JP2001239447A - 荷重バランス型フローティング装置 - Google Patents

荷重バランス型フローティング装置

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JP2001239447A
JP2001239447A JP2000089658A JP2000089658A JP2001239447A JP 2001239447 A JP2001239447 A JP 2001239447A JP 2000089658 A JP2000089658 A JP 2000089658A JP 2000089658 A JP2000089658 A JP 2000089658A JP 2001239447 A JP2001239447 A JP 2001239447A
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JP2000089658A
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Takashi Yamada
孝 山田
Masaaki Miyabe
公明 宮辺
Kazuyuki Fujiwara
和行 藤原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はロボットアームに装着され、被加工
物の仕上げ作業等を行う荷重バランス型フローティング
装置に関する。従来の装置は、ロボット姿勢変化に伴い
フローティング荷重が変化し均一仕上げ加工が難しく、
また均一仕上げ加工には装置が複雑になり、準備作業等
に長時間要する不具合があった。本発明は従来装置の不
具合を解消する荷重バランス型フローティング装置の提
供を課題とする。 【解決手段】 本発明の荷重バランス型フローティング
装置は、取付けブロックに基端部が固着され、工具に掛
かるフローティング荷重を発生させる方向に工具を移動
させるベースブロック、工具を駆動する加工具に一端が
枢支され、他端がベースブロックに枢支されて、内部の
導入したエアーにより伸縮するロッドにより加工具を移
動させるエアーシリンダ、エアーシリンダに導入するエ
アーを制御し、フローティング荷重を所要の大きさにす
る電空レギュウレータを設けるものとした。これによ
り、ロボットがどの様な姿勢でも、フローティング荷重
は、本体荷重の影響をうけず一定にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット等の先端
部に設けられ被加工物の仕上げ作業に使用するための荷
重バランス型フローティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットに設けた工具により被加
工物の面取り、磨き作業等を行うにあたっては、工具に
掛かる荷重を所定の範囲に保ち、均一な仕上がり面を実
現させるために、荷重バランス型フローティング装置が
使用されている。
【0003】図12に示すように、先端に設けるように
した工具としての切削冶具、砥石又はバフホイール4a
等の研削工具により、被加工物の面取り又は磨き作業を
行うようにしている、スピンドル4を一方向にのみフロ
ーティング荷重11が掛けられるようにしている。この
ような、従来の荷重バランス型フローティング装置とし
ての一方向フローティング装置1は、ロボットフランジ
9の前面に取り付けた取付けブロック10を介して固着
されたケーシング5内にエアシリンダ7を設け、エアシ
リンダ7内のロッド14側に設けたスプリンク6と、ピ
ストン13側に導入されるエアー8圧とのバランスによ
り、左右に移動するロッド14の動きに対応して、下端
部にコロを設けたベースブロック2が左右に移動し、ベ
ースブロック2の下端に固着された加工具としてのボデ
ー3が左右に移動することにより、ボデー3内を貫通し
て回転作動するスピンドル4の先端に設けられたバフホ
イール4a等の一方向のみに、フローティング荷重11
を発生させるようにしている。
【0004】即ち、スピンドル4の先端に設けたバフホ
イール4aに発生するフローティング荷重11は、ケー
シング5内に設置されたスプリング6のバネ力とピスト
ン13に作用するエアー8圧力とにより決り、バフホイ
ール4aには一方向の所定範囲のフローティング荷重を
発生させることができる。
【0005】しかしながら、このような一方向フローテ
ィング装置1では、図12に示すようなボデー3の軸心
方向と本体荷重12の方向とを一致させて、一軸フロー
ティング装置水平姿勢で使用するときには、特に問題は
生じないが、加工具としてのボデー3の軸心方向と本体
荷重12の方向とが一致しないとき、特に、図13に示
すように、ボデー3の軸心方向と本体荷重12の方向と
が直交するような姿勢で使用される場合には、本体荷重
12の大きさが、フローティング荷重11に加算された
り、又は減算されたりすることが生じるために、バフホ
イール4aに掛かるフローティング荷重11が極端に変
化し、バフホイール4aには所定の荷重を負荷させるこ
とが難しく、均一な仕上り面を形成することが難しい。
【0006】さらに、このフローティング荷重11の大
きさは、ボデー3の軸方向の鉛直からの傾斜角によって
本体荷重12のフローティング荷重11方向成分が変化
するため、極端に言えば、図12に示す一軸フローティ
ング装置では、水平姿勢でしか使用できないという不具
合がある。
【0007】次に、図14はスピンドル4の全方向にフ
ローティング荷重11が掛けられるようにした、従来の
荷重バランス型フローティング装置としての全方向フロ
ーティング装置15である。図に示す様に、ロボットフ
ランジ9の先端(下端)面に直接、又は図12に示す様
に取付ブロック10を介して、一端(上端)側が固着さ
れたケーシング5の他端側には、ケーシング5の外周部
に沿って配設された複数のバネ材16を介してベースブ
ロック2が連結されている。
【0008】また、バネ材15と連結されたベースブロ
ック2の反対(下端)側の面には、スピンドル4を回動
自在に駆動可能にして貫通させるようにしたボデー3の
基端部が固着されている。また、ケーシング5の他端側
には、バネ材16と干渉しない位置のケーシング5の外
周部に沿って、図12に示すケーシング5内に設けたエ
アシリンダ7と同様な構造にされたエアシリンダ17が
複数配設されている。
【0009】全方向フローティング装置は、上述の構成
にされているので、フローティング荷重11方向と反対
側のベースブロック2上に配置されたエアシリンダ17
に所定圧力のエアー8を導入することにより、エアシリ
ンダ17から突出するロッド14の先端部が、バネ材1
6の強度に抗してベースブロック2を押し下げ傾けるこ
とにより、スピンドル4には所要方向に任意の大きさの
フローティング荷重11を発生させることができる。
【0010】しかしながら、このような全方向フローテ
ィング装置17では、図14に示すようなボデー3の軸
心方向と本体荷重12の方向とが一致する、いわゆる全
方向フローティング装置15を垂直姿勢で使用するとき
には、特に問題は生じないが、スピンドルホルダーであ
るボデ−3の軸心方向と本体荷重12の方向とが一致し
ないとき、特に、図15に示すように、ボデー3の軸心
方向と本体荷重12の方向とが直交するような場合に
は、本体荷重12の大きさがフローティング荷重11を
発生させる方向によっては、フローティング荷重11に
加算されたり又は減算されたりすることが生じるため
に、スピンドル4の先端に設けたバフホイール4aに掛
かるフローティング荷重11が極端に変化し、バフホイ
ール4aには所定の荷重を負荷して使用することができ
ず、均一な仕上り面を形成することが難しい。
【0011】また、このフローティング荷重11の大き
さは、前述した一方向フローティング装置1と同様に、
ボデー3の本体荷重12の方向である鉛直方向からの傾
斜角によって変化するため、極端に言えば、図14に示
す全方向フローティング装置水平姿勢でしか使用できな
いという不具合がある。
【0012】なお、前述した一方向フローティング装置
1又は全方向フローティング装置15でも、エアシリン
ダ6に導入されるエアー8の圧力をボデー3の傾斜に応
じて変化するフローティング荷重11に対応して変化さ
せ、又はエアー8の圧力を変えるとともに、エアー8を
導入するエアシリンダ17を変えることにより、鉛直方
向に作用する本体荷重12によるフローティング荷重1
1はボデー3の姿勢角のいかんに拘わらず一定にするこ
とはできる。
【0013】しかしながら、このようにして、ボデー3
の姿勢角に拘わらずフローティング荷重11を所望する
一定の大きさにする場合は、ボデー3の姿勢角に対応し
たエアー8の圧力制御、エアシリンダ17の選択が必要
となり、このために装置が複雑化するとともに、加工作
業によっては、加工工程に沿った圧力制御プログラムの
作成等、作業前の準備作業に膨大な時間を要することに
なる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、被加工物の加工を行う
ロボットのどのような姿勢にも対応して、工具に負荷さ
れるフローティング荷重を一定にして、しかも、作業時
における姿勢角の変化にも拘わらず、本体荷重がフロー
ティング荷重に影響しないようにして、しかもエアー圧
の制御又はエアシリンダの選択作業を不要にして、所望
する大きさの荷重を工具に負荷させることができるよう
にした荷重バランス型フローティング装置を提供するこ
とを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、第1番目の本
発明の荷重バランス型フローティング装置は、次の手段
とした。
【0016】(1) 被加工物の面取り、磨き作業を行
うロボットア−ムの先端部のロボットフランジに取り付
けられた取付けブロックの前面に基端部が固着され、先
端に面取り、磨き作業を行う工具を駆動する加工具を設
け、駆動により被加工物を均一な仕上がり面にする工具
に掛かる荷重を、加工具を相対的に移動させてフローテ
ィング荷重を所定の範囲に保たせるベースブロックを設
けた。なお、ベースブロックと相対的に移動する加工具
の移動は、ベースブロックの下面に沿って移動するもの
でも、ベースブロックに対し回転移動させる様にしたも
のでも良い。
【0017】(2)工具を設け駆動する加工具に一端が
枢支され、他端がベースブロックに枢支されて、内部に
導入したエアーの差圧により伸縮するロッドにより加工
具をベースブロックと相対的に移動させるエアーシリン
ダを設けた。なお、ベースブロックと加工具とを枢支連
結するエアーシリンダは、ロッド側とシリンダ側とをベ
ースブロック及び加工具に直接連結するようにしても良
く、又はベースブロックと加工具との間に設けたリンク
等の連結手段を介して間接的に連結するようにしたもの
でも良い。
【0018】(3)エアーシリンダのピストン両側に導
入するエアーの圧力、流量を制御することによって、ロ
ッドの伸縮方向、大きさを制御し、工具に掛かる荷重を
フローティング荷重を所定の範囲に保たせる所要の大き
さに制御すべく、加工具をベースブロックと相対的に移
動させる電空レギュウレータを設けた。なお、電空レギ
ュウレータは、加工作業に応じてフローティング荷重を
指示するロボットコントロ−ラと、ロボットコントロ−
ラの指示をロボットの作業姿勢に対応させて順次伝達す
るシ−ケンサと、シ−ケンサからの指示を所定の電圧に
変換する変換器で制御されるものにすることが好まし
い。
【0019】本発明の荷重バランス型フローティング装
置は、上述(1)〜(3)の手段にしたことにより、
(a)被加工物の面取り、磨き作業を行うロボットがど
の様な姿勢にされている場合においても、工具に掛かる
フローティング荷重は、本体荷重の影響をうけることが
なく所定範囲の一定荷重にでき、しかも、ロボットの姿
勢変化があっても大きさが変わることがなく、被加工物
の面取り、磨き作業を行う工具に掛かる荷重を常に加工
に最適な所定の範囲に保ち、被加工物を均一な仕上がり
面にすることができる。
【0020】また、ロボットの姿勢変化時に必要として
いたエアー圧の制御、エアーシリンダの選択作業等が不
要になるとともに、作業前の作業工程に対応したエアー
シーケンス設定等に要する作業前の膨大な設定作業が不
要になる。
【0021】また、第2番目の本発明の荷重バランス型
フローティング装置は、上述(1)−(3)の手段に加
え、次の手段とした。
【0022】(4)ベースブロックが被加工物の面取
り、磨き作業を行うロボットアームの先端に取り付け
た、ロボットフランジに取り付けられた取付けブロック
の前面に基端部が固着され、前端に面取り、磨き作業を
行う工具を設け、工具の駆動により被加工物を均一な仕
上がり面にすることができる加工具の軸方向の重心位置
を枢支する軸受けを上端部に設けたブラケットを先端部
に立設したものとした。なお、軸受けで枢支する加工具
の重心位置は、軸方向とともに高さ方向にも重心位置を
通るものにすることが好ましくい。
【0023】(5)エアーシリンダが重心位置より外れ
た軸方向位置の加工具に一端が枢支され、ベースブロッ
クに他端が枢支されて、内部を摺動するピストン両側に
電空レギュレ−タで制御され、導入されたエアーの差圧
により伸縮するロッドによって、軸受けで軸支された加
工具に重心位置回りの回転力を生じさせて、工具に回転
力に対応したフローティング荷重を発生させるものとし
た。
【0024】なお、加工具に一端を枢支するエアーシリ
ンダは、軸受けで枢支される加工具の重心位置よりも、
取付けブロック側に位置するベースブロックに他端を枢
支して設けることが好ましい。
【0025】本発明の荷重バランス型フローティング装
置は、上述(4)〜(5)の手段にしたことにより、上
述(a)に加え、(b)フローティング荷重を発生させ
る機構が、加工具の軸方向の重心位置をブラケットの上
端部に設けた軸受けに枢支し、加工具軸方向の重心から
外れた位置に連結されたエアーシリンダのロッド伸縮に
より回転力を生じさせるものとしたので簡単な構造にす
ることができ、フローティング荷重を発生させる作動が
信頼性の高いものにできるとともに、安価なものにな
る。
【0026】また、第3番目の本発明の荷重バランス型
フローティング装置は、上述(1)−(3)の手段に加
え、次の手段とした。
【0027】(6)ベースブロックの上端部に加工具の
重量で発生する本体荷重が、フローティング荷重に影響
する度合を小さくするためにウエイトを設けた。なお、
ウエイトを可動自在に載置するベースブロックは、取付
けブロックの前面に取り付けられるものでなくても良
く、例えば、取付けブロックの側面に一端が連結され、
略同一面をなしてベースブロックの側部に配置するよう
にした、支持台等で形成するようにしたものでもよい。
【0028】(7)加工具及びウエイトを加工具の軸方
向にベースブロックに対して相対的に移動させるリニヤ
ーガイドを、ベースブロックと加工具及びウエイトとの
間に介装し設けるものとした。なお、リニヤーガイドは
移動時にリンクの作動により多少上下動する加工具及び
ウエイトの上下動を吸収できる構造のものを採用するこ
とがのぞましい。
【0029】(8)一端が加工具に枢着され他端がウエ
イトに枢着されて、エアーシリンダの内部に導入したエ
アーの差圧により伸縮するロッドにより作動するウエイ
トの移動量を、加工具に伝達し加工具とウエイトとを相
対的に移動させるリンクを設けた。なお、リンクはウエ
イトに枢支連結されたリンク部材と加工具に枢支連結さ
れたリンク部材との間に枢支連結された中間リンク部材
とからなり、中間リンク部材の中央部にベースブロック
又は支持台等から突設されたピンで枢支した支点を設
け、支点回りに中間リンク部材を回転させてウエイトの
移動につれて、加工具をウエイトの移動方向とは逆方向
に移動させる機構のものを採用することが好ましい。
【0030】(9)エアーシリンダが、一端をベースブ
ロックに枢着し他端をウエイトに枢着して、伸縮するロ
ッドによって移動するウエイトの移動量をリンクを介し
て加工具に伝達し、加工具をフローティング荷重方向に
移動させ、フローティング荷重を発生させるものとし
た。
【0031】本発明の荷重バランス型フローティング装
置は、上述(6)〜(9)の手段にしたことにより、上
述(a)に加え、(c)水平姿勢では本体荷重及びウエ
イト荷重は、ロボットフランジに対して垂直に作用し、
ロボット自体が本体荷重及びウエイト荷重を保持し、こ
れらの荷重はフローティング荷重には影響を与えず、前
斜姿勢でも、後斜姿勢でも、さらには垂直姿勢でも本体
荷重のフローティング方向の分力とウエイト荷重のフロ
ーティング方向の分力がリンクの支点で釣り合い、互に
打ち消し合うため、どのような姿勢でも、フローティン
グ荷重には影響を与えず所定範囲のフローティング圧力
を工具に与えることができる。また、フローティング方
向の分力とウエイト荷重の分力の釣り合いは、本体荷重
及びウエイト荷重の関係が、これらの荷重分力と本体腕
及びウエイト腕の各ア−ム長さの積が等しくなるように
設計製作することで成立させることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の荷重バランス型フ
ローティング装置の実施の一形態を図面にもとづき説明
する。なお、図12〜図15に示す部材と同一若しくは
類似の部材には同一符号を付して説明は省略する。図1
は本発明の荷重バランス型フローティング装置の実施の
第1形態を示す側面図および作動システムを示す図、図
2は図1に示す荷重バランス型フローティング装置を装
着したロボットによる仕上げ加工を行っている側面図で
ある。
【0033】図2に示すように、本実施の形態の荷重バ
ランス型フローティング装置20(以下単にフローティ
ング装置という)は、前述した一方向フローティング装
置1および全方向フローティング装置15と同様に、ロ
ボット21のアームの先端部に設けられたロボットフラ
ンジ9に、取付けブロック10を介して取り付けられて
いる。フローティング装置20のスピンドル4先端に装
着された、切削冶具、砥石又はバフホイール等の研削工
具29は、加工を行うために最適な所定のフローティン
グ荷重11が負荷されて、被加工物22のフランジ23
の外周に沿って移動させられ、フランジ23外周の面取
り、磨き作業等を行い、フランジ23外周を均一な面に
仕上げていく。
【0034】このフローティング装置20は、取付けブ
ロック10の前面に直交させて基端部が固着されるとと
もに、先端部には略直交して取付けブロック10の前面
と略平行にされたブラケット25を立設したベースブロ
ック24、ブラケット25の上端部に設けられ、ボデー
3、交換アダプター27、エアーGR28、スピンドル
4および本実施の形態では工具29として切削工具を図
示したが、前述した工具29からなる加工具の重心位置
を軸支する軸受26、軸受26よりの後方の取付ブロッ
ク10側に設けられ、シリンダ側端部がベースブロック
24に枢着されるとともに、ロッド側端部がボデー3に
軸受26により枢着されて、ロッド14側にスプリング
6を設けるようにした図12に示すエアシリンダ7とは
異り、ピストン13の両側に導入されるエアー8の差圧
によりロッド14を伸縮させるエアーシリンダ30、エ
アー源31からエアーシリンダ30の両側に導入される
エアー8の圧力、流量を調節する電空レギュレータ32
からなる。
【0035】また、流量を調節する電空レギュレータ3
2は、ロボットコントローラ33より所定の設定された
フローティング荷重11をシーケンサー34に指示し、
これをシーケンサー34では、ロボットの姿勢に対応し
た指示値にして変換器35に送り、変換器35では指示
値に対応して所定の電圧に変え、この電圧により制御す
るようにしている。これにより電空レギュレータ32
は、所定のエアー8圧力を保ちながらエアーシリンダー
30にエアー8を供給し、ロッド14を伸縮させること
により、軸受け26を介して工具29位置で矢視で示
す、フローティング方向のフローティング荷重11を発
生させることができるとともに、フローティング荷重1
1をコントローラ33に設定された一定の大きさの荷重
に保つことができる。
【0036】本実施の形態のフローティング装置20
は、上述した構成にされているので、フローティング装
置20を用いたロボット21により、例えば、図2に示
すフランジ23外周面の面取り作業を行うときは、ロボ
ット21のアーム先端にフローティング装置20を取り
付け、被加工物22の加工要求精度に合わせて予めフロ
ーティング荷重11を設定し、これをロボットコントロ
ーラ33のロボットプログラムで指示しておき、ロボッ
トの姿勢変化に対応して変化する本体荷重12がフロー
ティング荷重11に影響しないように軸受け26で受
け、シーケンサー34で所要の面取りに対応した指示値
を電空レギュレータ32を制御して、当該フランジ23
外周面の形状に沿って、ロボット21でフローティング
装置20を作動させる。
【0037】さらに、本実施の形態のフローティング装
置20では、図3に示すように水平姿勢では加工具の本
体荷重12は、軸受け26が設けられている重心に作用
し、工具29に必要なフローティング荷重11は、エア
ーシリンダー30のピストン13側およびロッド14に
導入されるエアー8の圧力に比例して発生し、従来装置
と同様に一定のフローティング荷重を工具に発生させる
ことができる。しかも、このフローティング荷重11
は、図4に示す前斜姿勢でも、図5に示す垂直姿勢で
も、本体荷重12は軸受け26に掛かるため、フローテ
ィング荷重11には影響を与えないので、如何なる姿勢
においても所望する一定した圧力のフローティング荷重
11を工具29に与えることができる。
【0038】なお、図2に示す加工事例においては、次
の内容でフランジ23外周面の面取りが均一に加工でき
た。
【0039】 加工物材質 INCO718鋳物 面取り要求精度 0.254〜0.762m/m フローティング荷重 150g〜200g なお、本実施の形態のフローティング装置20では、フ
ローティング荷重は0g〜2kgに設定することができ
る。
【0040】次に、本発明の荷重バランス型フローティ
ング装置の実施の第2形態を説明する。なお、本実施の
形態では実施の第1形態と同様に図12〜図15に示す
部材と同一若しくは類似の部材には同一符号を付し、更
に図1〜図5に示す部材と同一若しくは類似の部材には
同一符号を付して詳細説明は省略する。
【0041】図6は本実施の形態の荷重バランス型フロ
ーティング装置を示す側面図および作動システムを示す
図、図7は図6に示す荷重バランス型フローティング装
置を装着したロボットによる仕上げ加工を行っている図
で、図7(a)は側面図、図7(b)は図7(a)の矢
視Aの拡大図、図8は水平姿勢での荷重とフローティン
グ圧力を示す図、図9は前傾姿勢での荷重とフローティ
ング圧力を示す図、図10は後傾姿勢での荷重とフロー
ティング圧力を示す図、図11は垂直姿勢での荷重とフ
ローティング圧力を示す図である。
【0042】図に示すように、図7(a)に示すロボッ
ト21のア−ム先端に図6に示すロボットフランジ9を
取り付け、このロボットフランジ9の前面に本実施の形
態の(荷重バランス型)フローティング装置36を取付
けブロック10を介して取り付ける。このフローティン
グ装置36は、図6に示す様に加工具としてのボデ−3
と、ボデ−3による本体荷重12とバランスさせるウエ
イト荷重を生じさせるウエイト37と、ボデ−3および
ウエイト37をベ−スブロック24と相対的に移動させ
るリニア−ガイド38と、フローティング荷重11圧力
を発生させるエアシリンダ7と、ボデ−3とウエイト3
7とを連結しエアシリンダ7のロッド14で駆動される
ウエイト37の動きと反対側にボデ−3をベ−スブロッ
ク24と相対的に移動させるリンク39から構成されて
いる。
【0043】なお、図においては、ウエイト37は取付
けブロック10の側面に一端が連結され、略ベ−スブロ
ック24と同一面をなしてベ−スブロック24の側部に
配置されるようにした、支持板上に可動自在に載置する
ようにしているが、説明の便宜上以下の説明において
は、特に区別する必要のない場合は、この支持板を含め
てベ−スブロック24と称することとする。
【0044】また、ロボットコントロ−ラ33より所定
のフローティング荷重11を指示し、これをシ−ケンサ
−34に送り変換器35を介して所定の電圧に変えて電
空レギュレ−タ32を制御して、エア−源31からのエ
ア−流量を調整してフローティング荷重11に対応する
エア−を送り込みエアシリンダ7内をシリンダ圧力42
にする。エアシリンダ7ではシリンダ圧力42を保ちな
がらロッド14を作動させてウエイト37を駆動し、ウ
エイト37の作動により一端が枢着されたリンク39の
中間リンク部材を、取付けブロック10から突設させた
支点40回りに作動させてボデ−3を移動させ、ボデ−
3先端に設けた工具としてのバフホイ−ル29における
フローティング荷重11を所定の範囲に保持するように
している。
【0045】本実施の形態のフローティング装置36を
用いてロボット21によるR取り作業を行うときには、
ロボット21に本実施の形態のフローティング装置36
を取り付け、被加工物22に対する要求精度に合わせて
予めフローティング荷重11を設定し、これをロボット
コントロ−ラ33のロボットプログラムで指示してお
き、被加工物22の加工部位の形状に沿ってロボット2
1でフローティング装置36を動かす。なお、必要なフ
ローティング荷重11は、エアシリンダ30がロッド1
4に与えウエイト37を駆動するシリンダ圧力42に比
例する。
【0046】本実施の形態のフローティング装置36
は、図8に示すような水平姿勢では本体荷重12及びウ
エイト荷重41は、ロボットフランジ9に対して垂直で
あり、ロボット21自体が本体荷重12及びウエイト荷
重41を受けるため、これらの荷重はフローティング荷
重11には影響を与えない。
【0047】また、本実施の形態のフローティング装置
36は、図9に示す前斜姿勢でも、図10に示す後斜姿
勢でも、さらには図11に示す垂直姿勢でも、本体荷重
12のフローティング方向の分力W1x43とウエイト荷
重の分力W2x44がリンク39により支点40で釣り合
う(打ち消し合う)ため、どのような姿勢でも、フロー
ティング荷重11には影響を与えないで一定した圧力を
工具に与えることができる。
【0048】さらに、本体荷重12のフローティング方
向の分力W1x43とウエイト荷重41のフローティング
方向の分力W2x44の釣り合いは、分力W1x43及び分
力W2x44と本体腕長さr1 びウエイト腕長さr2 との
関係がW1 ・r1=W2 ・r2になるように設計製作する
ことで成立させることができる。
【0049】なお、図7に示す加工事例においては、次
の内容で被加工物22のフランジ23外周面の面取りが
均一に加工することができた。
【0050】 加工物材質 Ni系合金材及び鉄鋼材 面取り要求精度 0.1〜5.0mm フローティング荷重 100g〜5kg なお、本実施の形態のフローティング装置36では、フ
ローティング荷重11を0g〜10kgに設定すること
ができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の荷重バラ
ンス型フローティング装置は、ロボットア−ム先端部の
ロボットフランジに取り付けられた取付けブロックの前
面に基端部が固着され、先端に面取り、磨き作業を行う
工具を駆動する加工具を設け、被加工物を均一な仕上が
り面にする駆動時に掛かる荷重を、加工具を相対的に移
動させフローティング荷重の所定の範囲に保つベースブ
ロック、加工具に一端が枢支され、他端がベースブロッ
クに枢支されて、エアー差圧により伸縮するロッドで加
工具をベースブロックと相対的に移動させるエアーシリ
ンダ、エアーシリンダに導入するエアーの圧力、流量を
制御して、ロッドの伸縮方向、大きさを制御し、工具に
掛かる荷重をフローティング荷重の所定の範囲に制御す
べく、加工具をベースブロックと相対的に移動させる電
空レギュウレータを設けるものとした。
【0052】これにより、被加工物の面取り、磨き作業
を行うロボットがどの様な姿勢においても、工具に掛か
るフローティング荷重は、本体荷重の影響をうけること
なく所定範囲にでき、しかも、ロボットの姿勢変化によ
って変らず、被加工物の面取り、磨き作業を行うときに
掛かる荷重を加工に最適な所定の範囲に保ち、被加工物
を均一な仕上がり面にすることができる。また、ロボッ
トの姿勢変化時に必要としていたエアー圧の制御、エア
ーシリンダの選択作業等が不要になり、作業前の作業工
程に対応したエアーシーケンス設定等に要する膨大な設
定作業が不要になる。
【0053】また、本発明の荷重バランス型フローティ
ング装置は、ロボットアームの先端に取り付けたロボッ
トフランジに取り付けられた取付けブロックの前面に基
端部が固着され、前端に面取り、磨き作業を行う工具を
設け、工具の駆動により被加工物を均一な仕上がり面に
する加工具の軸方向の重心位置を枢支する軸受を、上端
部に設けたブラケットを先端部に立設したベースブロッ
ク、重心位置より外れた軸方向位置の加工具に一端が枢
支され、ベースブロックに他端が枢支されて、ピストン
両側に導入したエアーの差圧により伸縮するロッドで、
軸受けで軸支された加工具に重心位置回りの回転力を生
じさせて、工具に回転力に対応したフローティング荷重
を発生させるエアーシリンダを設けるものとした。
【0054】これにより、フローティング荷重を発生さ
せる機構が、加工具の重心位置をブラケットの上端部に
設けた軸受けに枢支し、軸方向の重心から外れた位置に
連結されたエアーシリンダのロッド伸縮により加工具に
回転力を生じさせるものとしたので簡単な構造のものに
でき、フローティング荷重を発生させる作動機構が信頼
性の高いものにでき、安価なものになる。
【0055】また、本発明の荷重バランス型フローティ
ング装置は、ベースブロックの上端部に設けたウエイ
ト、ベースブロックと加工具及びウエイトとの間だに介
装され、加工具及びウエイトを加工具の軸方向にベース
ブロックと相対的に移動させるリニヤーガイド、一端が
加工具に枢着され他端がウエイトに枢着されて、内部に
導入したエアーの差圧により伸縮するロッドにより、加
工具とウエイトとを相互に逆方向に移動させるリンク、
一端をベースブロックに枢着し他端をウエイトに枢着し
て、伸縮するロッドによってウエイトを移動させリンク
を介して加工具にフローティング荷重を発生させるエア
シンダを設けるものとした。
【0056】これにより、水平姿勢では本体荷重及びウ
エイト荷重は、ロボットフランジに対して垂直にでき、
ロボット自体が本体荷重及びウエイト荷重を受け、これ
らの荷重はフローティング荷重には影響を与えず、前斜
姿勢でも、後斜姿勢でも、さらには垂直姿勢でも本体荷
重のフローティング方向の分力とウエイト荷重の分力が
リンクの支点で釣り合い打ち消し合い、どのような姿勢
でもフローティング荷重には影響を与えず一定した圧力
を工具に与えることができる。また、フローティング方
向の分力とウエイト荷重の分力の釣り合いは、本体荷重
及びウエイト荷重の関係が各分力とア−ム長さの積が等
しくなる設計製作で成立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷重バランス型フローティング装置の
実施の第1形態を示す側面図および電空レギュレータの
作動システムを示す図、
【図2】図1に示す荷重バランス型フローティング装置
を装着したロボットによる仕上げ加工を示す図で、図2
(a)はロボットの側面図、図2(b)は図2(a)に
示す矢視A−Aにおける加工されたフランジの正面図、
【図3】図1に示す荷重バランス型フローティング装置
を水平状態で使用しているときの側面図、
【図4】図1に示す荷重バランス型フローティング装置
を斜め下方に向けて使用しているときの側面図、
【図5】図1に示す荷重バランス型フローティング装置
を鉛直下方に向けて使用しているときの側面図、
【図6】本発明の荷重バランス型フローティング装置の
実施の第2形態を示す側面図および作動システムを示す
図、
【図7】図6に示す荷重バランス型フローティング装置
を装着したロボットによる仕上げ加工を行っている図
で、図7(a)は側面図、図7(b)は図7(a)の矢
視Aの拡大図、
【図8】水平姿勢での荷重とフローティング圧力を示す
図、
【図9】前傾姿勢での荷重とフローティング圧力を示す
図、
【図10】後傾姿勢での荷重とフローティング圧力を示
す図、図11は垂直姿勢での荷重とフローティング圧力
を示す図、
【図11】垂直姿勢での荷重とフローティング圧力を示
す図、
【図12】一方向にのみフローティング荷重が掛けられ
るようにした従来の荷重バランス型フローティング装置
の水平姿勢側面図、
【図13】図6に示す荷重バランス型フローティング装
置の垂直姿勢側面図、
【図14】全方向にフローティング荷重が掛けられるよ
うに従来の荷重バランス型フローティング装置の水平姿
勢側面図、
【図15】図8に示す荷重バランス型フローティング装
置の垂直姿勢側面図である。
【符号の説明】
1 一方向フローティング装置 2 ベースブロック 3 ボデー 4 スピンドル 5 ケーシング 6 スプリング 7 エアシリンダ 8 エアー 9 ロボットフランジ 10 取付けブロック 11 フローティング荷重 12 本体荷重 13 ピストン 14 ロッド 15 全方向フローティング装置 16 バネ材 17 エアシリンダ 20 (荷重バランス型)フローティング装置 21 ロボット 22 被加工物 23 フランジ 24 ベースブロック 25 ブラケット 26 軸受 27 交換アダプター 28 エアーGR 29 工具 30 エアーシリンダ 31 エアー源 32 電空レギュレータ 33 ロボットコントローラ 34 シーケンサ 35 変換器 36 (荷重バランス型)フローティング装置 37 ウエイト 38 リニヤ−ガイド 39 リンク 40 支点 41 ウエイト荷重 42 シリンダ圧力 43 本体荷重のフローティング方向の分力 44 ウエイト荷重のフローティング方向の分力
フロントページの続き (72)発明者 藤原 和行 愛知県小牧市大字東田中1200番地 三菱重 工業株式会社名古屋誘導推進システム製作 所内 Fターム(参考) 3C058 AA02 AA06 AA09 AA14 BB04 CB03 CB04 3F060 AA00 FA11 GA16 HA22 HA24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物の面取り、磨き作業を行う工具
    に掛かるフローティング荷重を所定の範囲に保ち、均一
    な仕上がり面にするためロボットアームの先端に取り付
    けられる荷重バランス型フローティング装置において、
    取付けブロックの前面に基端部が固着され、前記工具に
    掛かる前記フローティング荷重を発生させる方向に前記
    工具を移動させるベースブロックと、前記工具を設け駆
    動する加工具に一端が枢支され、他端が前記ベースブロ
    ックに枢支されて、内部に導入したエアーにより伸縮す
    るロッドにより前記工具を移動させるエアーシリンダ
    と、前記エアーシリンダに導入するエアーを制御し、前
    記フローティング荷重を所要の大きさに制御する電空レ
    ギュウレータとからなることを特徴とする荷重バランス
    型フローティング装置。
  2. 【請求項2】前記加工具の軸方向重心位置を枢支する軸
    受けを上端部に設けたブラケットを先端部に立設した前
    記ベースブロックと、重心位置より外れた位置の前記加
    工具に一端が枢支され、他端が前記ベースブロックに枢
    支され、伸縮する前記ロッドによって枢支点まわりに回
    転させ前記工具に前記フローティング荷重を発生させる
    前記エアーシリンダとからなることを特徴とする請求項
    1の荷重バランス型フローティング装置。
  3. 【請求項3】前記ベースブロックの上端部に設けたウエ
    イトと、前記加工具及びウエイトを前記加工具の軸方向
    に移動させるリニヤーガイドを設けた前記ベースブロッ
    クと、一端が前記加工具に枢着され他端が前記ウエイト
    に枢着されて、作業時に前記加工具と前記ウエイトとを
    相互に逆方向に移動させるリンクと、一端が前記前記ベ
    ースブロックに枢着され他端が前記ウエイトに枢着され
    て、伸縮する前記ロッドによって前記リンクを介して前
    記加工具に前記フローティング荷重を発生させる前記エ
    アーシリンダとからなることを特徴とする請求項1の荷
    重バランス型フローティング装置。
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