JP2008310593A - 媒体処理装置及び媒体処理方法 - Google Patents

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JP2008310593A JP2007157843A JP2007157843A JP2008310593A JP 2008310593 A JP2008310593 A JP 2008310593A JP 2007157843 A JP2007157843 A JP 2007157843A JP 2007157843 A JP2007157843 A JP 2007157843A JP 2008310593 A JP2008310593 A JP 2008310593A
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Abstract

【課題】異なる複数の方向及び位置の磁気ストライプに対する磁気処理を可能としつつ、処理工程及び装置構成を単純化するとともに、適切な処理を可能とする。
【解決手段】通帳処理装置1は、磁気ストライプ10fを有する通帳10を第1方向に搬送する搬送手段12と、画像情報を検出する光学スキャナ13と、画像情報から、通帳10の文字情報を認識するOCR装置14と、その走査方向が変更可能であるとともに、第1方向に交差する第2方向において移動可能に構成された磁気ヘッド15aと、文字情報に基づき通帳10の種類を特定する手段と、予め複数の通帳10の特徴に関する特徴情報が格納された媒体情報テーブル26aの情報に基づいて、磁気ストライプ10fに関する特徴情報を特定する手段と、特定された特徴情報に基づいて、磁気ヘッド15aの位置及び走査方向を制御する手段と、備えたことを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、通帳のような冊子状の媒体に設けられた磁気ストライプに対して各種処理を行う媒体処理装置及び媒体処理方法に関し、特に複数種類の媒体に対応できるものに関する。
銀行等の金融機関のATM(自動預金支払機)、通帳記帳機等に設置された媒体処理装置において、通帳等の処理対象媒体に設けられた磁気情報を格納する磁気ストライプに対して読取処理や書込処理を行う媒体処理装置が知られている。媒体処理装置は、装置内に通帳を挿入し、あるいは処理後に通帳が排出される吸入排出口と、この吸入排出口に連通した所定の搬送経路に沿って処理対象媒体を搬送するための搬送路を備え、この搬送路に沿って、磁気処理部、印字部、改頁部等が設けられている。磁気処理部は磁気ヘッドを備え、この磁気ヘッドで磁気ストライプに格納された情報を読み取り、あるいは、書き込む磁気処理が行われる。通常、このような媒体処理装置では、予定された取り扱い媒体の形状や磁気ストライプの位置に応じて磁気ヘッドの位置が設定され、搬送処理によって媒体が磁気ヘッドを通過する際に磁気処理が行われる。通帳の形態は例えば金融機関毎に異なり、その磁気ストライプの形状、形成位置、走査方向、読み取り方式、記録方式、仕様なども異なるため、上記の媒体処理装置では、異なる複数種類の通帳には対応することができない。そこで、近年、複数種類の通帳の形態を取り扱い可能とするため、例えば、位置の相違により磁気ストライプの情報が磁気ヘッドで読み取れない場合に、OCRにより通帳の表紙に印刷されている顧客情報を確認し、磁気ストライプの情報を更新することなく、取引明細のみを印字するものがある(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、上記技術では磁気ストライプの処理ができない。また、複数の磁気ストライプを処理可能とするものとして、センサを設けて磁気ストライプの位置を検出し、検出結果に応じて磁気ヘッドを往復移動させて磁気処理するものが提供されている(例えば、特許文献2参照)。また、縦方向及び横方向の2方向の磁気ストライプを処理するものとして、センサの感知情報に基づく位置に応じて磁気ヘッドを回転及び往復させて磁気ストライプの方向が異なる場合に対応させるものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−101482号公報 特開平5−89618号公報 特開平5−165990号公報
しかしながら上述の技術には次のような問題があった。すなわち、上記の往復運動可能な処理装置では、磁気処理の方向は可変でないため通帳の種類によって磁気ストライプの走査方向に異なるものがあると、対応することができない。また、センサの感知情報に基づく位置に応じて磁気ヘッドを回転及び往復する技術においては、磁気ストライプの方向及び位置を検出するためにセンサ自体を通帳搬送領域全体に移動させて検出する必要がある。したがって、処理工程及び装置構成が複雑となる。
そこで、本発明は、異なる複数の方向及び位置の磁気ストライプに対する磁気処理を可能としつつ、処理工程及び装置構成を単純化するとともに、適切に処理できる媒体処理装置及び媒体処理方法を提供することを目的とする。
本発明の一例に係る媒体処理装置は、磁気ストライプを有する処理対象媒体に対して各種処理を行う媒体処理装置であって、前記処理対象媒体を所定の経路に沿って第1方向に搬送する搬送手段と、前記処理対象媒体の画像情報を検出する画像検出手段と、検出された前記画像情報から、前記処理対象媒体に印字された文字情報を認識する文字認識装置と、その走査方向が変更可能であるとともに、第1方向に交差する第2方向において移動可能に構成され、前記磁気ストライプに対して磁気処理を行う磁気ヘッドを有する磁気処理部と、前記文字認識部において認識された文字情報に基づき前記処理対象媒体の種類を特定する手段と、予め複数の処理対象媒体の種類と当該各種処理対象媒体の磁気ストライプの特徴に関する特徴情報とが格納された媒体情報テーブルの情報に基づいて、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプに関する前記特徴情報を特定する手段と、特定された前記処理対象媒体の前記特徴情報に基づいて、前記磁気ヘッドの位置及び走査方向を制御する手段と、備えたことを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理装置は、前記処理対象媒体は通帳であって、前記文字情報は、前記通帳が取り扱われる金融機関の情報及び前記通帳の利用者情報のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理装置の前記特徴情報は、前記磁気ストライプの形状、記録密度、記録方式、読み取り方式、走査方向、及び位置のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理装置は、前記特徴情報は、前記磁気ストライプの走査方向を含み、前記特徴情報として特定された前記磁気ストライプの走査方向が前記搬送の方向に沿う第1方向である場合には、前記磁気ヘッドの走査方向が第1方向に沿った状態で、前記搬送手段により前記処理対象媒体が前記第1方向へ搬送されるとともに、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプが前記磁気ヘッドを通過する際に前記磁気処理が行われ、前記磁気ストライプの走査方向が前記搬送の方向と交差する第2方向である場合には、前記搬送手段が停止され、前記磁気ヘッドの走査方向が第2方向に沿った状態で、前記磁気ヘッドが前記第2方向において移動するとともに、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプが前記磁気ヘッドを通過する際に前記磁気処理が行われることを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理装置は、前記処理対象媒体は、その閉状態において、前記一方側に位置するとともに前記文字情報が設けられた表紙と、前記他方側に位置するとともに磁気ストライプが設けられた背表紙と、前記表紙と前記背表紙の間に位置するとともに印字処理に用いられる印字情報が設けられた記号頁とを備えた冊子状に構成され、前記処理対象媒体のページめくりを行うページめくり機構と、前記処理対象媒体に対して印字処理を行う印字部と、を有し、前記画像検出手段と、前記磁気ヘッドとは、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向において、前記処理対象媒体を挟んでそれぞれ一方側と他方側に配置され、前記画像検出手段は、前記閉状態において前記表紙の画像情報を検出するとともに前記処理媒体が開いた開状態において前記記号頁の画像情報を検出し、前記文字情報認識装置は、前記記号頁の画像情報に基づいて前記印字情報を認識し、前記印字部は、前記印字情報に基づいて前記記号頁に印字処理を行うことを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理装置は、前記処理対象媒体に対して印字処理を行う印字部が、前記搬送の方向と交差する第3方向において前記処理媒体の一方側に配置され、前記画像検出手段及び前記磁気ヘッドが前記第3方向における前記処理媒体の他方側に配置されたことを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理装置は、前記画像情報から明度を算出する手段をさらに備え、前記処理対象媒体の前記特徴情報は、前記媒体情報テーブルの情報に加えて前記明度に基づいて特定されることを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理方法は、磁気ストライプを有する処理対象媒体に対して各種処理を行う媒体処理方法であって、前記処理対象媒体を所定の経路に沿って第1方向に搬送する工程と、前記処理対象媒体の画像情報を検出する工程と、検出された前記画像情報から、前記処理対象媒体に印字された文字情報を認識する工程と、認識された前記文字情報に基づき前記処理対象媒体の種類を特定する工程と、複数の処理対象媒体の種類とその各種処理対象媒体の磁気ストライプの特徴に関する特徴情報とが格納された媒体情報テーブルの情報に基づいて、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプに関する前記特徴情報を特定する工程と、特定された前記処理対象媒体の前記特徴情報に基づいて、前記磁気ストライプに対して磁気処理を行う磁気ヘッドの位置及び走査方向を制御する工程と、を備えたことを徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理方法は、前記処理対象媒体は通帳であって、前記文字情報は、前記通帳が取り扱われる金融機関の情報及び前記通帳の顧客情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理方法は、前記特徴情報は、前記磁気ストライプの、形状、密度、記録方式、読み取り方式、走査方向、及び位置のうち少なくとも1方を含むことを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理方法は、前記特徴情報は、前記磁気ストライプの走査方向を含み、前記特徴情報として検索された前記磁気ストライプの走査方向が前記第1方向である場合には、前記磁気ヘッドの走査方向が第1方向に沿った状態で、前記処理対象媒体が前記第1方向へ搬送されるとともに、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプが前記磁気ヘッドを通過する際に前記磁気処理が行われ、前記磁気ストライプの走査方向が前記第1方向に交差する第2方向である場合には、前記搬送手段が停止し、前記磁気ヘッドの走査方向が第2方向に沿った状態で、前記磁気ヘッドが前記第2方向において移動するとともに、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプが前記磁気ヘッドを通過する際に前記磁気処理が行われることを特徴とする。
本発明の一例に係る媒体処理方法は、前記媒体情報テーブルに、処理対象媒体の特徴情報がない場合に前記画像情報から明度を算出する工程をさらに備え、前記処理対象媒体の前記特徴情報は、前記媒体情報テーブルの情報に加えて前記明度に基づいて特定されることを特徴とする。
かかる手段を講じた本発明によれば、異なる複数の方向及び位置の磁気ストライプに対して磁気処理を可能としつつ、処理及び装置構成を単純化するとともに適切な処理をすることができる。
[第1実施形態]
以下に本発明の第1実施形態にかかる媒体処理装置としての通帳処理装置1について、図1乃至図4を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大、縮小、省略して概略的に示している。各図中の矢印X、Y、Zは互いに直交する三方向を示している。
通帳処理装置1は、例えばATM(自動預金支払機)、通帳記帳機等に搭載され、処理対象媒体としての通帳10等の複数の媒体に対して印字などの各種処理を行うものである。通帳処理装置1は、通帳10を吸入および排出する吸入排出口11と、通帳10を、吸入排出口11と連なる所定の経路に沿って搬送する搬送手段12と、通帳10の画像情報を検出する画像検出手段としての光学スキャナ13と、通帳10に印字された文字を認識する文字認識装置としてのOCR装置14と、通帳10に設けられた磁気ストライプ10fに対して磁気情報の読取処理や書込処理を行う磁気処理部15と、通帳10への印字処理を行う印字部16と、冊子状の通帳10のページめくりを行うページめくり機構17と、表示部18と、通信部19と、これら各処理部を制御する制御部としてのCPU(中央処理装置)20とを備えて構成されている。
この通帳処理装置1で扱われる媒体である通帳10について、図2を参照して説明する。図2は、複数種類の、例えばここではA社からI社まで9種類の、通帳10が開状態で表紙10a及び背表紙10bが上方に配置された状態の平面図である。通帳10は、それぞれ表紙10a、背表紙10b及びこれら表紙10aと背表紙10bとの間の内部の記号頁10cを備え、複数頁を有する冊子状に構成されている。表紙10a及び背表紙10bは閉状態ではその外面に位置する。その表紙10aには、取り扱い金融機関名や利用者情報などの文字情報が記載されている。また、通帳10の背表紙10aには、所定の位置、方向、形状、トラック数、密度、記録方式、読み取り方式、仕様等を有する磁気ストライプ10fが貼り付けられている。この磁気ストライプ10fには、利用者の口座番号や記録ページ番号に関する磁気情報が記録されている。例えばA社〜D社の磁気ストライプ10fは、1トラックであり、かつ、記録ビットの方向が搬送方向Aに沿う縦タイプである。E社〜G社の通帳10の磁気ストライプは、1トラックであり、かつ、記録ビットの方向が搬送方向Aに直交するY方向である横タイプである。また、通帳10の内部の記号頁10cの所定位置にはページ数を識別するためのページマーク(不図示)などの印字情報が印刷されている。
図1に示す搬送手段12は、吸入排出口11から続く所定の搬送経路を構成する搬送路21と、後述する搬送制御部32の制御に応じて図中X方向の軸を中心として回転駆動されることにより、矢印Xに沿う第1方向としての搬送方向Aに通帳10を送る対のローラ22、22を複数備えて構成されている。
光学スキャナ13は、搬送路21の上方に配置され、通帳10の上方の画像情報を読取る機能を有する。光学スキャナ13は、図中矢印Xに沿う通帳10の搬送方向(第1方向)と直交し、図中矢印Yに沿う第2方向を長手方向とし、通帳10の幅より長く構成され、搬送により通帳10が通過する際に通帳10の全体の画像情報を読み取る。
OCR装置14は、光学スキャナ13で得た画像情報から、記号情報を文字変換し、通帳10に印刷、印字された取扱金融機関や顧客情報等の文字データを認識する機能を有する。
磁気処理部15は、磁気ストライプ10fの磁気データを読み取り、また、磁気ストライプ10fに最終印字行データ等の磁気データを書込む等の所定の磁気処理をする磁気ヘッド15aを備えている。磁気ヘッド15aは、Y方向において移動可能に構成され、また、矢印X及びYに直交し、矢印Zに沿う第3方向としての上下方向の軸を中心として、回転可能に構成されている。この移動及び回転は磁気制御部35の動作制御手段43に制御される。すなわち、磁気ストライプ10fの走査方向に応じて、磁気ヘッド15aの走査方向を変換することが可能となっている。
印字部16は、通帳10の記号頁10cの各印字行に取引日、取引金額、口座残額等の取引情報の印字を行う機能を有する。
ページめくり機構17は、複数枚の頁を有する冊子状の通帳10の頁を捲る機能を有する。
表示部18は、通帳処理装置1の状態やオペレータへの各種メッセージなどを表示する機能を有する。
通信部19は、上位ホスト装置(不図示)との間で通信を行う機能を有する。
CPU20の構成について図3を参照して説明する。CPU20は、バスライン31を介して各部の間でデータのやり取りを制御するとともに、各部を総括的に制御する機能を有する。CPU20には、ROM(リード・オンリー・メモリ)26、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)27、搬送手段12を制御する搬送制御部32、光学スキャナ13を制御するスキャナ制御回路33、OCR装置14を制御するOCR制御回路34、磁気処理部15を制御する磁気制御部35、印字部16を制御する印字制御回路37、ページめくり機構17を制御するめくり制御回路36、表示部18を制御する表示制御回路38、通信部19を制御する通信制御回路39等が接続されている。
ROM26は、CPU20の動作に必要なプログラムが格納されるとともに、CPU20の作業領域等として使用されるメモリであり、媒体情報テーブル26aを有している。また、媒体情報テーブル26aには、例えば図2に示すような複数の通帳の種類とその特徴に関する通帳情報が格納されている。通帳情報としては、例えば取り扱い金融機関名などで決まる通帳の種類と、各種通帳の特徴情報としての通帳の形状、サイズ、磁気ストライプの形状、密度、記録方式、読み取り方式、走査方向、及び位置等の情報が格納されている。
RAM27には、例えば光学スキャナ13によって読み取られた通帳10の画像情報や、この画像情報に基づいてOCR装置14で得られた文字情報が一時的に格納される。
磁気制御部35は、光学スキャナ13及びOCR装置14により検出した通帳10の金融機関名などの文字情報に基づいて通帳10の種類を判別、特定する判別手段41と、特定された通帳の種類と、媒体情報テーブル26aに記憶された通帳情報とを比較して、例えば磁気ヘッド15aの位置、方向及び記録方式等、通帳10の磁気処理に必要な各種特徴情報を検索する比較検索手段42と、この特徴情報に基づいて磁気ヘッド15aの動作を制御する動作制御手段43と、を有して構成されている。
次に、本実施形態にかかる通帳処理装置1のCPU20における制御工程について図5のフロー図を参照して説明する。
まずステップ11(ST11)において、ユーザによって通帳10が閉じた状態で吸入排出口11にセットされると、搬送制御部32により搬送手段12のローラ22が回転駆動され、通帳10が、搬送路21へ吸入されるとともに所定の搬送経路に沿って搬送される。このとき、通帳10は閉じた状態のまま、表紙10aが上方に位置し、背表紙10bが下方に位置した状態で搬送される。
通帳10が所定位置に到達すると、光学スキャナ13により、通帳10の表紙10a(における書式枠10d部分)がスキャン処理され、その画像情報が検出されるとともに、RAMに記憶される(ST12)。
検出された画像情報に基づき、OCR装置14において、通帳10の表紙10a(の書式枠10d)に記入されている金融機関名や口座番号等の利用者情報が文字情報として認識される(ST13)。
ついでST14において、ページめくり部17が駆動されてページめくり動作が行われ、所定の記号頁10cが上面に位置するように開状態となる。
ついで、搬送手段12を搬送方向Aと反対方向に駆動し、開状態の通帳10を逆送させ、記号頁10c光学スキャナ13のスキャン位置に配置し、停止させる(ST14)。
ST15において、光学スキャナ13により通帳10の内部の記号頁10cの画像情報が検出され、一時的にRAM27に格納される。
ST16において、OCR装置14により、記号頁10cに印刷・印字された印字情報などの文字情報の文字認識処理が行われるとともに、認識された内容がRAM27に記憶される。
ST17において、磁気制御部35の判別手段41により、上記ST13及びST16で認識した文字情報に基づき、通帳10の種類が判別・特定される。
ST18において、比較検索手段42により、媒体情報テーブル26aに格納された通帳種類情報と比較して、ST16で特定された種類の通帳に対応する各種特徴情報、すなわち、例えば磁気ヘッド15aの位置、方向及び記録方式等、通帳処理に必要な情報が検索され、特定される。
特定された特徴情報に基づき、動作制御手段43により、磁気ヘッド15aの動作が制御される。ここで、図6に示すように、ST18で取得した特徴情報のうち磁気ストライプ10fの走査方向Bが第2方向に沿う場合には(ST19)、搬送手段12を搬送させるとともに、磁気処理部15を移動させ、磁気ヘッド15aが磁気ストライプ10fの処理始端部10gに対向するとともに磁気ヘッド15aの走査方向Cが磁気ストライプの走査方向Bに沿うように磁気処理部15を制御する(ST20)。
図6に実線で示すように、磁気ヘッド15aが磁気ストライプ10fの処理始端部10gの対向位置に配置されたら、搬送手段12を停止させる。この状態で、磁気処理部15を制御し、処理終端部10hに向かって第2方向に移動させるとともに、磁気ヘッド15aが磁気ストライプ10fを通過する移動タイミングに合わせて磁気ストライプ10fに対して磁気情報の読取及び書込処理を行わせる(ST21)。
磁気処理の終了後、再度搬送手段12を駆動して通帳10を搬送するとともに、印字部16により通帳10へ印字処理が行われる(ST22)。
印字処理の終了後、搬送手段12を駆動し、上記搬送方向Aと反対方向に搬送することで、通帳10を吸入排出口11へ送り、吸入排出口11から排出させる(ST23)。以上により、磁気ストライプ10fが横方向であった場合の処理が完了する。
一方、図7に示すように、磁気ストライプ10fの走査方向が第1方向に沿う場合には、磁気ヘッド15aの走査方向Cが磁気ストライプの走査方向Bに沿うように、磁気ヘッド15aを90度回転させて記録ビットの方向を変更する(ST24)。また、搬送手段12を駆動して第1方向にそって搬送するとともに磁気ヘッド15aを第2方向に沿って移動させ、磁気ストライプ10fの処理始端部10gに磁気ヘッド15aが対向するように配置する(ST25)。
磁気ストライプ10fの処理始端部10gに磁気ヘッド15aが配置された状態で磁気ヘッド15aの移動を停止し、搬送手段12を搬送させるとともに、磁気ストライプ10fが磁気ヘッド15aを通過するタイミングに合わせて磁気情報処理を行う(ST26)。磁気処理が終了したら上記縦方向の場合と同様にST22及びST23が行われ、処理が終了する。
本実施形態にかかる通帳処理装置1及び通帳処理方法によれば次の効果が得られる。すなわち、異なる複数の方向及び位置の磁気ストライプ10fに対して磁気処理を可能としつつ、処理工程及び通帳処理装置1の構成を単純化するとともに適切な処理をすることができる。すなわち、磁気ヘッド15aを回転可能、かつ、第2方向に移動可能としたことにより、磁気ストライプ10fの走査方向が異なる複数種類の通帳処理を1つの磁気処理部15で処理することが可能である。また、磁気ストライプ10fの形状や位置だけでなく記録方式やその他の各種情報を用いることができるため、より適切な処理を実現することが可能となる。また、従前から、印字頁の情報を読み取る処理のためにOCR装置や光学スキャナを備えている装置においては、新たな設備を搭載することなく実現することが可能である。したがって、磁気ストライプ10fの位置を検知するために磁気センサなどを用いる場合よりも装置構造や処理工程が単純となる。
本発明は上記各実施形態に限られるものではなく、各構成は適宜変形実施可能である。
例えば上記実施形態のST4等の一部工程を省略してもよい。また、上記実施形態では、1つの光学スキャナ13で2度の画像情報検出を行う場合について説明したが、複数の光学スキャナ13を設けてもよい。また、図8に示す通帳処理装置2のように、光学スキャナ13を搬送路21の上下にそれぞれ設け、通帳を開いた状態で挿入・搬送することにより、背表紙10bの画像取得と、内部の記号頁10cの画像取得とをそれぞれ上下の光学スキャナ13で処理することも可能である。また、磁気ヘッド15aが搬送方向と直交する方向にのみ移動可能としたが、加えて搬送方向に移動可能に構成してもよい。
また、上記文字情報に基づく磁気処理に加え、光学スキャナ13で取得した画像の明度を、例えばPCS値として算出してこのPCS値に基づいて磁気ストライプ10fの位置を検出する機能を設けてもよい。この実施形態においては、図9のフロー図に示すように、背表紙10bの画像情報を取得するとともに、ST17における判別の際に、読み取った文字情報に該当する通帳の種類が媒体情報格納テーブル26aに存在しなかった場合に、RAM27に一次記憶された背表紙10bの画像のPCS値が算出され(ST28)、例えばPCS値の一定閾値より高い値検出部分(面積)が磁気ストライプ部分であるとして、磁気ストライプ10fの位置及び形状等の特徴情報を特定する。この特定された特徴情報に応じて磁気処理部15の制御が行われる。この実施形態によれば、予め媒体情報格納テーブル26aに設定されている種類以外の通帳にも対応することができる。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の第1実施形態にかかる通帳処理装置の構成を示すブロック図。 同通帳処理装置の搬送路の一部を示す平面図。 同通帳処理装置に用いられる通帳の種類を示す説明図。 同通帳処理装置のCPUの構成を示すブロック図。 同通帳処理装置における制御手順を示すフロー図。 同通帳処理装置における縦型通帳の処理手順を示す平面図。 同通帳処理装置における横型通帳の処理手順を示す平面図。 本発明の他の実施形態にかかる同通帳処理装置の構成を示すブロック図。 本発明の他の実施形態にかかる同通帳処理装置における制御手順を示すフロー図。
符号の説明
A…搬送方向、1…通帳処理装置(媒体処理装置)、10…通帳(処理対象媒体)、10f…磁気ストライプ、10d…書式枠、11…吸入排出口、12…搬送手段、13…光学スキャナ(画像検出手段)、14…OCR装置(文字認識装置)、15…磁気処理部、15a…磁気ヘッド、16…印字部、17…ページめくり機構、18…表示部、19…通信部、20…CPU、21…搬送路、22…ローラ、26…ROM、26a…媒体情報テーブル、27…RAM、31…バスライン、32…搬送制御部、33…スキャナ制御回路、34…OCR制御回路、35…磁気制御部、36…めくり制御回路、37…印字制御回路、38…表示制御回路、39…通信制御回路、41…判別手段、42…比較検索手段、43…動作制御手段。

Claims (12)

  1. 磁気ストライプを有する処理対象媒体に対して各種処理を行う媒体処理装置であって、
    前記処理対象媒体を所定の経路に沿って第1方向に搬送する搬送手段と、
    前記処理対象媒体の画像情報を検出する画像検出手段と、
    検出された前記画像情報から、前記処理対象媒体に印字された文字情報を認識する文字認識装置と、
    その走査方向が変更可能であるとともに、第1方向に交差する第2方向において移動可能に構成され、前記磁気ストライプに対して磁気処理を行う磁気ヘッドを有する磁気処理部と、
    前記文字認識部において認識された文字情報に基づき前記処理対象媒体の種類を特定する手段と、
    予め複数の処理対象媒体の種類と当該各種処理対象媒体の磁気ストライプの特徴に関する特徴情報とが格納された媒体情報テーブルの情報に基づいて、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプに関する前記特徴情報を特定する手段と、
    特定された前記処理対象媒体の前記特徴情報に基づいて、前記磁気ヘッドの位置及び走査方向を制御する手段と、備えたことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 前記処理対象媒体は通帳であって、
    前記文字情報は、前記通帳が取り扱われる金融機関の情報及び前記通帳の利用者情報のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1記載の媒体処理装置。
  3. 前記特徴情報は、前記磁気ストライプの形状、記録密度、記録方式、読み取り方式、走査方向、及び位置のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の媒体処理装置。
  4. 前記特徴情報は、前記磁気ストライプの走査方向を含み、前記特徴情報として特定された前記磁気ストライプの走査方向が前記搬送の方向に沿う第1方向である場合には、前記磁気ヘッドの走査方向が第1方向に沿った状態で、前記搬送手段により前記処理対象媒体が前記第1方向へ搬送されるとともに、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプが前記磁気ヘッドを通過する際に前記磁気処理が行われ、
    前記磁気ストライプの走査方向が前記搬送の方向と交差する第2方向である場合には、前記搬送手段が停止され、前記磁気ヘッドの走査方向が第2方向に沿った状態で、前記磁気ヘッドが前記第2方向において移動するとともに、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプが前記磁気ヘッドを通過する際に前記磁気処理が行われることを特徴とする請求項1記載の媒体処理装置。
  5. 前記処理対象媒体は、その閉状態において、前記一方側に位置するとともに前記文字情報が設けられた表紙と、前記他方側に位置するとともに磁気ストライプが設けられた背表紙と、前記表紙と前記背表紙の間に位置するとともに印字処理に用いられる印字情報が設けられた記号頁とを備えた冊子状に構成され、
    前記処理対象媒体のページめくりを行うページめくり機構と、
    前記処理対象媒体に対して印字処理を行う印字部と、を有し、
    前記画像検出手段と、前記磁気ヘッドとは、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向において、前記処理対象媒体を挟んでそれぞれ一方側と他方側に配置され、
    前記画像検出手段は、前記閉状態において前記表紙の画像情報を検出するとともに前記処理媒体が開いた開状態において前記記号頁の画像情報を検出し、
    前記文字情報認識装置は、前記記号頁の画像情報に基づいて前記印字情報を認識し、
    前記印字部は、前記印字情報に基づいて前記記号頁に印字処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  6. 前記処理対象媒体に対して印字処理を行う印字部が、前記搬送の方向と交差する第3方向において前記処理媒体の一方側に配置され、前記画像検出手段及び前記磁気ヘッドが前記第3方向における前記処理媒体の他方側に配置されたことを特徴とする請求項1記載の媒体処理装置。
  7. 前記画像情報から明度を算出する手段をさらに備え、
    前記処理対象媒体の前記特徴情報は、前記媒体情報テーブルの情報に加えて前記明度に基づいて特定されることを特徴とする請求項1記載の媒体処理装置。
  8. 磁気ストライプを有する処理対象媒体に対して各種処理を行う媒体処理方法であって、
    前記処理対象媒体を所定の経路に沿って第1方向に搬送する工程と、
    前記処理対象媒体の画像情報を検出する工程と、
    検出された前記画像情報から、前記処理対象媒体に印字された文字情報を認識する工程と、
    認識された前記文字情報に基づき前記処理対象媒体の種類を特定する工程と、
    複数の処理対象媒体の種類とその各種処理対象媒体の磁気ストライプの特徴に関する特徴情報とが格納された媒体情報テーブルの情報に基づいて、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプに関する前記特徴情報を特定する工程と、
    特定された前記処理対象媒体の前記特徴情報に基づいて、前記磁気ストライプに対して磁気処理を行う磁気ヘッドの位置及び走査方向を制御する工程と、を備えたことを徴とする媒体処理方法。
  9. 前記処理対象媒体は通帳であって、
    前記文字情報は、前記通帳が取り扱われる金融機関の情報及び前記通帳の顧客情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8記載の媒体処理方法。
  10. 前記特徴情報は、前記磁気ストライプの、形状、記録密度、記録方式、読み取り方式、走査方向、及び位置のうち少なくとも1方を含むことを特徴とする請求項8記載の媒体処理方法。
  11. 前記特徴情報は、前記磁気ストライプの走査方向を含み、前記特徴情報として検索された前記磁気ストライプの走査方向が前記第1方向である場合には、前記磁気ヘッドの走査方向が第1方向に沿った状態で、前記処理対象媒体が前記第1方向へ搬送されるとともに、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプが前記磁気ヘッドを通過する際に前記磁気処理が行われ、
    前記磁気ストライプの走査方向が前記第1方向に交差する第2方向である場合には、前記搬送手段が停止し、前記磁気ヘッドの走査方向が第2方向に沿った状態で、前記磁気ヘッドが前記第2方向において移動するとともに、前記処理対象媒体の前記磁気ストライプが前記磁気ヘッドを通過する際に前記磁気処理が行われることを特徴とする請求項8記載の媒体処理方法。
  12. 前記媒体情報テーブルに、処理対象媒体の特徴情報がない場合に前記画像情報から明度を算出する工程をさらに備え、
    前記処理対象媒体の前記特徴情報は、前記媒体情報テーブルの情報に加えて前記明度に基づいて特定されることを特徴とする請求項8記載の媒体処理方法。
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