JPH07248135A - 氷蓄熱解氷装置 - Google Patents
氷蓄熱解氷装置Info
- Publication number
- JPH07248135A JPH07248135A JP6040952A JP4095294A JPH07248135A JP H07248135 A JPH07248135 A JP H07248135A JP 6040952 A JP6040952 A JP 6040952A JP 4095294 A JP4095294 A JP 4095294A JP H07248135 A JPH07248135 A JP H07248135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- heat
- melting
- water
- storage tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/85—Food storage or conservation, e.g. cooling or drying
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、負荷追従性にすぐれた解氷速度が得
られる氷蓄熱解氷装置を提供することにある。 【構成】本発明は製氷装置で作られた氷を氷蓄熱槽に蓄
え、この氷蓄熱槽内に蓄えられた氷の融解潜熱を利用す
る氷蓄熱解氷装置において、前記氷蓄熱槽内に蓄積され
た氷の冷熱をヒートパイプによって熱交換器に伝達し、
また熱交換して解氷された水を循環ポンプにより再び前
記製氷装置に戻すように構成しているので、氷の解氷速
度を負荷に追従させることが可能となり、また可動部分
もなく、特別な動力も必要とせずに効率的な熱交換が可
能となる。
られる氷蓄熱解氷装置を提供することにある。 【構成】本発明は製氷装置で作られた氷を氷蓄熱槽に蓄
え、この氷蓄熱槽内に蓄えられた氷の融解潜熱を利用す
る氷蓄熱解氷装置において、前記氷蓄熱槽内に蓄積され
た氷の冷熱をヒートパイプによって熱交換器に伝達し、
また熱交換して解氷された水を循環ポンプにより再び前
記製氷装置に戻すように構成しているので、氷の解氷速
度を負荷に追従させることが可能となり、また可動部分
もなく、特別な動力も必要とせずに効率的な熱交換が可
能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は氷蓄熱解氷装置に係わ
り、特にヒートパイプを用いた氷蓄熱解氷装置に関する
ものである。
り、特にヒートパイプを用いた氷蓄熱解氷装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、昼間冷房負荷のピークカットと深
夜の余剰電力活用を目的として、深夜電力で貯水層内の
水を冷やしたり、凍らせたりしておき、その冷熱で昼間
の冷房を行う技術、すなわち冷水蓄熱方式や氷蓄熱方式
が知られている。この内、氷蓄熱方式は地域冷暖房プラ
ントに応用するにあたり、急激な冷房負荷変動に対応す
るため、高速な解氷を可能とする解氷技術が求められて
いる。
夜の余剰電力活用を目的として、深夜電力で貯水層内の
水を冷やしたり、凍らせたりしておき、その冷熱で昼間
の冷房を行う技術、すなわち冷水蓄熱方式や氷蓄熱方式
が知られている。この内、氷蓄熱方式は地域冷暖房プラ
ントに応用するにあたり、急激な冷房負荷変動に対応す
るため、高速な解氷を可能とする解氷技術が求められて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来から行
われている水スプレーによる解氷方式は、個別ビル対応
の小規模な熱源プラントには対応可能であるが、地域冷
暖房プラントに適用するには解氷速度が伴わないので、
その適用が困難であった。
われている水スプレーによる解氷方式は、個別ビル対応
の小規模な熱源プラントには対応可能であるが、地域冷
暖房プラントに適用するには解氷速度が伴わないので、
その適用が困難であった。
【0004】通常、氷蓄熱装置は氷の融解熱を冷房負荷
に与えるものであるので、氷の解氷速度が負荷追従性を
左右する。しかし、現状では氷の解氷速度を負荷に追従
させることは容易なことではなかった。
に与えるものであるので、氷の解氷速度が負荷追従性を
左右する。しかし、現状では氷の解氷速度を負荷に追従
させることは容易なことではなかった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は負荷追従性にすぐれた解氷速度が得られ
る氷蓄熱解氷装置を提供することにある。また、他の目
的は、保守に余計な手間のかからない氷蓄熱解氷装置を
提供することにある。
で、その目的は負荷追従性にすぐれた解氷速度が得られ
る氷蓄熱解氷装置を提供することにある。また、他の目
的は、保守に余計な手間のかからない氷蓄熱解氷装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は製氷装置で作られた氷を氷蓄熱槽に蓄え、
この氷蓄熱槽内に蓄えられた氷の融解潜熱を利用する氷
蓄熱解氷装置において、前記氷蓄熱槽内に蓄積された氷
の冷熱をヒートパイプによって熱交換器に伝達し、また
熱交換して解氷された水を循環ポンプにより再び前記製
氷装置に戻すように構成したことを特徴とする。
に、本発明は製氷装置で作られた氷を氷蓄熱槽に蓄え、
この氷蓄熱槽内に蓄えられた氷の融解潜熱を利用する氷
蓄熱解氷装置において、前記氷蓄熱槽内に蓄積された氷
の冷熱をヒートパイプによって熱交換器に伝達し、また
熱交換して解氷された水を循環ポンプにより再び前記製
氷装置に戻すように構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によると、氷の融解潜熱を有効に利用す
る手段としてヒートパイプを適用しているので、氷の解
氷速度を負荷に追従させることが可能となり、また可動
部分もなく、特別な動力も必要とせずに効率的な熱交換
が可能となる。
る手段としてヒートパイプを適用しているので、氷の解
氷速度を負荷に追従させることが可能となり、また可動
部分もなく、特別な動力も必要とせずに効率的な熱交換
が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図である。本実施例
の氷蓄熱装置は、シャーベット状の氷を生成する製氷装
置1,氷を氷蓄熱槽3まで移送する氷移送装置2,シャ
ーベット状の氷を蓄積しておく氷蓄熱槽3,氷の融解潜
熱を冷水12に伝えるための多段式ループ型ヒートパイ
プ4と熱交換器6,氷の融解により発生した水を製氷装
置1へ戻す循環ポンプ5,多段式ループ型ヒートパイプ
4,熱交換器6と冷水12の熱交換量を制御する3方弁
7と温度調節器8と温度検出器9とから構成されてい
る。
る。図1は本発明の一実施例の構成図である。本実施例
の氷蓄熱装置は、シャーベット状の氷を生成する製氷装
置1,氷を氷蓄熱槽3まで移送する氷移送装置2,シャ
ーベット状の氷を蓄積しておく氷蓄熱槽3,氷の融解潜
熱を冷水12に伝えるための多段式ループ型ヒートパイ
プ4と熱交換器6,氷の融解により発生した水を製氷装
置1へ戻す循環ポンプ5,多段式ループ型ヒートパイプ
4,熱交換器6と冷水12の熱交換量を制御する3方弁
7と温度調節器8と温度検出器9とから構成されてい
る。
【0009】上記多段式ループ型ヒートパイプ4は、氷
塊10の上部から下部にわたってその内部に広がってお
り、氷塊10全体からの冷熱取得を可能にしている。ま
た、負荷の増大により氷塊10の下部から徐々に融解し
てゆくので、氷塊10の容積が減少していった状況にお
いても、多段式ループ型ヒートパイプの上部では氷の融
解潜熱、下部では0℃付近の温度の水の顕熱の冷熱取得
を行っている。したがって、氷塊10がなくなり蓄熱槽
内部の水温と冷水12の温度差がなくなるまで熱交換が
行われる。
塊10の上部から下部にわたってその内部に広がってお
り、氷塊10全体からの冷熱取得を可能にしている。ま
た、負荷の増大により氷塊10の下部から徐々に融解し
てゆくので、氷塊10の容積が減少していった状況にお
いても、多段式ループ型ヒートパイプの上部では氷の融
解潜熱、下部では0℃付近の温度の水の顕熱の冷熱取得
を行っている。したがって、氷塊10がなくなり蓄熱槽
内部の水温と冷水12の温度差がなくなるまで熱交換が
行われる。
【0010】上述したように、本実施例では多段式ルー
プ型ヒートパイプ4により氷塊10との接触面積を拡大
することにより、従来装置に比べて解氷速度を向上させ
ることができる。
プ型ヒートパイプ4により氷塊10との接触面積を拡大
することにより、従来装置に比べて解氷速度を向上させ
ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の氷蓄熱解
氷装置によると、蓄熱槽,熱交換器,氷塊,冷水の間の
熱交換を向上させる手段として、ヒートパイプを適用し
ているので、可動部分もなく、動力も必要とせずに効率
的な熱交換が可能となり、地域熱供給プラントにも充分
対応できる解氷速度が得られ、氷蓄熱装置の導入が促進
されると共にシステムの効率が向上する。また、ヒート
パイプは可動部分がないので、保守に余計な手間がかか
ることもない。
氷装置によると、蓄熱槽,熱交換器,氷塊,冷水の間の
熱交換を向上させる手段として、ヒートパイプを適用し
ているので、可動部分もなく、動力も必要とせずに効率
的な熱交換が可能となり、地域熱供給プラントにも充分
対応できる解氷速度が得られ、氷蓄熱装置の導入が促進
されると共にシステムの効率が向上する。また、ヒート
パイプは可動部分がないので、保守に余計な手間がかか
ることもない。
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】図1の主要な部分の平面図。
1…製氷装置、2…氷移送装置、3…氷蓄熱槽、4…多
段式ループ型ヒートパイプ、5…循環ポンプ、6…熱交
換器、7…3方弁、8…温度調節器、9…温度検出器、
10…氷塊、11…水、12…冷水。
段式ループ型ヒートパイプ、5…循環ポンプ、6…熱交
換器、7…3方弁、8…温度調節器、9…温度検出器、
10…氷塊、11…水、12…冷水。
Claims (1)
- 【請求項1】 製氷装置で作られた氷を氷蓄熱槽に蓄
え、この氷蓄熱槽内に蓄えられた氷の融解潜熱を利用す
る氷蓄熱解氷装置において、前記氷蓄熱槽内に蓄積され
た氷の冷熱をヒートパイプによって熱交換器に伝達し、
また熱交換して解氷された水を循環ポンプにより再び前
記製氷装置に戻すように構成したことを特徴とする氷蓄
熱解氷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040952A JPH07248135A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 氷蓄熱解氷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040952A JPH07248135A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 氷蓄熱解氷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07248135A true JPH07248135A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12594839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6040952A Pending JPH07248135A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 氷蓄熱解氷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07248135A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008309344A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Kurimoto Ltd | 蓄熱装置 |
CN102353288A (zh) * | 2011-09-20 | 2012-02-15 | 华南理工大学 | 一种热管式蓄冰融冰蓄冷装置及蓄冰蓄冷空调 |
CN106225127A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-14 | 西北工业大学 | 一种小型冰蓄冷温度调节风扇系统 |
CN107166843A (zh) * | 2017-05-05 | 2017-09-15 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6040952A patent/JPH07248135A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008309344A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Kurimoto Ltd | 蓄熱装置 |
CN102353288A (zh) * | 2011-09-20 | 2012-02-15 | 华南理工大学 | 一种热管式蓄冰融冰蓄冷装置及蓄冰蓄冷空调 |
CN106225127A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-14 | 西北工业大学 | 一种小型冰蓄冷温度调节风扇系统 |
CN107166843A (zh) * | 2017-05-05 | 2017-09-15 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱 |
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