JP2008307630A - 研磨装置の研磨面加熱、冷却装置 - Google Patents

研磨装置の研磨面加熱、冷却装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被研磨物の研磨時、研磨装置の定盤に取付けた研磨パッドや砥石の研磨面を冷却又は加熱する研磨装置の研磨面加熱、冷却装置を提供すること。
【解決手段】研磨装置の研磨面加熱、冷却装置であって、被研磨物の研磨時、研磨面に対向して配置される熱交換体20を備え、熱交換体20は内部に熱交換媒体を通す熱媒体流路33が形成されており、研磨面に対向する底面の全部又は一部が前記研磨面の進行方向に向かって上方に離間するように所定角度傾斜した傾斜面又は複数の段差面となっており、被研磨物の研磨時、研磨面と熱交換体底面20との間に流入する研磨液(スラリー等)により熱交換体20は揚力を受けると共に、研磨面と熱交換体内の熱交換媒体流路を流れる熱交換媒体の間で熱交換を行い研磨面を加熱又は冷却する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエハや各種ハードディスク、ガラス基板、液晶パネル等の各種被研磨物を研磨する研磨装置の研磨パッドや砥石の研磨面を冷却又は加熱することができる研磨装置の研磨面加熱、冷却装置に関するものである。
従来、半導体集積回路装置の製造工程に用いられるCMP(化学的機械的研磨)装置には、回転する定盤に取付けた研磨パッド或いは砥石の研磨面上に保持機構で保持された半導体ウエハ(被研磨物)を押し付けると共に、該研磨面にスラリー等の研磨液を供給し、研磨パッド或いは砥石と被研磨物の相対運動により半導体ウエハを研磨するように構成されたものがある。
上記構成の研磨装置で半導体ウエハを研磨した場合、摩擦熱によって研磨パッド(又は砥石)の表面が変形したり、該研磨パッド(又は砥石)の研磨面各部の温度分布による研磨能力の差の発生等によって、半導体ウエハの研磨性能が低下してしまうという問題がある。そこで研磨面を冷却し、研磨面の温度を所定の温度範囲に維持することが必要となる。
上記研磨面を冷却する方法として、図1に示すように、定盤101内に冷却水等の冷媒を通す冷媒流路102を設け、該冷媒流路102内に冷却水等の冷媒を流すことにより、定盤101の上面に取付けた研磨パッド103を冷却するものがある。ここで、回転軸104の回転により回転する定盤101に取付けられた研磨パッド103の表面に研磨液供給ノズル105からスラリー等の研磨液106を供給すると共に、トップリング等の基板保持機構107で保持され回転する半導体ウエハ108を研磨パッド103上面に押しつけ、研磨パッド103と半導体ウエハ108の相対的運動により、半導体ウエハ108を研磨する。
上記研磨装置において、半導体ウエハ108と研磨パッド103の摩擦によって発生す発生熱量Qは、研磨パッド103の表面から大気に放出される大気放熱量Q1、研磨液106に放熱される研磨液放熱量Q2、冷媒流路102内の冷媒に放熱される冷媒放熱量Q3として放熱され、その結果として研磨パッド103の研磨面の温度が所定範囲内に維持されている。一例として、研磨による発生熱量Qが=1900Wで、雰囲気温度が23℃の場合、研磨パッド103の表面温度は65℃になることが確認されている。発生熱量Qは夫々大気放熱量Q1=600W、研磨液放熱量Q2=600W、冷媒放熱量Q3=700Wに分かれて放熱され、熱収支が釣り合っていることが実測及び計算から確認されている。
研磨パッド103の表面温度が65℃では効率よい研磨ができない場合があり、研磨レートを向上させるため、研磨パッド103の表面温度を45℃にする要求がある。通常、放熱量は温度差に比例するので、研磨パッド表面温度45℃と雰囲気温度23℃の温度差が22℃となり、各放熱量が大気放熱量Q1=300W、研磨液放熱量Q2=300W、冷媒放熱量Q3=350Wとなり、Q1+Q2+Q3=950Wとなり、1000Wに近い放熱手段が別途必要となる。
被研磨物の研磨により研磨パッド103面上に発生した熱を放熱する手段としては、上記のように定盤101内に冷媒流路102を設け、該冷媒流路102内に冷却水等の冷媒を流すことにより、定盤101の上面に取付けた研磨パッド103を冷却する方法がある。この方法は、通常研磨パッド103は発砲ウレタン等の熱伝導率の悪い材料を使用しているため、裏面(下面)からの冷却では表面(上面)の熱は効率よく放熱できず、上記のように65℃以下にすることは困難である。
そこで特許文献1に開示しているように、冷却気体噴射ノズルから研磨パッドの上面に直接冷却したN2等の冷却気体を噴射して冷却する方法がある。この方法は気体を研磨パッド上面に噴射して研磨するため、研磨面が乾燥し、スラリー等の研磨液中に存在する組成成分や研磨屑により、被研磨物の研磨面に傷を与え研磨不良を発生するという問題がある。また、同特許文献1に開示しているように、冷却液体滴下ノズルから研磨パッドの上面に直接冷却した純水等の冷却液体を滴下して冷却する方法がある。この方法は冷却液体により研磨パッド面上に供給される研磨液を希釈する等の研磨条件に変化を与え、一定の研磨レートで研磨できないという問題が生じる恐れがある。
また、同特許文献1に開示しているように、研磨パッド上面に熱交換部材を接触して配置し、該熱交換部材に冷媒供給装置から冷媒を供給して、研磨パッド上面を直接冷却する方法がある。この方法によると、研磨パッド上面が効率よく冷却され、冷却効率も向上するが、熱交換部材が研磨パッド上面に直接接触するため、研磨パッドや熱交換部材が磨耗する等の問題が発生する。
特開平11−347935号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、被研磨物の研磨時、研磨装置の定盤に取付けた研磨パッドや砥石の研磨面を冷却又は加熱する研磨装置の研磨面加熱、冷却装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、研磨面上に保持機構で保持された被研磨物を押し付けると共に、該研磨面に研磨液を供給し、前記研磨面と前記被研磨物の相対運動により該被研磨物を研磨する構成の研磨装置の前記研磨面の加熱又は冷却を行う研磨装置の研磨面加熱、冷却装置であって、前記被研磨物の研磨時、前記研磨面に対向して配置される熱交換体を備え、前記熱交換体は内部に熱交換媒体を通す熱交換媒体流路が形成されており、前記研磨面に対向する底面の全部又は一部が前記研磨面の進行方向に向かって上方に離間するように所定角度傾斜した傾斜面又は複数の段差面となっており、前記被研磨物の研磨時、前記研磨面と前記熱交換体底面との間に流入する前記研磨液により前記熱交換体は揚力を受けると共に、前記研磨面と前記熱交換体内の熱交換媒体流路を流れる熱交換媒体の間で熱交換を行い前記研磨面を加熱又は冷却することを特徴とする。
上記のように内部に熱交換媒体を通す熱交換媒体流路が形成され、研磨面に対向する底面の全部又は一部が前記研磨面の進行方向に向かって上方に離間するように所定角度傾斜した傾斜面又は複数の段差面となっている熱交換体を研磨面に対向して配置することにより、被研磨物の研磨時、研磨面に供給された研磨液が研磨面の移動に伴って熱交換体の傾斜している底面と研磨面の間に流入し、くさび作用により熱交換体に揚力が生じるため該底面と研磨面間の摩擦力が傾斜面がない場合に比べて小さくなり、研磨面と熱交換体内の熱交換媒体流路を流れる熱交換媒体の間で熱交換が行われ、該熱交換媒体の温度により研磨面を冷却又は加熱するので、前記研磨面の温度を研磨に適する温度に調整することができる。また、熱交換体の底面と研磨面の間の摩擦力が低減されるので、磨耗の程度も低減できる。
また、本発明は上記研磨装置の研磨面加熱、冷却装置において、前記熱交換体の底面には長尺突起部が所定の間隔で複数本設けられ、該長尺突起部と長尺突起部の間が前記研磨液の流路となっていることを特徴とする。
上記熱交換体の底面に設けた長尺突起部と長尺突起部の間に研磨液の流路を形成することにより、該流路に流入する研磨液により安定した揚力を熱交換体に与えることになり、熱交換体は研磨底面に非接触で安定した位置を維持でき、研磨面と熱交換媒体の間で安定した熱交換が行われ、研磨面を加熱又は冷却することができる。
また、本発明は上記の研磨装置の研磨面加熱、冷却装置において、前記熱交換体は押圧機構を具備する熱交換体保持機構により、前記被研磨物の研磨時、前記研磨面の所定位置に押圧配置されることを特徴とする。
上記のように熱交換体は熱交換体保持機構により、被研磨物の研磨時、研磨面の所定位置に押圧配置されるので、この押圧力と研磨液のくさび作用による揚力とのバランスにより熱交換体はその底面が研磨面と安定した状態で所定の位置に保持される。
また、本発明は上記研磨装置の研磨面加熱、冷却装置において、前記熱交換体の構成材料は、SiCであることを特徴とする。
上記のように熱交換体の構成材料をSiCとするので、高い熱伝導率を有することから、研磨面と熱交換体内の熱交換媒体流路を流れる熱交換媒体の間で効率よく熱交換が行われることになり、研磨面の温度を調整することが容易となる。また、SiCは耐摩耗性に優れ、低比重であることから軽量化が可能で、半導体ウエハ等の被研磨物の金属汚染の問題もない。
また、本発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の研磨装置の研磨面加熱、冷却装置において、熱交換体の熱交換媒体流路に流す熱交換媒体は冷却水であり、前記被研磨物の研磨時、前記冷却水と前記研磨面の間で熱交換を行い該研磨面を加熱又は冷却すること特徴とする。
上記のように熱交換体の熱交換媒体流路に流す熱交換媒体は冷却水とすることにより、研磨面を効率良く冷却し、研磨時に発生する摩擦熱を効率よく除去でき、研磨面温度を調整することが容易となる。
本発明によれば、熱交換体の底面を研磨面の進行方向に向って上方に離間するように所定角度傾斜した傾斜面又は複数の段差面としているので、被研磨物の研磨時、研磨面に供給された研磨液が研磨面の移動に伴って熱交換体の傾斜底面と研磨面の間に流入し、くさび作用により熱交換体に揚力を与え該底面と研磨面間の摩擦力が傾斜面がない場合に比べて小さくなると共に、研磨面と熱交換体内の熱交換媒体流路を流れる熱交換媒体の間で熱交換が行われ、該熱交換媒体の温度により研磨面を冷却又は加熱するので、研磨面の温度を研磨に適する温度に調整することができ、被研磨物を安定した研磨レートで研磨することができる。また、熱交換体の底面と研磨面の間の摩擦力が低減されるので、摩耗の程度も低減でき、熱交換体が研磨面に与えるダメージを小さくすることができると共に、熱交換体と研磨面の摩擦による摩耗及び摩擦熱の発生量も小さくなる。
以下、本願発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図2及び図3は本発明に係る研磨面加熱、冷却装置を備える研磨装置の概略構成を示す図で、図2は平面図、図3は図2のA−A断面である。本研磨装置10は回転軸11を中心に回転する定盤12を備えている。定盤12の上面には研磨パッド13が取付けられている。14は被研磨物である半導体ウエハWfを保持する被研磨物保持機構であり、該被研磨物保持機構14は保持機構アーム16に回転軸15を介して回転自在に取付けられ、該保持機構アーム16はその後端部が旋回軸17に固定されている。被研磨物保持機構14は図3の旋回軸17の回動により、図2の実線で示す定盤12の上方の研磨位置から点線で示す定盤12の外側の退避位置に及びその反対に旋回移動できるようになっている。
18は研磨パッド13の研磨面(上面)の目立てを行うドレッサーで、該ドレッサー18は上記被研磨物保持機構と同様、ドレッサーアーム(図示せず)に回転軸(図示せず)を介して回転自在に取付けられ、該ドレッサーアームの後端部は図示しない旋回軸(図示せず)に取付けられ、該旋回軸の回動により、図2の点線で示す定盤12の上方のドレッシング位置から実線で示す定盤12の外側の退避位置に及びその反対に旋回移動できるようになっている。20は定盤12の上面に取付けられた研磨パッド13の研磨面を冷却するための熱交換体であり、該熱交換体20は後に詳述する支持機構(図示せず)を介して熱交換体支持アーム21に取付けられ、該熱交換体支持アーム21の後端部は旋回軸22に取付けられ、該旋回軸22の回動により、図2の実線で示す定盤12の上方の研磨冷却位置から点線で示す定盤12の外側の退避位置に及びその反対に旋回移動できるようになっている。23は研磨液であるスラリーSを研磨パッド13の上面中心部に供給するための研磨液供給ノズルである。
上記構成の研磨装置において、回転軸11の矢印B方向の回転により同方向に回転する定盤12に取付けられた研磨パッド13の研磨面上に、被研磨物保持機構14で保持され、回転軸15の矢印C方向の回転により同方向に回転する被研磨物である半導体ウエハWfを押し付けると共に、該研磨パッド13の研磨面に研磨液供給ノズル23からスラリーSを供給し、研磨パッド13と半導体ウエハWfの相対的運動により、半導体ウエハWfを研磨する。そしてこの研磨により発生する摩擦熱で加温される研磨パッド13の研磨面を熱交換体20で冷却し、該研磨面の温度を研磨に好適な温度範囲(具体的には45℃以下)にしている。
図4及び図5は熱交換体20の外観構成例を示す図で、図4は熱交換体の平面図、図5は底面図、図6は熱交換体の内部構成を示す図4のD−D断面図である。図示するように熱交換体20は平面が先端(定盤の中心部に向かう端部)が狭く他端(定盤の外側に位置する端部)が広い細長い台形形状である。熱交換体20は、熱交換体本体31と該熱交換体本体31の下部に位置する底板32とから構成されている。熱交換体本体31の内部には熱交換媒体である冷却水が通る熱媒体流路33がジグザグ状に形成されている。熱媒体流路33の両端部はそれぞれ熱交換媒体入口34、及び熱交換媒体出口35に連通している。
また、底板32の研磨パッド13に対向する面(底面)32bは定盤12の進行方向(研磨パッド13の進行方向(図6の矢印B方向)に対向し上方に所定角度傾斜した傾斜面となっている。また、底板32の底面両端部にはそれぞれ長尺状突起部32cが設けられ、該長尺状突起部32cと長尺状突起部32cの間には長尺状突起部32aが所定の間隔で複数本(図では3本)設けられている。長尺状突起部32cと長尺状突起部32aの間、長尺状突起部32aと長尺状突起部32aの間が研磨パッド13の研磨面上にあるスラリーSが該研磨パッド13の回転により流入する流路となっている。なお、突起部32a及び突起部32cの下端(頂部)レベルは同位置で、研磨パッド13の研磨面上に当接させた場合、その頂部全面が研磨面に当接するようになっている。
図7は熱交換体保持機構に保持された熱交換体20を示す正面断面図である。熱交換体保持機構40は、支持機構41と熱交換体支持アーム21を備え、熱交換体20は支持機構41を介して熱交換体支持アーム21に取付けられている。支持機構41は熱交換体20の熱交換体本体31に取付けられた支持ピン42、43と、熱交換体本体31の上方に位置する板部材44と、バネ部材45〜48を備えている。支持ピン42、43は熱交換体本体31の上部に所定の間隔で取付けられ、熱交換体支持アーム21に取付けられた軸受21a、21bにより上下にスライド自在に支持されると共に、板部材44に形成した貫通孔44a、44bを通って貫通しており、該支持ピン42、43のそれぞれの上端には円板状のストッパー49、50が取付けられている。該ストッパー49、50の径は板部材44に形成した支持ピン42、43が貫通する貫通孔44a、44bの径より大きくなっている。なお、上記軸受21a、21bとして自己潤滑性を有する軸受を用いるとよい。
バネ部材45、46は板部材44と熱交換体支持アーム21の間に位置し、その弾性力で板部材44を熱交換体支持アーム21から離間する方向に付勢している。また、バネ部材47、48は熱交換体本体31と熱交換体支持アーム21の間に位置し、その弾性力で熱交換体本体31を熱交換体支持アーム21から離間する方向に付勢している。これによりストッパー49、50は板部材44に当接し、支持ピン42、43は板部材44の貫通孔44a、44bから抜け出ないようになっている。なお、熱交換体20はバネ部材45、46の弾性力とバネ部材47、48の弾性力により、熱交換体支持アーム21に弾性的に取付けられている。従って、旋回軸22(図3参照)の回動により、熱交換体20を図2の点線で示す退避位置から、実線で示す定盤12の上方に移動させ、旋回軸22の下降動作により、熱交換体20の底面を研磨パッド13の上面に当接させ、所定の押圧力で押圧することができるようになっている。
なお、上記構成の熱交換体保持機構40は一例であり、熱交換体保持機構はこの構成に限定されるものではなく、熱交換体20の底面を研磨パッド13の上面に当接させ、所定の押圧力で押圧することができるようになっていれば、エアシリンダー等を用いても、どのような構成であってもよい。
半導体ウエハWfの研磨中(定盤12の回転中)の研磨パッド13の上面に熱交換体20の底板32の長尺状突起部32a及び長尺状突起部32cの下端面を当接させることにより、上記のように所定の押圧力で研磨パッド13の研磨面を押圧する。これにより研磨パッド13の研磨面に存在する研磨液であるスラリーSが定盤12の回転(研磨パッド13の回転)により、図8の矢印F1、F2、F3、F4に示すように、底板32下方の、長尺状突起部32cと長尺状突起部32aの間、長尺状突起部32aと長尺状突起部32aの間に流入し、くさび作用により熱交換体20に揚力を与える。該揚力と上記熱交換体保持機構40の支持機構41による熱交換体20を押圧する押圧力のバランスで、揚力が勝ると熱交換体20は研磨パッド13に非接触な状態となる。このように非接触状態となると、熱交換体20の底板32と研磨パッド13の間に摩擦はなく、摩擦熱発生や磨耗が生じることがない。また、このとき、長尺状突起部32cと長尺状突起部32aはスラリーSが流れる流路の側部からスラリーSが逃げるのを抑制し、熱交換体20を非接触でも安定した状態に維持する作用を有する。
但し研磨パッド13の平面度や研磨パッド13表面に通常設けられる溝の影響で完全な非接触状態にならない場合も、揚力によって摩擦の状態が軽微になり結果として摩耗分の発生が少なくなり、研磨プロセスに与える影響を少なくすることができる。特に、図7で示すように、底板32の下面に長尺状突起32a、32cを設け、且つ所定圧力で長尺状突起32a、32cをz方向(研磨面に垂直の方向)研磨面に押圧する場合は、長尺状突起以外の部分の底板32下面の(h1−h0)/h0(図6参照)を一定に保つことができ、揚力を一定に、最適に保つことができる。更に、図7に示す軸受21aと支持ピン42、軸受21bと支持ピン43の間隙を適正にすることによりXY方向(研磨面に平行な面)の動きも拘束が可能であり、底板32はより安定する。軸受21a、21bには自己潤滑性のある材質(PTFE、潤滑材含浸材)を用いると良い。
この時研磨パッド13の研磨面と熱交換体20の熱媒体流路33を流れる冷却水の間では底板32、該底板32と研磨パッド13の上面の間に存在するスラリーSを介して熱交換が行われ、研磨パッド13の研磨面は冷却される。これにより、研磨面の温度を半導体ウエハWfの研磨に好適な温度範囲(ここでは具体的には45℃以下)にする。熱交換体20の熱交換に寄与する底板32は、高い熱伝導率の、例えばSiCで構成する。また、底面32bの傾斜面は定盤12の進行方向(図6矢印B方向)に対向する側(上流側)の研磨面からの高さ寸法h1、進行方向側(下流側)の研磨面からの高さ寸法h0とした場合、(h1−h0)/h0=1〜2となるようにする。例えばh1=0.15mm、h0=0.05mmとし、両者を直線で結んだ程度の傾斜面とする。なお、形状及び寸法はこれに限定されるものではない。連続した傾斜面以外に、例えば階段状段差で底面を構成してもよい。
SiCの熱伝導率は100w/mkでAl23の3倍、SUSの5倍と高いから、少なくとも熱交換体20の底板32にSiCを用いることにより熱交換性が優れたものとなる。このとき底板32の間に熱伝導率0.63w/mkとあまり高くないスラリー層が介在するが、このスラリー層の厚さは最大でも0.15mm、平均で0.1mm程度であるから熱伝導を大きく阻害する要因とはならない。なお、この数値は一例であり、これに限定されるものではない。また、熱交換体20の熱交換体本体31は、内部に熱媒体流路33等を形成する関係上加工しやすい材料を用いるとよい。また、底板32を構成する材料としては、例えば高い熱伝導率を有し、低い比重のカーボンを用い、該カーボンの表面にSiCをコーティングを施したものを用いてもよい。これにより、交換性能、耐摩耗性、軽量化の優れた熱交換体とすることができる。
なお、上記実施形態例では、熱交換体20は先端部が狭く後端部が広い細長い台形形状としたが、これは研磨液供給ノズル23から研磨パッド13の研磨面中心部に供給されるスラリーSが、研磨パッド13の回転によりる遠心力で放射上(円形状)に拡がるのを阻害しないように、先端部の幅を狭くしたのである。従って、熱交換体20は先端部がスラリーSの広がりを阻害する恐れがない場合は、熱交換体20の形状を図9に示すように先端も後端も幅寸法の等しい長方形状としてもよい。即ち、長方形状の板部材からなる熱交換体本体31にジグザグ状に熱媒体流路33等を形成し、長方形状の板部材からなる底板32の底面両端に長尺状突起部32cと32cを形成し、長尺状突起部32cと32cの間に複数本(図では3本)の長尺状突起部32aを形成し、長尺状突起部32cと32aの間及び長尺状突起部32aと32a間の底面32bを定盤12の進行方向に対向し上方に所定角度傾斜した傾斜面とする。なお、図9(a)は熱交換体20の平面図、図9(b)は熱交換体20の正面図、図9(c)は熱交換体20の底面図である。
また、熱交換体20の構成も図10に示すように、熱交換体本体31を熱媒体流路33を形成する流路形成部31−1と、熱媒体流路33の開口を閉塞する蓋部31−2に分割し、流路形成部31−1の底面に底板32を設けた構成、即ち、3分割構成としてもよいし、図11に示すように熱媒体流路33を形成した熱交換体本体31とその底面に底板32を設けた、即ち、2分割構成としてもよい。なお、36は流路形成部31−1と蓋部31−2の間に介在するOリング等のシール部材、37は熱交換体本体31と底板32の間に介在するOリング等のシール部材である。
上記例では熱交換体20の底板32の底面に設けた長尺状突起部32a、32cは、図12に示すように回転する定盤12の接線方向と平行に等間隔で設けているが、図13に示すように回転する定盤12と同心円状に所定の間隔で設けてもよい。これにより、長尺状突起部32a、32cの頂部が研磨面に接触する機会を均等にすることができるため、
長尺状突起部32a、32cの頂部が接触しない研磨パッド13の研磨面の面積を広くとることができる。また、長尺状突起部32a、32cを図14に示すように渦巻状に設けてもよい。これにより、長尺状突起部32a、32cの研磨パッド13の研磨面に対するダメージを均等にすることが可能となる。また、長尺状突起部32a、32cの渦巻きの方向は、スラリーSが内側に流入する方向とする。このような構成により、スラリー(研磨液)が研磨面上に保持されやすくなり、スラリーを節約することができる。また、複数の長尺状突起部32aはスラリーSが内側に流入する方向に配置するであれば、その半径等は限定されない。例えば、同一半径の複数の円弧を、中心をずらして配置するようにしてもよい。
また、長尺状突起部32aの先端部(矢印Bに示す定盤12の進行方向に対向する部分)を、図17(a)に示すように、平断面半円形状、又は図17(b)に示すように平断面三角形状とすることにより、スラリーSが長尺状突起部32aと32aの間に流入しやすくなる。従って、スラリーSの流入量が増えるので、熱交換が促進され、また、研磨に寄与するスラリーを増加させることができる。
また、長尺状突起部32a、32cは図15に示すように、スラリーSを定盤12(研磨パッド13)の外側に排出する方向に設けてもよい。これにより研磨に寄与したスラリーを速やかに定盤12の外側に排出することができ、研磨に寄与したスラリーに起因する被研磨物の傷を低減することができる。また、図16に示すように長尺状突起部32cを熱交換体20の底板32の底面両端部にのみ設けてもよい。これにより長尺状突起部32cの頂部の接触部を研磨パッド13の研磨面の半導体ウエハWfが接触しない部分とすることができ、この部分の研磨面のダメージを発生しないようにすることが可能となる。
上記実施形態例では、定盤12の上面に研磨パッド13を取付けた例を示したが、研磨パッドに限定されるものではなく、砥石を取付け、該砥石の研磨面が半導体ウエハWfの研磨により発生する摩擦熱で加温される研磨面を熱交換体20で冷却することもできる。なお、上記実施形態例では、熱媒体流路33に流す熱交換媒体として冷却水を用い、半導体ウエハWfの研磨により発生する摩擦熱で研磨面が加温されるのを冷却する場合を示したが、熱媒体流路33に流す熱交換媒体として水に限定されるものではなく、どのような熱交換媒体(液体又は気体)でもよい。また、例えば所定の温度に加温された熱交換媒体を流すことにより、研磨面を被研磨物の種類及び研磨条件に応じて研磨に適した温度に調整する研磨面加熱、冷却装置としても利用することができる。
また、被研磨物として半導体ウエハWfを研磨する例を示したが、被研磨物は半導体ウエハに限定されるものではなく、各種ハードディスク、ガラス基板、液晶パネル等の各種被研磨物にも当然利用できる。この場合、研磨液はスラリーに限定されない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
従来の研磨装置の概略構成例を示す図である。 本発明に係る研磨面加熱、冷却装置を備えた研磨装置の概略構成例を示す平面図である。 本発明に係る研磨面加熱、冷却装置を備えた研磨装置の概略構成例を示す図2のA−A断面図である。 熱交換体の外観構成例を示す平面図である。 熱交換体の外観構成例を示す底面図である。 熱交換体の内部構成例を示す図4のD−D断面図である。 熱交換体保持機構に保持された熱交換体を示す正面断面図である。 スラリーの流れを説明するための熱交換体の底面図である。 他の熱交換体の外観構成例を示す平面図で、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は底面図である。 熱交換体の内部構成例を示す断面図である。 熱交換体の内部構成例を示す断面図である。 本発明に係る研磨面加熱、冷却装置を備えた研磨装置の概略構成例を示す平面図である。 本発明に係る研磨面加熱、冷却装置を備えた研磨装置の概略構成例を示す平面図である。 本発明に係る研磨面加熱、冷却装置を備えた研磨装置の概略構成例を示す平面図である。 本発明に係る研磨面加熱、冷却装置を備えた研磨装置の概略構成例を示す平面図である。 本発明に係る研磨面加熱、冷却装置を備えた研磨装置の概略構成例を示す平面図である。 スラリーの流れを説明するための熱交換体の一部底面図である。
符号の説明
10 研磨装置
11 回転軸
12 定盤
13 研磨パッド
14 被研磨物保持機構
15 回転軸
16 保持機構アーム
17 旋回軸
18 ドレッサー
20 熱交換体
21 熱交換体支持アーム
22 旋回軸
23 研磨液供給ノズル
31 熱交換体本体
32 底板
33 熱媒体流路
34 熱交換媒体入口
35 熱交換媒体出口
36 シール部材
37 シール部材
40 熱交換体保持機構
41 支持機構
42 支持ピン
43 支持ピン
44 板部材
45 バネ部材
46 バネ部材
47 バネ部材
48 バネ部材
49 ストッパー
50 ストッパー

Claims (5)

  1. 研磨面上に保持機構で保持された被研磨物を押し付けると共に、該研磨面に研磨液を供給し、前記研磨面と前記被研磨物の相対運動により該被研磨物を研磨する構成の研磨装置の前記研磨面の加熱又は冷却を行なう研磨装置の研磨面加熱、冷却装置であって、
    前記被研磨物の研磨時、前記研磨面に対向して配置される熱交換体を備え、
    前記熱交換体は内部に熱交換媒体を通す熱交換媒体流路が形成されており、前記研磨面に対向する底面の全部又は一部が前記研磨面の進行方向に向かって上方に離間するように所定角度傾斜した傾斜面又は複数の段差面となっており、
    前記被研磨物の研磨時、前記研磨面と前記熱交換体底面との間に流入する前記研磨液により前記熱交換体は揚力を受けると共に、前記研磨面と前記熱交換体内の熱交換媒体流路を流れる熱交換媒体の間で熱交換を行い前記研磨面を加熱又は冷却することを特徴とする研磨装置の研磨面加熱、冷却装置。
  2. 請求項1に記載の研磨装置の研磨面加熱、冷却装置において、
    前記熱交換体の底面には長尺突起部が所定の間隔で複数本設けられ、該長尺突起部と長尺突起部の間が前記研磨液の流路となっていることを特徴とする研磨装置の研磨面加熱、冷却装置。
  3. 請求項1又は2に記載の研磨装置の研磨面加熱、冷却装置において、
    前記熱交換体は押圧機構を具備する熱交換体保持機構により、前記被研磨物の研磨時、前記研磨面の所定位置に押圧配置されることを特徴とする研磨装置の研磨面加熱、冷却装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の研磨装置の研磨面加熱、冷却装置において、
    前記熱交換体の構成材料は、SiCであることを特徴とする研磨装置の研磨面加熱、冷却装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の研磨装置の研磨面加熱、冷却装置において、
    前記熱交換体の熱交換媒体流路に流す熱交換媒体は冷却水であり、前記被研磨物の研磨時、前記冷却水と前記研磨面の間で熱交換を行い該研磨面を加熱又は冷却とすることを特徴とする研磨装置の研磨面加熱、冷却装置。
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