JP2008504386A - 人工あるいは天然毛皮製の毛皮及び毛皮レース、及びそれらの製造方法 - Google Patents

人工あるいは天然毛皮製の毛皮及び毛皮レース、及びそれらの製造方法 Download PDF

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Abstract

任意の方向に突き出したパイル繊維を有する二つあるいはそれ以上の人工あるいは天然毛皮片で作られた毛皮レース、毛皮製品の製造方法、及び前記方法により製造された毛皮レース及び毛皮製品が開示される。センター毛皮片の両側に縫い付けられたサイド毛皮片の皮部分が、毛皮レースを衣服あるいは一般の製品に縫い付けるためのバイアステープの代わりに縫い付けようの余白として利用され、またそれにより製造工程が純化され、またパイル繊維の方向を変えて特定部位のパイル繊維の密度を高めることで美感が高められる。毛皮レースを衣服、バッグ、あるいは他の製品に縫い付けた場合、毛皮の切断部分及び縫い目線はパイル繊維により完全に覆われるか、あるいは美感を高める目的で露出される。さらに、毛の根元周囲のパイル繊維が針及び糸に巻き付くのを防止できるため、縫い付け作業の終了後に櫛あるいは千枚通しを用いて糸にからまったパイル繊維を引き抜く必要性が取り除かれ、生産性を改善することができる。毛皮レースは、衣服、バッグ、靴、帽子、ショール、マフラー、及び他の装身具を含む幅広い種類の製品に縫い付けることができる。毛皮レースは、人工あるいは天然毛皮から作ることができる。

Description

本発明は、任意の方向に突き出したパイル繊維を有する二つあるいはそれ以上の人工あるいは天然毛皮片で作られた毛皮レース(fur lace)、毛皮製品の製造方法、及び前記方法により製造された毛皮レース及び毛皮製品に関する。特に、本発明は、布地にレースを縫い付けるために必要な余白が、パイル繊維と皮とを反対方向に上下逆さまにして得られた側方(サイド)毛皮片を中央(センター)毛皮片の両側に縫合することで確保される、人工あるいは天然毛皮片で作られた毛皮レース、毛皮製品の製造方法、及び前記方法により製造された毛皮レース及び毛皮製品に関する。本発明の毛皮レースは、レースを布地に縫い付ける際に、パイル繊維が針あるいは糸に巻き付くのを防ぐ。本発明の毛皮レースは、布地を切断することなく、布地の上に置いて縫い付けることができる。
一般に、天然毛皮は、パイル繊維が頭部から尾部の方に、あるいは背中の中心から腹部の方に突き出るという特徴がある。人工毛皮は、パイル繊維が任意の方向に突き出るように製造することができる。使用するために天然毛皮を切断した場合、パイル繊維と反対側の皮部分が露出する。天然毛皮を染色する場合、天然毛皮のより長いパイル繊維(外側のパイル繊維)とより短いパイル繊維(内側のパイル繊維)との間で、色調の明暗の差異が存在する。人工毛皮は、人工毛皮を天然毛皮に似せるために、このような色調の明暗の差異が施される。
天然毛皮の毛の根元周囲にある内側のパイル繊維は、外側のパイル繊維と比べてより細く、またより柔らかいが、摩擦等により容易にからまってしまう。天然あるいは人工毛皮から、布地に縫い付けるための毛皮レースを製造する場合、切断された側の皮の露出を防ぎ、縫合するための余白を確保するために、バイアステープを含む異物をレースに取り付ける必要がある。
しかしながら、このような毛皮レースに取り付けられた異物は、毛皮の柔らかさを損ね、またバイアステープが露出することで美的劣化を引き起こす。バイアステープのような補助テープを用いずに毛皮レースを布地に配置して縫い付けた場合、毛の根元周囲にあるパイル繊維が糸に巻き付いてしまう。これにより、縫い付け作業の終了後に、千枚通しを用いて糸にからまったパイル繊維を引き抜く作業が必要となる。
従来の方法においては、同じかあるいは異なる特徴又は色の毛皮が取り付けられ、センター毛皮片及びサイド毛皮片のパイル繊維が互いに不規則に突き出し、そのためセンター毛皮片のパイル繊維間の間隔が不規則に細くなっていた。このようにして製造された毛皮レースを布地に縫い付ける場合、補助テープが必要である。さらに、毛皮の特徴あるいは色の効果が損なわれ、また毛皮の内側のパイル繊維の特徴を最大限に活用することが困難である。
本発明の目的は、センター毛皮片の両側に縫い付けられるサイド毛皮片の皮部分を、毛皮レースを衣服あるいは一般の製品に縫い付けるためのバイアステープの代わりに縫い付けようの余白として利用し、またそれにより製造工程を単純化し、またパイル繊維の方向を変えて特定部位のパイル繊維の密度を高めることで美感を高めた毛皮レース、これを用いた毛皮製品の製造方法、及びこの方法により製造された毛皮レース及び毛皮製品を提供することにある。
本発明の毛皮レースを衣服、バッグ、あるいは他の製品に縫い付けた場合、毛皮の切断部分及び縫い目線はパイル繊維により完全に覆われるか、あるいは美感を高める目的で露出される。さらに、毛の根元周囲のパイル繊維が針及び糸に巻き付くのを防止できるため、縫い付け作業の終了後に櫛あるいは千枚通しを用いて糸にからまったパイル繊維を引き抜く必要性が取り除かれ、生産性を改善することができる。本発明の毛皮レースは、衣服、バッグ、靴、帽子、ショール、マフラー、及び他の装身具を含む幅広い種類の製品に縫い付けることができる。毛皮レースは、人工あるいは天然毛皮から作ることができる。
本発明によれば、逆さまにひっくり返してセンター毛皮の両側に縫い付けられるサイド毛皮の皮部分が縫い付けのための余白として用いられ、作業工程が単純化され、また特定部位のパイル繊維密度が高められる。これにより、毛皮の特徴を最大限に活用することが可能となり、また美感を高めることが可能となる。本発明の毛皮レースは、衣服、バッグ、靴、帽子、ショール、マフラー、及び他の装身具を含む幅広い種類の製品に利用することができる。
毛皮レース、毛皮製品の製造方法、及び前記方法により製造された毛皮レース及び毛皮製品を、添付の図面を参照して詳細に説明する。図面中、同一の構成要素、部材は同一の符号を付す。明細書全体にわたって、本発明の特徴が不明確となることを避けるために、関連する既知の技術あるいは構成の詳細な開示は省略する。
図1は、本発明に係る人工あるいは天然毛皮を結び付けて作成した毛皮レースの平面図であり、図2は、本発明に係る毛皮レース及び毛皮製品の製造工程を示す。図1及び2に示されるように、センター毛皮片10が配置され、ここでセンター毛皮はパイル繊維10bが上向き縦方向に突き出る皮10aを有する。2つのサイド毛皮片20及び21は、センター毛皮の両側に配置される。サイド毛皮は、センター毛皮と異なる特徴と色を有する。各サイド毛皮は、パイル繊維20bが上向き方向、且つ外向き幅方向に突き出る皮20aを有する。サイド毛皮は、パイル繊維20bが下方を向くように逆さまにひっくり返される。
ここでセンター毛皮及びサイド毛皮が人工毛皮にされる場合、上述の皮は衣服に置き換えることができ、センター毛皮とサイド毛皮は同じ素材から作成することができる。センター毛皮及びサイド毛皮の一つが逆さまにひっくり返されて用いられるため、センター毛皮及びサイド毛皮は、異なる特徴あるいは色の素材と見なすことができる。
センター毛皮10の皮10aの片側の端部と、サイド毛皮の一つの皮20aの片側の端部が互いに重ね合わせられ、重ね合わせた部分が縫合される。その結果のサイド毛皮20は、外側に広がる。皮10aの他側の端部と他のサイド毛皮の皮20aの片側の端部とが互いに重ね合わせられ、重ね合わせた部分が縫合される。その結果のサイド毛皮21は広がる。
その結果、センター毛皮の皮上のパイル繊維は上方を向き、一方、センター毛皮の両側に縫合された各サイド毛皮の皮上のパイル繊維は下方を向く。両サイド毛皮のパイル繊維は、反対方向に突き出る。異なる特徴と色のセンター毛皮及びサイド毛皮は、図1に示す毛皮レース30となるように縫合され、ここで図中Aはサイド毛皮のパイル繊維の皮の量を示し、Bはセンター毛皮のパイル繊維の皮の量を示す。
その結果得られた毛皮レース30を布地40に配置し、センター毛皮10の両側に縫合されたサイド毛皮20及び21のパイル繊維20bが外側に突き出るように布地で押圧した状態で、布地40に毛皮レース30を縫い付けるために、サイド毛皮の皮20aの縦方向の縫い付け工程を実施する。この方法により、布地に毛皮レースを縫い付ける工程における、センター毛皮のパイル繊維とサイド毛皮のパイル繊維との間の干渉を防ぐができる。
したがって、サイド毛皮のパイル繊維と異なる特徴と色を有するセンター毛皮のパイル繊維は、サイド毛皮のパイル繊維により押圧されず、また縮まない。さらに、サイド毛皮のパイル繊維は、センター毛皮のパイル繊維にかかわらず高密度で外側に突き出る。これにより毛皮レース上の特徴及び色の異なるパイル繊維を明確に識別することが可能となる。布地上のサイド毛皮の皮を縫合することで形成された縫い目線50は、センター毛皮のパイル繊維により隠すことができる。
図3は、本発明に係る布地に縫い付けられた毛皮レースの縦断面図、図4は、本発明に係る布地に縫い付けられた毛皮レースの平面図である。図3及び4に示されるように、毛皮レース30は布地40上に互いに平行に連続的に配列され、サイド毛皮20及び21から所定の長さで外向き幅方向に突き出るパイル繊維20aが互いに重ならないようにして、布地40に縫い付けられる。この方法により、より少ない量の毛皮で、布地全体にわたって毛皮を縫い付けることができる。
本発明の毛皮レースは本発明の方法にしたがって布地に縫い付けることができる。その後布地は、毛皮製衣服、毛皮製バッグ、毛皮製靴、毛皮製帽子、毛皮製マフラー、及び他の毛皮製装身具を製造するために、幅広い種類の形状に切断される。また本発明の毛皮レースが既に縫い付けられている布地を用いて前述の毛皮製品を製造することも可能である。
本発明は具体的な実施例を参照して開示されるが、開示された本発明の概念の精神及び範囲内で多くの変更がなされ得ることは理解されるべきである。
本発明の目的を達成するために、人工あるいは天然皮の表面に縦方向に突き出たパイル繊維を有するセンター毛皮の一片と、人工あるいは天然皮の表面に幅方向に突き出たパイル繊維を有するサイド毛皮の二片を調製する工程と、サイド毛皮の一片の皮側を逆さまにひっくり返し、センター毛皮の一片とサイド毛皮の一片のひっくり返された皮側とを互いに向き合わせ、センター毛皮及びサイド毛皮それぞれの向かい合った幅方向の端部を縫合し、センター毛皮及びサイド毛皮のパイル繊維が上下反対方向に向き、サイド毛皮のパイル繊維がセンター毛皮の片側から外側に突き出るようにサイド毛皮を広げる工程と、サイド毛皮の他片の皮側を逆さまにひっくり返し、センター毛皮の一片とサイド毛皮の他片のひっくり返された皮側とを互いに向き合わせ、センター毛皮及びサイド毛皮それぞれの向かい合った幅方向の端部を縫合し、センター毛皮及びサイド毛皮のパイル繊維が上下反対方向に向き、サイド毛皮のパイル繊維がセンター毛皮の他側から外側に突き出るようにサイド毛皮を広げる工程とを含む毛皮レースの製造方法が提供される。
布地に毛皮レースを配置する工程と、センター毛皮のパイル繊維が上方を向き、サイド毛皮のパイル繊維が布地とサイド毛皮の皮側とで押圧され、パイル繊維がセンター毛皮の両側から外側に突き出るように、センター毛皮の両側でサイド毛皮の皮側に毛皮レースを縫い付ける工程とを含む毛皮製品の製造方法が提供される。
毛皮レースが縫い付けられる布地は、毛皮製衣服、毛皮製帽子、毛皮製マフラー、毛皮製バッグ、及び毛皮製靴等の製造に利用される。
センター毛皮及びサイド毛皮は、異なる特徴あるいは色を有する種々の毛皮である。
本発明の毛皮レースは、センター毛皮のパイル繊維が上向き縦方向に突き出て、センター毛皮の両側に逆向きに縫い付けられたそれぞれのサイド毛皮のパイル繊維が下向き幅方向に突き出ることを特徴とする。
本発明の毛皮レースは、センター毛皮のパイル繊維が布地上で上向き縦方向に突き出て、センター毛皮の両側に逆向きに縫い付けられたそれぞれのサイド毛皮のパイル繊維が下向き幅方向に突き出て、パイル繊維の一部が布地に押圧され、パイル繊維がセンター毛皮の両側から外側に突き出ることを特徴とする。
毛皮レース、毛皮レースを用いた毛皮製品の製造方法、及び本発明の方法により製造された毛皮レース及び毛皮製品は、以下の利点を有する。
第一に、サイド毛皮の皮の逆さまにした部位を縫い付けのための余白とすることができ、バイアステープの使用の必要性が取り除かれる。
第二に、パイル繊維が糸に巻き付くのを防止し、これにより不必要な工程が排除される。
第三に、サイド毛皮のパイル繊維の方向を変えることができ、毛皮の量を増やすことなく最大幅の毛皮領域を設けることができる。
第四に、二つあるいはそれ以上の素材が上下逆さまにして互いに縫合されるため、外側のパイル繊維及び内側のパイル繊維両方の特徴が表示される。
第五に、毛皮の幅は毛皮を切断する際に調節可能なため、皮部分は完全に隠されるかあるいは露出され、縫い目の調和を得ることができる。
第六に、本発明の毛皮レースは、毛皮レースの形状のままで、あるいは布地に縫い付けた毛皮レースの形状で、任意のタイプの布地(繊維あるいは皮)に利用することができる。
第七に、幅広い種類のデザインの毛皮製品が衣服の一般的な製造工程により製造することができる。
第八に、本発明の毛皮レースから作成された毛皮製品あるいは毛皮レースを有する布地が、向上した柔らかさを有し得る。
第九に、本発明の毛皮レースは、軽量で向上した柔軟性を備える。
第十に、本発明の毛皮レースは、引き裂きに対する向上した耐久性を備える。
第十一に、使用される毛皮の量が減少するため、布地あるいは衣服の製造コストを削減することができる。
第十二に、毛の根元周囲の内側パイル繊維が露出するため、毛皮の特徴を最大限に活用することができる。
本発明に係る人工あるいは天然毛皮を結び付けて作成した毛皮レースの平面図 本発明に係る毛皮レース及び毛皮製品の製造工程を示す図 本発明に係る布地に縫い付けられた毛皮レースの縦断面図 本発明に係る布地に縫いつけられた毛皮レースの平面図

Claims (7)

  1. 人工あるいは天然皮の表面に縦方向に突き出たパイル繊維を有するセンター毛皮の一片と、人工あるいは天然皮の表面に幅方向に突き出たパイル繊維を有するサイド毛皮の二片を調製する工程と、
    前記サイド毛皮の一片の皮側を上下反転させ、前記センター毛皮の一片と前記サイド毛皮の一片の反転された皮側とを互いに向き合わせ、センター毛皮及びサイド毛皮それぞれの向かい合った幅方向の端部を縫合し、前記センター毛皮及び前記サイド毛皮のパイル繊維が上下反対方向に向き、サイド毛皮のパイル繊維が前記センター毛皮の片側から外側に突き出るように前記サイド毛皮を広げる工程と、
    前記サイド毛皮の他片の皮側を上下反転させ、前記センター毛皮の一片と前記サイド毛皮の他片の反転された皮側とを互いに向き合わせ、センター毛皮及びサイド毛皮それぞれの向かい合った幅方向の端部を縫合し、前記センター毛皮及び前記サイド毛皮のパイル繊維が上下反対方向に向き、サイド毛皮のパイル繊維が前記センター毛皮の他側から外側に突き出るように前記サイド毛皮を広げる工程と、を含むことを特徴とする人工あるいは天然毛皮からの毛皮レースの製造方法。
  2. 請求項1に記載の毛皮レースの製造方法において、
    前記センター毛皮及び前記サイド毛皮が異なる色を有する異なるタイプの毛皮であることを特徴とする毛皮レースの製造方法。
  3. 請求項1に記載の製造方法により製造された毛皮レースを布地に配置する工程と、
    センター毛皮のパイル繊維が上方を向き、サイド毛皮のパイル繊維が布地とサイド毛皮の皮側とで押圧され、パイル繊維が前記センター毛皮の両側から外側に突き出るように、センター毛皮の両側でサイド毛皮の皮側に前記毛皮レースを縫い付ける工程と、を含むことを特徴とする人工あるいは天然毛皮から作成された毛皮レースを用いた毛皮製品の製造方法。
  4. 請求項3に記載の毛皮製品の製造方法において、
    前記毛皮レースが縫い付けられる布地は、毛皮製衣服、毛皮製帽子、毛皮製マフラー、毛皮製バッグ、毛皮製靴、及び毛皮製装身具の製造に利用することができることを特徴とする毛皮製品の製造方法。
  5. 請求項3又は4に記載の毛皮製品の製造方法において、
    前記センター毛皮及び前記サイド毛皮は、異なる特徴あるいは色を有する異なるタイプの毛皮であることを特徴とする毛皮製品の製造方法。
  6. 上向き縦方向に突き出たセンター毛皮のパイル繊維と、下向き幅方向に突き出た前記センター毛皮の両側に逆向きに縫い付けられたサイド毛皮のパイル繊維とを有し、請求項1又は2に記載の毛皮レースの製造方法により人工あるいは天然毛皮から作成したことを特徴とする毛皮レース。
  7. 請求項3乃至5のいずれかに記載の毛皮製品の製造方法により製造された、人工あるいは天然毛皮から作成された毛皮レースを用いた毛皮製品であって、
    前記毛皮レースのセンター毛皮のパイル繊維が布地上で上向き縦方向に突き出て、前記センター毛皮の両側に逆向きに縫い付けられた前記毛皮レースのサイド毛皮のパイル繊維が下向き幅方向に突き出て、前記パイル繊維の一部が前記布地に押圧され、パイル繊維が前記センター毛皮の両側から外側に突き出たことを特徴とする毛皮製品。
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