JPH06331181A - 冷却・加熱・蓄熱システム - Google Patents

冷却・加熱・蓄熱システム

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JPH06331181A
JPH06331181A JP5142585A JP14258593A JPH06331181A JP H06331181 A JPH06331181 A JP H06331181A JP 5142585 A JP5142585 A JP 5142585A JP 14258593 A JP14258593 A JP 14258593A JP H06331181 A JPH06331181 A JP H06331181A
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JP
Japan
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water
ice
heat
cold
tank
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Application number
JP5142585A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ogawa
康夫 小川
Yoshinori Yoshida
可紀 吉田
Masaru Hattori
賢 服部
Masataka Shirakashi
正高 白樫
Takuo Kitahara
拓夫 北原
Yoshitaka Kawada
剛毅 河田
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 氷水を安定に輸送することのできる冷却シス
テムを提供する。 【構成】 蓄熱装置66と、ヒートポンプと、これらを
接続する配管、バルブより構成されるヒートポンプ側ル
ープと、冷却負荷と、前記蓄熱装置と冷却負荷間を接続
する配管62、ポンプ、バルブより構成され、冷流体で
ある氷水が輸送できるようになっている負荷側ループと
を有する冷却システムにおいて、前記蓄熱装置66に
は、少なくとも冷水槽63と氷水槽61とを有し、該冷
水槽63の冷水と氷水槽61の氷水を混合して氷水供給
配管62に氷水を送る混合装置58と該氷水供給配管に
氷水中の氷分率を測定する氷分率検出部60とを具備
し、前記混合装置58には氷分率検出部の信号により氷
分率値が規定値となるように制御できる制御装置59を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒートポンプや冷凍機を
用いた冷却又は冷却・加熱システムに関し、特に地域暖
冷房・給湯等を行なう大型冷却装置に好適なヒートポン
プを用いた冷却又は冷却・加熱又は蓄熱システムに関す
るものである。
【0002】なお、本明細書における熱回収装置とは、
単に廃水などの人工的廃熱の回収装置だけではなく、井
戸水、海水等外部の外気より高温のエネルギー源からの
熱を回収する熱回収装置をも含むものとする。また、ヒ
ートポンプとは加熱用だけでなく、冷却用の冷凍機も含
む広義のヒートポンプである。
【0003】
【従来の技術】通常の地域暖冷房・給湯システムは、温
流体としてはボイラ等安価な化石燃料を燃焼させて、温
水や蒸気を用いる方法が主流である。この方式の場合
は、温熱の利用方法に多少無駄があってもボイラや燃料
コストが安いので経済的である。また、冷流体側も吸収
冷凍機による方法や、ボイラにより蒸気タービンを駆動
しこのタービンによりターボ冷凍機を運転する方法が多
い。
【0004】しかしながら、最近、大気中に放出される
二酸化炭素等による温室効果により、地球の温暖化が問
題となっている。このため、化石燃料を大量に使用する
地域暖冷房・給湯においても、将来大幅に一次エネルギ
ーを削減することが要望されると思われる。この要望に
応えるものとして、蓄熱式電動ヒートポンプを用いた氷
水輸送式地域暖冷房・給湯システムが推奨されている。
即ち、蓄熱式とすることにより、夜間に運転し、発電所
を建設するための一次エネルギーを大幅に削減し、更
に、氷水輸送方式とすることにより、輸送熱量当たりの
配管建設用一次エネルギーを減らす氷蓄熱・氷水輸送シ
ステムが推奨されている。
【0005】しかしながら、これまでに数多くの蓄熱式
ヒートポンプを用いた氷輸送式地域冷暖房システムが提
案されているにもかかわらず、従来システムに種々の欠
点があり、本格的実用化には至っていない。これらのう
ち、大きな欠点は下記4つである。 (1)熱利用側熱交換器の性能が悪い。 (2)輸送される氷水の氷部が、配管中の分岐部や利用
側熱交換器で閉塞を起こす。 (3)大容量の場合は氷蓄熱槽と温水槽の兼用が難し
く、通常は別槽となっているため、兼用となっている水
蓄熱方式と比べて、あまり小さくならない。 (4)製氷のためのエネルギーが大きい。
【0006】以下に上述の欠点について概要を説明す
る。(1)の欠点は氷水と負荷水との熱交換器の本質的
な欠点である。即ち、研究結果によれば、氷水は0℃の
水と氷粒との混合体であるが、熱交換器伝熱面を介し
て、先ず0℃の水が負荷水により加熱され、その後、加
熱された氷水側の水が、氷粒を溶かすことになるが、こ
の溶かすのに時間がかゝり、その結果、熱交換器の性能
が悪くなるものと思われる。
【0007】(2)の欠点は特に負荷が少ないときに生
じやすい。DHCの負荷条件によっても異なるが、一般
の事務所ビル比率の多いDHCでは夜間には負荷が激減
する。この場合、従来研究されている氷輸送システムは
必要な負荷量より遙かに大きい冷熱を送っているので、
この欠点は目立たないが、エクセルギー損失を少なくす
る省エネルギー冷熱輸送システムでは負荷からの還水の
温度が、10〜17℃と高くなるように制御されるの
で、低負荷では氷水供給流量即ち、管内流速が極端にお
そくなる。然るに、研究結果によると、管内流速がおそ
くなると管内で、前述「氷閉塞現象」を起こすことが予
想される。
【0008】(3)の問題点を解決することは氷水DH
Cを普及するための必須条件である。負荷となるビルが
インテリジェントビルが多い場合は「温熱」側のことを
あまり考慮する必要がないが、温熱負荷が多い場合には
蓄熱槽コスト及びスペース低減のため、温熱蓄熱と冷熱
蓄熱の兼用部分を多くする必要がある。但し、兼用とす
ることにより製氷部分のコスト上昇が大きくなっては無
意味である。
【0009】(4)の問題点を解決する際、重要なこと
は「製氷」という手段を冷熱の利用まで含めて総合的に
考えなければならないということである。従来研究され
ているほとんどのシステムは負荷からの還水温度が0℃
になっているシステムか、又は特願昭62−10299
4号のように還水が、氷蓄熱槽に戻っている。即ち、前
者は利用側熱交換器におけるエクセルギー損失が大き
く、後者は高温の水と低温の水を混合することによる
「混合によるエクセルギー損失」が大きい。
【0010】これらの欠点を解決するシステムとして、
解氷のための「冷熱」を冷水の冷却に利用する「冷熱回
収式製氷方式」が特願平2−214054号、特願平3
−348708号、特願平3−45832号に提案され
ている。しかしながら、特願平3−348708号は高
価な製氷熱交換器を多数必要とする方式であり、また特
願平2−214054号、特願平3−45832号は研
究結果によると、解氷即ち冷熱回収モードのとき、ブラ
イン温度が期待したよりも上がり難いという欠点があっ
た。
【0011】従って、これら(4)つの問題点を解決す
るために特願昭62−102994号の「過冷却方式」
という概念又は前述の「冷熱回収方式」という概念に基
づく実用的なシステムを開発する必要がある。なお、上
記問題点(1)については、別の出願により解決手段を
見い出している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の(2)
〜(4)の問題点を解決することにより、氷水輸送が可
能なDHCシステムに好適な蓄熱システム、冷却システ
ム又は冷却・加熱システムを提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題の従来技術の問
題点2を解決するために、本発明では、蓄熱装置と、ヒ
ートポンプと、これらを接続する配管、バルブより構成
されるヒートポンプ側ループと、冷却負荷と、前記蓄熱
装置と冷却負荷間を接続する配管、ポンプ、バルブより
構成され、冷流体である氷水が輸送できるようになって
いる負荷側ループとを有する冷却システムにおいて、冷
熱負荷の量によって冷流体中に氷の混ざらない冷水を送
る冷水供給モードと、氷水を送る氷水供給モードとの切
り替え手段を具備し、且つ氷水供給モードのとき、冷熱
負荷に応じて冷流体中の氷分率を変化できるように構成
したものである。前記冷流体中の氷分率は、前記負荷へ
の冷流体供給部分に冷却容量を測定するカロリメータを
設置し、該カロリメータの信号により変化させる。
【0014】また、本発明は、蓄熱装置と、ヒートポン
プと、これらを接続する配管、バルブより構成されるヒ
ートポンプ側ループと、冷却負荷と、前記蓄熱装置と冷
却負荷間を接続する配管、ポンプ、バルブより構成さ
れ、冷流体である氷水が輸送できるようになっている負
荷側ループとを有する冷却システムにおいて、前記蓄熱
装置には、少なくとも冷水槽と氷水槽とを有し、該冷水
槽の冷水と氷水槽の氷水とを混合して氷水供給配管に氷
水を送る混合装置と該氷水供給配管に氷水中の氷分率を
測定する氷分率検出部とを具備し、前記混合装置には氷
分率検出部の信号により氷分率値が規定値となるように
制御できる制御装置を有することとしたものである。
【0015】上記課題の従来技術の問題点3を解決する
ために、本発明では、蓄熱装置と、ヒートポンプと、こ
れらを接続する配管、バルブより構成されるヒートポン
プ側ループと、冷却加熱負荷と、前記蓄熱装置と冷却加
熱負荷間を接続する配管、ポンプ、バルブより構成さ
れ、冷温流体が輸送できるようになっている負荷側ルー
プとを有している冷却・加熱システムにおいて、前記蓄
熱装置が、温水槽として使用されるときは、成層式蓄熱
槽となるように出入口ノズルが配備されている一つの氷
水・温水兼用槽、一つ以上の温水専用槽、一つ以上の冷
水専用槽により構成されており、冷熱負荷の小さい季節
には、冷流体槽として、冷水専用槽が使用され、氷水・
温水兼用槽は温流体槽として使用され、冷熱負荷の大き
い季節には、冷流体槽として、冷水専用槽、氷水・温水
兼用槽が使用され、負荷側には冷流体負荷送水側へ冷水
槽内の冷水も、氷水・温水兼用槽内の冷流体も送れるよ
うに構成されていることとしたものである。
【0016】上記課題の従来技術の問題点4を解決する
ために、本発明では、蓄熱装置と、ヒートポンプシステ
ムと、これらを接続する配管、バルブより構成されるヒ
ートポンプ側ループと、前記蓄熱装置に接続され氷水が
輸送できるようになっている負荷側ループとを有してい
る蓄熱システムにおいて、前記蓄熱装置が冷水専用槽と
氷水・温水兼用槽と温水専用槽とを有し、前記ヒートポ
ンプシステムが少なくとも冷水専用槽の水を冷却する冷
水チラーと、氷水・温水兼用槽の水を氷らすブラインチ
ラーと熱交換器とを有する製氷システムを備えたことと
したものである。
【0017】また、本発明は、ヒートポンプ装置と冷却
負荷に接続された蓄熱装置を有する蓄熱システムにおい
て、前記蓄熱装置が少なくとも冷水槽と氷水槽とを有
し、前記ヒートポンプ装置がブラインを冷却するヒート
ポンプ、ポンプ、バルブ、水流下式熱交換器、水熱交換
器により構成されるブラインループを有しており、前記
蓄熱装置が製氷モードのときは、ヒートポンプで冷却さ
れたブラインは水流下式熱交換器に送られ、水流下式熱
交換器に氷水槽内の水を散水し、水熱交換器への給水は
停止され、また、解氷モードのときは、水流下式熱交換
器に送られるブラインはヒートポンプで冷却されないよ
うに製氷停止手段が作動し、且つ、水流下式熱交換器へ
の散水は停止され、水熱交換器への給水がなされるよう
に構成されている。前記蓄熱システムにおいて、製氷停
止手段が、前記ブラインループにおける水流下式熱交換
器に設けたバイパス配管であるか、又は前記ヒートポン
プの運転停止である。
【0018】
【作用】冷却又は冷却・加熱装置を上記の如く構成する
ことにより、後に詳述するように、氷水輸送地域冷暖房
システムが普及するための上述4つの問題点を解決した
システムとなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。図
1は利用側熱交換器の構成を示す図、図2は利用熱交換
器の別の一態様を示す図である。また、図4は主として
負荷制御と蓄熱槽の構成を示す図、図5〜7は氷水製造
装置の構成及び原理を示す図である。
【0020】実施例1 まず、地域冷・暖房・給湯システムの負荷側を図1を用
いて説明する。図1において、1、2、3はDHCの熱
需要家であるビルである。4は冷熱往主管、5は冷熱復
主管である。6、7はそれぞれ温熱の往主管と復主管で
ある。8は熱供給センターのあるビルで、このビルにも
冷暖房負荷があるが、この冷熱負荷には氷水は供給され
てなく、通常の冷水が供給されている。ビル1では別の
発明である氷水/負荷水熱交換器システム9が設置され
ている。この熱交換器システム9には冷熱枝管10を経
由して氷水が供給される。11は入口ヘッダーでここか
ら、伝熱管12に氷水が流入し、伝熱管外部の冷水によ
り加熱され例えば5℃の水と氷粒との混合体となる。
【0021】そしてこの混合体は「氷粒・冷水混合部」
13に流入し、この内部の蛇行通路14を通りながら、
加熱された水により氷粒が溶け、例えば0℃の水となっ
て、再び熱交換器の伝熱管15に流入する。そして、こ
の伝熱管外部16の冷水、例えば負荷からの還水17°
の冷水により加熱され、ヘッダー17から熱交換器外部
に流出する。なお、熱交換器出口の戻り管18には容量
制御弁19があり、必要な熱量だけ、氷水が、この熱交
換器に流入するように例えば、ヘッダー17部の温度が
17℃となるように制御される。
【0022】図2、図3は図1の熱交換器システムの別
の態様である。図2は平面断面図、図3はそのA−A矢
視図である。この場合は伝熱管外に氷水が流れるように
なっている。氷水はノズル20から流入し、伝熱管12
内で冷水により加熱され、その後、バッフル21間を蛇
行するように流れ、ノズル22より外部に流出する。こ
の構造の場合は13の部分が伝熱面のない「氷粒・冷水
混合部」となっている。
【0023】また、図1のビル2には別の発明である氷
水熱交換器システムが設置されている。この場合は氷粒
が熱交換器伝熱面側に流入しないようになっている。こ
の場合氷水は最初に伝熱面を有しないタンク状の「氷粒
・冷水混合部」13に流入する。そしてこの13の下部
の氷粒のない部分の0℃の水がポンプ23により低温側
熱交換器伝熱管24に送られ加熱され、例えば5℃とな
ってバイパス管25を通り、再び氷粒・冷水混合部13
に戻り氷粒を溶かすようになっている。更に、この熱交
換器システムに流入した同一質量流量の水が、管26を
通り高温側熱交換器伝熱管27に送られ、更に加熱され
管18より冷熱戻り主管5に送られる。
【0024】なおビル3には熱供給センターから供給さ
れる氷水が、直接接触熱交換器システム9″により溶か
され、この水が、ビル3内の負荷となるエアハンドリン
グユニットやファンコイルユニットに直接送られる場合
である。この場合は伝熱面の熱通過によるエクセルギー
ロスがない利点がある。
【0025】この熱交換器の特徴は氷水流入部29より
上部に、負荷からの戻り口30と温度の高い小量の冷水
の出口部31が配備され、且つ、温度の低い冷水が負荷
側に流出する冷水供給口32が、下部に配備され、且
つ、この直接接触式熱交換器システムからの冷熱流体側
温度が負荷量関連物理量により制御されていることであ
る。この熱交換器では氷の浮力が熱交換性能を上げるよ
うに働くので通常の直接接触熱交換器より性能が向上す
る。
【0026】次に、氷水を輸送するための冷却システム
について説明する。図1で各ビルに取りつけられている
51は冷熱のカロリメータである。実用化される場合の
氷水輸送のカロリメータには2つの考え方がある。一つ
は熱供給会社で氷水を供給し、その送った氷水の冷熱絶
体熱量を基に各需要家が料金を支払う方式である。この
場合、需要家側がエネルギーの利用方法について努力し
て戻り温水を高くして戻すようにすると得をすることに
なる。
【0027】もう一つの方法は需要家側で使用した熱量
即ち、冷熱供給熱量と戻り熱量との差をカロリメータで
測定し、その熱量に応じて料金を支払う方式である。こ
の場合熱交換器を需要家側で用意する場合、例えば還水
温度を0℃で戻しても15℃で戻しても料金が変らない
ので、熱の有効利用を図るため還水温度で多少料金を補
正する必要がある。いずれにしても、熱交換器を需要家
側で用意する場合は熱交換器供給側で、冷熱供給側熱量
を実測し、上記どちらかの方法で料金を支払ってもらう
必要がある。
【0028】図1のカロリメータ51は戻り側に流量計
52と温度計53を設置し、供給氷水の質量流量を算出
し、供給側に氷分率(全体流量に対する氷体積又は質量
の比)計と温度計を取りつけて前述質量流量と氷分率よ
り供給冷熱量を算出するようになっている。通常、入口
側の氷水の温度は良く混合されているので0℃と近似し
温度測定を省略することも可能である。カロリメータと
して出力する場合は、前述戻り側の流量を温度から、戻
り側熱量を算出し、供給冷熱量から減じればよい。
【0029】さて、図1のシステムにおいて、負荷が減
ってくると、供給配管内圧力が上昇するので、供給配管
に設置された圧力検出器55の信号により、熱供給セン
ターにおけるポンプ56の回転数制御器57が制御され
流量が減少し、管内流速がおそくなる。ところが、研究
結果によると氷粒が配管分岐部や熱交換器などで閉塞を
起こす氷分率は管内氷水の速度がおそくなるほど小さ
い。従って負荷が少なくなると熱交換器システム9など
で閉塞を起こし易くなる。
【0030】次に、この問題点を解決するためのシステ
ムを図4で説明する。図1のカロリメータ出力は電気信
号により熱供給センターの中央監視室に送られ、監視さ
れ且つ、その合計値が積算される。この合計値により、
地域に供給する氷水の氷分率が制御されるようになって
いる。図4において、58は氷分率制御器である。カロ
リメータの合計負荷量などの負荷関連量によりコンピュ
ータ59で最適氷分率が計算される。また60は氷分率
計で、この実測値と最適氷分率値に差がある場合は氷分
率制御器58に信号が送られる。
【0031】この氷分率制御器58は図の場合氷水槽6
1からの氷水と吸込む氷水管62と冷水専用槽63の冷
水を吸入する冷水管64が接続されている。65は氷水
入口部である。氷水槽内の氷の槽内に一様に分布してい
ないので、氷水管62から吸入される氷分率は一定とな
っていないが、この氷分率制御器58で冷水を混合する
ことにより、常に最適氷分率の氷水を送れるようになっ
ている。
【0032】なお蓄熱槽66は図の場合は冷水専用槽6
3と氷水槽61の他に負荷供給側温水槽67と負荷還水
側温水槽68の4槽から構成されている。但し氷水槽は
冬季は温水槽として利用される氷水・温水兼用槽となっ
ている。
【0033】実施例2 図4に蓄熱槽の構成を示す。図4においては、蓄熱槽と
して、夏季は冷熱蓄熱槽として冷水専用槽63と氷水・
温水兼用槽61が、また温熱蓄熱槽として、温水槽6
7、68が使用される。冷水専用槽は負荷からの戻り口
69と冷凍機への供給口70が、槽上部に、冷凍機から
の冷水流入口71と負荷への供給口64が槽の下部に配
備されることにより温度成層型の蓄熱槽となっている。
69から戻り温度は14〜17℃程度で、下部は例えば
5℃程度となっている。また、氷水槽には、後述する製
氷器に0℃の水が汲み上げられる管72と氷水が流入す
る流入口73が設けられている。65は氷流入部であ
る。氷の形状によっては砕氷機能を具備したものが用い
られる。74は冷水バランス管である。バルブ75は開
けられている。
【0034】その他に温水配管76、77が設けられて
いるが、バルブ78、79は閉じられている。温水槽は
例えば図のように67と68の2槽となっている。負荷
からの戻り水は槽68の下部の流入口89より流入す
る。そしてヒートポンプへの送水口81よりヒートポン
プ(図示せず)に送られ加熱され、槽67の上部に流入
管82より流入する。負荷への送水口83は同じく槽上
部に設けられている。槽67と68は連絡管84と開け
られたバルブ85により連絡されている。槽67側の連
絡口86は下部に、槽68側の連絡口87は上部に設け
られているので槽67、68全体として成層形蓄熱槽と
なっている。即ち蓄熱時の温水流れは82→86→87
→81のようになる。
【0035】冬季には氷水・温水兼用槽は温水槽として
利用される。即ち、バルブ75、85が閉じられ、バル
ブ78、79が開けられる。従って蓄熱時の温水流れは
82→86→76→77→87→81のように流れる。
冷熱蓄熱槽としては冷水専用槽だけが利用される。この
冷水製造用冷凍機は通常ウルトラチラーと呼ばれる。ほ
ゞ0℃の冷水を製造できるチラーが使用される。夏季に
はこのウルトラチラーの冷水出口温度を5℃程度になる
ように運転するが、冬季は0℃冷水を製造し、地域冷房
に供給する。なお冬季に負荷側が5℃の冷水でも運転可
能な場合には冷凍機として通常の冷水出口5℃の冷凍機
を用いてもよい。なお、寒冷地など外気温が低い場合に
は冷凍機を運転しなくても外気で冷水を冷却することも
可能であり、河川水や雪などを冷却源として用いてもよ
い。
【0036】実施例3 次に製氷システムを備えた蓄熱システムについて説明す
る。実施例3は特願昭62−102994号の改良発明
である。過冷却水から氷を析出する方法を輸送しやすい
氷が得られるので、氷水輸送式DHCの製氷方式として
有望な製氷システムである。
【0037】図5は本システムを図4のシステムと組み
合せた省エネ製氷システムである。氷水槽の0℃の水
は、ポンプ101により冷水専用槽63の底部の5℃程
度の水と制御弁107により混合され、過冷却水が製造
し易い条件となり、フィルター103を通った後、過冷
却器104で0℃以下に過冷却され、氷水槽61に流入
し、ここで氷が析出する。105はブラインチラーでポ
ンプ106により過冷却器にブラインを送り冷却するよ
うになっている。本発明の製氷システムは、配管100
又は72から製氷側に移動する5℃程度の冷水が、冷水
チラー107で冷却されるようになっている。即ち、冷
水専用槽63の上部の配管69から流入する14〜17
℃程度の冷水はポンプ108で流入口70より冷水チラ
ー107により冷却され、槽下部の流出口71に吐出さ
れるようになっている。このシステムは特に氷分率を制
御するシステムで省エネルギー効果が大きい。その結果
を図6で説明する。
【0038】図6の(a)は通常の冷凍機の理論動力を
表す図である。即ち温度・エントロピー線図において、
冷凍機の理論動力は109を凝縮温度、110は蒸発温
度とすると図のABCDで囲まれた面積となる。理論的
には冷水は図中の111のように冷却され、以後112
のようにエントロピーを減少させる。本システム(b)
では冷水チラーの蒸発温度は113のように高くなるの
で、理論動力は冷水チラーの理論動力:GBHFで囲ま
れた面積とブライン冷凍機の理論動力:HCDEで囲ま
れた面積の和となる。即ち、IGFEで囲まれた面積分
だけ省エネルギーとなる。この省エネルギー割合は図
(c)のように氷分率が小さいほど大きくなる。
【0039】実施例4 次にもう一つの製氷システムを図7を用いて説明する。
図7の製氷システムは、特願平3−348708号、特
願平2−214054号、特願平3−45832号と思
想、即ち、解氷時の冷熱を冷水冷却用に回収するという
概念を同じとする発明で、これらのシステムの欠点を解
消したものである。
【0040】図7において、製氷時はブライン冷凍機1
05で冷却されたブラインはノズル114→バッファタ
ンク115→ポンプ106→バルブ116→バルブ11
7→冷水冷却器→水・ブライン熱交換器118→水流下
式熱交換器119→バルブ120→バルブ121→ノズ
ル122→ブライン冷凍機105と流れる。この製氷モ
ードのときはポンプ123は運転されるが、124は停
止されているので、ブライン温度は下がり、水流下式熱
交換器119の上部の散水管125から散水される0℃
の水はその伝熱面で氷結し徐々に氷厚を増す。一定時間
後切替バルブ116、117、120、121が切替え
られ、ポンプ123が停止し、ポンプ124、126が
運転され解氷運転となる。
【0041】熱交換器118には温度の高い冷水が供給
されるので、水流下式熱交換器119→熱交換器118
→バルブ117→ポンプ126→バルブ120→119
と流れるブラインの温度は上昇し、水流下式熱交換器伝
熱面に付着した氷は付着部分を温められ、氷水槽61に
落下する。一方ブライン冷凍機で冷やされたブラインは
徐々に温度降下するが、バッファタンク115があるこ
ととブライン冷凍機の容量制御が作動するので、短時間
である解氷時間の間の温度低下は小さい。なお、システ
ムによっては冷凍機105の運転を停止させる。水流下
式熱交換器における解氷が終わると再び製氷運転にもど
り、この両サイクルを繰返す。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
それぞれ下記のように優れた効果が得られる。 (1)請求項1、2、3に記載の発明によれば低負荷時
においても配管分岐部や熱交換器において氷粒が閉塞せ
ず、且つ、輸送用と製氷用合計の動力を最小限となるよ
うに制御できる。 (2)請求項3項に記載のように構成することにより氷
水槽の氷分布が多少悪くても、規定の氷分率の氷水を送
ることができる。
【0043】(3)請求項4項に記載のように構成する
ことにより温熱も含めた総合蓄熱槽容積を小さくするこ
とができる。しかも氷水槽が一つなので、蓄熱槽間で氷
を移動する必要がない。 (4)請求項5項に記載のように構成することにより、
冷凍機動力の少ない製氷システムとすることができる。 (5)請求項6〜8に記載のように構成することによ
り、高価となる製氷用水流下式熱交換器の数を減らすこ
とができ、且つ、解氷時に加熱する熱量を減らすことが
でき、しかも水流下式熱交換器を含む解氷時のブライン
ループには冷凍機による冷却効果がないのでブライン温
度が下がりやすく、短時間で解氷が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地域冷暖房システムの利用側熱交換器の構成を
示す概略断面図。
【図2】熱交換器の他の例を示す断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】負荷制御を説明するための蓄熱槽の構成を示す
断面図。
【図5】製氷システムを備えた蓄熱槽の概略断面図。
【図6】製氷のための理論動力を示すグラフ。
【図7】製氷システムを備えた蓄熱槽の概略断面図。
【符号の説明】 1、2、3:熱需要家ビル、4:冷熱往主管、5:冷熱
復主管、6:温熱往主管、7:温熱復主管、8:熱供給
センター、9、9′、9″:熱交換システム、10:冷
熱枝管、11:入口ヘッダー、12、15、24、2
7:伝熱管、13:水粒・冷水混合部、14:蛇行通
路、16:伝熱管外部、17:出口ヘッダー、18:戻
り管、19:容量制御弁、20:氷水ノズル、21:バ
ッフル、22:出口冷水ノズル、23:ポンプ、25:
バイパス管、28:直接接触熱交換器、29:氷水流入
部、30:戻り口、31:出口部、32:冷水供給口、
51:カロリメータ、52:流量計、53:温度計、5
4:供給冷熱量測定器、55:圧力計、56:ポンプ、
57:回転数制御器、58:氷分率制御器、59:コン
ピュータ、60:氷分率計、61:氷水槽、62:氷水
管、63:冷水専用槽、64:冷水管、66:蓄熱槽、
67:負荷供給側温水槽、68:負荷還水側温水槽、6
9:冷水戻り口、70:冷凍機供給口、71:冷凍機冷
水流入口、72:製氷器吸水管、73:氷水流入口、8
1:ヒートポンプ送水口、82:加熱水流入口、10
1:ポンプ、102:制御弁、103:フィルター、1
04:過冷却器、105:ブラインチラー、107:冷
水チラー、118:熱交換器、119:水流下式熱交換
器、125:散水器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白樫 正高 新潟県長岡市長峰町60−25 (72)発明者 北原 拓夫 新潟県長岡市若草町1−4−21 (72)発明者 河田 剛毅 新潟県長岡市北園町4−25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱装置と、ヒートポンプと、これらを
    接続する配管、バルブより構成されるヒートポンプ側ル
    ープと、冷却負荷と、前記蓄熱装置と冷却負荷間を接続
    する配管、ポンプ、バルブより構成され、冷流体である
    氷水が輸送できるようになっている負荷側ループとを有
    する冷却システムにおいて、冷熱負荷の量によって冷流
    体中に氷の混ざらない冷水を送る冷水供給モードと、氷
    水を送る氷水供給モードとの切り替え手段を具備し、且
    つ氷水供給モードのとき、冷熱負荷に応じて冷流体中の
    氷分率を変化できるように構成したことを特徴とする冷
    却システム。
  2. 【請求項2】 前記冷流体中の氷分率は、前記負荷への
    冷流体供給部分に冷却容量を測定するカロリメータを設
    置し、該カロリメータの信号により変化させることを特
    徴とする請求項1記載の冷却システム。
  3. 【請求項3】 蓄熱装置と、ヒートポンプと、これらを
    接続する配管、バルブより構成されるヒートポンプ側ル
    ープと、冷却負荷と、前記蓄熱装置と冷却負荷間を接続
    する配管、ポンプ、バルブより構成され、冷流体である
    氷水が輸送できるようになっている負荷側ループとを有
    する冷却システムにおいて、 前記蓄熱装置には、少なくとも冷水槽と氷水槽とを有
    し、該冷水槽の冷水と氷水槽の氷水とを混合して氷水供
    給配管に氷水を送る混合装置と、該氷水供給配管に氷水
    中の氷分率を測定する氷分率検出部とを具備し、前記混
    合装置には氷分率検出部の信号により氷分率値が規定値
    となるように制御できる制御装置を有することを特徴と
    する冷却システム。
  4. 【請求項4】 蓄熱装置と、ヒートポンプと、これらを
    接続する配管、バルブより構成されるヒートポンプ側ル
    ープと、冷却加熱負荷と、前記蓄熱装置と冷却加熱負荷
    間を接続する配管、ポンプ、バルブより構成され、冷温
    流体が輸送できるようになっている負荷側ループとを有
    している冷却・加熱システムにおいて、前記蓄熱装置
    が、温水槽として使用されるときは成層式蓄熱槽となる
    ように出入口ノズルが配備されている一つの氷水・温水
    兼用槽、一つ以上の温水専用槽、一つ以上の冷水専用槽
    により構成され、冷熱負荷の小さい季節には冷流体槽と
    して、冷水専用槽が使用され、氷水・温水兼用槽は温流
    体槽として使用され、冷熱負荷の大きい季節には冷流体
    槽として、冷水専用槽、氷水・温水兼用槽が使用され、
    負荷側には冷流体負荷送水側へ冷水槽内の冷水も、氷水
    ・温水兼用槽内の冷流体も送れるように構成されている
    ことを特徴とする冷却・加熱システム。
  5. 【請求項5】 蓄熱装置と、ヒートポンプシステムと、
    これらを接続する配管、バルブより構成されるヒートポ
    ンプ側ループと、前記蓄熱装置に接続され氷水が輸送で
    きるようになっている負荷側ループとを有している蓄熱
    システムにおいて、前記蓄熱装置が冷水専用槽と氷水・
    温水兼用槽と温水専用槽とを有し、前記ヒートポンプシ
    ステムが少なくとも冷水専用槽の水を冷却する冷水チラ
    ーと、氷水・温水兼用槽の水を氷らすブラインチラーと
    熱交換器とを有する製氷システムを備えたことを特徴と
    する蓄熱システム。
  6. 【請求項6】 ヒートポンプ装置と冷却負荷に接続され
    た蓄熱装置を有する蓄熱システムにおいて、前記蓄熱装
    置が少なくとも冷水槽と氷水槽とを有し、前記ヒートポ
    ンプ装置がブラインを冷却するヒートポンプ、ポンプ、
    バルブ、水流下式熱交換器、水熱交換器により構成され
    るブラインループを有しており、前記蓄熱装置が製氷モ
    ードのときは、ヒートポンプで冷却されたブラインは水
    流下式熱交換器に送られ、水流下式熱交換器に氷水槽内
    の水を散水し、水熱交換器への給水は停止され、また、
    解氷モードのときは、水流下式熱交換器に送られるブラ
    インはヒートポンプで冷却されないように製氷停止手段
    が作動し、且つ、水流下式熱交換器への散水は停止さ
    れ、水熱交換器への給水がなされるように構成されてい
    ることを特徴とする蓄熱システム。
  7. 【請求項7】 前記製氷停止手段が、前記ブラインルー
    プにおける水流下式熱交換器のバイパス配管である請求
    項6記載の蓄熱システム。
  8. 【請求項8】 前記製氷停止手段が、前記ヒートポンプ
    の運転停止である請求項6記載の蓄熱システム。
JP5142585A 1993-05-24 1993-05-24 冷却・加熱・蓄熱システム Pending JPH06331181A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004211998A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Takasago Thermal Eng Co Ltd 空調設備
JP2007051867A (ja) * 2006-11-20 2007-03-01 Jfe Engineering Kk 水和物スラリの水道発生防止方法および水和物スラリの払出し方法、並びに貯蔵タンク

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