JP2005195187A - ソーラーヒートポンプシステム - Google Patents

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克也 脇田
Motohiro Suzuki
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Abstract

【課題】圧縮機への液冷媒の流入防止と太陽電池温度の均一化とを両立させた、エネルギー利用効率の高いソーラーヒートポンプシステムを実現する。
【解決手段】圧縮機、室内熱交換器、室外熱交換器、膨張弁を有し、冷媒が流通するヒートポンプサイクルと、太陽電池1、太陽電池1が太陽光7から受けた熱を収熱して伝導する太陽電池1の裏面側に配置された太陽熱伝導部3、冷媒が流通する配管5の所定の一部を太陽熱伝導部3の熱によって集中的に加熱するスーパーヒート部4、を有するハイブリッドパネルと、を備えた。
【選択図】図1



Description

本発明は、ヒートポンプ手段を用いた太陽光利用のソーラーヒートポンプシステムに関するものである。例えば、二酸化炭素を冷媒とするソーラーヒートポンプシステムに関するものである。
従来、太陽光を利用する冷暖房給湯機では、太陽光熱集熱器(以下、ハイブリッドパネルと記載)の表面に太陽電池を配設し、このハイブリッドパネルによって集めた熱を、水または不凍液等の作動流体を用いて搬送する顕熱による熱搬送の形態を採っており、さらには搬送した熱を一旦蓄熱(貯湯)槽に蓄熱し、給湯または暖房の熱源として利用するといった構成となっている。
しかし、このような構成の冷暖房給湯機においては、蓄熱(貯湯)槽の温度状態によってハイブリッドパネルの温度が上昇し、これによって太陽電池自身の温度も上昇するため、発電効率が低下するといった課題が存在していた。この課題を解決するために、ヒートポンプで用いられているフロン冷媒等の作動流体を、ハイブリッドパネル部に循環させ、太陽電池の温度を低く保つような提案が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来のソーラーヒートポンプシステムを示すものである。図8において、ソーラーヒートポンプ給湯回路を用いた給湯運転及びソーラーヒートポンプ暖房回路を用いた暖房運転時には、ハイブリッドパネル110が吸熱の役割をする熱交換器として働くために、冷媒温度が第一電子膨張弁118の作動によって大気温度以下に設定される。そのため、ハイブリッドパネル110における太陽電池101の配設部以外の部分より取り込まれる太陽熱、太陽電池101からの排熱、熱交換部におけるフィン124を介して得られる大気熱を集熱することができ、得られた熱量を再び大気に放熱することなく全て暖房あるいは給湯のための熱として利用することでシステムの効率を高くすることができる。さらに、太陽電池101は、低温の冷媒によって冷却されるために太陽電池101自身の発電効率も高めることができるといった特徴を有している。
しかし、この特許文献1のヒートポンプシステムにおいては、太陽光熱の集熱は給湯又は暖房用途に限定されており、例えば夏季の冷房運転時においては太陽電池の温度も上昇し、発電効率が低下するといった課題が存在した。さらには、暖房運転時においても暖房負荷と太陽熱集熱量の量的不整合によって太陽電池の温度が上昇し、発電効率が低下する、あるいは太陽光熱を有効利用できないといった課題を有していた。この課題を解決するために、用途や負荷に応じて、ヒートポンプシステムの中で吸熱及び放熱の役割を担う複数の熱交換器を組み合わせたり、切り替えながら運転をおこなっていくといった提案もなされている(例えば、特許文献2参照)。
図9は、特許文献2に記載された従来のソーラーヒートポンプシステムを示すものである。図9において、バルブ235、236、第一膨張弁237、第二膨張弁232の開閉を各々制御することで、太陽光熱のみ、空気(大気)熱のみ、あるいは太陽光熱と空気熱の両方を熱源とするモードで運転することができる。また、暖房運転時または蓄熱槽への蓄熱時に、ハイブリッドパネル231のみ、室外熱交換器213のみ、あるいはハイブリッドパネル231と室外熱交換器213の両方を蒸発器として切り替えながら運転することができる。この結果、例えば暖房運転時においてハイブリッドパネル231での蒸発熱量が室内熱交換器212で要求される凝縮熱量と比較して不足した場合でも空気熱を有効利用することができる。
また、冷房運転時にハイブリッドパネル231と室内熱交換器212を蒸発器として機能させると共に、室外熱交換器213のみ、あるいは室外熱交換器213と冷媒水熱交換器216の両方を凝縮器として切り替えながら機能させることが可能となる。このため、太陽光熱による余剰熱を貯湯槽222に蓄えて太陽光熱を有効に利用すると共に、太陽電池の温度上昇を抑制することにより発電性能の低下を防ぐことができる。
さらに、ヒートポンプ装置の冷媒として従来用いられてきたハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)冷媒やハイドロフルオロカーボン(HFC)冷媒がオゾン層破壊あるいは地球温暖化といった悪影響を及ぼすために、これらの代替として自然界に存在する炭化水素や二酸化炭素などの自然冷媒の使用が提案されている。
特開平5−66065号公報 特開2000−171105号公報
しかしながら、二酸化炭素を冷媒として用いるソーラーヒートポンプシステムにおいては、太陽電池と熱交換機能の役割を果たす冷媒配管から構成されるハイブリッドパネル出口側における冷媒の過熱度が変動し、気液2相状態で圧縮機に送られた場合には、作動圧力が高く液密度も大きいために、従来のHCFC冷媒やHFC冷媒使用時と比較して圧縮機の耐久性に与える悪影響は甚大なものとなってしまう。
さらに、ハイブリッドパネルにおいて、置かれている温度が異なる太陽電池を並列に接続すると最大電力が大きく内部インピーダンスが小さいパネルに近い発電電圧となってしまい、最大電力が小さい太陽電池からは最大電力よりも小さな電力しか得ることができず、システム全体としての発電効率は低下してしまうといった課題が存在した。
また、従来の構成においては、冷房運転時において、ハイブリッドパネルと室内熱交換器との両方を蒸発器として並列に、暖房運転及び/または給湯運転時においてハイブリッドパネルでの蒸発熱量が過剰に得られる場合には、ハイブリッドパネルのみを蒸発器として機能させているが、日射量や外気温度が変化するために、常には圧縮機への液冷媒の流入防止と太陽電池温度の均一化とを両立することができない、といった課題が存在した。
本発明は上記課題を解決するもので、圧縮機への液冷媒の流入防止と太陽電池温度の均一化とを両立できる、ソーラーヒートポンプシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
圧縮機、室内熱交換器、室外熱交換器、膨張弁を有し、冷媒が流通するヒートポンプサイクルと、
太陽電池、前記太陽電池が太陽光から受けた熱を収熱して伝導する前記太陽電池の裏面側に配置された太陽熱伝導部、前記冷媒が流通する配管の所定の一部を前記太陽熱伝導部の熱によって集中的に加熱するスーパーヒート部、を有するハイブリッドパネルと、を備えたソーラーヒートポンプシステムである。
第2の本発明は、
前記所定の一部の上流側の配管は、熱的に伝熱しないように前記太陽熱伝導部と離れて配置されている、第1の本発明のソーラーヒートポンプシステムである。
第3の本発明は、
さらに、前記ハイブリッドパネルは、前記所定の一部の上流側の前記配管の一部と前記太陽熱伝導部との間に、断熱層を有する、第1の本発明のソーラーヒートポンプシステムである。
第4の本発明の、
前記太陽熱伝導部は、前記太陽電池の裏面側に設けられた熱伝導板であり、
前記スーパーヒート部は、前記熱伝導板の、前記配管の所定の一部に接する部分である、第1の本発明のソーラーヒートポンプシステムである。
第5の本発明は、
前記熱伝導板の材質は、セラミックス、銅、カーボンのいずれかである、第4の本発明のソーラーヒートポンプシステムである。
第6の本発明は、
前記太陽熱伝導部は、前記太陽電池の裏面側に設けられたヒートパイプであり、
前記スーパーヒート部は、前記ヒートパイプの、前記配管の所定の一部に接する部分である、第1の本発明のソーラーヒートポンプシステムである。
第7の本発明は、
前記所定の一部の上流側の配管の一部は、前記太陽熱伝導部と熱交換されるようになっており、
前記冷媒は、前記所定の一部の入口部では必ず液相状態が残され、その後に、前記所定の一部において完全に気相状態にされる、第1の本発明のソーラーヒートポンプシステムである。
第8の本発明は、
前記所定の一部の上流側の前記配管の一部は、前記太陽熱伝導部と近接して配置されている、第7の本発明のソーラーヒートポンプシステムである。
本発明により、圧縮機への液冷媒の流入防止と太陽電池温度の均一化とを両立できる、ソーラーヒートポンプシステムを提供することができる。
以下、本発明のソーラーヒートポンプシステムの実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネルの構成を示す断面図である。
はじめに、本実施の形態1のハイブリッドパネルの構成について図1を用いて説明する。1は太陽電池、2は複数の太陽電池1を収蔵しユニット化した太陽電池のセルケース、3は熱伝導板である。そして、6はガラス、7は太陽光である。熱伝導板3は、太陽電池1や太陽電池のセルケース2が太陽光7によって受けた熱を吸収すると共に、熱伝導性に優れた材質でできている。なお、熱伝導板3は、本発明の太陽熱伝導部の一例である。
そして、図1に示すように、熱伝導板3の一部が、太陽電池1から離れた位置で、内部を冷媒が流通するヒートポンプサイクルの冷媒配管5と接している。この熱伝導板3の一部と冷媒配管5が接している部分がスーパーヒート部4で、この部分で、冷媒配管5の内部を流通する冷媒を加熱する。冷媒配管5は、スーパーヒート部4と接する部分以外では、ハイブリッドパネル部分の温度の影響を受けないよう、ハイブリッドパネルから離れた位置に配置されている。
なお、図1において、本実施の形態1のソーラーヒートポンプシステムとは直接関係しない、太陽電池1で発生した電気の取り出しに必要な構成要素については記載を省略している。
次に、本実施の形態1のソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネル部分の動作について説明する。
スーパーヒート部4に達する直前の冷媒配管5内の冷媒状態は、膨張弁から出て気体及び液体からなる2相流になっている。
一方、太陽光7が照射されたハイブリッドパネルは、時間と共に太陽電池が置かれていない部分の太陽光熱、太陽光発電時のロスによる発熱などによってハイブリッドパネル自身の温度が上昇してくる。ここで、これらの熱を全て熱伝導板3に集熱することで、熱伝導板3を介して熱がハイブリッドパネル全体に拡がり、均温化がなされることになる。
ここで、図1に示すように、熱伝導板3は、スーパーヒート部4の部分を除いて冷媒配管5とは離れて配置されているため、冷媒配管5内を流通する冷媒の温度の影響を受けることがない。したがって、熱伝導板3によるハイブリッドパネル全体の均温化が容易になされることになる。
そして、スーパーヒート部4の部分で、熱伝導板3は冷媒配管5と接しているため、スーパーヒート部4で、熱伝導板3から冷媒配管5内を流通する冷媒への熱移動が起こる。そして、冷媒配管5内を流通する冷媒は、熱を与えられることによって液化していた冷媒が全て気化され、熱を伝えた熱伝導板3の温度は低下する。なお、冷媒配管5内を流通する冷媒が、スーパーヒート部4において液体状態で残らず全て気化されるように、冷媒配管5内の冷媒の流量を調整する。
したがって、ハイブリッドパネル全体は、冷媒によって温度が低下された熱伝導板3により、低温での均温化がなされることになる。
このように、本実施の形態1のソーラーヒートポンプシステムによって、冷媒の気液2相流の状態は熱伝導板3がスーパーヒート部4で全て気化することで解消され、さらに熱伝導板3が配設されていることでハイブリッドパネル全体の均温化を行うことができる。
ここで、熱伝導板3の素材としては、窒化アルミニウム、アルミナ等のセラミックス、カーボンシート、酸化ベリリウム、酸化マグネシウム、シリカなどの酸化物、銅、ニッケル、クロム、マグネシウムなどの金属及びそれらの合金などが挙げられる。
なお、本実施の形態1では、太陽熱伝導部として熱伝導板3を用いたが、熱伝導板3の代わりにヒートパイプを用いる構成としてもよい。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態におけるソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネルの構成を示す断面図である。
はじめに、本実施の形態2におけるソーラーヒートポンプシステムで用いるハイブリッドパネルの構成について図2を参照しながら説明を行う。なお、図1のハイブリッドパネルと同じ構成部分については、同じ符号を用いている。
1は太陽電池、2は複数の太陽電池1を収蔵しユニット化した太陽電池のセルケース、53は熱伝導板、54はハイブリッドパネルの裏面に配設されている冷媒配管に熱伝導板53を通して熱を搬送し、冷媒を全て気化させるスーパーヒート部、55は冷媒配管、6はガラス、7は太陽光である。図2の、熱伝導板53と冷媒配管55の間の部分は、太陽電池のセルケース2の一部である。ここで、熱伝導板53は、太陽電池1や太陽電池のセルケース2が太陽光7によって受けた熱を吸収すると共に、熱伝導性に優れた材質でできている。
なお、図2において、本実施の形態2にのソーラーヒートポンプシステムとは直接関係しない、太陽電池1で発生した電気の取り出しに必要な構成要素については記載を省略している。
また、図2はハイブリッドパネルに配設された冷媒配管55内を流れる冷媒流れに対して垂直方向からの断面であり、冷媒配管55内の冷媒の流路はフィン状態になった流路であっても配管状になった流路であっても構わない。
次に、本実施の形態2のソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネル部分の動作について説明する。
冷媒配管55が、ハイブリッドパネルの裏面側に配設されている部分に流入してくる直前の部分における冷媒の状態は、膨張弁から出て気体及び液体からなる2相流になっており、この状態にてハイブリッドパネルの裏面側に入ってくる。
一方、太陽光7が照射されたハイブリッドパネルは、時間と共に太陽電池1が置かれていない部分の太陽光熱、太陽光発電時のロスによる発熱などによってハイブリッドパネル自身の温度が上昇してくる。ここで、これらの熱を全て熱伝導板53に集熱することで、熱伝導板53を介して熱がハイブリッドパネル全体に拡がり、均温化がなされることになる。
さらに、熱伝導板53の一部であるスーパーヒート部54が冷媒が流れる冷媒配管55と接続しているため、スーパーヒート部54を通じて熱伝導板53から冷媒へと熱移動が起こり、冷媒は熱を与えられることによって液化していた冷媒が全て気化され、熱を伝えた熱伝導板53の温度は低下することとなる。
このように、本実施の形態2のソーラーヒートポンプシステムによって、冷媒の気液2相流の状態は、熱伝導板53が冷媒配管55と接続される部分(スーパーヒート部54)で全て気化することで解消され、さらに熱伝導板53があることでハイブリッドパネル全体の均温化を行うことができる。
なお、冷媒配管55内の冷媒の状態が、スーパーヒート部54に達する際には液体状態が残り、スーパーヒート部54で過熱されて完全に気化されるように冷媒流量を調整することで、ハイブリッドパネル全体の均温化と圧縮機への液冷媒流入の防止を両立させることができる。
ここで、熱伝導板53の素材としては、窒化アルミニウム、アルミナ等のセラミックス、カーボンシート、酸化ベリリウム、酸化マグネシウム、シリカなどの酸化物、銅、ニッケル、クロム、マグネシウムなどの金属及びそれらの合金などが挙げられる。
また、熱伝導板53の厚みや形状などは特に限定されるものではないが、ハイブリッドパネルにおいて発生する熱量を集熱しやすく、ハイブリッドパネルの裏面に配設されている冷媒配管55とできる限り圧縮機側で接触していることが好ましい。
次に、本実施の形態2のソーラーヒートポンプシステムの動作内容について、従来例でもある図9を用いて説明を行う。
図9中、212は室内熱交換器、213は室外熱交換器、214は圧縮機、216は冷媒水熱交換器、222は貯湯槽、231はハイブリッドパネル、232は第二膨張弁、233は四方弁、234は三方切り替え弁、235、236はバルブ、237は第一膨張弁である。
太陽熱給湯モード、太陽熱・空気熱併用給湯モード、太陽熱暖房モード、太陽熱・空気熱併用暖房モードの各モードが、太陽熱を利用した際の運転モードである。以下に、これらの各モードにおける冷媒の動きを中心に動作内容について記述する。
(1)太陽熱給湯モード
圧縮機214、四方弁233(パスは233a)、三方切り替え弁234、冷媒水熱交換器216、バルブ236、第一膨張弁237、ハイブリッドパネル231、四方弁233(パスは233b)を介して圧縮機214に戻る回路を構成することによって、太陽熱を用いた給湯システムが可能となる。
このモードの場合には、ハイブリッドパネル231を蒸発器、冷媒水熱交換器216を凝縮器として用い、ハイブリッドパネル231で集めた熱量を用いて湯をわかすエネルギーとしている。また、このモードの時はバルブ235は閉じられている。
(2)太陽熱・空気熱併用給湯モード
このモードは、熱源として太陽光熱と空気熱(大気熱)を併用するものであり、圧縮機214、四方弁233、三方切り替え弁234、冷媒水熱交換器216を接続し、一方のバルブ235、第二膨張弁232、室外熱交換器213の経路と、他方のバルブ236、第一膨張弁237、ハイブリッドパネル231の経路を並列に接続し、四方弁233を介して圧縮機214に戻る回路を構成している。そしてこのモードでは、第二膨張弁232によって室外熱交換器213の過熱制御を行うと共に、第一膨張弁237によってハイブリッドパネル231の過熱制御を行い、それぞれの出口圧力、温度が等しくなるように制御している。この時、ハイブリッドパネル231と室外熱交換器213は蒸発器として機能し、冷媒水熱交換器216は凝縮器として機能している。
(3)太陽熱暖房モード
圧縮機214、四方弁233、三方切り替え弁234、室内熱交換器212、バルブ236、第一膨張弁237、ハイブリッドパネル231、四方弁233を介して圧縮機214に戻る回路を構成して、太陽光熱による室内の暖房を行うモードとなる。このモードにおいては、ハイブリッドパネル231は蒸発器として機能し、室内熱交換器212は凝縮器として機能している。また、本モードの時には、バルブ235は閉じられている。
(4)太陽熱・空気熱併用暖房モード
太陽光熱及び空気熱(大気熱)を併用して、室内暖房用のエネルギーを得るモードである。
本モードにおいては、圧縮機214、四方弁233、三方切り替え弁234、室内熱交換器212を接続し、一方のバルブ235、第二膨張弁232、室外熱交換器213の経路と、他方のバルブ236、第一膨張弁237、ハイブリッドパネル231の経路を並列に接続し、四方弁33を介して圧縮機214に戻る回路を構成する。さらにこのモードにおいては、第二膨張弁32によって室外熱交換器213の過熱制御を行うと共に、第一膨張弁237によってハイブリッドパネル231の過熱制御を行い、夫々の出口圧力、温度が等しくなるように制御している。この時、ハイブリッドパネル231と室外熱交換器213は蒸発器として機能し、室内熱交換器212は凝縮器として機能している。
ここで、本実施の形態2のソーラーヒートポンプシステムにおける太陽光利用ヒートポンプの動作内容については、従来のシステムとの変更点が無いため、上記に示したような従来と同じ冷媒の流れ方及び制御の仕方を用いるものとする。本実施の形態以外の他の実施の形態についても同様である。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態におけるソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネルの構成を示す断面図である。
図2に示した実施の形態2のハイブリッドパネルとは、熱伝導板53と冷媒配管55との間に断熱層8が配置されている点のみが異なり、その他は、実施の形態2のハイブリッドパネルと同じ構成である。実施の形態2のハイブリッドパネルと同じ構成部分については、同じ符号を用いている。
断熱層8の材料及び方法としては、グラスウール、微粉末シリカ、シリカ繊維、シリカアルミナ繊維等の無機材料やシクロペンタン、硬質ポリウレタン等の有機材料、あるいは内部を中空にした真空断熱といった方法が挙げられ、特に限定されるものではない。
本実施の形態3においては、スーパーヒート部54以外の熱伝導板53の部分と、スーパーヒート部54より上流側の冷媒配管55の部分との間に断熱層8が設けられているために、熱伝導板53から直下の冷媒配管55への熱伝導が抑制され、効率よくスーパーヒート部54に集熱することができる。
このように、スーパーヒート部54の単位時間あたりの集熱量が増すことで、ハイブリッドパネルがおかれている外気温や冷媒配管55中を流れる冷媒の流量といった観点より、さらに広い操作範囲において冷媒配管55中を流れる冷媒のスーパーヒート部54における完全気化が行える。さらには、熱の移動が断熱層8によって抑制されていることで、熱伝導板53の中での熱の移動が優先し、ハイブリッドパネルの均温化を速やかに行うことができる。
断熱層8を設けたことにより、太陽熱の搬送に対してロスが少なくスーパーヒート部54に集熱することが可能となり、かつハイブリッドパネルの裏側を流れる冷媒に対して加熱する部分が限定されることで、気液混合状態から気相状態への変換を効率的に行うことが可能となる。
また、熱伝導板53としては、直下に位置する冷媒配管55方向への熱伝達速度よりもスーパーヒート部54への熱伝達速度が速いことが条件であり、素材の熱伝導度に異方性があるもの、もしくは大きな値であれば特に限定されるものではないが、特にセラミックス、アルミナ、銅板、カーボンシートより選ばれる1形態のものであることが好ましい。
(実施の形態4)
図4は、本発明の第4の実施の形態におけるソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネルの構成を示す断面図である。
図2に示した実施の形態2のハイブリッドパネルとは、太陽熱伝導部として、熱伝導板53ではなく、ヒートパイプ9を用いている点のみが異なり、その他は、実施の形態2のハイブリッドパネルと同じ構成である。実施の形態2のハイブリッドパネルと同じ構成部分については、同じ符号を用いている。
太陽光7の照射と共に温度が上昇してくるハイブリッドパネルにおいて、太陽電池1の太陽照射面とは反対の面にヒートパイプ9を配設することにより、発生もしくは蓄積されてくる熱を速やかにヒートパイプ9にて集熱し、ハイブリッドパネルのスーパーヒート部64に速やかに集熱させることが行える。実施の形態2の場合と同様に、スーパーヒート部64で、ヒートパイプ9が冷媒配管55に接続されている。
ヒートパイプ9内は可能な限り空気や窒素、酸素などが排除され、熱輸送の媒体となる作動液のみが充填されており、ヒートパイプ9各部での温度差はせいぜい数℃の範囲にとどまることから、ヒートパイプ9と接している太陽電池1の温度は速やかに均温化されるものと考えられる。また、太陽電池1の温度よりも冷媒配管55と接しているヒートパイプ9の部分の方が低温になっているということを前提にした場合には、ヒートパイプ9の熱搬送能力が高いことより、スーパーヒート部64への集熱が速やかに行われ、効率のよい冷媒の完全気化が行える。
本実施の形態4で用いるヒートパイプ9の形状は、棒状であってもシート状であっても問題はない。さらには、ヒートパイプ9と受熱板とを組み合わせたものを、スーパーヒート部64を含めた熱搬送する部位として用いても問題はない。
また、本実施の形態4のヒートパイプ9の容器の材質として、鉄、銅など、作動液体として、水、メタノール、エタノール等のアルコール類、アセトンなどが挙げられる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の第5の実施の形態におけるソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネルの構成を示す断面図である。
図4に示した実施の形態4のハイブリッドパネルとは、ヒートパイプ9と冷媒配管55との間に断熱層68が配置されている点のみが異なり、その他は、実施の形態4のハイブリッドパネルと同じ構成である。実施の形態4のハイブリッドパネルと同じ構成部分については、同じ符号を用いている。
本実施の形態4においては、スーパーヒート部64以外のヒートパイプ9と、スーパーヒート部64より上流側の冷媒配管55の部分との間に断熱層68が設けられているために、ヒートパイプ9配設直下の冷媒配管55への熱伝導が抑制され、効率よくスーパーヒート部64に集熱することができる。
このように、スーパーヒート部64の単位時間あたりの集熱量が増すことで、ハイブリッドパネルがおかれている外気温や冷媒配管55中を流れる冷媒の流量といった観点より、さらに広い操作範囲において、冷媒配管55中を流れる冷媒のスーパーヒート部64における完全気化が行える。さらには、熱の移動が断熱層68によって抑制されていることで、ヒートパイプ9の中での熱の移動が優先し、ハイブリッドパネルの均温化を速やかに行うことができる。
断熱層68を設けたことにより、太陽熱の搬送に対してロスが少なくスーパーヒート部64に集熱することが可能となり、かつハイブリッドパネルの裏側の冷媒配管55内を流れる冷媒に対して加熱する部分が限定されることで、気液混合状態から気相状態への変換を効率的に行うことが可能となる。
(実施の形態6)
図6は、本発明の第6の実施の形態におけるソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネルの冷媒配管との位置関係を示す図である。図6(a)は、ハイブリッドパネルの背面側に配置された冷媒配管の構成を示しており、図6(b)は、ハイブリッドパネルの上面側から見た構成を示している。
本実施の形態6のハイブリッドパネルの側面から見た構成は、実施の形態2のハイブリッドパネルと同じ構成で、図2に示す通りである。但し、図6(b)に示す、熱伝導板73およびスーパーヒート部74は、それぞれ、図2の熱伝導板53およびスーパーヒート部54に相当する。
図2および図6を用いて、本実施の形態6のハイブリッドパネル部分の構成について説明する。
冷媒配管55は、ハイブリッドパネルの背面部分では、図6(a)に示すように、ハイブリッドパネルの全面からの熱を有効に受熱できるように、複数に分岐され平行に配置される構成となっている。このように配置した構成が、本発明の、太陽熱伝導部と熱交換できるように近接して配置した構成の例である。
そして、熱伝導板73は、図6(b)に示すように、平行に分岐して配置された冷媒配管55に沿うように平行な分岐した形状であり、分岐した冷媒配管55が結合する部分に対応する部分で結合してスーパーヒート部74を形成している。
このような構成にすることで、ハイブリッドパネルの背面部分の分岐された冷媒配管55を流通する冷媒は、分岐して平行に配置された熱伝導板73の部分からの熱により加熱される。したがって、ハイブリッドパネルからの出口部分であるスーパーヒート部74に達するまでに、冷媒配管55内を流通する冷媒が加熱されているので、その分、スーパーヒート部74で冷媒を完全に気化させるために必要な熱量が少なくて済むことになる。
このように、ハイブリッドパネルの裏側を流れる冷媒に対して加熱を行う時間が長くなり、かつ効果的に熱を冷媒へと供給することで、冷媒がスーパーヒート部74を通過する際に、冷媒を気液2相流から全て気相流へと変換し易くなる。
(実施の形態7)
図7は、本発明の第7の実施の形態におけるソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネルの構成を示している。図7(a)および図7(b)は、それぞれ、本実施の形態7のハイブリッドパネルの上面および側面から見た構成を示している。他の実施の形態と同じ構成部分については、同じ符号を用いている。
他の実施の形態1〜3および6で説明したハイブリッドパネルの熱伝導板には、熱伝導の機能と共に熱吸収の機能も兼ね備えたものを使用したが、熱伝導と熱吸収の機能を分けた構成にしてもよい。本実施の形態6のソーラーヒートポンプシステムは、太陽熱伝導部の構成を、熱伝導と熱吸収の機能を分けた構成にしたものである。
図7(a)および(b)に示すように、ハイブリッドパネルで受けた太陽光による熱を有効に吸収できるように、太陽光受熱板80が、太陽電池1の裏面に接するようにハイブリッドパネルの全面に渡って配置されている。そして、熱伝導板83が、太陽光受熱板80の太陽電池1とは反対側の面に接して配置されている。太陽光受熱板80は、熱の吸収に優れた機能を有しており、熱伝導板83は、熱の伝導に優れた機能を有している。
次に、本実施の形態7のソーラーヒートポンプシステムのハイブリッドパネル部分の動作について説明する。
太陽電池1、およびハイブリッドパネルの太陽電池1の配置されていない部分が太陽光によって得た熱を、太陽光受熱板80が吸収する。そして、太陽光受熱板80で得られた熱を熱伝導板83がスーパーヒート部84に伝導し、スーパーヒート部84で、冷媒配管55内を流通する気液混合状態の冷媒を完全に気化させる。
それとともに、太陽光受熱板80が熱伝導板83と面接触して配置されているので、太陽光受熱板80上の温度分布が均等化され、ハイブリッドパネル全体が均温化される。
他の実施の形態1〜3および6においても、本実施の形態6の構成と同様に、太陽熱伝導部の構成を、熱伝導と熱吸収の機能を分けた構成にしてもよい。
なお、各実施の形態で用いる冷媒には、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)冷媒やハイドロフルオロカーボン(HFC)冷媒の他、炭化水素や二酸化炭素などの自然冷媒を用いることができる。
自然冷媒を用いることにより、オゾン層破壊あるいは地球温暖化といった悪影響のないヒートポンプシステムを構築することが可能となる。さらには、これらの冷媒は操作圧力が高く液密度も高いことから、従来は圧縮機の信頼性確保が困難であったが、本発明のソーラーヒートポンプシステムによって構築することが可能となる。
以上に説明したように、各実施の形態のソーラーヒートポンプシステムを用いると、
太陽電池の太陽熱を集熱したスーパーヒート部を設けたことにより、冷媒配管を流れる冷媒が、スーパーヒート部を通過する際に気液2相流から全て気相流へと変換され、太陽電池温度の均温化と同時に圧縮機への液冷媒の流入防止を両立することが可能となる。
また、時間と共に太陽電池に蓄積される熱量を太陽熱伝導部を介して、速やかにハイブリッドパネルのスーパーヒート部へと伝熱させるために、太陽電池の温度上昇が抑制され、かつ太陽電池の均温化が可能となる。
したがって、本発明のソーラーヒートポンプシステムを用いることにより、システムの運転に対する信頼性が高く、かつ高いエネルギー効率を有するシステムを実現することができる。
本発明に関するソーラーヒートポンプシステムは、信頼性を確保しつつ、高いエネルギー効率を有し、家庭用冷暖房給湯機等として有用である。また、工業用加熱・冷却装置等の用途にも応用が可能である。また、本発明に関するハイブリッドパネルの構造は太陽電池をパネル化した際に効率よく用いる方法等としても有用である。
本発明の実施の形態1にかかるソーラーヒートポンプシステムに用いるハイブリッドパネルの断面図 本発明の実施の形態2にかかるソーラーヒートポンプシステムに用いるハイブリッドパネルの断面図 本発明の実施の形態3にかかるソーラーヒートポンプシステムに用いるハイブリッドパネルの断面図 本発明の実施の形態4にかかるソーラーヒートポンプシステムに用いるハイブリッドパネルの断面図 本発明の実施の形態5にかかるソーラーヒートポンプシステムに用いるハイブリッドパネルの断面図 本発明の実施の形態6にかかるソーラーヒートポンプシステムの、(a)ハイブリッドパネルの背面の冷媒配管図、および(b)ハイブリッドパネルの上面図 本発明の実施の形態7にかかるソーラーヒートポンプシステムの、(a)ハイブリッドパネルの上面図、および(b)ハイブリッドパネルの断面図 従来のソーラーヒートポンプシステム(特許文献1)の構成図 従来のソーラーヒートポンプシステム(特許文献2)の構成図
符号の説明
1 太陽電池
2 太陽電池のセルケース
3 熱伝導板
4 スーパーヒート部
5 冷媒配管
6 ガラス
7 太陽光
8 断熱層
9 ヒートパイプ
110 ハイブリッドパネル
111 貯湯槽加熱手段
112 室内熱交換器手段
113 室外熱交換器手段
114 圧縮機
115 第一四方弁
116 冷媒水熱交換器
117 第一電磁弁
118 第一電子膨張弁
119 第二四方弁
120 第二電子膨張弁
121 第三電子膨張弁
122 貯湯槽
123 循環ポンプ
124 フィン
125 ヘッダー管
126 電力供給制御装置
127 蓄電池
128 交直変換装置
129 インバータ
130 サイクル制御装置
231 ハイブリッドパネル
232 第二膨張弁
233 四方弁
234 三方切り替え弁
235、236 バルブ
237 第一膨張弁

Claims (8)

  1. 圧縮機、室内熱交換器、室外熱交換器、膨張弁を有し、冷媒が流通するヒートポンプサイクルと、
    太陽電池、前記太陽電池が太陽光から受けた熱を収熱して伝導する前記太陽電池の裏面側に配置された太陽熱伝導部、前記冷媒が流通する配管の所定の一部を前記太陽熱伝導部の熱によって集中的に加熱するスーパーヒート部、を有するハイブリッドパネルと、を備えたソーラーヒートポンプシステム。
  2. 前記所定の一部の上流側の配管は、熱的に伝熱しないように前記太陽熱伝導部と離れて配置されている、請求項1に記載のソーラーヒートポンプシステム。
  3. さらに、前記ハイブリッドパネルは、前記所定の一部の上流側の前記配管の一部と前記太陽熱伝導部との間に、断熱層を有する、請求項1に記載のソーラーヒートポンプシステム。
  4. 前記太陽熱伝導部は、前記太陽電池の裏面側に設けられた熱伝導板であり、
    前記スーパーヒート部は、前記熱伝導板の、前記配管の所定の一部に接する部分である、請求項1に記載のソーラーヒートポンプシステム。
  5. 前記熱伝導板の材質は、セラミックス、銅、カーボンのいずれかである、請求項4に記載のソーラーヒートポンプシステム。
  6. 前記太陽熱伝導部は、前記太陽電池の裏面側に設けられたヒートパイプであり、
    前記スーパーヒート部は、前記ヒートパイプの、前記配管の所定の一部に接する部分である、請求項1に記載のソーラーヒートポンプシステム。
  7. 前記所定の一部の上流側の配管の一部は、前記太陽熱伝導部と熱交換されるようになっており、
    前記冷媒は、前記所定の一部の入口部では必ず液相状態が残され、その後に、前記所定の一部において完全に気相状態にされる、請求項1に記載のソーラーヒートポンプシステム。
  8. 前記所定の一部の上流側の前記配管の一部は、前記太陽熱伝導部と近接して配置されている、請求項7に記載のソーラーヒートポンプシステム。
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