JP2008528370A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

サイプ180を有するタイヤ100が設けられる。前記タイヤ100は、少なくとも1本の溝160cによって画定された少なくとも1本のリブ170cで構成される円周トレッドを有する。前記リブ170cは、前記溝160cから、前記リブ170c内に延在する複数本のサイプ180を有し、前記サイプ180のうちの数本のサイプは、前記溝160cから前記リブ170c内に向かう方向に、狭くなっている。

Description

本発明は、自動車用タイヤ、より詳細には、タイヤトレッドにおける、溝から、リブまたは成形ブロック内に延びる狭窄サイプを有する自動車用タイヤに関する。
多くの自動車用タイヤは、複数の周溝を具えた円周トレッドを有し、これらの周溝は、これらの間でリブを画定する。典型的には、一般に横溝をリブ内に設けて、複数の成形ブロックを形成する。これら成形ブロックは、特定のパターンに従って、前記トレッドに沿って分布させることができる。一般にトレッド内に切り込まれた狭幅のスリットであるサイプは、特定のパターンの前記成形ブロック内に設けることができる。
前記周溝が設けられた前記トレッドパターン内に、典型的には、いくつかの並んだ列に前記成形ブロックを分布させる。前記成形ブロックの適正分布は、前記タイヤに、車輪軸と平行に方向付けられたサイドスラストに関連して、方向制御安定性やロードグリップの所望特性を付与する。言い換えれば、前記横溝は、前記タイヤに、所望のロードトラクションを付与し、すなわち、車両のスピードアップとスローダウンの間中、走行方向と平行な接線スラストを効率的に伝達する能力を付与する。原則、前記タイヤのトラクションは、前記トレッド内に配置された横溝の数が増加し、また、前記横溝自体の延在方向が、前記タイヤの走行方向に対して直交する方向に近づくにつれて、大きくなる傾向がある。加えて、前記周溝と横溝は、濡れた路盤上の走行時に、タイヤのトレッドパターン領域からの水の効率的な排出作用を行なうのに協働する。最終的に、前記サイプは、前記成形ブロック内に存在するならば、雪や氷上のトラクションのみならず、タイヤのウェットトラクションについても改良することができる。
しかしながら、長手方向溝である前記周溝と横溝の存在は、回転するタイヤによって生じる、よく知られたノイズの結果を引き起こす。オルガンパイプノイズとして知られているノイズの1つのタイプは、タイヤの接地面内で活発になる前記周溝の結果である。加圧された気柱は、前記タイヤの接地部と前記路面との間の前記周溝内に形成され、これは、前記気柱共鳴の結果として音を発する。前記音の波長は、実質的に一定であり、前記タイヤの回転スピードとは無関係である。
ポンピングノイズとして知られている、タイヤノイズのもう1つのタイプは、前記周溝からのノイズを活発にすることもできる前記横溝内における高速の空気の流れによって生じ得る。ピッチノイズとして知られている、ノイズの更に別のタイプは、トレッドパターン構成要素の円周方向のピッチ配列の結果として、前記トレッドパターン構成要素により生じ得る。最終的には、サイプが前記成形ブロック内に存在するならば、成形ブロックが前記路盤に衝突した際に成形ブロックが変形するときの、前記サイプの平行な両壁の摩擦によって、シューシューという音のノイズであるサイズルノイズ(sizzle noise)が発生し得る。
本発明は、少なくとも1本の溝によって画定された少なくとも1本のリブで構成された円周トレッドを有するタイヤであって、前記少なくとも1本のリブが、前記少なくとも1本の溝から前記少なくとも1本のリブ内に延びる複数本のサイプを有し、1本以上の前記サイプは、前記少なくとも1本の溝から前記少なくとも1本のリブに向かう方向に狭くなるタイヤを対象とする。
本発明は、少なくとも1本の周方向リブに隣接した、少なくとも1本の周溝を具えた円周トレッドを有するタイヤを対象にする。前記リブは、前記溝に隣接した第1エッジ部、該第1エッジ部と対向する第2エッジ部、及びそれらの間に配設された内側部を有する。前記リブは、このリブの、前記第1エッジ部から、前記内側部内に延びる、複数のサイプを有し、そのリブ内で、前記サイプのうち少なくともいくつかのサイプは、前記リブの内側部へ向かってサイズが減少する(狭くなる)幅をもつ。
さらに、本発明は、前記トレッドを複数本の周方向リブに区分するために間隔をおいて設けられた複数の周溝を有するタイヤトレッドを対象にする。各リブは、隣接した溝から前記リブ内に延び、このリブ(の内側部)に向かってサイズが減少する幅をもつ、周方向に間隔をおいて配置された複数本のサイプを有する。
最終的に、本発明は、少なくとも1本の周溝によって画定される少なくとも1本の周方向リブで構成されたトレッドを有するタイヤにおけるタイヤ回転ノイズを抑制する方法を対象とする。この方法は、前記リブ内に、複数本のサイプを提供する工程を包含し、前記サイプは、前記溝から前記リブ内に延び、かつ前記リブ(の内側部)へ向かって幅が減少する。
図面には、タイヤ及びタイヤとレッドの実施形態が、以下に示した詳細な記載とともに説明されるが、これらは請求項に係る発明の実施形態を記載したものである。これらの図面における構成要素の前記説明した境界は、前記境界の一実施例を表すことが理解されるであろう。当業者は、一の構成要素を、複数の構成要素として設計することができ、あるいは、複数の構成要素を、単一の構成要素として設計できることを理解するであろう。別の構成要素の内部コンポーネントとして示された構成要素を、外部コンポーネントとして使用することができ、また反対の場合も同様である。
さらに、図面や以下の明細書の記載では、同様な部分には、図面及び明細書の記載を通して、それぞれ同じ参照符号を付す。図面は、縮尺どおりには描いてなく、特定の部分の比率は、説明の便宜上、誇張して示してある。
以下の説明は、ここで使用される、選択された用語の定義を含む。前記定義は、用語の範囲内であり、かつ、実施において使用することができるコンポーネントの、種々の例及び/又は形態を含む。前記例は、限定することを意図しない。用語の1つの形態及び複数の形態のいずれもが、前記定義の範囲内であってもよい。
ここで用いられている、「軸線の」及び「軸線に」は、タイヤの回転軸線に平行である方向をいう。
ここで用いられている、「円周方向の」及び「円周方向に」は、前記軸線方向に直交する環状のトレッドの周面に沿って延びる方向をいう。
ここで用いられている、「溝」は、前記タイヤの前記トレッド内に、直線状、曲線状又はジグザグ状に円周方向に延在した、細長いボイド領域をいう。
ここで用いられる、「横方向」は、前記タイヤの前記トレッドに沿って、タイヤの一方のサイドウォールから他方のサイドウォールへ向かう方向をいう。
ここで用いられる、「半径方向の」及び「半径方向に」は、タイヤの回転軸線と垂直な方向をいう。
ここで用いられている、「サイプ」は、前記トレッドの表面に形成され、横方向、周方向又は前記タイヤの周方向に対して鋭角で延びることができる細いスリットをいう。
ここで用いられている、「サイドウォール」は、前記トレッドと前記ビードとの間のタイヤの部分をいう。
ここで用いられている、「トレッド」は、正規内圧及び正規荷重下で、路面と接触しているタイヤの部分をいう。
図1及び図2は、それぞれ、以下でさらに詳細に述べられるであろう、狭窄サイプで構成されるタイヤ100の一の実施形態についての斜視図及び部分平面図である。前記タイヤ100は、該タイヤ100の周りに円周方向に延びる、地面と接触するトレッド110を有する。前記トレッド110は、1対の横方向エッジ部120を有し、これらのエッジ部120の各々は、サイドウォール140へ向かって半径方向内方に延びるショルダー領域130によって側面に位置する。各サイドウォール140は、その半径方向内端であって、前記タイヤをリム上に装着するために利用されるビード部150内で終端する。
一の実施形態では、トレッド110に、タイヤ100の周りに周方向に延び、前記トレッド110を、軸線方向に間隙をおいて配置された複数本の周方向リブ170a〜170eに区分する複数本の溝160a〜160dを設ける。前記トレッド110は、所望のトレッドパターンや性能特性に依存して、1本以上の溝及びリブで構成されることができることは理解されるであろう。
一の実施形態では、1本以上の溝160a〜160dは、タイヤ100の円周の周りをに、実質的に一定又は均一な断面を有することができる。例えば、前記溝160a〜160dの前記断面は、一般に、タイヤ100の全周の周りに形成された矩形であることができる。1本以上の溝160a〜160dは、正方形、三角形、半円又はその他の幾何学的形状のような、他の実質的に一定な断面形状の形態を採ることができる。代案として、1本以上の溝160a〜160dは、タイヤ100の円周の周りに延びる、種々の断面を有することができる。例えば、1本以上の溝160a〜160dの断面は、その円周に沿って交互の広幅部分と狭幅部分(図示せず)を包含することができる。
図2を参照すると、前記リブ170a〜170eに、前記リブ170a〜170eの少なくとも一部分内に延びる複数本のサイプ180を設けている。図2に示されているように、前記サイプ180は、前記溝160a〜160dと連通している。しかしながら、前記タイヤ100は、1本以上の溝160a〜160dと連通しないのサイプを包含してもよいことは理解されるであろう。さらに、サイプ180は、前記リブ170a〜170eの各々に描かれているけれども、1本以上のリブ170a〜170eが、サイプ180を配設することなく設けることができることは理解されるであろう。
図3は、図2で描かれた前記タイヤ100のトレッド110の一部の分解図であり、今前記170cのリブ内に設けられたサイプ180をより詳細に説明したものである。図3に示されているように、前記リブ170cは、前記溝160bに隣接した第1エッジ部310、前記溝160cに隣接した第2エッジ部320、及びそれらの間に位置した内側部330を包含する。サイプ180は、前記リブ170c内に、前記リブの第1エッジ部310に沿って設けられ、これらのサイプ180は、前記溝160bから前記リブ170cの内側部330内に延在する。同様に、サイプ180は、前記リブ170c内に、前記リブの第2エッジ部320に沿って設けられ、これらのサイプ180は、前記溝160cから前記リブ170cの前記内側部330内に延在する。各サイプ180は、前記溝160bに連通する第1端部340と、前記リブ170cの内側部330内に設けられた第2端部350を有する。前記サイプは、1本以上のリブ170a〜170eの、第1および第2端部340、350のうちの一方の端部のみに設けることができることは理解されるであろう。
一の実施形態では、1本以上のサイプ180は、前記溝160b、160cから前記リブ170c内に向かう方向に幅が狭くなるような寸法にされる。言い換えれば、1本以上のサイプ180は、前記リブ170cに向かってサイズが減少する幅を有する。例えば、図3に示されているように、前記サイプ180の第1端部340(すなわち、前記溝に隣接する前記サイプ180の部分)の幅Wは、前記サイプ180の第2端部350の幅Wよりも広い。それゆえに、前記サイプ180を、今後、「狭窄サイプ」と呼ぶことができる。
1本以上のリブ170a〜170eに狭窄サイプ180を設けることにより、1本以上の溝160a〜160dにおいて生じ得るオルガンパイプノイズは、抑制されるか又は均一に取り除かれる。例えば、1本以上の溝160a〜160dと連通している、前記狭窄サイプ180の第1端部340は、前記溝160a〜160d内に形成した圧縮波を、前記狭窄サイプ180内に指向させるガイドとなる。一旦、前記狭窄サイプ180内に入ると、前記圧縮波の(全部ではないが)いくらかは捕捉される。前記狭窄サイプ180内に圧縮波を捕捉することにより、前記圧縮波は減衰し、それによって、オルガンパイプノイズを減少させるか又は均一に取り除く。加えて、前記狭窄サイプ180は、サイズルノイズを減少させまたは取り除く。1本以上の狭窄サイプ180の両壁は、互いに平行には方向付けられていない(、すなわち、前記両壁の少なくとも一方は、隣接する溝に対して鋭角に方向付けられている)ので、狭窄サイプ180の両壁の摩擦は、減少するか、又は均一に取り除かれる。
一般に、狭窄サイプ180の、前記第1端部340の幅Wと前記第2端部350の幅Wとの比率が大きくなるほど、オルガンパイプノイズ及びサイズルノイズの抑制及び減少が大きくなる。この方法では、狭窄サイプ180の幅は、所望のノイズ低減レベルを達成するのに従って寸法を定めることができる。例えば、前記サイプ180の前記第1端部340の幅Wは、前記第2端部350の幅Wに対する比率で、少なくとも2倍であることができる。しかしながら、前記幅W1は、前記比率で2倍未満にすることができることは理解されるであろう。
一の実施形態では、狭窄サイプ180は、1本以上のリブ170a〜170eの円周の周りに互いから、所定のピッチPの間隔をおいて設けられている。一般に、前記ピッチPが大きくなるほど、前記1本以上のリブ170a〜170e内に設けられた圧縮波減衰器の数の増加に起因する前記オルガンパイプノイズの抑制がより大きくなる。この方法では、狭窄サイプ180のピッチPは、所望のノイズ低減レベルを達成するのに応じて寸法を定めることができる。例えば、前記所定のピッチPは、狭窄サイプ180の最大幅のおよそ5倍未満であることができる。
一般に、リブ又は成形ブロックへのサイプの追加は、タイヤのウェットトラクションを改良する。例えば、前記タイヤが回転すると、前記サイプは、前記ウェット表面に対して複数の「エッジ」を示す。これらのエッジは水を切ることができ、それにより車道路面に対しグリップ力を発揮する。このようにして、リブ又は成形ブロック内に設けられたサイプが多いほど、タイヤの円周方向エッジの密度が高くなり、それはタイヤの改良されたウェットトラクションをもたらす。より詳細には、溝から、隣接するリブ又は成形ブロック内に延びるサイプは、さらにタイヤのウェットトラクションを改良する。例えば、サイプは比較的細いため、前記濡れた道路を乾かすのを促進する毛細管現象により、水がそれらサイプの中に吸い込まれる。また、水は路面から溝の中へと送り出され、隣接するリブ又は成形ブロック内に設けられたサイプから吐き出される。したがって、狭窄サイプ180は1本以上の溝160a〜160dから延びているので、狭窄サイプ180は上記したのと同様な方法で、タイヤ100のウェットトラクションを改良する。
一般に、リブ又は成形ブロック内に設けられたサイプは、タイヤの雪及び氷上のトラクションもまた改良する。例えば、サイプは雪や氷をグリップするための指として作用し、それによって、タイヤのトラクションを改良する。上述したように、タイヤの周方向エッジ密度を増加させることによって、前記指の数が増加し、それによって、雪及び氷上のトラクションを増加させる。したがって、狭窄サイプ180は、上述したのと同様な方法で、タイヤ100の雪及び氷上のトラクションを改良する。
一の実施形態では、1本以上の狭窄サイプ180は、図3に示されるように、実質的に台形状の輪郭を有している。前記実質的に台形状の輪郭は、前記溝160bに連通している大きい底辺360と、前記リブ170cの内側部330内に設けられた小さい底辺370を含む。狭窄サイプ180は、それらサイプの幅が、前記リブ170cの内側部330に設けられた、尖った又は丸みを帯びた頂点を有する三角形状輪郭のような幅サイズの減少する他の輪郭を有することができることは理解されるであろう。
一の実施形態では、1本以上の狭窄サイプ180は、タイヤ100の周方向Cに対し実質的に直交する長手方向軸線を有する。例えば、狭窄サイプ180は、図3に示すように、タイヤ100の周方向に対し実質的に直交して方向付けられる長手方向軸線Aを有することができる。代案として、1本以上の狭窄サイプ180は、タイヤの周方向に対して90°未満の鋭角で方向付けることができる。一般に、狭窄サイプ180の前記角度が増加するにつれて、タイヤ100の雪上のトラクションは減少する。
図2を参照すると、狭窄サイプ180の長さLは、所望のパターンを達成するために変化させることができる。例えば、狭窄サイプ180の長さは、前記リブ170a〜170eの一部に沿って、タイヤ100の周方向に、徐々に増加させることができ、それによって、サブパターンSを形成する。前記サブパターンSは、図2に示すように、繰り返されて、トレッド110内にジグザグパターンを形成することができる。
「含む」又は「含んでいる」という用語が、明細書又は特許請求の範囲に使用される範囲において、その用語が、請求項中の暫定的な語として用いられる場合に解釈されるとき、「有する」、「具える」または「もつ」という用語と同様に包括的であることを意図している。さらに、「又は」という用語が用いられる範囲(例えば、A又はB)において、その用語は、「A、B又は両方」を意味することを意図している。出願人が「A又はBのみで両方ではない」ことを示すことを意図する場合には、「A又はBのみで両方ではない」という用語が用いられるであろう。このように、「又は」の用語の使用は包括的であり、限定的ではない。Bryan A.Garner、「A Dictionary of Modern Legal Usage」、P624、第二巻、1995年編集、を参照してください。また、「内」又は「内に」という用語が、明細書又は特許請求の範囲に使用される範囲において、その用語が「接して」又は「上に」を付加的に意味することを意図している。さらに、「接続する」という用語が、明細書又は特許請求の範囲に使用される範囲において、その用語が、「直接的に接続される」だけでなく、別の一つの構成要素又は複数の構成要素によって接続されるような、「間接的に接続される」ことも意味することを意図している。
本願は種々の実施形態を示しており、これらの実施形態は少し詳しく記載されているが、特許請求の範囲をそのような詳細に制限し、あるいは何らかの限定をすることは出願人の意図するところではない。追加の利点や修正は、当業者にとって容易にわかるであろう。したがって、本発明は、より広い側面で、特定の詳細、代表的な装置、及び図示および記載された説明に役立つ実施例には限定されない。それゆえに、出願人の全般的な発明概念の精神又は範囲から逸脱することなく、そのような詳細から離脱することができる。
図1は、狭窄サイプを有するタイヤ100の一実施形態についての斜視図である。 図2は、図1で示したタイヤ100のトレッド110の部分平面図である。 図3は、図2で示したタイヤ100のトレッド110の一部の分解図である。
符号の説明
100 タイヤ
110 トレッド
120 エッジ部
130 ショルダー部
140 サイドウォール
150 ビード部
160 溝
170 リブ
180 サイプ
310 第1エッジ部
320 第2エッジ部
330 内側部
340 第1端部
350 第2端部

Claims (10)

  1. 少なくとも1本の溝によって画定された少なくとも1本のリブで構成された円周トレッドを有するタイヤであって、
    前記少なくとも1本のリブが、前記少なくとも1本の溝から前記少なくとも1本のリブ内に延びる複数本のサイプを有し、1本以上の前記サイプは、前記少なくとも1本の溝から前記少なくとも1本のリブに向かう方向に狭くなるタイヤ。
  2. 前記少なくとも1本の溝は均一断面を有する請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記1本以上のサイプは、長さが異なる請求項1記載のタイヤ。
  4. 前記1本以上のサイプは、前記タイヤの周方向と実質的に直交する長手方向軸線を有する請求項1記載のタイヤ。
  5. 前記1本以上のサイプは、前記少なくとも1本のリブ内に、前記タイヤの周方向に沿って所定のピッチで設けられる請求項1記載のタイヤ。
  6. 前記所定ピッチは、前記1本以上のサイプの最大幅のおよそ5倍未満である請求項5記載のタイヤ。
  7. 前記1本以上のサイプは、前記溝に連通している大きい底辺と、前記少なくとも1本のリブの内側部内に設けられた小さい底辺とを含む、実質的に台形状の輪郭を有する請求項1記載のタイヤ。
  8. 間隔をおいて複数本の周溝を設けて多数本の円周リブに区分された円周トレッドを有するタイヤトレッドであって、
    各リブが、隣接する溝から前記リブ内に延びる複数本のサイプを有し、1本以上の前記サイプは、前記リブに向かう方向にサイズが減少するタイヤトレッド。
  9. 前記1本以上のサイプは、前記1本以上のリブに沿って周方向に間隔をおいてサブパターン内に配設し、該サイプの長さが前記タイヤの周方向に増加する請求項8記載のタイヤトレッド。
  10. 前記サブパターンは、前記1本以上のリブ内でジグザグパターンを有する請求項9記載のタイヤトレッド。
JP2007553091A 2005-01-27 2005-11-21 タイヤ Expired - Fee Related JP4917550B2 (ja)

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