JP2008308065A - 粉粒体運搬車のホース支持構造 - Google Patents

粉粒体運搬車のホース支持構造 Download PDF

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和徳 田中
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Abstract

【課題】粉粒体排出作業における負担を軽減可能な粉粒体運搬車のホース支持構造を提供することである。
【解決手段】粉粒体を貯留するタンクTに接続される排出パイプPの先端に連結される排出ホースHの先端側をアームAで支持する粉粒体運搬車のホース支持構造において、アームAは、車体フレームF1に回動可能に連結されるとともに、回動支点を中心として排出ホースHの支持点の半径方向への移動を許容するようになっているので、オペレータは、重量物である排出ホースを持ち上げることなくアームで支持された状態の排出ホースの先端側を移動させることが可能となり、オペレータの排出作業の負担が飛躍的に軽減される。
【選択図】図1

Description

この発明は、粉粒体を運搬する粉粒体運搬車の排出ホースを支持する粉粒体運搬車のホース支持構造に関する。
およそ粉粒体運搬車にあっては、セメント、小麦粉、その他の粉粒体を運搬する必要性から架台にタンクを搭載しており、タンクから粉粒体を排出するには、タンク内に圧縮空気を送り込んで粉粒体を流動化させ、タンク内に連通される排出パイプおよび排出パイプに接続される排出ホースを介して排出するようにしている。
詳しくは、排出パイプは、粉粒体を効率的にタンク外へ排出することができるように、タンクを形成する壁を貫通し、その一端開口部をタンクの中央部の底部側へ向けてある。そして、排出パイプの他端開口部は、粉粒体運搬車の停車姿勢にある程度依存せずに粉粒体を望む場所へ排出することが可能なように可撓性を備えた排出ホースに接続してある(たとえば、特許文献1参照)。
特開平8−188081号公報
上述のように、粉粒体運搬車にあっては、オペレータの望む場所へ粉粒体を排出可能なように可撓性を備えた排出ホースを備えているのであるが、当該排出ホースは粉粒体排出時の圧縮空気の圧力に耐える必要があるので大変重い。
したがって、オペレータは、重たい排出ホースの取り回しを強いられており、排出作業の軽減が強く要望されている。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、粉粒体排出作業における負担を軽減可能な粉粒体運搬車のホース支持構造を提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明の課題解決手段は、粉粒体を貯留するタンクに接続される排出パイプの先端に連結される排出ホースの先端側をアームで支持する粉粒体運搬車のホース支持構造において、アームは、車体フレームに水平方向に回動可能に連結されるとともに、回動支点を中心として排出ホースの支持点の半径方向への移動を許容するようにした。
本発明によれば、排出ホースを支持するアームは、車体フレームに回動可能に連結されるとともに回動支点を中心として排出ホースの支持点の半径方向への移動を許容しているので、この排出ホースのアームで支持される先端側を移動させる際に、オペレータは、重量物である排出ホースを持ち上げることなくアームで支持された状態の排出ホースの先端側を移動させることが可能となり、オペレータの排出作業の負担が飛躍的に軽減される。
さらに、アームで排出ホースを支持した状態で排出ホースの先端側を広範な範囲で移動させることが可能となるので、粉粒体運搬車の停車姿勢に左右されず、作業負担が軽減される状態で、オペレータの望む場所へ粉粒体を排出させることができ、排出作業効率も向上する。
以下に、図示した実施の形態に基づいて、この発明を説明する。図1は、一実施の形態におけるホース支持構造が具現化した粉粒体運搬車の後部の平面図である。図2は、一実施の形態におけるホース支持構造が具現化した粉粒体運搬車の後部の斜視図である。
一実施の形態における粉粒体運搬車のホース支持構造は、図1および図2に示すように、粉粒体運搬車1に具現化されており、この粉粒体運搬車1は、粉粒体を貯留するタンクTと、タンクTに接続されてタンクT内に連通される排出パイプPと、基端が排出パイプPに連結される可撓性の排出ホースHと、車体フレームF1に水平方向に回動自在に連結されて排出ホースHの先端側を下方から支持するアームAとを備えて構成されている。なお、水平方向とは、鉛直方向に対して直交する方向を指すが、取付誤差、寸法公差等の製造上の誤差により鉛直方向に対して完全に直交しない場合を除く趣旨ではない。
そして、詳しくは、タンクTは左右の車体フレームF1,F2にタンクフレーム5を介して固定されて搭載され、このタンクTの中央部の一端側下方に一端がタンクTの壁を貫通して内部に突出する排出パイプPが固定されており、また、排出パイプPの他端側は、車体フレームF1にステー3を介して結合した把持部材2によって支持されている。
さらに、この排出パイプPの他端開口部は、排出ホースHの基端に接続され、排出ホースHは、この排出パイプPを介してタンクT内に連通され、これによってタンクT内の粉粒体を排出ホースHの他端から排出することが可能とされている。
また、排出ホースHの先端は、タンクTの一端側から後端をぐるりと巻くようにしてタンクTの他端側へ回されて、その先端側の任意の位置は、車体フレームF1に回動自在に連結されたアームAの先端に設けたU字状の支持金具10で下方から支持されている。
アームAは、車体フレームF1に回動可能に連結されるフレーム側アームA1と、排出ホースHを下方から支持する支持金具10を備えたホース支持アームA2と、フレーム側アームA1とホース支持アームA2との間に介装され双方に対して回動可能に連結される中間アームA3とを備えて構成されている。なお、支持金具10は、ホース支持アームA2に対して回転可能に取り付けられている。
したがって、アームAは、フレーム側アームA1、中間アームA3およびホース支持アームA2がそれぞれの回動支点部分以外で重なることなく直線を成す姿勢をとると最長となり、たとえば、図1中破線で示すように、フレーム側アームA1、中間アームA3およびホース支持アームA2の姿勢を変化させることで、アームAを最長として排出ホースHを支持する支持点となる支持金具10の位置を車体フレームF1とフレーム側アームA1との回動支点から最も遠ざかる位置から上記回動支点の近傍にまで動かすことができる。すなわち、排出ホースHを支持するアームAは、車体フレームF1に回動可能に連結されるとともに回動支点を中心として排出ホースHの支持点の半径方向への移動を許容している。
つまり、フレーム側アームA1、中間アームA3およびホース支持アームA2の姿勢を変化させることで、車体フレームF1とフレーム側アームA1との回動支点を中心として上記最長となったアームAの長さを半径とした円の範囲内でかつタンクや排出パイプP等の粉粒体運搬車1に設けられる架装物に干渉しない範囲で、排出ホースHを支持する支持点となる支持金具10の位置を自由に移動させることができる。
そして、このように、排出ホースHを支持するアームAは、車体フレームF1に回動可能に連結されるとともに回動支点を中心として排出ホースHの支持点の半径方向への移動を許容しているので、この排出ホースHのアームAで支持される先端側を移動させる際に、オペレータは、重量物である排出ホースHを持ち上げることなくアームAで支持された状態の排出ホースHの先端側を移動させることが可能となり、オペレータの排出作業の負担が飛躍的に軽減される。
さらに、排出ホースHを支持するアームAは、車体フレームF1に回動可能に連結されるとともに回動支点を中心として排出ホースHの支持点の半径方向への移動を許容しているので、アームAで排出ホースHを支持した状態で排出ホースHの先端側を広範な範囲で移動させることが可能となり、粉粒体運搬車1の停車姿勢に左右されず、作業負担が軽減される状態で、オペレータの望む場所へ粉粒体を排出させることができ、排出作業効率も向上する。
なお、排出ホースHをアームAで支持する位置は、なるべく先端に近い位置にしておくとオペレータが排出ホースHの最先端を取り回す際に負担する重量を軽減することができるので好ましい。
また、この実施の形態の場合、タンクTの後端上部にバランサBが取り付けられており、このバランサBは排出ホースHの先端側の任意の位置を吊り上げている。バランサBは、吊り上げるものの重量に見合った張力を発揮するものであり、周知のスプリングバランサ、エアバランサや電動式のバランサを用いることができ、この場合、バランサBは、排出ホースHを吊り上げて、排出ホースHの重量の全部あるいは一部を負担するようになっている。
したがって、アームAで支持する排出ホースHの重量をバランサBとで共同して負担することになるため、アームAに負担が軽減されてアームAにおけるフレーム側アームA1、中間アームA3およびホース支持アームA2の回動支点における摩擦が軽減されて、アームAの曲げ伸ばしが円滑となり、オペレータの排出作業負担が寄り一層軽減されるとともに、アームAの劣化が抑制されて長寿命となる。
さらに、アームAで支持する排出ホースHの重量をバランサBとで共同して負担するため、排出ホースHを支持に関して冗長なシステムとなるので、排出ホースHの支持が堅牢、強靭となり、実用性が向上する。
なお、上述したところでは、図1中左側の車体フレームF1にアームAを取り付けているが、右側の車体フレームF2に取り付けてもよく、また、中間アームA3を省略してフレーム側アームA1に回動自在にホース支持アームA2を連結してアームAを構成してもよく、さらには、中間アームA3の数を二つ以上にしてもよい。
さらに、アームAは、車体フレームに回動可能に連結されるとともに回動支点を中心として排出ホースHの支持点の半径方向への移動を許容することができればよいので、アームAがテレスコピック型に設定されて車体フレームに回動自在に連結されるものであってもよい。
またさらに、支持金具10の形状は、U字状でなくともよいが、U字状としておくことで、排出ホースHを支持金具10から簡単に取り外してアームAとは無関係に取り回すことができる点で有利となる。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
一実施の形態におけるホース支持構造が具現化した粉粒体運搬車の後部の平面図である。 一実施の形態におけるホース支持構造が具現化した粉粒体運搬車の後部の斜視図である。
符号の説明
1 粉粒体運搬車
2 把持部材
3 ステー
5 タンクフレーム
10 支持金具
A アーム
A1 フレーム側アーム
A2 ホース支持アーム
A3 中間アーム
B バランサ
F1,F2 車体フレーム
H 排出ホース
P 排出パイプ
T タンク

Claims (4)

  1. 粉粒体を貯留するタンクに接続される排出パイプの先端に連結される排出ホースの先端側をアームで支持する粉粒体運搬車のホース支持構造において、アームは、車体フレームに回動可能に連結されるとともに、回動支点を中心として排出ホースの支持点の半径方向への移動を許容することを特徴とする粉粒体運搬車のホース支持構造。
  2. アームは、車体フレームに回動可能に連結されるフレーム側アームと、フレーム側アームに回動可能に連結されて排出ホースを下方から支持するホース支持アームとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の粉粒体運搬車のホース支持構造。
  3. アームは、車体フレームに回動可能に連結されるフレーム側アームと、排出ホースを下方から支持するホース支持アームと、フレーム側アームとホース支持アームとの間に回動可能に連結される少なくとも一つ以上の中間アームとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の粉粒体運搬車のホース支持構造。
  4. 排出ホースの先端側を吊り上げるバランサを備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の粉粒体運搬車のホース支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021050567A (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 原工業株式会社 削孔用ボーリングロッドの移載装置
CN115477171A (zh) * 2021-06-15 2022-12-16 湖北江山专用汽车有限公司 吸引压送车智能控制系统及方法

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