JP2008309344A - 蓄熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄熱タンクから潜熱蓄熱材が流出せず、蓄放熱の速度を上げることが可能で、かつ、蓄熱効率が高い蓄熱装置を提供する。
【解決手段】潜熱蓄熱材18とその潜熱蓄熱材18よりも比重の小さい熱媒油19とを上下二層に分離した状態で収容する蓄熱タンク12と、その蓄熱タンク12内の熱媒油層21から熱媒油19を吸入して潜熱蓄熱材層22中に吐出する循環ポンプ13と、熱媒油層21中に設けた伝熱管16とを有し、その伝熱管16を介して蓄熱タンク12から熱を出し入れする構成を蓄熱装置に採用する。
【選択図】図2

Description

この発明は、発電所や廃棄物焼却場などの熱源施設で発生する廃熱を蓄熱する蓄熱装置に関する。
熱源施設(例えば、発電所や廃棄物焼却場、製鉄所、化学プラント)で生じる廃熱を、熱利用施設(例えば、オフィスビルや病院、ホテル、クアハウス)で有効利用するため、熱源施設の廃熱を蓄熱タンク内に蓄熱し、その蓄熱タンクを熱利用施設に運搬し、その蓄熱タンクを熱源として給湯や暖房等を行なうことを可能とした蓄熱装置が知られている(非特許文献1)。
この蓄熱装置は、熱源施設または熱利用施設と蓄熱タンクとの間で熱媒油を循環させ、その熱媒油を介して蓄熱タンクから熱の出し入れを行なう。蓄熱タンクは、潜熱蓄熱材と熱媒油とを上下二層に分離した状態で収容しており、熱源施設または熱利用施設から蓄熱タンク内の潜熱蓄熱材層に熱媒油を送り込み、蓄熱タンク内の熱媒油層から熱源施設または熱利用施設に熱媒油を送り出す。潜熱蓄熱材層中に送り込まれた熱媒油は、潜熱蓄熱材と直接接触しながら潜熱蓄熱材層中を上昇し、潜熱蓄熱材と熱交換を行なう。
ここで、潜熱蓄熱材は、物質が固相と液相の間で相変化するときに吸収・排出する熱(潜熱)を利用して蓄熱と放熱を行なう蓄熱材であり、固相から液相に相変化するときに周りから熱を吸収し、液相から固相に相変化するときに放熱する。また、潜熱蓄熱材は、固相と液相の間で相変化するときに温度が変化しないので、一定した温度での放熱が可能である。このような潜熱蓄熱材として、例えば、酢酸ナトリウム三水和物や、塩化マグネシウム六水和物、エリスリトール、マンニトールが用いられる。
ところで、上記蓄熱装置は、蓄熱タンク内で熱媒油を潜熱蓄熱材と直接接触させているので、熱源施設または熱利用施設と蓄熱タンクとの間で熱媒油を循環させたときに、液相の潜熱蓄熱材が熱媒油とともに蓄熱タンクから流出し、その潜熱蓄熱材が配管内で冷却されて固相となり、その潜熱蓄熱材が配管の内面に付着して配管を閉塞するおそれがある。
特に、熱利用施設と蓄熱タンクとの間で熱媒油を循環させるときは、熱媒油の温度が低いので、配管内に混入した潜熱蓄熱材が固相になりやすく、配管が閉塞しやすかった。このように、いったん配管が閉塞すると、配管内に熱媒油を流すことができないので、配管内の潜熱蓄熱材を液相に戻すのは難しく、配管内の潜熱蓄熱材を取り除くのは容易でない。
したがって、上記蓄熱装置は、熱源施設または熱利用施設と蓄熱タンクとの間で熱媒油を循環させるときに、液相の潜熱蓄熱材が熱媒油とともに蓄熱タンクから流出するのを防止するため、熱媒油の流量を大きく設定することができず、蓄放熱の速度を上げることが難しかった。
そこで、蓄熱タンクから潜熱蓄熱材が流出しない蓄熱装置として、シェルチューブ型の蓄熱装置が知られている(特許文献1)。この蓄熱装置は、潜熱蓄熱材を収容した蓄熱タンクに、蓄熱タンクの外側から蓄熱タンク内の潜熱蓄熱材中を通って蓄熱タンクの外側に戻る伝熱管を設けたものであり、その伝熱管内に、熱源施設または熱利用施設と蓄熱タンクとの間で循環する熱媒油を流し、その伝熱管の管壁を介して熱交換を行なう。そのため、熱媒油と潜熱蓄熱材が直接接触せず、蓄熱タンクから潜熱蓄熱材が流出しない。
しかし、この蓄熱装置は、熱媒油と潜熱蓄熱材の間での熱交換を、伝熱管の位置で行なうので、伝熱管から離れた位置では、熱媒油と潜熱蓄熱材の間での熱交換が生じにくく、そのため、蓄放熱の速度を上げることが難しかった。また、この蓄熱装置は、伝熱管の位置と、伝熱管から離れた位置との間に温度差が生じやすいので、蓄熱効率が低かった。
特開平8−270989号公報 河合 篤、外3名、"潜熱蓄熱搬送システム「トランスヒートコンテナ」による熱輸送実験報告"、栗本技報、栗本鐵工株式会社、2006年3月、No.54号
この発明が解決しようとする課題は、蓄熱タンクから潜熱蓄熱材が流出せず、蓄放熱の速度を上げることが可能で、かつ、蓄熱効率が高い蓄熱装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、潜熱蓄熱材とその潜熱蓄熱材よりも比重の小さい熱媒油とを上下二層に分離した状態で収容する蓄熱タンクと、その蓄熱タンク内の熱媒油層から熱媒油を吸入して潜熱蓄熱材層中に吐出する熱媒油循環手段と、前記熱媒油層中に設けた伝熱部材とを有する構成を採用し、その伝熱部材を介して蓄熱タンクから熱を出し入れするようにした。
このようにすると、熱媒油層の熱媒油は、熱媒油循環手段によって吸入されて潜熱蓄熱材層中に吐出され、その熱媒油が、潜熱蓄熱材と直接接触して熱交換しながら、潜熱蓄熱材との比重差によって潜熱蓄熱材層中を上昇し、熱媒油層に戻る。また、蓄熱タンクからの熱の出し入れは、熱媒油層中に設けた伝熱部材を介して、熱媒油層中の熱媒油と熱交換することにより行なう。
前記熱媒油循環手段は、例えば、前記蓄熱タンクに設置した循環ポンプと、その循環ポンプの吸入口から前記熱媒油層中に延びる吸入管と、前記循環ポンプの吐出口から前記潜熱蓄熱材層中に延びる吐出管とで構成することができる。
また、前記伝熱部材は、例えば、次のように構成することができる。
1)前記蓄熱タンクの外側から蓄熱タンク内の熱媒油層中を通って蓄熱タンクの外側に戻る伝熱管を設け、その伝熱管に、蓄熱タンクの外側から伝熱管内に外部熱媒油を流入させる入口と、伝熱管内の外部熱媒油を蓄熱タンクの外側に流出させる出口とを設け、その伝熱管で前記伝熱部材を構成する。
2)前記蓄熱タンク内に前記熱媒油層と隔壁で隔てられた隔室を設け、その隔室に、蓄熱タンクの外側から隔室内に外部熱媒油を流入させる入口と、隔室内の外部熱媒油を蓄熱タンクの外側に流出させる出口とを設け、その隔室の内部から前記隔壁を貫通して蓄熱タンク内の熱媒油層中に延びる伝熱体を設け、その伝熱体で前記伝熱部材を構成する。
3)前記蓄熱タンクに隣接する温水タンクを設け、その温水タンクに、温水タンクの外側から温水を流入させる入口と、温水タンクの外側に温水を流出させる出口とを設け、その温水タンクの内部から前記蓄熱タンク内の熱媒油層中に延びる伝熱体を設け、その伝熱体で前記伝熱部材を構成する。
上記2)または3)の構成を採用する場合、前記伝熱体として、ヒートパイプを用いることができる。ヒートパイプは、金属容器内に作動液を封入し、その金属容器内を減圧したものであり、金属容器内の作動液の蒸発潜熱によって熱を吸収し、その蒸気が容器内を移動することにより熱を移動させ、その蒸気の凝縮潜熱によって熱を放出する。
この発明の蓄熱装置は、伝熱部材を介して蓄熱タンクから熱を出し入れするので、蓄熱タンクから潜熱蓄熱材が流出しない。また、熱媒油循環手段により潜熱蓄熱材層中に吐出された熱媒油が潜熱蓄熱材層中を上昇し、その熱媒油によって潜熱蓄熱材が攪拌されるので、潜熱蓄熱材と熱媒油の間での熱交換が促進され、蓄放熱の速度を上げることが可能である。また、潜熱蓄熱材が攪拌されて、潜熱蓄熱材層の温度が均一化されるので、蓄熱効率が高い。
図1に、熱源施設1(例えば、発電所や廃棄物焼却場、製鉄所、化学プラント)で生じる廃熱を、熱源施設1から離れた熱利用施設2(例えば、オフィスビル、病院、ホテル、クアハウス)で利用可能とする熱搬送システムを示す。
この熱搬送システムは、熱源施設1側に、熱源管3と、熱媒管4と、熱源管3と熱媒管4の間で熱交換を行なう熱交換器5とが設けられている。熱源管3は熱源施設1に接続されており、熱源施設1と熱交換器5の間で、廃熱を有する熱源流体(例えば、温水や蒸気)が循環するようになっている。熱媒管4は、この発明の第1実施形態の蓄熱装置6に着脱可能に接続されており、熱媒管4の途中に設けたポンプ7を作動させることによって、蓄熱装置6と熱交換器5の間で外部熱媒油を循環可能となっている。このとき、熱源管3を流れる熱源流体から熱媒管4を流れる外部熱媒油に熱が伝達され、その熱が蓄熱装置6に蓄熱される。
また、この熱搬送システムは、熱利用施設2側に、熱利用管8と、熱媒管9と、熱利用管8と熱媒管9の間で熱交換を行なう熱交換器10とが設けられている。熱利用管8は、熱利用施設2に接続されており、熱利用施設2と熱交換器10の間で、熱利用媒体(例えば、給湯用水や暖房用水)が循環するようになっている。熱媒管9は、蓄熱装置6に着脱可能に接続されており、熱媒管9の途中に設けたポンプ11を作動させることによって、蓄熱装置6と熱交換器10の間で外部熱媒油が循環可能となっている。このとき、熱媒管9を流れる外部熱媒油から熱利用管8を流れる熱利用媒体に熱が伝達され、その熱を利用して熱利用施設2での給湯や暖房が可能となる。
この熱搬送システムは、上述した熱源施設1と熱利用施設2の間で、蓄熱装置6を行き来させることにより、熱源施設1の廃熱を熱利用施設2の熱エネルギーとして利用する。
蓄熱装置6は、図2に示すように、蓄熱タンク12と、蓄熱タンク12に設置された循環ポンプ13と、循環ポンプ13の吸入口に接続された吸入管14と、循環ポンプ13の吐出口に接続された吐出管15と、伝熱管16とを有する。
蓄熱タンク12は、断熱壁17で覆われており、潜熱蓄熱材18と熱媒油19とを上下二層に分離した状態で収容している。潜熱蓄熱材18は、固相から液相に相変化するときに周りから熱を吸収し、液相から固相に相変化するときに放熱する。このような潜熱蓄熱材18として、例えば、エリスリトールやマンニトール、酢酸ナトリウム三水和物、塩化マグネシウム六水和物などを用いることができる。
熱媒油19は、潜熱蓄熱材18よりも比重が小さいものが用いられ、潜熱蓄熱材18との比重差によって潜熱蓄熱材18の表面に浮いた状態となっている。また、蓄熱タンク12内には空気層20が設けられており、その空気層20が、熱媒油19と潜熱蓄熱材18の体積変化を吸収するようになっている。
吸入管14は、循環ポンプ13の吸入口から蓄熱タンク12内の熱媒油層21中に延び、熱媒油層21内に開口している。吐出管15は、循環ポンプ13の吐出口から、蓄熱タンク12内の潜熱蓄熱材層22中に水平に延びており、潜熱蓄熱材層22全域にわたる複数の位置で潜熱蓄熱材層22内に開口している。
伝熱管16は、蓄熱タンク12の外側から蓄熱タンク12内の熱媒油層21中を通って蓄熱タンク12の外側に戻るように設けられている。伝熱管16には、蓄熱タンク12の外側から伝熱管16内に外部熱媒油を流入させる入口23と、伝熱管16内の外部熱媒油を蓄熱タンク12の外側に流出させる出口24とが形成されており、入口23から流入した外部熱媒油が、出口24に至るまでの間に、伝熱管16の管壁を介して熱媒油層21の熱媒油19と熱交換するようになっている。入口23と出口24は、熱源施設1の熱媒管4(または熱利用施設2の熱媒管9)に接続される。
また、伝熱管16には、伝熱管16から吐出管15の近傍に延びるメルティング配管25が接続されている。メルティング配管25は、伝熱管16内を流れる外部熱媒油の一部を導入するようになっており、潜熱蓄熱材層22が全て固相のときに、メルティング配管25の近傍の潜熱蓄熱材18を溶かすことによって、熱媒油19の通り道を潜熱蓄熱材層22中に形成する。
この蓄熱装置6に熱を蓄えるときは、熱源施設1の熱媒管4を伝熱管16に接続し、熱源施設1のポンプ7と蓄熱タンク12の循環ポンプ13を作動させる。これにより、伝熱管16を流れる外部熱媒油から伝熱管16の管壁を介して熱媒油層21中の熱媒油19に熱が伝達し、熱媒油層21の温度が上昇する。また、熱媒油層21中の熱媒油19は、循環ポンプ13で吸入されて潜熱蓄熱材層22中に吐出され、その熱媒油19が、潜熱蓄熱材18との比重差によって潜熱蓄熱材層22中を上昇する。このとき、熱媒油19が潜熱蓄熱材18と直接接触するので、熱媒油19から潜熱蓄熱材18に熱が伝達され、潜熱蓄熱材18は固相から液相に変化する。また、潜熱蓄熱材層22中を上昇する熱媒油19によって、潜熱蓄熱材18が攪拌される。
一方、この蓄熱装置6から熱を取り出すときは、熱利用施設2の熱媒管9を伝熱管16に接続し、熱利用施設2のポンプ11と蓄熱タンク12の循環ポンプ13を作動させる。これにより、熱媒油層21中の熱媒油19から伝熱管16の管壁を介して伝熱管16を流れる外部熱媒油に熱が伝達し、外部熱媒油の温度が上昇する。また、熱媒油層21中の熱媒油19は、循環ポンプ13で吸入されて潜熱蓄熱材層22中に吐出され、その熱媒油19が、潜熱蓄熱材18との比重差によって潜熱蓄熱材層22中を上昇する。このとき、熱媒油19が潜熱蓄熱材18と直接接触するので、潜熱蓄熱材18から熱媒油19に熱が伝達され、潜熱蓄熱材18は液相から固相に変化する。また、潜熱蓄熱材層22中を上昇する熱媒油19によって、潜熱蓄熱材18が攪拌される。
この蓄熱装置6は、熱源施設1または熱利用施設2と蓄熱タンク12との間で外部熱媒油を循環させたときに、伝熱管16内の外部熱媒油が、蓄熱タンク12内の熱媒油19と直接接触せず、伝熱管16の管壁を介して熱交換するので、蓄熱タンク12から潜熱蓄熱材18が流出しない。
そのため、この蓄熱装置6は、熱源施設1の熱媒管4や熱利用施設2の熱媒管9に潜熱蓄熱材18が流入せず、潜熱蓄熱材18による熱媒管4,9の閉塞を防止することができる。また、熱源施設1または熱利用施設2と蓄熱タンク12との間で外部熱媒油を循環させるときに、蓄熱タンク12から潜熱蓄熱材18が流出しないので、外部熱媒油の流量を大きく設定することができ、蓄放熱の速度を上げることが可能である。
また、この蓄熱装置6は、潜熱蓄熱材層22中を上昇する熱媒油19によって潜熱蓄熱材18が攪拌されるので、潜熱蓄熱材18と熱媒油19の間での熱交換が促進される。そのため、外部熱媒油の流量を大きく設定することができ、蓄放熱の速度を上げることが可能である。
また、この蓄熱装置6は、潜熱蓄熱材層22中を上昇する熱媒油19によって潜熱蓄熱材18が攪拌されて、潜熱蓄熱材層22の温度が均一化されるので、潜熱蓄熱材層22に蓄えられた熱を無駄なく利用することができ、蓄熱効率(蓄熱タンク12に蓄えられた熱量に対する蓄熱タンク12から取り出し可能な熱量の比)が高い。
ところで、伝熱管16は、潜熱蓄熱材18中に設けられていると、蓄熱タンク12から熱を取り出すときに、固相に変化した潜熱蓄熱材18が伝熱管16の表面に付着し、その付着した潜熱蓄熱材18の熱抵抗によって、熱交換の効率が低下しやすい。しかし、この蓄熱装置6は、伝熱管16が熱媒油層21中に設けられているので、蓄熱タンク12から熱を取り出すときに、潜熱蓄熱材18が伝熱管16の表面に付着しにくく、熱交換の効率が低下しにくい。
この実施形態において、蓄熱タンク12内の熱媒油19は、外部熱媒油と異なる種類の熱媒油を用いてもよく、外部熱媒油と同じ種類の熱媒油を用いてもよい。
図3に、この発明の第2実施形態の蓄熱装置31を示す。以下、第1実施形態と対応する部材は同一の符号を付して説明を省略する。
蓄熱タンク12内には、熱媒油層21と隔壁32で隔てられた隔室33が設けられ、隔室33内には、外部熱媒油34が収容されている。隔壁32には、隔室33の内部から隔壁32を貫通して熱媒油層21中に延びる複数のヒートパイプ35が固定されており、隔室33内の外部熱媒油34が、ヒートパイプ35を介して熱媒油層21の熱媒油19と熱交換するようになっている。
また、隔室33には、蓄熱タンク12の外側から隔室33内に外部熱媒油34を流入させる入口36と、隔室33内の外部熱媒油34を蓄熱タンク12の外側に流出させる出口37とが設けられている。
この蓄熱装置31に熱を蓄えるときは、熱源施設1の熱媒管4を入口36と出口37に接続し、熱源施設1のポンプ7と蓄熱タンク12の循環ポンプ13を作動させる。これにより、熱媒管4から隔室33に流入した外部熱媒油34からヒートパイプ35を介して熱媒油層21中の熱媒油19に熱が伝達し、熱媒油層21の温度が上昇する。また、熱媒油層21中の熱媒油19は、循環ポンプ13で吸入されて潜熱蓄熱材層22中に吐出され、その熱媒油19が、潜熱蓄熱材層22中を上昇しながら潜熱蓄熱材18と直接接触するので、熱媒油19から潜熱蓄熱材18に熱が伝達される。また、潜熱蓄熱材層22中を上昇する熱媒油19によって、潜熱蓄熱材18が攪拌される。
一方、この蓄熱装置31から熱を取り出すときは、熱利用施設2の熱媒管9を入口36と出口37に接続し、熱利用施設2のポンプ11と蓄熱タンク12の循環ポンプ13を作動させる。これにより、熱媒油層21中の熱媒油19からヒートパイプ35を介して、隔室33内を流れる外部熱媒油34に熱が伝達し、外部熱媒油34の温度が上昇する。また、熱媒油層21中の熱媒油19は、循環ポンプ13で吸入されて潜熱蓄熱材層22中に吐出され、その熱媒油19が、潜熱蓄熱材層22中を上昇しながら潜熱蓄熱材18と直接接触するので、潜熱蓄熱材18から熱媒油19に熱が伝達される。また、潜熱蓄熱材層22中を上昇する熱媒油19によって、潜熱蓄熱材18が攪拌される。
この蓄熱装置31は、熱源施設1または熱利用施設2と蓄熱タンク12との間で外部熱媒油34を循環させたときに、隔室33内の外部熱媒油34が、蓄熱タンク12内の熱媒油19と直接接触せず、ヒートパイプ35を介して熱交換するので、蓄熱タンク12から潜熱蓄熱材18が流出しない。
また、この蓄熱装置31は、潜熱蓄熱材層22中を上昇する熱媒油19によって潜熱蓄熱材18が攪拌される。そのため、蓄放熱の速度を上げることが可能であり、また、蓄熱効率が高い。
この実施形態において、蓄熱タンク12内の熱媒油19は、外部熱媒油34と異なる種類の熱媒油を用いてもよく、外部熱媒油34と同じ種類の熱媒油を用いてもよい。
また、この実施形態では、隔室33の内部から隔壁32を貫通して蓄熱タンク12内の熱媒油層21中に延びる伝熱体としてヒートパイプ35を用いているが、ヒートパイプ35に替えて、熱伝導率が高い金属(銅など)からなる伝熱部材を用いてもよい。
図4に、この発明の第3実施形態の蓄熱装置41を示す。以下、第1実施形態と対応する部材は同一の符号を付して説明を省略する。
この蓄熱装置41は、蓄熱タンク12に隣接する温水タンク42が設けられており、温水タンク42には、温水タンク42の外側から温水を流入させる入口43と、温水タンク42の外側に温水を流出させる出口44とが設けられている。また、温水タンク42と蓄熱タンク12には、温水タンク42の内部から蓄熱タンク12内の熱媒油19層中に延びる複数のヒートパイプ45が固定されており、温水タンク42内の温水が、ヒートパイプ45を介して熱媒油層21の熱媒油19と熱交換するようになっている。
この蓄熱装置41に熱を蓄えるときは、図5に示すように、熱源施設1の熱源管3を入口43と出口44に接続し、熱源施設1の廃熱を有する温水を、熱源施設1と温水タンク42の間で循環させる。これにより、熱源管3から温水タンク42に流入した温水からヒートパイプ45を介して熱媒油層21中の熱媒油19に熱が伝達し、熱媒油層21の温度が上昇する。また、熱媒油層21中の熱媒油19は、循環ポンプ13で吸入されて潜熱蓄熱材層22中に吐出され、その熱媒油19が、潜熱蓄熱材層22中を上昇しながら潜熱蓄熱材18と直接接触するので、熱媒油19から潜熱蓄熱材18に熱が伝達し、蓄熱される。また、潜熱蓄熱材層22中を上昇する熱媒油19によって、潜熱蓄熱材18が攪拌される。
一方、この蓄熱装置41から熱を取り出すときは、熱媒油層21中の熱媒油19を、循環ポンプ13で吸入して潜熱蓄熱材層22中に吐出し、その熱媒油19が、潜熱蓄熱材層22中を上昇しながら潜熱蓄熱材18と直接接触して熱をやり取りすることにより、潜熱蓄熱材層22から熱媒油層21に熱を移動させる。また、温水タンク42の入口43と出口44には、熱利用施設2の熱利用管8を接続し、その熱利用管8を介して、温水タンク42と熱利用施設2の間で熱利用媒体(給湯用水や暖房用水など)を循環させる。このとき、熱媒油層21からヒートパイプ45を介して温水タンク42内の熱利用媒体に熱が伝達するので、熱利用管8を流れる熱利用媒体を介して熱を取り出すことができる。
この蓄熱装置41は、熱源施設1または熱利用施設2と蓄熱タンク12との間で温水を循環させたときに、その温水が蓄熱タンク12内の熱媒油19と直接接触せず、ヒートパイプ45を介して熱交換するので、蓄熱タンク12から潜熱蓄熱材18が流出しない。
また、この蓄熱装置41は、潜熱蓄熱材層22中を上昇する熱媒油19によって潜熱蓄熱材18が攪拌される。そのため、蓄放熱の速度を上げることが可能であり、また、蓄熱効率が高い。
この実施形態では、温水タンク42の内部から前記蓄熱タンク12内の熱媒油層21中に延びる伝熱体としてヒートパイプ45を用いているが、ヒートパイプ45に替えて、熱伝導率が高い金属からなる伝熱部材を用いてもよい。
この発明の第1実施形態の蓄熱装置を利用した熱搬送システムを示す図 図1に示す蓄熱装置の拡大断面図 この発明の第2実施形態の蓄熱装置の拡大断面図 この発明の第3実施形態の蓄熱装置の拡大断面図 図4に示す蓄熱装置を利用した熱搬送システムを示す図
符号の説明
12 蓄熱タンク
13 循環ポンプ
14 吸入管
15 吐出管
16 伝熱管
18 潜熱蓄熱材
19 熱媒油
21 熱媒油層
22 潜熱蓄熱材層
23 入口
24 出口
32 隔壁
33 隔室
34 外部熱媒油
35 ヒートパイプ
36 入口
37 出口
42 温水タンク
43 入口
44 出口
45 ヒートパイプ

Claims (6)

  1. 潜熱蓄熱材(18)とその潜熱蓄熱材(18)よりも比重の小さい熱媒油(19)とを上下二層に分離した状態で収容する蓄熱タンク(12)と、その蓄熱タンク(12)内の熱媒油層(21)から熱媒油(19)を吸入して潜熱蓄熱材層(22)中に吐出する熱媒油循環手段(13,14,15)と、前記熱媒油層(21)中に設けた伝熱部材とを有し、その伝熱部材を介して蓄熱タンク(12)から熱を出し入れするようにした蓄熱装置。
  2. 前記熱媒油循環手段が、前記蓄熱タンク(12)に設置した循環ポンプ(13)と、その循環ポンプ(13)の吸入口から前記熱媒油層(21)中に延びる吸入管(14)と、前記循環ポンプ(13)の吐出口から前記潜熱蓄熱材層(22)中に延びる吐出管(15)とからなる請求項1に記載の蓄熱装置。
  3. 前記蓄熱タンク(12)の外側から蓄熱タンク(12)内の熱媒油層(21)中を通って蓄熱タンク(12)の外側に戻る伝熱管(16)を設け、その伝熱管(16)に、蓄熱タンク(12)の外側から伝熱管(16)内に外部熱媒油を流入させる入口(23)と、伝熱管(16)内の外部熱媒油を蓄熱タンク(12)の外側に流出させる出口(24)とを設け、その伝熱管(16)が前記伝熱部材である請求項1または2に記載の蓄熱装置。
  4. 前記蓄熱タンク(12)内に前記熱媒油層(21)と隔壁(32)で隔てられた隔室(33)を設け、その隔室(33)に、蓄熱タンク(12)の外側から隔室(33)内に外部熱媒油(34)を流入させる入口(36)と、隔室(33)内の外部熱媒油(34)を蓄熱タンク(12)の外側に流出させる出口(37)とを設け、その隔室(33)の内部から前記隔壁(32)を貫通して蓄熱タンク(12)内の熱媒油層(21)中に延びる伝熱体(35)を設け、その伝熱体(35)が前記伝熱部材である請求項1または2に記載の蓄熱装置。
  5. 前記蓄熱タンク(12)に隣接する温水タンク(42)を設け、その温水タンク(42)に、温水タンク(42)の外側から温水を流入させる入口(43)と、温水タンク(42)の外側に温水を流出させる出口(44)とを設け、その温水タンク(42)の内部から前記蓄熱タンク(12)内の熱媒油層(21)中に延びる伝熱体(45)を設け、その伝熱体(45)が前記伝熱部材である請求項1または2に記載の蓄熱装置。
  6. 前記伝熱体がヒートパイプ(35,45)である請求項4または5に記載の蓄熱装置。
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