JP4889528B2 - ケミカルヒートポンプ及びこれを用いた熱利用システム - Google Patents
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Description
特許文献1には、図12に示すように、無機塩としてCaO粒子が充填されて真空状態にある反応器61と、H2Oが充填された凝縮・蒸発器62と、反応器61及び凝縮・蒸発器62を接続する連通管63と、連通管63に設けられた接続バルブ64とから構成されるケミカルヒートポンプ60が開示されており、上記反応器61には、ヒータ65と熱交換パイプ66とを備える熱交換器68が併設され、上記凝縮・蒸発器62には、熱交換パイプ67を備える熱交換器69が併設されている。
このケミカルヒートポンプ60の動作について説明すると、動作は、蓄熱工程と熱利用工程とを交互に繰り返すように構成されており、図12(a)に示す蓄熱工程では、反応器61にヒータ65から熱を加えるとCaO粒子に水和していた水蒸気が脱離反応を起こしてCaO粒子が再生され、当該水蒸気が連通管63を通じて凝縮・蒸発器62に移動し冷却されて凝縮して水となり、加えた熱を蓄熱することができる。この際、接続バルブ64を閉じることで、後述する熱利用工程に備える。
一方、図12(b)に示す熱利用工程では、接続バルブ64を開くと凝縮・蒸発器62内の圧力低下により、凝縮・蒸発器62に充填された水が蒸発して水蒸気となり冷熱が放出されるとともに、当該水蒸気が連通管63を通じて反応器61に移動しCaO粒子と水和反応を起こし温熱が放熱される。この際には、反応器61において放熱される温熱を熱交換パイプ66で回収し、凝縮・蒸発器62において放熱される冷熱を熱交換パイプ67で回収することができる。そして、このケミカルヒートポンプ60は、これら蓄熱工程及び熱利用工程を繰り返し行うことができるように構成されており、一定の熱投入に従って蓄熱工程において蓄熱を行い、熱需要が発生した状況で適宜、熱利用工程により蓄熱を利用することができる。
ここで、上記排熱利用システムを構成する燃料電池やケミカルヒートポンプは、各住居の限られた場所に設置されるためできるだけ簡易な構成として小型化する必要があるとともに、当該排熱利用システムを運用するに当たっては資源の有効利用という観点からCOP(成績係数)が高く効率的なシステムであることが望まれる。
また、燃料電池の排熱利用による上記蓄熱工程及び熱利用工程の繰り返しに応じて、反応器及び連通管の温度が、例えば、70℃程度の高温から5〜35℃程度の低温との間において変化するものと考えられるため、反応器及び連通管から放熱される熱損失が問題となり、熱損失を低減するには充分な保温施工が必要となる。
さらに、特許文献1に記載のケミカルヒートポンプを用いた場合には、水蒸気が反応器と凝縮・蒸発器との間を移動するためには連通管を通らなければならないことから、蒸発した水蒸気を反応器内の無機塩に吸着する水和反応を即座に行うことができず、また、脱離した水蒸気を凝縮・蒸発器内において凝縮する凝縮反応を即座に行うことができず、これら反応の迅速化、且つ効率化を行う必要がある。なお、凝縮した水を蒸発する際においても蒸発反応の迅速化、且つ効率化を行うことが望ましい。
また、当該排熱利用システムでは、排熱等を利用して熱回収を行おうとすると、排熱等を迅速、且つ熱損失を防止しつつ効率的に利用することが困難となり、COP値を向上させることが困難であるという問題がある。
さらに、当該排熱利用システムでは、夏季に上記熱利用工程において冷水を発生させた場合には、この冷水の持つ冷熱を外部環境等に捨てるため、この冷熱を有効利用できていないという問題がある。
なお、各家庭に例えば固体高分子型や固体酸化物型の燃料電池を備え、この燃料電池のみから給電と排熱利用による給湯等の熱利用(例えば、冬場の暖房需要、夏場の冷房需要に対応する)を図ろうとしても、今日到達している技術では、冬場に熱不足が発生する可能性があり、同時に、夏場の冷房ニーズに充分に対応できない可能性があるという問題がある。
また、密閉容器内の底部位に蒸発部、密閉容器内の底部位以外の部位に凝縮部、これら蒸発部及び凝縮部の内側(密閉容器の内部)に反応器がそれぞれ配置されていることから、温度変動を繰り返す反応器から発生する熱が蒸発部若しくは凝縮部により遮断されて、密閉容器の外部へ流出することを抑制できる。すなわち、反応材が受熱した熱は、反応材からの気体の脱離若しくは反応器自体の昇温のためにのみ用いられることとなり、当該熱を有効に利用することができる。
さらに、これら機器等が上記のように配置されていることから、反応器と凝縮部との間での気体及び凝縮液の循環が円滑に行われ、各反応の迅速化及び効率化を図ることができる。すなわち、密閉容器内の内部に配置された反応器から脱離した気体は、主に上昇して密閉容器内の底部位以外の部位(上部位若しくは側部位)に配置された凝縮部に誘導されて凝縮される。凝縮された凝縮液は、主に滴下若しくは密閉容器の内壁に沿って降下し、密閉容器の底部位に配置された蒸発部に誘導貯留される。したがって、これら機器及び部間での気体及び凝縮液の循環が、簡単な構成で円滑に行われることとなる。
これらにより、反応器やケミカルヒートポンプを保温するための施工、例えば断熱材の設置などを比較的簡易な構成に留めることができるとともに、各反応の迅速化、及び効率化を図ることができる。
これにより、特別な保温施工を行うことなく密閉容器や反応器を充分に保温することができ、保温施工の簡易化を図ることができる。
これにより、反応器での脱離反応及び水和反応の際に反応器と凝縮液との間で熱が受授されることを防止して、これら反応を効率よく円滑に行うことができる。
これまでに説明してきた構成のケミカルヒートポンプを備え、当該ケミカルヒートポンプにおいて、高温水を前記反応器に送り、前記反応材が前記高温水から受熱して前記脱離反応をする蓄熱工程と、低温水を前記反応器に送り、前記反応材が前記低温水に放熱して前記水和反応をする熱利用工程との間で、切換え可能に構成されていることにある。
ここで、当該ケミカルヒートポンプとして、本願のケミカルヒートポンプ、すなわち、大型化の抑制、保温施工の簡易化、放熱ロスによる熱損失の抑制、各反応の迅速化及び効率化が実現された構成のケミカルヒートポンプを用いることにより、熱利用システムにおいて当該システムの小型化、保温施工の簡易化、熱交換速度の向上及び効率化を実現することができる。
このようにすることで、蓄熱工程において蓄熱された熱を、熱需要が発生した際にケミカルヒートポンプの熱利用工程により回収して有効に利用することができる。
このようにすることで、蓄熱工程においては、供給される低温水が密閉容器内の凝縮部に送られ、この凝縮部における気体の凝縮により発生する熱を回収することができる。従って、凝縮部の温度上昇を防止して密閉容器の表面温度を所望の温度(低温水の温度)に維持できるとともに、従来のケミカルヒートポンプに係る技術では、蓄熱工程において外部に棄てられていた熱を貯湯タンク側へ回収することができる。
結果、上述のケミカルヒートポンプの通常の作動である熱需要が発生した際(熱利用工程)における反応器での放熱の利用に加えて、蓄熱工程でも熱回収を行うことが可能となり、貯湯タンクへの連続的な熱回収が可能となる。
さらに、凝縮部の凝縮液が、低温水により冷却され当該低温水程度の温度に維持されることにより、密閉容器内の圧力は当該低温水の温度より僅かに高い温度における飽和圧力で維持されるため、上記熱利用工程が開始された直後に凝縮液が蒸発するために必要とする熱を低減することができる。
このようにすることで、一本の伝熱管で凝縮部と蒸発部との機能を発揮することができ、蓄熱工程において、凝縮部にて気体が凝縮液となる際の凝縮熱の回収に加えて、蒸発部にて凝縮液自体の有する熱をも当該伝熱管を流れる流体によって、貯湯タンクに回収することが可能となる。したがって、蓄熱工程においては、気体からの凝縮熱の回収に加えて、凝縮液からの熱をも貯湯タンクに回収することができ、熱の有効利用を図ることができる。
このようにすることで、外部環境、例えば、冷房ユニット若しくは集熱ユニットから回収した熱を蒸発部において蒸発する凝縮液に授熱することができ、凝縮液の温度の低下による蒸発の鈍化を防止して円滑に蒸発を行わせるとともに、上記各ユニットから発生する熱を有効に利用することができる。また、蒸発部の温度を比較的高く維持できることから、熱利用工程における反応器からの放熱を当該反応器の外側(密閉容器内の底部位)に配置される蒸発部により遮断して、密閉容器の外側への放熱ロスを防止することができる。さらに、例えば、冷房ユニットから熱を受熱する前の冷却対象流体が当該冷房ユニットに供給された場合には、当該冷却対象流体の冷熱を有効に利用して、夏季における冷房需要に対応することができる。
このようにすることで、ケミカルヒートポンプの反応器若しくは凝縮部に供給される低温水が、例えば夏季において比較的高温である場合であっても、この低温水を冷却手段により冷却して、上記反応器での気体の吸着による水和反応、及び凝縮部での気体の凝縮による凝縮反応を、より確実に行わせることができる。
このようにすることで、反応器に供給される低温水、若しくは凝縮部に供給される加熱対象流体の流量を調節して、熱利用工程における反応器での気体の吸着による水和反応、若しくは蓄熱工程における凝縮部での気体の凝縮による凝縮反応(脱離反応に伴う凝縮反応)のそれぞれの反応速度を変化させることができる。これにより、水和反応時、若しくは脱離反応時における凝縮液の温度を所望の温度にして、安定的な熱利用システムの運転を実現することができる。ここで、凝縮液の温度を、冬季には、水和反応時は0〜2℃程度、脱離反応時は18〜20℃程度、夏季には、水和反応時は10〜12℃程度、脱離反応時は35〜38℃程度とすることが好ましい。なお、上記低温水及び加熱対象流体の両方の流量を制御して、熱利用工程および蓄熱工程における凝縮液の温度を所望の温度にすることもできる。
本願に係るケミカルヒートポンプ1を用いた熱利用システム100について、図1、図2に基づいて説明する。
図1、図2に示す熱利用システム100は、高温水h及び低温水cなどの貯湯水を貯湯可能な貯湯タンク6と、ケミカルヒートポンプ1、加熱手段7とを備え、これら機器間に所定の管路網、複数の切替弁を備えることで、下記する各動作を実行可能に構成されている。図上Pはポンプを示す。
図3(a)は、ケミカルヒートポンプ1の内部を示す上面図、図3(b)は、ケミカルヒートポンプ1の正面からの断面図をそれぞれ模式的に表した図である。
本実施形態のケミカルヒートポンプ1は、図3に示すように、反応器2、凝縮部3、蒸発部4、これら機器及び部を一体として収納する密閉容器5から構成される。
すなわち、反応材CAが受熱を伴って気体を脱離する脱離反応と反応材CAが放熱を伴って気体を吸着する水和反応とを繰り返す反応器2と、気体が加熱対象流体に放熱して、気体を凝縮液として凝縮させる凝縮部3と、凝縮液が冷却対象流体から受熱して、凝縮液を気体として蒸発させる蒸発部4とが、密閉容器5内に一体として収納されて構成されている。
密閉容器5は、所定の圧力を維持することができる密閉構造の容器から構成され、例えば、円筒形状でその両端面が外側に膨出し、内部を空洞に形成された密閉容器から構成される。
また、反応器2は、密閉容器5の内部であって、後述する凝縮部3及び蒸発部4の内側に配置される。
蒸発部4は、伝熱管を備えた熱交換器から構成されており、例えば、本願にいう冷却対象流体を通流可能な1本の伝熱管が、密閉容器5の底部位の内壁全体に沿って巡らされた構成で配置される。
本実施形態では、図3に示すように、上記凝縮部3と蒸発部4とは同一の一本の伝熱管により形成される。すなわち、密閉容器5の上方(凝縮部3)から通流する加熱対象流体若しくは冷却対象流体は、当該伝熱管により密閉容器5の上部位から内壁に沿って周回して降下して密閉容器5の底部位に到達し、密閉容器5の下方(蒸発部4)から流出するように構成されている。ここで、図1及び図2に示す例では、上記凝縮部3と蒸発部4とは同一の一本の伝熱管により形成されるため、加熱対象流体及び冷却対象流体は同一の流体である。
蓄熱工程では、図1に示すように、貯湯タンク6の上部から供給された高温水hが反応器2に供給され(図上、内部が白抜きの矢印)プレートフィン2aの内部を流れることにより、反応材CAから脱離した水蒸気は、主に上昇して密閉容器5内の底部位以外の部位(上部位、側部位)に配置された凝縮部3に誘導されて凝縮される。凝縮された凝縮水は、主に滴下若しくは密閉容器5の内壁に沿って降下し、密閉容器5の底部位に配置された蒸発部4に誘導貯留される。上記凝縮部3では、伝熱管を流れる流体により水蒸気の凝縮に伴う凝縮熱が回収されるとともに、上記蒸発部4の伝熱管にも上記凝縮部3と同様の流体が通流しているので(図上、太線の矢印)、当該流体との熱交換により凝縮水の温度はさらに降下させられることとなる。したがって、反応器2においては外部から熱を受けて水蒸気を発生するとともに、発生した水蒸気が凝縮部3に移動して凝縮水となり、伝熱管を流れる流体(加熱対象流体tとしての低温水c)に放熱する。
なお、貯湯タンク6の上部から供給された高温水hは、反応器2に供給され(図上、内部が白抜きの矢印)、熱交換により温度が低下して中温水mとなって、貯湯タンク6の側部に流入可能に構成されている(図上、内部に点が付されている矢印)。この際、貯湯タンク6の他の側部から流出させた高温水hを燃料電池あるいはバックアップボイラBBにより加熱して反応器2に供給することも可能である。また、貯湯タンク6の下部から供給された流体(加熱対象流体tとしての低温水c)は、凝縮部3及び蒸発部4を流れ、熱交換により温度が上昇して、中温水mとして貯湯タンク6の側部に流入可能に構成されている(図上、太線の矢印)。
上記の場合、図4に示すように、冬季における蓄熱工程では、星印で示すa1状態からb1状態を経てc1状態へ変化して、反応材CAに吸着されていた水蒸気は脱離するとともに、凝縮水として凝縮した状態となる。なお、図4は、蓄熱工程及び熱利用工程における、密閉容器5内の反応器2における反応材CAの温度と、密閉容器5内の圧力との関係を示す図であり、nは、反応材CAに特定の温度・圧力条件で含まれる水のモル数であり、脱離反応若しくは水和反応時において脱離若しくは吸着(水和)してくる水蒸気のモル数となる。
なお、貯湯タンク6の下部から供給された低温水cは、反応器2に供給され、熱交換により温度が上昇して中温水mとなって、貯湯タンク6の側部に流入可能に構成されている(図上、太線の矢印)。この際、給湯器との熱交換により温度が低下した貯湯タンク6の他の側部から流出させた貯湯水を、低温水cとして反応器2に供給することも可能である。また、冷却対象流体sは、凝縮部3及び蒸発部4、加熱手段7を循環して通流することが可能に構成されている(図上、内部に点が付されている矢印)。
上記の場合、図4に示すように、冬季における熱利用工程では、星印で示すc1状態からd1状態を経てa1状態へ変化して、凝縮水は蒸発するとともに、水蒸気として反応材CAに吸着(水和)した状態となる。
また、熱利用工程においては、反応器2に低温水cを供給し、水蒸気の吸着(水和反応)に伴って発生する熱を回収できることに加えて、蒸発部4で冷却された冷却対象流体sを利用して、夏季には冷暖房ユニット8が当該冷却対象流体sと熱交換して、冷房の用に供することができる。
これらより、蓄熱工程及び熱利用工程を繰り返す際には、密閉容器5内におけるこれら機器等間の水蒸気及び凝縮水の循環が、簡単な構成で円滑に行われることとなる。
具体的には、図4に示すように、冬季に蓄熱工程及び熱利用工程を繰り返す場合には、星印で示すa1状態からb1、c1、d1、a1状態へ戻るサイクルとなり、同様に、夏季の場合には、丸印で示すa2状態からb2、c2、d2、a2状態へ戻るサイクルとを繰り返すこととなる。したがって、冬季及び夏季に対応した温度域を使用して、良好にケミカルヒートポンプ1を動作することができる。また、水蒸気の移動を僅かな差圧で行うことができる。
一方、上記サイクルが、図5に示すように、例えば低温水cが約15℃、外気温度が約17℃において、冬季に70分周期で行われている場合には、蓄熱工程及び熱利用工程において、バックアップボイラBBにより投入された熱(イ)、当該熱により昇温された高温水hの温度(ロ)、当該高温水hにより反応材CAから水蒸気の脱離が進行して変化した反応器2周辺の温度(ハ)、当該水蒸気が凝縮する際に放出した熱(回収された凝縮熱)(ニ)、当該水蒸気の温度(ホ)、水蒸気の圧力(へ)、水蒸気の冷却を行う加熱対象流体t(低温水c)の温度(ト)、蒸発部4において冷却対象流体sにより投入された熱(チ)、水和反応により回収された熱(リ)は、それぞれ変化することとなる。これにより、ケミカルヒートポンプ1では、一定の熱投入に従って蓄熱を行い、熱需要が生じた場合には適宜当該蓄熱を利用することが可能となるとともに、比較的低温(15℃程度)の冷水を低温水cとして常に得ることができる。ここで、蓄熱を利用する際にはCOPが1.2程度で運用することができ、冷水を利用する際にはCOPが0.3程度で運用することができる。なお、この結果は、夏季において、貯湯タンク6から供給される低温水cが30℃程度の場合であっても同様である。
上記第1実施形態では、図3に示すように、ケミカルヒートポンプ1内の凝縮部3と蒸発部4とが一本の伝熱管により構成される場合について説明した。一方、本実施形態では、図3に示す密閉容器5内における反応器2、凝縮部3、蒸発部4の基本的な構成及び配置は同様であるが、この凝縮部3と蒸発部4とが、それぞれ別個の伝熱管により構成された凝縮部23と蒸発部24とからなるケミカルヒートポンプ21を用いる。さらに、排熱源としての固体酸化物形燃料電池SOFCからの排熱を回収して高温水hとして利用する例について、詳細に説明する。
本願に係るケミカルヒートポンプ21を用いた熱利用システムとしての、排熱利用システム200について、図6に基づいて説明する。
図6に示す排熱利用システム200は、高温水h及び低温水cなどの貯湯水を貯湯可能な貯湯タンク26と、排熱源としての固体酸化物形燃料電池SOFCと、この固体酸化物形燃料電池SOFCからの排熱を回収して、当該排熱により貯湯タンク6の高温水hを加熱する排熱交換器32とを備えて構成されている。この貯湯タンク26から払い出されて加熱された高温水hは、給湯器31の給湯用熱交換器31a内を流れる給水や冷暖房ユニット28内を流れる循環水との熱交換により、給湯、暖房等の用に供される。この例の場合、固体酸化物形燃料電池SOFCからの排熱は230℃程度であり、前記排熱交換器32より得られる高温水hの温度は70〜80℃程度である。
この貯湯タンク26に貯湯された低温水cは、低温水流出入口26cから後述する流量制御手段35としての流量調節ポンプ35aを介して、後述するケミカルヒートポンプ21の反応器22若しくは凝縮部23に供給可能に構成されている。
この排熱交換器32を通過した高温水hは、後述するケミカルヒートポンプ21の反応器22、給湯器31、冷暖房ユニット28にそれぞれ供給可能に構成されている。
ケミカルヒートポンプ21は、図6〜図11に示すように、反応器22、凝縮部23、蒸発部24、これら機器及び部を一体として収納する密閉容器25から構成される。
すなわち、反応材CAが受熱を伴って気体vを脱離する脱離反応と反応材CAが放熱を伴って気体vを吸着する水和反応とを繰り返す反応器22と、気体vが加熱対象流体tに放熱して、気体vを凝縮液wとして凝縮させる凝縮部23と、凝縮液wが冷却対象流体sから受熱して、凝縮液wを気体vとして蒸発させる蒸発部24とが、密閉容器25内に一体として収納されて構成されている。
そして、ケミカルヒートポンプ21の反応器22へは、排熱交換器32を通じて貯湯タンク26から供給された高温水h、若しくは貯湯タンク26から供給された低温水cが、後述するケミカルヒートポンプ21の蓄熱工程、熱利用工程に対応してそれぞれ供給される。当該反応器2に供給された高温水h若しくは低温水cは、中温水mとして中温水流入口26bを通じて貯湯タンク26内に流入する。
ケミカルヒートポンプ21の凝縮部23へは、貯湯タンク26から供給された低温水cが、後述する蓄熱工程に対応して供給される。なお、この低温水cは、加熱対象流体tとして機能する。当該凝縮部23に供給された低温水cは、中温水mとして中温水流入口26bを通じて貯湯タンク26内に流入する。
ケミカルヒートポンプ21の蒸発部24では、冷却対象流体sが循環して通流される。
基本的な構成や配置は、図3に示すケミカルヒートポンプ1と同様であるが、本実施形態のケミカルヒートポンプ21では、凝縮部23と蒸発部24とがそれぞれ別個の伝熱管により構成されている点において異なり、これに伴い、凝縮部23、蒸発部24のそれぞれの伝熱管への流出入のための管路の構成や配置等において異なる点を有する。
また、反応器22は、密閉容器25の内部であって、後述する凝縮部23及び蒸発部24の内側に配置される。
蓄熱工程では、図7及び図10に示すように、反応器22において、高温水hがプレートフィン22aの内部を流れることにより、密閉容器25内の内部に配置された反応器22から脱離した水蒸気vは、主に上昇して密閉容器25内の底部位以外の部位(上部位、側部位)に配置された凝縮部23に誘導されて凝縮される。凝縮された凝縮水wは、主に滴下若しくは密閉容器25の内壁に沿って降下し、密閉容器25の底部位に配置された蒸発部24に誘導貯留される。したがって、外部から熱を受けて水蒸気vを発生するとともに、発生した水蒸気vが凝縮部23に移動して凝縮水wとなり、加熱対象流体tとしての低温水cに放熱する。
また、熱利用工程においては、反応器22に低温水cを供給し、水蒸気vの吸着(水和反応)に伴って発生する熱を回収できることに加えて、蒸発部24で冷却された冷却対象流体sを利用して、夏季には冷暖房ユニット28内に冷水を循環させ、冷房の用に供することができる。
これらより、蓄熱工程及び熱利用工程を繰り返す際には、密閉容器25内におけるこれら機器等間の水蒸気v及び凝縮水wの循環が、簡単な構成で円滑に行われることとなる。
具体的には、流量調節ポンプ35aは、温度計Tにより計測した凝縮水の温度に基づいて、蓄熱工程において凝縮部23に供給される加熱対象流体t(低温水c)の流量を制御する。これにより、蓄熱工程における脱離反応での凝縮水の温度を冬季は、0℃〜2℃、夏季は、10℃〜12℃の温度にして安定した運転を行うことができる。
一方、流量調節ポンプ35aは、温度計Tにより計測した凝縮水の温度に基づいて、熱利用工程において反応器22に供給される低温水cの流量を制御する。これにより、熱利用工程における水和反応での凝縮水の温度を冬季は、0℃〜2℃、夏季は、10℃〜12℃の温度にして安定した運転を行うことができる。なお、本実施形態では、当該流量調節ポンプ35aは、第1流量制御手段及び第2流量制御手段を兼ねて構成されている。
図7は、排熱利用システム200における、冬季でのケミカルヒートポンプ21の蓄熱工程を示す図面であり、湯水が流れている管路を実線で、流れていない管路を破線で示しており、切替弁において白抜きは「連通状態」を、黒塗りつぶしは「非連通状態」を示している(以下、図7〜11で同じ)。
この蓄熱工程は、例えば、夜間に実行される。本願に係る排熱利用システム200では、この蓄熱工程でも、凝縮部23で回収できる凝縮熱wを低温水cで回収する。
また、貯湯タンク26からは、低温水cが低温水流出入口26cを通じて、払い出される。この低温水cは、切替弁Aを経て流量調節ポンプ35aにより流量が調節されて、切替弁H、切替弁Iを介して凝縮部23に送られる。凝縮部23において水蒸気vの凝縮により発生する熱を回収した低温水cは、温度が上昇して中温水mとなった後、切替弁Gを介して中温水流入口26bから貯湯タンク26に戻される。この低温水cは、15℃程度であったが、昇温されて45℃程度の中温水mとなる。
図8は、排熱利用システム200における、冬季でのケミカルヒートポンプ21の熱利用工程を示す図面である。
この熱利用工程は、例えば、熱需要が生じた場合において、冬季の昼間に、外部環境(外気)の熱を外気ファン27aを使用して回収することができる等の状況で行われる。
本願に係る排熱利用システム200では、この熱利用工程で、熱需要に応じて、蓄熱工程において蓄熱された熱だけでなく、外部環境から蒸発部24を介して回収した熱の両方を、反応器22に送られてくる低温水cで回収することができる。
また、蒸発部24内の伝熱管を通流する冷却対象流体sは、ポンプPにより蒸発部24から切替弁Kを経て、加熱手段27としての外気ファン27aへ送られ、当該外気ファン27aにより外気の熱を得て昇温された上で、切替弁Lを介して蒸発部24に戻される。
熱負荷において熱需要が発生した場合には、貯湯タンク26に貯湯された高温水hがポンプPにより高温水流出入口26aから払い出される。この高温水hは、切替弁B、切替弁Cを経て排熱交換器32により昇温させられて、切替弁D、切替弁Mを介して冷暖房ユニット28、若しくは切替弁D、切替弁M、切替弁Nを介して給湯器31に供給されて、これら機器において高温水hの熱が熱交換されて利用される。この際、熱需要に応じて、冷暖房ユニット28、給湯器31に送られる高温水hを切替弁Mにより調整して対応することができる。
なお、冷暖房ユニット28において利用された高温水hは、熱交換により温度低下して中温水mとなり、切替弁F、切替弁Gを介して貯湯タンク26に戻される。給湯器31においては、高温水hは給湯のための熱交換に用いられる。
図10は、排熱利用システム200における、夏季でのケミカルヒートポンプ21の蓄熱工程を示す図面である。以下、夏季における蓄熱工程について説明するが、冬季における蓄熱工程と同様の点に関しては説明を省略する。
一方、高温水hが、反応器22に供給される点については、冬季と同様である。
なお、冬季においては、固体酸化物形燃料電池SOFCが稼動しており、排熱を得て蓄熱を行っていたが、夏季において、固体酸化物形燃料電池SOFCが稼動しておらず排熱が得にくい場合には、バックアップボイラーBBを併設しておき、貯湯タンク26から払い出された高温水hを加熱した上で反応器22に送り、蓄熱を行うこともできる。
図11は、排熱利用システム200における、夏季でのケミカルヒートポンプ21の熱利用工程を示す図面である。以下、夏季における熱利用工程について説明するが、冬季における熱利用工程と同様の点に関しては説明を省略する。
また、蒸発部24内の伝熱管を通流する冷却対象流体sは、ポンプPにより蒸発部24から切替弁Kを経て、加熱手段27としての冷暖房ユニット28に送られ、当該冷暖房ユニット28の循環水から熱を得て昇温された上で、切替弁Lを介して蒸発部24に戻される。これにより、冷暖房ユニット28から得た熱を、蒸発部24における凝縮水wの蒸発に用いることができるとともに、蒸発によって冷却された冷却対象流体sを冷暖房ユニット28に供給して、夏季における冷房の効率を向上させることができる。
(1) 上記の実施の形態にあっては、ケミカルヒートポンプに使用する反応材の基材としては、塩化カルシウムの外、塩化マンガン、塩化マグネシウム、塩化ニッケル、炭酸ナトリウム、硫酸カルシウムから選択される一種以上を挙げることができる。
塩化マンガンに対しては、水、アンモニアが本願にいう脱離反応及び水和反応を起こす気体となる。塩化マグネシウムに対しては、水、メタノール、アンモニアが本願にいう脱離反応及び水和反応を起こす気体となる。塩化ニッケルに対しては、アンモニアが本願にいう脱離反応及び水和反応を起こす気体となる。炭酸ナトリウムに対しては、水が本願にいう脱離反応及び水和反応を起こす気体となる。硫酸カルシウムに対しては、水が本願にいう脱離反応及び水和反応を起こす気体となる。なお、本願にいう、脱離反応及び水和反応とは、反応材と水が脱離・吸着(水和)する際の反応のみならず、上記のような、アンモニア、メタノールが脱離・吸着する際の反応も含まれる。
(2) 上記の実施の形態においては、排熱源として固体酸化物形燃料電池(SOFC)の例を示したが、排熱が発生するものであれば如何なるものでもよい。例えば、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の外、固体高分子形燃料電池等の燃料電池、ガスエンジン、ガスタービン等も使用できる。
また、排熱利用システムでなくても、本願のケミカルヒートポンプを利用して蓄熱された熱を熱需要に応じて利用することができる熱利用システムであれば、特に制限なく用いることができる。
(3) 上記の実施の形態にあっては、低温水の供給源としては、水道水の例を示したが、この排熱回収システムでは、蓄熱工程における凝縮部での凝縮熱回収、熱利用工程における反応器での水和反応の発生に支障がない温度の水であればよい。
従って、別途、排熱回収等により予熱された予熱水や給湯器における給湯時の熱交換により温度が低下した水も好適に使用可能である。
(4) 上記の実施の形態にあっては、流量制御手段として第1流量制御手段と第2流量制御手段とを両方設けたが、上記各反応が適切に行える状態となるのであれば、片方設ける構成若しくは全く設けない構成でもよい。また、上記の実施の形態にあっては、流量制御手段として第1流量制御手段と第2流量制御手段とを1つの流量調節ポンプにより構成したが、2つの流量調整ポンプをそれぞれ設けてもよく、流量調整ができる構成であれば、流量調整弁などでもよい。
(5) 上記の実施の形態にあっては、熱負荷として、冷暖房ユニット、給湯器を挙げたが、これ以外にも、熱を利用可能な機器、システムであれば熱負荷とすることができ、効率よく熱を供給可能である。例えば、風呂の給湯・追炊きシステムに熱を供給することもできる。
2、22 反応器
2a、22a プレートフィン
2b、22b ヘッダー
3、23 凝縮部
4、24 蒸発部
5、25 密閉容器
6、26 貯湯タンク
7、27 加熱手段
8、28 冷暖房ユニット
9、29 滴下防止カバー
100 熱利用システム
30 低温水供給手段
31 給湯器
31a 給湯用熱交換器
32 排熱交換器
33 冷却手段
34 制御手段
35 流量制御手段
35a 流量調節ポンプ
200 排熱利用システム
c 低温水
h 高温水
m 中温水
t 加熱対象流体
s 冷却対象流体
v 水蒸気
w 凝縮水
CA 反応材
A〜N 切替弁
P ポンプ
T 温度計
SOHC 固体酸化物形燃料電池(排熱源)
BB バックアップボイラ
Claims (12)
- 反応材が受熱を伴って気体を脱離する脱離反応と前記反応材が放熱を伴って前記気体を吸着する水和反応とを繰り返す反応器と、
前記反応器を内部に収納する密閉容器とを備え、
前記気体が加熱対象流体に放熱して前記気体を凝縮液として凝縮させる凝縮部と、前記凝縮液が冷却対象流体から受熱して前記凝縮液を前記気体として蒸発させる蒸発部とを有するとともに、
前記密閉容器内において、底部位に前記蒸発部を配置し、底部位以外の部位に前記凝縮部を配置して構成され、
前記蒸発部は、前記冷却対象流体が通流される伝熱管を前記密閉容器の前記底部位の内壁に沿って巡らせてなるケミカルヒートポンプ。 - 前記凝縮部は、前記加熱対象流体が通流される伝熱管を前記密閉容器の前記底部位以外の部位の内壁に沿って巡らせてなる請求項1に記載のケミカルヒートポンプ。
- 前記反応器の上部に、前記凝縮部で凝縮された前記凝縮液の前記反応材への滴下を防止する滴下防止カバーが設けられた請求項1又は2に記載のケミカルヒートポンプ。
- 一本の伝熱管において、当該伝熱管内を前記冷却対象流体が流れる状態で一部が前記蒸発部として働き、当該伝熱管内を前記加熱対象流体が流れる状態で他部が前記凝縮部として働く請求項1〜3のいずれか一項に記載のケミカルヒートポンプ。
- 前記凝縮部と前記蒸発部とが、それぞれ別個の伝熱管により構成され、前記凝縮部において前記伝熱管内を流れる前記加熱対象流体が加熱され、前記蒸発部において前記伝熱管内を流れる前記冷却対象流体が冷却される請求項1〜3のいずれか一項に記載のケミカルヒートポンプ。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載のケミカルヒートポンプを備え、
当該ケミカルヒートポンプにおいて、
高温水を前記反応器に送り、前記反応材が前記高温水から受熱して前記脱離反応をする蓄熱工程と、
低温水を前記反応器に送り、前記反応材が前記低温水に放熱して前記水和反応をする熱利用工程との間で、切換え可能に構成された熱利用システム。 - 前記熱利用工程において、前記反応器に前記低温水を供給して、前記反応器から発生する熱を回収する熱回収動作を実行するとともに、前記熱の回収により得られた湯水を貯湯タンクに貯湯可能に構成されている請求項6に記載の熱利用システム。
- 前記凝縮部と前記蒸発部とが、それぞれ別個の伝熱管により構成されている場合に、前記蓄熱工程において、前記凝縮部に前記低温水を前記加熱対象流体として供給して、前記凝縮部から発生する凝縮熱を回収する凝縮熱回収動作を実行するとともに、前記凝縮熱の回収により得られた湯水を貯湯タンクに貯湯可能に構成されている請求項6又は7に記載の熱利用システム。
- 一本の伝熱管において、当該伝熱管内を前記冷却対象流体が流れる状態で一部が前記蒸発部として働き、当該伝熱管内を前記加熱対象流体が流れる状態で他部が前記凝縮部として働く場合に、前記蓄熱工程において、前記凝縮部から発生する凝縮熱を当該伝熱管を流れる流体により回収する凝縮熱回収動作を実行するとともに、さらに前記蒸発部において前記凝縮液が保有する熱を当該伝熱管を流れる流体により回収して、得られた湯水を貯湯タンクに貯湯可能に構成されている請求項6又は7に記載の熱利用システム。
- 前記熱利用工程において、前記蒸発部における前記冷却対象流体を外部環境からの熱により加熱する加熱手段を備えた請求項6〜9のいずれか一項に記載の熱利用システム。
- 前記反応器に供給される前記低温水、若しくは前記凝縮部に供給される前記加熱対象流体を外部環境へ熱を捨てることにより冷却する冷却手段を備えた請求項6〜10のいずれか一項に記載の熱利用システム。
- 前記凝縮液の温度に基づいて、前記蓄熱工程において前記凝縮部に供給される前記加熱対象流体の流量を制御する第1流量制御手段、及び、前記凝縮液の温度に基づいて、前記熱利用工程において前記反応器に供給される前記低温水の流量を制御する第2流量制御手段のいずれか一方、又は両方を備えた請求項6〜11のいずれか一項に記載の熱利用システム。
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