JP3290363B2 - 冷熱輸送を伴う冷却装置 - Google Patents

冷熱輸送を伴う冷却装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷熱輸送を伴う冷
却装置に係り、特に、地域冷房のような配管距離の長
い、冷熱輸送を伴う冷却装置に関する。なお、本発明に
おける氷水とは純粋なH2 Oから構成される氷水だけで
なく、その他に別の物質を混ぜたものでもよい。
【0002】
【従来の技術】最近、日本建築学会などで、地球温暖化
問題から、建築物や装置をLCCO2(ライフサイクル
CO2 )で評価する研究が盛んになってきている。地域
暖冷房(以下、DHCと略称する)分野においても研究
され始めている。即ち、DHCを建設時に発生するCO
2 発生量、運転時に発生するCO2 発生量、廃棄時に発
生するCO2 発生量を「ライフサイクル」で合計し、こ
のCO2 発生量をできるだけ少なくすべきとの考え方で
ある。最近この考えにより、氷水輸送DHCが脚光を浴
びるようになった。その理由は、氷水輸送DHC方式は
氷水を製造するためのCO2 発生量は多少大きくなって
も、輸送熱量当たりの配管建設用CO2 発生量やポンプ
動力のためのCO2 発生量が減り、更に夜間蓄熱運転を
行うことにより、発電所建設のためのCO2 発生量も少
なくでき、総合的にLCCO2 を減らすことができるか
らである。しかしながら、これまで数多くの氷水輸送D
HC方式が提案されているにもかかわらず、まだ実用化
には至っていない。
【0003】このうち、本発明者らが先に提案した特願
平5−347164号に記載されている氷水輸送地域冷
暖房システムの一つは、熱供給プラント側に蓄熱槽スペ
ースをとり難いという蓄熱式地域冷暖房システムの最大
の欠点を「負荷側に氷蓄熱槽を設ける」ことにより解決
し、且つ、このようにしたとき問題となる「負荷が少な
いとき運転できなくなる」という欠点も解決したという
点で、将来実用化し易いシステムである。しかしなが
ら、この方式は基本的には夜間だけ冷凍機を運転するシ
ステムなので、現在の電力料金体系では年経費が高くな
るという欠点があり、現在の地域冷暖房システムでは採
用し難いシステムである。即ち、現在の電力料金体系で
は深夜だけで、運転するように計画しても、従来の蓄熱
槽計画で行われている「冷凍機を13時から16時まで
のピーク時間だけ停止して21時間運転する昼間も夜間
も運転する方法」より、電力料金はむしろ割高となる場
合が多い。この他に「昼間も夜間も運転する方法」に比
べ冷凍機も大型となり、配管距離が短い小規模地域冷暖
房システムでは年経費では高くなる。将来ピーク時間が
長くなり、深夜だけ運転する場合には基本電力料金を割
り引くなど料金体系が変わることもあるかもしれない
が、現時点では実用化が難しかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、昼間も夜間も運転でき、装置自体を小型化でき、省
エネ運転ができ、しかも経済的な冷熱輸送を伴う冷却装
置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、氷水を供給できる冷熱供給装置と、該
冷熱供給装置と冷熱負荷側とを接続する冷熱供給主管及
び冷熱戻り主管を有するとに、前記冷熱負荷側が、冷
熱供給主管からの冷熱により直接又は間接的に冷却され
る冷熱負荷と、負荷戻り水により直接又は間接的に氷水
を加熱し、前記冷熱供給主管からの氷水を蓄冷する蓄冷
装置を兼ねた直接接触式熱交換器と、冷熱流量を制御で
きる流量制御装置と、これらを順次接続する配管、バル
ブ、ポンプとを有し、前記冷熱供給装置が、氷水を供給
する氷水供給モードと冷水を供給する冷水供給モードと
を相互に切り替えることができる氷水供給・冷水供給切
り替え制御装置により構成される冷却装置において、前
記氷水供給・冷水供給切り替え制御装置が、負荷量の少
ない時間帯に氷水供給モードになるように構されてい
ることを特徴とする冷却装置としたものである。
【0006】また、本発明では、氷水を供給できる冷熱
供給装置と、該冷熱供給装置と冷熱負荷側とを接続する
冷熱供給主管及び冷熱戻り主管を有するとに、前記冷
熱負荷側が、冷熱供給主管からの冷熱により直接又は間
接的に冷却される冷熱負荷と、負荷戻り水により直接又
は間接的に氷水を加熱し、前記冷熱供給主管からの氷水
を蓄冷する蓄冷装置を兼ねた直接接触式熱交換器と、冷
熱流量を制御できる流量制御装置と、これらを順次接続
する配管、バルブ、ポンプとを有し、前記冷熱供給装置
が、氷水を供給する氷水供給モードと冷水を供給する冷
水供給モードとを相互に切り替えることができる氷水供
給・冷水供給切り替え制御装置により構成される冷却装
置において、前記氷水供給・冷水供給切り替え制御装置
が、負荷量関連物理量を検出し、該負荷量が少ないとき
に氷水供給モードになるように構成されていることを特
徴とする冷却装置としたものである。
【0007】前記冷却装置において、蓄冷装置を兼ねた
直接接触式熱交換器が、開放式蓄熱槽であり、該蓄熱槽
の受け入れ側に冷熱受け入れ量制御バルブを有し、氷水
供給モード時には該蓄熱槽に氷水を受け入れるため、前
記制御バルブを全開と全閉を繰り返すように構成し、且
つ、冷水返送側流量を蓄熱槽の液面制御により制御する
ように構成するのがよく、また、前記負荷量関連物理量
としては、需要家ビルにおける冷水流量、又は、熱供給
システムにおける熱使用量の合計値を用いるのがよい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面を用いて詳細
に説明する。図1に、本発明の冷却装置である地域冷房
システムの説明図を示す。図1において、1は熱供給会
社の需要家であるビルの一つであり、2は熱供給プラン
トである。この熱供給プラント内には氷水や冷水を供給
できる冷熱供給装置が設置されている。ビル1内には数
多くのAHU(エアハンドリングユニット)やFCU
(ファンコイルユニット)などの冷房負荷3がある。4
は蓄熱槽で、氷水又は冷水が蓄えられている。5は熱供
給プラント2から負荷側に冷熱を送る冷熱供給主管、6
は負荷側から熱供給プラントに冷水を戻す冷熱戻り主管
である。また、9、15は主管5、6に接続する枝管で
あり、7はスルース弁8を制御する制御盤、11は返送
ポンプ、13は液面検出器12により制御されるバイパ
ス調節弁であり、17は冷房負荷3への冷熱供給ポンプ
で、18、18a、18bは冷房負荷への冷熱流量を制
御する制御弁である。一方、熱供給プラント2の冷熱供
給装置は、冷水/ブライン熱交換器22、冷水冷凍機2
3、ブライン冷凍機24、製氷熱交換器25a、25
b、タンク26、砕氷機27、冷熱供給ポンプ28、氷
分率調節器29及び制御盤30で構成されている。
【0009】次に、図1を用いて、22〜8時、8〜1
3時、13〜16時、16〜22時に分けて本発明の地
域冷房システムの概要を説明する。22〜8時には冷熱
主管5に氷水が送られる。負荷側1ではタイマーが組み
込まれている制御盤7からの信号により、スルース弁8
が開けられ枝管9から氷水が蓄熱槽4の底部10に流入
する。このときスルース弁8はときどき全閉・全開を繰
り返すように制御されている。このように全閉・全開を
繰り返すことにより、返送ポンプ11の小型化を図って
いる。即ち、このバルブを全開のままにしておくと、こ
のビル1と熱供給プラント2の距離が近すぎる場合など
には、主管5の圧力が高すぎ、返送ポンプ11の容量を
大きくしないと蓄熱槽4の水面制御ができなくなる。ま
た、全閉時間も考慮して枝管9を太くしているので、氷
が管内で閉塞し難くなるという効果もある。細くした場
合でも流れているときの動圧が大きくなるので、この場
合にも閉塞し難くなる。
【0010】蓄熱槽4は液面制御されている。液面制御
の方法には種々の方法があるが、図の場合は液面検出器
12により、バイパス調節弁13を流量制御することに
より、蓄熱槽液面を大略一定に保つようになっている。
この時間帯ではスルース弁8から大量の氷水が流入する
ので、バイパス調節弁13はほぼ全閉となる。従って、
蓄熱槽内の14〜17℃程度の水はポンプ11により、
配管流入口14から枝管15を経由して戻り主管6に合
流する。7〜8月の場合は、ほぼ朝の8時に蓄熱槽内の
14〜17℃の水は、ほぼ全て氷水に入れ替わる。な
お、この深夜の時間帯でも多少の負荷がある。例えば、
ファンコイルユニット16は、夜間でも冷房負荷がある
とすると、夜間でもポンプ17により、ファンコイルユ
ニット16に冷水が供給される。但し、供給される冷水
温度は、0℃に近い低温の冷水が供給され、制御弁18
により、室温コントロールされているので、供給される
冷水量は小流量であり、ファンコイルユニット16を出
る冷水温度は室温湿球温度に近い18℃程度となる。そ
して、この冷水は配管19、ヘッダー20、バイパス配
管21を経由して、ポンプ11に吸い込まれ、枝管15
を経由して、主管6に合流する。即ち、18℃の温度の
高くなった冷水は蓄熱槽4で低温水に混ざることなく、
高温のままで、主管6に送られる。
【0011】一方、熱供給プラント2の冷熱供給装置の
作動は次のようになる。夜間はタイマーが組み込まれた
制御盤30からの信号により、氷水供給モードに切り替
わる。このモードでは、タンク26の温度が高いうち
は、バルブ31(図では31a、31bが示されている
が、これらを総称して31と示し、他も同様である。)
が全て開けられている。また、切り替え弁32、33は
後述のようにタイマーで切り替えられる。負荷からの還
水は、冷水/ブライン熱交換器22→冷水冷凍機23→
タンク26と流れるが、このタンク26内下部34の冷
水はポンプ35により、管36に付属している散水穴よ
り、製氷熱交換器25に散水され、内部を流れるブライ
ンにより冷却される。そのため、徐々にタンク内冷水の
温度が下がり、例えば、5℃になると温度センサー37
の信号により、製氷熱交換器25は製氷モードと脱氷モ
ードを繰り返すようになる。図では製氷熱交換器を2セ
ットだけ示してあるが、通常は3〜4セットあり、脱氷
モードの時間は全時間の(1/製氷熱交換器の数)とな
るように制御される。
【0012】図で、製氷熱交換器25aは製氷モード、
25bは脱氷モードとなっている。散水調節弁31a、
31b及び三方弁32a、32b、33a、33bは、
製氷熱交換器25aが製氷モードに、25bが脱氷モー
ドになるように制御されている。ブラインはブライン冷
凍機24で冷却され、24→ヘッダー38→32a→2
5a→ポンプ39→33a→ヘッダー40→24と流
れ、散水管から流出して製氷熱交換器伝熱面を流れる冷
水を冷却し、伝熱面に製氷させる。一方、脱氷モードと
なっている製氷熱交換器25bには、比較的高温の冷水
が送られる。即ち、負荷還水により、冷水/ブライン熱
交換器22で加熱されたブラインが、22→ヘッダー4
1→32b→25b→42→33b→ヘッダー43→2
2と流れ、製氷熱交換器の氷が付着した伝熱面を内部よ
り加熱し、付着した氷を脱氷する。このように製氷モー
ドと脱氷モードを繰り返すことにより、蓄熱槽のタンク
26内に氷片を落下させる。なお、冷水/ブライン熱交
換器22で、ブラインにより冷却された冷水は冷水冷凍
機23により、更に冷却される。即ち、負荷からの戻り
管44内の還水は、氷水輸送システムでは18〜14℃
と高温なので、製氷の前に冷水冷凍機23で省エネ(高
い蒸発温度で)予冷却するようになっている。この省エ
ネ効果は、輸送する氷水の氷分率が小さいほど大きい。
【0013】タンク26に蓄えられた氷水は、氷分率調
節器29で所定の氷分率に調節され、ポンプ28によ
り、冷熱供給主管5を通り負荷側に送られる。ポンプ2
8は制御装置45により、回転数制御されていて、タン
ク26内に氷が多くあるときはポンプ回転数を大きく
し、少ないときは回転数も少なくして、氷分率調節器2
9から戻り配管46を流れる冷水を、無駄に多くしない
ように制御される。即ち、氷分率計47の信号により調
節弁48により、氷分率が制御されるが、氷量により流
量も制御されるので、管46を通る戻り冷水量は過大と
ならないようになっている。なお、製氷熱交換器25の
種類によっては不要な場合もあるが、通常はポンプ28
の吸い込み部に砕氷機27が装備されている。この砕氷
機27の位置は製氷機25の下部でもよいが、タンクの
後にすることにより砕氷機27の数を減らすことができ
る。なお、49は多少の氷水を循環することにより、タ
ンク26内の氷分率を一定とする掻き混ぜ効果のための
バイパス管である。
【0014】8時になると負荷3の運転台数が、急激に
増大するので、制御盤30からの信号により、氷水供給
モードから冷水供給モードに切り替わる。即ち、18
a、18bなどが開けられ管20を通る流量が増大し、
ポンプ11に吸い込まれる冷水の大半は、この負荷から
の戻り水となる。また負荷が増大するので、ポンプ17
から吸い込まれる冷水量は増大するので、液面制御装置
によりバイパス調節弁13が調節され、散水管50に設
けられた数多くの散水穴により、直接接触式蓄熱槽内の
氷水上に散水され、氷を溶かす。一方、熱供給プラント
2における冷熱供給装置ではバルブ31が全て開けられ
ていて、且つ、管44を通る冷水量も多いので、徐々に
ブライン冷凍機24の蒸発温度も上昇し、冷熱供給主管
5に送られる冷水温度は上昇し、13時頃には7℃とな
る。但し、ポンプ17により負荷に送られる冷水量は、
管9から送られる冷水量より多少大きい。この不足分は
夜間に蓄えられた冷熱により、補われる。なお、ポンプ
17により送られる冷水は7℃程度となり、約0℃の冷
水を送るときに比べて、流量は増大する。
【0015】次に、13時の電力ピーク時には、ピーク
カット運転のため冷水冷凍機23、ブライン冷凍機24
とも停められる。従って、この時間帯では冷房負荷はほ
とんど、深夜に蓄えておいた氷水の冷熱により賄われ
る。即ち、電動スルース弁8から流入する冷熱量は僅か
となり、ポンプ17に吸い込まれる冷水は、ほとんど管
51を経由して蓄熱槽4内から取り入れられる。そのた
め、蓄熱槽4は液面制御により、負荷からの還水はほと
んどバイパス調整弁13を流れ、氷水をとかす。そし
て、16時の時点では蓄熱槽4内の氷水の氷分率は、ほ
とんどゼロ近くなっている。16時を過ぎると再びスル
ース弁8が開けられ、熱供給プラント2内の冷凍機も運
転され、主管5内には7℃の冷水が供給される。16時
の時点では未だ負荷が大きいので、管9からの7℃の冷
水と蓄熱槽4下部の約4℃の冷水とが混合し、例えば
5.5℃となってポンプ17に吸い込まれ、負荷に供さ
れる。そして、徐々に負荷も減少し、また蓄熱槽4内の
冷水温度も上昇し、22時近くなると、蓄熱槽の下部の
僅かな部分を残して、ほとんど18〜15℃となる。そ
して、負荷は例えばファンコイルユニット16以外は停
止され、即ち、18以外の温度調節弁18a、18bな
どは全閉となり、電動スルース弁8から流入する冷水量
は僅かとなる。そして、22時になると再び、負荷が少
ないにもかかわらずスルース弁8が間欠的に開けられ、
冷凍機で氷水をつくる氷水供給モードとなる。
【0016】
【発明の効果】本発明の冷却装置は、上記のような構成
となっているので、下記の優れた効果がある。 (1)昼間も夜間も運転する方法なので、冷凍機も小型
となり電力設備容量も小さくなり、電力基本料金が小さ
くなる。 (2)昼間は冷凍機の蒸発温度が高い省エネ運転とな
る。 (3)深夜に氷水を負荷側に送って蓄えておくので、そ
の分だけ、配管口径を小さくすることができる。 (4)負荷側蓄熱槽を開放型蓄熱槽とすることにより、
蓄熱槽を安価とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置である地域冷房システムの説
明図。
【符号の説明】
1:ビル、2:熱供給プラント、3:冷房負荷、4:蓄
熱槽、5:冷熱供給主管、6:冷熱戻り主管、7:制御
盤、、8:スルース弁、9、15:枝管、11、17:
ポンプ、18:制御弁、22:冷水/ブライン熱交換
器、23:冷水冷凍機、24:ブライン冷凍機、25:
製氷熱交換器、26:タンク、27:砕氷機、28:冷
熱供給ポンプ、29:氷分率調節器、30:制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村井 正夫 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会 社荏原製作所内 (72)発明者 増田 季睦 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 (72)発明者 服部 賢 新潟県長岡市学校町1−4−28 長岡住 宅2−402 (72)発明者 白樫 正高 新潟県長岡市長峰町60−25 (72)発明者 河田 剛毅 新潟県長岡市北園町4−25 (56)参考文献 特開 平4−98095(JP,A) 特開 平1−184354(JP,A) 特開 昭64−57068(JP,A) 特開 平2−93234(JP,A) 特開 昭63−279042(JP,A) 特開 昭62−141448(JP,A) 特開 昭62−134438(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷水を供給できる冷熱供給装置と、該冷
    熱供給装置と冷熱負荷側とを接続する冷熱供給主管及び
    冷熱戻り主管を有するとに、前記冷熱負荷側が、冷熱
    供給主管からの冷熱により直接又は間接的に冷却される
    冷熱負荷と、負荷戻り水により直接又は間接的に氷水を
    加熱し、前記冷熱供給主管からの氷水を蓄冷する蓄冷装
    置を兼ねた直接接触式熱交換器と、冷熱流量を制御でき
    る流量制御装置と、これらを順次接続する配管、バル
    ブ、ポンプとを有し、前記冷熱供給装置が、氷水を供給
    する氷水供給モードと冷水を供給する冷水供給モードと
    を相互に切り替えることができる氷水供給・冷水供給切
    り替え制御装置により構成される冷却装置において、前
    記氷水供給・冷水供給切り替え制御装置が、負荷量の少
    ない時間帯に氷水供給モードになるように構されてい
    ることを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 氷水を供給できる冷熱供給装置と、該冷
    熱供給装置と冷熱負荷側とを接続する冷熱供給主管及び
    冷熱戻り主管を有するとに、前記冷熱負荷側が、冷熱
    供給主管からの冷熱により直接又は間接的に冷却される
    冷熱負荷と、負荷戻り水により直接又は間接的に氷水を
    加熱し、前記冷熱供給主管からの氷水を蓄冷する蓄冷装
    置を兼ねた直接接触式熱交換器と、冷熱流量を制御でき
    る流量制御装置と、これらを順次接続する配管、バル
    ブ、ポンプとを有し、前記冷熱供給装置が、氷水を供給
    する氷水供給モードと冷水を供給する冷水供給モードと
    を相互に切り替えることができる氷水供給・冷水供給切
    り替え制御装置により構成される冷却装置において、前
    記氷水供給・冷水供給切り替え制御装置が、負荷量関連
    物理量を検出し、該負荷量が少ないときに氷水供給モー
    ドになるように構成されていることを特徴とする冷却装
    置。
  3. 【請求項3】 前記負荷量関連物理量が、冷熱負荷側の
    需要家ビルにおける冷水流量であることを特徴とする請
    求項2記載の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記蓄冷装置を兼ねた直接接触式熱交換
    器が、開放式蓄熱槽であり、該蓄熱槽の受け入れ側に冷
    熱受け入れ量制御バルブを有し、氷水供給モード時には
    該蓄熱槽に氷水を受け入れるため、前記制御バルブを全
    開と全閉を繰り返すように構成し、且つ、冷水返送側流
    量を蓄熱槽の液面制御により制御するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記負荷量関連物理量が、熱供給システ
    ムにおける熱使用量の合計値であることを特徴とする請
    求項2記載の冷却装置。
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