JP2008536746A - ステアリングホイールおよびステアリングホイールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
開示されたステアリングホイール(2)および製造方法は、ステアリングホイールアーマチュア(6)の形成に接着点(324)を使用することを含んでもよい。ステアリングホイールアーマチュア(6)は、内側ハブ(18)と、複数のスポーク(20)と、外側リム(16)と、スポーク(20)を外側リム(16)へ接続するインタフェース部分(20)と、を備えることができる。製造方法は、上部および下部のセクションを備えたモールドを提供するステップと、外側リムを提供するステップと、ダイカスト材料をモールド内に注入するステップと、外側リムおよびダイカスト材料アセンブリを除去するステップと、を含むことができる。
Description
本願は、2005年4月15日に出願された米国仮特許出願第60/671,513号の優先権および利益を主張する。前述の予備出願は、その全体を参照して本願に組み込まれる。
本出願は、主に、乗物のステアリングホイールに関する。詳細には、ステアリングホイールを製造する方法に関し、より詳細には、ステアリングホイールアーマチュア(steering wheel armature)に関する。
現在のステアリングホイールアーマチュアは、典型的に、ダイカストマグネシウム、アルミニウムまたは他の適切な材料である。たとえば、米国特許第6,193,267号には、カストマグネシウム(cast magnesium)から作られることが好ましいステアリングホイールアーマチュアを備えたステアリングホイールが開示されている。この特許のステアリングホイールアーマチュアの型は、一体型ワンピース構造であり、カバーがその上に成形される。アーマチュアは、ハブ部分とリム部分とを備え、ハブ部分をリム部分へ接続するスポークを有する。場合によっては、ハブ部分およびスポークは、ダイカスト材料から形成されかつ管状リングインサート(tubular ring insert)に接続されてステアリングホイールアーマチュアを形成してもよい。
例えば、米国特許第6,382,661号に開示されており、中心に位置するハブ部分と、円周的に延出するリム部分と、リム部分とハブ部分との間に延出する少なくとも1本のスポークと、を備えたステアリングホイールアーマチュアが開示されている。この特許では、T字形ナックルがスポークの端に形成され、これは、リム部分の一部を取り囲む。この種類の従来の設計は、典型的に鋼である管状リングの相対強度により限定される。管状リングが十分な強さを有さない場合には、マグネシウムアーマチュアの鋳造中に問題が発生する可能性がある。特にダイカスト圧力が問題を生じる可能性がある。
開示された実施形態の1つにしたがって、ステアリングホイールが開示され、これは、ステアリングホイールアーマチュアを備えてもよい。ステアリングホイールアーマチュアは、内側ハブと、複数のスポークと、外側リムと、を備えてもよい。複数のスポークは、内側ハブから延出することができ、ダイカスト材料から作ることができ、インタフェース部分で終端することができる。外側リムは、インタフェース部分で複数のスポークに接続されることができる。加えて、インタフェース部分は、外側リムの長手方向に沿って外側リムを取り囲んでもよく、外側リムの一部は、インタフェース部分で、互いからオフセットする複数の場所で、露出される。1つの実施形態において、露出されたリムの部分は、半径方向におよび/または長手方向に、オフセットすることができる。外側リムは、チューブインサート(tube insert)でありえ、および/または、鋼から作ることができる。加えて、ダイカスト材料は、アルミニウム、マグネシウム、または、他の適切な材料でありえる。
別の開示された実施形態において、ステアリングホイールを製造するための方法が開示される。この方法は、上部および下部のセクションを備えたモールドを提供するステップと、外側リムを提供するステップと、ダイカスト材料をモールド内に注入するステップと、外側リムおよびダイカスト材料アセンブリを除去するステップと、を含んでもよい。
モールドは、内側ハブ窪み(recess)と、内側ハブ窪みに流体連通する(in fluid communication with the inner hub recess)複数のスポーク窪みと、を含むことができる。また、モールドの上部セクションは、複数のインタフェース窪みを含むことができ、各インタフェース窪みは、モールドの下部セクションの対応するインタフェース窪みと対にされる。インタフェース窪みの各対は、1つのスポーク窪みに流体連通してもよく、各対は、インタフェース窪みから突出する複数の接着点を含むことができる。さらに、インタフェース窪みの各対内の接着点は、互いからオフセットしている。
外側リムを提供するときには、外側リムは、モールドのセクションのインタフェース窪み内に挿入されることができ、接着点に接触することができる。ダイカスト材料をモールド内に注入するときには、外側リムは、インタフェース窪みで形成されたインタフェース部分で複数のスポーク窪みによって形成された複数のスポークに接続される。
インタフェース窪みの接着点は、半径方向にまたは長手方向にオフセットすることができる。加えて、外側リムは、チューブインサートでありえ、鋼から作られてもよく、一方、ダイカスト材料は、アルミニウム、マグネシウム、または、他の適切な材料でありえる。
前述の一般的な説明および下記の詳細な説明の両方は例示的で説明的であるだけであり、請求された本発明を制限することではないことを理解すべきである。
本発明のこれらおよび他の特徴、態様および利点は、下記の説明、添付の特許請求の範囲、および、下記に簡単に説明される図面に示された添付の例示的な実施形態から明らかになる。
実施形態は、改良されたステアリングホイール製造方法に関する。ステアリングホイールは、管状リングインサートまたはリムを含んでもよく、それは、マグネシウム(または他の適切な材料)が鋳造されるダイカストプロセス中に適所に保持される。リングは、マグネシウム(または他の適切な材料)鋳造プロセス中にリングの「センタリング」を制御するために、オフセットされている接着点で保持される。結果として、アーマチュアは、改良された性能および品質の一貫性を呈する。
オフセットした接着点の使用によって、管状インサートリングの位置を制御することができ、これは、結果として、管状リング設計の柔軟性の増加;改良されたステアリングホイール性能および応力分析;および、改良された品質及び製造になりうる。
次に図面を参照すると、様々な開示された実施形態が下記に説明される。
図1は、本発明の実施形態にしたがったステアリングホイールアセンブリ2の分解斜視図を示す。ステアリングホイールアセンブリ2は、外側カバー4と、内側カバー8と、エアバッグ10と、インフレータ12と、サポート14と、ステアリングホイールアーマチュア6と、を備えてもよい。
外側カバー4は、ステアリングホイールアーマチュア6および内側カバー8のまわりに成形される一体型ワンピース構造物でありうる。外側カバー4は、ステアリングホイールアーマチュア6の外側リム16と内側ハブ18とスポーク20とを覆う。さらに、外側カバー4は、内側カバー8上を途切れずに(uninterruptedly)延出する連続した外側表面を有する。外側カバー4は、均質なウレタン材料から作られてもよい。カバー54は、内側カバー8のまわりに成形され、テアシーム(tear seam)(図示せず)を備え、これは、運転者に面する外側カバー4の表面には見えなくてもよい。テアシームは戸口として使用され、それを通ってエアバッグが展開して、自動車事故等の緊急の際に運転者を保護するようにする。
外側カバー4は、一体型ワンピース構造物から作られるが、代替的に、外側カバーは、複数のセクションから作られてもよい。たとえば、外側カバー4は、アーマチュア6の外側リム16およびスポーク20を覆う第1のカバー部分と、アーマチュア6の内側ハブ18および内側カバー8を覆う第2のカバー部分と、を備えてもよい。
ステアリングホイールアーマチュア6およびステアリングホイールアーマチュアを製造する方法は、下記に詳細に検討される。簡単に言うと、ステアリングホイールアーマチュア6は、外側リム16と、内側ハブ18と、複数のスポーク20と、を備えてもよい。内側ハブおよびスポークは、ダイカスト材料、たとえばアルミニウムまたはマグネシウムから作られてもよい。スポークは、内側ハブからインタフェース部分22へ向けて突出し、それは、長手方向で外側リムの部分に沿って外側リム16を実質的に取り囲む。外側リム16は、管状インサートでありえ、鋼チューブから作られてもよい。
図2は、外側カバー4のないステアリングホイールアセンブリ2の断面図を示す。図2は、エアバッグ10がサポート14によって支持される状態を示す。サポート14は、サポート14に接着されるワイヤフープ24にフックするラッチングフック(latching hooks)26の使用によってアーマチュア6に接続する。インフレータ12は、エアバッグ10を膨張するのに使用され、サポート14に締結される。サポート14とステアリングホイールアーマチュア6との間の距離は、スペーサー要素としてのコイルばね102によって画定される。コイルばね102内にピン104が配列され、これは、ステアリングホイールアーマチュア6の凹部106に係合する。このようにして、エアバッグ10は、ステアリングホイールアーマチュア6に対して側方向に変位するのを防止される。
内側カバー8は、折られてサポート14に装着された後ではあるが外側カバー4によって覆われる前に、エアバッグ10を収容する。内側カバーは、テアシーム(図示せず)を有してもよく、その中でエアバッグは、衝突事象中の展開時に充満することができる。あるいは、内側カバー8は、所望によりアセンブリから排除されてもよい。図1または2には描かれてはいないが、サポート14および内側ハブ18は、エアバッグの展開用にまたはホーン(図示せず)の操作用に、すべての必要な装置および電子機器を収容し支持するように構成される。たとえば、この実施形態に使用することができるホーンの1つの型は、米国特許第6,675,675号に見出すことができ、これは、参照して本願に組み込まれる。加えて、ステアリングホイールとともに他の従来の要素を使用することができ、たとえば、参照して本願に組み込まれる米国特許第6,193,267号に示された要素等である。
図3は、ステアリングホイールアーマチュア6の実施形態を示す。上述のように、ステアリングホイールアーマチュア12は、内側ハブ18と、円周的に延出するリム16と、内側ハブ18と外側リム16との間に延出する複数のスポーク20と、含む。内側ハブ16は、中心に位置することができるか、または、外側リム16内の他のいずれの適切な場所に位置することができる。内側ハブの形状および輪郭は、たとえば、図1および2に示されるように、エアバッグアセンブリおよびステアリングホイールに装着された他の電子機器の使用、型および場所に依存して、変動することができる。外側リム16は、図7および8に示されるように、内側通路202を有する中空チューブでありうる。中空チューブは、鋼または他のいずれの適切な材料から作ることができる。
ステアリングホイールアーマチュア6のスポーク20および内側ハブ18は、ダイカスト材料、たとえばアルミニウムまたはマグネシウム材料から作ることができる。複数のスポーク20および内側ハブ18は、一体型ワンピース構造物として一緒に鋳造することができる。図3に見られるように、内側ハブ18と外側リム16との間に延出する4本のスポーク20があることができるが、いずれの数のスポークを使用することができ、たとえば、2本、3本または5本であってもよい。加えて、図3のスポーク20は、略シリンダ形状を有することができ、構造において類似でありうる。あるいは、スポーク20は、いずれの適切な形状を取ることができ、個別のスポークは同一の形状である必要はない。
スポーク20の各々は、外側リム16の長手方向に沿って外側リム16の一部を取り囲むインタフェース部分22を含んでもよい。図1および3に示されるように、インタフェース部分は、実質的にT字形でありうるが、他の形状を使用することもできる。
スポーク部分を外側リム16のまわりに鋳造することに関する潜在的な問題の1つは、外側リムがモールドに中心をずらして(off-center)置かれることがあることである。この潜在的な問題の影響を弱めるのを助けるために、鋳造プロセスが行われるモールドは、複数の接着点を含んでもよい。これらの接着点は、鋳造プロセス中に外側リム16のセンタリングをより良好に制御するために、互いからオフセットすることができる。図4は、図3のセクションC−Cに沿ってステアリングホイールアーマチュア6の一部が形成されるモールドの断面を示す。モールドは、上部セクション302と、下部セクション304と、を含む。上部および下部のセクションは、中心ハブ窪み318と、中心ハブ窪みから延出する個別スポーク窪み320と、個別スポーク窪みの端で終端するインタフェース窪み322と、を含む複数の窪みを含んでもよい。図4に見られるように、インタフェース窪み322で、外側リム16は、これらの窪みにわたって浮いている。図9は、外側リム16がリム窪み316によって適所に位置決めされるのを示す。リム窪み316は、インタフェース窪み320の中心に向かう外側リムのセクションではなく、インタフェース窪み322の縁で、外側リムを固定することができる。鋳造プロセス中に外側リム16をより良好にセンタリングするために、接着点324がインタフェース窪み322に位置する。これらの接着点は、インタフェース窪み322から突出し、鋳造プロセス中に外側リム16を支持し整列配置する。接着点324の整列配置および支持機能をより良好に最適化するために、接着点は互いからオフセットしている。
鋳造プロセス中に外側リム16を支持するために、接着点324は、外側リム16が図5Aおよび5Bに見られるようにモールド内に置かれるときに、外側リム16に当接する(abut against the outer rim 16)。図5Aは、図3のアーマチュアのセクションD−Dが形成されるモールドの一部の断面であり、一方、図5Bは、図3のアーマチュアのセクションE−Eが形成されるモールドの一部の断面である。
外側リム16に対して接着点324が当接すること(abutment)は、結果として、たとえば図6に示された露出部分204に示されるように、露出されるべきインタフェース部分22内に取り囲まれる外側リム16の外側表面の一部になる。これらの露出部分204は、接着点324がオフセットするという事実により、オフセットしている。
図6は、外側リム16およびスポーク部分20を接続するインタフェース部分22の上部平面図である。先に述べたように、外側リム16は、内側通路202を備えた管状でありえる。図7は、図6のセクションA−Aを通る断面図である。図8は、図6のセクションB−Bを通る断面図である。
図5Bに見られるように、外側リム16の上部右手側に当接した1つの接着点324があったが、これは結果として、図7に見られるように、インタフェース部分22で露出部分204になった。類似のやり方で、図5Aは、別の接着点324が外側リム16の下部左手側に当接したが、結果として、図8に見られるように、インタフェース部分22で別の露出部分204になったことを示す。外側リム16に沿って接着された他のインタフェース部分22に、類似した露出区域も見出すことができる。
接着点は、様々な形状およびサイズを取ることができる。加えて、モールドの上部および下部のセクションのインタフェース窪み内に位置する接着点の数は、変動することができる。たとえば、1つのインタフェース部分を形成するときに2つの接着点を使用する場合には、接着点は、外側リムの長手方向で、外側リムの半径方向で、または、2つの組み合わせで、互いからオフセットしていてもよい。
図9は、モールドの下部セクション304のリム窪み内316に位置する外側リム16を示す。下部モールドのこの実施形態は、中心内側ハブ窪み318と、複数のスポーク窪み320と、複数のインタフェース窪み322A〜322Dと、を含む。モールドの下部セクション304は、外側リム16が例示目的のために除去されている図10に見られるように、それぞれインタフェース窪み322A、322B、322Cおよび322Dに位置する接着点324A、324B、324Cおよび324Dを有する。
図10に示された実施形態において、上部セクション302もまた、内側ハブ窪み318、複数のスポーク窪み320および複数のインタフェース窪み322E〜322H(内側ハブ窪み318に対応する)、複数のスポーク窪み320及び複数のインタフェース窪み322A〜322D(下部モールド304における)、を含む。モールドの下部セクションのインタフェース窪み322Aは、上部セクションのインタフェース窪み322Eに対応する。インタフェース窪み322Bは、インタフェース窪み322Fに対応する。インタフェース窪み322Cは、インタフェース窪み322Gに対応する。インタフェース窪み322Dは、インタフェース窪み322Hに対応する。加えて、モールドの上部セクション302は、それぞれのインタフェース窪み322E〜322Hに位置する接着点324E〜324Hを含む。ひとたびモールドの上部セクション302がモールドの下部モールド304の頂部に置かれると、接着点324Aおよび324Eは、互いからオフセットする。類似したやり方で、接着点324Bおよび324Fは互いからオフセットし、接着点324Cおよび324Gは互いからオフセットし、接着点324Dおよび324Hは互いからオフセットする。
様々な実施形態にしたがって、モールドの上部および下部のセクションは、所望のステアリングホイールアーマチュアの形状および輪郭に依存して、ステアリングホイールアーマチュア6を形成するのに必要な窪みのいずれの組み合わせを有することができる。たとえば、モールドの上部セクション302は、内側ハブ18、スポーク20およびインタフェース部分22用の窪みを有してもよく、一方、モールドの下部セクション304は、単に、インタフェース部分22用のみの窪みを有する。別の例では、下部セクションが、内側ハブ18、スポーク20およびインタフェース部分22用の窪みを有するが、上部モールドは、スポーク20およびインタフェース部分22用の窪みを有するだけである。さらに、モールドの上部および下部のセクションの設計もまた、変動することができ、たとえば、外側リム全体がモールドによって封入されなくてもよく、ダイカスト材料をそれに成形するのに必要な外側リム16の一部のみがモールドによって封入されてもよい。
ステアリングホイールを製造する方法は、モールドに上部および下部のセクション302および304を設けることを含んでもよい。図10に見られるように、モールドは、内側ハブ窪み318と、内側ハブ窪み318に流体連通する複数のスポーク窪み320とを含んでもよい。モールドの上部セクション302は、複数のインタフェース窪み322E〜322Hを含んでもよく、各インタフェース窪みは、モールドの下部セクション304の対応するインタフェース窪み322A〜322Bと対にされる。インタフェース窪みの各対は、1つのスポーク窪みに流体連通し、各対は、インタフェース窪みから突出する複数の接着点324A〜Hを含み、インタフェース窪みの各対内の接着点は互いからオフセットする。外側リムが設けられ、リム窪み316およびインタフェース窪みの各対内に挿入される。結果として、外側リム16は、インタフェース窪みの各対で接着点に接触する。ダイカスト材料がモールド内に注入され、外側リムが、インタフェース窪みで形成されたインタフェース部分で複数のスポーク窪みによって形成された複数のスポークに接続される。ダイカスト材料および外側リムの組み合わされたアセンブリは、モールドから取り外される。
組み合わされたアセンブリが取り外された後に、ステアリングホイールアーマチュアを、図1に設けられたもの等のステアリングホイールアセンブリに含めることができる。たとえば、ステアリングホイールアーマチュアは、ステアリングコラム(steering column)に装着されることができ、エアバッグおよび/またはそれに接着されたホーンアセンブリ(horn assembly)を有することができ、および/または、ステアリングホイールカバーによって少なくとも部分的に覆われることができる。
モールドの上部および下部のセクションのインタフェース窪み内で互いからオフセットする接着点を使用することによって、ステアリングホイールを、鋳造プロセス中に、より良好にセンタリングすることができる。外側リムをより良好にセンタリングすることからの利益は、外側リムの設計に柔軟性を増加することができ、たとえば、他の管状形状および寸法を使用することができることである。加えて、改良された応力分析およびステアリングホイール性能とともに、ステアリングホイールアーマチュアの改良された品質を達成することができる。
開示を前提として、本発明の範囲および精神内で他の実施形態および修正例があってもよいことを当業者は認識する。それに応じて、本発明の範囲および精神内で本開示から当業者が獲得することができるすべての修正例は、本発明のさらなる実施形態として含めるべきである。本発明の範囲は、下記の特許請求の範囲に述べられたように規定されるべきである。
2 ステアリングホイールアセンブリ
4 外側カバー
6 ステアリングホイールアーマチュア
8 内側カバー
10 エアバッグ
12 インフレータ
14 サポート
4 外側カバー
6 ステアリングホイールアーマチュア
8 内側カバー
10 エアバッグ
12 インフレータ
14 サポート
Claims (14)
- 内側ハブと、内側ハブから延出しダイカスト材料から作られインタフェース部分で終端する複数のスポークと、前記インタフェース部分で前記複数のスポークに接続された外側リムと、を含むステアリングホイールアーマチュア
を備えるステアリングホイールであって、
前記インタフェース部分は、前記外側リムの長手方向に沿って前記外側リムを取り囲み、前記外側リムの一部は、スポークインタフェースで、互いからオフセットする複数の場所で露出されるステアリングホイール。 - 前記露出されたリムの前記一部は、半径方向にオフセットする、請求項1に記載のステアリングホイール。
- 前記露出されたリムの前記一部は、長手方向にオフセットする、請求項1に記載のステアリングホイール。
- 前記外側リムは、チューブインサートである、請求項1に記載のステアリングホイール。
- 前記外側リムは、鋼である、請求項1に記載のステアリングホイール。
- 前記ダイカスト材料は、アルミニウムまたはマグネシウムである、請求項1に記載のステアリングホイール。
- 外側カバーによって覆われる前記ステアリングホイールアーマチュアの少なくとも一部をさらに備える、請求項1に記載のステアリングホイール。
- 前記ステアリングホイールアーマチュアに装着されたエアバッグアセンブリをさらに備える、請求項7に記載のステアリングホイール。
- ステアリングホイールを製造するための方法であって、
上部および下部のセクションを備えたモールドを提供するステップであって、前記モールドは、内側ハブ窪みと、前記内側ハブ窪みに流体連通する複数のスポーク窪みと、を含み、前記モールドの前記上部セクションは、複数のインタフェース窪みを含み、各インタフェース窪みは、前記モールドの前記下部セクションの対応するインタフェース窪みと対にされ、インタフェース窪みの各対は、1つのスポーク窪みに流体連通し、各対は、インタフェース窪みの各対内に突出する複数の接着点を含み、前記接着点は、互いからオフセットしているステップと、
前記インタフェース窪み内に挿入され、前記接着点に接触する外側リムを提供するステップと、
前記外側リムが、前記インタフェース窪みで形成されたインタフェース部分で前記複数のスポーク窪みによって形成された複数のスポークに接続されるように、ダイカスト材料を前記モールド内に注入するステップ、
前記ダイカスト材料および前記リムを備えるアセンブリを前記モールドから除去するステップと、
を含む方法。 - インタフェース窪みの各対の前記接着点は、半径方向にオフセットする、請求項9に記載の方法。
- インタフェース窪みの各対の前記接着点は、長手方向にオフセットする、請求項9に記載の方法。
- 前記外側リムは、チューブインサートである、請求項9に記載の方法。
- 前記外側リムは、鋼である、請求項9に記載の方法。
- 前記ダイカスト材料は、アルミニウムまたはマグネシウムである、請求項9に記載の方法。
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