JPH05319583A - シート材規制装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート材規制装置及び画像形成装置Info
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- JPH05319583A JPH05319583A JP4152940A JP15294092A JPH05319583A JP H05319583 A JPH05319583 A JP H05319583A JP 4152940 A JP4152940 A JP 4152940A JP 15294092 A JP15294092 A JP 15294092A JP H05319583 A JPH05319583 A JP H05319583A
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- Japan
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- sheet material
- regulating
- image forming
- forming apparatus
- regulating device
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- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】給紙口の端部を給紙基準位置として給紙される
シート材と、給紙口の中央部を給紙基準位置としての給
紙されるシート材のシート材規制を行えるようにする。 【構成】左右の規制板16,17の間に、右側規制板1
7を左方向に移動させたときはその動きを左側規制板1
6に伝えず、左側規制板16を右方向に移動させたとき
はその動きを右側規制板17に伝えて右側規制板17を
反対方向に移動させる連動機構19を設けた。連動機構
19は、左右の規制板16,17の中間位置に配置され
た回転可能な小径、大径ギヤ20,21と、左側規制板
16に設けたラック22,23と、右側規制板17に設
けたラック25,26とからなる。
シート材と、給紙口の中央部を給紙基準位置としての給
紙されるシート材のシート材規制を行えるようにする。 【構成】左右の規制板16,17の間に、右側規制板1
7を左方向に移動させたときはその動きを左側規制板1
6に伝えず、左側規制板16を右方向に移動させたとき
はその動きを右側規制板17に伝えて右側規制板17を
反対方向に移動させる連動機構19を設けた。連動機構
19は、左右の規制板16,17の中間位置に配置され
た回転可能な小径、大径ギヤ20,21と、左側規制板
16に設けたラック22,23と、右側規制板17に設
けたラック25,26とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、複写機等の画像形成装置の画像形成装置本体内に給
紙するシート材の左右両側端を左右方向に移動可能な左
右の規制部材によって規制して、前記シート材を前記画
像形成装置本体内に直進するように案内する、画像形成
装置のシート材規制装置に関する。
リ、複写機等の画像形成装置の画像形成装置本体内に給
紙するシート材の左右両側端を左右方向に移動可能な左
右の規制部材によって規制して、前記シート材を前記画
像形成装置本体内に直進するように案内する、画像形成
装置のシート材規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画
像形成装置においては、各種サイズのシート材が使用さ
れている。
像形成装置においては、各種サイズのシート材が使用さ
れている。
【0003】このような画像形成装置において、画像形
成装置本体に形成された給紙口を介して画像形成装置本
体内にシート材を給紙する場合、通常、シート材はシー
ト材サイズに応じて設定されている給紙基準位置から給
紙するようになっている。
成装置本体に形成された給紙口を介して画像形成装置本
体内にシート材を給紙する場合、通常、シート材はシー
ト材サイズに応じて設定されている給紙基準位置から給
紙するようになっている。
【0004】この代表的な例として、ワードプロセッサ
に備えられた従来例のプリンタを図5に示す。
に備えられた従来例のプリンタを図5に示す。
【0005】プリンタ本体1の上面部には、シート材を
プリンタ本体1内に給紙するための長方形状の給紙口2
が形成されている。この給紙口2はプリンタ本体1が印
字可能な最大サイズのシート材を給紙可能な大きさを有
している。
プリンタ本体1内に給紙するための長方形状の給紙口2
が形成されている。この給紙口2はプリンタ本体1が印
字可能な最大サイズのシート材を給紙可能な大きさを有
している。
【0006】このプリンタ本体1の給紙口2部分には、
B5,A4シート材等の普通紙の給紙基準位置を示すマ
ーク3と、ハガキの給紙基準位置を示すマーク5,6と
が印されている。
B5,A4シート材等の普通紙の給紙基準位置を示すマ
ーク3と、ハガキの給紙基準位置を示すマーク5,6と
が印されている。
【0007】給紙口2から普通紙を給紙するときは、傾
斜しているシート材台1Aに載せたシート材の一側端を
給紙口2の端面2Aに当てて、シート材の一側端をマー
ク3に合わせる。また、ハガキを横向き状態で給紙する
ときには、シート材台1Aに載せたハガキのセンターを
マーク5に合わせ、ハガキを縦向き状態で給紙するとき
には、シート材台1Aに載せた、ハガキのセンターをマ
ーク6に合わせる。
斜しているシート材台1Aに載せたシート材の一側端を
給紙口2の端面2Aに当てて、シート材の一側端をマー
ク3に合わせる。また、ハガキを横向き状態で給紙する
ときには、シート材台1Aに載せたハガキのセンターを
マーク5に合わせ、ハガキを縦向き状態で給紙するとき
には、シート材台1Aに載せた、ハガキのセンターをマ
ーク6に合わせる。
【0008】上述のプリンタ等の画像形成装置におい
て、このように、シート材サイズによって給紙基準位置
を変えることには次の理由がある。
て、このように、シート材サイズによって給紙基準位置
を変えることには次の理由がある。
【0009】即ち、給紙口2に差し込まれたシート材は
搬送ローラ対によってプリンタ本体1内の所定位置まで
搬送されるが、この搬送ローラ対の構造上、ハガキ等の
小サイズのシート材は給紙口2の中央部から給紙しない
と給紙不良や斜行等が生じるためである。
搬送ローラ対によってプリンタ本体1内の所定位置まで
搬送されるが、この搬送ローラ対の構造上、ハガキ等の
小サイズのシート材は給紙口2の中央部から給紙しない
と給紙不良や斜行等が生じるためである。
【0010】給紙口2から差し込まれたシート材は、図
6及び図7に示す搬送ローラ対7によって搬送されるよ
うになっている。この搬送ローラ対7は、モータ等の動
力によってシート材搬送方向に回転する1個の主ローラ
7Aと、この主ローラ7Aに対して所定圧で接触して主
ローラ7Aに従動回転する複数個の補助ローラ7Bとか
らなる。それぞれの補助ローラ7Bは主ローラ7Aの軸
方向に所定の間隔を置いて配置されている。
6及び図7に示す搬送ローラ対7によって搬送されるよ
うになっている。この搬送ローラ対7は、モータ等の動
力によってシート材搬送方向に回転する1個の主ローラ
7Aと、この主ローラ7Aに対して所定圧で接触して主
ローラ7Aに従動回転する複数個の補助ローラ7Bとか
らなる。それぞれの補助ローラ7Bは主ローラ7Aの軸
方向に所定の間隔を置いて配置されている。
【0011】給紙口2から差し込まれたシート材がこの
搬送ローラ対7によって正しく搬送されるためには、シ
ート材は補助ローラ7Bによって均一な状態で主ローラ
7Aに接触していなければならない。しかし、上述のよ
うに、補助ローラ7Bは主ローラ7Aの軸方向に所定の
間隔を置いて配置されているので、ハガキ等の小サイズ
のシート材を給紙口2の任意の位置から差し込んだ場
合、補助ローラ7Bの位置がずれて、主ローラ7Bに不
均一に接触することがあり、給紙不良や斜行等の原因と
なる。
搬送ローラ対7によって正しく搬送されるためには、シ
ート材は補助ローラ7Bによって均一な状態で主ローラ
7Aに接触していなければならない。しかし、上述のよ
うに、補助ローラ7Bは主ローラ7Aの軸方向に所定の
間隔を置いて配置されているので、ハガキ等の小サイズ
のシート材を給紙口2の任意の位置から差し込んだ場
合、補助ローラ7Bの位置がずれて、主ローラ7Bに不
均一に接触することがあり、給紙不良や斜行等の原因と
なる。
【0012】従って、ハガキ等の小サイズのシート材を
給紙する場合は、補助ローラ7Bの位置がずれずに主ロ
ーラ7Aに均等に接触することが可能となる給紙口2の
中央部をその給紙基準位置としている。また、普通紙を
給紙する場合は、サイズが大きく補助ローラ7Bの位置
ずれが生じないので、給紙口2の端部2Aをその給紙基
準位置としている。
給紙する場合は、補助ローラ7Bの位置がずれずに主ロ
ーラ7Aに均等に接触することが可能となる給紙口2の
中央部をその給紙基準位置としている。また、普通紙を
給紙する場合は、サイズが大きく補助ローラ7Bの位置
ずれが生じないので、給紙口2の端部2Aをその給紙基
準位置としている。
【0013】また、上述のプリンタ等の画像形成装置に
は通常、給紙口を介して画像形成装置本体内に給紙され
るシート材の両側端を規制するシート材規制装置が備え
られている。このシート材規制装置の左右の規制板で両
側端を規制されることによってシート材は斜行せずに直
進して画像形成装置本体内に給紙される。なお、図6、
図7において、Hはプリント用のヘッドである。
は通常、給紙口を介して画像形成装置本体内に給紙され
るシート材の両側端を規制するシート材規制装置が備え
られている。このシート材規制装置の左右の規制板で両
側端を規制されることによってシート材は斜行せずに直
進して画像形成装置本体内に給紙される。なお、図6、
図7において、Hはプリント用のヘッドである。
【0014】従来のシート材規制装置としては、左右の
規制板のうちの一方のみが左右方向に移動可能になって
いるタイプ(これを仮にAタイプと称す)と、左右の規
制板が連動して左右方向に移動可能になっているタイプ
(これを仮にBタイプと称す)とがある。
規制板のうちの一方のみが左右方向に移動可能になって
いるタイプ(これを仮にAタイプと称す)と、左右の規
制板が連動して左右方向に移動可能になっているタイプ
(これを仮にBタイプと称す)とがある。
【0015】Aタイプのシート材規制装置においては、
固定された一方の規制板にシート材の一側端を当接さ
せ、他方の規制板を移動させてシート材の他側端を規制
する。
固定された一方の規制板にシート材の一側端を当接さ
せ、他方の規制板を移動させてシート材の他側端を規制
する。
【0016】Bタイプのシート材規制装置においては、
何れか一方の規制板を左右方向に移動させると、連動し
て幅寸法が変わる左右の規制板でシート材の両側端を規
制する。
何れか一方の規制板を左右方向に移動させると、連動し
て幅寸法が変わる左右の規制板でシート材の両側端を規
制する。
【0017】このBタイプのシート材規制装置の構成例
を図8に示す。
を図8に示す。
【0018】左右方向(矢印方向)に移動可能な左右の
規制板9,10は、両者の中間位置(給紙口の中央部)
に回転可能に設置されているギヤ11と、これに噛み合
うラック12,13とからなる連動機構15を介して連
動するようになっている。
規制板9,10は、両者の中間位置(給紙口の中央部)
に回転可能に設置されているギヤ11と、これに噛み合
うラック12,13とからなる連動機構15を介して連
動するようになっている。
【0019】左右の規制板9,10の何れか一方の規制
板を左右方向に移動させると、連動機構15の働きで他
方の規制板が連動して反対方向に移動し、左右の規制板
9,10の幅寸法Hが変わる。
板を左右方向に移動させると、連動機構15の働きで他
方の規制板が連動して反対方向に移動し、左右の規制板
9,10の幅寸法Hが変わる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなA
タイプのシート材規制装置、またはBタイプのシート材
規制装置を、複数の給紙基準位置を有している上述の画
像形成装置に備えた場合、シート材規制装置を使用でき
ない給紙基準位置が生じてしまう不都合がある。
タイプのシート材規制装置、またはBタイプのシート材
規制装置を、複数の給紙基準位置を有している上述の画
像形成装置に備えた場合、シート材規制装置を使用でき
ない給紙基準位置が生じてしまう不都合がある。
【0021】即ち、Aタイプのシート材規制装置を備え
た場合、給紙口の中央部を給紙基準位置として給紙され
る小サイズのシート材の両側端を規制することはできな
い。また、Bタイプのシート材規制装置を備えた場合、
給紙口の端部を給紙基準位置として給紙される普通紙の
両側端を規制することはできない。
た場合、給紙口の中央部を給紙基準位置として給紙され
る小サイズのシート材の両側端を規制することはできな
い。また、Bタイプのシート材規制装置を備えた場合、
給紙口の端部を給紙基準位置として給紙される普通紙の
両側端を規制することはできない。
【0022】このため、シート材規制装置を使用できな
い給紙基準位置から給紙するシート材は目視で位置合わ
せをしなければならず、給紙口への挿入位置がずれた
り、挿入状態が斜めになったりして正しい状態に給紙す
ることが難しい問題があった。
い給紙基準位置から給紙するシート材は目視で位置合わ
せをしなければならず、給紙口への挿入位置がずれた
り、挿入状態が斜めになったりして正しい状態に給紙す
ることが難しい問題があった。
【0023】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、給紙口の中央部を給紙基準位置として
給紙されるシート材も、給紙口の端部を給紙基準位置と
して給紙されるシート材もその両側端を規制することが
できるようにした、画像形成装置のシート材規制装置を
提供することを目的とする。
なされたもので、給紙口の中央部を給紙基準位置として
給紙されるシート材も、給紙口の端部を給紙基準位置と
して給紙されるシート材もその両側端を規制することが
できるようにした、画像形成装置のシート材規制装置を
提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右方向に移
動可能な左右の規制部材(16,17)により画像形成
装置本体(29)内に給紙するシート材の左右両側端を
規制して、前記シート材を前記画像形成装置本体(2
9)内に直進するように案内するシート材規制装置に係
る。
動可能な左右の規制部材(16,17)により画像形成
装置本体(29)内に給紙するシート材の左右両側端を
規制して、前記シート材を前記画像形成装置本体(2
9)内に直進するように案内するシート材規制装置に係
る。
【0025】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記左右の規制部材(16,17)の一方の規制部
材(16)の動きに他方の規制部材(17)を連動さ
せ、他方の規制部材(17)の動きには一方の規制部材
(16)を連動させない連動機構(19)を有すること
を特徴とする。
め、前記左右の規制部材(16,17)の一方の規制部
材(16)の動きに他方の規制部材(17)を連動さ
せ、他方の規制部材(17)の動きには一方の規制部材
(16)を連動させない連動機構(19)を有すること
を特徴とする。
【0026】
【作用】上記構成によれば、一方の規制部材(16)を
移動させると他方の規制部材(17)が連動機構(1
9)の働きによって一方の規制部材(16)の動き方向
とは反対方向に移動する。また、他方の規制部材(1
7)を移動させても一方の規制部材(16)は連動機構
(19)が働かないので移動しない。
移動させると他方の規制部材(17)が連動機構(1
9)の働きによって一方の規制部材(16)の動き方向
とは反対方向に移動する。また、他方の規制部材(1
7)を移動させても一方の規制部材(16)は連動機構
(19)が働かないので移動しない。
【0027】従って、一方の規制部材(16)を移動さ
せれば、給紙口(30)の中央部を給紙基準位置として
給紙されるシート材のシート材規制が可能となる。ま
た、他方の規制部材(17)を移動させれば、給紙口
(30)の端部を給紙基準位置として給紙されるシート
材のシート材規制が可能となる。
せれば、給紙口(30)の中央部を給紙基準位置として
給紙されるシート材のシート材規制が可能となる。ま
た、他方の規制部材(17)を移動させれば、給紙口
(30)の端部を給紙基準位置として給紙されるシート
材のシート材規制が可能となる。
【0028】これにより、給紙口(30)の中央部を給
紙基準位置として給紙されるシート材のシート材規制
と、給紙口(30)の端部を給紙基準位置として給紙さ
れるシート材のシート材規制とが行えるようになるの
で、目視でシート材の位置合わせを行う必要がなく、シ
ート材を正しい位置に正しい状態で差し込んで給紙する
ことができる。
紙基準位置として給紙されるシート材のシート材規制
と、給紙口(30)の端部を給紙基準位置として給紙さ
れるシート材のシート材規制とが行えるようになるの
で、目視でシート材の位置合わせを行う必要がなく、シ
ート材を正しい位置に正しい状態で差し込んで給紙する
ことができる。
【0029】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであって、何等構成を限定するものでは
ない。
するためのものであって、何等構成を限定するものでは
ない。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〈実施例1〉図1は本発明の実施例1であり、画像形成
装置としてのワードプロセッサに設けられるシート材規
制装置の構成を示す。
する。 〈実施例1〉図1は本発明の実施例1であり、画像形成
装置としてのワードプロセッサに設けられるシート材規
制装置の構成を示す。
【0031】本シート材規制装置は、左右方向(矢印方
向)に移動可能な左右の規制板(規制部材)16,17
と、この左右の規制板16,17の間に介在する連動機
構19とによって構成されている。
向)に移動可能な左右の規制板(規制部材)16,17
と、この左右の規制板16,17の間に介在する連動機
構19とによって構成されている。
【0032】連動機構19は、左右の規制板16,17
の中間位置に配置された上下の小径、大径ギヤ20,2
1と、左側規制板16の内側に水平方向に一体形成され
たラック22,23と、右側規制板16の内側に水平方
向に一体形成されたラック25,26とによって構成さ
れている。
の中間位置に配置された上下の小径、大径ギヤ20,2
1と、左側規制板16の内側に水平方向に一体形成され
たラック22,23と、右側規制板16の内側に水平方
向に一体形成されたラック25,26とによって構成さ
れている。
【0033】上下の小径、大径ギヤ20,21は垂直固
定軸27に対してそれぞれ独立して回転可能に取り付け
られている。
定軸27に対してそれぞれ独立して回転可能に取り付け
られている。
【0034】左側規制板16のラック22と右側規制板
17のラック25はそれぞれ反対側で下部大径ギヤ21
と噛み合うようになっている。
17のラック25はそれぞれ反対側で下部大径ギヤ21
と噛み合うようになっている。
【0035】左側規制板16のラック23と右側規制板
17のラック26はそれぞれ反対側で上部小径ギヤ20
と噛み合うようになっている。
17のラック26はそれぞれ反対側で上部小径ギヤ20
と噛み合うようになっている。
【0036】図1は左右の規制板16,17が最大幅に
拡げられて普通紙最大幅の位置にある状態を示してい
る。この状態において、左側規制板16のラック22は
下部大径ギヤ21に噛み合う直前の状態にあり、右側規
制板17のラック25は下部大径ギヤ21に噛み合って
いる状態にある。
拡げられて普通紙最大幅の位置にある状態を示してい
る。この状態において、左側規制板16のラック22は
下部大径ギヤ21に噛み合う直前の状態にあり、右側規
制板17のラック25は下部大径ギヤ21に噛み合って
いる状態にある。
【0037】今、この図1の状態において、右側規制板
17を左方向に移動させると、右側規制板17は下部大
径ギヤ21を時計方向に回転させながら左方向に移動す
る。このとき、下部大径ギヤ21が時計方向に回転して
も、左側規制板16のラック22は下部大径ギヤ21と
噛み合っていないので、左側規制板16は右側規制板1
7の動きに連動せずに、そのままの位置にある。
17を左方向に移動させると、右側規制板17は下部大
径ギヤ21を時計方向に回転させながら左方向に移動す
る。このとき、下部大径ギヤ21が時計方向に回転して
も、左側規制板16のラック22は下部大径ギヤ21と
噛み合っていないので、左側規制板16は右側規制板1
7の動きに連動せずに、そのままの位置にある。
【0038】一方、図1の状態において、左側規制板1
6を右方向に移動させると、左側規制板16は下部大径
ギヤ21を時計方向に回転させながら右方向に移動す
る。このとき、右側規制板17のラック25は時計方向
に回転している下部大径ギヤ21に噛み合っているの
で、右側規制板17は左側規制板16の動きに連動して
左方向に移動する。
6を右方向に移動させると、左側規制板16は下部大径
ギヤ21を時計方向に回転させながら右方向に移動す
る。このとき、右側規制板17のラック25は時計方向
に回転している下部大径ギヤ21に噛み合っているの
で、右側規制板17は左側規制板16の動きに連動して
左方向に移動する。
【0039】このように左側規制板16を右方向に移動
させたときの左側規制板16と右側規制板17の関係を
図2に示す。
させたときの左側規制板16と右側規制板17の関係を
図2に示す。
【0040】左側規制板16を右方向に移動させると
き、右側規制板16は、図1に示す普通紙最大幅の位置
と図2に示す普通紙最小幅の位置との間に位置している
ので、左側規制板16を右方向に移動させると左方向に
移動する。そして、右側規制板16は普通紙最小幅の位
置まで移動すると、下部大径ギヤ21に噛み合うラック
25がなくなるので、左側規制板16の移動によって下
部大径ギヤ21が時計方向に回転していても、右側規制
板17はそれ以上左方向に移動しない。
き、右側規制板16は、図1に示す普通紙最大幅の位置
と図2に示す普通紙最小幅の位置との間に位置している
ので、左側規制板16を右方向に移動させると左方向に
移動する。そして、右側規制板16は普通紙最小幅の位
置まで移動すると、下部大径ギヤ21に噛み合うラック
25がなくなるので、左側規制板16の移動によって下
部大径ギヤ21が時計方向に回転していても、右側規制
板17はそれ以上左方向に移動しない。
【0041】図2は左側規制板16が小サイズ紙最大幅
の位置まで右方向に移動した状態を示している。このと
き、左側規制板16のラック23は上部小径ギヤ20に
噛み合う直前の状態にあり、右側規制板17のラック2
6は上部小径ギヤ20に噛み合っている状態にある。
の位置まで右方向に移動した状態を示している。このと
き、左側規制板16のラック23は上部小径ギヤ20に
噛み合う直前の状態にあり、右側規制板17のラック2
6は上部小径ギヤ20に噛み合っている状態にある。
【0042】この図2の状態にある左側規制板16を更
に右方向に移動させると、左側規制板16は上部小径ギ
ヤ20を時計方向に回転させながら右方向に移動する。
このとき、右側規制板17のラック26は時計方向に回
転している上部小径ギヤ20に噛み合っているので、右
側規制板17は左側規制板16の動きに連動して左方向
に移動する。
に右方向に移動させると、左側規制板16は上部小径ギ
ヤ20を時計方向に回転させながら右方向に移動する。
このとき、右側規制板17のラック26は時計方向に回
転している上部小径ギヤ20に噛み合っているので、右
側規制板17は左側規制板16の動きに連動して左方向
に移動する。
【0043】また、左側規制板16のラック23が上部
小径ギヤ20に噛み合っている範囲では、左側規制板1
6を左方向に移動させると、右側規制板17は連動して
右方向に移動する。
小径ギヤ20に噛み合っている範囲では、左側規制板1
6を左方向に移動させると、右側規制板17は連動して
右方向に移動する。
【0044】本シート材規制装置は、左右の規制板1
6,17の中間位置に配置されている上下の小径、大径
ギヤ20,21の軸27を、小サイズ紙の給紙基準位置
である給紙口の中央部に合わせて設置する。そして、図
1に示す普通紙最大幅の位置にあるときの左側規制板1
6を普通紙の給紙基準位置である給紙口の左端部と一致
するようにする。
6,17の中間位置に配置されている上下の小径、大径
ギヤ20,21の軸27を、小サイズ紙の給紙基準位置
である給紙口の中央部に合わせて設置する。そして、図
1に示す普通紙最大幅の位置にあるときの左側規制板1
6を普通紙の給紙基準位置である給紙口の左端部と一致
するようにする。
【0045】本シート材規制装置を用いて普通紙を給紙
する場合、左右の規制板16,17を図1の状態にして
おき、シート材の左側端を左側規制板16に当て、右側
規制板17を左側に移動させてシート材の右側端を規制
する。
する場合、左右の規制板16,17を図1の状態にして
おき、シート材の左側端を左側規制板16に当て、右側
規制板17を左側に移動させてシート材の右側端を規制
する。
【0046】また、本シート材規制装置を用いてハガキ
等の小サイズシート材を給紙する場合、図1の状態にあ
る左側規制板16を右方向に移動させて図2の状態に
し、この状態から更に左側規制板16を右方向に移動さ
せ、あるいは左側規制板16を左方向に移動させ、所定
の間隔に調整された左右の規制板16,17によりシー
ト材の左右両側端を規制する。
等の小サイズシート材を給紙する場合、図1の状態にあ
る左側規制板16を右方向に移動させて図2の状態に
し、この状態から更に左側規制板16を右方向に移動さ
せ、あるいは左側規制板16を左方向に移動させ、所定
の間隔に調整された左右の規制板16,17によりシー
ト材の左右両側端を規制する。
【0047】図3は本シート材規制装置を備えた画像形
成装置としての、ワードプロセッサのプリンタを示す。
成装置としての、ワードプロセッサのプリンタを示す。
【0048】プリンタ本体29の上面部には、シート材
をプリンタ本体29内に給紙するための長方形状の給紙
口30が形成されている。この給紙口30はプリンタ本
体29が印字可能な最大サイズのシート材を給紙可能な
大きさを有している。
をプリンタ本体29内に給紙するための長方形状の給紙
口30が形成されている。この給紙口30はプリンタ本
体29が印字可能な最大サイズのシート材を給紙可能な
大きさを有している。
【0049】また、プリンタ本体29の上面部の給紙口
30の後方には、給紙口30に対応し、かつ、後方に傾
斜している長方形状の立上り部29Aが一体的に形成さ
れている。
30の後方には、給紙口30に対応し、かつ、後方に傾
斜している長方形状の立上り部29Aが一体的に形成さ
れている。
【0050】この立上り部29Aの前面側に、本シート
材規制装置の左右の規制板16,17と、上下の小径、
大径ギヤ20,21が取り付けられている。
材規制装置の左右の規制板16,17と、上下の小径、
大径ギヤ20,21が取り付けられている。
【0051】左右の規制板16,17は、立上り部29
Aに対し左右方向にスライド可能に取り付けられてい
る。また、立上り部29Aに固着された軸27に回転可
能に取り付けられている上下の小径、大径ギヤ20,2
1は、立上り部29Aに対して着脱可能に取り付けられ
た目隠板31によって目隠しされている。
Aに対し左右方向にスライド可能に取り付けられてい
る。また、立上り部29Aに固着された軸27に回転可
能に取り付けられている上下の小径、大径ギヤ20,2
1は、立上り部29Aに対して着脱可能に取り付けられ
た目隠板31によって目隠しされている。
【0052】なお、本シート材規制装置は図5に示すシ
ート材台1Aに設置することも可能である。 〈実施例2〉図4は本発明の実施例2に係る画像形成装
置のシート材規制装置の構成を示す。
ート材台1Aに設置することも可能である。 〈実施例2〉図4は本発明の実施例2に係る画像形成装
置のシート材規制装置の構成を示す。
【0053】本実施例のシート材規制装置においては、
上記実施例1のシート材規制装置において縦方向に重ね
て配置されていた小径、大径ギヤ20,21を給紙方向
に分離して配置している。小径、大径ギヤ20,21は
小サイズ給紙基準位置となる中心線上に配置されたそれ
ぞれの垂直固定軸27A,27Bに回転可能に取り付け
られている。
上記実施例1のシート材規制装置において縦方向に重ね
て配置されていた小径、大径ギヤ20,21を給紙方向
に分離して配置している。小径、大径ギヤ20,21は
小サイズ給紙基準位置となる中心線上に配置されたそれ
ぞれの垂直固定軸27A,27Bに回転可能に取り付け
られている。
【0054】そして、この小径、大径ギヤ20,21の
位置に合わせるように、左側規制板16のラック22,
23を左側規制板16の前後部に分割して配置し、右側
規制板17のラック25,26を右側規制板17の中央
部に配置している。
位置に合わせるように、左側規制板16のラック22,
23を左側規制板16の前後部に分割して配置し、右側
規制板17のラック25,26を右側規制板17の中央
部に配置している。
【0055】このようにして配置された左側規制板16
のラック22,23、及び右側規制板17のラック2
5,26と、小径ギヤ20及び大径ギヤ21との関係
は、上記実施例1のシート材規制装置と同じになってい
る。
のラック22,23、及び右側規制板17のラック2
5,26と、小径ギヤ20及び大径ギヤ21との関係
は、上記実施例1のシート材規制装置と同じになってい
る。
【0056】従って、本実施例のシート材規制装置にお
いても上記実施例1のシート材規制装置と同様に、右側
規制板17を左方向に移動させたときは左側規制板16
は移動せず、左側規制板16を右方向に移動させると右
側規制板16が連動して移動するようになる。
いても上記実施例1のシート材規制装置と同様に、右側
規制板17を左方向に移動させたときは左側規制板16
は移動せず、左側規制板16を右方向に移動させると右
側規制板16が連動して移動するようになる。
【0057】なお、本発明の画像形成装置のシート材規
制装置は、実施例で示したワードプロセッサのプリンタ
に限らず、その外、ファクシミリや複写機等の画像形成
装置に幅広く適用することが可能である。
制装置は、実施例で示したワードプロセッサのプリンタ
に限らず、その外、ファクシミリや複写機等の画像形成
装置に幅広く適用することが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置のシート材規制装置においては、左右の規制部材の
うちの一方の規制部材を移動させたときは他方の規制部
材は移動せず、他方の規制部材を移動させると一方の規
制部材が他方の規制部材の動きに連動して反対方向に移
動するようにしたので、給紙口の端部を給紙基準位置と
して給紙されるシート材の両側端規制と、給紙口の中央
部を給紙基準位置として給紙されるシート材の両側端規
制とを行うことができる。
装置のシート材規制装置においては、左右の規制部材の
うちの一方の規制部材を移動させたときは他方の規制部
材は移動せず、他方の規制部材を移動させると一方の規
制部材が他方の規制部材の動きに連動して反対方向に移
動するようにしたので、給紙口の端部を給紙基準位置と
して給紙されるシート材の両側端規制と、給紙口の中央
部を給紙基準位置として給紙されるシート材の両側端規
制とを行うことができる。
【0059】このため、給紙口から給紙されるシート材
を目視で位置合わせすることがなくなり、シート材の位
置ずれや斜め挿入等が生じなくなる。
を目視で位置合わせすることがなくなり、シート材の位
置ずれや斜め挿入等が生じなくなる。
【図1】本発明の実施例1に係る画像形成装置のシート
材規制装置の構成を示す斜視図。
材規制装置の構成を示す斜視図。
【図2】同シート材規制装置の動作状態を示す斜視図。
【図3】同シート材規制装置を備えた画像形成装置とし
ての、ワードプロセッサのプリンタを示す外観斜視図。
ての、ワードプロセッサのプリンタを示す外観斜視図。
【図4】本発明の実施例2に係る画像形成装置のシート
材規制装置の構成を示す斜視図。
材規制装置の構成を示す斜視図。
【図5】従来例の画像形成装置としての、ワードプロセ
ッサのプリンタを示す外観斜視図。
ッサのプリンタを示す外観斜視図。
【図6】同プリンタに備えられた搬送ローラ対を示す斜
視図。
視図。
【図7】同プリンタに備えられた搬送ローラ対を示す縦
断側面図。
断側面図。
【図8】同プリンタに備えられた従来例のシート材規制
装置の構成を示す斜視図。
装置の構成を示す斜視図。
16 左側規制板(規制部材) 17 右側規制板(規制部材) 19 連動機構 29 プリンタ本体(画像形成装置本体) H プリント用のヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 左右方向に移動可能な左右の規制部材に
より画像形成装置本体内に給紙するシート材の左右両側
端を規制して、前記シート材を前記画像形成装置本体内
に直進するように案内するシート材規制装置において、 前記左右の規制部材の一方の規制部材の動きに他方の規
制部材を連動させ、他方の規制部材の動きには一方の規
制部材を連動させない連動機構を有することを特徴とす
るシート材規制装置。 - 【請求項2】 左右方向に移動可能な左右の規制部材に
より画像形成装置本体内に給紙するシート材の左右両側
端を規制して、前記シート材を前記画像形成装置本体内
に直進するように案内し、案内されたシート材に画像形
成手段によって画像を形成してなる画像形成装置におい
て、 前記左右の規制部材の一方の規制部材の動きに他方の規
制部材を連動させ、他方の規制部材の動きには一方の規
制部材を連動させない連動機構を有することを特徴とす
る画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152940A JPH05319583A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | シート材規制装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152940A JPH05319583A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | シート材規制装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319583A true JPH05319583A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15551481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4152940A Pending JPH05319583A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | シート材規制装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05319583A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008303039A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Canon Electronics Inc | シート規制装置、並びに該装置を備えたシート給送装置及び画像読取装置 |
CN100445187C (zh) * | 2005-06-24 | 2008-12-24 | 东友科技股份有限公司 | 导纸机构 |
US20130049290A1 (en) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | Oki Data Corporation | Medium stacking device and image forming apparatus |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4152940A patent/JPH05319583A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100445187C (zh) * | 2005-06-24 | 2008-12-24 | 东友科技股份有限公司 | 导纸机构 |
JP2008303039A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Canon Electronics Inc | シート規制装置、並びに該装置を備えたシート給送装置及び画像読取装置 |
US20130049290A1 (en) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | Oki Data Corporation | Medium stacking device and image forming apparatus |
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