JP2008302647A - カード付き申し込み帳票及びその使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術では簡易カードに記載された情報は、目視でしか確認されないために申し込んだ本人とカードの照合が機械的に行われない。そこで、入会を申し込むと同時に会員カードを取得することができ、その直後にカードを使用することができるカード付き申し込み帳票、及び、このカード付き申し込み帳票の使用方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】少なくとも片面に電子ペンによって読み取られるドットパターンが印刷され、電子ペンにより情報が目視可能に記載される帳票において、前記帳票は、固有情報記載領域とカード領域で構成され、前記固有情報記載領域には、少なくとも前記電子ペンによって記載される照合番号記載欄が設けられ、前記カード領域には少なくとも固有の管理情報がプリントされたカードが剥離可能に形成されたカード付き申し込み帳票、及び、このカード付き申し込み帳票の使用方法を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子ペン対応のカード付き申し込み帳票及びその使用方法に関する。
小売店・サービス分野で、電子データ記憶装置付きお得意様カードを発行する前に、まず、記憶装置のない簡易なカードを発行し、再度来店した時に簡易なカードに来店確認印を押し、さらに次回の来店の際に押印された簡易なカードの持参を確認して電子データ記憶装置付きのお得意様カードを発行するシステムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この発明で、簡易なカードとは、紙製のカードであって、住所・氏名・生年月日・所属会社名等の必要事項の記入欄と、来店日時と購買金額とを記載する欄とからなる必要事項の記入欄で構成される。また、必要事項記入欄は、住所・氏名・生年月日・連絡方法(電話・Fax・E−mail番号)・所属会社名・会員番号等の項目の他に、アンケート部分などで構成されてもよいとしている。
一方、便利な入力システムが提供されている。
これは、スウェーデンの「Anoto社」が開発した入力システムで、「アノトペン」と呼ばれる電子ペンと、電子ペン読取り専用ドットパターン(以下、単にドットパターンともいう)が印刷された電子ペン書き込み用専用用紙(以下、電子ペン記載用紙という)によって記載された情報をその場で電子化情報とし通信端末に送信するシステムである。
電子ペンは、通常の筆記部と、筆記部によって用紙の記載面に記載された情報を用紙の記載面に印刷されたドットパターン情報として読み取るための撮像部と、読み取ったドットパターン情報を送信するための通信部等を搭載している。
記載者が電子ペン記載用紙の上に文字などを記載すると、ペンの移動に伴って電子ペンの撮像部が電子ペン記載用紙上に印刷されたドットパターンを読み取り、記載者が記載した文字などの入力情報を電子情報として記憶する。
電子ペンが記憶した入力情報は、前述の通信部により、電子ペンから近くのパーソナルコンピュータや携帯電話などの通信端末に送信される。
電子ペンを使用する前述の入力システムでは、電子ペンがキーボードの役割を果たすのであるが、記載者は従来どおりの感覚で申し込み等を行うことができる。
特開2002−236974
特許文献1に開示されている技術では、簡易カードに記載された情報は、目視でしか確認されないために申し込んだ本人とカードの照合が機械的に行われない。
本発明は、前記電子ペンによる入力システムを使用することによって、入会を申し込むと同時に会員カードを取得することができ、その直後にカードを使用することができるカード付き申し込み帳票、及び、このカード付き申し込み帳票の使用方法を提供することを目的とするものである。
前記課題の目的を達成するために、本発明のカード付き申し込み帳票の第一の態様は、少なくとも片面に電子ペンによって読み取られるドットパターンが印刷され、電子ペンにより情報が目視可能に記載される帳票において、前記帳票は、固有情報記載領域とカード領域で構成され、前記固有情報記載領域には、少なくとも前記電子ペンによって記載される照合番号記載欄が設けられ、前記カード領域には少なくとも固有の管理情報がプリントされたカードが剥離可能に形成されたことを特徴とするものである。
また、第二の態様は、第一の態様において照合番号記載欄が設けられた面と、カードの固有の管理情報がプリントされた面とは同一面であることを特徴とするものである。
また、第三の態様は、カード付き申し込み帳票の使用方法であって、少なくとも、第一,第二いずれかの態様のカード付き申し込み帳票の固有情報記載領域に照合番号を含む固有情報を電子ペンによって記載するステップと、電子ペンから前記記載情報を送信するステップと、カードをカード付き申し込み帳票から引き剥がすステップと、カードを使用する際に照合番号を入力するステップと、照合装置によって管理情報と照合番号を照合するステップと、からなることを特徴とするものである。
本発明のカード付き申し込み帳票の第一の態様のように、少なくとも片面に電子ペンによって読み取られるドットパターンが印刷され、電子ペンにより情報が目視可能に記載される帳票において、前記帳票は、固有情報記載領域とカード領域で構成され、前記固有情報記載領域には、少なくとも前記電子ペンによって記載される照合番号記載欄が設けられ、前記カード領域には少なくとも固有の管理情報がプリントされたカードが剥離可能に形成されたことによって、また、第二の態様のように、照合番号記載欄が設けられた面と、カードの固有の管理情報がプリントされた面とは同一面であることによって、また、第三の態様のように、少なくとも、第一,第二何れかの態様のカード付き申し込み帳票の固有情報記載領域に照合番号を含む固有情報を電子ペンによって記載するステップと、電子ペンから前記記載情報を送信するステップと、カードをカード付き申し込み帳票から引き剥がすステップと、カードを使用する際に照合番号を入力するステップと、照合装置によって管理情報と照合番号を照合するステップによってカード付き申し込み帳票が使用されることによって、電子ペンで記載された申込者の固有情報が申込先のデータベースに収集され、入会を申し込むと同時に会員カードを取得することができ、その直後にカードを使用することができる。
また、照合番号記載欄に記載される記載者(申込者)のみが知りうる照合番号と、カードにプリントされているカード固有の管理情報が関連付けられて収集され、カード使用時に照合番号とカード固有の管理情報が照合されることによって、カード使用時に本人であることが確認され、セキュリティが確保される。
また、カードが剥がされた後のカード付き申し込み帳票は、申込者の控として使用することができる。
以下、図面を参照して、本発明のカード付き申し込み帳票、および、カード付き申し込み帳票の使用方法について詳細に説明する。
図1は、本発明のカード付き申し込み帳票の一例について説明するための図,図2は、図1のA−A線断面の一例について説明するための図,図3は、図1のA−A線断面の他の一例について説明するための図,図4は、電子ペンの一例について説明するための図,図5は、電子ペン読み取り専用のドットパターンについて説明するための図,図6は、電子ペンによる固有情報入力手順の一例について説明するための図,図7は、カード利用手順の一例について説明するための図,である。
図1を参照して、本発明のカード付き申し込み帳票の一例について説明する。
本発明のカード付き申し込み帳票1の少なくとも片面には、電子ペン5によって読み取られるドットパターン2が印刷されている。
カード付き申し込み帳票1は、申込者の固有情報が記載される固有情報記載領域11とカード領域12で構成され、固有情報記載領域11には、情報記載欄111が印刷によって表示され、住所記載欄,氏名記載欄,照合番号記載欄1111,その他申込者の個人情報を記載するための欄が設けられている。
一方、カード領域12には、カード3が、周縁に切込み4が形成された状態で形成されている。申込者は、切込み4の部分でカード付き申し込み帳票1を湾曲させて、カード3をカード付き申し込み帳票1から剥がし取って使用する。
図では、カード領域に送信ボックス21が印刷されているが、送信ボックス21は、固有情報記載領域11,カード領域12何れに印刷されていてもよい。
また、図1に表示しているように、固有情報記載領域11とカード領域12の境界には、切込みによるミシン目状の切り離し予定部(図示せず)を形成してもよい。
前記送信ボックス21や カード3の内側を含めて印刷される前記ドットパターン2は、電子ペンによって読み取られる赤外線吸収インキによって印刷される。
図1に示すカード付き申し込み帳票1のカード形成面には、図示していないが、ドットパターン2や、情報記載欄111の記載枠,送信ボックス21の他に、カード付き申し込み帳票の名称,デザイン等の印刷図柄が印刷されている。
カード付き申し込み帳票1のカードが形成されていない裏面には、ドットパターンを印刷してもしなくてもよいが、電子ペンによる記載事項が片面では足りない場合は、両面にドットパターンを印刷して使用することができる。
カード付き申し込み帳票1に形成されたカード3の表出面には、カード名称の文字や、カードのデザイン等が印刷される。また、カード3の表出面には管理情報(以下、カード固有番号ともいう)31が印刷される。
カード上に印刷された管理情報31は、各カード付き申し込み帳票1に固有の番号で、カード付き申し込み帳票1が印刷された後プリンタなどでプリントされる。
カード付き申し込み帳票1に印刷されるドットパターンがカード付き申し込み帳票毎に異なるために、この管理情報31をプリントする時点で、プリンタに取り付けられたドットパターン読取装置によってドットパターンとの関連付けが行われる。
カード付き申し込み帳票1の照合番号記載欄1111に照合番号を「1234」と記載され、電子ペンからドットパターン情報として送信され、情報収集装置で収集された時点で、カード固有番号「1234 5678 9012」と照合番号「1234」との関連付けが完了する。
カード付き申し込み帳票1に印刷するドットパターンを各カード付き申し込み帳票で共通にする場合がある。
その場合は、図示しないが、情報記載欄111にカード固有番号記載欄を設け、申込者にカード固有番号「1234 5678 9012」を電子ペンで記載させる。
このことによって、照合番号「1234」とカード固有番号「1234 5678 9012」との関連付けが行われる。
この場合、前述のように、照合番号記載欄が設けられた面と、カードの固有の管理情報がプリントされた面とは同一面であったほうが都合がよい。
ここで、図1を一部参照して、電子ペンと、電子ペン読取り専用ドットパターンを使用する「Anoto社」のシステムについて説明する。
電子ペン5は、図示しないが、通常の筆記部と、ドットパターン2を読み取るための撮像部と、ドットパターン情報を送受信するための送受信部(以下、通信部という)等を搭載している。
電子ペン5は、例えば、記載者が図1の情報記載欄111に文字などを記載すると、ペンの移動に伴って電子ペン5に内蔵された撮像部が、ドットパターン2によって表示された座標情報を読み取り、接続された通信端末に読み取った座標情報を通信部から送信する。
通信端末は、受信した前記座標情報をネットワークに接続された電子ペンシステム管理サーバに送信する。
電子ペンシステム管理サーバは、受信した座標情報をテキストデータに変換し、利用者側のサーバや、前記通信端末に返信する。
通信端末内に電子ペンシステム管理サーバ機能が内蔵されている場合は、前記座標情報は電子ペンシステム管理サーバ機能によってテキストデータに変換される。
図5を参照して、電子ペンについて説明する。
電子ペン5は、インクカートリッジ58を伴った筆記部56,ドットパターンを読み取るデジタルカメラによる撮像部55,デジタルカメラで読み取られた筆記情報(ドットパターンの座標情報)を記憶する記憶部53,携帯通信端末に座標情報を送信する通信部52,これらの機能を制御する制御部54,電子ペン用の圧力センサ57,図示しないが電源部で構成され、これらを電子ペン5の筐体51の内部に搭載している。
電子ペン5は、電子ペン記載用紙に印刷されたドットパターンを撮像部55で読み取って記憶部53で記憶し、図示しないが、電子ペンのユニークな識別情報などと共に通信部52から接続された通信端末に送信する。
電子ペンの通信部52は、USB(Universal Serial Bus),Bluetooth(The Bluetooth SIG,Inc.の登録商標)何れにも対応できるようになっている。
また、電子ペン5の筐体51に組み込まれた筆記部56は、単なる筆記具として使用することもできるようになっている。
筆記部56は、筆記情報を可視状態で記載部に残す役割の他に、デジタルカメラによる撮像部55と、ドットパターン印刷面との距離を一定にする役割を担っている。
筆記部56が電子ペン筐体51に装着されたときに、インクカートリッジ58側の先端が、電子ペンの筐体51に取り付けられた電子ペン用の圧力センサ57に接触するようになっている。
この圧力センサ57は、情報の記載が開始されることを制御部54に伝える機能と、筆圧の強弱を認識する機能を備えている。
また、インクカートリッジ58の残量を確認する場合、または、インクを充填する場合は、例えば、筆記部56を電子ペン筐体51の先端から引き抜いてインクの残量確認、または、インクの充填を行う。
図6を参照して、電子ペン読取り専用ドットパターンについて説明する。
図に示す縦横の仮想線は、説明し易くするために記載しており、実際には印刷されていない。
電子ペン読取り専用ドットパターン200の各ドットは、0.3mm間隔で形成された直角に交わる縦横の仮想線の交点近傍に、それぞれ異なる4方向の何れかに配置され、形成されている。
「Anoto社」のシステムでは、36個のドット(約4mm2の内側に印刷されたドット群)を1単位情報として扱っている。
電子ペンで、電子ペン記載用紙上に文字等を記載すると、ペン先がどの位置をなぞっているか、その近傍に印刷されたドットパターンの座標情報を読み取って、ペン先が移動した単位情報の軌跡を電子ペンの記憶部に記憶するようになっている。
電子ペン記載用紙の所定部(前述の送信ボックス21)を電子ペンでマークをすると、電子ペン記載用紙に記載した前記座標情報を電子ペンから通信端末に送信するようになっている。
「Anoto社」のシステムでは、一つの利用分野で同一のドットパターンが利用されないように管理されている。
次に、前述の電子ペンシステム管理サーバについて説明する。
電子ペンシステム管理サーバは、多くの場合、PLSサーバと、ASHサーバに分けられて使用される。
通信端末から送信された座標情報は、まず、PLS(Paper Look−up Service)と呼ばれる電子ペンシステム管理サーバに送信される。
PLSサーバは、受信したドットパターンの座標情報から、使用されているアプリケーションを割り出して、そのアプリケーション支援を行うASH(Application Service Handler)サーバのURL(Uniform Resource Locator)と座標情報を通信端末に送信する。電子ペンシステム管理サーバ機能は、通信端末内に組み込まれて使用されることもある。
次に、前述の通信端末について説明する。
通信端末は、例えば、キーボードなどの入力手段,インターネットに接続されて入力情報を送受信する送受信手段,ディスプレイなどの表示手段,入力情報や読み込んだ情報を保存する保存手段とを有する携帯電話,PDA(Personal Digital Assistance),パーソナルコンピュータのような装置である。
通信端末は、前述のように、電子ペンから送信された情報を電子ペンシステム管理サーバに送信し、テキストデータなどに変換された情報として受信し、利用する。
図2を参照して、図1のA−A線断面について説明する。
本発明のカード付き申し込み帳票1のA−A線断面は、図2のb図のようになっている。b図のカード付き申し込み帳票1を作製するために、a図に示すように、カード付き申し込み帳票1の基材100の裏面に、剥離材兼接着剤61が形成され、保護基材62がその上に貼付される。
そして、b図に示すように、カード形状の切込み4が、カード付き申し込み帳票の基材側からカード付き申し込み帳票の基材100,剥離材兼接着剤61を貫通する状態で形成される。
保護基材62は、切込み4がカード付き申し込み帳票の基材100に形成されたときに、カード3を一時的に支え、カードとして剥ぎ取られるまでの間、カードを支える役割を担う。
c図に示すように、カード付き申し込み帳票1からカード3を剥ぎ取る際に、剥離材兼接着剤61の層の中間から、または、剥離材兼接着剤61とカード付き申し込み帳票の基材100の境界から剥離する。図示しないが、カード3の表面にはカード固有番号がプリントされている。
図2では、a図に示すように、ドットパターン2は、カード付き申し込み帳票の基材100の両面に印刷されている。
図3を参照して、図1のA−A線断面の他の一例について説明する。
本発明のカード付き申し込み帳票10の、A−A線断面の他の一例は図3のe図のようになっている。
e図のカード付き申し込み帳票10を作製するために、d図に示すように、カード付き申し込み帳票10の基材100の裏面に、粘着剤層601,第一のフィルム基材602,剥離層603,第二のフィルム基材604からなるプラスチックの積層シートを粘着剤層で貼付する。
そして、e図に示すように、カード形状の切込み40が、カード付き申し込み帳票の基材側からカード付き申し込み帳票の基材100,粘着剤層601,第一のフィルム基材602,剥離材層603を貫通する状態で形成される。
第二のフィルム基材604は、切込み40がカード付き申し込み帳票の基材100に形成されたときに、カード30を一時的に支え、カードとして剥ぎ取られるまでの間、カードを支える役割を担う。
f図に示すように、カード付き申し込み帳票からカード30を剥ぎ取る際に、剥離層603と第一のフィルム基材602の間から剥離する。
図示しないが、カード30の表面にはカード固有番号がプリントされている。
図3では、d図に示すように、ドットパターン2は、カード付き申し込み帳票の基材100の両面に印刷されている。
図2で説明した例では、カード3はカード付き申し込み帳票の基材一枚で構成されており、カード付き申し込み帳票の基材が紙の場合には、厚手の紙にしないとカードの強度が得られないのに対し、図3で説明した例では、カード30はカード付き申し込み帳票の基材に加えて第一のフィルム基材602で補強されているためにカード付き申し込み帳票の基材が薄い紙の場合でも高いカード強度が得られる。
(材料)
図2,図3を一部参照して、本発明のカード付き申し込み帳票に使用される材料の一例について説明する。
「カード付き申し込み帳票の基材」100として、坪量30g/m2〜100g/m2の赤外線を吸収する物質を含まない模造紙,上質紙,純白ロール紙,コピー紙,タイプライター紙,トレーシングペーパー,各種コート紙,クラフト紙等から選択して使用する。
これらの紙に耐水処理を施して使用することもできる。
「印刷インキ」として、ドットパターン印刷に使用される印刷インキは赤外光領域の波長を吸収するインキ、それ以外の印刷に使用されるインキには赤外光領域の波長を反射するインキを使用する。印刷インキはオフセット印刷用インキ、凸版印刷用インキ、グラビア印刷用インキ、何れを使用することもできる。
また、「剥離材兼接着剤」としては、市販されている澱粉系,ポリビニルアルコール系その他から選択し、製造装置に合せて使用する。
また、「粘着剤」は、市販の強粘着型粘着剤を使用する。
また、「剥離剤」として、紫外線硬化型オフセット用メジウムインキでは、UVインキにシリコーンオイルを添加したものや、シリコーンアクリレートを添加したもの、オフセットインキ以外では、通常の白金触媒を利用する熱硬化型剥離インキを使用する。
また、「保護基材」として前述のカード付き申し込み帳票の基材の薄手のもの、または、市販の剥離紙を使用する。
また、図3で説明した粘着剤層601,第一のフィルム基材602,剥離層603,第二のフィルム基材604からなるプラスチックの積層シートは市販のシートを使用する。
図6を参照して、電子ペンによる固有情報入力手順の一例について説明する。
先ず、申込者は、通信端末に接続された電子ペンを使用し、ドットパターンが印刷されたカード付き申し込み帳票の情報記載欄に、申込者の固有情報(住所,氏名,性別,年齢または生年月日,職業名等)を記載する(ステップ1:以下S1と記載する)。次に、情報記載欄の照合番号記載欄に照合番号を記載する(S2)。必要な情報を書き終えたら、送信ボックスにマークを記載する(S3)。通信端末は、前述の電子ペンシステム管理サーバ,情報収集装置に記載情報を送信する(S4)。
必要事項の記載が終わったら申込者は、カードをカード付き申し込み帳票から引き剥がす(S5)。
図7を参照して、カード利用手順の一例について説明する。
申込者(顧客)は、商店で買い物をし、レジ端末(通信機能付き、カード固有番号読取り機能付きレジスター)にカードを提示する。レジ端末担当者は、レジ端末にカード固有番号を入力する(S11)。顧客は、登録済みの照合番号をレジ端末に接続された入力装置で入力する(S12)。レジ端末は、入力された照合番号を、情報収集装置に登録された照合番号と照合し確認する(S13)。レジ端末は、照合の結果一致を持ってカードの使用を許可する(S14)。
カードを使用する各種申込システムに利用できる。
本発明のカード付き申し込み帳票の一例について説明するための図である。 図1のA−A線断面の一例について説明するためのである。 図1のA−A線断面の他の一例について説明するための図である。 電子ペンの一例について説明するための図である。 電子ペン読み取り専用のドットパターンについて説明するための図である。 電子ペンによる固有情報入力手順の一例について説明するための図である。 カード利用手順の一例について説明するための図である。
符号の説明
1,100 カード付き申し込み帳票
2 ドットパターン
3 カード
4 切込み
5 電子ペン
11 固有情報記載領域
12 カード領域
14 図柄印刷部,図柄印刷インキ
21 送信ボックス
31 管理情報,カード固有番号
51 筐体
52 通信部
53 記憶部
54 制御部
55 撮像部
56 筆記部
57 圧力センサ
58 インクカートリッジ
61 剥離材兼接着剤
62 保護基材
601 粘着剤層
602 第一のフィルム基材
603 剥離層
604 第二のフィルム基材

Claims (3)

  1. 少なくとも片面に電子ペンによって読み取られるドットパターンが印刷され、電子ペンにより情報が目視可能に記載される帳票において、
    前記帳票は、固有情報記載領域とカード領域で構成され、
    前記固有情報記載領域には、少なくとも前記電子ペンによって記載される照合番号記載欄が設けられ、前記カード領域には少なくとも固有の管理情報がプリントされたカードが剥離可能に形成されたことを特徴とするカード付き申し込み帳票。
  2. 請求項1に記載のカード付き申し込み帳票において、
    照合番号記載欄が設けられた面と、カード固有の管理情報がプリントされた面とは同一面であることを特徴とするカード付き申し込み帳票。
  3. カード付き申し込み帳票の使用方法であって、
    少なくとも、請求項1,2何れか一項に記載のカード付き申し込み帳票の固有情報記載領域に照合番号を含む固有情報を電子ペンによって記載するステップと、電子ペンから前記記載情報を送信するステップと、カードをカード付き申し込み帳票から引き剥がすステップと、カードを使用する際に照合番号を入力するステップと、照合装置によって管理情報と照合番号を照合するステップと、
    からなることを特徴とするカード付き申し込み帳票の使用方法。
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