JP2008303033A - 塵芥収集車の運行管理システム - Google Patents

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厚芳 高澤
Shoji Nishida
尚司 西田
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弘海 中里
Tomohiro Morita
知洋 森田
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Abstract

【課題】必要とされる一定のデータ量で塵芥収集車が巡回する移動経路を時系列的に適切に表現し、その情報を用いることにより廃棄物収集を効率良く行う。
【解決手段】車載器11は、現ステーションが特定され、清掃作業員が廃棄物の収集を行い、計量を行い、収集した廃棄物の重量を含む収集履歴データが記憶媒体14に記録されると、廃棄物収集の終了と判断し、その時点の時刻を、当該ステーションにおける廃棄物収集の終了時刻として記憶媒体14に記憶させる。そして、前回の各ステーションの収集終了時刻を基に、特定された現ステーションの次に時刻の遅いステーションを、次に廃棄物の収集を行うステーションと推定し、この推定した次のステーションの収集終了時刻を車内ディスプレイ18で、そのステーション名と共に表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の廃棄物集積所を巡回し廃棄物を収集する塵芥収集車の運行管理システムに関する。
一般に、店舗や企業等において生じる事業系一般廃棄物や一般家庭で生じる廃棄物(以下、単に廃棄物と称する)は、予め定められた廃棄物集積所(以下、ステーションと称する)に集められ、例えば、予め契約している廃棄物収集業者(以下、単に収集業者と称する)の塵芥収集車によって収集される。塵芥収集車は、通常、所定エリア内の膨大な数のステーションを定期的に巡回し、各ステーションにおいては、車両に同行する作業員が、収集した廃棄物を計量し、計量した重量に基づき請求書伝票等を作成している。
例えば、特開平11−334806号公報では、ゴミ収集車にGPS受信機と移動体通信機とを搭載し、GPS受信機によってゴミ収集車の現在地を測位し、その現在地と、ゴミ収集車を特定する識別記号とを、特定時刻ごとに移動体通信機からゴミ収集車管理センタに無線で通知するように構成し、ゴミ収集管理センタでは、移動体通信機から送られてくるデータを受信し、識別記号と現在地とを受信時刻とともに時系列的に記憶保存し、それに基づいて、ゴミ収集車の位置と時刻とを時系列的に読み出して地図上にプロットし、移動軌跡を表示する技術が開示されている。
特開平11−334806号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示される時系列的な塵芥収集車の移動軌跡の作成手法では、特定時刻ごとの車両位置を基に移動軌跡を作成するようになっているため、塵芥収集車の巡回時間が短い場合には必要なデータが不足し、逆に、巡回時間が長い場合にはデータ数が多くなりすぎて不要なデータも取得してしまい、データ数が大きくばらついてしまうという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、必要とされる一定のデータ量で塵芥収集車が巡回する移動経路を時系列的に適切に表現し、その情報を用いることにより廃棄物収集を効率良く行うことができる塵芥収集車の運行管理システムを提供することを目的としている。
本発明は、所定エリア内の複数の廃棄物集積所を巡回し廃棄物を収集する塵芥収集車の運行管理システムにおいて、廃棄物集積所毎に廃棄物収集の終了を検出する収集終了検出手段と、上記廃棄物収集の終了を検出した際に廃棄物収集の終了時刻を計測する収集終了時刻計測手段と、上記廃棄物収集の終了時刻を該当する廃棄物集積所のデータとして記憶媒体に記憶する収集終了時刻記憶手段とを備えたことを特徴としている。
本発明による塵芥収集車の運行管理システムによれば、必要とされる一定のデータ量で塵芥収集車が巡回する移動経路を時系列的に適切に表現し、その情報を用いることにより廃棄物収集を効率良く行うことが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図5は本発明の実施の一形態を示し、図1は塵芥収集車の運行管理システムの全体構成の概略説明図、図2は運行管理システムの塵芥収集車における機能ブロック図、図3は一台の塵芥収集車が廃棄物収集作業を行う工程を示すフローチャート、図4は現ステーションにおける収集量計測処理ルーチンのフローチャート、図5は塵芥収集車が巡回した各ステーションでの収集終了時刻とそのテーブルの一例を示す説明図である。
図1において、符号100は運行管理システムを示し、この運行管理システム100は、該システム100を管理する運行管理センタ1と、この運行管理センタ1の下で、所定エリアAを巡回し、複数のステーション20の廃棄物を収集する一台または複数台の塵芥収集車10とから主要に構成される。
塵芥収集車10は、複数(例えば、4つ)のGPS(Global Positioning System)衛星30から定期的に電波を受信して現在の車両位置を測位し、その緯度・経度情報等の測位データを、データ通信網Nを介し、運行管理センタ1に送信する。
運行管理センタ1においては、センタ装置1a(例えば、サーバシステム)が設けられ、このセンタ装置1aにより塵芥収集車10との通信制御がなされ、また、塵芥収集車10の作業に係るデータが一元管理されるように構成されている。すなわち、センタ装置1aは、塵芥収集車10から送信されたデータを受信するためのセンタ側通信部1bと、受信したデータを記録するための記録部1cとを備えている。
塵芥収集車10は、図2に示すように、車両運転室であるキャビン10a内に車載器11を搭載し、この車載器11が周辺機器の動作を制御するように構成されている。
キャビン10aにおいては、上述のGPS衛星30からの電波を受信し、車両の緯度・経度を測位する車両位置測位手段としてのGPS受信機12と、運行管理センタ1とデータ通信網Nを介して通信するためのデータ通信機13とが設けられ、それぞれ車載器11に接続されている。尚、データ通信網Nとしては、例えば既存の携帯電話網やインターネット網を適用することができ、データ通信の方式としてはパケット交換方式が好ましい。
また、キャビン10aにおいて、車載器11には、各種データを記録し、電源供給がとぎれても記録内容が消滅しない記憶媒体(例えば、Compact Flash(登録商標)カード等の不揮発メモリ)14とプリンタ15とが接続されている。尚、記憶媒体14は、抜き差し自在であり、運行管理センタ1のセンタ装置1aによってもデータの読み出し、及び、書き込みが可能になっている。
記憶媒体14には、所定エリアA内の全てのステーション情報(ステーション名(集積所名)、各ステーション固有のIDナンバー、緯度・経度データ等)がステーションリスト(全体リスト)として予め記録されている。また、記憶媒体14には、全てのステーション毎に、収集作業の度に収集履歴データが記録され、更に、収集作業が終了した際の収集終了時刻が記録されるようになっている。
また、上述の収集履歴データとは、日時情報、収集した廃棄物の計量結果、緯度・経度データ(上述の平均値)、ステーション名、ステーション固有のIDナンバー、車載器11固有の情報としての電話番号、データ通信網Nの圏内か否かを識別するフラグ(データ通信圏識別フラグ)等である。尚、全体リストは、緯度又は経度を基準としてソートした状態で記憶されている。
収集履歴データの車載器11の電話番号は、運行管理センタ1において、管理すべき収集履歴データがどの車載器11(塵芥収集車10)のものであるのかを特定するのに用いられる。すなわち、例えば、複数の塵芥収集車10から持ち込まれた複数の記憶媒体14が、どの車載器11のものであるのかを、それぞれ特定する場合に、その中に記録された電話番号データを参照することにより容易に特定することができる。
また、収集履歴データのデータ通信圏識別フラグは、塵芥収集車10による所定エリアAの巡回が終了し、運行管理センタ1のセンタ装置1aによって記憶媒体14の内容が読み出された際に、どのステーション20が通信圏外で通信できず、収集履歴の更新がなされていないのかを選別するために用いられる。
更に、プリンタ15は、各ステーション20において収集した廃棄物の重量と、その重量に基づき換算した請求額とを印字し、請求書として出力するために設けられている。
車両後部10bには、それまでに集積した廃棄物の総重量(現在の積載総重量)Miと、各ステーションで収集した廃棄物の重量(各ステーションにおける廃棄物の収集量)ΔMiを計量することが可能な自重計16が設けられている。具体的には、ステーションにおいて廃棄物の収集が行われ、自重計16による計測が行われると、現在の積載総重量Miを計測し、この現在の積載総重量Miから前回までの積載総重量を減算することにより、現ステーションにおける廃棄物の収集量ΔMiが演算される。
そして、自重計16は、計量した重量値を表示するディスプレイ16aと、計量開始とプリンタ15での印刷開始とを指示するための計量開始ボタン16bとを有している。
また、自重計16は、車載器11と接続され、計量開始ボタン16bを押すことにより、計量結果が日時情報、ステーション名、ステーション固有のIDナンバー、緯度・経度データ等と共に、収集履歴データとして記憶媒体14に記録され、同時にデータ通信機13により運行管理センタ1に送信される。尚、計量結果が記憶媒体14に記録される際には、車載器固有の情報としての電話番号、データ通信圏識別フラグも収集履歴データとして同時に記録される。
すなわち、各ステーション20において清掃作業員が廃棄物を収集し、計量開始ボタン16bを押すことにより計量が開始され、計量結果である廃棄物重量、それに基づく請求金額等がプリンタ15で印刷される。また同時に、収集した廃棄物の重量を含む収集履歴データが記憶媒体14に記録され、データ通信可能であれば運行管理センタ1に送信される。
また、車両後部10bには、操作盤17が設けられている。この操作盤17は、車両周辺の複数(例えば、3箇所)のステーション名を表示するためのディスプレイ17aと、表示されたステーション名のリストの中から作業員が現在のステーションを選択し、特定するための操作ボタン17bとを有している。
この操作盤17は、車載器11に接続され、操作ボタン17bの操作により選択されたステーション名が現在収集作業を行うステーション(現ステーション)20の名前として特定され、車載器11に出力される。こうして、操作盤17で作業員により選択されたステーション名は、収集履歴データ中のステーション名としてプリンタ15、記憶媒体14、運行管理センタ1に出力される。
そして、後述するように、操作盤17により現ステーションが特定され、清掃作業員が廃棄物の収集を行い、自重計16の計量開始ボタン16bを押すことにより計量を行い、収集した廃棄物の重量を含む収集履歴データが記憶媒体14に記録されると、車載器11は、廃棄物収集の終了と判断し、その時点の時刻を、当該ステーションにおける廃棄物収集の終了時刻として記憶媒体14に記憶させる。また、車載器11は、記憶媒体14に記憶されている過去(前回)の各ステーションの収集終了時刻を基に、操作盤17により特定された現ステーションの次に時刻の遅いステーションを、次に廃棄物の収集を行うステーションと推定し、この推定した次のステーションの収集終了時刻を、例えば、ナビゲーションシステムと兼用の車内ディスプレイ18で、そのステーション名と共に表示する。尚、この次のステーションの収集終了時刻の表示は、実際に次のステーションが、操作盤17により特定されるまで継続される。
この各ステーションにおける収集終了時刻の記憶媒体14への記録は、塵芥収集車10が廃棄物の収集を終えて、例えば、廃棄物処理場等で、積載してきた廃棄物の排出を行った際(この際には排出終了フラグが自動的にセットされる)には、収集終了時刻の順に新たにソートして記録される。
このように、車載器11は、収集終了検出手段、収集終了時刻計測手段、収集終了時刻記憶手段、及び、次集積所推定手段としての機能を有して構成されている。
尚、作業員が、収集作業を中断し、各ステーションの巡回を中断する場合は、操作盤17の操作ボタン17bが押され、中断したことを示す信号が記憶媒体14、運行管理センタ1に出力される。
また、塵芥収集車10には、車両情報出力手段19が設けられ、車載器11には、この車両情報出力手段19から、車速情報、サイドブレーキ情報、エンジン回転数等の車両情報が入力される。そして、車載器11は、車両情報出力手段19からの車両情報に基づいて、車両が停車したか否かを判断する。
次に、上述のように構成された運行管理システム100において、一台の塵芥収集車10が所定エリアAを巡回し、廃棄物収集作業を行う工程の一例を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101では、車載器11は、GPS受信機12によりGPS測位を行い、得られた車両の緯度・経度の測位データを、データ通信網Nを介して運行管理センタ1のセンタ装置1aに送信する。これにより、運行管理センタ1では、各塵芥収集車10がどの地点にいるのか常時把握できる。
次いで、S102に進み、車載器11は、車両情報出力手段19からの入力情報に基づいて車両が停車したか否か判定し、車両が停車していないのであれば、S101の処理を繰り返し、車両が停車しているのであれば、S103に進んで、その地点の測位を行う。
次に、S104に進むと、車載器11は、自車両からの距離が近い所定の数のステーション20(ステーション名、緯度・経度情報)をステーションリストから抽出し、自車両からの距離に従いソートするステーション候補抽出処理を行って、操作盤17のディスプレイ17aに表示する。すなわち、ディスプレイ17aには、現在収集作業を行うステーション20の名前が候補として一番上に表示される。
次いで、S105に進み、現在位置のステーション20が、ディスプレイ17a中の一番上に表示されている名前のものと同一か否かを判断する。この判断は、操作ボタン17bの操作状況を基に、ディスプレイ17aの一番上に表示中のステーションと異なる他のステーションが選択されたか否かで判断する。そして、予め定めた時間が経過するまでの間に操作ボタン17bの操作によって他のステーションが選択された場合、S106に進み、その選択されたステーションを現在位置のステーションとして特定する。一方、操作ボタン17bによって他のステーションが選択されない場合には、現在位置のステーション20とディスプレイ17aの一番上に表示されている名前のものは同一であるとし、S107に進み、ディスプレイ17a中の一番上に表示中のステーションを現在位置のステーションとして特定する。
尚、S106、或いは、S107においてステーションの特定が行われる前に車両が走行し始めた場合は、再度、S101からの処理を繰り返す。
S106、或いは、S107においてステーションの特定が行われると、S108に進み、作業員による廃棄物の収集が行われる。
次いで、S109に進むと、後述の図4のフローチャートに示す、現ステーションにおける収集量計量処理が行われる。
次に、S110に進むと、車載器11は、廃棄物収集の終了と判断し、その時点の時刻を、当該ステーションにおける廃棄物収集の終了時刻として記憶媒体14に記憶させる。 そして、S111に進んで、車載器11は、記憶媒体14に記憶されている過去(前回)の各ステーションの収集終了時刻を基に、操作盤17により特定された現ステーションの次に時刻の遅いステーションを、次に廃棄物の収集を行うステーションと推定し、この推定した次のステーションの収集終了時刻を、例えば、ナビゲーションシステムと兼用の車内ディスプレイ18で、そのステーション名と共に表示する。
次に、S112に進み、車載器11は、現ステーション位置がデータ通信網Nの圏内であるかを判断し、通信可能であれば、S113に進んで、車載器11は、データ通信網Nを介して運行管理センタ1に収集履歴データ(日時情報、ステーション名、各ステーション固有のIDナンバー、緯度・経度データ、収集廃棄物の計量結果(現在の積載総重量Mi、現ステーションにおける廃棄物の収集量ΔMi))等を送信する。そして、運行管理センタ1のセンタ装置1aでは、送信された車載器11の電話番号に基づいて塵芥収集車10を特定し、受信した収集履歴データを記録する。
S113の後は、S114に進み、送信した収集履歴データを記憶媒体14に記録する。尚、その際には、運行管理センタ1に送信した上述の信号に加え、車載器固有の情報としての電話番号、データ通信圏識別フラグも記録される。
また、S112の判定の結果、データ通信網Nの圏外と判定された場合、車載器11は、上述の信号を運行管理センタ1に送信せずに、S114に進んで、上述の信号を記憶媒体14に記録する。その際、データ通信圏識別フラグは圏外を示す状態で記録される。
S114の後は、S115に進み、作業者により、何らかの理由(例えば、過積載等)で巡回中断の信号が操作盤17を介して入力されているか否か判断し、巡回中断の信号が入力されている場合には、そのまま処理を終了する。
また、S115の判定の結果、巡回中断の信号が入力されていないのであれば、S116に進み、所定エリアA内の全てのステーション20を巡回したか否か判定され、全てのステーション20を巡回していないのであれば、再び、S101からの処理を繰り返し、全てのステーション20を巡回したのであれば、S117へと進む。
そして、S116で、全てのステーションを巡回したと判定されてS117へと進むと、廃棄物処理場等で、積載してきた廃棄物の排出を行った際にセットされる排出終了フラグがセットされることの確認が繰り返し実行され、排出終了フラグがセットされた場合は、S118に進んで、記憶媒体14に記録された各ステーションにおける収集終了時刻を基に、各ステーションを収集終了時刻の順に新たにソートして記録がなされた後、プログラムを抜ける。
次に、図4は、上述のS109で実行される、現ステーションにおける収集量計測処理ルーチンのフローチャートを示す。このフローチャートは、自重計16の計量開始ボタン16bを押されると実行され、まず、S201で、自重計16は、現在の積載総重量Miを計測する。
次に、S202に進み、自重計16は、現在の積載総重量Miから前回までの積載総重量を減算することにより、現ステーションにおける廃棄物の収集量ΔMiを演算する。
そして、S203に進み、自重計16は、現在の積載総重量Mi、現ステーションにおける廃棄物の収集量ΔMiをディスプレイ16aに表示すると共に車載器11に出力し、車載器11は、プリンタ15に、現ステーションで収集した廃棄物の重量と、それに基づいて算出した請求金額等を所定用紙(請求書伝票)に印刷して、ルーチンを抜ける。
尚、現ステーションにおいて収集すべき廃棄物が全く無い場合には、自重計16において、作業員の所定の操作により収集物が無い旨が入力され、計量開始ボタン16bが押される。これにより強制的に廃棄物重量が値0になされる。すなわち、廃棄物を車両に収集せずに計量開始ボタン16bを押した場合には、それまでに集積した廃棄物の総重量の経時変化等により、計量結果として値が0にならない虞があり、これを強制的に0とすることで誤請求等を防止することができる。
このように、本発明の実施の形態によれば、例えば、図5(a)に示すように、塵芥収集車10が、各ステーション(ステーションID:A11、A12、A13、A14、A15、A16、A17、A18、A19)を、A11→A12→A13→A14→A15→A16→A17→A18→A19の順に巡回し、その廃棄物収集の終了時刻が、それぞれ8:15、8:30、8:40、8:50、9:00、9:10、9:20、9:30、9:45だとすると、廃棄物の排出を終了した際には、記憶媒体14には図5(b)に示す如く、各ステーションが収集終了時刻の早い順にソートして記録される。そして、次回の収集においては、このデータを基に、次ステーションの推定や、車内ディスプレイ18での表示が行われ、作業員が現在どれだけ遅れているのか、或いは、効率良く収集できているのかの目安が示されることになる。また、取得するデータは、各ステーションでの収集終了時刻であるため、作業員も目安としやすい。更に、データ数は、各ステーションの数で固定されるため、データ数が多すぎたり、少なすぎることも無い。
尚、本実施の形態では、塵芥収集車10の車載器11で上述の収集終了時刻の記録を行うようになっているが、これらの演算は、運行管理センタ1側で実行することも可能である。
塵芥収集車の運行管理システムの全体構成の概略説明図 運行管理システムの塵芥収集車における機能ブロック図 一台の塵芥収集車が廃棄物収集作業を行う工程を示すフローチャート 現ステーションにおける収集量計測処理ルーチンのフローチャート 塵芥収集車が巡回した各ステーションでの収集終了時刻とそのテーブルの一例を示す説明図
符号の説明
1 運行管理センタ
1a センタ装置
1b センタ側通信部
1c 記録部
10 塵芥収集車
11 車載器(収集終了検出手段、収集終了時刻計測手段、収集終了時刻記憶手段、次集積所推定手段)
12 GPS受信機
13 データ通信機
14 記憶媒体
15 プリンタ
16 自重計
16a ディスプレイ
16b 計量開始ボタン
17 操作盤
17a ディスプレイ
17b 操作ボタン
18 車内ディスプレイ
19 車両情報出力手段
20 ステーション(廃棄物集積所)
30 GPS衛星
100 運行管理システム
A 所定エリア
N データ通信網

Claims (2)

  1. 所定エリア内の複数の廃棄物集積所を巡回し廃棄物を収集する塵芥収集車の運行管理システムにおいて、
    廃棄物集積所毎に廃棄物収集の終了を検出する収集終了検出手段と、
    上記廃棄物収集の終了を検出した際に廃棄物収集の終了時刻を計測する収集終了時刻計測手段と、
    上記廃棄物収集の終了時刻を該当する廃棄物集積所のデータとして記憶媒体に記憶する収集終了時刻記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする塵芥収集車の運行管理システム。
  2. 上記収集終了時刻記憶手段により記憶された各廃棄物集積所の廃棄物収集の終了時刻を基に、廃棄物収集の終了を検出した今回の廃棄物集積所の次に廃棄物の収集を行う廃棄物集積所を推定し、該推定した次に廃棄物の収集を行う廃棄物集積所での廃棄物収集の終了時刻を表示する次集積所推定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の塵芥収集車の運行管理システム。
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