JP2008513065A

JP2008513065A - 収納棚連接器

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Publication number: JP2008513065A
Application number: JP2007531569A
Authority: JP
Inventors: 向明李
Original assignee: 向明李
Priority date: 2004-11-05
Filing date: 2005-08-19
Publication date: 2008-05-01
Also published as: US7478971B2; WO2006047924A1; EP1808094A1; EP1808094A4; US20070161280A1; HK1091107A1

Abstract

【課題】組み立てが簡単で使用の範囲を拡張する収納棚連接器を提供する。
【解決手段】スライドカバーと係合カバーからなり、スライドカバー上には嵌合体を形成し、嵌合体は該スライドカバーの軸方向に沿って開口槽を設置し、嵌合体上には該開口槽両側に位置する緊密嵌合部を設置する。係合カバー上には係合槽を具え、緊密嵌合部が係合槽に挿入されると、開口槽の幅を狭めることができ、組立て時には、スライドカバーはサポート棒の任意の位置に定位され、続いて該係合カバーを通して固定する。また、係合カバーそのものが収納棚フレーム体と相互に対応する設置部位を具えるため、或いは係合カバーそのものが該収納棚フレーム体の端部であるため、収納棚全体の連接は非常に簡単になる。しかも異なる収納棚規格と用途設計の連接器に基づき、各種収納棚の連接に適応することができる。
【選択図】図２

Description

本発明は一種の収納棚連接器に関する。特に一種の収納棚装置に用いる収納棚連接器に係る。

日常生活において、各種構造フレーム、フックフレーム、サポートフレーム等により組成される収納棚は広く応用されている。しかし該収納棚は製品の種類が非常に多く、規格が異なるため、連接が不便でしかも全体的な組立てが複雑であるという欠点があった。
上記問題に対して、中国特許CN2503777Yは一種の収納棚連接器を示している。該構造はサポート棒、連接器、置物網フレームを含む。該サポート棒は軸方向に沿って等距離を開けて若干の定位槽を設置する。該連接器は２個の弧形片により組成し、該２個の弧形片の左右両側にはそれぞれ凸凹嵌合結合部品を設置し、相互に嵌合後、口部の上が小さく下が大きい円錐筒を形成する。該円錐筒の内部と該サポート棒上の定位槽が対応し、外部と置物網フレームのスリーブ内部の錐形貫通壁が対応する。
上記構造の収納棚を採用することにより、使用の必要に応じて、２個の置物網フレーム間の高度を調節することができるが、分解と組立ては共に面倒である。先ず該置物網フレームのスリーブと連接器を分け、次に該連接器を２つの部分に分解し、その後適した位置に移動させ該サポート棒と嵌合し、さらに該スリーブと組合せる。収納棚の使用時の安定性を確保するために、スリーブを通して該連接器と該定位部品の対応を緊密にする必要がある。
さらに、もう一つの中国特許CN2608739Yは構造を改良した一種の収納棚連接器を示している。該構造は固定カバー、緊密環状カバー、定位カバーを含む。該定位カバーは開閉可能な錐形筒体で、２個の半弧形体により構成する。該定位カバーの内壁には凸バーを設置し、底部周辺には欠口を具えたフランジを設置する。該欠口の片側フランジの底部には階段を設置する。
該緊密環状カバーと該定位カバーの嵌設により、そのフックは該定位カバー欠口に嵌合し回転し、これにより階段を具えた定位カバーフランジと係合する。該固定カバーは該緊密環状カバー外に嵌設する。
中国特許ＣＮ２５０３７７７Ｙ号公報中国特許ＣＮ２６０８７３９Ｙ号公報

公知構造には以下の欠点があった。
すなわち、公知構造の網フレームとスリーブは一体に連なるため、多層物フレームに使用する時には、その設置が制限を受ける。つまりフレーム柱両端に位置するフレーム体は比較的容易に組立て分解が可能だが、中段に位置するフレーム体の組立て分解は不便である。さらに該構造連接の特長は錐面緊密ロックに依存するため、収納棚をある程度の期間使用すると、重力の作用により支柱とフレーム体連接器はより堅固な緊密ロック状態となり、分解する時には、固定カバーと緊固カバーの分離が困難である。また、固定カバーと緊固カバーが構成する連接器は全体の製造において比較的複雑であるため、収納棚全体の製造コストを上昇させている。
本発明は上記構造の問題点を解決した収納棚連接器を提供するものである。

上記課題を解決するため、本発明は下記の収納棚連接器を提供する。
それは、主に一種の収納棚連接器を提供し、該収納棚連接器は多種の規格、用途に適応するフレーム体により連接し、しかも分解に便利で、連接は信頼性が高く、この基礎の上に全体が分解しない状況下において層を増やし或いは接続を増やし、その他部品によりその用途を広げることができ、すなわちそれはスライドカバー、係合カバーを含み、該スライドカバー上には嵌合体を形成し、該嵌合体は該スライドカバーの軸方向に沿って開口槽を設置し、該嵌合体上には該開口槽両側に位置する緊密嵌合部を設置し、該係合カバー上には係合槽を具え、該緊密嵌合部が該係合槽に挿入すると、該開口槽の幅を狭めることができ、またその係合槽の槽幅は該緊密嵌合部の幅よりわずかに狭くなっている。
該緊密嵌合部の上部には導入段を設置し、該導入段は上が小さく下が大きい弧形過渡段で、さらにその嵌合体は該スライドカバーから径方向に伸出する凸出部分で、加えてそのスライドカバーは開放式で、該開口槽の対面側の管壁上において軸方向に沿って軸ピン構造のちょうつがいを設置し、該スライドカバーの貫通孔内壁を取囲み間断設置を呈する棒状或いは粒状の定位凸バーを設置し、該定位凸バーの内径は該サポート棒の外径よりわずかに小さく、該サポート棒外縁を取囲み該定位凸バーと弾性嵌合する定位凹槽を設置し、該ちょうつがい付近のスライドカバー貫通孔内壁周囲において軸方向に沿って開閉定位凸バーを設置し、さらにそのスライドカバーを取り囲む貫通孔内壁には弾性ゴム層を設置し、或いは該スライドカバーの全体貫通孔内壁はざらざらした壁面を構成している。
また、その緊密嵌合部は凸出した緊密嵌合部で、該係合槽には係合辺を設置し、該係合カバーは該凸出した緊密嵌合部に係入後、該係合カバーの該スライドカバーは径方向における上への移動を制限し、さらにその係合カバーは平板或いは弧形板或いは角形板で、該係合槽は該係合カバーに沿って縦方向或いは横方向に設置し、その槽口は上向き或いは下向き或いは左向き或いは右向きに設置し、加えてその係合カバーは棒部品で、該係合槽は該棒部品により湾曲形成し、すなわち本発明は該スライドカバーの嵌合体上に貫通設置する開口槽により、しかも該係合カバーと該スライドカバーにより構成する緊密ロック機構を採用し、該係合カバーが該スライドカバー嵌合体上に設置する緊密嵌合部に係合後、該緊密ロック機構は該開口槽の幅を狭くし、内部へと収縮させる構成である。

このため、組立て時には、該スライドカバーは便利に該サポート棒の任意の位置に定位され、続いて該係合カバーを通して固定され、また該係合カバーそのものが該収納棚フレーム体と相互に対応する設置部位を具えるため、或いは該係合カバーそのものが該収納棚フレーム体の端部であるため、全体収納棚の連接は極めて簡単になり、しかも異なる収納棚規格と用途設計の連接器に基づき、各種収納棚の連接に適用可能で、同時に、本考案は収納棚上において、必要に基づきその他収納棚体を付加或いは設置可能で、こうして収納棚の機能を拡大し、その使用の範囲を拡張可能であることを特徴とする収納棚連接器である。

すなわち、請求項１の発明は、主にスライドカバーを含み、嵌合体を形成し、該嵌合体は該スライドカバーの軸方向に沿って開口槽を設置し、該嵌合体は該開口槽の両側において緊密嵌合部を設置し、該係合カバーは係合槽を具え、該緊密嵌合部において該係合槽に挿入後、該開口槽の幅は狭くなることを特徴とする収納棚連接器である。
請求項２の発明は、前記係合槽の槽幅は該緊密嵌合部の幅よりわずかに狭く、該緊密嵌合部上方には導入段を設置することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器である。
請求項３の発明は、前記嵌合体は該スライドカバーの径方向より外に向かって伸出する凸出部分であることを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器である。
請求項４の発明は、前記スライドカバーは封鎖式で、サポート棒上に嵌接し、該スライドカバーを取り囲む貫通孔内壁には環状を呈し定位凸バーを設置し、該定位凸バーの内径は該サポート棒の外径よりわずかに小さく、該サポート棒の外壁上には該凸バーと弾性嵌合を呈する定位凹槽を形成することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器である。

請求項５の発明は、前記スライドカバーは開放式で、該サポート棒上に挟持し、該スライドカバーの該開口槽と相対する内壁上には軸方向に沿って軸ピン構造のちょうつがいを設置し、該スライドカバーの内壁には環状を呈し定位凸バーを設置し、該定位凸バーの内径は該サポート棒の外径よりわずかに小さく、該サポート棒を取り囲む外壁には該定位凸バーと弾性嵌合を呈する定位凹槽を形成し、該ちょうつがい付近の該スライドカバーの貫通孔内壁上には軸方向に沿って定位凸バーを設置することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器である。
請求項６の発明は、前記スライドカバーを取り囲む貫通孔内壁には弾性ゴム層を設置し、或いは該スライドカバーの全体貫通孔内壁はざらざらした壁面であることを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器である。
請求項７の発明は、前記緊密嵌合部は凸出した緊密嵌合部で、該係合槽には係合辺を設置し、該係合カバーにおいて該凸出した緊密嵌合部に係入後、該係合カバーの該スライドカバー径方向における上への移動を制限することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器である。
請求項８の発明は、前記係合カバーは平板、弧形板或いは角形板で、該係合槽は該係合カバーに沿って縦方向或いは横方向に設置し、その槽口は上向き或いは下向き或いは左向き或いは右向きに設置することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器である。
請求項９の発明は、前記係合カバーは棒部品で、該係合槽は該棒部品により湾曲形成することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器である。
請求項１０の発明は、前記係合カバーと収納棚フレーム体間にはカバー台を設置し、該カバー台は板形或いは棒形であることを特徴とする請求項８或いは９記載の収納棚連接器である。

上記のように、本発明により収納棚全体の連接は極めて簡単になり、しかも異なる収納棚規格と用途設計の連接器に基づき、各種収納棚の連接に適用可能である。さらに、必要に基づき他の収納棚体を付加或いは設置可能で、収納棚の機能を拡大し、使用の範囲を拡張することができる。

図１、２の基本作動の説明図に示すように、本発明の第一の実施例は、主にスライドカバー1、係合カバー2を含む。
該スライドカバー1はサポート棒3(図７参照)上に嵌設し、該係合カバー2の一端は収納棚フレーム体40と相互に連接する。該スライドカバー1の内部中央には該サポート棒3とスライド移動に対応する貫通孔10(図７参照)を形成する。該スライドカバー1の外部上には嵌合体12を形成し、該嵌合体12は該スライドカバー1の軸方向に沿って開口槽11を設置する。該嵌合体12は該開口槽11の両側に設置する緊密嵌合部12a或いは12c（緊密嵌合部12cは図２７参照）に位置し、該緊密嵌合部は凹入式緊密嵌合部12a或いは凸出式緊密嵌合部12cである。

さらに、図５に示すように、該係合カバー2は半円弧形板で、その板体上には係合槽21を設置する。該緊密嵌合部12a(幅ａ)或いは12cは該係合槽21に挿入後、該開口槽11は内部へと收縮し幅は狭くなる。これにより、該スライドカバー1と該係合カバー2が構成する緊密ロック機構は該サポート棒3と該収納棚フレーム体40を堅固に連接する。該係合槽21はＵ型係合槽(幅ｂ)で、該凹入状緊密嵌合部12a或いは該凸出状緊密嵌合部12cに係合後、該開口槽11の幅は内部へと收縮し減小する。これは、該係合槽21の槽幅bは該凹入状緊密嵌合部12a或いは該凸出状緊密嵌合部12cの幅aよりわずかに狭いからである。また、該緊密嵌合部12a或いは該緊密嵌合部12c上方にはそれぞれ導入段12b（図２７中図示なし）を設置し、該導入段12bは上が小さく下が大きい弧形過渡段であり(図２参照)導入を容易にしている。

さらに、図３、４に示すように、該スライドカバー1は封鎖式或いは開放式型態があり、該スライドカバー1が封鎖式である時(図３参照)、該嵌合体12は該スライドカバー1から径方向に伸出する凸出部分で、該緊密嵌合部12aは該凸出部分上に設置される。該スライドカバー1が取り囲む貫通孔10の内壁には環状を呈する棒状或いは粒状の定位凸バー14を設置する。該定位凸バー14の内径は該サポート棒3の外径よりわずかに小さく、しかも該サポート棒3の外縁には環状の定位凹槽31を設置し(図７参照)、該定位凸バー14は該定位凹槽31と弾性係合を呈する。
該スライドカバー1が開放式である時(図４参照)、該スライドカバー1の開口槽11の相互に対応する面の管壁上は軸方向に沿って軸ピン構造のちょうつがい13を設置する。同様に該スライドカバー1の貫通孔10内壁にも間断設置を呈する棒状或いは粒状の定位凸バー14を設置し、該定位凸バー14の内径は該サポート棒3の外径よりわずかに小さく、しかも該サポート棒3の定位凹槽31と弾性係合を呈する。別に該ちょうつがい13付近のスライドカバー1の貫通孔10内壁上には軸方向に沿って部材が傾かないように定位凸バー15を設置する。

続いて、図６に示すように、前記スライドカバー1中心に位置する貫通孔10内壁には一層の弾性ゴム層16を設置することができる。別に該スライドカバー1の全体貫通孔10内壁はざらざらした壁面とすることができる。該スライドカバー1の貫通孔10は円形、楕円形或いはその他形状で、前記サポート棒3の外形サイズと相互に対応する。
別に、前記係合カバー2は平板、弧形板或いは角形板で、またその他の型に製造することもできる。前記係合槽21は該係合カバー2に沿って縦方向或いは横方向に設置し、その槽口は上向き或いは下向き或いは左向き或いは右向きに設置することができる。また、該係合カバー2は棒部品とすることもでき、該係合槽21は棒部品に合わせて湾曲形成する。該係合カバー2と該収納棚フレーム体40間にはカバー台22を設置することもでき(図１１参照)、該カバー台22は板形或いは棒形である。

さらに、図７、図８に示すように、本発明の第一実施例を網状収納棚に応用する場合には、前記スライドカバー1は封鎖式管カバーで、前記係合カバー2は弧形板で、前記サポート棒3と前記水平網状収納棚フレーム体40の連接により実施する。
該収納棚の組立て過程は、該スライドカバー1を該サポート棒3に嵌入し位置が確定後、さらに該収納棚フレーム体40湾曲位置の係合カバー2を該スライドカバー1の凹緊密嵌合部12a中に挿入し、該開口槽11により内部へと収縮させ、該サポート棒3と該フレーム体40を固定連接させる。すなわち、係合カバー2に収納棚フレーム体40と相互に対応する設置部位があり、係合カバー２そのものが該収納棚フレーム体40の端部であるため、収納棚全体の連接は非常に簡単になる。

次に、図９、図１０に示すように、本発明の第二実施例を網状収納棚に応用する場合には、前記スライドカバー1は開放式管カバーで、前記係合カバー2は弧形板である。その組立て過程は、該スライドカバー1を径方向に沿って該サポート棒3の組立て位置に嵌入し、該開放式スライドカバー1を封鎖する。続いて、該収納棚フレーム体40湾曲位置の係合カバー2を上から下に向かって該スライドカバー1の緊密嵌合部12a中に挿入し、該サポート棒3と該フレーム体40を固定連接し、係合カバー2そのものが該収納棚フレーム体40の端部であるため、収納棚全体の連接は非常に簡単になる。

続いて、図１１、図１２に示すように、本発明の第三実施例を板状収納棚に応用する場合には、前記スライドカバー1は封鎖式或いは開放式で、該係合カバー2は係合槽21を具えた馬蹄形板である。該係合カバー2背面にはカバー台22を固定連接し、これにより、その横断面は呈「コ」の字型を呈する連接部品24と結合する。該連接部品24の開口部241は板状フレーム体41を支え挿入することができる。該スライドカバー1と該係合カバー2の組立て過程は第一実施例と同様であり、係合カバー2そのものが開口部241と板状フレーム体41の端部であるため板状収納棚の連接が非常に簡単になる。

また、図１３、図１４に示すように、本発明の第四実施例をフック収納棚に応用する場合には、前記スライドカバー1は封鎖式或いは開放式で、該係合カバー2は係合槽21を具えた弧形板である。図中のフック収納棚42はそれぞれ該係合カバー2両端に掛けられる。該スライドカバー1と該係合カバー2の組立て過程は第一実施例と同様であり、係合カバー2そのものがフック収納棚42の端部であるためフック収納棚の連接が非常に簡単になる。

次に図１５、図１６に示すように、本発明の第五実施例を円形収納棚に応用する場合には、前記スライドカバー1は封鎖式矩形カバーで、該係合カバー2は係合槽21を具えた矩形の直角槽形板である。該直角槽形板上には嵌合溝と円形フレーム体43と連接の公知のコーナーファスナーを設置する（図示なし）。該スライドカバー1と該係合カバー2の組立ては第一実施例と同様であり、係合カバー2そのものが円形フレーム体43の端部であるため収納棚全体の連接が非常に簡単になる。

さらに、図１７、図１８に示すように、本発明の第六実施例を掛フレームに応用する場合には、前記スライドカバー1は封鎖式或いは開放式で、該係合カバー2は係合槽21を具えた弧形板である。図中の棒状の掛フレーム体44と該係合カバー2一端の外縁は固定連接する。該スライドカバー1と該係合カバー2の組立ては第一実施例と同様であり、係合カバー2そのものが掛フレーム体44の端部となるため収納棚全体の連接は非常に簡単になる。

続いて、図１９、図２０に示すように、本発明の第七実施例を環状収納棚に応用する場合には、前記スライドカバー1は封鎖式或いは開放式で、該係合カバー2は係合槽21を具えた弧形板である。該係合カバー2の一端には該環状フレーム体45と相互に連接する平板カバー台22を設置する。該スライドカバー1と該係合カバー2の組立ては第一実施例と同様であり、係合カバー2そのものが環状収納棚である環状フレーム体45の端部であるため、収納棚全体の連接は非常に簡単になる。

次に、図２１、図２２に示すように、本発明の第八実施例を網籃収納棚に応用する場合には、前記スライドカバー1は封鎖式矩形カバーで、該係合カバー2は硬質棒部品により湾曲形成し、係合槽21を形成する。該スライドカバー1と該係合カバー2の相互嵌接により、棒からなる網状の該網籃収納棚フレーム体46と該サポート棒3は固定連接される。その組立ては第一実施例と同様であり、係合カバー2そのものが網籃収納棚フレーム体46の端部となるため収納棚全体の連接は非常に簡単になる。

さらに、図２３、図２４に示すように、本発明の第九実施例を固定構造に応用する場合には、前記係合カバー2は弧形部分20と両側のカバー台22を含む。該弧形部分20には係合槽21を具え、該カバー台22上には固定孔25を具え、ネジ等を利用し該係合カバー2を壁或いはその他構造物上に固設する。該係合槽21の槽口は上向きに設置し、掛フレーム体44は前記スライドカバー1上に設置する。
こうして、先ず該スライドカバー1と該係合カバー2を前記実施例同様に一体に挿入接続し、或いは、先ず該係合カバー2を必要とする壁等の構造物上に固定する。次に、該スライドカバー1と該係合カバー2を一体に挿入接続し、掛フレーム体44をあらゆる固定すべき構造物上に設置することができる。

次に、図２５、図２６に示すように、本発明の第十実施例を盤状収納棚に応用する場合には、前記スライドカバー1は封鎖式或いは開放式で、該係合カバー2は係合槽21を具えた弧形板で、盤状の前記盤状収納棚47と固定連接する（リベット接続或いは溶接等）。その組立ては第一実施例と同様であり、係合カバー2そのものが盤状収納棚47の端部となるため収納棚全体の連接は非常に簡単になる。

さらに、図２７に示すように、本発明の第十一実施例を棒体上に応用する緊密嵌合部が凸緊密嵌合部である場合には、前記スライドカバー1上の緊密嵌合部は凸出式緊密嵌合部12cで、該係合カバー2の係合槽21には凸出式緊密嵌合部12cが外れないように係合辺210を設置する。
この場合は、該係合カバー2が緊密嵌合部12cを押し圧するように、該係合カバー2において該緊密嵌合部12cに係入後、該係合カバー2の該スライドカバー1径方向上における移動を制限する。その組立て方式は第一実施例と同様である。

以上のように、前記各実施例は、スライドカバーと係合カバーから構成され、スライドカバー上には嵌合体を形成し、嵌合体はスライドカバーの軸方向に沿って開口槽を設置し、嵌合体上には該開口槽両側に位置する緊密嵌合部を設置し、係合カバー上には係合槽を具えている。そして、緊密嵌合部が該係合槽に挿入されると、開口槽の幅を狭めることができ、組立て時には、スライドカバーはサポート棒の任意の位置に定位され、続いて該係合カバーを通して固定する。また、係合カバーそのものが収納棚フレーム体と相互に対応する設置部位を具えるため、或いは該係合カバーそのものが該収納棚フレーム体の端部であるため、収納棚全体の連接は非常に簡単になり、分解も簡単である。しかも、異なる収納棚規格と用途設計の連接器に基づき、各種収納棚の連接に適応することができる。

本発明のスライドカバーの断面図である。本発明のスライドカバーの嵌合体と係合カバーが相互に挿入接続する様子の指示図である。本発明のスライドカバーの立体外観図である。本発明の開放式スライドカバーの立体外観図である。本発明の係合カバーの立体外観図である。本発明のスライドカバーにゴム層を設置する様子の立体外観図である。本発明の第一実施例を網状収納棚に応用する組合せ図である。図７組立て時の分装図である。本発明の第二実施例を網状収納棚に応用する組合せ図である。図９組立て前の構造指示図である。本発明の第三実施例の係合カバーがＵ形板である時の構造指示図である。図１１中部品の設置指示図である。本発明の第四実施例の係合カバーと棒型掛部品結合の指示図である。図１３中の部品の設置指示図である。本発明の第五実施例の構造指示図である。図１５の具体的実施図である。本発明の第六実施例の構造形式の指示図である。図１７の具体的実施図である。本発明の第七実施例の係合カバーがカバー台を具える様子の構造指示図である。図１９の具体的実施図である。本発明の第八実施例の係合カバーが棒部品により構成される様子の構造指示図である。図２１の具体的実施図である。本発明の第九実施例を固定物上に応用する使用方式指示図である。図２３の具体的実施図である。本発明の第十実施例の係合カバーと盤状掛部品結合の構造指示図である。図２５の具体的実施図である。本発明の第十一実施例の緊密嵌合部が凸緊密嵌合部である時のスライドカバーと係合カバーの設置指示図である。

符号の説明

1 スライドカバー
10 貫通孔
11 開口槽
12 嵌合体
12a 凹入状緊密嵌合部
12b 導入段
12c 凸出状緊密嵌合部
b 槽幅
13 ちょうつがい
14 定位凸バー
16 弾性ゴム層
2 係合カバー
20 弧形部分
21 係合槽
210 係合辺
22 (平板)カバー台
24 連接部品
241 開口部
25 固定孔
3 サポート棒
31 定位凹槽
40 (水平網状)収納棚フレーム体
41 板状フレーム体
42 フック収納棚
44 掛フレーム体
45 環状フレーム体
46 網籃収納棚フレーム体
47 盤状収納棚

Claims

主にスライドカバーを含み、嵌合体を形成し、該嵌合体は該スライドカバーの軸方向に沿って開口槽を設置し、該嵌合体は該開口槽の両側において緊密嵌合部を設置し、
該係合カバーは係合槽を具え、該緊密嵌合部において該係合槽に挿入後、該開口槽の幅は狭くなることを特徴とする収納棚連接器。
前記係合槽の槽幅は該緊密嵌合部の幅よりわずかに狭く、該緊密嵌合部上方には導入段を設置することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器。
前記嵌合体は該スライドカバーの径方向より外に向かって伸出する凸出部分であることを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器。
前記スライドカバーは封鎖式で、サポート棒上に嵌接し、該スライドカバーを取り囲む貫通孔内壁には環状を呈し定位凸バーを設置し、該定位凸バーの内径は該サポート棒の外径よりわずかに小さく、該サポート棒の外壁上には該凸バーと弾性嵌合を呈する定位凹槽を形成することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器。
前記スライドカバーは開放式で、該サポート棒上に挟持し、該スライドカバーの該開口槽と相対する内壁上には軸方向に沿って軸ピン構造のちょうつがいを設置し、
該スライドカバーの内壁には環状を呈し定位凸バーを設置し、該定位凸バーの内径は該サポート棒の外径よりわずかに小さく、該サポート棒を取り囲む外壁には該定位凸バーと弾性嵌合を呈する定位凹槽を形成し、
該ちょうつがい付近の該スライドカバーの貫通孔内壁上には軸方向に沿って定位凸バーを設置することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器。
前記スライドカバーを取り囲む貫通孔内壁には弾性ゴム層を設置し、或いは該スライドカバーの全体貫通孔内壁はざらざらした壁面であることを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器。
前記緊密嵌合部は凸出した緊密嵌合部で、該係合槽には係合辺を設置し、該係合カバーにおいて該凸出した緊密嵌合部に係入後、該係合カバーの該スライドカバー径方向における上への移動を制限することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器。
前記係合カバーは平板、弧形板或いは角形板で、該係合槽は該係合カバーに沿って縦方向或いは横方向に設置し、その槽口は上向き或いは下向き或いは左向き或いは右向きに設置することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器。
前記係合カバーは棒部品で、該係合槽は該棒部品により湾曲形成することを特徴とする請求項１記載の収納棚連接器。
前記係合カバーと収納棚フレーム体間にはカバー台を設置し、該カバー台は板形或いは棒形であることを特徴とする請求項８或いは９記載の収納棚連接器。