JPH09123057A - 基板研磨装置 - Google Patents

基板研磨装置

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JPH09123057A
JPH09123057A JP28312995A JP28312995A JPH09123057A JP H09123057 A JPH09123057 A JP H09123057A JP 28312995 A JP28312995 A JP 28312995A JP 28312995 A JP28312995 A JP 28312995A JP H09123057 A JPH09123057 A JP H09123057A
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JP
Japan
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polishing pad
polishing
substrate
temperature
heating
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Application number
JP28312995A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
弘 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication of JPH09123057A publication Critical patent/JPH09123057A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/14Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation taking regard of the temperature during grinding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨パッドの表面温度を平均化し、均一な研
磨レートで高精度な基板に仕上げる基板研磨装置の提
供。 【解決手段】 基板研磨装置に研磨パッドの複数箇所の
表面温度を測定する温度測定器と、この表面温度の測定
値に基づき研磨パッドに当接して研磨パッドの表面温度
を平均化する温度調節手段とを設ける。 【効果】 研磨パッド4の回転中心近傍P5 、中央部P
3 および外周近傍P1 の表面温度を測定する温度測定器
8と、研磨パッド4に当接する冷却板7とにより研磨パ
ッド4の表面温度が平均化するように制御することがで
きる。従って、基板1は均一な研磨レートで常に研磨さ
れることとなり、基板1を高精度な平坦度と平行度で仕
上げる基板研磨装置とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板研磨装置に関
するものであり、さらに詳しくは、研磨スラリを介して
基板を摺擦する研磨パッドの温度を平均化する温度調節
手段を有する基板研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、精密部品ではより高精度なものが
要求され、精密部品の表面の平坦度や平行度等をサブミ
クロン以下に研磨する基板研磨装置が重要な役割を果た
している。特に、IC(集積回路)やLSI(大規模集
積回路)等に供されるウェハは、シリコンやゲルマニウ
ム等の半導体単結晶インゴットをスライスしてウェハ化
した後ラッピングおよびエッチングを行う。そして、ポ
リシングした後トランジスタの半導体素子を形成し、多
層配線等により段差が形成されたウェハを平坦化するた
めに、さらに表面をいわゆるメカノケミカルポリシング
法と呼ばれる研磨方法(機械的研磨と化学研磨を組み合
わせた研磨方法)が採用されている。このメカノケミカ
ルポリシング法と呼ばれる研磨方法を行なう基板研磨装
置では、一般に被加工物を載置して保持するターンテー
ブルの熱による歪みを防止する温度調節等が設けられて
いる。以下、従来の基板研磨装置の一例について図13
ないし図14を参照して説明する。
【0003】図13は、ターンテーブル3の概略断面図
を含む基板研磨装置の概略側面図である。基板研磨装置
は、研磨パッド4が固着され外部からの駆動力により回
転するターンテーブル3と、被加工物である基板1を保
持するとともに、研磨パッド4に基板1をエアーシリン
ダー等(図示せず)で付勢圧接させ、外部からの駆動力
により回転する基板ホルダ2から概略構成されており、
研磨パッド4の回転中心付近にはノズル5から研磨スラ
リ6が滴下され、滴下された研磨スラリ6はターンテー
ブル3の回転による遠心力により研磨パッド4上に略均
一に分散される。そして、ターンテーブル3と基板ホル
ダ2とをいずれも回転させるとともに、基板1と研磨パ
ッド4との研磨スラリ6を介した摺擦運動により基板1
を研磨するものである。このような基板研磨装置では、
基板1を高精度に仕上げるため、ターンテーブル3の表
面温度を均一化して平坦度を維持する冷却室3aがター
ンテーブル3内に設けられており、注入口3bから注入
され、流量または温度制御された冷却媒体11が冷却室
3aに導かれて研磨により生じた加工熱を奪い、排出口
3cから排出される機構となっている。
【0004】ところで、基板1は研磨パッド4により全
面が均一に摺擦されるものではなく、特に基板ホルダ2
の回転中心がある研磨パッド4の半径方向の中央部P3
の摺擦量が大となり、研磨による加工熱が中央部P3 で
蓄積されて他の部分よりも高温となる。また、ターンテ
ーブル3に固着された研磨パッド4は不織布または合成
樹脂等で形成されており、その熱伝導率は小さい。この
ため、ターンテーブル3内の冷却室3aに冷却媒体11
を流す手段ではターンテーブル3の表面温度は均一化さ
れるにしても、研磨パッド4の略中央部に研磨による加
工熱は十分に奪えずに蓄積し、略中央部の温度が略回転
中心近傍および略外周近傍よりも高い状態のままとな
る。図14(a)は、この様子について研磨パッド4の
半径方向の複数箇所(図13で示したP1 〜P5 )の表
面温度を赤外線輻射温度測定器で測定したものをグラフ
で表したものである。こからも明らかなように、研磨パ
ッド4の中央部P3 の表面温度は回転中心近傍P5 およ
び外周近傍P1 よりも概ね1〜2℃高い状態となってい
る。
【0005】図14(b)は、研磨パッド4の表面温度
と基板1の研磨レートとの関係をグラフで表したもので
ある。このグラフから明らかなように、研磨パッド4の
表面温度と研磨レートは正比例の関係にあり、研磨パッ
ド4の表面温度の高い略中央部では基板1の研磨レート
が大となり、例えば温度が略2℃の差がある研磨パッド
4の略中央部と略外周近傍とでは、研磨レートが略1.
25倍異なる。従って、基板1をサブミクロン以下の高
精度な平坦度および平行度に仕上げる基板研磨装置とし
ては不十分なものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、研磨
パッドの表面温度を平均化して均一な研磨レートで基板
が研磨されるようにし、基板をサブミクロン以下の高精
度な平坦度および平行度に仕上げる基板研磨装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明の基板研磨装置では、基板研磨装置
に研磨パッドの複数箇所の表面温度を測定する温度測定
器と、この表面温度の測定値に基づき研磨パッドに当接
し、研磨パッドの表面温度を平均化する温度調節手段と
を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明の基板研磨装置では、温度
測定器を赤外線輻射温度測定器とすることを特徴とす
る。
【0009】請求項3の発明の基板研磨装置では、表面
温度の測定点を研磨パッドの半径方向の複数箇所とする
ことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明の基板研磨装置では、温度
調節手段に表面温度の測定値に基づき昇降させる昇降手
段を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明の基板研磨装置では、温度
調節手段が冷却板であり、冷却板を研磨パッドの半径方
向の略中央部に配置するとともに、研磨パッドに当接す
るように構成したことを特徴とする。
【0012】請求項6の発明の基板研磨装置では、温度
調節手段が冷却回転体であり、冷却回転体を研磨パッド
の半径方向の略中央部に配置するとともに、研磨パッド
に当接するように構成したことを特徴とする。
【0013】請求項7の発明の基板研磨装置では、温度
調節手段が加熱板であり、加熱板を研磨パッドの回転中
心の略近傍および研磨パッドの略外周近傍のいずれにも
配置するとともに、研磨パッドに当接するように構成し
たことを特徴とする。
【0014】請求項8の発明の基板研磨装置では、温度
調節手段が加熱回転体であり、加熱回転体を研磨パッド
の回転中心の略近傍および研磨パッドの略外周近傍のい
ずれにも配置するとともに、研磨パッドに当接するよう
に構成したことを特徴とする。
【0015】上述した手段によれば、研磨パッドの半径
方向の複数箇所の表面温度を温度測定器で測定し、この
温度測定器の測定値に基づいて研磨パッドに当接した温
度調節手段により研磨パッドの表面温度を平均化するよ
うに制御されるので、基板を均一な研磨レートで研磨す
ることができる。また、温度調節手段が直に研磨パッド
に当接するので熱交換が早く、研磨パッドの表面温度を
平均化する制御性が非常に良い等の作用がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1ないし図12を参照して説明する。なお、図中
の構成要素で従来の技術と同様の構造を成しているもの
については、同一の参照符号を付すものとする。
【0017】実施の形態例1 本実施の形態例は、研磨パッドの複数箇所の表面温度を
非接触で測定する温度測定器を設けるとともに、温度測
定器で測定された研磨パッドの表面温度の測定値に基づ
いて研磨パッドの表面温度を平均化する温度調節手段
を、研磨パッドの半径方向の略中央部に当接する冷却板
で構成したものである。これを図1ないし図3を参照し
て説明する。
【0018】図1(a)は、基板研磨装置の概略上面図
であり、同図(b)は、基板研磨装置の概略側面図であ
る。そして、図2はこの基板研磨装置の概略システム図
である。基板研磨装置の構成については、従来の技術の
図14を参照した事例と同様であるので説明を省略する
が、本実施の形態例では研磨パッド4の半径方向の略中
央部に温度調節手段である冷却板7を研磨パッド4に当
接させている点と、研磨パッド4の半径方向の複数箇所
の表面温度を測定する温度測定器8を設けた点が従来の
技術と異なる。
【0019】以下、本実施の形態例の基板研磨装置の概
略システムについて図2を参照して説明する。冷却板7
とクーラーポンプ10とはパイプ12で接続されてお
り、冷却媒体11が循環するように構成されている。ま
た、温度測定器8は研磨パッド4表面の温度を非接触で
測定できる赤外線輻射温度測定器等で構成されている。
研磨パッド4の半径方向の少なくとも回転中心近傍P5
、中央部P3 および外周近傍P1の三箇所の表面温度を
常時または適宜間欠的に温度測定器8により測定し、こ
の測定値を比較器9で比較する。そして、中央部P3 の
温度が回転中心近傍P5 あるいは外周近傍P1 のいずれ
か一方よりも高くなったことを比較器9で検知した場合
は、クーラーポンプ10の運転を開始して冷却媒体11
を冷却板7の注入口7aから注入する。冷却板7に注入
された冷却媒体11は研磨パッド4の半径方向の略中央
部に蓄積した研磨による加工熱を奪い、加工熱を奪った
冷却媒体11は排出口7bから排出されクーラーポンプ
10へ戻り再び冷却され、注入口7aへと循環する。研
磨パッド4の表面温度が平均化すると、温度測定器8の
測定値が送られてくる比較器9で平均化された結果が検
知され、クーラーポンプ10の運転を中止する。そし
て、再び中央部P3 の温度が、回転中心近傍P5 あるい
は外周近傍P1 のいずれか一方の温度よりも高くなった
ことを比較器9で再び検知した場合は、これを繰り返し
て研磨パッド4の表面温度が平均化するように制御す
る。
【0020】図3は、本実施の形態例により研磨パッド
4の半径方向の表面温度(P1 〜P5 )が制御された状
態について、従来の技術と比較してグラフに表したもの
である。これからも明らかなように、本実施の形態例で
は冷却板7が直に研磨パッド4に当接するので熱交換が
早く、研磨パッド4の表面温度を平均化する制御性が非
常に良く、研磨パッド4の表面温度は略22℃に平均化
されている。従って、基板1は均一な研磨レートで常に
研磨されることとなり、基板1を高精度な平坦度と平行
度で仕上げる基板研磨装置とすることができる。
【0021】また、基板1の研磨面が凸面であることが
研磨前に判明していれば、冷却板7に冷却媒体11では
なく、故意にヒーターポンプにパイプ12を接続して加
熱媒体を注入すれば、研磨パッド4の略中央部の表面温
度を略回転中心近傍および略外周近傍よりも研磨で蓄積
された加工熱に加えて高くすることができ、基板1を短
時間で効率良く平坦面とすることもできる。
【0022】実施の形態例2 本実施の形態例は、研磨パッドの表面温度を平均化する
温度調節手段を、研磨パッドの半径方向の略中央部に当
接する冷却回転体で構成したものである。これを図4を
参照して説明する。
【0023】図4は、冷却回転体13の概略断面図を含
む基板研磨装置の概略側面図である。研磨パッド4の半
径方向の略中央部に冷却室13aを有する冷却回転体1
3が研磨パッド4と当接し、支軸14を中心に回転する
ように構成されている。支軸14は両端から穴が明けら
れているが、互いの穴は貫通せず冷却回転体13の冷却
室13a内で壁が構成され、さらに冷却回転体13の冷
却室13a内に略180°方向に開口する注入口14a
と排出口14bが設けられている。さらにまた、支軸1
4の両端にはクーラーポンプ10により冷却媒体11を
循環するパイプ12が挿着されている。そして、冷却回
転体13と支軸14とはシールされており、冷却媒体1
1が漏れないように構成されている。
【0024】本実施の形態例の基板研磨装置の概略シス
テムについては、実施の形態例1の図1および図2を参
照して説明した事例と同様であるので省略する。
【0025】本実施の形態例の如く基板研磨装置を構成
すれば、冷却回転体13が直に研磨パッド4に当接する
ので熱交換が早く、研磨パッド4の表面温度を平均化す
る制御性が非常に良いので、研摩パッド4の表面温度は
実施の形態例1の図3で示したグラフと同様に略22℃
に平均化される。従って、基板1は均一な研磨レートで
常に研磨されることとなり、基板1を高精度な平坦度と
平行度で仕上げる基板研磨装置とすることができる。ま
た、冷却回転体13は研磨パッド4に当接するとともに
回転するので、冷却回転体13が研磨スラリ6および研
磨パッド4により研磨されることは殆どなく、基板1の
研磨仕上げ面に有害物を付着させる虞れがない。
【0026】さらに、基板1の研磨面が凸面であること
が研磨前に判明していれば、冷却回転体13に冷却媒体
11ではなく、故意にヒーターポンプにパイプ12を接
続して加熱媒体を注入すれば、研磨パッド4の略中央部
の表面温度を略回転中心近傍および略外周近傍よりも研
磨で蓄積された加工熱に加えて高くすることができ、基
板1を短時間で効率良く平坦面とすることもできる。
【0027】実施の形態例3 本実施の形態例は、研磨パッドの表面温度を平均化する
温度調節手段を、研磨パッドの略回転中心近傍および略
外周近傍のいずれにも当接する加熱板で構成したもので
ある。これを図5ないし図6を参照して説明する。
【0028】図5は、基板研磨装置の概略システム図で
ある。従来の技術における図14(a)のグラフを参照
して説明した事例のように、基板1を研磨する場合、研
磨パッド4の半径方向の中央部P3 での温度は回転中心
近傍P5 および外周近傍P1 よりも概ね1〜2℃高くな
る。従って、研磨パッド4の略外周近傍に第一の加熱板
15および略回転中心近傍に第二の加熱板16を当接さ
せて研磨パッド4を加熱すれば、研磨パッド4の表面温
度を平均化することができる。
【0029】研磨パッド4の半径方向の少なくとも回転
中心近傍P5 、中央部P3 および外周近傍P1 の三箇所
の表面温度を常時または適宜間欠的に温度測定器8によ
り測定し、この測定値を比較器9で比較する。そして、
中央部P3 の温度が回転中心近傍P5 あるいは外周近傍
P1 のいずれか一方よりも高くなったことを比較器9で
検知した場合はヒーターポンプ17の運転を開始して加
熱媒体18を注入口15a、16aから注入する。第一
の加熱板15および第二の加熱板16に注入された加熱
媒体18の放射熱により略回転中心近傍および略外周近
傍は加熱され、熱を放射した加熱媒体18は排出口15
b、16bから排出されヒーターポンプ17へ戻り再び
加熱され、注入口15a、16aへと循環する。研磨パ
ッド4の表面温度が平均化すると、温度測定器8の測定
値が送られてくる比較器9で平均化された結果が検知さ
れ、ヒーターポンプ17の運転を中止する。そして、再
び中央部P3 の温度が、回転中心近傍P5 あるいは外周
近傍P1 のいずれか一方の温度よりも高くなったことを
比較器9で再び検知した場合は、これを繰り返して研磨
パッド4の表面温度が平均化するように制御する。
【0030】図6は、本実施の形態例により研磨パッド
4の半径方向の表面温度(P1 〜P5 )が制御された状
態について、従来の技術と比較してグラフに表したもの
である。これからも明らかなように、本実施の形態例で
は冷却板7が直に研磨パッド4に当接するので熱交換が
早く、研磨パッド4の表面温度を平均化する制御性が非
常に良く、研磨パッド4の表面温度は略28℃に平均化
されている。従って、基板1は均一な研磨レートで常に
研磨されることとなり、基板1を短時間で高精度な平坦
度と平行度で仕上げる基板研磨装置とすることができ
る。
【0031】本実施の形態例では、基板1の研磨面が凸
面であることが研磨前に判明していれば、第一の加熱板
15および第二の加熱板16に加熱媒体18ではなく、
故意にクーラーポンプにパイプ12を接続して冷却媒体
を注入すれば、研磨パッド4の略回転中心近傍および略
外周近傍が冷却される。従って、基板1の外周部の研磨
レートは小となり、中央部は研磨レートが大であるの
で、基板1を短時間で効率良く平坦面とすることができ
る。また、基板1の中央部が凹であることが研磨前に判
明してる場合においても、第一の加熱板15および第二
の加熱板16に故意に高い温度の加熱媒体18を注入す
れば、研磨パッド4の略回転中心近傍および略外周近傍
が高い温度で加熱されるので、基板1の外周部の研磨レ
ートを基板1の中央部よりも大とすることができ、基板
1を短時間で効率良く平坦面とすることもできる。
【0032】実施の形態例4 本実施の形態例は、研磨パッドの表面温度を平均化する
温度調節手段を、研磨パッドの略回転中心近傍および略
外周近傍のいずれにも当接する加熱回転体で構成したも
のである。これを図7を参照して説明する。
【0033】図7は、第一の加熱回転体および第二の加
熱回転体の概略断面図を含む基板研磨装置の概略側面図
である。研磨パッド4の半径方向の略外周近傍に加熱室
19aを有する第一の加熱回転体19および研磨パッド
4の半径方向の略回転中心近傍に加熱室20aを有する
第二の加熱回転体20が研磨パッド4と当接し、支軸1
4を中心にいずれも独自に回転するように構成されてい
る。また、支軸14は両端から穴が明けられているが、
互いの穴はいずれも貫通せず加熱室19a、20a内で
壁が構成され、さらに加熱室19a、20a内に略18
0°方向に開口する注入口14aと排出口14bがいず
れにも設けられている。さらにまた、支軸14の両端に
はパイプ12が挿着されており、加熱媒体18がヒータ
ーポンプ17で循環するように構成されている。そし
て、第一の加熱回転体および第二の加熱回転体と支軸1
4とはシールされており、加熱媒体18が漏れないよう
に構成されている。
【0034】本実施の形態例の基板研磨装置の概略シス
テムについては、実施の形態例3で示した図5における
第一の加熱板15が第一の加熱回転体19に、第二の加
熱板16が第二の加熱回転体20に置換されている以外
は同様であるので説明を省略する。
【0035】本実施の形態例の如く基板研磨装置を構成
すれば、第一の加熱回転体19および第二の加熱回転体
20が直に研磨パッド4に当接するので熱交換が早く、
研磨パッド4の表面温度を平均化する制御性が非常に良
く、研磨パッド4の表面温度は実施の形態例3の図6で
示したグラフと同様に略28℃に平均化することができ
る。従って、基板1は均一な研磨レートで常に研磨され
ることとなり、基板1を短時間で高精度な平坦度と平行
度で仕上げる基板研磨装置とすることができる。また、
第一の加熱回転体19および第二の加熱回転体20は研
磨パッド4に当接するとともに、いずれも独立して回転
するので、第一の加熱回転体19および第二の加熱回転
体20が研磨スラリ6および研磨パッド4により研磨さ
れることは殆どなく、基板1の研磨仕上げ面に有害物を
付着させる虞れがない。
【0036】本実施の形態例では、基板1の研磨面が凸
面であることが研磨前に判明していれば、第一の加熱回
転体19および第二の加熱回転体20に加熱媒体18で
はなく、故意にクーラーポンプにパイプ12を接続して
冷却媒体を注入すれば、研磨パッド4の略回転中心近傍
および略外周近傍が冷却される。従って、基板1の外周
部の研磨レートは小となり、中央部は研磨レートが大で
あるので、基板1を短時間で効率良く平坦面とすること
ができる。また、基板1の中央部が凹であることが研磨
前に判明してる場合においても、第一の加熱回転体19
および第二の加熱回転体20に故意に高い温度の加熱媒
体18を注入すれば、研磨パッド4の略回転中心近傍お
よび略外周近傍が高い温度で加熱されるので、基板1の
外周部の研磨レートを基板1の中央部よりも大とするこ
とができ、基板1を短時間で効率良く平坦面とすること
もできる。
【0037】実施の形態例5 本実施の形態例は、研磨パッドの表面温度を平均化する
温度調節手段を昇降させる昇降手段を設けたものであ
る。ここでは一例として、実施の形態例1の図1および
図2で示した冷却板7に昇降手段を設けたものを、図8
ないし図12を参照して説明する。
【0038】図8は、昇降手段の概略断面図を含む基板
研磨装置の概略側面図である。そして、図9はこの基板
研磨装置の概略システム図である。冷却板7はピストン
21bに固着されており、バルブ21dを開にして圧縮
流体22をシリンダ21a内へ注入すると、弾性体21
cに抗してピストン21bが押し上げられ、研磨パッド
4と非接触の状態となる。また、バルブ21dを閉にす
るとともにシリンダ21a内の圧縮流体22を排出する
と、ピストン21bが押し下げられ、冷却板7は弾性体
21cにより所望の力で研磨パッド4に付勢圧接され
る。
【0039】以下、上述した基板研磨装置の概略システ
ムについて図9を参照して説明する。先ず、バルブ21
dを開にして圧縮流体22をシリンダ21a内に注入
し、ピストン21bを弾性体21cに抗して押し上げる
とともに、ピストン21bに固着された冷却板7を研磨
パッド4と非接触の状態とした後、基板1の研磨を開始
する。研磨パッド4の半径方向の少なくとも回転中心近
傍P5 、中央部P3 および外周近傍P1 の三箇所の表面
温度を常時または適宜間欠的に温度測定器8により測定
し、この測定値を比較器9で比較する。そして、中央部
P3 の温度が回転中心近傍P5 あるいは外周近傍P1 の
いずれか一方の温度よりも高くなったことを比較器9で
検知した場合はバルブ21dを閉じるとともにシリンダ
21a内の圧縮流体22を排出する。さらに、冷却板7
を弾性体21cにより所望の力で研磨パッド4に付勢圧
接するとともに、クーラーポンプ10の運転を開始して
冷却媒体11を冷却板7の注入口7aから注入する。冷
却板7に注入された冷却媒体11は研磨パッド4の半径
方向の略中央部に蓄積した研磨による加工熱を奪い、加
工熱を奪った冷却媒体11は排出口7bから排出されク
ーラーポンプ10へ再び戻り冷却され、注入口7aへと
循環する。研磨パッド4の表面温度が平均化すると、温
度測定器8の測定値が送られてくる比較器9で平均化さ
れた結果が検知され、クーラーポンプ10の運転を中止
するとともにバルブ21dを開にし、シリンダ21a内
に圧縮流体22を注入させ、冷却板7を研磨パッド4と
非接触の状態にする。そして、再び中央部P3 の温度
が、回転中心近傍P5 あるいは外周近傍P1 のいずれか
一方の温度よりも高くなったことを比較器9で再び検知
した場合は、これを繰り返して研磨パッド4の表面温度
が平均化するように制御する。
【0040】本実施の形態例では、基板1の研磨が開始
される時にはバルブ21dを開にして圧縮流体22をシ
リンダ21a内に注入してピストン21bを弾性体21
cに抗して押し上げ、ピストン21bに固着された冷却
板7を研磨パッド4と非接触な状態にする昇降手段とし
たが、図10に示す如くシリンダ21aの圧縮流体22
を注入する部位を弾性体21cのあった側に設け、弾性
体21cを圧縮流体22を注入する部位のあった側に設
ける昇降手段であっても良い。この場合、基板1の研磨
が開始される時にはバルブ21dは閉であり、ピストン
21bは弾性体21cにより押し上げられ、ピストン2
1bに固着された冷却板7を研磨パッド4から離してお
く。そして、研磨パッド4の中央部P3 の温度が、回転
中心近傍P5 あるいは外周近傍P1 のいずれか一方の温
度よりも高くなったことを温度測定器8で測定した測定
値を比較する比較器9で検知した場合はバルブ21dを
開いてシリンダ21a内に圧縮流体22を注入させ、冷
却板7を研磨パッド4に所望の圧力で圧接させるもので
ある。
【0041】また、昇降手段としては電磁気的な手段を
用いるものであっても良い。図11は、冷却板7を昇降
させる昇降手段をソレノイドプランジャ23で構成した
ものの一例を示す基板研磨装置の概略側面図である。冷
却板7はソレノイドプランジャー23の芯棒23aとピ
ン23dで連結されている。そして、芯棒23aに挿通
された弾性体23cを芯棒23aに嵌着された止め輪2
3cで係止することにより、冷却板7は研磨パッド4に
所望の力で研磨パッド4に付勢圧接するように構成され
ている。ソレノイドプランジャー23に通電すれば芯棒
23aがソレノイドプランジャー23本体に吸引され、
冷却板7は研磨パッド4と非接触の状態となる。従っ
て、比較器9からの信号でソレノイドプランジャー23
を制御する昇降手段を構成することができる。
【0042】図12は、冷却板7を昇降させる昇降手段
をモータ24で構成したものの一例を示す基板研磨装置
の概略側面図である。冷却板7に明けられた孔7cはワ
イヤ24bの一端が挿通されて係止され、ワイヤ24b
の他の一端はモータ24の回転軸24aに明けられた孔
24dに挿通されて係止されている。また、冷却板7は
一端が固定された弾性体24cにより所望の力で研磨パ
ッド4に付勢圧接するように構成されている。モータ2
4に通電すれば回転軸24aが回転し、冷却板7は研磨
パッド4と非接触の状態となる。従って、比較器9から
の信号でモータ24を制御する昇降手段を構成すること
ができる。
【0043】本実施の形態例の如く基板研磨装置を構成
すれば、冷却板7が直に研磨パッド4に当接するので熱
交換が早く、研磨パッド4の表面温度を平均化する制御
性が非常に良く、研磨パッド4の表面温度は実施の形態
例1における図3で示したグラフと同様に略22℃に平
均化することができる。従って、基板1は均一な研磨レ
ートで常に研磨されることとなり、基板1を高精度な平
坦度と平行度で仕上げる基板研磨装置とすることができ
る。また、冷却板7は研磨パッド4の表面温度が平均化
されていない状態の時のみ研磨パッド4と当接するよう
に制御されるので、研磨スラリおよび研磨パッド4によ
り研磨されることは殆どなく、基板1の研磨仕上げ面に
有害物を付着させる虞れがない。
【0044】さらに、基板1の研磨面が凸面であること
が研磨前に判明していれば、冷却板7に冷却媒体11で
はなく、故意にヒーターポンプにパイプ12を接続して
加熱媒体を注入すれば、研磨パッド4の略中央部の表面
温度を略回転中心近傍および略外周近傍よりも研磨で蓄
積された加工熱に加えて高くすることができ、基板1を
短時間で効率良く平坦面とすることもできる。
【0045】上記したいずれの昇降手段も、実施の形態
例2の事例で示した冷却回転体、実施の形態例3の事例
で示した加熱板、実施の形態例4の事例で示した第一の
加熱回転体および第一の加熱回転体に適用できることは
言うまでもない。
【0046】実施の形態例1〜5で示した事例の冷却
板、冷却回転体、加熱板および加熱回転体等の温度調節
器を構成する材質としては、研磨パッドおよび研磨スラ
リにより研磨されることがなく、熱伝導率の良い窒化ア
ルミニウムセラミックスやダイヤモンドがコーティング
されたガラス等が望まい。
【0047】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、研磨パッドの半径方向の少なくとも回転中心近
傍、中央部および外周近傍の三箇所の表面温度を常時ま
たは適宜間欠的に温度測定器により測定し、この測定値
に基づき研磨パッドに当接する冷却板、冷却回転体、加
熱板または加熱回転体等の温度調節器により研磨パッド
の表面温度が平均化するように制御することができる。
そして、温度調節器は直に研磨パッドに当接するので熱
交換が早く、研磨パッドの表面温度を平均化する制御性
が非常に良いものとすることができる。従って、基板は
均一な研磨レートで常に研磨されることとなり、基板を
高精度な平坦度と平行度で仕上げる基板研磨装置とする
ことができる。
【0048】研磨パッドの表面温度を測定する温度測定
手段として、研磨パッドと非接触で測定可能である赤外
線輻射温度測定器を用いれば、基板に有害物を付着させ
る虞れがない。
【0049】研磨パッドの表面温度を平均化する温度調
節器を、研磨パッドに当接して回転する冷却回転体また
は加熱回転体で構成すれば、研磨スラリおよび研磨パッ
ド4により研磨されることは殆どなく、基板に有害物を
付着させる虞れがない。
【0050】研磨パッドの表面温度を平均化する温度調
節器に昇降手段を設ければ、研磨パッドの表面温度が平
均化されていない状態の時のみ研磨パッドと当接するよ
うに制御されるので、研磨スラリおよび研磨パッドによ
り研磨されることは殆どなく、基板の研磨仕上げ面に有
害物を付着させる虞れがない。
【0051】基板の研磨面が凸面または凹面であること
が研磨前に判明していれば、温度調節器により故意に研
磨パッドの半径方向の表面温度を分布させ、基板の研磨
面における凸部での研磨レートが大となるようにする、
あるいは基板の研磨面における凹部での研磨レートが小
となるようにすることができ、基板を効率良く平坦面と
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した実施の形態例1を示し、
(a)は、基板研磨装置の概略上面図であり、(b)
は、基板研磨装置の概略側面図である。
【図2】 本発明を適用した実施の形態例1を示し、基
板研磨装置の概略システム図である。
【図3】 実施の形態例1と従来の技術との研磨パッド
の表面温度の比較グラフである。
【図4】 本発明を適用した実施の形態例2を示し、冷
却回転体の概略断面図を含む基板研磨装置の概略側面図
である
【図5】 本発明を適用した実施の形態例3を示し、基
板研磨装置の概略システム図である。
【図6】 実施の形態例3と従来の技術との研磨パッド
の表面温度の比較グラフである。
【図7】 本発明を適用した実施の形態例4を示し、第
一の加熱回転体および第二の加熱回転体の概略断面図を
含む基板研磨装置の概略側面図である。
【図8】 本発明を適用した実施の形態例5を示し、昇
降手段の概略断面図を含む基板研磨装置の概略側面図で
ある。
【図9】 本発明を適用した実施の形態例5を示し、基
板研磨装置の概略システム図である。
【図10】 本発明を適用した実施の形態例5を示し、
図8で示した昇降手段の変形例である。
【図11】 本発明を適用した実施の形態例5を示し、
昇降手段をソレノイドプランジャで構成したものの一例
を示す基板研磨装置の概略側面図である。
【図12】 本発明を適用した実施の形態例5を示し、
昇降手段をモータで構成したものの一例を示す基板研磨
装置の概略側面図である。
【図13】 従来例を示し、ターンテーブルの概略断面
図を含む基板研磨装置の概略側面図である。
【図14】 従来の基板研磨装置における、研磨パッド
の表面温度と基板の研磨レートとの関係のグラフであ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 基板ホルダ 3 ターンテーブル 3a 冷却室 3b 注入口 3c 排出口 4 研磨パッド 5 ノズル 6 研磨スラリ 7 冷却板 7a 注入口 7b 排出口 7c 孔 8 温度測定器 9 比較器 10 クーラーポンプ 11 冷却媒体 12 パイプ 13 冷却回転体 13a 冷却室 14 支軸 14a 注入口 14b 排出口 15 第一の加熱板 15a 注入口 15b 排出口 16 第二の加熱板 16a 注入口 16b 排出口 17 ヒーターポンプ 18 加熱媒体 19 第一の加熱回転体 19a 加熱室 20 第二の加熱回転体 20a 加熱室 21a シリンダ 21b ピストン 21c 弾性体 21d バルブ 22 圧縮流体 23 ソレノイドプランジャ 23a 芯棒 23b 弾性体 23c 止め輪 23d ピン 24 モータ 24a 回転軸 24b ワイヤ 24c 弾性体 24d 孔 P1 外周近傍 P3 中央部 P5 回転中心近傍

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨パッドと基板を対向圧接させるとと
    もに、相対移動させながら、その摺擦運動により前記基
    板の研磨をおこなう基板研磨装置において、 前記研磨パッドの複数箇所の表面温度を測定する温度測
    定器と、 前記表面温度の測定値に基づき、前記研磨パッドに当接
    して前記研磨パッドの温度を平均化する温度調節手段と
    を設けたことを特徴とする、基板研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記温度測定器が、赤外線輻射温度測定
    器であることを特徴とする、請求項1に記載の基板研磨
    装置。
  3. 【請求項3】 前記表面温度の測定点が、前記研磨パッ
    ドの半径方向の複数箇所であることを特徴とする、請求
    項1に記載の基板研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記温度調節手段に、前記表面温度の測
    定値に基づき昇降させる昇降手段を設けたことを特徴と
    する、請求項1に記載の基板研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記温度調節手段が冷却板であり、前記
    冷却板を前記研磨パッドの半径方向の略中央部に配置す
    るとともに、前記研磨パッドに当接するように構成した
    ことを特徴とする、請求項1に記載の基板研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記温度調節手段が冷却回転体であり、
    前記冷却回転体を前記研磨パッドの半径方向の略中央部
    に配置するとともに、前記研磨パッドに当接するように
    構成したことを特徴とする、請求項1に記載の基板研磨
    装置。
  7. 【請求項7】 前記温度調節手段が加熱板であり、前記
    加熱板を前記研磨パッドの略回転中心近傍および前記研
    磨パッドの略外周近傍のいずれにも配置するとともに、
    前記研磨パッドに当接するように構成したことを特徴と
    する、請求項1に記載の基板研磨装置。
  8. 【請求項8】 前記温度調節手段が加熱回転体であり、
    前記加熱回転体を前記研磨パッドの回転中心の略近傍お
    よび前記研磨パッドの略外周近傍のいずれにも配置する
    とともに、前記研磨パッドに当接するように構成したこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の基板研磨装置。
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