JP3570390B2 - 通帳取扱装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通帳の新規発行及び取引情報の更新を処理する通帳取扱装置あるいは自動現金取扱機に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の通帳取扱装置では、通帳をセットする際、係員は通帳の向き、表裏を慎重に合わす必要があり、誤った向き等でセットされた通帳は、特開平1−154782号公報のように、通帳MS機構の磁気ストライプの読み取り結果より判定され、一旦回収後再セット、さらに再起動を経てようやく処理が終わるなど、一度セットを誤ると多くの手間と時間がかかっていた。
【0003】
また、自動現金取扱機においては閉じ通帳が挿入されればセンサーによる通帳の長さチェックにひっかかり、逆方向や裏向きで挿入されれば通帳取扱装置と同じく磁気ストライプの読み取りの結果より判定され、通帳は排出され、ガイダンスにエラー表示後、再挿入を利用者に促し再処理を待つ等、前記通帳取扱装置の場合と同様に多くの手間と時間がかかっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の通帳取扱装置の通帳セット方法としては、背表紙を揃えるだけでなく表裏のチェックも行い正しくセットする必要があり、係員が数十冊という通帳を装置に装填するときの手間は無視できないものである。
【0005】
また、誤ってセットされた通帳を再処理するためには回収通帳の数に依らず、セットアップには同じだけ時間がかかり係員にとっても装置にとっても二度手間である。
【0006】
また、自動現金取扱機において利用者が通帳を開いて挿入しなければならなかったり、通帳の挿入向きを気にしなければならなかったり、通帳を誤って挿入した場合に、装置が通帳を排出して正しく挿入されるまで操作ができずに待たされるようといったようなことは、取引時間を短縮するためにも最小限に押さえたい時間である。
【0007】
そこで、本発明者はさらに効率の良い通帳類取扱装置及び自動現金取扱機の機能を追及した。
【0008】
本発明の一つの目的は、通帳類取扱装置の係員による通帳セットを簡略化し、背表紙を揃えたり表裏のチェックなどの手間を省くことにより使い易さの向上を図ることにある。
【0009】
本発明のもう一つの目的は、向きや裏表を誤ってセットされた通帳を再処理するための時間を省き、通帳回収率を下げ、装置としての処理能力向上を図ることにある。
【0010】
本発明のさらにもう一つの目的は、自動現金取扱機利用者の通帳セットを簡略化し、通帳を開いたり挿入向きを確認したりする手間を省くことにより、使い易さの向上と取引時間の短縮を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、通帳の正逆方向、表裏が誤った状態で通帳ホッパ部にセットされた場合に、通帳に付属する磁気ストライプやバーコード、及び表紙のパターンをイメージセンサで読み取り、その有無、位置関係によって、その通帳の向きなどの状態を正確に判別するとともに、正逆方向頁替え機構と、正逆方向印字機構及び正逆方向磁気ストライプ読み取り機構と、正逆方向イメージ読み取り機構とを備えることにより、通帳の正逆方向あるいは表裏が誤った状態のまま通帳を取り込んで、取引結果等の印字及び磁気ストライプの読み書き、バーコード読み取り、印字済行検索、頁替えの処理を可能とした通帳類取扱装置である。
【0012】
また、通帳の挿入が正逆方向、開閉、表裏といったどのような状態であっても、通帳に付属する磁気ストライプやバーコード、及び表紙のパターンをイメージセンサで読み取り、その有無、位置関係よりその通帳の状態を正確に判別し、正逆方向印字機構及び正逆方向磁気ストライプ読み取り機構、正逆方向イメージ読み取り機構、正逆方向頁替え機構、通帳反転機構を有することにより、そのまま通帳を取り込んで、取引結果等の印字及び磁気ストライプの読み書き、バーコード読み取り、印字済行検索、頁替えの処理を可能なことを特徴とした自動現金取扱装置によって。
【0013】
上記手段により、通帳類取扱装置の係員による通帳セットを簡略化し、背表紙を揃えたり表裏のチェックなどの手間を省くことにより使い易さの向上を図ることができ、向きや裏表を誤ってセットされた通帳を再処理するための時間を省き、通帳回収率を下げ、装置としての処理能力向上を図ることができる。
【0014】
また自動現金取扱機利用者の通帳セットを簡略化し、通帳を開いたり挿入向きを確認したりする手間を省くことにより使い易さの向上と取引時間の短縮を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0016】
図1は通帳に関る新規発行及び取引情報の更新を自動に処理する通帳類取扱装置の概要を示した図である。図2は図1の通帳類取扱装置における4の通帳印字機構部の構成図である。図3は図2における通帳頁替機構部7の通帳表紙めくりの動作を示した図である。図7は図2の通帳印字機構4における正逆印字機構部6と正逆MS機構部8と正逆イメージセンサ部5の構成を示したものである。図8は、図2の通帳印字機構制御部のブロック図である。
【0017】
図1において2は通帳ホッパであり、3の処理したい通帳を数十冊まとめてセットすると一冊ずつ自動的に4の通帳印字機構部へ搬送され新規発行又は更新記帳処理が行なわれる。またA〜Dは、通帳ホッパにセット可能な通帳の状態を横から表わした図である。
【0018】
図2において5の正逆イメージセンサ部では通帳のバーコードの読み取りや印字済行検索する為、通帳紙面のイメージ読み取りを行なう。イメージセンサは図7に示すようにバーコード及び印字行の頭(例えば日付け)が読み取れる位置に固定され、通帳搬送により、ある範囲のイメージスキャンを可能としている。また、本通帳印字機構においては、図7に示すように2つのイメージセンサA、Bが実装されており、図8に示すイメージセンサ制御部で切り換えることにより、正方向に挿入された通帳はイメージセンサAより読み取り、逆方向に挿入された通帳はイメージセンサBで読み取り、挿入向きによらずにバーコード及び印字行の検索を可能としている。
【0019】
6の正逆印字機構部では、図7に示す様にドットインパクトまたはサーマルの印字ヘッドが実装されており、通帳搬送方向に対し垂直に移動し通帳の表紙印字や取引来歴の印字を行なう。また、本通帳印字機構においては、図8に示す印字ヘッド制御部で印字ドットデータの上下変換を行なうことにより、正方向だけでなく逆方向に挿入された通帳への印字も文字の上下反転印字により可能としている。
【0020】
7の正逆頁替機構は、頁替えアーム10及び頁替えローラ11からなり、それぞれ図8のソレノイド制御部とモータ制御部により、閉じ通帳の表紙めくり及び中紙めくりを行なう。閉じ通帳の表紙めくりは図3に示すように通帳をある位置に停止させ、頁替えアームで紙に頁替えローラを押えつけ、頁替えローラの回転により通帳表紙をめくりあげる仕組みになっている。本機構では閉じ通帳の向き従い頁替えアームの動作する方向を切り換えることにより、通帳が図1のA〜Dのどの状態で挿入されたとしても表紙をめくることが可能としている。
【0021】
8の正逆MS機構は、図7に示す様に磁気ヘッドが実装されており、通帳搬送方向に対し垂直に移動し、停止した通帳の磁気ストライプのリード、ライトを行なう。また、本通帳印字機構においては、図8に示すMSヘッド制御部で通帳の向きに従いMSリードデータの編集と通帳停止位置の制御を行なうことにより、正方向だけでなく逆方向に挿入された通帳磁気ストライプのリードライトを可能としている。
【0022】
次に本通帳類取扱装置の通帳更新処理フローについて説明する。図1に示すA〜Dの様な様々な向きにセットされた通帳は、装置起動コマンドを受けた後、一冊ずつ自動に通帳ホッパより繰り出され通帳印字機構へ搬送される。通帳印字機構へ搬送された通帳は、イメージセンサ機構部で通帳上側の面をイメージデータとして読み取られ、制御部では通帳の磁気ストライプの位置や表紙の絵柄のパターンの有無を認識することにより通帳が図1のA〜Dのどの状態で搬送されてきたかを判別する。判別方法に関しては後で詳細に説明するとして、判別後、通帳は頁替え機構部へ搬送され、AかBと判別されたときは図3の上図の様に、CかDと判別されたときは図3の下図の様に表紙をめくり、続いて正逆MS機構部へ通帳は搬送される。このときAとDについては正方向の通帳停止位置で、BとCについては逆方向の通帳停止位置でそれぞれ正逆のMSリードする。その後オンラインの情報により更新すべき頁まで中紙をめくり、通帳印字及びMSライトを行なう。このときMSリード時と同様に、AとDについては正方向の通帳として、BとCについては逆方向の通帳としてそれぞれ処理される。以上の更新記帳処理が終了した通帳は排出され、次の通帳の処理へと移行する。
【0023】
以上の通帳類取扱装置の機能により、使用者は背表紙を揃えたり表裏のチェックなどの手間を省くことでき、通帳セットの簡略化と使い易さの向上を図ることができ、閉じ通帳が通帳ホッパにA〜Dの4パターンでセットされたとしても、通帳が回収され再セットに至り手間がかかること無く、処理可能であり装置としての処理能力向上を図ることが出来るといえる。
【0024】
次に、本発明のもう一つの実施例を詳細に説明する。図4は通帳に関る新規発行及び取引情報の更新を自動に処理する通帳印字機構4を備える自動現金取扱機の概要を示した図である。また、A〜Hは通帳印字機構に挿入可能な通帳の状態を横から表わした図である。図5は図4の自動現金取扱機における4の通帳印字機構部の構成図である。図6は図5における通帳反転機構部13の通帳反転の動作を示した図である。図9は通帳印字機構部における通帳処理のフロチャートである。
【0025】
図5において5〜8の各機構については、前述の通帳類取扱装置の通帳印字機構を構成するものとそれぞれ同じ機能である。13の通帳反転装置は図6に示すように通帳3を大径のローラに巻きつけることにより開通帳の表裏を反転する機構である。
【0026】
次に本自動現金取扱機における通帳印字機構の通帳更新処理フローについて図9に従い説明する。図4に示すA〜Hの様な様々な向きに挿入25された通帳は、通帳印字機構のイメージセンサ機構部へ搬送され、そこで通帳上側の面をイメージデータとして読み取られ、図8の制御部で通帳の磁気ストライプの位置や表紙の絵柄のパターンの有無及びバーコードや取引印字行を認識することにより、通帳が図4のA〜Hのどの状態で搬送されてきたかを判別する。
【0027】
まず判別結果が、CまたはDの場合は、通帳は通帳反転機構部へ搬送され、通帳中紙が上になるように反転する。
【0028】
判別結果がE〜Hの場合は、通帳は正逆通帳頁替機構部へ搬送され、図3の様に通帳表紙めくりを行なう。
【0029】
以上の通帳反転及び表紙めくりによりA〜Hの通帳はAかBのタイプと同等であり正方向か逆方向に挿入されたものと見なすことが出来る。よってそれ以降の処理としては、正逆MS機構部へ通帳は搬送され、A、D、E、Hについては正方向の通帳停止位置で、B、C、F、Gについては逆方向の通帳停止位置でそれぞれ正逆のMSリードする。その後オンラインの情報により更新すべき頁まで中紙をめくり、最後に通帳印字及びMSライトを行なう。このときMSリード時と同様に、A、D、E、Hについては正方向の通帳として、B、C、F、Gについては逆方向の通帳としてそれぞれ処理される。以上の更新記帳処理が終了した通帳は排出され処理は終了する。
【0030】
以上の様な通帳印字機構の機能により、自動現金取扱装置利用者は通帳を開いたり、通帳の向きを気にする必要が無くなり、誤って挿入しても排出されることもなく処理してもらえ、使い易さの向上と取引時間の短縮を図ることができる。
【0031】
次に通帳挿入状態判別方式について説明する。イメージ読み取り後、イメージデータより媒体の長さチェックを行ない、開き通帳の長さか閉じ通帳の長さかを判別する。この時どちらの範囲にも属さないものについては通帳以外が挿入されたとして媒体を排出する。開き通帳と判別されたものの中で、磁気ストライプのパターンが無く、バーコードが検出されればA状態、磁気ストライプのパターンもバーコードも検出されなければB状態、磁気ストライプのパターンが下部で検出されればC状態、磁気ストライプのパターンが上部で検出されればD状態と判別することが可能である。また閉じ通帳と判別されたものの中で、表紙の正方向パターンと認識されればE状態、磁気ストライプのパターンが下部で検出されればF状態、表紙の逆方向パターンと認識されればG状態、磁気ストライプのパターンが上部で検出されればH状態と判別することが可能である。以上により、通帳取扱装置や自動現金取扱装置の通帳印字機構における通帳挿入状態の判別を可能とすることが出来る。
【0032】
【発明の効果】
通帳類取扱装置の係員による通帳セットを簡略化し、背表紙を揃えたり表裏のチェックなどの手間を省くことにより使い易さの向上を図ることができ、向きや裏表を誤ってセットされた通帳を再処理するための時間を省き、通帳回収率を下げ、装置としての処理能力向上を図ることができる。
【0033】
また自動現金取扱機利用者の通帳セットを簡略化し、通帳を開いたり挿入向きを確認したりする手間を省くことにより使い易さの向上と取引時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通帳類取扱装置概要を示した図である。
【図2】本発明に係る通帳印字機構部の構成図である。
【図3】本発明に係る通帳表紙めくり機構の動作を示した図である。
【図4】本発明の自動現金取扱機概要を示した図である。
【図5】本発明に係る通帳印字機構部の構成図である。
【図6】本発明に係る通帳反転機構の動作を示した図である。
【図7】本発明に係る通帳印字機構部の構成図である。
【図8】本発明に係る通帳印字機構制御部の構成図である。
【図9】本発明に係る通帳処理のフロチャートである。
【図10】本発明に係る通帳挿入状態判別のフロチャートである。
【符号の説明】
1…通帳類取扱装置、2…通帳ホッパ、3…通帳、4…通帳印字機構部、5…正逆イメージセンサ、6…正逆印字機構、7…正逆頁替機構、8…正逆MS機構、9…通帳搬送路、10…頁替えアーム、11…頁替えローラ、12…自動現金取扱機、13…通帳反転機構、14…印字ヘッド、15…MSヘッド、16…正方向イメージセンサ、17…逆方向イメージセンサ。
Claims (8)
- 表紙と中紙とからなる通帳であって、中紙にはバーコードが印刷され、かつ中紙に取引来歴の印字が行われる通帳の通帳取扱装置において、
搬送される通帳のイメージを読み取るイメージリーダと、
前記通帳に所望の印字を行う印字手段と、
該イメージリーダにより前記中紙から読み取られたイメージに基づいて前記バーコードの読み取りおよび前記取引来歴の印字済み行を検索するための制御手段と、
前記イメージリーダにより読み取られたイメージの第一の情報に基づいて搬送される前記通帳の開閉状態を判定する判定手段と、および
該判定手段が前記通帳が閉じた状態であると判定した場合に、前記通帳の表紙を開く頁替手段とを有し、
前記制御手段、前記判定手段および前記頁替手段により、通帳の状態を判定し、頁替を行い、バーコードの読み取りおよび前記取引来歴の印字済み行の検索を行い、前記印字手段により所定の頁の所定の行に取引来歴の印字を行うことを特徴とする通帳取扱装置。 - 請求項1に記載された通帳取扱装置において、
前記判定手段はさらに、前記イメージリーダにより読み取られたイメージの第二の情報に基づいて搬送される前記通帳の方向を判定し、前記頁替手段は前記通帳の方向に対応して頁替を行うことを特徴とする通帳取扱装置。 - 請求項2に記載された通帳取扱装置において、
さらに通帳の表裏を反転する通帳反転手段を有し、
前記判定手段はさらに、前記第二の情報に基づいて搬送される前記通帳の表裏を判定し、前記判定手段が前記通帳が裏向きであると判定した場合に前記通帳反転手段により前記通帳を反転することを特徴とする通帳取扱装置。 - 請求項2または3のいずれかの項に記載された通帳取扱装置において、
前記第一の情報は前記イメージによる前記通帳の長さに関する情報であり、前記第二の情報は前記イメージによる前記通帳の片面のパターンに関する情報であることを特徴とする通帳取扱装置。 - 請求項1に記載された通帳取扱装置において、
通帳を挿入するための挿入口と、通帳をセットするための通帳ホッパを有し、
開閉状態が判定される通帳は、前記挿入口から挿入されるか又は前記通帳ホッパにセットされることを特徴とする通帳取扱装置。 - 表紙と中紙とからなる通帳であって、中紙にはバーコードが印刷され、かつ中紙に取引来歴の印字が行われる通帳の通帳取扱装置において、
搬送される通帳のイメージを読み取るイメージリーダと、
前記通帳に所望の印字を行う印字手段と、
該イメージリーダにより前記中紙から読み取られたイメージに基づいて前記バーコードの読み取りおよび前記取引来歴の印字済み行を検索するための制御手段と、
前記イメージリーダにより読み取られたイメージに基づいて搬送される前記通帳が閉じ通帳か開き通帳かという判定と前記通帳の方向を判定する判定手段と、および
該判定手段が閉じ通帳であると判定した場合に、前記通帳の方向に対応した頁めくりを行なう頁替機構とを有し、
前記制御手段、前記判定手段および前記頁替機構により、通帳の状態を判定し、頁替を行い、バーコードの読み取りおよび前記取引来歴の印字済み行の検索を行い、前記印字手段により所定の頁の所定の行に取引来歴の印字を行うことを特徴とする通帳取扱装置。 - 前記判定手段は前記イメージによる前記通帳の長さに関する情報に基づいて前記通帳が閉じ通帳か開き通帳かを判定することを特徴とする請求項6記載の通帳取扱装置。
- 通帳をイメージデータとして読取る読取機構と、通帳をめくる頁替機構と、通帳の反転を行う通帳反転機構と通帳に所望の印字を行う印字機構と、上記各機構を制御する制御部とを有する通帳取扱装置であって、前記制御部は、前記読取機構が読取ったイメージデータの前記通帳の長さにより前記通帳の開閉状態を判定し、前記通帳が開いた状態の場合は前記イメージデータにおける前記通帳の印字面に印刷されたバーコードの有無に関する情報と前記通帳の表紙に貼付されている磁気ストライプの有無と位置に関する情報に基づいて前記通帳の方向と表裏を判定し、前記通帳が閉じた状態の場合に前記通帳の表紙のパターンの方向に関する情報と前記磁気ストライプの位置に関する情報に基づいて前記通帳の方向と表裏を判定し、前記頁替機構は前記通帳が閉じた状態である場合に前記通帳の方向に対応して前記通帳の表紙をめくり、前記通帳反転機構は前記通帳が裏向きである場合に前記通帳の反転を行ない、前記印字機構は前記通帳の方向に対応した方向に前記通帳に印字を行なうことを特徴とする通帳取扱装置。
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