JP2008519577A - 二重絶縁構造を有するモータ及びそのモータを搭載した電気機器 - Google Patents

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Abstract

本モータは、固定子鉄心とこの固定子鉄心より絶縁された巻線とを有する固定子と、回転軸と回転子鉄心とを有する回転子とを備える。回転子鉄心の内径部に樹脂絶縁体を備え、回転子鉄心と回転軸とをこの樹脂絶縁体を介して結合する。

Description

本発明は、洗濯機や食器洗い乾燥機や生ゴミ処理機等の水を使用することを前提とする電気機器の駆動源として搭載される二重絶縁構造を有するモータに関する。
洗濯機や食器洗い乾燥機のポンプや生ゴミ処理機の駆動源等として搭載されているモータは、モータ出力軸が水に接する又は水に接する可能性のある商品であるため、モータには信頼性の高い二重絶縁構造又はアース絶縁構造が要求されている。
従来これらに搭載されるモータの中でアース絶縁構造が難しいとされるモータ(トロイダル巻モータ等)は、二重絶縁構造(巻線と固定子鉄心を樹脂等で基礎絶縁をし、更に回転子鉄心と回転軸を付加絶縁することで二重の絶縁とする方法)を実施する必要があった。その従来の二重絶縁構造としては、例えば日本特許出願特開平2003−23742号公報に開示されているものがある。
図10Aはこの従来のモータの構造断面図であり、図10Bはそのモータの回転軸部の拡大図である。樹脂103にて絶縁された固定子鉄心102に、巻線104を施し、固定子101が形成される。更に回転軸113の回転子鉄心締結部及びその周辺に軸出力部外径より小さい溝加工を施し、ここに絶縁樹脂117を充填させ軸出力部と同一外径に仕上げる。そしてこの回転軸113は、アルミダイカストを施した回転子鉄心112の内径部に圧入等の方法で締結される。この回転子111が軸受105にて回転自在に支承される。
また、その他の従来例としては図11A、図11Bに示す構造がある。前述の10A、図10Bと同じ要素は同一参照符号を付して説明を省略する。回転軸113aは、ストレート軸の回転子鉄心締結部及びその周辺に絶縁樹脂117aを充填させる。そしてこの回転軸113aは、アルミダイカストを施した回転子鉄心112の内径部に圧入等の方法で締結される。
いずれの工法も回転軸113、113aは、回転子鉄心112との絶縁を目的に樹脂成形することで、二重絶縁構造を実施する構成となっている。
しかしながら、前記従来例では回転軸を絶縁樹脂にて成形する工法であるため、この回転軸のコストが高くなるという課題があった。
図12は、図10Bに示した回転軸を作成する金型の構成図である。上型121と下型122との間に回転軸123をセットし、ゲート124より樹脂を注入し成形する。図13は、図11Bに示した回転軸を作成する金型の構成図である。上型131と下型132との間に回転軸133をセットし、ゲート134より樹脂を注入し成形する。
従って、軸長さに応じて別々の金型が必要となり、金型費用は高価となる。また回転軸全体を樹脂成形金型の中にセットする必要がある為、成形する際に出力軸側に傷を付ける恐れがある。また金型と回転軸とは必ずクリアランス(隙間)を設ける必要があるので、金型精度が悪いと樹脂バリが発生し、バリ除去加工が必要となるという問題もある。
本発明のモータは、次の構成を有する。
固定子鉄心とこの固定子鉄心より絶縁された巻線とを有する固定子と、回転軸と回転子鉄心とを有する回転子とを含み、回転子鉄心の内径部に樹脂絶縁体を備え、回転子鉄心と回転軸とをこの樹脂絶縁体を介して結合する。
これによって、極めて簡単な構成で二重絶縁構造のモータを実現でき、安価で信頼性の高いモータを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるモータの構造断面図であり、図2はその回転子の拡大図である。固定子11は、固定子鉄心12に樹脂13にて絶縁された巻線14を備えて形成されている。一方、回転子21は、回転子鉄心22にアルミダイカストを施して2次導体となる導体バー(図示せず)を備えている。回転子鉄心22には、その内径部に樹脂絶縁体27を備え、回転子鉄心22と回転軸23とを樹脂絶縁体27を介して結合して形成されている。
固定子11は軸受け15を備えて、回転軸23を回転自在に軸支している。固定子11の巻線14で発生する回転磁界とアルミダイカストで作成された回転子21の2次導体との間の電磁誘導作用により、回転子21は所定のトルクを発生し回転する。本構造のモータは、インダクションモータである。
本発明のモータは、巻線14と固定子鉄心22との間は樹脂13で基礎的な絶縁が成されている。更に、回転子鉄心22と回転軸23との間は樹脂絶縁体27によって付加的な絶縁が成されている。これによって二重絶縁の構造を実現している。
樹脂絶縁体27の材質としては、熱可塑性樹脂(PBT、PET、PP、PE等)や熱硬化性樹脂(不飽和ポリエステル樹脂等)いずれも使用することができる。機械的強度が強いこと及び耐熱温度が高いことのため、後者の方がより好適である。
図2に示す樹脂絶縁体27の厚さ寸法hは、少なくとも0.4mmの厚さ寸法を有している。これは電気用品安全法等の安全規格を遵守するためである。具体的には、本実施の形態では、回転子鉄心22の内径寸法をφ10とし、回転軸23をφ8のストレート軸としている。これにより回転軸23の価格アップを招くことなく、樹脂絶縁体27の厚さ寸法hは、1mmとなる。
また、通常回転子鉄心22にアルミダイカストを実施する場合は回転子内径寸法がアルミダイカスト前より小さくなる傾向がある。よって、図2に示すように回転子鉄心22の内径部両端は段差jを設けている。しかし、回転子内径部に樹脂絶縁体27をモールドするため、この段差jをなくし、回転子内径部をストレート形状としても良い。
上記記載の回転子を作製する方法を図3A、図3Bに示す。図3Aにおいて上型41と下型42と中芯43で回転子鉄心22を保持する。その後、ゲート44より絶縁樹脂を充填させる。これにより回転子鉄心22の内径部に樹脂絶縁体27が強固に固着した状態で完成する。その後、図3Bに示すように、回転軸23を樹脂絶縁体27に圧入することにより、回転子21が完成する。
次に、本発明のモータにおいては安全性確保の観点より、回転子鉄心22と回転軸23との沿面距離が重要である。この沿面距離は、図2において寸法29で表すことができる。例えば電気用品安全法によれば200Vの機器に搭載されるモータであれば、沿面(空間)距離を2mm以上とする必要がある。
この沿面距離を確保する具体例を図4A、図4B、図4C、図4D、図4E、図4F、図4G、図4H、図4Iに示す。樹脂絶縁体27を回転子鉄心22の軸方向端面より突出させる場合と、突出させない場合とがある。またこの樹脂絶縁体27を回転軸方向に凹部または凸部を設けることにより沿面距離を大きくする方法がある。
図4Aは、樹脂絶縁体27aを回転子鉄心22aの軸方向端面より突出させる場合で、沿面距離は29aで表される。図4Bは、樹脂絶縁体27bを回転子鉄心22bの軸方向端面より突出させる場合で、更に樹脂絶縁体27bは凸部を有し、沿面距離は29bで表される。図4Cは、樹脂絶縁体27cを回転子鉄心22cの軸方向端面より突出させる場合で、更に樹脂絶縁体27cは凹部を有し、沿面距離は29cで表される。図4Dは、樹脂絶縁体27dを回転子鉄心22dの軸方向端面より突出させる場合で、更に樹脂絶縁体27dは凹部と凸部を有し、沿面距離は29dで表される。
図4Eは、樹脂絶縁体27eを回転子鉄心22eの軸方向端面より突出させない場合で、沿面距離は29eで表される。この場合は必要な沿面距離を確保するために段差部の段差寸法を大きくする必要がある。図4Fは、樹脂絶縁体27fを回転子鉄心22fの軸方向端面より突出させない場合で、樹脂絶縁体27fは凸部を有し、沿面距離は29fで表される。図4Gは、樹脂絶縁体27gを回転子鉄心22gの軸方向端面より突出させない場合で、樹脂絶縁体27gは凹部を有し、沿面距離は29gで表される。図4Hは、樹脂絶縁体27hを回転子鉄心22hの軸方向端面より突出させない場合で、樹脂絶縁体27hは凹部と凸部を有し、沿面距離は29hで表される。図4Iは、樹脂絶縁体27iを回転子鉄心22iの軸方向端面より突出させない場合で、沿面距離は29iで表される。この場合は必要な沿面距離を確保するために面取部の面取寸法を大きくする必要がある。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における回転子の組立断面図である。回転子鉄心22にアルミダイカストを施して、その内径部に樹脂絶縁体27を備えている。回転軸24には、樹脂絶縁体27と接合する部分にローレット加工部24aを有する。このローレット加工部24aは、例えば平目加工、アヤメ加工等で形成される。この回転軸24を樹脂絶縁体27に圧入する。これにより回転軸24と樹脂絶縁体27との接合が強固となり、回転軸24の空転防止や抜け防止を行なうことができる。
(実施の形態3)
図6A、図6Bは本発明の実施の形態3における回転子鉄心と回転軸との組立断面図である。
図6Aは回転軸22がストレート軸である。アルミダイカストを施した回転子鉄心22と回転軸23とを金型にセットし、絶縁樹脂を注入することにより樹脂絶縁体28aを成形する。
図6Bは回転軸25がローレット加工部25aを有する。このローレット加工部25aは、例えば平目加工、アヤメ加工等で形成される。アルミダイカストを施した回転子鉄心22と回転軸25を金型にセットし、絶縁樹脂を注入することにより樹脂絶縁体28bを成形する。
回転子鉄心22と回転軸23、25を絶縁樹脂で一体成形することで、確実に回転子鉄心と回転軸を絶縁し締結することができろ。更に、実施の形態1及び実施の形態2に比べ、回転軸を圧入する後工程を削減することができる。
(実施の形態4)
図7A、図7Bは本発明の実施の形態4における回転子の断面図である。この回転子は、モータの特殊形態である誘導同期モータに使用され、埋め込み永久磁石を有する。
図7Aは、平板状永久磁石を埋め込む場合であり、回転子鉄心31は複数個の磁石挿入部穴32を設けられている。その磁石挿入部穴32に複数の永久磁石を埋設する前或いは、埋設した後に樹脂絶縁体27を成形することで確実に回転子鉄心と軸を絶縁させることができる。
また、図7Bは、円弧状永久磁石を埋め込む場合であり、回転子鉄心33は複数個の磁石挿入部穴34を設けられている。その磁石挿入部穴34に複数の永久磁石を埋設する前或いは、埋設した後に樹脂絶縁体27を成形することで確実に回転子鉄心と軸を絶縁させることができる。
なお埋め込む永久磁石の種類としては、ネオジ磁石、フェライト磁石(焼結やプラスチック磁石)等が使用される。
また本実施の形態においても、実施の形態2に述べた回転軸にローレット加工して回転軸の固着強度を強化すること、及び実施の形態3に述べた回転軸と回転子鉄心を一体成形して後工程を削減することを適用することができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態にかかる電気機器の一例について説明する。図8は本発明のモータを適用した洗濯機の構造断面図である。
図8において、洗濯兼脱水槽61(以下、槽61と呼ぶ。)は、その外側に水受け槽63を、底面に撹拌翼(パルセータ)62を配設している。水受け槽63の底面には、クラッチ装置65が取り付けられている。駆動モータ64とそのクラッチ装置65とはベルトにより連結されており、モータ64の回転力がクラッチ装置65を介して槽61又は撹拌翼62に伝達される。ここで、クラッチ装置65は、モータ64の回転力を、洗濯時には撹拌翼62に伝達し、脱水時には槽61に伝達するように切り替える。
また、水受け槽63は外枠66にサスペンション67を介して防振支持されている。槽61の上部には、液体を内封した流体バランサー68を固定している。水受け槽63の上方は水受け槽カバー69によって覆われている。水受け槽63の下には排水ホース71が取り付けられている。排水ホース71の途中にはポンプモータ70が取り付けられている。そのポンプモータ70は、排水時に動作することにより排水を円滑に行うように機能している。
上記のように構成された実施例における洗濯機の動作について説明する。
まず、洗濯工程では、水受け槽63内に洗濯液を入れ、槽61に投入した洗濯物(衣類)を撹拌翼62によって撹拌し、洗濯液を洗濯物に浸透させ、かつ洗濯物を揉むことで汚れを除去する。次に、すすぎ工程では、水受け槽63に水を入れて、撹拌翼62によって撹拌して洗濯物をすすぐ。最後に、脱水工程では、クラッチ装置65を切り替えて、駆動モータ64の回転力を槽61に伝達し、槽61を回転することで洗濯物の水分を遠心脱水する。これら各工程を逐次制御して、洗濯、すすぎ、脱水の各工程を自動的に行うようにしている。
ここで、上記すすぎ工程や脱水工程において発生した水は、ポンプモータ70の作用により、排水ホース71を通じて排水される。
駆動モータ64、及び/またはポンプモータ70に、本発明の二重絶縁構造のモータを採用することにより、その駆動モータ64、及び/またはポンプモータ70は、耐水性に優れるばかりでなく、より確実なアース構造が可能となり、信頼性の高いモータとすることができる。その結果、本発明の実施例にかかる洗濯機もまた信頼性の高いものとすることができる。
次に、図9は本発明のモータを適用した食器洗浄機の構造断面図である。
図9において、洗浄機本体81は、前方(図面左側)を開口し、内部に洗浄槽82を設けている。その洗浄槽82は、上方を開口し、洗浄機本体81より前方に略水平方向に引き出し可能である。この洗浄槽82内には、食器83を収納する食器かご84を設けている。洗浄槽82は、洗浄機本体81と洗浄槽82とに間に設けたレールにより、前方に引き出し可能に構成されている。
また、洗浄槽82内には、洗浄槽82内の洗浄水を加熱する加熱器としてヒータ85を設けている。洗浄槽82の下方には、洗浄ポンプ86を設け、洗浄ノズル87より洗浄水を噴射して食器83を洗浄するように構成している。その洗浄ポンプ86はポンプモータ80によって駆動される。給水弁88は、水道水を洗浄槽82に給水するものである。洗浄槽82内の洗浄水は、排水ポンプ(図示せず)により排水する。
温度センサ89は、サーミスタで構成され、洗浄槽82の下面に取り付けられ洗浄槽82内の洗浄水の温度を検出する。制御装置90は、温度センサ89の検出信号を受け取り、洗浄水の温度を検知してその温度を制御するとともに乾燥工程での温度制御を行う。洗浄槽82の上面には内蓋91を洗浄機本体81に固定して設けている。この内蓋91は、洗浄機本体81の内部にあり、洗浄槽82を洗浄機本体81内に収納したときに洗浄槽82の開口部を覆うものである。さらに、洗浄槽82の開口部を閉塞するためのシールパッキング92が配設されている。
上記の食器洗浄機において、その動作を説明する。
使用者が、洗浄槽82を前方(図面左側)に引き出し、食器83を食器かご84に配置し、洗浄槽82を洗浄機本体81に収納した後、運転を開始する。すると、制御装置90が、ヒータ85、洗浄ポンプ86、給水弁88、排水ポンプ等の運転を制御し、食器洗浄機は食器83を洗浄、すすぎ、乾燥を行う。
このような構成の食器洗浄機においては、洗浄運転中には洗浄水が内蓋91の裏面に付着しており、洗浄槽82を前方に引き出すと、内蓋91に付着している洗浄水が、洗浄機本体81の底面内部に滴下し、その滴下した水がポンプモータ80にかかることが考えられる。したがって、ポンプモータ80には耐水性が求められる。
ポンプモータ80に本発明の二重絶縁構造のモータを採用すれば、耐水性に優れ好適である。また、そのモータは、より確実なアース構造が可能となる。その結果、本発明の実施例にかかる食器洗浄機もまた信頼性の高いものとすることができる。
本発明のモータは、固定子鉄心とこの固定子鉄心より絶縁された巻線とを有する固定子と、回転軸と回転子鉄心とを有する回転子とを備える。回転子鉄心の内径部に樹脂絶縁体を備え、回転子鉄心と回転軸とをこの樹脂絶縁体を介して結合する。
これによって、極めて簡単な構成で二重絶縁構造のモータを実現でき、安価で信頼性の高いモータ、及びこのモータを搭載した電気機器を提供することができる。
本発明の実施の形態1におけるモータの構造断面図 同上のモータの要部拡大図 本発明の実施の形態1におけるモータの製作過程の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの製作過程の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの沿面距離の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの沿面距離の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの沿面距離の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの沿面距離の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの沿面距離の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの沿面距離の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの沿面距離の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの沿面距離の説明図 本発明の実施の形態1におけるモータの沿面距離の説明図 本発明の実施の形態2におけるモータの回転子の組立断面図 本発明の実施の形態3におけるモータの回転子の組立断面図 本発明の実施の形態3におけるモータの回転子の組立断面図 本発明の実施の形態4におけるモータの回転子の断面図 本発明の実施の形態4におけるモータの回転子の断面図 本発明の実施の形態5における電気機器(洗濯機)の構造断面図 本発明の実施の形態5における電気機器(食器洗浄機)の構造断面図 従来のモータの構造断面図 同上の要部拡大図 従来の他のモータの構造断面図 同上の要部拡大図 従来のモータの製作金型の説明図 従来のモータの製作金型の説明図
符号の説明
11 固定子
12 固定子鉄心
14 巻線
21 回転子
22 回転子鉄心
23、24 回転軸
24a ローレット加工
27 樹脂絶縁体
32,34 磁石挿入穴

Claims (13)

  1. モータであって
    固定子鉄心と前記固定子鉄心より絶縁された巻線とを有する固定子と
    回転軸と回転子鉄心とを有する回転子とを含み、
    前記回転子鉄心の内径部に樹脂絶縁体を備え、前記回転子鉄心と前記回転軸とを前記樹脂絶縁体を介して結合したことを特徴とする。
  2. 請求項1記載のモータで、
    前記モータは、前記回転子鉄心にアルミダイカストによる導体バーを備えたインダクションモータである。
  3. 請求項1記載のモータで、
    前記樹脂絶縁体は、前記回転子鉄心と前記回転軸との間に少なくとも0.4mmの厚さ寸法を有する。
  4. 請求項1記載のモータで、
    前記樹脂絶縁体は、前記回転子鉄心の回転軸方向の端面より突出する。
  5. 請求項1記載のモータで、
    前記樹脂絶縁体は、前記回転子鉄心の回転軸方向に凹部または凸部を有する。
  6. 請求項1記載のモータで、
    前記回転子鉄心の内径部は、その両端面において段差部を有する。
  7. 請求項1記載のモータで、
    前記回転子鉄心の内径部は、その両端面において面取部を有する。
  8. 請求項1記載のモータで、
    前記回転子鉄心と前記回転軸との間は、少なくとも2mmの沿面距離を有する。
  9. 請求項1記載のモータで、
    前記回転軸は、ローレット加工を施した部分を有する。
  10. 請求項1記載のモータで、
    前記回転子鉄心と前記回転軸との前記結合は、圧入により成される。
  11. 請求項1記載のモータで、
    前記回転子鉄心と前記回転軸との前記結合は、一体成形により成される。
  12. 請求項1記載のモータで、
    前記回転子鉄心は、永久磁石を埋め込むための複数の磁石挿入穴を有す。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のモータを搭載した電気機器。
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