JP2008305197A - 塵芥収集車の運行管理システム - Google Patents

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厚芳 高澤
Shoji Nishida
尚司 西田
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弘海 中里
Tomohiro Morita
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Abstract

【課題】どのような規模のステーションにおいても、その位置が正確に特定でき、たとえ、ステーションの位置が移動されたとしても、その後の廃棄物収集により、ステーションの位置が正確に記録され、廃棄物の収集を効率良く行う。
【解決手段】車載器11は、塵芥収集車10が廃棄物を収集するために特定の廃棄物集積所に停車して廃棄物を収集する際、この位置における緯度・経度データが、この特定の廃棄物集積所の緯度・経度データとして収集され、塵芥収集車10の走行開始後に、停車時に収集された緯度・経度データの平均値が演算されて、この平均値が、上述のステーション情報の特定の廃棄物集積所の緯度・経度データとして更新自在になっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の廃棄物集積所を巡回し廃棄物を収集する塵芥収集車の運行管理システムに関する。
一般に、店舗や企業等において生じる事業系一般廃棄物や一般家庭で生じる廃棄物(以下、単に廃棄物と称する)は、予め定められた廃棄物集積所(以下、ステーションと称する)に集められ、例えば、予め契約している廃棄物収集業者(以下、単に収集業者と称する)の塵芥収集車によって収集される。塵芥収集車は、通常、所定エリア内の膨大な数のステーションを定期的に巡回し、各ステーションにおいては、車両に同行する作業員が、収集した廃棄物を計量し、計量した重量に基づき請求書伝票等を作成している。
例えば、特開2001−163403号公報では、緯度・経度で示される位置に設けられた廃棄物の収集場所のコンテナ装置に、廃棄物の重量を計測する装置と、計測した重量をセンタ装置に送信する送信装置とを設け、センタ装置で、塵芥収集車側で計測した残積載量と各収集場所からの廃棄物の重量とを比較して収集すべき次の収集場所情報を算出し、塵芥収集車に通知する技術が開示されている。
特開2001−163403号公報
上述の特許文献1のような大掛かりなステーションの場合では、その位置情報が予め設定されており、当初、その位置は正確に把握することが可能であるが、時が経ち、建築物の増設等の何らかの事情によりステーションが移動された場合、ステーションの正確な位置が判らなくなるという問題がある。また、一般のステーションは、上述の特許文献1に開示されるような大掛かりなものではなく、その位置は、近隣の建造物等の住所で登録されており、特に都心部のようにステーションが多数存在する場合、各ステーションの位置が正確に特定することができず、ステーション位置が移動された場合には、その対応ができないという問題がある。また、ステーションが大きな建物の住所で登録されている場合には、ステーションの位置が大きな建物のどの位置かを特定することが困難で、廃棄物の収集が効率良く行えないという問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、どのような規模のステーションにおいても、その位置が正確に特定でき、たとえ、ステーションの位置が移動されたとしても、その後の廃棄物収集により、ステーションの位置が正確に記録され、廃棄物の収集を効率良く行うことができる塵芥収集車の運行管理システムを提供することを目的としている。
本発明は、所定エリア内の複数の廃棄物集積所を巡回し廃棄物を収集する塵芥収集車の運行管理システムにおいて、上記塵芥収集車に設けられ、GPS衛星からの電波を受信し車両位置の緯度・経度を測位する車両位置測位手段と、上記所定エリア内の廃棄物集積所の緯度・経度情報を記録したメモリ手段と、上記塵芥収集車が特定の廃棄物集積所に停車して廃棄物を収集する際の緯度・経度情報を該特定の廃棄物集積所の緯度・経度情報として上記メモリ手段の記録を更新するメモリ更新手段とを備えたことを特徴としている。
本発明による塵芥収集車の運行管理システムによれば、どのような規模のステーションにおいても、その位置が正確に特定でき、たとえ、ステーションの位置が移動されたとしても、その後の廃棄物収集により、ステーションの位置が正確に記録され、廃棄物の収集を効率良く行うことが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図6は本発明の実施の一形態を示し、図1は塵芥収集車の運行管理システムの全体構成の概略説明図、図2は運行管理システムの塵芥収集車における機能ブロック図、図3は一台の塵芥収集車が廃棄物収集作業を行う工程を示すフローチャート、図4はステーション位置情報更新処理ルーチンのフローチャート、図5は現ステーションにおける収集量計測処理ルーチンのフローチャート、図6は実際のステーション位置の例を示す説明図である。
図1において、符号100は運行管理システムを示し、この運行管理システム100は、該システム100を管理する運行管理センタ1と、この運行管理センタ1の下で、所定エリアAを巡回し、複数のステーション20の廃棄物を収集する一台または複数台の塵芥収集車10とから主要に構成される。
塵芥収集車10は、複数(例えば、4つ)のGPS(Global Positioning System)衛星30から定期的に電波を受信して現在の車両位置を測位し、その緯度・経度情報等の測位データを、データ通信網Nを介し、運行管理センタ1に送信する。
運行管理センタ1においては、センタ装置1a(例えば、サーバシステム)が設けられ、このセンタ装置1aにより塵芥収集車10との通信制御がなされ、また、塵芥収集車10の作業に係るデータが一元管理されるように構成されている。すなわち、センタ装置1aは、塵芥収集車10から送信されたデータを受信するためのセンタ側通信部1bと、受信したデータを記録するための記録部1cとを備えている。
塵芥収集車10は、図2に示すように、車両運転室であるキャビン10a内に車載器11を搭載し、この車載器11が周辺機器の動作を制御するように構成されている。
キャビン10aにおいては、上述のGPS衛星30からの電波を受信し、車両の緯度・経度を測位する車両位置測位手段としてのGPS受信機12と、運行管理センタ1とデータ通信網Nを介して通信するためのデータ通信機13とが設けられ、それぞれ車載器11に接続されている。尚、データ通信網Nとしては、例えば既存の携帯電話網やインターネット網を適用することができ、データ通信の方式としてはパケット交換方式が好ましい。
また、キャビン10aにおいて、車載器11には、各種データを記録し、電源供給がとぎれても記録内容が消滅しない記憶媒体(例えば、Compact Flash(登録商標)カード等の不揮発メモリ)14とプリンタ15とが接続されている。尚、記憶媒体14は、抜き差し自在であり、運行管理センタ1のセンタ装置1aによってもデータの読み出し、及び、書き込みが可能になっている。
記憶媒体14には、所定エリアA内の全てのステーション情報(ステーション名(集積所名)、緯度・経度データ等)がステーションリスト(全体リスト)として予め記録され、更に収集作業の度に収集履歴データが記録されるようになっている。
後述するように、塵芥収集車10が廃棄物を収集するために特定の廃棄物集積所に停車して廃棄物を収集する際、この位置における緯度・経度データが、この特定の廃棄物集積所の緯度・経度データとして収集される。そして、塵芥収集車10の走行開始後に、停車時に収集された緯度・経度データの平均値が演算されて、この平均値が、上述のステーション情報の特定の廃棄物集積所の緯度・経度データとして更新自在になっている。尚、塵芥収集車10が停車中に測位データを得る際、GPS受信機12で捕捉しているGPS衛星30が3個以下など、測位条件が悪いと判断できる場合には、廃棄物集積所の緯度・経度データの更新は行わず、前回の緯度・経度データを維持するようになっている。
このように、本発明の実施の形態では、記憶媒体14がメモリ手段として設けられ、車載器11がメモリ更新手段としての機能を有して設けられている。
また、上述の収集履歴データとは、日時情報、収集した廃棄物の計量結果、緯度・経度データ(上述の平均値)、ステーション名、車載器11固有の情報としての電話番号、データ通信網Nの圏内か否かを識別するフラグ(データ通信圏識別フラグ)等である。尚、全体リストは、緯度又は経度を基準としてソートした状態で記憶されている。
収集履歴データの車載器11の電話番号は、運行管理センタ1において、管理すべき収集履歴データがどの車載器11(塵芥収集車10)のものであるのかを特定するのに用いられる。すなわち、例えば、複数の塵芥収集車10から持ち込まれた複数の記憶媒体14が、どの車載器11のものであるのかを、それぞれ特定する場合に、その中に記録された電話番号データを参照することにより容易に特定することができる。
また、収集履歴データのデータ通信圏識別フラグは、塵芥収集車10による所定エリアAの巡回が終了し、運行管理センタ1のセンタ装置1aによって記憶媒体14の内容が読み出された際に、どのステーション20が通信圏外で通信できず、収集履歴の更新がなされていないのかを選別するために用いられる。
更に、プリンタ15は、各ステーション20において収集した廃棄物の重量と、その重量に基づき換算した請求額とを印字し、請求書として出力するために設けられている。
車両後部10bには、それまでに集積した廃棄物の総重量(現在の積載総重量)Miと、各ステーションで収集した廃棄物の重量(各ステーションにおける廃棄物の収集量)ΔMiを計量することが可能な自重計16が設けられている。具体的には、ステーションにおいて廃棄物の収集が行われ、自重計16による計測が行われると、現在の積載総重量Miを計測し、この現在の積載総重量Miから前回までの積載総重量を減算することにより、現ステーションにおける廃棄物の収集量ΔMiが演算される。
そして、自重計16は、計量した重量値を表示するディスプレイ16aと、計量開始とプリンタ15での印刷開始とを指示するための計量開始ボタン16bとを有している。
また、自重計16は、車載器11と接続され、計量開始ボタン16bを押すことにより、計量結果が日時情報、ステーション名、緯度・経度データ等と共に、収集履歴データとして記憶媒体14に記録され、同時にデータ通信機13により運行管理センタ1に送信される。尚、計量結果が記憶媒体14に記録される際には、車載器固有の情報としての電話番号、データ通信圏識別フラグも収集履歴データとして同時に記録される。
すなわち、各ステーション20において清掃作業員が廃棄物を収集し、計量開始ボタン16bを押すことにより計量が開始され、計量結果である廃棄物重量、それに基づく請求金額等がプリンタ15で印刷される。また同時に、収集した廃棄物の重量を含む収集履歴データが記憶媒体14に記録され、データ通信可能であれば運行管理センタ1に送信される。
また、車両後部10bには、操作盤17が設けられている。この操作盤17は、車両周辺の複数(例えば、3箇所)のステーション名を表示するためのディスプレイ17aと、表示されたステーション名のリストの中から作業員が現在のステーションを選択し、特定するための操作ボタン17bとを有している。
この操作盤17は、車載器11に接続され、操作ボタン17bの操作により選択されたステーション名が現在収集作業を行うステーション(現ステーション)20の名前として特定され、車載器11に出力される。こうして、操作盤17で作業員により選択されたステーション名は、収集履歴データ中のステーション名としてプリンタ15、記憶媒体14、運行管理センタ1に出力される。
尚、作業員が、収集作業を中断し、各ステーションの巡回を中断する場合は、この操作ボタン17bが押され、中断したことを示す信号が記憶媒体14、運行管理センタ1に出力される。
更に、塵芥収集車10には、車両情報出力手段18が設けられ、車載器11には、この車両情報出力手段18から、車速情報、サイドブレーキ情報、エンジン回転数等の車両情報が入力される。そして、車載器11は、車両情報出力手段18からの車両情報に基づいて、車両が停車したか否かを判断する。
次に、上述のように構成された運行管理システム100において、一台の塵芥収集車10が所定エリアAを巡回し、廃棄物収集作業を行う工程の一例を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101では、車載器11は、GPS受信機12によりGPS測位を行い、得られた車両の緯度・経度の測位データを、データ通信網Nを介して運行管理センタ1のセンタ装置1aに送信する。これにより、運行管理センタ1では、各塵芥収集車10がどの地点にいるのか常時把握できる。
次いで、S102に進み、車載器11は、車両情報出力手段18からの入力情報に基づいて車両が停車したか否か判定し、車両が停車していないのであれば、S101の処理を繰り返し、車両が停車しているのであれば、S103に進んで、その地点の測位を行う。
次に、S104に進むと、車載器11は、自車両からの距離が近い所定の数のステーション20(ステーション名、緯度・経度情報)をステーションリストから抽出し、自車両からの距離に従いソートするステーション候補抽出処理を行って、操作盤17のディスプレイ17aに表示する。すなわち、ディスプレイ17aには、現在収集作業を行うステーション20の名前が候補として一番上に表示される。
次いで、S105に進み、現在位置のステーション20が、ディスプレイ17a中の一番上に表示されている名前のものと同一か否かを判断する。この判断は、操作ボタン17bの操作状況を基に、ディスプレイ17aの一番上に表示中のステーションと異なる他のステーションが選択されたか否かで判断する。そして、予め定めた時間が経過するまでの間に操作ボタン17bの操作によって他のステーションが選択された場合、S106に進み、その選択されたステーションを現在位置のステーションとして特定する。一方、操作ボタン17bによって他のステーションが選択されない場合には、現在位置のステーション20とディスプレイ17a中の一番上に表示されている名前のものは同一であるとし、S107に進み、ディスプレイ17aの一番上に表示中のステーションを現在位置のステーションとして特定する。
尚、S106、或いは、S107においてステーションの特定が行われる前に車両が走行し始めた場合は、再度、S101からの処理を繰り返す。
S106、或いは、S107においてステーションの特定が行われると、S108に進み、後述の図4のフローチャートに示す、ステーション位置情報更新処理を実行して、S109に進み、作業員による廃棄物の収集が行われる。
次いで、S110に進むと、後述の図5のフローチャートに示す、現ステーションにおける収集量計量処理が行われる。
次に、S111に進み、車載器11は、現ステーション位置がデータ通信網Nの圏内であるかを判断し、通信可能であれば、S112に進んで、車載器11は、データ通信網Nを介して運行管理センタ1に収集履歴データ(日時情報、ステーション名、緯度・経度データ、収集廃棄物の計量結果(現在の積載総重量Mi、現ステーションにおける廃棄物の収集量ΔMi))等を送信する。そして、運行管理センタ1のセンタ装置1aでは、送信された車載器11の電話番号に基づいて塵芥収集車10を特定し、受信した収集履歴データを記録する。
S112の後は、S113に進み、送信した収集履歴データを記憶媒体14に記録する。尚、その際には、運行管理センタ1に送信した上述の信号に加え、車載器固有の情報としての電話番号、データ通信圏識別フラグも記録される。
また、S111の判定の結果、データ通信網Nの圏外と判定された場合、車載器11は、上述の信号を運行管理センタ1に送信せずに、S113に進んで、上述の信号を記憶媒体14に記録する。その際、データ通信圏識別フラグは圏外を示す状態で記録される。
そして、S114に進み、作業者により、何らかの理由(例えば、過積載等)で巡回中断の信号が操作盤17を介して入力されているか否か判断し、巡回中断の信号が入力されている場合には、そのまま処理を終了する。
また、S114の判定の結果、巡回中断の信号が入力されていないのであれば、S115に進み、所定エリアA内の全てのステーション20を巡回したか否か判定され、全ステーションを巡回した場合には処理を終了し、逆に、全ステーションの巡回が終了していないのであれば、再び、S101からの処理を繰り返す。
次に、図4は、上述のS108で実行される、ステーション位置情報更新処理ルーチンのフローチャートを示す。S201では、S106、或いは、S107においてステーションの特定が行われているか否か判定され、ステーションの特定が行われていないのであれば、S202に進み、前回のステーション位置情報を維持したままルーチンを抜ける。
また、ステーションの特定が行われている場合は、S203に進み、測位条件が良好か否かが判定され、例えば、GPS受信機12で捕捉しているGPS衛星30が3個以下、或いは、GPS衛星30からの電波が不安定な場合などの測位条件が良好ではないと判断される場合は、S202に進み、前回のステーション位置情報を維持したままルーチンを抜ける。
S203の判定の結果、測位条件が良好と判定された場合は、S204に進み、車載器11は、GPS受信機12によりGPS測位を行う。
次いで、S205に進み、測位データ(緯度・経度情報)を車載器11の内部メモリに保存し(サンプリングデータとして蓄積していき)、S206に進み、車両情報出力手段18からの入力情報に基づいて車両の停車状態が継続されているか否か判定される。
S206の判定の結果、停車状態が継続されている場合は、更に、測位データを蓄積すべくS203からの処理を繰り返す。また、停車状態が継続されていない場合、すなわち、車両が走行開始された場合は、S207に進み、蓄積した測位データの平均値を演算し、この平均値を、先程停車していたステーションの位置情報として出力し、記憶媒体14のメモリを更新して、ルーチンを抜ける。
次に、図5は、上述のS110で実行される、現ステーションにおける収集量計測処理ルーチンのフローチャートを示す。このフローチャートは、自重計16の計量開始ボタン16bを押されると実行され、まず、S301で、自重計16は、現在の積載総重量Miを計測する。
次に、S302に進み、自重計16は、現在の積載総重量Miから前回までの積載総重量を減算することにより、現ステーションにおける廃棄物の収集量ΔMiを演算する。
そして、S303に進み、自重計16は、現在の積載総重量Mi、現ステーションにおける廃棄物の収集量ΔMiをディスプレイ16aに表示すると共に車載器11に出力し、車載器11は、プリンタ15に、現ステーションで収集した廃棄物の重量と、それに基づいて算出した請求金額等を所定用紙(請求書伝票)に印刷して、ルーチンを抜ける。
尚、現ステーションにおいて収集すべき廃棄物が全く無い場合には、自重計16において、作業員の所定の操作により収集物が無い旨が入力され、計量開始ボタン16bが押される。これにより強制的に廃棄物重量が値0になされる。すなわち、廃棄物を車両に収集せずに計量開始ボタン16bを押した場合には、それまでに集積した廃棄物の総重量の経時変化等により、計量結果として値が0にならない虞があり、これを強制的に0とすることで誤請求等を防止することができる。
このように、本発明の実施の形態によれば、車載器11は、塵芥収集車10が廃棄物を収集するために特定の廃棄物集積所に停車して廃棄物を収集する際、この位置における緯度・経度データが、この特定の廃棄物集積所の緯度・経度データとして収集され、塵芥収集車10の走行開始後に、停車時に収集された緯度・経度データの平均値が演算されて、この平均値が、上述のステーション情報の特定の廃棄物集積所の緯度・経度データとして更新自在になっている。このため、どのような規模のステーションにおいても、その位置が正確に特定でき、たとえ、ステーションの位置が移動されたとしても、その後の廃棄物収集により、ステーションの位置が正確に記録され、廃棄物の収集を効率良く行うことが可能となる。
例えば、図6(a)に示すように、当初のステーション位置がPAの緯度・経度で登録され、実際のステーション位置が、敷地SA内の大きな建物BAの隅のSTAの位置であった場合、実際の廃棄物収集により、次回からは実際のSTAの位置にステーション位置が更新されるため、次回からの廃棄物収集を効率良く行うことが可能である。また、図6(b)に示すように、都市部のような場合であって、その代表する敷地SBの位置に、当初のステーション位置が登録され、実際のステーション位置がSTBのようにずれている場合であっても、実際の廃棄物収集により、次回からは実際のSTBの位置にステーション位置が更新されるため、次回からの廃棄物収集を効率良く行うことが可能である。更に、図6(a)、図6(b)の両方の場合において、たとえステーション位置がずらされるようなことがあっても、実際の廃棄物収集により、次回からは実際の位置にステーション位置が更新されるため、的確に対応できる。
また、走行開始後に、停車時に収集された緯度・経度データの平均値の演算、廃棄物集積所の緯度・経度データの更新を行うようになっているので、廃棄物収集の時間を長引かせることもなく、効率の良いシステムとなっている。
尚、本実施の形態では、塵芥収集車10の車載器11で上述のステーション位置情報の更新処理(塵芥収集車10の停車時における測位データの蓄積、演算(平均処理)、更新処理)を行っているが、これらは運行管理センタ1側で実行することも可能である。
塵芥収集車の運行管理システムの全体構成の概略説明図 運行管理システムの塵芥収集車における機能ブロック図 一台の塵芥収集車が廃棄物収集作業を行う工程を示すフローチャート ステーション位置情報更新処理ルーチンのフローチャート 現ステーションにおける収集量計測処理ルーチンのフローチャート 実際のステーション位置の例を示す説明図
符号の説明
1 運行管理センタ
1a センタ装置
1b センタ側通信部
1c 記録部
10 塵芥収集車
11 車載器(メモリ更新手段)
12 GPS受信機(車両位置測位手段)
13 データ通信機
14 記憶媒体(メモリ手段)
15 プリンタ
16 自重計
16a ディスプレイ
16b 計量開始ボタン
17 操作盤
17a ディスプレイ
17b 操作ボタン
18 車両情報出力手段
20 ステーション(廃棄物集積所)
30 GPS衛星
100 運行管理システム
A 所定エリア
N データ通信網

Claims (2)

  1. 所定エリア内の複数の廃棄物集積所を巡回し廃棄物を収集する塵芥収集車の運行管理システムにおいて、
    上記塵芥収集車に設けられ、GPS衛星からの電波を受信し車両位置の緯度・経度を測位する車両位置測位手段と、
    上記所定エリア内の廃棄物集積所の緯度・経度情報を記録したメモリ手段と、
    上記塵芥収集車が特定の廃棄物集積所に停車して廃棄物を収集する際の緯度・経度情報を該特定の廃棄物集積所の緯度・経度情報として上記メモリ手段の記録を更新するメモリ更新手段と、
    を備えたことを特徴とする塵芥収集車の運行管理システム。
  2. 上記メモリ更新手段は、上記塵芥収集車が特定の廃棄物集積所に停車して廃棄物を収集する際の緯度・経度情報を該特定の廃棄物集積所の緯度・経度情報として収集し、上記塵芥収集車の走行開始後に、この収集した緯度・経度情報の平均値を演算し、該平均値を上記特定の廃棄物集積所の緯度・経度情報として上記メモリ手段の記録を更新することを特徴とする請求項1記載の塵芥収集車の運行管理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115574828A (zh) * 2022-10-09 2023-01-06 中环洁集团股份有限公司 一种垃圾回收点位确定方法、装置、电子设备和存储介质

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