JP2008311089A - 雌型ヒューズ用のインライン・ヒューズ・ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒューズの設置と交換およびヒューズの保護に適した、雌型ヒューズにプラグイン接続するためのヒューズ・ホルダを提供する。
【解決手段】ヒューズ・レセプタクル部分204とコネクタ部分206とを備えたハウジング202を備え、前記ヒューズ・レセプタクル部分は雌型ヒューズを受容するように構成されている。前記ハウジングは縦軸線に沿って延在し、且つ前記ヒューズ・レセプタクル部分は前記ヒューズ・コネクタ部分とは反対側に前記縦軸線に沿って延在する。前記ヒューズ・レセプタクル部分及び前記コネクタ部分の各々は一対の接触ブレードを備え、各対における接触ブレードの各々は互いに所定距離だけ離間され、前記ヒューズ・レセプタクル部分における前記接触ブレードの間隔は前記コネクタ部分における前記接触ブレードの間隔とは異なる。前記ヒューズ・レセプタクル部分は実質的に矩形状である。
【選択図】図3

Description

本発明は概ね電気的ヒューズに関し、より具体的には、雌型ヒューズ用のヒューズ・ホルダに関する。
ヒューズは、電気回路に対する不経済な損傷を防止する過電流保護装置として広く使用されている。ヒューズ端子は典型的には、電源と電気的構成要素との間、又は電気回路内に配置された構成要素の間における電気的接続を形成する。ヒューズ端子同士の間には可融性リンク又はヒューズ要素が接続され、その結果当該ヒューズを通り流れる電流が所定の限界値を超えたとき、可融性リンクは溶融して当該ヒューズを通る回路を開成し、電気的構成要素の損傷を防止する。
電気装置においてヒューズに対するライン及び負荷の接続を容易にするべく、種々のヒューズ・ホルダが利用される。例えば自動車用電気装置のようなある種の設備において、ヒューズは、アクセスが困難な箇所であって苛酷な動作環境にさらされる箇所に設置されることがある。斯かるシステムにおける一部タイプのヒューズの設置及び保守は骨の折れる問題である。
本明細書においては、既存のヒューズ・ホルダに適合しない特定の形式のヒューズに対してヒューズの便利な設置及び交換とヒューズの保護とを提供する本発明の好適な実施例が記載される。
ヒューズの設置と、切れたヒューズの交換とに対して特別な問題をもたらす電気装置の一つのタイプは、車両用電気装置である。最近の車両においては種々の形式及び形態のヒューズが使用され、また車両において増加し続ける電気的構成要素及び付属装置を保護するためには多数のヒューズが必要とされる。実際、車両の製造業者ならびに保守及び修理業者の要望を満足するために、自動車用のヒューズ、ヒューズ・ホルダ及び付属装置の全ての業界が確立されている。
例えば、ワイヤハーネスと共にボンネット内設置で使用するための、又は代替的に車室内において標準的なヒューズ・ブロックと共に使用可能な、雄型接触ブレードを有する差込みヒューズが開発されている。また、斯かるヒューズの設置を便利にするために、種々のインライン・ヒューズ・ホルダも開発されている。
一体的な雌型端子を有するヒューズも開発され、それらは、トラック、バス及び車両用途においてますます使用されている。雌型ヒューズは、典型的には該ヒューズに挿入される接触ブレードを有する適合可能なヒューズ・ブロックと共に使用されるが、ある特定の場合にはそれらをワイヤハーネスに接続することが望ましい。斯かる様態においては、既存のヒューズ・ブロックを改変すること無く、又は車両の別の箇所に付加的なヒューズ・ブロックを利用すること無く、回路に対して単一のヒューズを提供することができ、そのことにより回路に対する融通性を低コストで加えることができる。しかし、斯かる雌型ヒューズをワイヤハーネスに接続することは困難であると共に、典型的には、スプライスされたライン、負荷の接続、及び別個のコネクタ部品を必要とする。雌型ヒューズ・ハウジングをワイヤハーネスと共に使用する場合には、雌型ヒューズ・ハウジングを所望の箇所に固定することも困難である、と言うのも、雌型ヒューズ・ハウジングは通常はそれを所定位置に取付けるための構造を欠くからである。
これに加え、公知の雌型ヒューズは、例えば車両におけるボンネット内設置において直面する苛酷な動作環境に対してうまく適合されていない。また、斯かるヒューズの保護エンクロージャは、交換のためにヒューズを発見することを困難にすると共に、ヒューズの外側面上に一般的に印刷される色コード識別情報及び定格表示を隠蔽することがある。故に、ヒューズを保守する場合にヒューズが囲繞されているなら、ヒューズの配置箇所もヒューズの形式も明らかにならないことがある。これらの要因はいずれもがヒューズの効率的交換に対する障害になり得るものであり、また切れたヒューズを交換する際の遅延は当然乍ら望ましくない。切れたヒューズが交換されるまで、電気装置の完全な動作及び機能性は達成されない。
図1は、例えば車両での設置において上述の問題の影響を受け易い公知のヒューズ100の分解図である。ヒューズ100のようなヒューズと組み合わせて使用されたときに、以下に説明されるヒューズ・ホルダの好適な実施例は、一部の設置の場合に斯かるヒューズがもたらす前記の問題及び困難性を克服する。ヒューズ100は、2〜3例を挙げると自動車、トラック、バス、RV車及び海洋用途などの移動体用途に対して特に有利であるが、本発明のヒューズ・ホルダは他の形式のヒューズと共に使用され得ること、及び、以下に記載されるヒューズ及びヒューズ・ホルダは本発明の利点の内の少なくとも幾つかの利点を実現し乍ら他の用途において使用され得ることが理解されるであろう。
当業者であれば疑いもなく理解するように、ヒューズ100は、自動車業界において一定の支持を獲得すると共に、その業界においてJケース形式カートリッジ・ヒューズとも呼ばれている。斯かるヒューズは市販されて、自動車及び移動体の用途に対して高い電流回路保護を提供している。例えば斯かる市販のヒューズは、ミズーリ州、セントルイスのクーパー・バスマン社(Cooper/Bussmann)の雌型Maxi(登録商標)ヒューズである。
図1に示されたようにヒューズ100は、矩形状のプラスチック・ハウジング102と、該ハウジング102の頂端部に結合されたプラスチック・カバー104と、ハウジング102及びカバー104により囲繞されたヒューズ要素106とを含む。プラスチック・ハウジング102は、底壁部108と、該底壁部108の側縁部から上方に延在する4個の側壁部110、112、114及び116とを含む。ハウジング側壁部110、112、114及び116は、それらの間に概ね矩形状の端子用キャビティ118を区画形成している。(図1において仮想線で示される)仕切壁部120が、底壁部108に対して一体に形成され、かつハウジング102の2つの対向側壁部110及び114に対して平行関係で底壁部108から上方に延在している。仕切壁部120は、更にハウジング102の残りの対向側壁部112及び116と一体に形成されて、これらの側壁部を相互接続してもよい。
仕切壁部120は端子用キャビティ118を第1及び第2の端子受容部分へと細分しており、及び仕切壁部120は、底壁部108から側壁部110、112、114及び116の頂縁まで測定された側壁部110、112、114及び116の垂直高さより短い距離に亙り、端子用キャビティ内で垂直に延在している。端子用キャビティ118はハウジング側壁部110、112、114及び116の頂縁において開放されていることから、ヒューズ要素106がハウジング102の開放頂部からキャビティ内に挿入されることを可能にする。
ハウジング102の底壁部108は仕切壁部120の両側に、(以下に説明される)接続構成要素のブレード端子を受容することによりライン側及び負荷側の回路部品及び構成要素に対する電気的接続を提供するための、(図1においてその1個が示される)スロット122を含んでいる。
ヒューズ要素106は、導電性のシート材料から打ち抜かれて、雌型端子部分130、及び、それらの間に延在する可融性リンク132へと成形される。雌型端子部分130は概ね平行に離間された形態で配置され、可融性リンク132は、雌型端子部分130の各々の上縁部から延びて雌型端子部分130同士を相互に接続する。
雌型端子部分130は、接続構成要素の雄型端子ブレードを受容してそれに係合するための雌型端子を形成するために屈曲もしくは巻回された側縁部136を有する概ね平坦な側壁部134を有する概ね矩形状の形態に形成されている。雌型端子部分130の平坦側壁部134は、該側壁部から傾斜して延在する撓曲可能な掛止タブ138を含んでいる。ヒューズ要素106がハウジング102内の端子用キャビティ118内へと挿入されるとき、雌型端子部分130の夫々の掛止タブ138は仕切壁部120の両側面により圧縮され、且つ掛止タブが仕切壁部120における(不図示の)掛止出っ張り部を一旦乗り越えたなら、掛止タブ138は弾性的に外方に撓曲して掛止出っ張り部に当接することで雌型端子部分130をハウジング102に対して固定する。従ってヒューズ要素106は、ハウジング内の所定箇所に保持され、ハウジング102からの取り外しは意図されない。
可融性リンク132は、雌型端子部分130同士を架橋もしくは接合するU字形の形態で、雌型端子部分130間において湾曲もしくは屈曲されている。可融性リンク132は、電圧を印加された電気回路に結合された場合に所定の電流状態のみに耐え得る断面積を有するように構築されている。例えば過電流状態に委ねられたとき、可融性リンク132は溶融し、分解し、又はそうでなければ構造的に機能しなくなり、雌型端子部分130間の電気回路を開成する。前記可融性リンクは、例えば20A〜80Aのアンペア定格用に構築される。
任意選択的に、時間遅延タブ140が、可融性リンク132と一体に形成されると共に、雌型端子部分130の各々の上縁部から所定距離にてT字形形態で相互に折り重ねられ、且つ可融性リンク132は時間遅延タブ140の間で湾曲される。可融性リンク132は、時間遅延タブ140の間でほぼ一定の断面積であると共に、時間遅延タブ140の間で連続的かつ直接的に延在する。代わりに可融性リンク132は、側方屈曲部、すなわち、可融性リンク132の縦軸線から別様に偏位する側方に延在する部分、及び/又は雌型端子部分130の間に減少した断面積の領域を含むことができる。可融性リンクの溶融特性を改変するために、正の温度係数を有する材料、又は当業界で公知の他の処理を可融性リンク132に適用してよい。
ヒューズ要素106がハウジング102内に配置されたとき、各雌型端子部分130は仕切壁部120の両側における端子用キャビティ118の夫々の細分部分内に配置され、且つ可融性リンク132は壁部120の頂部上に延在かつ湾曲して雌型端子部分130を結合する。雌型端子部分130は、接続構成要素のブレード端子がハウジング底壁部108のスロット122に挿入されたときに雌型端子部分130がブレード端子に係合して可融性リンク132を通る電気的接続を完成するように、ハウジング底壁部のスロットの近傍に配置される。
カバー104は、プラスチック材料から作製されて、ハウジング102の上縁部の近傍においてハウジングに形成された掛止用突起部150と、カバー104に形成された掛止用凹所152とによってハウジング102の頂部に取付けられる。ヒューズ要素106が端子用キャビティ118内に挿入され且つ仕切壁部120の掛止出っ張り部に対して保持された後、カバー104は、スナップ嵌め係合によりハウジング102に係合されて端子用キャビティの頂端部を閉じる。カバー104は該カバー104を通して可融性リンク132の目視観察を可能にするために透明にされ、及びカバー104はヒューズ要素106のアンペア定格及び/又は電圧定格の目印が付されてよい。
図2は、ハウジング底壁部108におけるスロット122を示すヒューズ100の底部斜視図である。スロットは特定のサイズの接触ブレードを受容するサイズ及び寸法にされ、接触ブレードがスロット122内に挿入されたとき、接触ブレードは雌型端子部分130(図1)内に受容されて可融性リンク132に対する電気的接続を確立する。
図3乃至図5は、本発明の好適な実施例に従い形成されたヒューズ・ホルダ200の斜視図である。ヒューズ・ホルダ200は車両用電気装置においてヒューズ100と共に使用されることが特に有利あると考えられるが、ヒューズ・ホルダ200は、車両用電気装置に加え、他の形式のヒューズと共に且つ他の回路保護用途に使用されてよいことが理解されるであろう。すなわち、ヒューズ・ホルダ200の利点は他の形式のヒューズにより実現されて他の電気装置に対する回路保護を提供し得ることが企図される。故に本明細書に記載されるヒューズ100及び車両用電気装置は、限定ではなく例示を目的として提供される。
図に示されたようにヒューズ・ホルダ200は、ヒューズ・レセプタクル部分204とコネクタ部分206とを形成するハウジング202を含んでいる。ハウジング202は、ヒューズ・レセプタクル部分204及びコネクタ部分206と一体に形成され、及び公知の成形工程により頑丈なプラスチックから作製されるが、公知の他の材料及び作製技術が代替的に使用されてよい。
ヒューズ・レセプタクル部分204及びコネクタ部分206は互いに反対方向を向いており、ヒューズ・ホルダ200の縦軸線208に沿って概ね整列されている。すなわち好適な実施例においてヒューズ・レセプタクル部分204及びコネクタ部分206は互いに約180°の方向に向けられて、縦軸線208上でほぼ中心を合わせされている。但し代替実施例において、ヒューズ・レセプタクル部分204及びコネクタ部分206はヒューズ・ホルダ200の縦軸線208に沿って互いに対して交互配置もしくはオフセットされてよく、又はヒューズ・レセプタクル部分204及びコネクタ部分206は図に示された反対方向の180°離間の代わりに別の方向で互に方向付けられてよいことが理解されるであろう。
図3及び図4に最適に見られるようにヒューズ・レセプタクル部分204は、ハウジング202の前面215から突出する側壁部209、210、212及び214であってヒューズ100のハウジング102の下端部(図1及び図2)を受容するサイズ及び寸法にされた概ね矩形状のヒューズ・レセプタクル又はキャビティ216を区画形成する側壁部209、210、212及び214を含んでいる。側壁部209、210、212及び214は縦軸線208(図3)に向けて内方にテーパ付けされることで、前面215からヒューズ・レセプタクル部分204の末端に向かう矢印Aの方向において、ヒューズ・レセプタクル部分204に対して僅かな錐体形状を与えている。接触ブレード218が、ハウジング202から、ヒューズ・レセプタクル部分204のキャビティ216内へ突出している。接触ブレード218は、ヒューズ100のハウジング102におけるスロット122(図2)を通して挿入されるように互に対して寸法設定及び位置決めされ、且つヒューズのハウジング102がレセプタクル216内に挿入されたときに接触ブレード218a、218bとヒューズ100の雌型端子部分130(図1)との間に電気的接続を確立する。
一連のシール用リブ219が、ヒューズ・レセプタクル部分204に形成され、ハウジング202の前面215の近傍にて側壁部209、210、212及び214から外方に突出している。各シール用リブ219は、ヒューズ・レセプタクル部分204に外接し、苛酷な動作環境からの緩衝及びある程度の保護をヒューズ・レセプタクル部分204に提供するために、以下に記載される保護カバーと協働する。図3及び図4には3個のシール用リブ219a、219b及び219cが示されているが、他の実施例において、より多数もしくは少数のシール用リブ219が配備可能であることは理解されるであろう。
図5において最適に見られるようにコネクタ部分206は、ハウジング202の前面215(図3)から及びレセプタクル部分204から離れるように突出する側壁部220、222、224及び226を含む。側壁部220、222、224及び226は、相補的形状の嵌め合いコネクタ構成要素を受容するサイズ及び寸法にされた概ね矩形状のコネクタ・レセプタクル又はキャビティ228を区画形成する。好適な実施例においてコネクタ構成要素は、ワイヤハーネスに一体化されるか、又はワイヤハーネスに接続を提供する(図3に仮想線で示された)別体のコネクタ構成要素229である。
接触ブレード230a、230bが、ハウジング202からコネクタ部分206におけるキャビティ228内へ突出する。接触ブレード230a、230bはヒューズ・レセプタクル部分204内の夫々の接触ブレード218a、218bの延長部であって、ヒューズ・レセプタクル部分204とコネクタ部分206との間を貫通する電気的接続を確立する。接触ブレード230a及び230bは、コネクタ構成要素229の端子と嵌め合い係合するために互に寸法設定及び位置決めされると共に、接触ブレード230a、230bとコネクタ構成要素229の端子との間に電気的接続を確立する。コネクタ構成要素229の各端子は、ワイヤハーネスの導体に対して例えば公知の様式で電気的に接続される。
一例としてコネクタ部分206は、例えばミシガン州、トロイのデルファイ/パッカード・エレクトリック・システムズ(Delphi/Packard Electrical Systems)から市販されている800シリーズ端子を有する公知のコネクタ229との適合性を有するように構成される。斯かるコネクタ229を用いると、車両における電気的構成要素、回路部品又は機器に接続された出力線、ケーブル又はハーネスに対するライン及び負荷の接続がスナップ嵌め係合により便利かつ迅速に確立される。コネクタ229は、ヒューズ・ホルダ200に対する防湿接続を提供するためにシールされるが、これは、極端な環境で運転される特殊車両用途において特に好適である。但し、代替実施例においてコネクタ229の代わりに他のコネクタが使用されてよい。
コネクタ部分206は、側壁部224の内のひとつの側壁部上に掛止要素232が形成される。掛止要素232は、コネクタ229の相補的な掛止用特徴部と協働して、嵌合するコネクタ端子と接触ブレード230a及び230bとの間に端子位置保証を公知様式で提供する。付加的にキャビティ228は、キーとも呼称される極性化又は阻止特徴部234a及び234bであって、誤ったコネクタを装着、又はコネクタを逆にしてコネクタ部分206内に装着しようとする一切の試みを無効とするように、舌部及び溝又はスロット及びキーの配置でコネクタ229上の相補的な特徴部と協働する極性化又は阻止特徴部234a及び234bを含む。別の言い方をすると、特徴部234a及び234bは正しいコネクタの一方向装着のみを許容するが、別の方向におけるコネクタの装着には能動的に抵抗し、且つヒューズ・ホルダ200に対する誤ったコネクタの装着に対して抵抗する。
図4及び図5を比較すると、ヒューズ・レセプタクル部分204の接触ブレード218a及び218bは互いに第1距離D1だけ離間される一方、コネクタ部分206の接触ブレード230a及び230bは互いに第2距離D2だけ離間される。図示された実施例において距離D1はヒューズ100における雌型端子部分130(図1)の間隔に一致する一方、間隔D2はコネクタ構成要素229の端子の間隔に一致する。より詳細には、間隔D2はコネクタ229のような公知のコネクタ構成要素に対して規格化された寸法に一致する一方、間隔D1はヒューズ100の標準的寸法に一致する。図から明らかであるように、距離D2は距離D1より大きい。同様に図4及び図5に示されたように、コネクタ部分206における接触ブレード230a及び230bは、ヒューズ・レセプタクル部分における接触ブレード218a及び218bと比較して大きい。
ハウジング202は更に、ヒューズ・レセプタクル部分204から離間されたカバー当接フランジ240であってハウジング202から外方に突出するカバー当接フランジ240を含む。カバー当接フランジ240には、保護カバーをハウジング202に固定するために使用される間隙242が形成されている。また、第2フランジ244が、カバー当接フランジ240と離間した関係で設けられてハウジング202から外方に突出している。任意選択的に、フランジ240及び244の間に(不図示の)タイラップ(tie-wrap)が配置されて、ハウジング202を所望の箇所に取付けるために該ハウジングの回りに巻回されてよい。第2フランジ244は、カバー当接フランジ240における間隙242に類似した間隙を含まなくても良い。第2フランジ244はまた、以下に説明される様態で保護カバーをハウジング202に固定する役割も果たす。
取付耳部246a及び246bが側壁部220及び222の下縁部に設けられてその側壁部から延びている。取付耳部246a及び246bは、ヒューズ・ホルダ200の縦軸線208に対して概ね直交し、且つヒューズ・レセプタクル・キャビティ216及びコネクタ・レセプタクル・キャビティ228に対して直角に延在する。取付耳部246a及び246bを用いると、ヒューズ・ホルダ200は例えば車両のシャーシに対して表面取付けされ、取付耳部246a及び246bは(ネジもしくはボルトのような)公知の締結具を用いてヒューズ・ホルダ200を貫通孔取付けするために使用されるか、又は代替的に、取付耳部246a及び246bはヒューズ・ホルダ200を所定位置に固定するためのケーブル連結体として機能し得る。
図6は、ヒューズ100がヒューズ・レセプタクル部分204内に装着されたヒューズ・ホルダ200を示している。その様に装着されたとき、ヒューズ・レセプタクル部分204の接触ブレード218a、218bは、ヒューズ100の雌型ヒューズ端子部分130と嵌め合い係合し、ヒューズ要素106の可融性リンク132を通して電気的接続が確立される。
図6に見られるように、ヒューズ・ハウジング102の相当な部分が、ヒューズ・レセプタクル部分204を越えて延出し、ヒューズがヒューズ・ホルダ200内に装着されたときに露出される。従って、ヒューズ100を交換のためヒューズ・ホルダ200から引張るために、ヒューズ・ハウジング102の両側部が把持される。露出されたヒューズ100は、ヒューズ100の利便性の高い交換のために、工具を使用することなく手で引張ることができる。また、ヒューズ100の露出により、ヒューズ100のカバー104が目視検査のために見せられる。先に言及されたようにカバー104は、典型的には色コードが付されており、またヒューズの定格に対する目印を含んでいる。またカバー104は、ヒューズ100をヒューズ・ホルダ200から取り外すことを必要とすることなく可融性リンク132の目視検査を容易にするために、典型的には透明である。
図7は、ヒューズ・ホルダ200のヒューズ・レセプタクル部分204内に装着されたヒューズ100と、ヒューズ・レセプタクル部分204上に装着された保護カバー252とを含むヒューズ・ホルダ・アセンブリ250を示している。カバー252は弾性的なエラストマ材料から作製され、及び図7に示されるようにカバー252は、連結帯258により相互接続されたシュラウド254及び蓋256を含んでいる。連結帯258は撓曲可能であると共に、開放位置においてシュラウド254及び蓋256を互に固定することで蓋256の偶発的な喪失を防止する。
シュラウド254は、好適な実施例においては中空の略矩形状に形成され、ヒューズ・ホルダ200のヒューズ・レセプタクル部分204より実質的に大きい寸法のものである。シュラウド254の大きな寸法は、シュラウド254がヒューズ・ホルダ200のヒューズ・レセプタクル部分204上に挿入されたとき、ヒューズ・レセプタクル部分204の外側面とシュラウド254の内側面との間に間隔又は間隙260を形成する。内方にテーパ付けされたリップ部262がシュラウド254の前縁部上に形成され、リップ部262は、カバー当接フランジ240の近傍においてヒューズ・ホルダ200の外側表面に弾性的に係合する。
保持用に撓曲可能な保持用タブ264がシュラウド254の前端に形成されてその前端から延びている。シュラウド254がヒューズ・レセプタクル部分204上に完全に挿入され且つリップ部262がフランジ240と当接接触したとき、タブ264はフランジ240と244との間の空間内へ下方に押圧される。フランジ240と244との間におけるタブ264の弾性的変形は、シュラウド254をヒューズ・ホルダ200に対する所定位置に維持する。更に、フランジ240及び244はタブ264よりも高く、フランジ240及び244の間からタブ264を取り外すためには一定の力が必要であることから、ヒューズ・ホルダ200からのシュラウド254の不注意による又は偶発的な分離が、排除はされなくても減少はされる。
蓋256は、カバー・プレート270と、カバー・プレート270から延びる開放端式フード272と、フード272の一端から延びる指引張りタブ274とを含む。フード272は、カバー・プレート270の一方の側から延びる外方拡開錐体状部分275と、カバー・プレート270の反対側に延在する略矩形状のヘッド部分276とを含む。錐体状部分275はヒューズ・ホルダ200のヒューズ・レセプタクル部分204と形状が相補的であり、及び錐体状部分275は、蓋256が図8に示された閉鎖位置へ移動されたときにヒューズ・レセプタクル部分204のシール用リブ219a、219b、219c(図3)に係合するシール用リブ278a、278b、278cを含む。蓋256が閉鎖位置まで移動されたとき、ヒューズ・ホルダ200から延びるヒューズ100の露出部分は、錐体状部分275内に形成されたレセプタクルもしくはキャビティ280であってフードのヘッド部分276の中へ延びているキャビティ280内に受容される。図8に示されたように蓋256が閉じられたとき、カバー・プレート270はシュラウド254の開放端部とほぼ同一の広がりを持つ。ヒューズ・ホルダ200のヒューズ・レセプタクル部分204に対してシール可能に係合するカバー・プレート270とフード272の錐体状部分275との組み合わせは、複数の要素からの優れた保護をヒューズ100に提供すると確信される。
蓋256は、図8に示された閉鎖位置から、指引張りタブ274をヒューズ・ホルダ200から離れる矢印Bの方向に引張ることにより、図7に示された開放位置まで移動される。開放位置においてヒューズ100は、ヒューズ100の露出されたカバー104が検査され、必要であれば、ヒューズ100はプラグインの簡便さを以て容易に取り外して交換される。
これに加え、(図8において仮想線で示された)コネクタ229と共に使用されたときにアセンブリ250は、ヒューズ・ホルダ200のコネクタ部分206を介してプラグインの簡便さを以て(同様に仮想線で示された)ワイヤハーネス300に接続される。スプライス接続が有利に回避される。取付耳部246a及び246bにより取付け構造が提供され、蓋256のシール作用及びシュラウド254による保護はアセンブリ250を、限定するものではないが車両ボンネット内設置を含む非常に厳しい動作環境に耐えられるようにする。
シュラウド254及び/又は蓋256はヒューズ100に対する色コード定格に整合するように色コード化され、図に示されたようにシュラウドは、図示実施例において示された“50”定格のようなヒューズの定格に対応する目印を含むことができる。故に、蓋256が閉じられ且つヒューズ100が蓋256及びシュラウド254内に覆い隠されていても、電気装置の保守に対してヒューズの形式及び定格は明らかにされる。ヒューズの形式及び定格が適切なヒューズ・ホルダ及びコネクタと整合することを確実にするために、キー234a及び234b(図5)も利用される。一例として、赤色の色コードを有する50Aのヒューズ及び赤色カバーは、整合する赤色のヒューズ・ホルダ及び蓋を備えると共に、キー234a及び234bは、赤色ヒューズに対して適切に定格設定されていないコネクタに赤色ヒューズを接続しようとする一切の試みを無効とする。一と揃えのヒューズと、ヒューズ用ホルダと、保護されるべき回路部品にそれらを接続するためのコネクタとを供給するために、所定数の異なる色及びキーが提供される。故に、便利で高信頼性のインライン・ヒューズ・ホルダ・アセンブリが雌型ヒューズ100に提供され、前記インライン・ヒューズ・ホルダ・アセンブリは、ボンネット内設置の問題に対処すると共に、ヒューズ、ホルダ及びコネクタの装着エラー及び不整合を減少することができる。
本明細書においては、ヒューズ・レセプタクル部分とコネクタ部分とを備えたハウジングを備えたヒューズ・ホルダであって、ヒューズ・レセプタクル部分が雌型ヒューズを受容するように構成されたヒューズ・ホルダの実施例が開示される。
任意選択的に、ハウジングは縦軸線に沿って延在し、ヒューズ・レセプタクル部分はヒューズ・コネクタ部分とは反対側に縦軸線に沿って延在する。ヒューズ・レセプタクル部分及びコネクタ部分の各々は一対の接触ブレードを備え、接触ブレードは互いに異なる様に構成される。ヒューズ・レセプタクル部分及びコネクタ部分の各々は一対の接触ブレードを備え、各対における接触ブレードの各々は互いに所定距離だけ離間され、その場合、ヒューズ・レセプタクル部分における接触ブレードの間隔はコネクタ部分における接触ブレードの間隔とは異なる。ヒューズ・レセプタクル部分はほぼ矩形状であって、シール用リブを備える。ハウジングは当接フランジを含み、前記当接フランジはそのなかに間隙を有する。ヒューズ・レセプタクル部分に取付けられる保護カバーが設けられ、該カバーは少なくとも一つのシール用リブを備える。シュラウドがヒューズ・レセプタクル部分を覆うように延在し、蓋が前記シュラウドに接続される。シュラウドはヒューズ・レセプタクル部分を覆うように延在し、シュラウドはヒューズの定格に対応する目印を備える。ハウジングから少なくとも一つの取付耳部が延び、前記取付耳部はヒューズ・レセプタクル部分からある角度をなして延びる。
本明細書には、ヒューズ・ホルダの実施例も開示される。ヒューズ・ホルダは、ハウジングと、ハウジングの一方の側から延びると共に雌型ヒューズを受容するように構成されたヒューズ・レセプタクル部分と、ハウジングの他方の側から延びるコネクタ部分であって一対の接触ブレードを内部に有するレセプタクルを形成するコネクタ部分とを備える。
任意選択的に、ヒューズ・レセプタクル部分及びコネクタ部分は互いに実質的に180°の方向に向けられている。ヒューズ・レセプタクル部分はほぼ矩形状である。ヒューズ・レセプタクル部分は、該レセプタクル部分に外接する少なくとも一つのシール用リブを含む。ヒューズ・レセプタクル部分は錐体状であり得る。ヒューズ・レセプタクル部分は一対の接触ブレードを有するレセプタクルを形成し、ヒューズ・レセプタクル部分の接触ブレードは互いに第1距離だけ離間され、コネクタ部分における接触ブレードは互いに第2距離だけ離間され、且つ第1及び第2距離は等しくない。ヒューズ・レセプタクル部分に保護カバーが取付けられ、該カバーは連結帯により接続されたシュラウド部分及び蓋部分を備える。
シュラウドは中空であってヒューズ・レセプタクル部分を覆うように延在し、蓋は、該蓋が閉じられたときにシュラウドの開口とほぼ同一の広がりをもつカバー・プレートを備える。シュラウドは、ハウジングとは別体で設けられて、ヒューズの定格に対応する目印を備える。ハウジングからは少なくとも一つの取付耳部が延び、前記取付耳部はヒューズ・レセプタクル部分からある角度をなして延びる。
ヒューズ・ホルダ・アセンブリの実施例も開示される。前記アセンブリは、対置された第1及び第2側部を備えるハウジングと、ハウジングの第1側部から延びるヒューズ・レセプタクル部分であって第1レセプタクルと該第1レセプタクル内の第1の組の接触ブレードとを形成するヒューズ・レセプタクル部分と、ハウジングの第2側部から延びるコネクタ部分であって第2レセプタクルと該第2レセプタクル内の第2の組の接触ブレードとを形成するコネクタ部分と、第1レセプタクル内に挿入されて該第1レセプタクルから部分的に露出される雌型ヒューズと、ヒューズを覆ってヒューズ・レセプタクル部分に結合されたシュラウドと、シュラウドに対して開放位置と閉鎖位置との間で任意選択的に配置可能な蓋とを備える。
任意選択的に、ヒューズ・レセプタクル部分は実質的に矩形状である。ヒューズ・レセプタクル部分は該レセプタクル部分に外接する第1シール用リブを含み、蓋は該蓋が閉じられたときに第1リブに係合する第2シール用リブを備える。第1の組の接触ブレードは互いに第1距離だけ離間されると共に、第2の組の接触ブレードは互いに第2距離だけ離間され、且つ第1及び第2距離は等しくない。シュラウド部分及び蓋部分は連結帯により接続される。蓋はカバー・プレート及び指引張りタブを備え、カバー・プレートは、蓋が閉じられたときにシュラウドの開口と実質的に同一の広がりをもつ。シュラウドは、ヒューズの定格に対応する目印を備える。ハウジングからは取付耳部が延び、該取付耳部はヒューズ・レセプタクル部分からある角度をなして延びる。
インライン・ヒューズ・ホルダ・システムの実施例も開示される。該システムは、ハウジングと該ハウジング内の雌型端子部分とを備えるヒューズと、各々が接触ブレードを内部に有する第1及び第2レセプタクルを備えるハウジングとを備え、前記第1レセプタクルはプラグイン接続によりヒューズを受容してそのヒューズと電気的接触を確立するように構成され、前記第2接触レセプタクルはプラグイン接続によりコネクタを受容するように構成されている。
任意選択的に、第1及び第2レセプタクルはハウジングにおいて互いに180°の方向に配置される。ハウジングは、該ハウジングから外方に突出するフランジを備え、該システムはシュラウドを更に備えることが可能であり、シュラウドの一部はフランジ上で弾性的に変形されて該シュラウドをハウジングに対して固定する。ヒューズ・レセプタクルは一連のシール用リブを備え、システムは蓋を更に備えることが可能であり、蓋は第2の一連のシール用リブを備え、且つ蓋はヒューズ・レセプタクル部分上に嵌装される。コネクタは、ワイヤハーネスに結合される。ヒューズが該ヒューズの定格を表すために色コード化され且つハウジングがヒューズに整合して色コード化されることでハウジングの定格の視覚的表示を提供する。ハウジングに対しては蓋が連結されて、蓋はヒューズに整合すべく色コード化される。
本発明は種々の特定実施例に関して記載されてきたが、当業者は、本発明が各請求項の精神及び範囲内で改変されて実施され得ることを理解するであろう。
本発明のヒューズ・ホルダと共に使用され得る例示的なヒューズの分解図である。 図1に示されたヒューズの底部斜視図である。 本発明の例示的実施例に係るヒューズ・ホルダの斜視図である。 図3に示されたヒューズ・ホルダの前方斜視図である。 図3に示されたヒューズ・ホルダの後方斜視図である。 図1に示されたヒューズが装着された図3のヒューズ・ホルダを示す図である。 取り付けられた保護カバーが開放位置にある、図6のアセンブリを示す図である。 前記カバーが閉鎖位置にある図7のアセンブリを示す図である。
符号の説明
100 ヒューズ
102 ヒューズ・ハウジング
104 カバー
106 ヒューズ要素
108 ハウジング底壁部
110、112、114、116 ハウジング側壁部
118 端子用キャビティ
120 仕切壁部
122 スロット
130 雌型端子部分
132 可融性リンク
134 側壁部
136 側縁部
138 掛止タブ
140 時間遅延タブ
150 ハウジングの掛止用突起部
152 カバーの掛止用凹所
200 ヒューズ・ホルダ
202 ハウジング
204 ヒューズ・レセプタクル部分
206 コネクタ部分
208 縦軸線
209、210、212、214 側壁部
215 前面
216 ヒューズ・レセプタクル・キャビティ
218 接触ブレード
219 リブ
220、222、224、226 コネクタ部分の側壁部
228 コネクタ・レセプタクル・キャビティ
229 コネクタ構成要素
232 掛止要素
240 カバー当接フランジ
242 形成された間隙
244 第フランジ
250 ヒューズ・ホルダ・アセンブリ
252 保護カバー
254 シュラウド
256 蓋
258 連結帯
260 間隔又は間隙
262 シュラウドのテーパ付きリップ部
264 保持用タブ
270 カバー・プレート
272 フード
274 指引張りタブ
275 錐体状部分
276 ヘッド部分
280 レセプタクル又はキャビティ
300 ワイヤハーネス

Claims (37)

  1. ヒューズ・レセプタクル部分とコネクタ部分とを備えたハウジングを備え、
    前記ヒューズ・レセプタクル部分は雌型ヒューズを受容するように構成されている、ヒューズ・ホルダ。
  2. 前記ハウジングは縦軸線に沿って延在し、且つ前記ヒューズ・レセプタクル部分は前記ヒューズ・コネクタ部分とは反対側に前記縦軸線に沿って延在する、請求項1に記載のヒューズ・ホルダ。
  3. 前記ヒューズ・レセプタクル部分及び前記コネクタ部分の各々は一対の接触ブレードを備え、前記接触ブレードは互いに異なる様に構成されている、請求項1に記載のヒューズ・ホルダ。
  4. 前記ヒューズ・レセプタクル部分及び前記コネクタ部分の各々は一対の接触ブレードを備え、各対における接触ブレードの各々は互いに所定距離だけ離間され、
    前記ヒューズ・レセプタクル部分における前記接触ブレードの間隔は前記コネクタ部分における前記接触ブレードの間隔とは異なる、請求項1に記載のヒューズ・ホルダ。
  5. 前記ヒューズ・レセプタクル部分は実質的に矩形状である、請求項1に記載のヒューズ・ホルダ。
  6. 前記ヒューズ・レセプタクル部分はシール用リブを備える、請求項1に記載のヒューズ・ホルダ。
  7. 前記ハウジングは当接フランジを含み、前記当接フランジは該当接フランジに間隙を有する、請求項1に記載のヒューズ・ホルダ。
  8. 前記ヒューズ・レセプタクル部分に取付けられる保護カバーを更に備える、請求項1に記載のヒューズ・ホルダであって、前記保護カバーは少なくとも一つのシール用リブを備える、ヒューズ・ホルダ。
  9. 前記ヒューズ・レセプタクル部分を覆うように延在するシュラウドと、該シュラウドに接続された蓋とを更に備える、請求項1に記載のヒューズ・ホルダ。
  10. 前記ヒューズ・レセプタクル部分を覆うように延在するシュラウドであって、前記ヒューズの定格に対応する目印を備えるシュラウドを更に備える、請求項1に記載のヒューズ・ホルダ。
  11. 前記ハウジングから延びる少なくとも一つの取付耳部であって、前記ヒューズ・レセプタクル部分からある角度をなして延びる取付耳部を更に備える、請求項1に記載のヒューズ・ホルダ。
  12. ハウジングと、
    前記ハウジングの一方の側から延びるヒューズ・レセプタクル部分であって、雌型ヒューズを受容するように構成されたヒューズ・レセプタクル部分と、
    前記ハウジングの他方の側から延びるコネクタ部分であって、一対の接触ブレードを内部に有するレセプタクルを形成するコネクタ部分と、を備えるヒューズ・ホルダ。
  13. 前記ヒューズ・レセプタクル部分及び前記コネクタ部分は、互いに実質的に180°の方向に向けられている、請求項12に記載のヒューズ・ホルダ。
  14. 前記ヒューズ・レセプタクル部分は実質的に矩形状である、請求項12に記載のヒューズ・ホルダ。
  15. 前記ヒューズ・レセプタクル部分は、該レセプタクル部分に外接する少なくとも一つのシール用リブを含む、請求項12に記載のヒューズ・ホルダ。
  16. 前記ヒューズ・レセプタクル部分は錐体状である、請求項12に記載のヒューズ・ホルダ。
  17. 前記ヒューズ・レセプタクル部分は一対の接触ブレードを有するレセプタクルを形成し、
    前記ヒューズ・レセプタクル部分の前記接触ブレードは互いに第1距離だけ離間され、
    前記コネクタ部分における接触ブレードは互いに第2距離だけ離間され、及び
    前記第1及び第2距離は等しくない、請求項12に記載のヒューズ・ホルダ。
  18. 前記ヒューズ・レセプタクル部分に対して取付けられる保護カバーを更に備える、請求項12に記載のヒューズ・ホルダであって、前記保護カバーはシュラウド部分及び蓋部分を備え、前記シュラウド部分及び前記蓋部分は連結帯により接続されている、ヒューズ・ホルダ。
  19. 前記ヒューズ・レセプタクル部分を覆うように延在する中空シュラウドと、該シュラウドに接続された蓋とを更に備える請求項12に記載のヒューズ・ホルダであって、
    前記蓋は、該蓋が閉じられたときに前記シュラウドにおける開口と実質的に同一の広がりをもつカバー・プレートを備える、ヒューズ・ホルダ。
  20. 前記ヒューズ・レセプタクル部分を覆うように延在するシュラウドを更に備える、請求項12に記載のヒューズ・ホルダであって、前記シュラウドは、前記ハウジングとは別体で設けられ且つ前記ヒューズの定格に対応する目印を備える、ヒューズホルダ。
  21. 前記ハウジングから延びる少なくとも一つの取付耳部を更に備える、請求項12に記載のヒューズ・ホルダであって、前記取付耳部は前記ヒューズ・レセプタクル部分からある角度をなして延びる、ヒューズ・ホルダ。
  22. 対置された第1及び第2側部を備えるハウジングと、
    前記ハウジングの前記第1側部から延びるヒューズ・レセプタクル部分であって、第1レセプタクルと該第1レセプタクル内の第1の組の接触ブレードとを形成するヒューズ・レセプタクル部分と、
    前記ハウジングの前記第2側部から延びるコネクタ部分であって、第2レセプタクルと該第2レセプタクル内の第2の組の接触ブレードとを形成するコネクタ部分と、
    前記第1レセプタクル内に挿入されて該第1レセプタクルから部分的に露出される雌型ヒューズと、
    前記雌型ヒューズを覆うように前記ヒューズ・レセプタクル部分に結合されたシュラウドと、
    前記シュラウドに対して開放位置と閉鎖位置との間で任意選択的に位置決め可能な蓋と、を備えるヒューズ・ホルダ・アセンブリ。
  23. 前記ヒューズ・レセプタクル部分は実質的に矩形状である、請求項22に記載のアセンブリ。
  24. 前記ヒューズ・レセプタクル部分は該レセプタクル部分に外接する第1シール用リブを含み、及び前記蓋は該蓋が閉じられたときに前記第1リブに係合する第2シール用リブを備える、請求項22に記載のアセンブリ。
  25. 前記第1の組の接触ブレードは互いに第1距離だけ離間され、
    前記第2の組の接触ブレードは互いに第2距離だけ離間され、
    前記第1及び第2距離は等しくない、請求項22に記載のアセンブリ。
  26. 前記シュラウド部分及び前記蓋部分は連結帯により接続されている、請求項22に記載のアセンブリ。
  27. 前記蓋はカバー・プレート及び指引張りタブを備え、前記カバー・プレートは、前記蓋が閉じられたときに前記シュラウドにおける開口と実質的に同一の広がりをもつ、請求項22に記載のアセンブリ。
  28. 前記シュラウドは、前記ヒューズの定格に対応する目印を備える、請求項22に記載のアセンブリ。
  29. 前記ハウジングから延びる取付耳部を更に備える、請求項22に記載のアセンブリであって、前記取付耳部は前記ヒューズ・レセプタクル部分からある角度をなして延びる、アセンブリ。
  30. ハウジングと該ハウジング内の雌型端子部分とを備えるヒューズと、
    各々が接触ブレードを内部に有する第1及び第2レセプタクルを備えるハウジングであって、前記第1レセプタクルはプラグイン接続により前記ヒューズを受容すると共に該ヒューズと電気的接触を確立するように構成され、且つ前記第2接触レセプタクルはプラグイン接続によりコネクタを受容するように構成されたハウジングと、を備えるインライン・ヒューズ・ホルダ・システム。
  31. 前記第1及び第2レセプタクルは前記ハウジングにおいて互いに180°の方向に配置される、請求項30に記載のシステム。
  32. 前記ハウジングは、該ハウジングから外方に突出するフランジを備え、
    該システムはシュラウドを更に備え、
    前記シュラウドの一部は前記フランジ上で弾性的に変形されて該シュラウドを前記ハウジングに固定する、請求項30に記載のシステム。
  33. 前記ヒューズ・レセプタクルは第1の一連のシール用リブを備え、
    該システムは蓋を更に備え、
    前記蓋は第2の一連のシール用リブを備え、
    前記蓋は前記ヒューズ・レセプタクル部分上に嵌装される、請求項30に記載のシステム。
  34. 前記コネクタはワイヤハーネスに結合される、請求項30に記載のシステム。
  35. 前記第2接触レセプタクルは極性キーを含む、請求項30に記載のシステム。
  36. 前記ヒューズがヒューズ定格のために色コード化され且つ前記ハウジングが前記ヒューズに整合するように色コード化されることで前記ハウジングの定格の視覚的表示を提供する、請求項30に記載のシステム。
  37. 前記ハウジングに連結される蓋であって前記ヒューズに整合するように色コード化された蓋を更に備える、請求項36に記載のシステム。
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