JP2008308648A - 両面テープ及びテープアセンブリー - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の部品を間隔を開けて対象物に取り付ける場合であっても、部品の貼付工程や両面テープの剥離紙の取り外し工程の作業が大変にならないようにする。
【構成】 テープアセンブリーAは、部品3(部品31,32及び33)、両面テープ1’、部品2(部品2a,2b及び2c)及び両面テープ1とを備える。両面テープ1は、両面が接着面である基材部20a,20b及び20cと、基材部20a,20b及び20cの両接着面に貼り付けられた剥離紙10、30とを有し、剥離紙10の一部が基材部20a,20b及び20cを部品2a,2b及び2cの配置に対応した位置関係で互いに連結するタブ部11となっている。両面テープ1’についても同様である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気製品のハウジングや基板等に複数の部品を貼り付けるに際して使用される両面テープ等に関する。
両面テープは、両面が接着層である基材部と、基材部の接着面に貼り付けられた剥離紙とを有したものが一般的であり、非常に使い勝手が良いことから多種多様な分野で利用されている。電気製品の分野についてもその組み立て作業の効率化を高める上で重要な役割を担っている(例えば、特許文献1等)。
実登第3005548号公報
しかしながら、複数の部品を間隔を開けて対象物に取り付ける場合、両面テープを部品毎に貼り付けることが必要であることから、貼付工程が多くなり、非効率的で作業が大変であるという問題があった。これは、貼付工程だけでなく、剥離紙の取り外し工程においても全く同様に作業が大変であるという問題があった。
本発明は上記した背景の下で創作されたものであって、その目的とするところは、複数の部品を間隔を開けて対象物に取り付ける場合であっても、部品の貼付工程や両面テープの剥離紙の取り外し工程の作業が大変にならないように改良した両面テープ及びテープアセンブリーを提供することにある。
本発明に係る両面テープは、同種又は異種の複数の部品を同一対象に一度に貼り付けるための両面テープであって、両面が接着面である複数の基材部と、基材部の接着面に貼り付けられた剥離紙とを有し、剥離紙の一部が前記基材部を当該部品の配置に対応した位置関係で互いに連結するタブ部となっている。
好ましくは、剥離紙については、PET材その他の硬質性樹脂を使用したり、文字、記号等を剥離忘れ防止用目印として設けると良い。基材部については、接着面に空気抜き用のスリット溝を設けると良い。また、基材部及び剥離紙については、透明のものを使用すると良い。更に、タブ部の面上に複数の貼り付け位置合わせ孔を設けたり、基材部及び剥離紙の各面上に複数の貼り付け位置合わせ孔を設けると良い。
本発明に係るテープアセンブリーは、同種又は異種の複数の部品と、当該部品を同一対象に一度に貼り付けるための両面テープであって剥離紙の一方が剥がされた前記両面テープとを有している。この構成に加えて、複数の部品に重ねて配置される別の部品と、両部品の間を貼り付けるための両面テープであって剥離紙の両方が剥がされた前記両面テープとを有するようにしても良い。
本発明の請求項1に係る両面テープによる場合、複数の部品を対象物に一度に貼り付けたりすることが可能な構成となっているので、部品の貼付工程や剥離紙の取り外し工程が少なくなり作業自体が非常に楽となる。この点で工程の低コスト化を図る上で大きなメリットがある。しかも従来の両面テープに対して若干の設計変更を施すだけで実現可能であり、テープ自体の低価格化を図る上でもメリットがある。
本発明の請求項2に係る両面テープによる場合、剥離紙としてPET材その他の硬質性樹脂を使用した構成となっているので、請求項1の効果に加えて、タブ部の強度が高くすることができ、部品の貼り付け精度等を高めることが可能になる。
本発明の請求項3に係る両面テープによる場合、少なくとも基材部の接着面に空気抜き用のスリット溝が設けられた構成となっているので、請求項1の効果に加えて、部品の貼り付けの際に空気が混入しても自然と除去され、綺麗かつ確実に貼り付けすることが可能になる。
本発明の請求項4に係る両面テープによる場合、基材部及び剥離紙が透明である構成となっているので、請求項1の効果に加えて、接着面等に微細な埃や異物が付着していないか否かを容易に目視確認することができ、部品の貼り付け工程の確実性を高めることが可能になる。
本発明の請求項5に係る両面テープによる場合、剥離紙に剥離忘れ防止用目印が設けられた構成となっているので、請求項1の効果に加えて、剥離紙の剥がし忘れを防止することができる。特に剥離紙が透明であるときには非常に便利である。
本発明の請求項6又は7に係る両面テープによる場合、タブ部等に貼り付け位置合わせが設けられた構成となっているので、請求項1の効果に加えて、貼り付けの位置合わせの精度を高くすることが可能になる。
本発明の請求項8又は9に係るテープアセンブリーによる場合、複数の部品等が上記両面テープにより予め保持された構成となっているので、複数の部品等を同一対象に一度に貼り付けることができ、両面テープの剥離紙の剥がし忘れもなく、部品を確実に貼り付けることが可能になり、部品の貼付工程の確実性及び効率化を図ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1はテープアセンブリーの組み立て方法を併せて示すその分解斜視図、図2は同テープアセンブリーに使用されている両面テープの分解斜視図、図3は同テープアセンブリーの斜視図、図4は同テープアセンブリーの取付対象である携帯型情報通信端末機の正面図である。
ここに掲げる図1及び図3に示すテープアセンブリーAは、図4に示す携帯型情報通信端末機Bのα部分(ハウジング100の正面下側に配置された十字キースイッチ110及びその周りに位置された押釦スイッチ120、130)の裏側の基板上(以下、これを「対象物」と称する。)に取り付けられるスイッチユニット用部品であって、部品2、部品3、両面テープ1及び両面テープ1’を有し、部品3を部品2に重ねて貼り付けるために両面テープ1’が使用され、部品2を対象物に貼り付けるために両面テープ1が使用されている。
部品2は部品2a,2b及び2cからなる。部品2a,2b及び2cは図4に示す押釦スイッチ120、十字キースイッチ110、押釦スイッチ130の下端側に各々当接する板金である。部品2a,2b及び2cには貼り付け位置合わせ孔201a、201b及び201cが各々形成されている。部品2bの中央部には打ち抜き孔202bが合計4個設けられている。
部品3は上下に重ねて配置される部品31、32及び33からなる。
部品33はフレキシブル回路基板であり、その裏面に上記各スイッチの固定接点を含んだ導電性パターンが形成されている。部品33には貼り付け位置合わせ孔331a、331b及び331c、合計4個の打ち抜き孔332bが各々形成されている。
部品32は互いに間隔を開けて配置される部品32a、32b及び32cからなる。部品32a、32b及び32cは上記各スイッチの可動接点となる湾曲した円形皿状の金属板である。部品32bは部品32a及び32cとは異なり4つ一組になっている。
部品31は部品33に対応した形状を有した樹脂製固定テープであって、部品32a、32b及び32cを部品33の面上に貼り付けるために使用されている。部品31には貼り付け位置合わせ孔311a、311b及び311c、合計4個の打ち抜き孔312bが各々形成されている。
両面テープ1は、部品2a、2b及び2c等を対象物に一度に貼り付けるために使用されるものであって、図2に示すように両面が接着面である基材部20と、基材部20の両接着面に各々貼り付けられた剥離紙10及び30とを有している。最も特徴的であるのは、剥離紙10の一部が基材部20を部品2a、2b及び2cの配置に対応した位置関係で互いに連結するタブ部11となっている点である。
基材部20は透明の樹脂性薄板であって、部品2a、2b及び2cに対応した形状を有した基材部20a,20b及び20cからなる。基材部20a,20b及び20cは、その両面に接着層が各々塗布されて、接着面21a,21b及び21cとなっている。
基材部20a,20b及び20cには、貼り付け位置合わせ孔22a、22b及び22cが各々形成されている。基材部20bには貼り付け位置合わせ孔22bだけでなく、合計4個の打ち抜き孔23bが形成されている。
基材部20aの表裏の面上には、深さが約0.03mm、幅が約2mmの空気抜き用の円弧状のスリット溝24aが設けられている。基材部20cの表裏の面上にも同様なスリット溝24cが設けられている。基材部20bの表裏の面上にも同様なスリット溝24bが設けられており、隣り合う打ち抜き孔23bの各間に設けられている。
剥離紙10については、ここでは透明なPET材(硬質性樹脂)が使用されており、その一部分がタブ部11となっている。即ち、剥離紙10は、長方形のタブ部11と、基材部20a,20b及び20cの一部に応じた形状を有した本体部12とを有している。なお、PET材以外の硬質性樹脂の例としては、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)等がある。
タブ部11には、その面上に合計3個の貼り付け位置合わせ孔111が形成されている。タブ部11の中央部には図1及び図3に示すように赤色の三角の記号が剥離忘れ防止用目印112として設けられている。
本体部12は基材部20a,20b及び20cの一部に応じた形状を有した部材12a,12b及び12cからなる。部材12a、12b及び12cには貼り付け位置合わせ孔121a、121b及び121c、スリット溝123a、123b及び123cが各々形成されている。部材12bには貼り付け位置合わせ孔121bだけでなく、打ち抜き孔122bが合計4個形成されている。
剥離紙30は、剥離紙10に比べて大きな長方形となっており、剥離紙10と同じく透明なPET材(硬質性樹脂)が使用されている。剥離紙30には、剥離紙10の貼り付け位置合わせ孔111に対応して貼り付け位置合わせ孔31が、剥離紙10の貼り付け位置合わせ孔121a、121b及び121c、スリット溝123a、123b及び123cに各々対応して貼り付け位置合わせ孔32a、32b及び32c、スリット溝34a、34b及び34cが各々形成されている。また、剥離紙10の打ち抜き孔122b及び基材部20aの打ち抜き孔23bに対応して打ち抜き孔33bが各々形成されている。
両面テープ1’は、図1及び図2に示されているように部品3と部品2とを重ねて貼り付けるために使用されるものであって、両面が接着面である基材部20’と、基材部20’の両接着面に各々貼り付けられた剥離紙10’及び30’とを有している。そして、剥離紙10’の一部が基材部20’を部品2a、2b及び2cの配置に対応した位置関係で互いに連結するタブ部11’となっている。その構成については両面テープ1と同一であるので、その詳しい説明は省略する。
上記したテープアセンブリーAにおいて、部品31の貼り付け位置合わせ孔311a、311b及び311c、部品33の貼り付け位置合わせ孔331a、331b及び331c、両面テープ1’の基材部20’の貼り付け位置合わせ孔22a’、22b’及び22c’、両面テープ1’の剥離紙10’の貼り付け位置合わせ孔121a’、121b’及び121c’、部品2a,2b及び2cの貼り付け位置合わせ孔201a、201b及び201c、両面テープ1の剥離紙10の貼り付け位置合わせ孔121a、121b及び121c、両面テープ1の基材部20の貼り付け位置合わせ孔22a、22b及び22cには、後記する組立貼り付け治具4の貼り付け位置合わせピン43a,43b及び43cが各々挿入される。
また、テープアセンブリーAにおいて、両面テープ1’のタブ部11’の貼り付け位置合わせ孔111’、両面テープ1のタブ部11の貼り付け位置合わせ孔111には、組立貼り付け治具4の貼り付け位置合わせピン42が各々挿入される。
このようなテープアセンブリーAは、図1に併せて示す組立貼り付け治具4を用いて組み立てられる。
組立貼り付け治具4は、ベース台41と、ベース台41上に設けられた貼り付け位置合わせピン42、43a,43b及び43cとを備えている。貼り付け位置合わせピン42及び43a,43b及び43cの長さは、テープアセンブリーAの厚み程度にされている。
テープアセンブリーAの組み立て方法は以下の通りである。まず、組立貼り付け治具4のベース台41上に部品31を裏向きに載置し、その上に部品32(部品32a,32b及び32c)、部品33を裏向きに順次的に載置する。この際、組立貼り付け治具4の貼り付け位置合わせピン43a,43b及び43cが部品31の貼り付け位置合わせ孔311a、311b及び311c、部品33の貼り付け位置合わせ孔331a、331b及び331cを各々通ることから、両部品の間が位置合わせされる。そして、固定テープである部品31により部品32が部品33に貼り付けられ、部品3が組み立てられる。
その後、両面テープ1’から剥離紙30’を剥がし、タブ部11’を指でつまんで両面テープ1’の基材部20’の表側接着面を部品3(部品33)の裏面に貼り付ける。この際、組立貼り付け治具4の貼り付け位置合わせピン42が両面テープ1’の貼り付け位置合わせ111’を通るだけでなく、組立貼り付け治具4の貼り付け位置合わせピン43a,43b及び43cが両面テープ1’の貼り付け位置合わせ孔22a’,22b’及び22c’等を部品3を通じて通ることから、部品3と両面テープ1’との間が位置合わせされる。
この状態で、タブ部11’を指でつまんで両面テープ1’から剥離紙10’をタブ部11’を含めて剥がし、両面テープ1’の基材部20’の裏側接着面に部品2(部品2a,2b及び2c)の表面を各々貼り付ける。この際、組立貼り付け治具4の貼り付け位置合わせピン43a,43b及び43cが部品2a,2b及び2cの貼り付け位置合わせ201a,201b及び201cを部品3及び両面テープ1’を通じて各々通ることから、部品3、両面テープ1’及び部品2との間が位置合わせされる。
その後、両面テープ1から剥離紙30を剥がし、タブ部11を指でつまんで部品2a,2b及び2cの裏面に両面テープ1の基材部20の表側接着面を各々貼り付ける。この際、組立貼り付け治具4の貼り付け位置合わせピン42が両面テープ1の貼り付け位置合わせ孔111を通るだけでなく、組立貼り付け治具4の貼り付け位置合わせピン43a,43b及び43cが両面テープ1の貼り付け位置合わせ孔22a,22b及び22c等を部品3、両面テープ1’及び部品2を通じて各々通ることから、部品3、両面テープ1、部品2及び両面テープ1との間が位置合わせされる。
このようにしてテープアセンブリーAが組み立てられる。図3は組立貼り付け治具4から取り外した状態のテープアセンブリーAを示している。この状態では両面テープ1’の剥離紙10’及び30’が剥がされている一方、両面テープ1の剥離紙30のみが剥がされている。
テープアセンブリーAを図4に示す対象物に貼り付ける際には、両面テープ1のタブ部11を指でつまんで両面テープ1から剥離紙10をタブ部11を含めて剥がすようにする。このようなテープアセンブリーAを用いると、部品3及び部品2が図4に示す対象物に一度に貼り付けられる。即ち、テープアセンブリーAを一部品として取り扱うことが可能になり、ひいては製品組立時の利便性が高まることになる。
よって、従来例による場合に比べて、部品の貼り付け工程の作業自体が非常に楽となり、同工程の効率化が向上し、この面での低コスト化が実現されるに至った。これ以外に以下のようなメリットが期待することができる。
第1には、両面テープ1の剥離紙10にタブ部11を有していることから、基材部20a,20b及び20cが3つあるにもかかわらず、剥離紙10を一回で剥がすことが可能になり、剥がし忘れも一切なくなる。これに伴って、両面テープ1の剥離紙10の取り外し工程の作業が非常に楽になり、この点で、同工程の効率化が向上した。また、テープアセンブリーAを組み立てる際についても両面テープ1’の剥離紙10’を剥がすことが必要になるものの、その工程についても全く同様である。よって、剥離紙の取り外し工程の効率化が向上し、この面での低コスト化が実現されるに至った。
第2には、両面テープ1(1’)にはその表側に剥離紙10(10’)を有しているが、その剥離紙の一部分がタブ部11(11’)となっていることから、、剥離紙10(10’)に僅かな設計変更を施すだけで実現可能であり、コスト面でメリットがある。
第3には、両面テープ1(1’)の剥離紙10(10’)として硬質性樹脂のPET材が使用されていることから、タブ部11(11’)の強度が高くなり、これに伴って、タブ部11(11’)を指で掴みながら剥離紙10(10’)を剥がしたり、テープアセンブリーA自体を自由に移動させることが可能であることから、この点で部品の貼り付け工程及び両面テープの剥離紙の取り外し工程の各作業を円滑に進めることが可能になる。
第4には、テープアセンブリーAに貼り付け位置合わせ孔111等が形成されていることから、組立貼り付け治具4を用いてテープアセンブリーAを組み立てるに際し、部品3、両面テープ1’,部品2及び両面テープ1が互いに位置合わせされ、ひいては、部品の貼り付け工程での位置合わせズレを防止することが可能になる。特に、剥離紙10(10’)として硬質性樹脂のPET材が使用されていることから、貼り付け位置合わせ孔111等の加工精度も高く、この点でもメリットがある。
第5には、両面テープ1(1’)の基材部20(20’)の面上に空気抜き用のスリット溝が形成されているので、貼り付けの際に空気が混入しても自然と除去され、綺麗かつ確実に貼り付けすることが可能になる。なお、空気抜き用のスリット溝については、剥離紙10(10’)の本体部12(12’)や剥離紙30(30’)の基材部接触部分に形成してもかまわない。
第6には、両面テープ1(1’)の基材部20(20’)、剥離紙10(10’)及び30(30’)が透明であることから、貼り付け箇所やテープ自体に微細な埃や異物が付着していないか否かを容易に目視確認することができる。特に、タブ部11(11’)に剥離忘れ防止用目印112(112’)が形成されていることから、剥がし忘れを防止することができる。これらの点で、部品の貼り付け工程や両面テープの剥離紙の取り外し工程の効率化及び確実性を高めることが可能になる。
なお、本発明に係るテープアセンブリーについては、図4に示す携帯型情報通信端末機のスイッチユニット用部品だけの適用に止まらないことは勿論、同種又は異種の複数の部品を同一対象に間隔を開けて貼り付けるような対象であれば、上記と同様に適用可能であり、部品の種類、配置関係及び個数等が限定されることはない。
本発明に係る両面テープについても同様であって、基材部の配置関係及び個数については貼り付け対象に応じて適宜設計変更すれば良い。剥離紙については、その材質が特に限定されず、基材部の接着面に貼り付け可能である限り、どのようなものを使用しても良い。タブ部については、基材部を部品の配置に対応した位置関係で互いに連結する限り、どのようなものを使用しても良い。
空気抜き用のスリット溝については、両面テープの基材部や剥離紙に形成する形状や寸法については特に限定されない。剥離忘れ防止用目印については、剥離紙に対して文字、記号、図形、模様若しくは色又はこれらの組み合わせを施して目印になればどのようなものであってもかまわない。
貼り付け位置合わせについては、形状、位置関係及び個数が限定されないことは勿論のこと、タブ部の貼り付け位置合わせ孔を省略するようにしても良い。また、タブ部だけでなく両面テープの基材部、剥離紙の本体部及び部品の面上に貼り付け位置合わせ孔を形成するようにしても良い。この場合、部品の接着作業時の位置合わせズレを効果的に防止することが可能になる。
本発明の実施形態を説明するための図であって、テープアセンブリーの組み立て方法を併せて示すその分解斜視図である。 同テープアセンブリーに使用されている両面テープの分解斜視図である。 同テープアセンブリーの斜視図である。 同テープアセンブリーの取付対象である携帯型情報通信端末機の正面図である。
符号の説明
A テープアセンブリー
1(1’) 両面テープ
10(10’) 剥離紙
11(11’) タブ部
20(20’) 基材部
30(30’) 剥離紙
2,3 部品
4 組立貼り付け治具
B 携帯型情報通信端末機

Claims (9)

  1. 同種又は異種の複数の部品を同一対象物に一度に貼り付けるための両面テープであって、両面が接着面である複数の基材部と、基材部の接着面に貼り付けられた剥離紙とを有し、剥離紙の一部が前記基材部を当該部品の配置に対応した位置関係で互いに連結するタブ部となっていることを特徴とする両面テープ。
  2. 請求項1記載の両面テープにおいて、前記剥離紙としてPET材その他の硬質性樹脂が使用されたことを特徴とする両面テープ。
  3. 請求項1記載の両面テープにおいて、少なくとも前記基材部の接着面には空気抜き用のスリット溝が設けられたことを特徴とする両面テープ。
  4. 請求項1記載の両面テープにおいて、前記基材部及び剥離紙が透明であることを特徴とする両面テープ。
  5. 請求項1記載の両面テープにおいて、前記剥離紙に文字、記号、図形、模様若しくは色又はこれらの組み合わせが剥離忘れ防止用目印として設けられたことを特徴とする両面テープ。
  6. 請求項1乃至5記載の両面テープにおいて、前記タブ部の面上には、複数の貼り付け位置合わせ孔が設けられたことを特徴とする両面テープ。
  7. 請求項1乃至5記載の両面テープにおいて、前記基材部及び剥離紙の各面上には、複数の貼り付け位置合わせ孔が設けられたことを特徴とする両面テープ。
  8. 同種又は異種の複数の部品と、当該部品を同一対象に一度に貼り付けるための両面テープであって剥離紙の一方が剥がされた請求項1乃至7の両面テープとを有したことを特徴とするテープアセンブリー。
  9. 請求項8記載のテープアセンブリーにおいて、前記複数の部品に重ねて配置される別の部品と、両部品の間を貼り付けるための両面テープであって剥離紙の両方が剥がされた請求項1乃至7の両面テープとを有したことを特徴とするテープアセンブリー。
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