてCF3CFCl2を用いたとき、61%のCF3CFHClおよび21%のCF3CFH2を生成した。他の反応物の中で、特に、R12およびR22は空気の存在下で550℃で塩化メチルと反応してR32を生じた。
a:反応条件:圧力2.2〜2.8psig、触媒50cc、b:転化率は、最初に取った全モルに対する反応したCFCのモルの比率×100である。c:%選択率は、反応したCFCの全モルに対する還元された生成物に転化したCFCのモルの比率×100である。
反応機構を調べると、反応機構がラジカル経路をたどることが考えられる。CF3CFHClの場合、C−Cl結合がCF3CFHとClに異種開裂する。
その後、CH4から水素が引き抜かれる。
触媒の存在は、平衡にある開始工程(第1の反応)を助ける。塩化メチル(CH3Cl)も水素源としてメタンの代わりに用いたときに同様に作用する。しかし、CH3Clは、最後にCH2Cl2に変換し、それは最終的にCとHClに分解する。空気の存在は、触媒表面を炭素沈着からきれいに保つCO2へのCの燃焼のために非常に望ましい。
本発明を特定の実施形態に関して本明細書で記載してきた一方で、本明細書で開示された本発明の着想の趣旨および範囲から逸脱せずに変更、修正および変形を行うことができることは認められるであろう。従って、添付した特許請求の範囲の趣旨と範囲に入るこうしたすべての変更、修正および変形を包含することを意図している。
Claims (20)
- ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物からヒドロフルオロカーボンを製造する方法であって、気相反応においてメタン、塩化メチルおよびそれらの混合物からなる群から選択された還元剤にヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物を触媒の存在下で接触させてヒドロフルオロカーボンを製造することを含む方法。
- 前記還元剤がメタンである、請求項1に記載の方法。
- 前記還元剤が塩化メチルである、請求項1に記載の方法。
- 前記触媒がアルカリ金属触媒およびニッケルメッシュ触媒からなる群から選択された触媒を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記触媒がアルカリ金属触媒およびニッケルメッシュ触媒からなる群から選択された触媒を含む、請求項2に記載の方法。
- 前記触媒がアルカリ金属触媒およびニッケルメッシュ触媒からなる群から選択された触媒を含む、請求項3に記載の方法。
- 前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物が式RFClnの化合物であり、前記ヒドロフルオロカーボン生成物が式RFHnの化合物であり、RFがフッ素化アルキル基であり、nが1〜3の整数である、請求項1に記載の方法。
- 前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物が式RFClnの化合物であり、前記ヒドロフルオロカーボン生成物が式RFHnの化合物であり、RFがフッ素化アルキル基であり、nが1〜3の整数である、請求項2に記載の方法。
- 前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物が式RFClnの化合物であり、前記ヒドロフルオロカーボン生成物が式RFHnの化合物であり、RFがフッ素化アルキル基であり、nが1〜3の整数である、請求項3に記載の方法。
- 前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物が式RFClnの化合物であり、前記ヒドロフルオロカーボン生成物が式RFHnの化合物であり、RFがフッ素化アルキル基であり、nが1〜3の整数である、請求項4に記載の方法。
- 前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物が式RFClnの化合物であり、前記ヒドロフルオロカーボン生成物が式RFHnの化合物であり、RFがフッ素化アルキル基であり、nが1〜3の整数である、請求項5に記載の方法。
- 前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物がジクロロジフルオロメタン、クロロトリフルオロメタン、クロロジフルオロメタン、1,1,1,2−テトラフルオロ−2,2−ジクロロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−2−クロロエタンおよび1,1,1,2−テトラフルオロ−1−クロロエタンからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物がジクロロジフルオロメタン、クロロトリフルオロメタン、クロロジフルオロメタン、1,1,1,2−テトラフルオロ−2,2−ジクロロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−2−クロロエタンおよび1,1,1,2−テトラフルオロ−1−クロロエタンからなる群から選択される、請求項2に記載の方法。
- 前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物がジクロロジフルオロメタン、クロロトリフルオロメタン、クロロジフルオロメタン、1,1,1,2−テトラフルオロ−2,2−ジクロロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−2−クロロエタンおよび1,1,1,2−テトラフルオロ−1−クロロエタンからなる群から選択される、請求項3に記載の方法。
- 前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物がジクロロジフルオロメタン、クロロトリフルオロメタン、クロロジフルオロメタン、1,1,1,2−テトラフルオロ−2,2−ジクロロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−2−クロロエタンおよび1,1,1,2−テトラフルオロ−1−クロロエタンからなる群から選択される、請求項4に記載の方法。
- 前記触媒がBa(NO3)2である、請求項4に記載の方法。
- 前記触媒がBa(NO3)2である、請求項15に記載の方法。
- 前記Ba(NO3)2がアルミナ上に担持されている、請求項16に記載の方法。
- 前記触媒が触媒促進剤と合わせて用いられる、請求項4に記載の方法。
- アルミナ上に担持された前記Ba(NO3)2触媒が触媒促進剤としてのCsNO3と合わせて用いられ、前記ヒドロクロロフルオロカーボン反応物またはクロロフルオロカーボン反応物がジクロロジフルオロメタン、クロロトリフルオロメタン、クロロジフルオロメタン、1,1,1,2−テトラフルオロ−2,2−ジクロロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−2−クロロエタンおよび1,1,1,2−テトラフルオロ−1−クロロエタンからなる群から選択され、前記ヒドロフルオロカーボン生成物が、前記反応物がジクロロジフルオロメタンであるときにジフルオロメタンであり、前記反応物がクロロトリフルオロメタンであるときにトリフルオロメタンであり、前記反応物がクロロジフルオロメタンであるときにジフルオロメタンであり、前記反応物が1,1,1,2−テトラフルオロ−2,2−ジクロロエタンであるときに1,1,1,2−テトラフルオロエタンであり、前記反応物が1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−2−クロロエタンであるときに1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタンであり、前記反応物が1,1,1,2−テトラフルオロ−1−クロロエタンであるときに1,1,1,2−テトラフルオロエタンである、請求項18に記載の方法。
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