JP2008307638A - 壁面研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁面の研磨作業を機械化することができ、その研磨状態も手作業と同等に仕上げることができる壁面研磨装置を提供すること。
【解決手段】外周面に研磨布14が取り付けられ回転駆動されるローラ11と、このローラ11を研磨対象面に倣わせるローラ軸13の揺動機構15と、ローラ11を研磨対象面に一定押付力で押し付ける押付機構19とを備える。回転ローラ11の外周に研磨布14を取り付けて研磨対象面に倣わせるとともに、一定押し付け力で押し付けて研磨するようにし、ツールマークを極力目立たなくし、重なり部分の削りすぎもなく、手作業のように仕上げられるようになる。
【選択図】図1

Description

この発明は壁面研磨装置に関し、アルミパネルなどの金属壁面を研磨できるようにしたもので、特にビルなどの外壁面の研磨作業に好適なものである。
構造物の壁面に対する作業の1つに、アルミパネルなどの金属壁面を研磨する作業があり、従来、治具として平板に棒状の握りを備えたものに研磨布を取り付けておき、屋上のルーフカーなどから有人ケージを吊り下げ、壁面に沿って昇降させつつケージ内の作業者が治具を用いて行う手作業によって研磨を行っていた。
この研磨作業は力が必要な単純な繰り返し作業であり、作業者にとってかなりきつい作業であることから機械化することが望まれている。
このような壁面に対する作業を機械化する装置として、特許文献1に外壁面作業装置が開示されており、ゴンドラ装置の作業用ケージにアーム機構を搭載し、アーム機構の先端に工具ヘッドを設け,工具ヘッドを壁面に対して上下および前後左右に移動できるようにし、工具ヘッドに工具ユニットとしてドリルユニットや回転ブラシユニットを取り付けて穿孔作業や清掃作業を行うものが提案されている。
そこで、この壁面研磨作業に対しては、工具ユニットとして汎用の研磨工具として使用されている回転ディスク式のものや往復振動式のものなどを使用することが考えられる。
特開2006−82178号公報
ところが、汎用の研磨工具では、円盤に研磨布を取り付け回転させながら移動して研磨する回転ディスク式場合には、図9(a)に示すように、円弧状のツールマークがかなり目立つとともに、重なり部分が大きく削れるなど、手作業のような仕上がり状態にすることができない。
また、往復振動式のバイブレータの表面に研磨布を取り付けて振動させながら振動方向と直交する方向に移動しながら研磨する往復振動式の場合には、図9(b)に示すように、オービタル振動特有の小さな円弧状のツールマークが残ってしまうという問題がある。
この発明は、上記従来技術が有する課題に鑑みてなされたもので、壁面の研磨作業を機械化することができ、その研磨状態も手作業と同等に仕上げることができる壁面研磨装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するためこの発明の請求項1にかかる壁面研磨装置は、外周面に研磨布が取り付けられるとともに、回転駆動されるローラと、このローラを研磨対象面に倣わせるローラ軸の揺動機構と、前記ローラを研磨対象面に一定押付力で押し付ける押付機構と、を備えることを特徴とするものである。
この壁面研磨装置によれば、外周面に研磨布が取り付けられるとともに、回転駆動されるローラと、このローラを研磨対象面に倣わせるローラ軸の揺動機構と、前記ローラを研磨対象面に一定押付力で押し付ける押付機構と、を備えており、回転ローラの外周に研磨布を取り付けて研磨対象面に倣わせるとともに、一定押し付け力で押し付けて研磨することができ、ツールマークを極力目立たなくできるとともに、重なり部分の削りすぎもなく、手作業のように仕上げることができるようになる。
これにより、研磨作業の高能率化を図るとともに、作業者の負担を大幅に軽減できるようになる。
また、この発明の請求項2にかかる壁面研磨装置は、請求項1記載の構成に加え、前記研磨布の前記ローラ外周面への貼り合わせ面を少なくとも一周するスパイラル状としたことを特徴とするものである。
この壁面研磨装置によれば、前記研磨布の前記ローラ外周面への貼り合わせ面を少なくとも一周するスパイラル状としており、貼り合せ部分による回転振動を抑えるようにしている。
さらに、この発明の請求項3にかかる壁面研磨装置は、請求項1または2記載の構成に加え、前記研磨布の前記ローラ外周面への貼り合わせ面に、スパイラル状の溝を形成したことを特徴とするものである。
この壁面研磨装置によれば、前記研磨布の前記ローラ外周面への貼り合わせ面に、スパイラル状の溝を形成しており、貼り合せ部分による回転振動を抑えるようにするとともに、スパイラル状の溝を利用して研磨剤をローラ外周全体に均一に塗布できるようにしている。
また、この発明の請求項4にかかる壁面研磨装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加え、前記ローラの前記研磨布の表面に研磨剤を供給する研磨剤タンクと研磨剤供給ポンプを設けたことを特徴とするものである。
この壁面研磨装置によれば、前記ローラの前記研磨布の表面に研磨剤を供給する研磨剤タンクと研磨剤供給ポンプを設けるようにしており、研磨剤タンクから研磨剤供給ポンプで研磨剤を供給することで、研磨剤の供給も機械化して、効率的に研磨できるようにしている。
さらに、この発明の請求項5にかかる壁面研磨装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、前記ローラのローラ軸の方向を変更可能な姿勢変更機構を設けたことを特徴とするものである。
この壁面研磨装置によれば、前記ローラのローラ軸の方向を変更可能な姿勢変更機構を設けるようにしており、研磨対象面の状態に応じてローラの姿勢を変えることで、研磨移動方向を調整して最適な研磨ができるようになる。
また、この発明の請求項6にかかる壁面研磨装置は、前記請求項1〜5のいずれかに記載の壁面研磨装置に、作業用ロボットに取付可能な取付台または手動作業用ハンドルを設けたことを特徴とするものである。
この壁面研磨装置によれば、作業用ロボットに取付可能な取付台または手動作業用ハンドルを設けるようにしており、作業用ロボットによる研磨作業の自動化や手作業による工具として効率的に研磨作業ができるようになる。
この発明の請求項1にかかる壁面研磨装置によれば、外周面に研磨布が取り付けられるとともに、回転駆動されるローラと、このローラを研磨対象面に倣わせるローラ軸の揺動機構と、前記ローラを研磨対象面に一定押付力で押し付ける押付機構と、を備えているので、回転ローラの外周に研磨布を取り付けて研磨対象面に倣わせるとともに、一定押し付け力で押し付けて研磨することができ、ツールマークを極力目立たなくできるとともに、重なり部分の削りすぎもなく、手作業のように仕上げて研磨することができる。
これにより、研磨作業の高能率化を図るとともに、作業者の負担を大幅に軽減することができる。
また、この発明の請求項2にかかる壁面研磨装置によれば、前記研磨布の前記ローラ外周面への貼り合わせ面を少なくとも一周するスパイラル状としたので、貼り合せ部分による回転振動を抑えることができ、安定した状態で研磨することができる。
さらに、この発明の請求項3にかかる壁面研磨装置によれば、前記研磨布の前記ローラ外周面への貼り合わせ面に、スパイラル状の溝を形成したので、貼り合せ部分による回転振動を抑えることができるとともに、スパイラル状の溝を利用して研磨剤をローラ外周全体に均一に塗布することができる。
また、この発明の請求項4にかかる壁面研磨装置によれば、前記ローラの前記研磨布の表面に研磨剤を供給する研磨剤タンクと研磨剤供給ポンプを設けるようにしたので、研磨剤タンクから研磨剤供給ポンプで研磨剤を供給することで、研磨剤の供給も機械化して、効率的に研磨することができる。
さらに、この発明の請求項5にかかる壁面研磨装置によれば、前記ローラのローラ軸の方向を変更可能な姿勢変更機構を設けるようにしたので、研磨対象面の状態に応じてローラの姿勢を変えることができ、研磨移動方向を調整して最適な研磨をすることができる。
また、この発明の請求項6にかかる壁面研磨装置によれば、作業用ロボットに取付可能な取付台または手動作業用ハンドルを設けるようにしたので、作業用ロボットによる研磨作業の自動化や手作業による工具として効率的に研磨作業をおこなうことができる。
以下、この発明の一実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図3はこの発明の壁面研磨装置の一実施の形態にかかり、図1は概略正面図、図2は概略平面図、図3は概略右側面図である。
この壁面研磨装置10は、例えば図4に示すように、建築物の外壁面を構成するアルミパネルPの研磨に使用されるもので、建築物の屋上のルーフカーなどから垂下されたワイヤロープ1を介して壁面Pに沿って昇降されるゴンドラ装置の作業用ケージ2に搭載された作業用ロボットを構成するアーム機構3の先端の工具ヘッド4に取り付ける工具ユニットとして使用され、アーム機構3で工具ヘッド4を壁面に沿って移動しながら研磨作業を行うようにするものであり、研磨布が取り付けられたローラを回転駆動するとともに、研磨剤を供給して研磨できるようにしてある。
これにより、研磨作業を機械化し、作業者を、力が必要な単純な繰り返し作業から解放できるようにする。
この壁面研磨装置10では、外周面に研磨布が取り付けられる中空円筒状のローラ11を備え、このローラ11は一側面が開口した直方体の箱状の装置本体12にローラ軸13にキーを介して連結されて回転可能に軸受で支持され、ローラ11の円筒側面の一部が装置本体12の開口から突き出すようになっている。
ローラ軸13の一端には、プーリ13aが取り付けられ、装置本体12の開口と対向する背面の外側に取り付けたモータ13bのプーリ13cとの間に巻き掛けられたベルト13dを介して回転駆動できるようになっている。
この研磨布が取り付けられるローラ11は、図5に示すように、金属製の円筒体11aの外周面にスポンジ11bが接着してあり、例えば厚さ6mmの発泡ポリエチレンスポンジを接着してある。そして、このスポンジ11bの外周に面ファスナを介して研磨布14が取り付けられる。
この研磨布14は、ローラ11の回転にともなう振動を軽減するため、円周方向に均等に貼り合わせ面14aが位置するように1条ないし複数条のスパイラル状に形成してあり、例えば図5(c)に示すように、1条のスパイラルで構成してある。
また、このローラ11では、研磨布14の表面に研磨剤を供給しながら研磨作業を行うことから、貼り合わせ面14aに対応して1条ないし複数条のスパイラル状の溝14bが形成してあり、ローラ11の回転により、研磨布14の表面に供給される研磨剤をスパイラル状の溝14bによって均一に研磨布14の表面に分散できるようにしてあり、例えば図5(d)に示すように、1条のスパイラル状の溝14bで構成してある。
このようなローラ11の研磨布14の貼り合わせ面14aおよびスパイラル状の溝14bは、図5に示した1条のスパイラルで構成する場合に限らず、図6に示すように多重のスパイラル状に貼り合わせ面14aおよび溝14bを構成したり、中央部から両端部に向かって逆方向のスパイラルで構成するようにしても良く、この場合でも1条ないし多条のいずれであっても良い。
また、このローラ11と箱状の装置本体12との間には、研磨剤を均一に分散させるとともに、飛散防止のため上部および両側部にスクイジーが設けてあり、ローラ11の表面の研磨布14に接触している。
このようなローラ11を壁面であるアルミパネルPに倣わせるため、装置本体12のロール軸方向の中間部上下および背面がコ字状の揺動支持ホルダ15で囲まれ、上下の揺動ピン15aでローラ軸13を水平とした状態で水平面内で中央部を中心に左右に揺動できるようにしてあり、揺動支持ホルダ15の揺動ピン15aの両側に取り付けた2つのスプリングプランジャ15bのロッドを装置本体12の背面に当てることによってローラ11をアルミパネルPに倣わせることができるようにしてある。
この壁面研磨装置10では、作業用ロボットに取り付けて工具ユニットとして使用するため、取付台16が設けられ、取付台16を介して作業用ロボットを構成するアーム機構3の工具ヘッド4にボルトなどで固定する。
この取付台16にリニアガイドを介してスライド台17が設けられ、このスライド台17にローラ11のローラ軸13を垂直状態と水平状態とに姿勢を換える姿勢変更機構18が設けられ、90度回動する回動台18aに揺動支持ホルダ15の背面がボルトで取り付けられる。この姿勢変更機構18はロータリテーブルで構成され、固定台18bに対して回動台18aが回動可能に支持され、ロータリシリンダによって駆動されるようになっている。
また、この壁面研磨装置10では、ローラ11の外表面の研磨布14をアルミパネルPに一定の押し付け力で押し付けて研磨できるように押付機構19が設けてある。この押付機構19は、取付台16上に固定された固定板19aに押圧用シリンダ19bが取り付けられ、ロッドがスライド台17に連結してあり、押圧用シリンダ19bを制御することで一定の押圧力でスライド台17より前方に搭載された部材全体を前方に押し出すようになっている。
さらに、固定板19a上には、研磨剤タンク20が搭載され、研磨剤のアルミナ粉が沈澱しないように攪拌する攪拌機20aが備えられるとともに、レベルゲージ20bが取り付けてある。そして、この研磨剤タンク20から研磨剤をローラ11の表面に供給するため研磨剤供給ポンプ21が備えてあり、ホースを介して供給できるようにしてある。
このように構成した壁面研磨装置10では、次のようにしてアルミパネルPの研磨が行われる。
まず、作業用ケージ2に搭載された作業用ロボットを構成するアーム機構3の工具ヘッド4に、工具ユニットとしてこの壁面研磨装置10の取付台16を固定する。
そして、ローラ11の外周面に研磨布14をスパイラル上に巻きつけて面ファスナで固定する。この研磨布14の取付状態では、研磨布14の貼り合わせ面14aにスパイラル状に溝14bが形成された状態となる。
このローラ11を研磨対象となるアルミパネルPに対して移動方向を定め、移動方向に対する直角方向に対しローラ軸13を僅かに傾けた角度に姿勢変更機構18で設定する。このローラ軸13の設定は、例えば図7に示すように、実験結果によれば、ローラ11の移動方向をアルミパネルPの圧延方向に合わせて研磨することで、きれいに仕上げることができるとともに、移動直角方向に対してローラ軸13を5度程度傾けて研磨することで研磨跡を極力抑えることができる。
こののち、ローラ11を回転駆動するとともに、押付機構19で一定の押付力で押し付け、研磨剤を研磨剤ポンプ21から連続的、あるいは間欠的に供給し研磨を行う。
そして、このローラ11による研磨幅を200mm程度とし、左右に3000mm程度移動した後、隣接する部分とわずかに重なるようにして研磨を行うことを繰り返す。
これにより、作業用ロボットによりアルミパネルPの研磨作業を機械化することができる。
このような壁面研磨装置10では、研磨布14の貼り合わせ面14aがスパイラル状にしてあるので、円周上に均等に貼り合わせ部分が位置することになり、ローラ11の回転にともなう振動を極力抑えることができる。また、貼り合わせ面14aに沿って溝14bを形成してあるので、研磨布14の表面に供給される研磨剤がスパイラル状の溝14aとローラ11の回転にともなう遠心力の作用で、均一に分散させることができる。
このような壁面研磨装置10による研磨では、ローラ11の表面とアルミパネルPとの相対速度が研磨効率に大きく影響することになるが、実験によれば、これまでの手作業による研磨作業を解析したところ、相対速度が1.5〜2.0m/secであることから、本装置では、ローラ11の直径を80〜140mm、ローラの回転速度を200〜3000rpm、これらの値から定まるローラの相対速度を0.8〜22m/secとする。
ローラの直径が80mmより小さくなると、研磨布の貼り付けが困難になる一方、140mmを超えて大きくなると、遠心力による研磨剤の飛散が多くなる。また、ローラの回転速度が200rpmより低いと、研磨効率が低下する一方、3000rpmを超えて高くしても研磨効率の向上が期待できない。
さらに、ローラの押し付け力は、研磨作業に最も重要な因子のひとつであり、ツールマークや研磨状況から2〜3kg程度が良好であった。
なお、上記実施の形態では、ローラを回転駆動するため、装置本体12の背面にモータを設置し、ベルト機構で駆動するように構成したが、ローラ内にモータを収納してローラを駆動する方式とすることもでき、小型コンパクト化を図ることが可能となる。
次の、この壁面研磨装置の他の一実施の形態について、図8により説明するが、すでに説明した上記実施の形態と同一部分については、同一記号を記し重複する説明は省略する。
この壁面研磨装置10Aでは、作業者が持って研磨作業を行うようにするものであり、ローラ11の回転駆動をモータにより行うようにしてある。
この壁面研磨装置10Aでは、ローラ11の円筒体11aの内部にモータが収納されてローラ11自体を回転駆動可能とし、装置本体12にローラ11が回転可能に取り付けてある。そして、装置本体12の開口と反対の平面に手動作業用ハンドル22が取り付けてある。
なお、この壁面研磨装置10Aでは、壁面研磨装置10での揺動支持ホルダ15から装置本体12の外側に取り付けられる機構の構成部品が省略され、その代わりに手動作業用ハンドル22が装備されて構成されている。
このように構成した手動作業用の壁面研磨装置10Aでは、手動作業用ハンドル22を持つ作業者によって、ローラ11がアルミパネルPに倣うように左右の押し付け力を調整して倣わせるとともに、全体を一定の押し付け力で押し付けるように操作されると同時に、ローラの姿勢も作業者によって定められる。
そして、ローラ11の外周面にスパイラル状の貼り合わせ面14aを介して取り付けた研磨布14に研磨剤を塗布するなどで研磨作業が行われる。
このような手動式とした場合でも、ローラに取り付けた研磨布14が回転駆動されているので、従来の研磨に比べて力の小さくて済み、効率的に研磨を行うことができる。
なお、手動作業用の壁面研磨装置10Aについても、すでに説明した壁面研磨装置10を構成する揺動支持ホルダ15など装置本体12の外側に設けられる機構を設けて構成しても良く、一層機能を向上して効率よく研磨することができる。
この発明の壁面研磨装置の一実施の形態にかかる概略正面図である。 この発明の壁面研磨装置の一実施の形態にかかる概略平面図である。 この発明の壁面研磨装置の一実施の形態にかかる概略右側面図の一部である。 この発明の壁面研磨装置の一実施の形態にかかり、ゴンドラ装置の作業用ケージに搭載された作業用ロボットの工具ユニットに適用した場合の概略説明図である。 この発明の壁面研磨装置の一実施の形態にかかり、それぞれローラの、縦断面図、横断面図、貼り合わせ面および溝の説明図である。 この発明の壁面研磨装置の一実施の形態にかかり、それぞれローラの溝の説明図である。 この発明の壁面研磨装置の一実施の形態にかかり、研磨作業状態の説明図である。 この発明の壁面研磨装置の他の一実施の形態にかかり、手動作業用に適用した場合の概略正面図および平面図である。 それぞれ従来の汎用機器による研磨作業状態の説明図である。
符号の説明
P アルミパネル(研磨対象の壁面)
1 ワイヤロープ
2 作業用ケージ
3 アーム機構(作業用ロボット)
4 工具ヘッド
10 壁面研磨装置(作業用ロボット用)
10A 壁面研磨装置(手動作業用)
11 ローラ
11a 円筒体
11b スポンジ
12 装置本体
13 ローラ軸
13a プーリ
13b モータ
13c プーリ
13d ベルト
14 研磨布
14a 貼り合わせ面
14b スパイラル状の溝
15 揺動支持ホルダ
15a 揺動ピン
15b スプリングプランジャ
16 取付台
17 スライド台
18 姿勢変更機構
18a 回動台
18b 固定台
19 押付機構
19a 固定板
19b 押圧用シリンダ
20 研磨剤タンク
20a 攪拌機
20b レベルゲージ
21 研磨剤供給ポンプ
22 手動作業用ハンドル

Claims (6)

  1. 外周面に研磨布が取り付けられるとともに、回転駆動されるローラと、このローラを研磨対象面に倣わせるローラ軸の揺動機構と、前記ローラを研磨対象面に一定押付力で押し付ける押付機構と、を備えることを特徴とする壁面研磨装置。
  2. 前記研磨布の前記ローラ外周面への貼り合わせ面を少なくとも一周するスパイラル状としたことを特徴とする請求項1記載の壁面研磨装置。
  3. 前記研磨布の前記ローラ外周面への貼り合わせ面に、スパイラル状の溝を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の壁面研磨装置。
  4. 前記ローラの前記研磨布の表面に研磨剤を供給する研磨剤タンクと研磨剤供給ポンプを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の壁面研磨装置。
  5. 前記ローラのローラ軸の方向を変更可能な姿勢変更機構を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の壁面研磨装置。
  6. 前記請求項1〜5のいずれかに記載の壁面研磨装置に、作業用ロボットに取付可能な取付台または手動作業用ハンドルを設けたことを特徴とする壁面研磨装置。
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