JP2008308130A - 熱伝達部材及び電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電源装置で発生した熱を効率良く車両本体に導くことができるようにする。
【解決手段】 電源装置(1)と、電源装置の搭載領域内に凹凸部(6a,6b)を有する車両本体(6)との間に配置される熱伝達部材(5)であって、電源装置と接触する第1の面(5a)と、車両本体の凹部(6b)内に突出して、凹部の少なくとも一部と接触する突部(5c)を備えるとともに、車両本体の凸部(6a)と接触する第2の面(5b)とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 電源装置(1)と、電源装置の搭載領域内に凹凸部(6a,6b)を有する車両本体(6)との間に配置される熱伝達部材(5)であって、電源装置と接触する第1の面(5a)と、車両本体の凹部(6b)内に突出して、凹部の少なくとも一部と接触する突部(5c)を備えるとともに、車両本体の凸部(6a)と接触する第2の面(5b)とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電源装置で発生した熱を車両本体に効率良く導くことのできる熱伝達部材及び電源装置に関するものである。
従来、電気モータからの駆動力により走行するハイブリッド自動車、燃料電池車および電気自動車などがある。これらの車両では、電気モータに供給される電力を蓄える二次電池等が搭載されている(例えば、特許文献1〜3参照)。ここで、二次電池の性能や寿命は、環境温度に大きく依存し、特に、高温時に充放電を行うと、二次電池が著しく劣化してしまうことがある。
そこで、二次電池の劣化を抑制するために、二次電池を冷却するための構成が提案されている。
ここで、図6に示すように、ケース101内に二次電池102及び液体103を収容した電池パック100を、車両本体(例えば、フロアパネル)200に接触させたものがある。この構成では、二次電池102で発生した熱を、液体103を介してケース101に伝達させ、ケース101から大気中に放出させたり、ケース101に接触した車両本体200に伝達させたりしている。これにより、二次電池102の温度上昇を抑制することができる。
特開2006−331956号公報
特開平6−328946号公報
特開平6−115359号公報
ここで、電池パックが搭載される車両本体に対しては、この強度を確保するために、断面を凹凸形状に形成したり、車両本体の表面に補強材を溶接等によって固定したりすることがある。また、電池パックの表面は、通常、平坦な面で構成されている。
このような場合において、電池パックを車両本体の凹凸面に接触させただけの構成では、電池パック及び車両本体の間に隙間(具体的には、空気層)が生じやすくなる。このように隙間が生じた場合には、電池パックの熱が隙間にも放出されるものの、電池パックから車両本体に直接伝達される熱よりも熱伝達効率が悪くなってしまう。したがって、電池パックの放熱性が低下してしまう。
本願第1の発明は、電源装置と、電源装置の搭載領域内に凹凸部を有する車両本体との間に配置される熱伝達部材であって、電源装置と接触する第1の面と、車両本体の凹部内に突出して、この凹部の少なくとも一部と接触する突部を備えるとともに、車両本体の凸部と接触する第2の面とを有することを特徴とする。
ここで、電源装置のうち第1の面と接触する接触面が、略平坦な面である場合において、第1の面を、上記接触面に沿った形状に形成することができる。また、第2の面を、車両本体の凹凸部に沿った形状に形成することができる。
本願第2の発明は、車両本体のうち凹凸部を有する領域に搭載される電源装置であって、電源体と、電源体を収容するケースとを有し、ケースのうち車両本体と対向する面は、車両本体の凹部内に突出して、この凹部の少なくとも一部と接触する突部を有しているとともに、車両本体の凸部と接触することを特徴とする。
ここで、ケースのうち車両本体と対向する面を、車両本体の凹凸部に沿った形状に形成することができる。また、ケース内には、電源体の冷却に用いられる冷却媒体を収容しておくことができる。
本願第1の発明である熱伝達部材によれば、車両本体の凹凸部と対向する第2の面に、車両本体の凹部の少なくとも一部と接触する突部を設けるとともに、第2の面のうち突部以外の領域を車両本体の凸部に接触させることにより、熱伝達部材(第2の面)及び車両本体(凹凸部)の接触面積を増加させることができる。そして、熱伝達部材は、第1の面において電源装置と接触しているため、電源装置で発生した熱を、熱伝達部材を介して車両本体に効率良く導くことができる。これにより、電源装置の温度上昇を効率良く抑制することができる。
本願第2の発明である電源装置によれば、ケースのうち車両本体と対向する面に、車両本体の凹部の少なくとも一部と接触する突部を設けるとともに、この面のうち突部以外の領域を車両本体の凸部に接触させることにより、電源装置(ケース)及び車両本体(凹凸部)の接触面積を増加させることができる。これにより、電源装置で発生した熱を、車両本体に効率良く導くことができ、電源装置の温度上昇を効率良く抑制することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1である電池パックの搭載構造について、図1及び図2を用いて説明する。ここで、図1は、電池パックを車両本体に搭載したときの概略構成を示す断面図であり、図2は、本実施例で用いられる熱伝達部材の外観斜視図である。
図1において、電池パック(電源装置)1は、電池ケース2と、電池ケース2内に収容される組電池3及び液体4とを有している。組電池3は、円筒型の複数の単電池3aを有しており、各単電池3aの両端部は、支持部材(不図示)によって支持されている。また、複数の単電池3aは、バスバー(不図示)によって電気的に直列に接続されている。
電池ケース2は、組電池3及び液体4を収容するためのスペースを有する第1ケース部材2aと、第1ケース部材2aに固定される蓋としての第2ケース部材2bとを有している。第2ケース部材2bが第1ケース部材2aに固定されることにより、電池ケース2内は、密閉状態となる。第1ケース部材2a及び第2ケース部材2bは、耐久性及び耐食性に優れた材料で形成することが好ましく、この材料として、具体的には、金属等を用いることができる。
また、組電池3には、正極用及び負極用の配線(不図示)が接続されており、これらの配線は、電池ケース2を貫通して、電池ケース2の外部に配置された電子機器(例えば、モータ)に接続されている。
ここで、本実施例では、単電池3aとして、円筒型の二次電池を用いている。二次電池としては、ニッケル−水素電池やリチウムイオン電池等がある。なお、単電池3aの形状は、円筒型に限るものではなく、角型等の他の形状であってもよい。また、本実施例では、二次電池を用いているが、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタ(コンデンサ)や燃料電池を用いることもできる。ここでいう、二次電池等は、上述した電子機器の電源となる。
液体4は、組電池3(各単電池3a)の外周面及び電池ケース2の内壁面に接触している。ここで、充放電等により組電池3が発熱した場合において、組電池3に接触する液体4は、組電池3との熱交換を行うことにより、組電池3の温度上昇を抑制する。組電池3との熱交換が行われた液体4は、電池ケース2内で自然対流することにより、電池ケース2の内壁面と接触する。これにより、液体4の熱は、電池ケース2に伝達され、電池ケース2を介して外部(大気中や、後述する熱伝達部材5)に放出される。
なお、本実施例では、電池ケース2内の液体4を、温度差を利用して自然対流させているが、これに限るものではない。例えば、電池ケース2内に、液体4を強制的に流動させるための撹拌部材(いわゆるファン)を配置することができる。
液体4としては、絶縁性の油や不活性液体を用いることができる。絶縁性の油としては、シリコンオイルが用いられる。また、不活性液体としては、フッ素系不活性液体である、フロリナート、Novec HFE(hydrofluoroether)、Novec1230(スリーエム社製)を用いることができる。
また、本実施例では、液体4を用いているが、液体4の代わりに、空気や窒素等の気体を用いることもできる。
上述した構成の電池パック1は、車両本体6上に搭載されている。ここで、車両本体6としては、例えば、フロアパネル、フロアパン、車両のフレームがある。本実施例において、車両本体6には、車両本体6の機械的強度を向上させるために、複数の凸部6aが設けられている。各凸部6aは、図1の紙面と直交する方向に延びている。
ここで、本実施例では、平板状の部材に補強材を設けることによって、車両本体6が構成されており、車両本体6の一方の面(電池パック1が搭載される側の面)だけが凹凸状に形成されている。なお、平板状の部材を曲げ形成することにより、断面が凹凸状の車両本体6を構成する場合にも、本発明を適用することができる。なお、この場合には、車両本体6の両面(電池パック1が搭載される側の面と、この面とは反対側の面)が凹凸面を有することになる。
電池パック1及び車両本体6の間には、熱伝達部材5が配置されている。熱伝達部材5は、金属等の熱伝導性に優れた材料で形成されている。ここで、電池パック1及び熱伝達部材5は、不図示の締結機構によって、車両本体6に固定される。
熱伝達部材5の第1の面5a(図2参照)は、電池パック1の底面1aに接触している。ここで、電池パック1の底面1aは、略平坦な面(成形誤差を含む)で形成されている。また、第1の面5aは、電池パック1の底面1aに沿った形状、言い換えれば、略平坦な面(成形誤差を含む)で形成されている。
第1の面5aの大きさ(面積)及び形状は、電池パック1の底面1aの大きさ(面積)及び形状と略等しくなっており、第1の面5a及び電池パック1の底面1aは、この全面において互いに接触する。
一方、第1の面5aとは反対側に位置する第2の面5bは、車両本体5の表面と接触するようになっている。第2の面5bは、車両本体6の表面(凹凸面)に沿った形状に形成されている。具体的には、第2の面5bは、複数の凸部6aの先端に位置する面(仮想面)よりも車両本体6側に突出している突部5cを有している。この突部5cは、図1に示すように、凸部6aの側面や、隣り合う凸部6aによって形成された凹部6bの底面に接触している。また、各突部5cは、凸部6aの延びる方向と同一方向に延びている。
上述したように、熱伝達部材5の各面5a,5bは、電池パック1及び車両本体6の表面形状に応じた形状に形成されているため、電池パック1及び車両本体6に沿って接触する。すなわち、電池パック1の底面1a及び第1の面5aの間や、車両本体6の表面及び第2の面5bの間には、隙間がほとんど生じないことになる。なお、電池パック1や熱伝達部材5の成形上の誤差に応じた隙間が生じることはある。
これにより、上述したように組電池3からの熱が電池ケース2に伝達されると、電池ケース2に到達した熱は、一部の成分が大気中に放出されるとともに、他の成分が熱伝達部材5を介して車両本体6に伝達される。
ここで、本実施例では、熱伝達部材5が、電池パック1及び車両本体6に対して概ね隙間無く接触しているため、熱伝達部材5に伝達された熱を、車両本体6に効率良く伝達することができる。これにより、組電池3の放熱(冷却)を効率良く行うことができ、組電池3の過度の温度上昇を抑制することができる。
また、本実施例によれば、電池パック1及び車両本体6の表面形状に対応した形状を有する熱伝達部材5を用意しておけばよく、既存の電池パック1を用いることができる。すなわち、車種に応じた熱伝達部材5を用意しておけば、既存の電池パック1を様々な種類の車に搭載しつつ、電池パック1の放熱性を向上させることができる。
なお、本実施例では、熱伝達部材5における第2の面5bのすべてを、車両本体6の表面形状に沿った形状に形成しているが、これに限るものではない。例えば、第2の面5bのうちの一部の領域だけを、車両本体6の表面形状に沿った形状とすることもできる。この場合には、上記一部の領域に関して、電池パック1から車両本体6への熱伝達が効率良く行われることになり、電池パック1の平坦な底面1aを、車両本体6の凹凸面に接触させる場合に比べて、電池パック1の放熱性を向上させることができる。
また、本実施例では、熱伝達部材5の幅(図1の左右方向における長さ)を、電池パック1の幅と略等しくしているが、これに限るものではなく、熱伝達部材5の幅を、電池パック1の幅よりも大きくしたり、小さくしたりすることができる。
また、本実施例では、車両本体6の表面に、一方向に延びる複数の凸部6aが設けられている場合について説明したが、これに限るものではなく、車両本体6の表面形状は、凹凸面が形成されていればよく、いかなる形状であってもよい。そして、熱伝達部材5における第2の面5bの形状を、車両本体6の凹凸面に沿った形状とすればよい。
さらに、本実施例では、電池パック1の底面1a及び熱伝達部材5における第1の面5aを略平坦な面で構成した場合について説明したが、電池パック1の底面1aの形状を他の形状としてもよい。この場合には、第1の面5aを、電池パック1の底面1aの形状に沿った形状とすればよい。
また、本実施例では、電池パック1を車両本体6の上面に対して固定する場合について説明したが、車両本体6の下面(凹凸面)に対して電池パック1を固定する場合についても本発明を適用することができる。
また、本実施例では、熱伝達部材5の各面5a,5bを、電池パック1の底面1aの形状及び車両本体6の表面形状に沿った形状としているが、これに限るものではない。すなわち、熱伝達部材5のうち車両本体6と向かい合う面が、車両本体6の凸部6aの先端と接触する領域と、この領域よりも車両本体6側に突出して、凹部6bの少なくとも一部と接触する突部を有していればよい。
具体的には、図3に示す熱伝達部材51を用いることができる。この熱伝達部材51において、第1の面51aは、本実施例における第1の面5aと同様の構成である。一方、第2の面51bに形成された突部51cは、車両本体6における凸部6aの側面には接触しておらず、凹部6bの底面(一部)に接触している。このように、突部51cを、車両本体6における凹部6bの底面に接触させただけでも、電池パック1で発生した熱を、熱伝達部材51を介して車両本体6に効率良く導くことができる。
一方、図4に示す熱伝達部材52を用いることもできる。この熱伝達部材52において、第1の面52aは、本実施例における第1の面5aと同様の構成である。一方、第2の面52bに形成された突部52cは、車両本体6における凸部6aの側面に接触しており、凹部6bの底面には接触していない。このように、突部52cを、車両本体6の凸部6aの側面(言い換えれば、凹部6bの側面)に接触させただけでも、電池パック1で発生した熱を、熱伝達部材52を介して車両本体6に効率良く導くことができる。
次に、本発明の実施例2である電池パックの構成について、図5を用いて説明する。ここで、図5は、本実施例の電池パックの車両搭載構造を示す断面図である。
実施例1では、電池パック及び車両本体の間に、別部材としての熱伝達部材を配置した場合について説明したが、本実施例では、電池パックを車両本体に直接接触させる構成である。以下、実施例1と異なる点について説明する。ここで、実施例1で説明した部材と同一の部材については、同一符号を用い、詳細な説明は省略する。
本実施例において、電池パック10は、電池ケース20と、電池ケース20内に収納された組電池3及び液体4とを有している。ケース20は、組電池3及び液体4を収容するスペースを有する第1ケース部材20aと、第1ケース部材20aに固定される蓋としての第2ケース部材20bとを有している。電池パック10は、不図示の締結機構によって、車両本体6に固定される。
電池パック10の底面10a(言い換えれば、電池ケース20の底面)は、車両本体6の表面(凹凸面)に沿った形状に形成されており、車両本体6の表面に直接、接触するようになっている。すなわち、本実施例の電池パック10は、実施例1で説明した電池パック1及び熱伝達部材5を一体的に備えたものである。
具体的には、底面10aは、複数の凸部6aの先端に位置する面(仮想面)よりも車両本体6側に突出している突部10bを有している。この突部10bは、図5に示すように、凸部6aの側面や、隣り合う凸部6aによって形成された凹部6bの底面に接触している。また、各突部10bは、凸部6aの延びる方向と同一方向に延びている。
このように、底面10aは、車両本体6の表面形状に応じた形状に形成されているため、車両本体6の表面(凹凸面)に沿って接触する。すなわち、電池パック10の底面10a及び車両本体6の表面の間には、隙間がほとんど生じないことになる。なお、電池パック10や車両本体6の成形上の誤差に応じた隙間が生じることはある。
これにより、組電池3からの熱が電池ケース20に伝達されると、電池ケース20に到達した熱は、一部の成分が大気中に放出されるとともに、他の成分が車両本体6に伝達される。
ここで、電池パック10の底面10aは、上述したように、車両本体10の表面に対して概ね隙間無く接触しているため、電池パック10で発生した熱を、車両本体6に効率良く伝達することができる。これにより、組電池3の放熱(冷却)を効率良く行うことができ、組電池3の過度の温度上昇を抑制することができる。
なお、本実施例においても、電池パック10の底面10aに対して、実施例1で説明したような様々な変形を加えることができる。例えば、底面10aを、図3,4に示す形状(底面51b,52bの形状)に形成することもできる。
1,10:電池パック(電源装置)
2,20:電池ケース
3:組電池
4:液体
5:熱伝達部材
6:車両本体
2,20:電池ケース
3:組電池
4:液体
5:熱伝達部材
6:車両本体
Claims (6)
- 電源装置と、該電源装置の搭載領域内に凹凸部を有する車両本体との間に配置される熱伝達部材であって、
前記電源装置と接触する第1の面と、
前記車両本体の凹部内に突出して、該凹部の少なくとも一部と接触する突部を備えるとともに、前記車両本体の凸部と接触する第2の面とを有することを特徴とする熱伝達部材。 - 前記電源装置のうち前記第1の面と接触する接触面が、略平坦な面であり、
前記第1の面が、前記接触面に沿った形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱伝達部材。 - 前記第2の面が、前記車両本体の前記凹凸部に沿った形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱伝達部材。
- 車両本体のうち凹凸部を有する領域に搭載される電源装置であって、
電源体と、
該電源体を収容するケースとを有し、
前記ケースのうち前記車両本体と対向する面は、前記車両本体の凹部内に突出して、該凹部の少なくとも一部と接触する突部を有しているとともに、前記車両本体の凸部と接触することを特徴とする電源装置。 - 前記ケースのうち前記車両本体と対向する面は、前記車両本体の前記凹凸部に沿った形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
- 前記ケース内には、前記電源体の冷却に用いられる冷却媒体が収容されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電源装置。
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-
2007
- 2007-06-18 JP JP2007160493A patent/JP2008308130A/ja active Pending
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