JP2008303039A - シート規制装置、並びに該装置を備えたシート給送装置及び画像読取装置 - Google Patents

シート規制装置、並びに該装置を備えたシート給送装置及び画像読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】載置したシートを給送するシート給送装置において、シートの幅方向の載置位置を規制する間隔が調整可能な一対の規制板12,13を、連動させて手で位置調整することと、独立させて手で位置調整することを、簡単な構造で可能とする。
【解決手段】一対の規制板12,13を連動させる連動機構を設け、連動機構は所定の負荷トルク以上では空転し、連動しないようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、異なるサイズのシートを規制するシート規制装置、並びに該装置を備えたシート給送装置及び画像読取装置に関し、特に、シートに形成された磁気印刷文字が磁気ヘッドの設置位置を正しく通過するようシートの積載位置を規制してシートを給送するもの、又は排出されて積載されるシートの幅方向の中心位置が異なる場合でも、シートを適切に規制して排出されるシートを整列させるものに関する。
従来、複写機、ファックス等に設けられる画像読取装置においては、シートを画像読取部に給送するためのシート給送装置を備えている。このようなシート給送装置の一例としては、シートである原稿を画像読取部に搬送するADF(自動原稿給送装置)がある。このようなADF(自動原稿給送装置)においては、原稿のセット位置の規制や斜行防止のために、位置を調整可能な一対の規制板を原稿載置台に備えており、原稿を読取る際、ユーザーは該規制板の間隔をセットされる原稿の幅に合わせて調整する。
図6に示すように、通常、上記規制板は、原稿の幅センター基準で位置を規制するように、一対の規制板40,41のそれぞれに設けられたラックギア40a,41aがピニオンギア42で連結されている。そのため、一対の規制板40,41は、連動して原稿幅方向に対して互いに逆の方向に移動して、原稿幅に合わせて間隔を調整できるよう構成されている。
近年、画像読取装置の多機能化に伴い、MICR文字(磁気インク文字)読取り用の磁気ヘッドを備え、画像読取り時と同時に原稿(小切手や手形等)に印字されたMICR文字の読取りが可能な画像読取装置が製品化されている。また、プリンタを備え、画像読取前に日付、時間を印字するタイムスタンプ等が可能な画像読取装置が製品化されている。
MICR文字は、JIS規格等により印字位置が定められており、図7に示すように、原稿30のサイズが異なっていても原稿30の端部からの印字位置が同じ位置(例えば、端部から距離aの位置)になるように印字されている。
上記のような互いに連動する規制板を持つADFでMICR文字の印字された原稿30(小切手や手形等)を給送して、MICR文字の読取りを行う場合、原稿30の位置は互いに連動する規制板40,41により原稿の幅方向の中心位置が変わらないように規制されてしまう。このため、原稿30の幅方向のサイズが異なると原稿の幅方向の中心からMICR文字までの位置が変わる。一方、磁気ヘッドの位置は固定されているため、原稿の幅方向の中心からMICR文字の位置が変わるとMICR文字が磁気ヘッドの位置を通過せず、MICR文字を読取れなくなってしまう。
また、画像読取前に日付、時間を印字するタイムスタンプ等を印字する機能を持つ画像読取装置では、原稿30の位置が規制板40,41により原稿の幅方向の中心位置が変わらないように規制されると、幅サイズが異なる原稿30に対して、原稿端から所定の距離の位置に印字することができない。
そこで、特許文献1に記載の画像読取装置では、一対の規制板の位置をシートの中心位置を変えないように調整できる連動状態と、規制板をそれぞれ独立した状態で移動して、規制板の位置を原稿端位置を変えないように調整できる非連動状態とを切り換えて使用することができる。
一例としては、一対の規制板と、それぞれの規制板に設けられたラックギアと、該ラックギアに噛み合うピニオンギアとを設け、一方の規制板を手で移動させると一方のラックギアがピニオンギアを回転させ、ピニオンギアから力を伝達された他方のラックギアが他方の規制板を移動させる構造がある。更に切り替え用のボタンを設け、それを押すことで、ピニオンギアを上記ラックギアにかみ合った位置から接触しない位置まで退避させ、規制板を独立して調整できるようにしている。
これにより、原稿の大きさにかかわらず、原稿端を所望の位置にするよう規制板を調整でき、原稿端から所定の位置に印字されているMICR文字を読取ることが可能となる。また、原稿端から所定の位置に日付、時間のタイムスタンプ等を印字することが可能となる。
特開2006−069682号公報
しかしながら、上記2つの調整方法を切り替えるためには、ユーザは切り替え用のボタンを押す必要があり、手間がかかる。また、原稿載置台に原稿が積載されている場合には、原稿を取り除いてから切り替え用のボタンを押す等の操作を行わなければならない。
そこで、本発明は、切り替え用のボタンを押す等の操作を行わなくとも、一対の規制板の位置を連動させて調整できる連動状態と、規制板をそれぞれ独立して調整することが出来る非連動状態とを即座に使い分けることが可能で、原稿が原稿載置台に積載されていても使い分けることが可能なシート規制装置、並びに該装置を備えたシート給送装置及び画像読取装置の提供を目的とする。また、上記と同様の規制板を、排出された原稿を積載する排出原稿積載台に設けた画像読取装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のシート規制装置は、積載されたシートの幅方向の積載位置を調整可能なシート規制装置において、シートの幅方向の積載位置を規制する、設置位置が調整可能な第1の規制部材及び第2の規制部材と、前記第1の規制部材を移動させる第1のラックギアと、前記第2の規制部材を移動させる第2のラックギアと、前記第1のラックギアと噛み合う第1のピニオンギアと、前記第2のラックギアと噛み合う第2のピニオンギアと、前記第1のピニオンギア及び前記第2のピニオンギアを連動させる連動機構とを有し、前記連動機構を介しながら前記第1のピニオンギア及び前記第2のピニオンギアを独立して回転可能とすることを特徴とする。
請求項2記載のシート規制装置は、請求項1記載のシート規制装置において、前記連動機構は、前記第1のピニオンギア及び前記第2のピニオンギアを摩擦力又は粘性力によって連動させることを特徴とする。
請求項3記載のシート規制装置は、請求項1又は2記載のシート規制装置において、前記連動機構は、前記第1のピニオンギア側及び前記第2のピニオンギア側の両方に設けた傾斜面を有し互いにかみ合う歯部を有し、前記第1のピニオンギア及び前記第2のピニオンギアのうち少なくとも一方が他方の側に移動する向きに付勢されていることを特徴とする。
請求項4記載のシート規制装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート規制装置において、前記第1の規制部材及び前記第2の規制部材の少なくとも一方を、摩擦力を利用して静止させる弾性部を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項5記載のシート給送装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート規制装置を備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6記載の画像読取装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート規制装置を備えたことを特徴とする。
本発明を適用した画像読取装置は、一対の規制板の位置を原稿の中心基準で調整できる連動状態と、原稿端基準で一対の規制板の位置を調整できる非連動状態とを、特別な操作を行うことなく即座に使い分けることができる。また、原稿載置台、排紙トレイに原稿が積載されていても、また原稿束を原稿載置台に載せる作業中でも上記2つの状態は即座に使い分け可能であるため、ユーザは容易に操作できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像読取装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像読取装置の構成を概略的に示す図である。
図1に示すように、画像読取装置10は、シート給送装置として構成される原稿載置台1及びピックアップローラ2と、分離ローラ対3と、搬送ローラ対4a〜4dと、読取ユニット5と、排紙トレイ6と、規制板12,13とを備える。規制板12,13は原稿載置台1及び排紙トレイ6にそれぞれ一対設けられている。また、規制板12,13は後述するシート規制装置を構成する。また、画像読取装置10は、MICR文字(磁気インク文字)読取ユニット20及びインプリンタ33をオプションとして取り付け可能に構成されている。
MICR文字読取ユニット20は、画像読取装置10の排出口に設置され、搬送ローラ対21a,21bと、磁気ヘッド22とを備える。また、オプションとして、押印等を行うインプリンタ33が読取ユニット5の手前に設けられている。
図2は、図1におけるシート給送装置の原稿載置台1の平面図である。図3は、図1におけるシート給送装置が備えるシート規制装置を説明するための図であり、図3(a)は、シート規制装置の斜視図であり、図3(b)は、原稿載置台1の底面図であり、図3(c)はシート規制装置の部分断面図である。なお、磁気ヘッド22は、規制板13を目印11のMICRの位置に合わせるように移動させたときに、規制板13によって搬送方向に直交する方向への移動を規制されながら搬送される手形や小切手等に印字されたMICR文字が読取り可能である位置に取り付けられている。
図2及び図3a〜3cに示すように、原稿載置台1は、シート規制装置を構成する一対の規制板12,13と、ピニオンギア35,36と、ピニオンギア35及びピニオンギア36を連動させる連動機構であるトルクリミッタ37と、軸53とから構成されている。規制板12,13には、その下部にラックギア12a,13aと、樹脂バネ12b,13bとが設けられている。ラックギア12a,13aと、樹脂バネ12b,13bとは規制板12,13と一体に形成されていてもよいし、また別の部材として取り付けられていてもよい。ラックギア12aとピニオンギア35、及びラックギア13aとピニオンギア36は噛み合っている。ピニオンギア35,36は、トルクリミッタ37を介して連動して、軸53を中心に回転する。樹脂バネ12b,13bは原稿載置台1に設けられた摺接部54に押さえ付けられて、摩擦力により規制板12,13を静止させている。そのため、給送時に斜行した原稿が規制板12,13を押し広げる力を及ぼしたとき、摺接部54への接触により摩擦力が発生し、規制板12,13は押し広げられることなく静止状態を保つ。なお、樹脂バネ12b,13bのうち一方を設けなくても、連動機構を介して両方の規制板を静止させることが可能である。また、樹脂バネに限らず、金属のバネ等を用いてもよい。
規制板12,13の位置と原稿の中心位置とを不動とするよう、中心基準で調整する際は、ユーザが規制板12或いは13を移動して、調整する。トルクリミッタ37が空転を始めるトルクは、手動による規制板12,13のうち一方の移動で、他方が連動して移動させられる際に必要なトルク(樹脂バネ12b,13bに押されることで発生する静止摩擦力及びラックギアとピニオンギア等の機械系の負荷により発生するもの)より大きい値に設定してある。そのため、規制板12或いは13の一方を手で移動させて位置を調整しても、トルクリミッタは滑らず規制板12,13は連動するので、容易に位置を調整することができる。
MICR文字を読取る場合には、手形や小切手等に印字されたMICR文字が磁気ヘッドの設置位置を通過するように、規制板13を目印11のうちMICRと書かれた位置に合わせるように位置調整する。その後、規制板13を片手で固定すると共に、もう片方の手で、規制板12を所定以上の力で移動させるとトルクリミッタ37が空転するので、規制板12は、規制板13に対して独立して動く。この動作により、規制板12の内側端面を原稿端にあわせることで、原稿を規制することができる。規制板12は、原稿端にあわせることで調整しているが、規制板12用の目印を設けて調整してもよい。また、排紙トレイ6にも同様の構成で規制板12,13が設けられており、上記と同様に規制板12,13を調整する。
ここで、原稿の幅方向の中心を変えない中心基準で規制板12,13により原稿30を規制し、給送及び読取を行う場合について説明する。このような中心基準の規制は、MICR文字読取ユニット20を用いるMICR文字の読取は行わず、画像読取装置10では原稿の画像のみを読取る場合に行われる。図2に示すように、原稿載置台1に原稿30を載置する際は、原稿30を載せた後に、原稿30に合わせて規制板12,13の間隔を調整する。
そして、画像読取装置10に接続された不図示のコンピュータから画像の読み取りを指示し、原稿載置台1に載置された原稿30の一番上の原稿からピックアップローラ2によって装置内部へと給送する。ここで、複数枚の原稿が送られてしまった場合、分離ローラ対3によって1枚ずつに分離されて給送される。給送された原稿30は搬送ローラ対4aによって画像読取ユニット5に搬送されて画像を読み取られる。さらに、搬送ローラ対4b〜4dによって搬送され、オプションのMICR文字読取ユニット20に受け渡される。MICR文字読取りユニット20は搬送ローラ対21a,21bで原稿30を搬送し、画像読取装置10の排紙トレイ6に原稿を排出する。
次に、原稿束の端面位置を不動とするよう、端面基準で規制板12,13により原稿を規制し、給送及び読取を行う場合について説明する。このような端面基準での規制は、オプションユニット20で小切手或いは手形等の原稿に印刷されたMICR文字を読み取る場合に行われる。
そして、前述の中心基準で規制された原稿30の画像を読み取る場合と同様に、不図示のコンピュータから画像の読み取りを指示されると、画像読取装置はピックアップローラ2等によって原稿30である小切手を給送し画像を読取る。また、画像を読取られた小切手30を搬送ローラ対4dによってオプションユニット20内へ搬送する。小切手30を受け入れたオプションユニット20は、搬送ローラ対21aで小切手30を搬送し、磁気ヘッド22でMICR文字を読み取りながら、搬送ローラ対21bで排紙トレイ6に排出する。
その後、再び規制板12,13を原稿幅方向の中心基準で調整可能にするには、規制板12,13の間隔が最小になるように手で所定以上の力を加えて規制板12,13の両方を最も内側の位置に移動させる。この状態から規制板12,13のどちらか一方を手で外側へ移動させると他方の規制板は連動して動くので、再び原稿幅方向の中心基準で規制板12,13の間隔が調整可能となる。
上述のごとく、原稿等のシートの幅方向載置位置を規制する一対の規制板12,13を備えたシート規制装置を設け、このシート規制装置は、規制板12,13の位置をシートの中心基準で調整できる連動状態と、規制板12,13の位置をシートの端面基準で調整できる非連動状態とを、特別な操作を行うことなく使い分け可能とした。
これにより、特別な位置規制部材であるアダプタを用意したり、装置の複雑化やコストアップを招いたりすることなく、原稿幅方向の中心基準での規制及び端面基準での規制を容易に使い分けながら原稿等のシートを給送できる。
そして、JIS規格等により小切手等の端からの印字位置が定められているMICR文字を読み取ることができる。
また、プリンタによって印字する場合にも、上記構成により、端面基準で原稿を規制することで、原稿等のシートの端から所定の距離にタイムスタンプ等を印字することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るシート規制装置について説明する。
第1の実施の形態では、連動機構としてトルクリミッタを設けたが、第2の実施の形態では、連動機構としてフリクションパットを設ける。
図4は、本実施の形態におけるシート規制装置を説明するための図であり、図4(a)は、シート規制装置の斜視図であり、図4(b)はシート規制装置の部分断面図である。
図4(a)及び図4(b)に示すように、ピニオンギア35,36のそれぞれに、フリクションパッド38,39を貼付け、圧縮バネ40でピニオンギア35をピニオンギア36側に押圧する。このように構成することで、一方のフリクションパッドと他方のフリクションパッドとの間の静止摩擦力を超えるトルクは伝達されなくなるためトルクリミッタとして働くようになる。圧縮バネを用いず、ピニオンギアを樹脂で成型し、それと一体的に樹脂バネ部を成型してもよい。また、他の樹脂部材に樹脂バネ部を一体成型してもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態に係るシート規制装置について説明する。
図5は、本実施の形態におけるシート規制装置を説明するための図であり、図5(a)は、シート規制装置の斜視図であり、図5(b)はシート規制装置の部分断面図である。
図5(a)及び図5(b)に示すように、ピニオンギア51,52に歯部51a,52aを設け、圧縮バネ40でピニオンギア52の歯部52aをピニオンギア51の歯部51aに押圧している。上記歯部51a,52aと圧縮バネ40はトルクリミッタを構成しており、例えばピニオンギア51を固定して他方のピニオンギア52にトルクを加えていくとき、ピニオンギア52は歯部の斜面部に押されて図示矢印方向に移動することで歯部のずれが増加する。一定値以上のトルクを加えると歯部が他方の歯部を乗り越えるため、一方のピニオンギアから他方のピニオンギアに伝達されるトルクは上記一定値に制限されトルクリミッタとなる。MICR文字を読取る場合には、手形や小切手等に印字されたMICR文字の読取り可能な位置となるように、規制板13を目印11の位置に合わせて位置調整した後、規制板13を片手で固定してピニオンギア51を固定させると共に、もう片方の手で、規制板12を移動させるよう所定値以上の力を加える。ピニオンギア52は図示矢印方向に移動して回転することができる。このように規制板12,13は、独立して移動することができる。
本実施の形態でも、圧縮バネを用いず、ピニオンギアを樹脂で成型し、それと一体的に樹脂バネ部を成型してもよい。また他の樹脂部材に樹脂バネ部を一体成型してもよい。
なお、第2の実施の形態及び第3の実施の形態のどちらにおいても、第1のピニオンギア及び第2のピニオンギアの少なくとも一方を他方に押圧するようなバネを設ければ十分であるが、第1のピニオンギア及び第2のピニオンギアの両方を押圧するようにバネを設けてもよい。
また、第2の実施の形態及び第3の実施の形態のどちらにおいても、第1の実施の形態と同様に樹脂バネ12b,13bのうち一方を設けなくても、連動機構を介して両方の規制板を静止させることが可能である。
また、他の実施の形態として、ピニオンギア51,52の間には相互にかみ合う歯部を設けるのではなく、粘性の高いグリス等を介してトルクを相互に伝達可能な粘性連動部を設けてもよい。このような粘性連動部は粘性ダンパと同様の原理を用いて実現可能である。このような粘性力を得るために上記のようなグリス等を用いる他、気体や液体を用いてもよい。
なお、粘性力は相対的に静止している物体間には原理的に発生しないため、このような構成では規制板を静止させる能力が不足する場合がある。そこで、樹脂バネ12b等の弾性部を規制板12を静止させるために設け、且つ樹脂バネ13b等の弾性部を規制板13を静止させるために設けることが望ましい。
なお、上記各実施の形態において、樹脂バネ12b,13b等の弾性部を規制板側に設けたが、原稿載置台側に設けてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像読取装置の構成を概略的に示す図である。 図1におけるシート給送装置の原稿載置台の平面図である。 図1におけるシート給送装置が備えるシート規制装置を説明するための図であり、(a)は、シート規制装置の斜視図であり、(b)は、原稿載置台の底面図であり、(c)はシート規制装置の部分断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるシート規制装置を説明するための図であり、(a)は、シート規制装置の斜視図であり、(b)はシート規制装置の部分断面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるシート規制装置を説明するための図であり、(a)は、シート規制装置の斜視図であり、(b)はシート規制装置の部分断面図である。 従来の規制板を説明するための図である。 MICR文字の印字された原稿を説明するための図である。
符号の説明
1 原稿載置台
2 ピックアップローラ
6 排紙トレイ
12,13 規制板
12a,13a ラックギア
12a,13a 樹脂バネ
35,36,51,52 ピニオンギア
37 トルクリミッタ
38,39 フリクションパッド
51a,52a 歯部
53 軸

Claims (6)

  1. 積載されたシートの幅方向の積載位置を調整可能なシート規制装置において、
    シートの幅方向の積載位置を規制する、設置位置が調整可能な第1の規制部材及び第2の規制部材と、
    前記第1の規制部材を移動させる第1のラックギアと、
    前記第2の規制部材を移動させる第2のラックギアと、
    前記第1のラックギアと噛み合う第1のピニオンギアと、
    前記第2のラックギアと噛み合う第2のピニオンギアと、
    前記第1のピニオンギア及び前記第2のピニオンギアを連動させる連動機構とを有し、
    前記連動機構を介しながら前記第1のピニオンギア及び前記第2のピニオンギアを独立して回転可能とすることを特徴とするシート規制装置。
  2. 前記連動機構は、前記第1のピニオンギア及び前記第2のピニオンギアを摩擦力又は粘性力によって連動させることを特徴とする請求項1記載のシート規制装置。
  3. 前記連動機構は、前記第1のピニオンギア側及び前記第2のピニオンギア側の両方に設けた傾斜面を有し互いにかみ合う歯部を有し、
    前記第1のピニオンギア及び前記第2のピニオンギアのうち少なくとも一方が他方の側に移動する向きに付勢されていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート規制装置。
  4. 前記第1の規制部材及び前記第2の規制部材の少なくとも一方を、摩擦力を利用して静止させる弾性部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート規制装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート規制装置を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート規制装置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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