JP2008305444A - 情報記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、エンドユーザが記録運用に影響することなく保守・点検作業を容易に行なうことが可能な情報記録再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による情報記録再生装置は、外部から入力される情報を記録する情報記録再生装置において、通常動作時に情報の記録や再生の動作を実行するための第1のコマンド入力手段8と、保守・点検時に情報の記録や再生の動作を実行するための第2のコマンド入力手段8と、ユーザが第2のコマンド入力手段を実行するためのユーザインターフェース手段(17、18、19、20、21)とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による情報記録再生装置は、外部から入力される情報を記録する情報記録再生装置において、通常動作時に情報の記録や再生の動作を実行するための第1のコマンド入力手段8と、保守・点検時に情報の記録や再生の動作を実行するための第2のコマンド入力手段8と、ユーザが第2のコマンド入力手段を実行するためのユーザインターフェース手段(17、18、19、20、21)とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報記録再生装置に関し、特に、装置の保守・メンテナンスのための状態の確認が可能な情報記録再生装置に関する。
一般的な監視用デジタルレコーダは、民生機器よりも機能が多様であるため操作が複雑である。例えば、監視用デジタルレコーダをエンドユーザが点検する場合において、カメラで撮影した画像を全て確認するために画面表示モードを切り替えたり、記録した映像を再生して確認するなど、一般的なエンドユーザにとっては操作が複雑で面倒であった。しかし、監視用デジタルレコーダは、基本的にエンドユーザが管理しているため、操作が複雑であっても保守点検する必要があった。そのため、保守点検時に、何らかのトラブルによる記録の停止やカメラで撮影した映像が欠落するなど、正常な記録の継続が行なわれない状況が見逃されてしまい、必要なときの映像が記録できていないという問題があった。
また、監視用デジタルレコーダの第一の目的は、有事の際の映像の記録であり、場合によっては保守点検時であっても記録の中止ができないことがある。しかし、実際には保守点検時には記録を停止しているため、記録が途切れてしまうという問題があった。そして、記録を停止して保守点検を行なった後に再度記録を開始する必要があるが、記録動作の開始作業を忘れてしまうという問題もあった。
このような問題の対策として、多機能による操作の複雑さに対して快適な操作性を考慮した監視用記録装置(例えば、特許文献1参照)、保守・点検作業を行なう際にユーザに対する影響を影響を最小限に抑え、保守・点検作業の自由度を高めることができる情報ライブラリー装置(例えば、特許文献2参照)、情報信号記録媒体の再生中に、その情報信号の再生動作を中断させず、他の情報信号記録媒体に記録されているナビゲーション情報などの他の情報の再生を開始することのできる情報信号再生装置(例えば、特許文献3参照)がある。
上記の特許文献1〜特許文献3は、保守・点検作業の進行を容易に行なうことについての記載がなされていないという問題がある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、エンドユーザが記録運用に影響することなく保守・点検作業を容易に行なうことが可能な情報記録再生装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による情報記録再生装置は、外部から入力される情報を記録する情報記録再生手段において、通常動作時に情報の記録や再生の動作を実行するための第1のコマンド入力手段と、保守・点検時に情報の記録や再生の動作を実行するための第2のコマンド入力手段と、ユーザが第2のコマンド入力手段を実行するためのユーザインターフェース手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、請求項1に記載のように、外部から入力される情報を記録する情報記録再生手段において、第1のコマンド入力手段は通常動作時に情報の記録や再生の動作を実行し、第2のコマンド入力手段は保守・点検時に情報の記録や再生の動作を実行し、ユーザインターフェース手段はユーザが第2のコマンド入力手段を実行するので、エンドユーザが記録運用に影響することなく保守・点検作業を容易に行なうことができる。
本発明の実施形態について、図面を用いて以下に説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態1による情報記録再生装置のブロック図である。図1に示すように、映像入力1から入力された映像信号は、デコーダ2によってデジタル映像信号に変換され、マルチプレクサ3を経て圧縮器6によって圧縮された後、一時的にメモリー9に格納される。メモリー9に格納された圧縮映像信号は、HDD(Hard Disk Drive)インターフェース11を介してHDD12に記録される。HDD12に記録された圧縮映像信号は、HDDインターフェース11を介してメモリー9に一時的に格納し、伸張器7によって元のサイズのデジタル映像信号に伸張した後に、ビデオエンコーダ4によって元の映像信号に復元される。CPU8は(第1のコマンド入力手段)、情報記録再生装置の一連の処理、すなわち、通常動作時に情報の記録や再生の動作を実行するための不揮発性メモリー10に格納されているプログラムに従って、一括して管理・制御している。ユーザインターフェースの1つに入力ボタン群20があり、ヘルプボタン22、はいボタン23、いいえボタン24、閉じるボタン25の各々からユーザによってコマンド入力され、入力ボタンインターフェース13を介してCPU8に入力される。GUI(Graphical User Interface)部21(ユーザインターフェース手段)は、保守・点検時に情報の記録や再生の動作を実行するために、設定メニューなどの画面表示情報を生成し、CPU8(第2のコマンド入力手段でもある)に制御されてビデオエンコーダ4を通すことによって画像表示信号を映像信号に重畳させてから映像出力5(外部画像表示手段)から出力する。LAN端子19(通信表示手段)はパーソナルコンピュータ(PC)などの外部機器と接続して情報を授受するために用いられ、LANインターフェース14を介してCPU8に接続される。LCD(Liquid Crystal Display)表示器18(内部表示手段)は情報記録再生装置に備えられ、LCDインターフェース15を介してCPU8によって制御されて必要に応じて文字や図形などの表示を行なう。音声出力器17(音声出力手段)は情報記録再生装置に備えられ、音声出力インターフェース16を介してCPU8によって制御されて音声を出力する。音声出力器17、LCD表示器18、LAN端子19、入力ボタン群20の各々は、ユーザが第2のコマンド入力手段を実行するためのユーザインターフェース手段である。
図1は、本発明の実施形態1による情報記録再生装置のブロック図である。図1に示すように、映像入力1から入力された映像信号は、デコーダ2によってデジタル映像信号に変換され、マルチプレクサ3を経て圧縮器6によって圧縮された後、一時的にメモリー9に格納される。メモリー9に格納された圧縮映像信号は、HDD(Hard Disk Drive)インターフェース11を介してHDD12に記録される。HDD12に記録された圧縮映像信号は、HDDインターフェース11を介してメモリー9に一時的に格納し、伸張器7によって元のサイズのデジタル映像信号に伸張した後に、ビデオエンコーダ4によって元の映像信号に復元される。CPU8は(第1のコマンド入力手段)、情報記録再生装置の一連の処理、すなわち、通常動作時に情報の記録や再生の動作を実行するための不揮発性メモリー10に格納されているプログラムに従って、一括して管理・制御している。ユーザインターフェースの1つに入力ボタン群20があり、ヘルプボタン22、はいボタン23、いいえボタン24、閉じるボタン25の各々からユーザによってコマンド入力され、入力ボタンインターフェース13を介してCPU8に入力される。GUI(Graphical User Interface)部21(ユーザインターフェース手段)は、保守・点検時に情報の記録や再生の動作を実行するために、設定メニューなどの画面表示情報を生成し、CPU8(第2のコマンド入力手段でもある)に制御されてビデオエンコーダ4を通すことによって画像表示信号を映像信号に重畳させてから映像出力5(外部画像表示手段)から出力する。LAN端子19(通信表示手段)はパーソナルコンピュータ(PC)などの外部機器と接続して情報を授受するために用いられ、LANインターフェース14を介してCPU8に接続される。LCD(Liquid Crystal Display)表示器18(内部表示手段)は情報記録再生装置に備えられ、LCDインターフェース15を介してCPU8によって制御されて必要に応じて文字や図形などの表示を行なう。音声出力器17(音声出力手段)は情報記録再生装置に備えられ、音声出力インターフェース16を介してCPU8によって制御されて音声を出力する。音声出力器17、LCD表示器18、LAN端子19、入力ボタン群20の各々は、ユーザが第2のコマンド入力手段を実行するためのユーザインターフェース手段である。
図2は、本発明の実施形態1による情報記録再生装置における保守点検機能のフローチャートである。なお、実施形態1では、情報記録再生装置を監視現場に設置後約3か月が経過した時点において、記録運用が正常であるかどうかの点検を行なうと仮定する。
まず始めに、ユーザは図1のヘルプボタン22を5秒以上長押しすることによってユーザ保守点検モードにする。ステップS20において、カメラによって映像入力1から入力された映像を映像出力5からモニタに出力し、映像が正常に入力されているのかどうかを点検する。このとき、入力した映像に図3の画面を重畳させて出力する(ステップS21)。図3は、カメラの映像をチェックする画面の表示例を示している。ユーザは、情報記録再生装置の操作を特に意識することなく画面表示に従ってカメラの映像を確認でき、映像断、接触不良、カメラ画角異常などの点検が可能となる。
なお、はいボタン23、いいえボタン24、閉じるボタン25は、以下の説明の「はい」、「いいえ」、「閉じる」を実行するときに押されるボタンである。
ステップS22において、カメラの映像に問題がある場合は、図3の「いいえ」を選択してステップS23に移行して図5の画像を表示する。図5は、カメラの映像不良に対するヘルプメニューの表示例を示している。ユーザは、図5のような対処方法を示すヘルプ画面を確認することによって、具体的にどのような対処をすればよいのか知ることができ、専門の知識を有する者でなくても対処できるような単純な内容であればユーザによって対処可能となる。また、対処が困難であるときは図5のヘルプ画面の内容に従って販売店もしくはサービスへ連絡することによって対処を依頼する。点検作業は、「閉じる」を選択することによって終了する。
一方、ステップS22において、カメラの映像に問題がなければ図3の「はい」を選択してステップS24に移行する。ステップS24では、予め決められた設定によって一定時間入力映像を記録する。その後、記録した映像は図4の画面を重畳して自動的に再生される(ステップS25)。図4は、記録した映像を再生してチェックする画面の表示例を示している。ユーザは、情報記録再生装置の操作を特に意識することなく図4のような画面に従って記録した映像の確認ができ、インポーズ表示されている記録時間とともに再生映像に問題がないかどうかの点検が可能となる。ステップS26において、再生した映像に問題がなければ図4の「はい」を選択して点検作業を終了する。また、再生した映像に問題があれば図4の「いいえ」を選択してステップS27に移行して図6の画面を表示する。図6は、再生した映像不良に対するヘルプメニューの表示例を示している。ユーザは、図6の画面に表示された内容に従って簡単に対処方法を知ることができる。点検作業は、「閉じる」を選択することによって終了する。
以上のことから、ユーザは画面を見ながら点検作業を行い、ヘルプ画面によって対処方法を表示するので、複雑な操作による誤作動も生じないため、簡単な操作で記録運用に影響なく短時間で確実に保守点検を実施することが可能となる。
〈実施形態2〉
図7は、本発明の実施形態2による情報記録再生装置のブロック図である。図7に示すように、映像入力1チャンネル1aから入力されたチャンネル1のカメラ映像は、ビデオデコーダ1チャンネル2aによってデジタル映像信号に変換される。また、映像入力2チャンネル1bから入力されたチャンネル2のカメラ映像は、ビデオデコーダ2チャンネル2bによってデジタル映像信号に変換される。変換された複数のデジタル映像信号は、マルチプレクサ3によって必要に応じて時分割されて圧縮器6によって圧縮された後、一時的にメモリー9に格納される。メモリー9に格納された圧縮映像信号は、HDDインターフェース11を介してHDD12に記録される。HDD12に記録された圧縮映像信号は、HDDインターフェース11を介してメモリー9に一時的に格納し、伸張器7によって元のサイズのデジタル映像信号に伸張した後に、ビデオエンコーダ4によって元の映像信号に復元される。CPU8(第1のコマンド入力手段)は、情報記録再生装置の一連の処理を、不揮発性メモリー10に格納されているプログラムに従って、一括して管理・制御している。ユーザインターフェースの1つに入力ボタン群20があり、ヘルプボタン22、はいボタン23、いいえボタン24、閉じるボタン25の各々からユーザによってコマンド入力され、入力ボタンインターフェース13を介してCPU8に入力される。GUI(Graphical User Interface)部21(ユーザインターフェース手段)は、設定メニューなどの画面表示情報を生成し、CPU8(第3のコマンド入力手段でもある)に制御されてビデオエンコーダ4を通すことによって画像表示信号を映像信号に重畳させてから映像出力5から出力する。LAN端子19はパーソナルコンピュータ(PC)などの外部機器と接続するために用いられ、LANインターフェース14を介してCPU8に接続される。LCD(Liquid Crystal Display)表示器18は情報記録再生装置に備えられ、LCDインターフェース15を介してCPU8によって制御されて必要に応じて文字や図形などの表示を行なう。音声出力器17は情報記録再生装置に備えられ、音声出力インターフェース16を介してCPU8によって制御されて音声を出力する。音声出力器17、LCD表示器18、LAN端子19、入力ボタン群20の各々は、ユーザが第2のコマンド入力手段を実行するためのユーザインターフェース手段である。
図7は、本発明の実施形態2による情報記録再生装置のブロック図である。図7に示すように、映像入力1チャンネル1aから入力されたチャンネル1のカメラ映像は、ビデオデコーダ1チャンネル2aによってデジタル映像信号に変換される。また、映像入力2チャンネル1bから入力されたチャンネル2のカメラ映像は、ビデオデコーダ2チャンネル2bによってデジタル映像信号に変換される。変換された複数のデジタル映像信号は、マルチプレクサ3によって必要に応じて時分割されて圧縮器6によって圧縮された後、一時的にメモリー9に格納される。メモリー9に格納された圧縮映像信号は、HDDインターフェース11を介してHDD12に記録される。HDD12に記録された圧縮映像信号は、HDDインターフェース11を介してメモリー9に一時的に格納し、伸張器7によって元のサイズのデジタル映像信号に伸張した後に、ビデオエンコーダ4によって元の映像信号に復元される。CPU8(第1のコマンド入力手段)は、情報記録再生装置の一連の処理を、不揮発性メモリー10に格納されているプログラムに従って、一括して管理・制御している。ユーザインターフェースの1つに入力ボタン群20があり、ヘルプボタン22、はいボタン23、いいえボタン24、閉じるボタン25の各々からユーザによってコマンド入力され、入力ボタンインターフェース13を介してCPU8に入力される。GUI(Graphical User Interface)部21(ユーザインターフェース手段)は、設定メニューなどの画面表示情報を生成し、CPU8(第3のコマンド入力手段でもある)に制御されてビデオエンコーダ4を通すことによって画像表示信号を映像信号に重畳させてから映像出力5から出力する。LAN端子19はパーソナルコンピュータ(PC)などの外部機器と接続するために用いられ、LANインターフェース14を介してCPU8に接続される。LCD(Liquid Crystal Display)表示器18は情報記録再生装置に備えられ、LCDインターフェース15を介してCPU8によって制御されて必要に応じて文字や図形などの表示を行なう。音声出力器17は情報記録再生装置に備えられ、音声出力インターフェース16を介してCPU8によって制御されて音声を出力する。音声出力器17、LCD表示器18、LAN端子19、入力ボタン群20の各々は、ユーザが第2のコマンド入力手段を実行するためのユーザインターフェース手段である。
図8は、本発明の実施形態2による情報記録再生装置における保守点検機能のフローチャートである。なお、実施形態2では、情報記録再生装置を監視現場に設置後約3か月が経過した時点において、記録運用が正常であるかどうかの点検を行なうと仮定する。
まず始めに、ユーザは図7のヘルプボタン22を5秒以上長押しすることによってユーザ保守点検モードにする。そして、ステップS80において、保守点検モードに移行したことを示す何らかの表示を行なう。このときに表示する画面は、記録再生の保守点検モードであることを示す画面としてGUI部21において生成し、生成した画面を映像に重畳して映像出力5から出力される。
なお、はいボタン23、いいえボタン24、閉じるボタン25は、以下の説明の「はい」、「いいえ」、「閉じる」を実行するときに押されるボタンである。
ステップS81では、第3のコマンド入力手段として働くCPU8によって現在の情報記録再生装置のモードを判定し、保守・点検時に、第1のコマンド入力手段として働くCPU8による動作に影響することなく情報の記録や再生の動作を実行させる。チャンネル1またはチャンネル2の両方とも記録を実行していない場合はステップS82に移行し、両チャンネルに対して予め決められた記録設定で一定時間入力映像を記録する。一方、チャンネル1またはチャンネル2のうちの少なくとも一方が記録をしている場合はステップS83に移行する。ステップS83では、記録中のチャンネルに対しては記録を継続させ、記録を実行していないチャンネルに対しては予め決められた記録設定で一定時間入力映像を記録する。
ステップS84では、ステップS82およびステップS83において記録した入力映像の再生をすると同時に、ユーザに対して図9のような画面を表示して映像が正常に記録されているかの確認を行なう。図9は、記録映像を再生してチェックする画像表示例を示している。図9の画面はGUI部21によって生成され、ビデオエンコーダ4で再生映像に重畳されて表示される。ユーザは、情報記録再生装置の操作を特に意識することなく図9のような画面に従って記録した映像の確認ができ、インポーズ表示されている記録時間とともに再生映像に問題がないかどうかの点検が可能となる。
ステップS85において、再生した映像に問題がなければ図9の「はい」を選択して点検作業を終了する。また、再生した映像に問題があれば図9の「いいえ」を選択してステップS86に移行して図10の画面を表示する。図10は、再生した映像不良に対するヘルプメニューの表示例を示している。ユーザは、図10の画面に表示された内容に従って簡単に対処方法を知ることができる。点検作業は、「閉じる」を選択することによって終了する。
以上のことから、保守点検時であっても記録を停止させることなく記録運用ができ、画面を見ながら簡単な操作で保守点検を実施することが可能となる。
本発明の実施形態では、映像出力5から出力される映像にGUI部21によって生成された画面を重畳させて表示しているが、情報記録再生装置に備えられた表示手段に保守点検機能を有するようにしてもよい。例えば、LCD表示器18を用いて保守点検機能の画面を表示させることにより、ユーザは情報記録再生装置の操作を特に意識することなく画面に従って記録した映像の確認ができる。このとき、LCD表示器18では表示できないようなカメラ映像や再生映像については、CPU8がデータ中から映像が存在するのかどうかを判別して映像の有無のみをLCD表示器18に表示することによって、映像出力5にモニターを接続せずに映像の有無を確認することが可能である。
実施形態の方法以外の他の保守点検の方法としては、点検モードであることを表示し、順次表示されるカメラ映像をその番号やタイトルで判定しながらユーザが表示内容を確認していく方法がある。このときのユーザへの確認画面は、点検モードの表示と再生チャンネルの番号またはタイトルを表示させるようにしてもよい。
本発明の実施形態では、コマンドを入力するために情報記録再生装置に備えられた入力ボタン群20を使用したが、マウスやリモコンなどの他の入力手段であってもよい。ユーザが遠隔から情報記録再生装置の保守点検ができるようにするため、LANを使用することが可能である。ユーザが点検モードにするために、予め決められたLANコマンドをLAN端子19からLANインターフェース14を介してCPU8へ入力した場合、再生映像の確認画面と再生映像とを一緒にLANによって接続された遠隔のPCに送信する。ユーザは、PC上の画面を確認しながら情報記録再生装置の保守点検や問題の対処方法の確認をすることが可能となる。なお、LANだけでなく、RS232Cやシリアルバスなど利用可能な通信手段であればいかなるものであってもよい。
保守点検用のモニターの画面サイズが小さいなど、画面表示による保守点検機能のみでは対応できない場合には、音声ガイドを併用することによって、より確実にユーザによる保守点検作業が実施可能となる。本発明の実施形態では、音声出力器17を備えており、音声出力器17は音声出力インターフェース16を介してCPU8に接続されている。このようにすることによって、記録した映像の出力に合わせて「記録した映像が再生されていますか?」などと音声出力することによって、映像出力5に再生画像が表示されているのかどうかの確認が可能となる。
本発明の実施形態において、映像入力が1個または2個の場合について説明したが、複数個の映像入力であっても同様に適用される。このとき、記録再生映像の点検画面は入力画面数に応じて分割した表示となる。例えば、映像入力数が4個の場合は4分割画面、9個の場合は9分割画面、16個の場合は16分割画面で点検することが可能である。
1 映像入力、1a 映像入力1チャンネル、1b 映像入力2チャンネル、2 ビデオデコーダ、2a ビデオデコーダ1チャンネル、2b ビデオデコーダ2チャンネル、3 マルチプレクサ、4 ビデオエンコーダ、5 映像出力、6 圧縮器、7 伸張器、8 CPU、9 メモリー、10 不揮発性メモリー、11 HDDインターフェース、12 HDD、13 入力ボタンインターフェース、14 LANインターフェース、15 LCDインターフェース、16 音声出力インターフェース、17 音声出力器、18 LCD表示器、19 LAN端子、20 入力ボタン群、21 GUI部、22 ヘルプボタン、23 はいボタン、24 いいえボタン、25 閉じるボタン。
Claims (6)
- 外部から入力される情報を記録する情報記録再生装置において、
通常動作時に前記情報の記録や再生の動作を実行するための第1のコマンド入力手段と、
保守・点検時に前記情報の記録や再生の動作を実行するための第2のコマンド入力手段と、
ユーザが前記第2のコマンド入力手段を実行するためのユーザインターフェース手段と、
を備えることを特徴とする、情報記録再生装置。 - 外部から入力される情報を記録する情報記録再生装置において、
通常動作時に前記情報の記録や再生の動作を実行するための第1のコマンド入力手段と、
保守・点検時に、前記第1のコマンド入力手段による動作に影響することなく前記情報の記録や再生の動作を実行するための第3のコマンド入力手段と、
ユーザが前記第3のコマンド入力手段を実行するためのユーザインターフェース手段と、
を備えることを特徴とする、情報記録再生装置。 - 請求項1または請求項2に記載の情報記録再生装置において、
前記ユーザインターフェース手段として映像出力に重畳して前記情報記録再生装置の外部に画面表示させる情報を出力する外部画像表示手段
をさらに備えることを特徴とする、情報記録再生装置。 - 請求項1または請求項2に記載の情報記録再生装置において、
前記ユーザインターフェース手段として前記情報記録再生装置の内部に備えられた所定の画面に画面表示させる内部表示手段
をさらに備えることを特徴とする、情報記録再生装置。 - 請求項1または請求項2に記載の情報記録再生装置において、
前記ユーザインターフェース手段として前記情報記録再生装置に接続された外部機器との間で情報を授受する通信表示手段
をさらに備えることを特徴とする、情報記録再生装置。 - 請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の情報記録再生装置において、
前記ユーザインターフェース手段として音声を出力するための音声出力手段
をさらに備えることを特徴とする、情報記録再生装置。
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JP2007148831A JP2008305444A (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | 情報記録再生装置 |
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