JP2008306439A - 撮像素子および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リニアログセンサにおいて、通常のリニア特性のみの撮像素子の画素回路と同様の回路構成を用いながら、対数変換回路を構成するトランジスタの閾値のバラツキによって発生する画素毎の変曲点のバラツキをキャンセルすることができる撮像素子および撮像装置を提供すること。
【解決手段】光電変換素子に蓄積された光電荷を移動させる際に、移動用トランジスタのポテンシャルが、光電変換素子のポテンシャルの最低値と同一もしくはそれよりも高いポテンシャルとなるように移動用トランジスタの動作を制御することにより、通常のリニア特性のみの撮像素子の画素回路と同様の回路構成を用いながら、対数変換回路を構成するトランジスタの閾値のバラツキによって発生する画素毎の変曲点のバラツキをキャンセルすることができる撮像素子および撮像装置を提供することができる。
【選択図】図14

Description

本発明は、撮像素子および撮像装置に関し、特に、線形特性と対数特性の2つの光電変換特性で動作する画素からなる撮像素子および該撮像素子を備えた撮像装置に関する。
近年、自動車への電子カメラの搭載が進むとともに、電子カメラ用の撮像素子の高機能化が求められてきている。特に、撮像素子が扱うことのできる被写体の輝度範囲、すなわちダイナミックレンジ(以下、Dレンジと言う)を拡大させることが大きなテーマとなっている。
Dレンジの拡大に関し、フォトダイオード等の光電変換素子をマトリクス状に配置してなる撮像素子に、MOSFET等を備えた対数変換回路を付加し、前記MOSFETのサブスレッショルド特性を利用することで、撮像素子の出力特性を入射光量に対して電気信号が対数的に変換されるようにした対数変換型撮像素子(以下、ログセンサと言う)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ログセンサはDレンジが広い分、見かけのコントラストが低くなるために、特に低輝度域での見えが芳しくない。そこで、ログセンサにおいて、MOSFETに特定のリセット電圧を与えることで、撮像素子本来の出力特性、すなわち入射光量に応じて電気信号が線形的に変換されて出力される線形動作状態(以下、リニア特性と言う)と、前述の対数動作状態(以下、ログ特性と言う)とを入射光量に応じて自動的に切り替えることが可能(以下、リニアログ特性と言う)にされた線形対数変換型撮像素子(以下、リニアログセンサと言う)が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、リニアログセンサにおいて、対数変換回路を構成するトランジスタの閾値のバラツキによって発生する画素毎のリニア特性とログ特性との切り替わり点(以下、変曲点と言う)のバラツキをキャンセルするための画素回路構成が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
また、リニアログセンサにおいて、撮像素子の出力特性(以下、光電変換特性と言う)がリニア特性からログ特性に変化する点(以下、変曲点と言う)を遮光画素を用いて検出する方法が提案されている(例えば、特許文献4参照)。特許文献4によれば、温度や積分時間が変化しても変曲点の位置が検出できる、とされている。
特開平11−298798号公報 特開2002−77733号公報 特開2001−36822号公報 特開2006−140666号公報
しかしながら、特許文献3の方法では、通常のリニア特性のみの撮像素子の画素回路に比べて画素を構成するトランジスタの数が多いために、画素サイズが大きくなったり、光電変換部の開口率が低下したりという問題がある。
また、特許文献4に記載の発明では、通常のリニア特性のみの撮像素子と同じ基本画素回路構成を用いているために、対数変換回路を構成するトランジスタの閾値のバラツキによって発生する画素毎の変曲点のバラツキをキャンセルすることができない。
さらに、特許文献4に記載の発明では、フローティングディフュージョンのリセット電位を可変に設定するために、リセットトランジスタに接続されるリセット電位を電源の電位とは別にする必要があり、リセットトランジスタを他のトランジスタと分離して形成したり、配線が多くなったりするために、通常のリニア特性のみの撮像素子に比べると画素サイズが大きくなったり、開口率が低くなる問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、リニアログセンサにおいて、通常のリニア特性のみの撮像素子の画素回路と同様の回路構成を用いることで画素サイズや開口率を通常のリニア特性のみの撮像素子と同等にしながら、対数変換回路を構成するトランジスタの閾値のバラツキによって発生する画素毎の変曲点のバラツキをキャンセルすることができる撮像素子および撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
1.光電変換素子と、
前記光電変換素子に蓄積された電荷を移動させるための移動用トランジスタとを有し、
線形特性と対数特性の2つの光電変換特性で動作する、マトリクス状に配置された複数の画素と、
前記画素の撮像動作を制御する撮像制御部とを備えた撮像素子において、
前記撮像制御部は、前記光電変換素子に蓄積された電荷を移動させる際に、前記移動用トランジスタのポテンシャルが、前記光電変換素子のポテンシャルの最低値と同一もしくはそれよりも高いポテンシャルとなるように前記移動用トランジスタの動作を制御することを特徴とする撮像素子。
2.前記画素は前記光電変換素子に蓄積された電荷を保持する電荷保持部を備え、
前記光電変換素子は、埋め込み型フォトダイオードであり、
前記移動用トランジスタは、前記光電変換素子に蓄積された電荷を電荷保持部に転送する転送トランジスタであることを特徴とする1に記載の撮像素子。
3.前記画素は、前記電荷保持部の電位を画素信号として前記画素の外部に読み出すための読出部を有し、
前記撮像制御部は、前記読出部によって前記電荷保持部に残存するノイズ成分を読み出した後に、前記光電変換素子に蓄積された電荷を前記電荷保持部に転送することを特徴とする2に記載の撮像素子。
4.前記画素は、前記電荷保持部に保持された電荷をリセットするリセットトランジスタを備え、
前記読出部は、前記電荷保持部の電位を電流増幅する増幅トランジスタと、前記電荷保持部の電位を前記画素の外部に読み出すための読出トランジスタとを有し、
前記リセットトランジスタのドレインと前記増幅トランジスタのドレインとが同一の電位に接続されていることを特徴とする3に記載の撮像素子。
5.前記光電変換素子は、表面型PN接合フォトダイオードであり、
前記移動用トランジスタは、前記光電変換素子に蓄積された電荷をリセットするリセットトランジスタであることを特徴とする1に記載の撮像素子。
6.前記画素は、前記光電変換素子に蓄積された電荷の電位を画素信号として前記画素の外部に読み出すための読出部を有し、
前記撮像制御部は、前記光電変換素子に蓄積された電荷の電位を前記読出部によって読み出した後に、前記光電変換素子に蓄積された電荷をリセットすることを特徴とする5に記載の撮像素子。
7.前記画素は、前記読出部を構成する、前記光電変換素子に蓄積された電荷の電位を電流増幅する増幅トランジスタと、前記光電変換素子に蓄積された電荷の電位を前記画素の外部に読み出すための読出トランジスタとを有し、
前記増幅トランジスタのドレインと前記リセットトランジスタのドレインとが同一の電位に接続されていることを特徴とする6に記載の撮像素子。
8.撮像光学系と、
1乃至7の何れか1項に記載の撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
本発明によれば、光電変換素子に蓄積された光電荷を移動させる際に、移動用トランジスタのポテンシャルが、光電変換素子のポテンシャルの最低値と同一もしくはそれよりも高いポテンシャルとなるように移動用トランジスタの動作を制御することにより、対数変換回路を構成するトランジスタの閾値のバラツキを吸収することができる。よって、通常のリニア特性のみの撮像素子の画素回路と同様の回路構成を用いることで画素サイズや開口率を通常のリニア特性のみの撮像素子と同等にしながら、対数変換回路を構成するトランジスタの閾値のバラツキによって発生する画素毎の変曲点のバラツキをキャンセルすることができる撮像素子および撮像装置を提供することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。なお、図中、同一あるいは同等の部分には同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
まず、本発明における撮像装置の構成の一例を、図1を用いて説明する。図1は、撮像装置の内部構成を示すブロック図である。
図1において、撮像装置100は、撮像光学系121、撮像回路111、撮像素子113、インターフェース115等で構成されている。撮像素子113は上述したリニアログセンサである。その構成については図2および図3で後述する。
被写体からの光は撮像光学系121で集光され、撮像素子113上に結像される。結像された被写体からの光は撮像素子113で光電変換され、撮像回路111でデジタルデータ化されて画素信号Vpxに変換される。画素信号Vpxは、インターフェース115を介して、画像データ100aとして撮像装置100の外部へと出力される。上述した各動作は、インターフェース115を介して外部から撮像回路111に入力される制御信号100bの制御下で、撮像回路111によって制御される。撮像回路111は、本発明における撮像制御部として機能する。
次に、本発明における撮像素子113の構成について、図2を用いて説明する。図2は、撮像素子113を構成する各部の配置を示す模式図である。
図2において、撮像素子113は、水平m行垂直n列に配置された画素113b、垂直走査回路113c、サンプルホールド回路113d、出力回路113e、水平走査回路113f、出力アンプ113g、タイミングジェネレータ113h等で構成されている。
画素113bの水平行は、垂直走査回路113cにより順次選択され、選択された行の各列の画素113bの出力信号がサンプルホールド回路113dに保持される。サンプルホールド回路113dに保持された各画素113bの出力信号は、水平走査回路113fの走査に従って、出力回路113eから出力アンプ113gを介して出力信号113kとして順次出力される。これらの動作は、撮像回路111の制御下でタイミングジェネレータ113hによって制御される。
続いて、撮像素子113を構成する画素113bの回路構成の一例を図3を用いて説明する。図3は、撮像素子113を構成する画素113bの回路構成の一例を示す回路図である。
図3において、画素113bは、埋め込み型フォトダイオード構造の光電変換素子(以下、PDと言う)と、NチャンネルMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果型トランジスタ:以下、トランジスタと言う)Q1〜Q4とで構成されている。トランジスタQ1のドレインとQ2のソースの接続部は、フローティングディフュージョンFD(以下、FDと言う)で構成されている。リセット信号RX、転送信号TX、読出信号SXは、各トランジスタに対する制御信号(電位)を示し、VDDは電源、GNDは接地を示している。
PDは、アノードが接地され、カソードがトランジスタQ1のソースに接続されている。PDは被写体からの入射光量に応じた光電流Ipを発生し、光電流Ipは光電荷QpとしてPDの寄生容量Cpに蓄積される。
トランジスタQ1は、本発明における移動用トランジスタとして機能する転送トランジスタ(以下、TGと言う)であり、ソースがPDのカソードに、ドレインがトランジスタQ2のソースとトランジスタQ3のゲートの接続部、つまりFDに、ゲートが転送信号TXにそれぞれ接続されている。TGのゲート電位が中間電位VMにされることでPDの光電流Ipがリニアログ特性で光電変換され、ゲート電位が高電位VHにされることでPDに蓄積された光電荷QpがFDに完全転送される。TGのゲート電位を中間電位に制御せずに、低電位で電荷蓄積を行い、高電位で読出を行えば、通常のリニア特性のみの光電変換特性となる。
FDは、本発明における電荷保持部として機能し、TGによって転送されるPDに蓄積された光電荷Qpを読み出すために用いられる。
トランジスタQ2はリセットトランジスタ(以下、RGと言う)であり、ドレインが電源VDDに、ソースがFDに、ゲートがリセット信号RXにそれぞれ接続されている。RGのゲート電位が高電位VHにされることでFDが電源VDDにリセットされる。
トランジスタQ3はソースフォロワ増幅回路を構成する増幅トランジスタで、ドレインが電源VDDに、ソースがトランジスタQ4のドレインに、ゲートがFDにそれぞれ接続され、FDの電位に対して電流増幅を行うことで、出力インピーダンスを下げる働きをする。
トランジスタQ3のドレインとトランジスタQ2(RG)のドレインとは、同一の電位である電源VDDに接続されているので、トランジスタQ3とトランジスタQ2とはドレインを分離する必要がなく、その分トランジスタの面積を小さくすることができ、画素の小型化や開口率の向上に寄与できる。また配線も共通とすることができるので、配線の引き回しが簡単になり、画素の小型化や開口率の向上に寄与できる。
トランジスタQ4は出力読出用の読出トランジスタで、ドレインがトランジスタQ3のソースに、ソースが垂直信号線113jに、ゲートが読出信号SXにそれぞれ接続されている。トランジスタQ4のゲート電位が高電位VHにされることで、FDの電位がトランジスタQ3を介して低インピーダンス化されて、出力信号Voutとして垂直信号線113jに導出される。トランジスタQ3とトランジスタQ4とは、本発明における読出部を構成する。
次に、図3に示した画素113bの光電変換特性を、図4を用いて説明する。図4は、図3に示した画素113bのリニアログ特性を示す光電変換特性の模式的なグラフである。横軸には画素113bに入射する光による画素面照度Lを対数軸でとり、縦軸には上述した画素113bの出力信号Voutを線形軸でとってある。
図4において、画素面照度Lの低照度域では、出力信号Voutは画素面照度Lに比例する(線形特性領域)。画素面照度Lの高照度域では、出力信号Voutは画素面照度Lの対数に比例する(対数特性領域)。ここで、変曲点をTPとすると、変曲点TPは、図3に示した対数変換を行うトランジスタQ1(TG)の閾値VthのバラツキΔVthによって画素毎にばらつき、対数特性領域において、同一の画素面照度Lでの出力信号Voutに誤差ΔVthが生じる。誤差ΔVthは、画像としては固定パターンノイズとなる。本発明では、変曲点TPの画素毎のバラツキ即ち出力信号Voutの誤差ΔVthを無くす方法を提案する。
ここで、図3に示した画素113bをリニアログセンサとして駆動する従来の方法について、図5乃至図12を用いて説明する。図5は、画素113bをリニアログセンサとして駆動する従来の方法を示すタイミングチャートであり、図6乃至図12は、図5のタイミングT1からタイミングT7までの各タイミングでの画素113bの各部のポテンシャルを示す模式図である。
図5のタイミングT1において、リセット信号RXが高電位VHにされることで、RGがオンし、FDが電源VDDにリセットされる。この時の各部のポテンシャルの状態を図6に示す。図6において、PDは、直前に行われたPDに蓄積された光電荷QpのFDへの完全転送(後述するタイミングT6)によって、空乏化されている。一方、FDは電源VDDにリセットされている。
図5のタイミングT2は光電荷QpのPDへの蓄積開始直後の状態で、転送信号TXは対数変換のために中間電位VMに設定されている。PDからFDに漏れてくる電荷をリセットするために、FDは、タイミングT1と同様に電源VDDにリセットされている。この時の各部のポテンシャルの状態を図7に示す。図7において、PDにはリニア特性の光電荷Qlinが蓄積開始されている。TGのポテンシャルは中間値に設定されている。FDは電源VDDにリセットされている。
図5のタイミングT3は光電荷QpのPDへの蓄積中の状態で、各制御信号の状態はタイミングT2と同じである。この時の各部のポテンシャルの状態を図8に示す。図8において、PDには既にリニア特性の光電荷QlinがTGのポテンシャルまで蓄積されており、TGのポテンシャルを超えた光電荷の一部がFDに漏れ出している。そして、PDには対数変換されたログ特性の光電荷Qlogが残っている。
図5のタイミングT4は光電荷Qpの蓄積が終了された状態で、転送信号TXが低電位VLに戻されて、TGが閉じられている。リセット信号RXは高電位VHのままで、FDは電源VDDにリセットされている。この時の各部のポテンシャルの状態を図9に示す。図9において、PDにはリニア特性の光電荷Qlinとログ特性の光電荷Qlogとが蓄積されている。FDは電源VDDにリセットされている。
図5のタイミングT5はFDのリセットノイズを読み出す状態で、リセット信号RXが低電位VLに設定されてRGが閉じられ、読出信号SXが高電位VHに設定されて、FDに残存するリセット動作に起因するノイズ電荷Qrnが、ノイズ信号Vrnとして垂直信号線113jに読み出される。この時の各部のポテンシャルの状態を図10に示す。図10において、PDの状態は図9と同じである。リセット信号RXが低電位VLに設定されてRGが閉じられ、FDに残存するノイズ電荷Qrnが、ノイズ信号Vrnとして垂直信号線113jに読み出される。
図5のタイミングT6はPDに蓄積された光電荷QpをFDに転送する状態で、転送信号TXが高電位VHにされることで、PDに蓄積された光電荷QpがFDに完全転送される。この時の各部のポテンシャルの状態を図11に示す。図11において、転送信号TXが高電位VHにされることで、TGのポテンシャルがPDのポテンシャルの最低値よりも低くなるので、PDに蓄積されたリニア特性の光電荷Qlinとログ特性の光電荷QlogがFDに完全転送される。FDには、残存しているノイズ電荷Qrnにリニア特性の光電荷Qlinとログ特性の光電荷Qlogとが重畳された電荷が保持されることになる。
図5のタイミングT7は画素の出力信号を読み出す状態で、転送信号TXが低電位VLに戻されてTGが閉じられ、読出信号SXが高電位VHに設定されて、FDに保持されているノイズ電荷Qrnにリニア特性の光電荷Qlinとログ特性の光電荷Qlogとが重畳された電荷が、出力信号Voutとして垂直信号線113jに読み出される。ここに、出力信号Voutは本来の出力であるシグナル信号Vsigと上述したノイズ信号Vrnとが加算された信号(Vout=Vsig+Vrn)である。この時の各部のポテンシャルの状態を図12に示す。
図12において、転送信号TXが低電位VLに戻されてTGが閉じられ、読出信号SXが高電位VHに設定されて、FDに保持されている電荷がVoutとして読み出される。タイミングT6でPDに蓄積された電荷がFDに完全転送されているために、PDは空乏化されている。タイミングT7の状態から、再びタイミングT1の状態に戻り、次の光電荷Qpの蓄積が行われる。
タイミングT5で読み出されたノイズ信号Vrnと、タイミングT7で読み出された出力信号Voutとは、例えば図2に示したサンプルホールド回路113dで差分がとられ、本来の出力であるシグナル信号Vsigが得られる(Vout−Vrn=Vsig)。
以上のような動作でリニアログセンサとしてのシグナル信号Vsigが得られるが、図4で述べたように、トランジスタQ1(TG)の閾値Vthのバラツキによって変曲点TPがばらつく。これを図13を用いて説明する。図13は、図7のPDとTG近傍のポテンシャルの拡大図である。
図13において、転送信号TXは、全ての画素113bのトランジスタQ1(TG)に対して同一の電位VMに設定されるが、TGの閾値のバラツキΔVthによって、TGのポテンシャルはΔVthだけばらつく。従って、変曲点も画素毎にΔVthのバラツキを持つことになる。
次に、本発明の第1の実施の形態について図14乃至図17を用いて説明する。図14は、図3に示した画素113bをリニアログセンサとして駆動する本発明の第1の実施の形態を示すタイミングチャートである。
図14において、各タイミングでの動作は、タイミングT6’を除いて図5と同じ動作である。図5のタイミングT6では、転送信号TXは高電位VHに設定されていたが、図14では第2の中間電位VM2に設定される。
図15は、図14のタイミングT6’での各部のポテンシャルを示す模式図である。
図15において、タイミングT6’で、転送信号TXは第2の中間電位VM2に設定される。第2の中間電位VM2は、TGの閾値のバラツキΔVthによってTGのポテンシャルが最も低くなる画素においても、TGのポテンシャルがPDのポテンシャルの最低値と同一もしくはそれよりも高いポテンシャルとなるように設定される。従って、標準的な画素においてはTGのポテンシャルはPDのポテンシャルの最低値よりも高くなるので、PDに蓄積された光電荷Qp(=Qlog+Qlin)はFDに完全転送されず、閾値のバラツキΔVthに応じて光電荷Qpの一部が残存電荷QrとしてPDに残される。
図16は、図14のタイミングT7での各部のポテンシャルを示す模式図である。PDに残存電荷Qrが残されている以外は、図12と同じであり、出力信号Vout(=Vsig+Vrn)が垂直信号線113jに読み出される。
図17は、図14のタイミングT2でのPDおよびTGのポテンシャルを示す模式図である。図13とは異なり、PDには閾値のバラツキΔVthに応じた残存電荷Qrが残されており、残存電荷Qrの上にリニア特性の光電荷Qlinが重畳されて蓄積される。残存電荷QrによるポテンシャルはTGの閾値のバラツキΔVthに等しいので、結局リニア特性の光電荷Qlinの蓄積量を決定するTGのポテンシャルの壁の高さは、全ての画素113bで同一となる。従って、TGの閾値のバラツキに起因する変曲点のバラツキはキャンセルできる。
以上に述べたように、本発明の第1の実施の形態によれば、PDに蓄積された光電荷QpをFDに転送する際に、転送信号TXを第2の中間電位VM2に設定することで、PDに蓄積された光電荷Qpの一部がTGの閾値のバラツキΔVthに応じた残存電荷QrとしてPDに残される。それによって、TGのポテンシャルの壁の高さを全ての画素113bで同一とすることができるので、TGの閾値のバラツキΔVthに起因する変曲点のバラツキをキャンセルすることができる。
次に、撮像素子113を構成する画素113bの回路構成の他の例を図18を用いて説明する。図18は、撮像素子113を構成する画素113bの回路構成の他の例を示す回路図である。図3では1画素に4個のトランジスタQ1からQ4を用いていたが、図18ではトランジスタQ1が無く、1画素に3個のトランジスタQ2からQ4を用いる3トランジスタ構成である。
図18において、画素113bは、表面型PN接合フォトダイオード構造の光電変換素子(以下、PDと言う)と、NチャンネルMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果型トランジスタ:以下、トランジスタと言う)Q2〜Q4とで構成されている。リセット信号RX、読出信号SXは、各トランジスタに対する制御信号(電位)を示し、VDDは電源、GNDは接地を示している。
PDは、アノードが接地され、カソードがトランジスタQ2のソースとトランジスタQ3のゲートの接続部に接続されている。PDは被写体からの入射光量に応じた光電流Ipを発生し、光電流Ipは光電荷QpとしてPDの寄生容量Cpに蓄積される。
トランジスタQ2は、本発明における移動用トランジスタとして機能するリセットトランジスタ(以下、RGと言う)であり、ドレインが電源VDDに、ソースがPDのカソードに、ゲートがリセット信号RXにそれぞれ接続されている。RGのゲート電位が高電位VHにされることでFDが電源VDDにリセットされ、中間電位VMにされることで、PDの光電流Ipがリニアログ特性で光電変換される。
トランジスタQ3はソースフォロワ増幅回路を構成する増幅トランジスタで、ドレインが電源VDDに、ソースがトランジスタQ4のドレインに、ゲートがPDのカソードとRGのソースの接点にそれぞれ接続され、PDのカソードの電位に対して電流増幅を行うことで、出力インピーダンスを下げる働きをする。
トランジスタQ3のドレインとトランジスタQ2(RG)のドレインとは、同一の電位である電源VDDに接続されているので、トランジスタQ3とトランジスタQ2とはドレインを分離する必要がなく、その分トランジスタの面積を小さくすることができ、画素の小型化や開口率の向上に寄与できる。また配線も共通とすることができるので、配線の引き回しが簡単になり、画素の小型化や開口率の向上に寄与できる。
トランジスタQ4は出力読出用の読出トランジスタで、ドレインがトランジスタQ3のソースに、ソースが垂直信号線113jに、ゲートが読出信号SXにそれぞれ接続されている。トランジスタQ4のゲート電位が高電位VHにされることで、PDのカソードの電位がトランジスタQ3を介して低インピーダンス化されて、出力信号Voutとして垂直信号線113jに導出される。トランジスタQ3とトランジスタQ4とは、本発明における読出部を構成する。
ここで、図18に示した画素113bをリニアログセンサとして駆動する従来の方法について、図19乃至図26を用いて説明する。図19は、図18に示した画素113bをリニアログセンサとして駆動する従来の方法を示すタイミングチャートであり、図20乃至図25は、図19のタイミングT11からタイミングT16までの各タイミングでの画素113bの各部のポテンシャルを示す模式図である。
図19のタイミングT11においては、リセット信号RXおよび読出信号SXは共に低電位VLに設定されている。この時の各部のポテンシャルの状態を図20に示す。図20において、PDには、直前に行われたPDのリセット動作(後述するタイミングT15)によって、空乏化され、リセット動作に起因するノイズ電荷Qrnが残されている。
図19のタイミングT12は光電荷QpのPDへの蓄積開始直後の状態で、リセット信号RXは対数変換のために中間電位VMに設定されている。読出信号SXは低電位VLのままである。この時の各部のポテンシャルの状態を図21に示す。図21において、PDには、ノイズ電荷Qrnに重畳されてリニア特性の光電荷Qlinが蓄積開始されている。RGのポテンシャルは中間値に設定されている。
図19のタイミングT13は光電荷QpのPDへの蓄積中の状態で、リセット信号RXおよび読出信号SXの状態はタイミングT2と同じである。この時の各部のポテンシャルの状態を図22に示す。図22において、PDには既にノイズ電荷Qrnに重畳されてリニア特性の光電荷QlinがRGのポテンシャルまで蓄積されており、RGのポテンシャルを超えた光電荷Qpの一部が電源VDDに漏れ出している。そして、PDには対数変換されたログ特性の光電荷Qlogが残っている。
図19のタイミングT14は画素の出力信号を読み出す状態で、リセット信号RXはタイミングT13と同じく中間電位VMに保たれたままで、読出信号SXが高電位VHに設定されて、PDに蓄積されているノイズ電荷Qrnにリニア特性の光電荷Qlinとログ特性の光電荷Qlogとが重畳された電荷が、出力信号Voutとして垂直信号線113jに読み出される。ここに、出力信号Voutは本来の出力であるシグナル信号Vsigと図25で後述するノイズ信号Vrnとが加算された信号(Vout=Vsig+Vrn)である。この時の各部のポテンシャルの状態を図23に示す。図23において、読出信号SXが高電位VHに設定されて、PDに蓄積されている電荷がVoutとして読み出される。
図19のタイミングT15はPDに蓄積された光電荷Qpがリセットされている状態で、リセット信号RXが高電位VHにされて、PDが電源VDDにリセットされている。読出信号SXは低電位VLに戻されている。この時の各部のポテンシャルの状態を図24に示す。図24において、リセット信号RXが高電位VHにされることでRGのポテンシャルが低くなり、PDが電源VDDにリセットされている。
図19のタイミングT16はPDのリセットノイズを読み出す状態で、リセット信号RXが低電位VLに設定されてRGが閉じられ、読出信号SXが高電位VHに設定されて、PDに残存するリセット動作に起因するノイズ電荷Qrnが、ノイズ信号Vrnとして垂直信号線113jに読み出される。この時の各部のポテンシャルの状態を図25に示す。
図25において、リセット信号RXが低電位VLに設定されてRGが閉じられ、PDにはリセット動作に起因するノイズ電荷Qrnが残存している。読出信号SXが高電位VHに設定されて、PDに残存するノイズ電荷Qrnが、ノイズ信号Vrnとして垂直信号線113jに読み出される。図19のタイミングT16の状態から、再びタイミングT11の状態に戻り、次の光電荷Qpの蓄積が行われる。
タイミングT14で読み出された出力信号Voutと、タイミングT16で読み出されたノイズ信号Vrnとは、例えば図2に示したサンプルホールド回路113dで差分がとられ、本来の出力であるシグナル信号Vsigが得られる(Vout−Vrn=Vsig)。
以上のような動作でリニアログセンサとしてのシグナル信号Vsigが得られるが、図18に示した撮像素子113を構成する画素113bの回路構成の他の例においても、図4で述べたと同様に、トランジスタQ2(RG)の閾値Vthのバラツキによって変曲点TPがばらつく。これを図26を用いて説明する。図26は、図21のPDとTG近傍のポテンシャルの拡大図である。
図26において、リセット信号RXは、全ての画素113bのトランジスタQ2(RG)に対して同一の電位VMに設定されるが、RGの閾値のバラツキΔVthによって、TGのポテンシャルはΔVthだけばらつく。従って、変曲点も画素毎にΔVthのバラツキを持つことになる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図27乃至図30を用いて説明する。図27は、図18に示した画素113bをリニアログセンサとして駆動する本発明の第2の実施の形態を示すタイミングチャートである。
図27において、各タイミングでの動作は、タイミングT15’を除いて図19と同じ動作である。図19のタイミングT15では、リセット信号RXは高電位VHに設定されていたが、図27では第2の中間電位VM2に設定される。
図28は、図27のタイミングT15’での各部のポテンシャルを示す模式図である。
図28において、タイミングT15’で、リセット信号RXは第2の中間電位VM2に設定される。第2の中間電位VM2は、RGの閾値のバラツキΔVthによってRGのポテンシャルが最も低くなる画素においても、RGのポテンシャルがPDに残存するリセット動作に起因するノイズ電荷Qrnによるポテンシャルと少なくとも同等あるいはそれ以上であるように設定される。
従って、標準的な画素においてはRGのポテンシャルはノイズ電荷Qrnによるポテンシャルよりも高くなるので、PDに蓄積された光電荷Qp(=Qlog+Qlin)は電源VDDに完全にリセットされず、閾値のバラツキΔVthに応じて光電荷Qpの一部が残存電荷Qrとしてノイズ電荷Qrnに重畳されてPDに残される。
図29は、図27のタイミングT16での各部のポテンシャルを示す模式図である。PDに残されたノイズ電荷Qrnと残存電荷Qrとがノイズ信号Vrnとして垂直信号線113jに読み出される。
図30は、図27のタイミングT12でのPDおよびTGのポテンシャルを示す模式図である。図21とは異なり、PDには、ノイズ電荷Qrnと閾値のバラツキΔVthに応じた残存電荷Qrとが残されており、ノイズ電荷Qrnと残存電荷Qrとの上にリニア特性の光電荷Qlinが重畳されて蓄積される。ノイズ電荷Qrnと残存電荷QrとによるポテンシャルはRGの閾値のバラツキΔVthに等しいので、結局リニア特性の光電荷Qlinの蓄積量を決定するRGのポテンシャルの壁の高さは、全ての画素113bで同一となる。従って、RGの閾値のバラツキに起因する変曲点のバラツキはキャンセルすることができる。
以上に述べたように、本発明の第2の実施の形態によれば、PDに蓄積された光電荷Qpを電源VDDにリセットする際に、リセット信号RXを第2の中間電位VM2に設定することで、PDに蓄積された光電荷Qpの一部がRGの閾値のバラツキΔVthに応じた残存電荷QrとしてPDに残される。それによって、RGのポテンシャルの壁の高さを全ての画素113bで同一とすることができるので、RGの閾値のバラツキΔVthに起因する変曲点のバラツキをキャンセルすることができる。
以上に述べたように、本発明によれば、光電変換素子に蓄積された光電荷を移動させる際に、移動用トランジスタのポテンシャルが、光電変換素子のポテンシャルの最低値と同一もしくはそれよりも高いポテンシャルとなるように移動用トランジスタの動作を制御することにより、対数変換回路を構成するトランジスタの閾値のバラツキを吸収することができる。よって、通常のリニア特性のみの撮像素子の画素回路と同様の回路構成を用いることで画素サイズや開口率を通常のリニア特性のみの撮像素子と同等にしながら、対数変換回路を構成するトランジスタの閾値のバラツキによって発生する画素毎の変曲点のバラツキをキャンセルすることができる撮像素子および撮像装置を提供することができる。
尚、本発明に係る撮像素子および撮像装置を構成する各構成の細部構成および細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
撮像装置の内部構成を示すブロック図である。 撮像素子を構成する各部の配置を示す模式図である。 撮像素子を構成する画素の回路構成の一例を示す回路図である。 図3に示した画素のリニアログ特性を示す光電変換特性の模式的なグラフである。 画素をリニアログセンサとして駆動する従来の方法を示すタイミングチャートである。 図5のタイミングT1での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図5のタイミングT2での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図5のタイミングT3での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図5のタイミングT4での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図5のタイミングT5での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図5のタイミングT6での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図5のタイミングT7での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図7のPDとTG近傍のポテンシャルの拡大図である。 図3に示した画素をリニアログセンサとして駆動する本発明の第1の実施の形態を示すタイミングチャートである。 図14のタイミングT6’での各部のポテンシャルを示す模式図である。 図14のタイミングT7での各部のポテンシャルを示す模式図である。 図14のタイミングT2でのPDおよびTGのポテンシャルを示す模式図である。 撮像素子を構成する画素の回路構成の他の例を示す回路図である。 図18に示した画素をリニアログセンサとして駆動する従来の方法を示すタイミングチャートである。 図19のタイミングT11での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図19のタイミングT12での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図19のタイミングT13での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図19のタイミングT14での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図19のタイミングT15での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図19のタイミングT16での画素の各部のポテンシャルを示す模式図である。 図21のPDとTG近傍のポテンシャルの拡大図である。 図18に示した画素をリニアログセンサとして駆動する本発明の第2の実施の形態を示すタイミングチャートである。 図27のタイミングT15’での各部のポテンシャルを示す模式図である。 図27のタイミングT16での各部のポテンシャルを示す模式図である。 図27のタイミングT12でのPDおよびTGのポテンシャルを示す模式図である。
符号の説明
100 撮像装置
111 撮像回路
113 撮像素子
113b 画素
115 インターフェース
121 撮像光学系
Q1 転送トランジスタ(TG)
Q2 リセットトランジスタ(RG)
Q3 増幅トランジスタ
Q4 読出トランジスタ
PD 光電変換素子
FD フローティングディフュージョン
TX 転送信号
RX リセット信号
SX 読出信号

Claims (8)

  1. 光電変換素子と、
    前記光電変換素子に蓄積された電荷を移動させるための移動用トランジスタとを有し、
    線形特性と対数特性の2つの光電変換特性で動作する、マトリクス状に配置された複数の画素と、
    前記画素の撮像動作を制御する撮像制御部とを備えた撮像素子において、
    前記撮像制御部は、前記光電変換素子に蓄積された電荷を移動させる際に、前記移動用トランジスタのポテンシャルが、前記光電変換素子のポテンシャルの最低値と同一もしくはそれよりも高いポテンシャルとなるように前記移動用トランジスタの動作を制御することを特徴とする撮像素子。
  2. 前記画素は前記光電変換素子に蓄積された電荷を保持する電荷保持部を備え、
    前記光電変換素子は、埋め込み型フォトダイオードであり、
    前記移動用トランジスタは、前記光電変換素子に蓄積された電荷を電荷保持部に転送する転送トランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記画素は、前記電荷保持部の電位を画素信号として前記画素の外部に読み出すための読出部を有し、
    前記撮像制御部は、前記読出部によって前記電荷保持部に残存するノイズ成分を読み出した後に、前記光電変換素子に蓄積された電荷を前記電荷保持部に転送することを特徴とする請求項2に記載の撮像素子。
  4. 前記画素は、前記電荷保持部に保持された電荷をリセットするリセットトランジスタを備え、
    前記読出部は、前記電荷保持部の電位を電流増幅する増幅トランジスタと、前記電荷保持部の電位を前記画素の外部に読み出すための読出トランジスタとを有し、
    前記リセットトランジスタのドレインと前記増幅トランジスタのドレインとが同一の電位に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の撮像素子。
  5. 前記光電変換素子は、表面型PN接合フォトダイオードであり、
    前記移動用トランジスタは、前記光電変換素子に蓄積された電荷をリセットするリセットトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  6. 前記画素は、前記光電変換素子に蓄積された電荷の電位を画素信号として前記画素の外部に読み出すための読出部を有し、
    前記撮像制御部は、前記光電変換素子に蓄積された電荷の電位を前記読出部によって読み出した後に、前記光電変換素子に蓄積された電荷をリセットすることを特徴とする請求項5に記載の撮像素子。
  7. 前記画素は、前記読出部を構成する、前記光電変換素子に蓄積された電荷の電位を電流増幅する増幅トランジスタと、前記光電変換素子に蓄積された電荷の電位を前記画素の外部に読み出すための読出トランジスタとを有し、
    前記増幅トランジスタのドレインと前記リセットトランジスタのドレインとが同一の電位に接続されていることを特徴とする請求項6に記載の撮像素子。
  8. 撮像光学系と、
    請求項1乃至7の何れか1項に記載の撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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