JP2008305749A - 回路遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉トグル機構部とクロスバーとの組立作業の容易性を確保しつつ、下部リンクとの連結部に十分な強度をもたせた回路遮断器を得ることを目的とする。
【解決手段】可動接触子5を保持し、ベース2の支持部2aで回転可能に支持されたクロスバー7と、このクロスバー7に連結されるとともに開閉トグル機構部の下部リンク9と回転可能に連結されたクロスバー連結部品8とを備える。クロスバー連結部品8はクロスバーに連結される連結部8aを有し、クロスバー7はその連結部8aと着脱自在に嵌合される連結受部を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、電路を開閉するための可動接触子を保持するクロスバーとそれを駆動する機構部との連結構造に関するものである。
配線用遮断器や漏電遮断器等の回路遮断器は、可動接触子を動かして可動接点と可動接点と対向する接点との接触、開放を切り替えることで電路の開閉をおこなう。一般に、複数の極の可動接触子をクロスバーで一体に保持しておき、クロスバーを駆動することで全極の電路を同時に開閉する。クロスバーはトグル機構で構成される開閉トグル機構部によって回転駆動される。
例えば、特許文献1の図10には開閉トグル機構部を備えた回路遮断器が示されている。特許文献1の図10において、開閉トグル機構部は複数のリンク部材とバネで構成され、それらがピン等の連結手段で組み立てられている。リンク部材の組立作業においては、ピン等で連結するために予め連結する部品同士の連結位置を合わせる必要がある。しかし、複数のリンク部材が重なった状態であるうえ、それらが狭いスペースに配置してあるためリンク部材の保持並びに位置合わせは容易ではない。特に開閉トグル機構部の下部リンクとクロスバーとの連結は組立性が悪く自動組立が困難であった。
これを解決するために、開閉トグル機構部の下部リンクとクロスバーとの連結の組立性を改善した回路遮断器が、特許文献1に示されている。特許文献1には、開閉トグル機構部の下部リンクとクロスバーとを連結する連結ピンを下部リンクと一体とした上で、その連結ピンの断面形状を小判型とし、クロスバーの連結ピン連結穴の一部に切り欠き部を設けて連結ピンを切り欠き部から挿入して組み立てるようにしたものである。切り欠き部の幅は穴径より狭くかつ連結ピン断面の最小径よりも大きくして、開閉トグル機構部の下部リンクとクロスバーとの連結は組立性を改善していた。
特開平6−295654号公報(0006段乃至0011段、図2、図10)
回路遮断器は組立性の向上以外に遮断性能の向上も要求される。遮断性能を向上させるためには、遮断時に発生するアークを素早く引き伸ばして消弧する必要がある。そのため可動接触子を高速に動かさねばならず、大きな力でクロスバーを駆動する必要がある。開閉トグル機構部で発生させた駆動力は下部リンクを介してクロスバーに作用するので、下部リンクとクロスバーとの連結部には大きな力が作用する。したがって、下部リンクとクロスバーとの連結部は十分な強度が求められる。
しかしながら、特許文献1に示された回路遮断器においては、クロスバーの連結穴は連結ピンが挿入できる切り欠き部を有しており、この切り欠き部を形成する連結穴の端部はクロスバーの回転駆動の際に生じる力に対する強度が低下する問題点があった。また、この下部リンクとクロスバーとの連結部周辺は狭い空間に多くの部品が組み込まれているため、連結穴の端部の厚みを増やして強度を改善することは難しい。さらに、クロスバーは異なる極の可動接触子同士を絶縁する必要があるため、一般的に樹脂材料が用いられるので、樹脂成形品の強度の大幅な向上も困難である。したがって、下部リンクと連結されるクロスバーの連結部の強度を向上させることが困難であり、可動接触子の移動速度向上による遮断性能の改善が図れない問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、開閉トグル機構部とクロスバーとの組立作業の容易性を確保しつつ、下部リンクとの連結部に十分な強度をもたせた回路遮断器を得ることを目的とする。
この発明に係る回路遮断器は、可動接触子を保持し、ベースの支持部で回転可能に支持されたクロスバーと、このクロスバーに連結されるとともに開閉トグル機構部の下部リンクと回転可能に連結されたクロスバー連結部品とを備える。クロスバー連結部品はクロスバーに連結される連結部を有し、クロスバーはその連結部と着脱自在に嵌合される連結受部を有することを特徴とする。
この発明に係る回路遮断器は、クロスバーに連結されるクロスバー連結部品の連結部とこの連結部に着脱自在に嵌合されたクロスバーの連結受部とを有することにより、開閉トグル機構部とクロスバーとの組立作業の容易性を確保しつつ、下部リンクとの連結部に十分な強度をもたせることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における回路遮断器の断面図であり、図2は実施の形態1における回路遮断器の組立前の状態を示す断面図である。図3は実施の形態1におけるクロスバー連結部品を示す図である。図4は実施の形態1におけるクロスバー周辺部の部分斜視図である。カバー1とベース2とによって筐体3を構成する。筐体3内には遮断機構が内蔵されている。遮断機構は固定接触子4、この固定接触子4と接離する可動接触子5、過電流が流れたときに可動接触子5を固定接触子4から開離させる開閉トグル機構部、電磁引きはずし機構部や熱動引きはずし機構部からなる応動装置、および消弧板6を有している。
固定接触子4には固定接点4a、可動接触子5には可動接点5aがそれぞれ対向して設けられており、これらの接点4a、5aの近傍に消弧板6が配置されている。クロスバー7は樹脂材料等の絶縁材からなり、可動接触子5はこのクロスバー7に保持され、クロスバー7の回転軸を中心としてクロスバー7と共に回転する。ベース2にはクロスバー7を支持するためのクロスバー支持部2aが設けられている。クロスバー支持部2aはクロスバー7の回転軸を中心とした円弧形状を有しており、クロスバー7はクロスバー支持部2aによって、ベース2に対して回転可能に支持される。
クロスバー7は、クロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aで連結される。クロスバー連結部品8には図3の下方に位置する開放部を有し、この開放部からクロスバー7を挿入して嵌め込むことができるようになっている。クロスバー7の回転軸からクロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aを見た形状は非円弧形状である。非円弧形状とは例えば図3に示すように矩形の角部を面取りした略矩形形状や、円弧の一部を切り欠いたような形状であり、クロスバー7の回転軸から径方向に伸ばしてクロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aとを結んだ線分の長さが、その線分の到達点がクロスバー連結部8aに沿って移動したときに、一定のままではなく変化している形状である。クロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aの開放部は、言い換えればクロスバー7の回転軸に直交する断面が非円弧形であると言うこともできる。クロスバー7は、クロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aの開放部と着脱自在に嵌合される連結受部としての嵌合部を有している。クロスバー7の嵌合部とクロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aの開放部とが嵌合されることにより、クロスバー連結部品8の回転方向の力をクロスバー7に伝達することができる。
クロスバー連結部品8と下部リンク9とはピン10で互いに回転可能に連結されている。開閉トグル機構部が取り付けられる機構フレーム11にはクロスバー7の回転軸を中心とした円弧状のクロスバー連結部品支持部11aが形成されており、クロスバー連結部品8はクロスバー連結部品支持部11aに沿って機構フレーム11に対して回転可能である。
下部リンク9の上端部はピン12によって上部リンク13の下端部と結合されており、上部リンク13の上端部はピン14によってクレドル15に結合されている。クレドル15は軸16に回転自在に枢支されており、自由端において係止部を有している。操作レバー17とピン12との間にスプリング18が張設される。応動装置は、ソレノイド19、バイメタル20、トリップバー21、ラッチ22、係止レバー23などを有している。4bは固定接触子4を電源側に接続するための引き出した電源側端子、24は負荷側端子である。
次に動作について説明する。電路を閉路状態するには操作レバー17を右方へ倒す。上部リンク13と下部リンク9が伸長され、クロスバー7がクロスバー7の回転軸を中心として時計方向の回転力を可動接触子5に与えられるために、可動接点5aは固定接点4aに接触する。このとき、クレドル15の係止部は係止レバー23に係止しているので、上部リンク13と下部リンク9の伸長状態が保持され、可動接点5aと固定接点4aは接触状態を保持する。すなわち電路は閉路状態を維持する。
閉路状態において、電路に過電流が流れると、ソレノイド19もしくはバイメタル20が作動し、トリップバー21を時計方向へ回転させ、ラッチ22を反時計方向へ回転させる。その結果、ラッチ22と係止レバー23との係合が解除され、係止レバー23は図示
しないスプリングの付勢力により反時計方向に回転して、クレドル15の係止部が係止レバー23から外れる。このため、上部リンク13と下部リンク9とが座屈し、クロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aを介して下部リンク9からの駆動力がクロスバー7に伝達され、クロスバー7がクロスバー7の回転軸を中心として反時計方向の回転力を受ける。これにより、可動接点5aは固定接点4aから開離することで、電路は自動的に遮断される。
次にクロスバーの周辺部の組立を説明する。実施の形態1の回路遮断器におけるクロスバーは図4に示したように可動接触子5を3つ備えた3極構成のクロスバーであるが、図を見やすくするために可動接触子5を1つ備えた1極構成の回路遮断器におけるクロスバーで説明する。図5はクロスバーの周辺部の組立を説明するための1極構成のクロスバー周辺部を示す部分斜視図である。図4の3極構成のクロスバーにおける中央の極部分に相当する。図6は、クロスバー連結部品の周辺部の組立を説明する図であり、図7はベース側の組立を説明する図である。
クロスバー連結部品8の周辺部の組立を説明する。図6(a)に示すようにクロスバー連結部品8と下部リンク9を互いに回転可能なように連結する。この連結方法は、例えばピンを挿入して連結する。下部リンク9およびクロスバー連結部品8にピン取付け穴が設けられており、互いの取付け穴の位置を合わせておいてピン10を差し込んで連結するものである。クロスバー連結部品8を機構フレーム11のクロスバー連結部品支持部11aに合わせて、図6(b)のようにする。下部リンク9と図示しない上部リンク13を連結させる。このときに、開閉トグル機構部におけるクロスバー連結部品8の周辺部の組立作業はクロスバー7から離れて行うことができるので、クロスバー連結部品8の両側には十分なスペースがあり、連結作業は容易に行うことができる。
次にベース2側の組立を説明する。図7(a)に示すようにベース2のクロスバー支持部2aにクロスバー7を上方より設置する。図7(b)はクロスバー7がベース2のクロスバー支持部2aに設置された状態を示す。クロスバー7はその下方側がクロスバー支持部2aで支持され、かつそのクロスバー支持部2aにガイドされて回転可能な状態となる。また、クロスバー支持部2aはベースの上方に開放した形状であり、クロスバー7を上方より設置することができる。
図7(b)の状態からクロスバー連結部品8が取り付けられた開閉トグルリンク機構部を上方からベース2に組み付けて、図5に示すように一体化させる。このとき、クロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aにクロスバー7が嵌め込まれてクロスバー連結部品8とクロスバー7とが連結される。組み立てる際に、回路遮断器は、クロスバー7がベース2とクロスバー連結部品8とで挟み込まれることにより、クロスバー7とクロスバー連結部品8とが連結されるように構成したので、組立作業が容易である。なお開閉トグルリンク機構部を組み付ける際に、クロスバー連結部品8とクロスバー7との連結においては、クロスバー7がクロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aにしっかりと嵌め込まれるように、クロスバー7およびクロスバー連結部品8を所定の回転位置で保持しておく。
上述のように実施の形態1の回路遮断器は、クロスバー連結部品8を開閉トグルリンク機構部の下部リンク9とクロスバー7との間に介在させたので、開閉トグルリンク機構部とクロスバーとの組立作業の容易性を確保できる。またクロスバー7に連結ピンが挿入できる切り欠き部を有した連結穴を設ける必要がないので、開閉トグルリンク機構部の下部リンク9とクロスバー7との連結構造を強化することができる。しかも組立作業の容易性を損なうことがない。さらに、クロスバー7とクロスバー連結部品8のクロスバー連結部8aが組み合わされた円形の軸体が、ベース2のクロスバー支持部2aと機構フレーム11のクロスバー連結部品支持部11aに余分な隙間を設けることなく、回転可能に配置されるので、クロスバー7の回転の安定性が向上し、可動接触子の移動速度を向上させることができる。
クロスバー連結部品8はクロスバー7と別部品なので、クロスバー7が材料の絶縁性を必要としていたこととは異なり、クロスバー連結部品8は材料の絶縁性を考慮する必要がない。このため、クロスバー連結部品8は高強度のエンジニアリングプラスチック、真鍮等の軸受用合金、鉄など高強度の材料を用いることができる。従って、開閉トグル機構部の下部リンク9とクロスバー7との連結構造を従来に比べて、強くすることができ、クロスバー連結部品8からクロスバー7へ伝達できる回転力の伝達性能を高めることができる。これにより回路遮断器を遮断する際に可動接触子の移動速度が向上し、回路遮断器の遮断性能を向上させることができる。
なお、機構フレーム11は通電されることはなく、複数の極の可動接触子はクロスバー7で絶縁されるので、樹脂材料等に限らず金属材料を用いることができる。
以上のように実施の形態1の回路遮断器は、開閉トグルリンク機構部の駆動力を連結ピンが挿入できる切り欠き部を有した連結穴を介してクロスバーに伝達していた従来とは異なり、クロスバーに連結ピンが挿入できる切り欠き部を有した連結穴を設ける必要がなく、クロスバー7に連結されるクロスバー連結部品8の連結部8aにおける開口部とこの開口部に着脱自在に嵌合されるクロスバー7の嵌合部を有することにより、開閉トグル機構部とクロスバー7との組立作業の容易性を確保しつつ、下部リンク9との連結部に十分な強度をもたせることができる。
また、クロスバー連結部品8は下部リンク9と連結する軸10がその軸方向から挿入される穴を備えたので、この穴に軸をその軸に交わる方向から挿入する切り欠き部がなく、下部リンク9との連結部に十分な強度をもたせることができる。
なお、クロスバー連結部品8として、略矩形形状のクロスバー連結部8aを有すもので説明したが、図8に示すようなクロスバー7とクロスバー連結部品8とがずれるのを抑制するための係止部としての突起を設けたクロスバー連結部8bを、有する第2のクロスバー連結部品8でも構わない。クロスバー7にこのクロスバー連結部8bの突起が嵌る係止受部としての凹部を設けることで、クロスバー連結部品8からクロスバー7へ伝達できる回転力の伝達性能を高めることができる。これにより回路遮断器の電路を遮断する際に可動接触子の移動速度がさらに向上し、回路遮断器の遮断性能をさらに向上させることができる。また、係止部の形状は突起形状に限らず、凹形状や凹凸形状であっても構わない。
また、図9に示すように、クロスバー連結部品8として、凸部を設けたクロスバー連結部8cを有する第3のクロスバー連結部品8を用いることができる。図9(a)は、第3のクロスバー連結部品8とクロスバー7の連結受部としての凹部とが嵌合し連結されている状態を示す図であり、図9(b)は、第3のクロスバー連結部品8とクロスバー7の凹部とが分離された状態を示す図である。図9において、クロスバー7は、クロスバー連結部品8と組み合わされて軸体を形成する部分のみを記載している。この場合も、開閉トグル機構部とクロスバー7との組立作業の容易性を確保しつつ、下部リンク9との連結部に十分な強度をもたせることができる。また、クロスバー7とクロスバー連結部品8とがずれるのを抑制するため、クロスバー連結部品8のクロスバー連結部8cに係止部を設け、クロスバー7に係止受部を設けることができる。これにより、回路遮断器の電路を遮断する際に可動接触子の移動速度がさらに向上し、回路遮断器の遮断性能をさらに向上させることができる。なお、係止部の形状は突起形状に限らず、凹形状や凹凸形状であっても構わない。
また、クロスバー連結部品8のクロスバー連結部8a、8b、8cにおけるクロスバー7の回転軸に直交する断面形状が複数存在し、その断面形状の1つが円形であったとしても、他の断面形状に非円形のものがあればクロスバー連結部品8の回転方向の力をクロスバー7に伝達することができることは言うまでもない。
また、クロスバー連結部品8と下部リンク9との連結構造として、下部リンク9およびクロスバー連結部品8にピン取付け穴を設けておき、お互いの取付け穴位置を合わせておいてピンを差し込む構造で説明したが、クロスバー連結部品8に下部リンク9の穴に挿入される軸を設けてもよい。この場合は下部リンク9の穴をクロスバー連結部品8の軸に挿入するだけで、それぞれの位置合わせが容易にできる。また下部リンク9にクロスバー連結部品8の穴に挿入される軸を設けてもよい。この場合もそれぞれの位置合わせが容易にできる。
また、クロスバー連結部品8と下部リンク9を先に組み立ててから下部リンク9と上部リンク13を連結させる例で説明したが、下部リンク9と上部リンク13を連結させた後に下部リンク9とクロスバー連結部品8を連結させても構わない。
また、3極構成の回路遮断器で説明したが、他の複数極の構成でも、1極構成のものにも適用できる。
この発明の実施の形態1における回路遮断器の断面図である。 実施の形態1における回路遮断器の組立前の状態を示す断面図である。 実施の形態1におけるクロスバー連結部品を示す図である。 実施の形態1におけるクロスバー周辺部の部分斜視図である。 組立を説明するためのクロスバー周辺部の部分斜視図である。 図5におけるクロスバー連結部品の周辺部の組立を説明する図である。 図5におけるベース側の組立を説明する図である。 実施の形態1における第2のクロスバー連結部品を示す図である。 実施の形態1における第3のクロスバー連結部品及びその周辺部を示す図である。
符号の説明
2 ベース、2a クロスバー支持部、5 可動接触子、7 クロスバー、8 クロスバー連結部品、8a クロスバー連結部、8b クロスバー連結部、8c クロスバー連結部、9 下部リンク、11a クロスバー連結部品支持部。

Claims (6)

  1. 可動接触子を保持し、ベースの支持部で回転可能に支持されたクロスバーと、
    このクロスバーに連結されるとともに開閉トグル機構部の下部リンクと回転可能に連結されたクロスバー連結部品とを備え、
    前記クロスバー連結部品は前記クロスバーに連結される連結部を有し、
    前記クロスバーは前記連結部と着脱自在に嵌合される連結受部を有することを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記連結部は開放部を有し、前記クロスバーは前記開放部に嵌合される嵌合部を有することを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 前記クロスバー連結部品は、前記下部リンクに設けられた軸或いは前記下部リンクとクロスバー連結部品とを連結する軸がその軸方向から挿入される穴を有することを特徴とする請求項1または2に記載の回路遮断器。
  4. 前記クロスバー連結部品は、前記下部リンクと連結する軸を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回路遮断器。
  5. 前記クロスバー連結部品は前記クロスバーに連結される連結部にクロスバーとのずれを抑制する係止部を有するとともに、前記クロスバーは前記係止部が嵌る係止受部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回路遮断器。
  6. 前記クロスバー連結部品は、前記開閉トグル機構部が取り付けられた機構フレームの支持部に回転可能に配置されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回路遮断器。
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