JP2008522754A5

JP2008522754A5 -

Info

Publication number: JP2008522754A5
Application number: JP2007545641A
Authority: JP
Filing date: 2005-12-08
Publication date: 2009-06-25

Claims

固定針シリンジであって、
薬剤室と、
前記薬剤室と流体連通する皮下注射針であって、前記薬剤室に永久に固定された皮下注射針と、
前記薬剤室内に摺動可能に配置されたピストンと、
前記ピストンに固定されたプランジャであって、それを通して画成された内腔を有し、該内腔は該プランジャを通して前記ピストンにアクセスすることを可能とし、又前記ピストンは自己密封性の穿刺可能な材料で作製されるプランジャと、
を有する固定針シリンジ。
更に、前記薬剤室の後端部に端部キャップを有し、該端部キャップは前記薬剤室からの前記ピストンの離脱を防止する請求項１に記載の固定針シリンジ。
前記プランジャは、取り外し可能に前記ピストンに固定される請求項１に記載の固定針シリンジ。
前記プランジャは、ネジ接続によって、取り外し可能に前記ピストンに固定される請求項３に記載の固定針シリンジ。
更に、前記プランジャの前記内腔内に画成された１つ以上の針案内面を有する請求項１に記載の固定針シリンジ。
固定針シリンジであって、
薬剤室と、
前記薬剤室内に摺動可能に配置された自己密封性ピストンと、
前記薬剤室と流体連通し又前記薬剤室に永久に固定された皮下注射針であって、約６０〜１２０の縦横比を有する皮下注射針と、
前記自己密封性ピストンに固定されたプランジャであって、それを通して内腔を有し、該内腔は該プランジャを通して前記自己密封性ピストンにアクセスすることを可能とするプランジャと、
を有する固定針シリンジ。
前記縦横比は約８５である請求項６に記載の固定針シリンジ。
前記皮下注射針は、約２未満の流量比を有する請求項６に記載の固定針シリンジ。
固定針シリンジであって、
薬剤室と、
前記薬剤室内に摺動可能に配置された自己密封性ピストンと、
前記薬剤室と流体連通し又前記薬剤室に永久に固定された皮下注射針であって、約２未満の流量比を有する皮下注射針と、
前記自己密封性ピストンに固定されたプランジャであって、それを通して画成された内腔を有し、該内腔は該プランジャを通して前記自己密封性ピストンにアクセスすることを可能とするプランジャと、
を有する固定針シリンジ。
前記流量比は約１．８未満である請求項９に記載の固定針シリンジ。
前記流量比は約１．５未満である請求項９に記載の固定針シリンジ。
前記皮下注射針は、約６０〜１２０の縦横比を有する請求項９に記載の固定針シリンジ。
薬剤を注入する方法であって、
薬剤供給針を永久固定針シリンジの薬剤室内に、前記固定針シリンジの中空プランジャ及び自己密封性の穿刺可能なピストンを通して導入する工程と、
薬剤を前記薬剤供給針から前記薬剤室内に送り込む工程と、
を有する方法。
更に、
前記中空プランジャを前記ピストンから取り外す工程と、
前記シリンジを第１のアセンブリ内に、前記固定針シリンジの皮下注射針が前記第１のアセンブリの下部シールに近接するように挿入する工程と、
第２のアセンブリを前記第１のアセンブリに、前記第２のアセンブリのロッドが前記ピストンに近接するように固定する工程と、
を有する請求項１３に記載の方法。
更に、
前記下部シールを注入部位に配置する工程と、
前記第２のアセンブリ内の注入バネを解放して前記ロッドを注入方向に駆動し、前記ロッドが、前記皮下注射針を前記下部シールを通して前記注入部位内へと移動させると共に前記ピストンを移動させて前記薬剤を前記薬剤室から前記皮下注射針を通して放出させる工程と、
を有する請求項１４に記載の方法。
更に、前記ロッドが前記注入方向に移動する時に前記第１のアセンブリの引き込みバネを圧縮状態へと移動させる工程を有する請求項１５に記載の方法。
更に、前記引き込みバネが、前記皮下注射針を前記下部シールを通して前記注入方向とは反対方向に移動させるように、前記注入バネを前記ロッドから解放する工程を有する請求項１６に記載の方法。
注入キットであって、
後装式固定針シリンジであって、薬剤室に永久に固定された皮下注射針と、前記薬剤室内に摺動可能に配置された自己密封性の穿刺可能なピストンと、前記ピストンに取り外し可能に固定された中空プランジャと、を有し、前記薬剤室は前記中空プランジャ及び前記ピストンを通して充填可能となっている後装式固定シリンジと、
注入アセンブリと、
引き込みアセンブリと、
を有し、
前記注入アセンブリ及び前記引き込みアセンブリが、その中に前記シリンジを動作可能なように固定するように構成されている注入キット。
更に、１つ以上の注入部位殺菌スワブを有する請求項１８に記載の注入キット。
更に、前記シリンジ、前記注入アセンブリ、及び前記引き込みアセンブリを収納したパッケージを有する請求項１８に記載の注入キット。
前記パッケージは、最終的に滅菌されている請求項２０に記載の注入キット。
薬剤を注入する方法であって、
薬剤供給針を永久固定針シリンジの薬剤室内に、前記固定針シリンジの中空プランジャ及び自己密封性の穿刺可能なピストンを通して導入する工程と、
薬剤を前記薬剤供給針から前記薬剤室内に送り込む工程と、
前記薬剤供給針を前記永久固定針シリンジから引き抜く工程と、
前記薬剤室内の空気が前記永久固定針シリンジの皮下注射針の近傍に来るように前記永久固定針シリンジの向きを変える工程と、
前記皮下注射針を通して前記空気を追い出すように前記中空プランジャを押す工程と、
を有する方法。
更に、
前記中空プランジャを前記自己密封性の穿刺可能なピストンから取り外す工程と、
前記固定針シリンジを第１のアセンブリ内に、前記皮下注射針が前記第１のアセンブリの下部シールに近接するように挿入する工程と、
第２のアセンブリを前記第１のアセンブリに、前記第２のアセンブリのロッドが前記自己密封性の穿刺可能なピストンに近接するように固定する工程と、
を有する請求項２２に記載の方法。
更に、
前記下部シールを注入部位に配置する工程と、
前記第２のアセンブリ内の注入バネを解放して前記ロッドを注入方向に駆動し、前記ロッドが、前記皮下注射針を前記下部シールを通して前記注入部位内へと移動させると共に前記自己密封性の穿刺可能なピストンを移動させて前記薬剤を前記薬剤室から前記皮下注射針を通して放出させる工程と、
を有する請求項２３に記載の方法。
更に、
前記ロッドが前記注入方向に移動する時に前記第１のアセンブリの引き込みバネを圧縮状態へと移動させる工程と、
前記引き込みバネが、前記皮下注射針を前記下部シールを通して前記注入方向とは反対方向に移動させるように、前記注入バネを前記ロッドから解放する工程と、
を有する請求項２４に記載の方法。